5G対応の格安SIM厳選9社!全20社を徹底比較しておすすめや選び方を解説【2024年最新版】

最新版!5G対応の格安SIMおすすめ9選!5Gの実測値レポートも公開!
  • 格安SIMの5Gって意味あるの?
  • 5G対応のおすすめ格安SIMはどれ?

2020年に大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が5Gサービスを開始し、最近では格安SIMでも5G通信を利用できるようになってきました。

しかし、選び方を間違えてしまうと「せっかく5G対応の格安SIMにしたのに思ったより速度が出ない」という状況になってしまうことがあります。

ライター ほんま

私はこれまで10社以上の格安SIMを試してきて、混雑する電車のなかでも5Gなら動画がサクサク見られるようになりました。

そこでこの記事では、5Gが使える格安SIM20社を徹底調査したうえで、速度が速くておすすめの格安SIMを9つに厳選して紹介します

この記事を読んでわかることは以下の4つです。

この記事でわかること
  • 格安SIMで出る5G速度の実測値
  • 速くて快適なおすすめ格安SIM9選
  • 5Gが使える格安SIMの失敗しない選び方
  • 5G格安SIMをおすすめできる人・できない人

結論、1番おすすめの格安SIMは「楽天モバイル」です。

楽天モバイルなら約3,000円で5G使い放題!
楽天モバイル
画像引用:楽天モバイル
月額料金3GBまで:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
昼間の平均速度77.65Mbps
国内通話料標準通話アプリ:22円/30秒
Rakuten Linkアプリ:無料
キャンペーン他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント

2020年4月に自社回線を持つ携帯キャリアサービスを開始し、2023年8月に契約数が500万回線を突破した「楽天モバイル」。

楽天モバイルは、昼間でも約77Mbpsの高速5G通信でネットができるうえに、どれだけ使っても3,278円の割安料金で利用可能です。

契約事務手数料・契約解除料ともに無料のため、5Gのエリアや速度に不安がある方でも安心して申し込みできます。

初期費用・違約金ゼロでお試しできる!/

三木谷社長の紹介キャンペーン
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楽天モバイルの三木谷キャンペーン

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通常6,000ポイントのところ、三木谷社長からの紹介キャンペーンを適用することで14,000ポイントプレゼント!

  • 過去に楽天モバイルを利用した方もOK
  • 2回線目の契約もOK
  • SIMのみを乗り換えもOK

こちらの紹介リンクから申し込みをすれば誰でも適用可能です。

格安SIMは、5Gの速度が速いサービスもあれば、4Gとあまり変わらないサービスもあります。

この記事のおすすめ格安SIMを契約すれば、高画質の動画がサクサク見られたり、大容量のファイルを短時間で転送することが可能です。

反対に、遅いサービスを選んでしまうと、5G通信でもストレスがたまってしまう場合があります

携帯料金を節約しつつ5Gで快適なインターネットを利用したい人は、最後まで読んでみてください。

※料金表記はすべて税込価格です。
※記事内の実際の速度はみんなのネット回線速度より直近3カ月の平均値を引用しています。(2023年12月20日時点)

目次

格安SIMの5Gは意味がない?大手キャリアの格安SIMなら速い!

格安SIMの5Gは意味がない?大手キャリアの格安SIMなら速い!

読者のなかには「格安SIMの5Gって本当に速いの?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?

結論、大手キャリアが提供している格安プランやサブブランドなら、5Gの恩恵を存分に受けられます

そこで、まずは5Gの基礎知識と、大手キャリアの格安プランをおすすめする理由を解説していきます。

そもそも5Gとは?4Gとの違いも解説

5Gの特徴_ドコモHPより
画像引用:ドコモ

5G(ファイブジー)とは、新しい通信規格である「第5世代移動通信システム」の略称です。

5Gは、4Gと比べて以下3つの特徴があります。

5Gの特徴
  • 高速・大容量通信
  • 低遅延通信
  • 多数同時接続

4Gとの性能の違いや具体例は以下のとおりです。

▼5Gの特徴と4Gとの違い

スクロールできます
項目5Gの特徴4Gの特徴5Gでできること(一例)
高速・大容量最大速度20Gbps最大速度1Gbps光回線並みの速度で通信できる
低遅延1ミリ秒の超低遅延100ミリ秒の遅延遠隔地にあるロボットをリアルタイムで操作できる
多数同時接続1平方kmあたりの接続数100万1平方kmあたりの接続数1万密集するライブ会場やスタジアムなどでも通信が安定する
参考資料:総務省「新世代モバイル通信システム委員会における5G技術的条件に関する検討状況」

ただし、上記の数値は「真の5G」と言われる「ミリ波」を使った5G通信の場合です。

5Gでは、以下表のように3つの方式が使われていて、それぞれ周波数や特徴が異なります。

▼5Gの方式と特徴の違い

スクロールできます
方式速度エリア周波数帯
NR化
4Gと同等

4Gと同等
700MHz〜3.5GHz帯
※4G LTEの周波数を利用
Sub6
4Gより速い

4Gより狭い
3.7〜4.5GHz帯
ミリ波
4Gよりかなり速い

4Gよりかなり狭い
28GHz帯

スマホのアンテナ表示は「5G」となっていても、どの方式で通信しているかによって速度は大きく変わります。

Androidスマホならミリ波対応機種が発売されていますが、iPhoneは最新の15シリーズでもミリ波に対応していません

5Gの対応エリアを確認する際にも上記の方式ごとに表記されているので、それぞれの特徴を覚えておきましょう。

5G対応の格安SIMには「大手キャリア系」と「MVNO系」の2種類がある

格安SIMには、大手キャリアが運営している「大手キャリア系の格安SIM」と、それ以外の事業者が運営している「MVNO系の格安SIM」の2種類にわかれています。

2種類の格安SIMサービスは、具体的に以下のとおりです。

▼格安SIMの種類とサービス

大手キャリア系の
格安SIM
MVNO系の
格安SIM(一例)
楽天モバイル
ahamo
povo
LINEMO
irumo
UQモバイル
ワイモバイル
mineo
IIJmio
NUROモバイル
BIGLOBEモバイル
日本通信SIM
イオンモバイル
HISモバイル
LinksMate

など20社以上

大手キャリア系の格安SIMは自社の回線をそのまま使えるため、昼などの混雑する時間帯でも回線に余裕があり、データの渋滞が発生しにくいのが特徴です。

反対にMVNO系の格安SIMは、大手キャリアから回線設備の一部を間借りしてサービスを提供しているため、昼休みや通勤・通学の時間外などは混雑して速度が低下しやすくなってしまいます

そのため、速度を重視するなら大手キャリア系の格安SIMがおすすめです。

口コミからわかる!大手キャリア系とMVNO系格安SIMの、5G速度の違い

実際に、大手キャリア系とMVNO系の格安SIMで、どのくらい5G速度に差があるのか、X(旧Twitter)で口コミを探してみました。

「遅い」と感じている投稿だけピックアップしたので、参考にしてください。

まずはMVNO系の投稿です。

IIJmioの口コミ

▼mineoの口コミ

NUROモバイルの口コミ

https://twitter.com/BSBLcoacher/status/1685662843650330624?s=20

昼の12時台は5Gでも数Mbps程度の速度しか出ない場合もあるようです。

続いて大手キャリア系格安SIMの口コミをみていきましょう。

ahamoの口コミ

https://twitter.com/ALOHALADYDADA/status/1386089622757724161?s=20

povoの口コミ

LINEMOの口コミ

「遅い」と感じている人でも30〜80Mbps程度の速度が出ています。

口コミを見ると、大手キャリア系とMVNO系の格安SIMでは5Gの速度に大きな差があることが確認できました。

MVNO系の5Gでも意味はありますが、5Gの速度をより体感したいなら大手キャリア系の格安SIMをおすすめします

5G対応の格安SIM20社を徹底比較!

5G対応の格安SIM20社を徹底比較!

おすすめ格安SIMを選ぶために、5G対応の格安SIMを20社にわたって下記9項目を徹底比較し、それぞれ重要度によって点数を加点してランキングをつけました。

比較項目
  • 全時間帯の平均速度
  • 昼の時間帯の平均速度
  • 月額料金
  • プラン数
  • データ繰り越し機能の有無
  • 契約事務手数料
  • eSIM対応
  • 口座振替対応
  • 店舗サポート

詳しくは「ポイントの採点基準とランキングの根拠」で解説しています。

通信速度だけでなく、月額料金やその他サービスも含めて総合的に比較したので、参考にしてください。

▼5G対応の格安SIM比較一覧

スクロールできます
順位名称ポイ
ント
平均速度
全時間帯
平均速度
昼の時間帯
月額料金プラン数データ
繰り越し
契約事務手数料eSIM
対応
口座振替
対応
店舗
サポート
1楽天モバイル3086.25Mbps77.65Mbps30円
2UQモバイル_ロゴ2896.11Mbps87.90Mbps33,850円
32799.86Mbps71.18Mbps40円
42796.37Mbps60.47Mbps3Web:0円
店舗:3,850円
52674.15Mbps135.03Mbps3Web:0円
店舗:3,850円
62585.71Mbps56.60Mbps20円
723121.55Mbps29.84Mbps63,300円
8LINEMO2266.28Mbps54.61Mbps20円
9NUROモバイル1852.25Mbps26.68Mbps6NEOプラン系:0円
その他:3,740円
101853.30Mbps24.05Mbps43,300円
111641.13Mbps15.56Mbps43,300円
12日本通SIM1656.56Mbps11.86Mbps33,300円
131547.18Mbps8.96Mbps53,300円
141550.41Mbps6.04Mbps53,300円
151564.27Mbps5.77Mbps383,300円
161447.20Mbps31.31Mbps53,300円
171336.59Mbps10.88Mbps153,300円
18X-mobile1347.54Mbps8.40Mbps145,000円
191125.66Mbps10.07Mbps63,300円
20711.44Mbps1.96Mbps183,740円
ポイントの採点基準とランキングの根拠

5G対応の格安SIMを比較するにあたり、次の手順でランキングをつけました。

ランク付けの手順
  1. 5Gが利用できる格安SIMをピックアップ
  2. 下記表にしたがってポイントを加算
  3. 合計ポイント数が多い順に順位をつける
  4. 同ポイントの場合は昼の速度が速い方を上位とする

※TONEモバイルはプランが特殊のため除外

各項目のポイント数は以下のとおりです。

▼項目ごとのポイント数

項目ポイント数
平均速度全時間帯100Mbps以上:10
90〜100Mbps:9
80〜90Mbps:8
70〜80Mbps:7
60〜70Mbps:6
50〜60Mbps:5
40〜50Mbps:4
30〜40Mbps:3
20〜30Mbps:2
10〜20Mbps:1
10Mbps未満:0
平均速度昼の時間帯80Mbps以上:10
70〜80Mbps:9
60〜70Mbps:8
50〜60Mbps:7
40〜50Mbps:6
30〜40Mbps:5
20〜30Mbps:4
10〜20Mbps:3
5〜10Mbps:2
1〜5Mbps:1
1Mbps未満:0
月額料金◎:4
◯:2
△:0
プラン数3つ以上:2
2つ:1
1つ:0
データ繰り越し◯:1
ー:1
△:0
※「ー」は階段制プランやプリペイド式などの場合
契約事務手数料無料:2
一部無料:1
有料:0
eSIM対応◯:2
△:1
×:0
※「△」は条件付きの場合
口座振替対応◯:2
△:1
×:0
※「△」は条件付きの場合
店舗サポート◯:2
△:1
×:0
※「△」は店舗数が少ない場合や有料の場合

5G対応の格安SIMを探している人は速度重視の場合が多いので、速度の重みづけを重くしています。

次章では、このランキングをもとにおすすめ格安SIMを紹介していきます。

【厳選9社】5Gが使えるおすすめ格安SIMランキング

5G対応の格安SIM20社のうち、速度や月額料金などの条件で9社に厳選したおすすめランキングを紹介します。

おすすめ格安SIMランキング
  • 1位. 楽天モバイル
  • 2位. UQモバイル
  • 3位. povo
  • 4位. ワイモバイル
  • 5位. irumo
  • 6位. ahamo
  • 7位. HISモバイル
  • 8位. LINEMO
  • 9位. NUROモバイル

サービスの特徴やデメリットも解説しているので、格安SIM選びの参考にしてください。

1位. 楽天モバイル

5Gを使い倒すならコレ!
どれだけ使っても3,278円

▼楽天モバイルの料金プラン

プラン名Rakuten最強プラン
平均下り速度全時間帯:86.25Mbps
昼間:77.65Mbps
月額料金0GB〜3GB:1,078円
3GB〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
対応回線楽天回線
※au回線の一部も利用
データ繰り越し
eSIM対応
店舗サポート
契約事務手数料無料
契約解除料無料
国内通話料スマホ標準の通話アプリ:22円/30秒
Rakuten Linkアプリ:無料
通話オプション15分かけ放題:月額1,100円
支払い方法クレジットカード
口座振替
楽天ポイント
キャンペーン他社から乗り換えで
6,000ポイントプレゼント
公式サイトhttps://network.mobile.rakuten.co.jp/

2020年4月に自社回線を持つ携帯キャリアサービスを開始し、2023年8月に契約数が500万回線を突破した「楽天モバイル」。

楽天モバイルは、昼間でも約77Mbpsの高速5G通信でネットができるうえに、どれだけ使っても3,278円の割安料金で利用可能です

契約事務手数料・契約解除料ともに無料のため、5Gのエリアや速度に不安がある方でも安心して申し込みできます。

楽天モバイルの特徴
  • 昼でも70Mbps以上で快適
  • どれだけ5Gを使っても月額3,278円
  • 契約事務手数料が無料
楽天モバイルのデメリット
  • 5Gのエリアは大手3キャリアより狭い
  • 他社より圏外になる場面が多い

初期費用・違約金ゼロでお試しできる!/

公式サイトはこちら
https://network.mobile.rakuten.co.jp/

2位. UQモバイル

5Gエリアが広い!
店舗でも相談できる

▼UQモバイルの料金プラン

プラン名ミニミニプラン(4GB)
トクトクプラン(15GB)
コミコミプラン(20GB)
平均下り速度全時間帯:96.11Mbps
昼間:87.90Mbps
月額料金4GB:2,365円(1,815円)
15GB:3,465円(2,915円)
20GB:3,278円
※カッコ内の料金は割引適用後
対応回線au回線
データ繰り越し
eSIM対応
店舗サポート
契約事務手数料3,850円
契約解除料無料
国内通話料22円/30秒
通話オプションひと月60分かけ放題:月額550円
10分かけ放題:月額880円
24時間かけ放題:月額1,980円
※コミコミプランは1,100円
支払い方法クレジットカード
口座振替
キャンペーンUQ mobile オンラインショップ限定
au PAY 残高還元
公式サイトhttps://www.uqwimax.jp/mobile/

auのサブブランドとして知られている「UQモバイル」。

auと同じ回線を使用しているため5Gのエリアが広く、昼の時間帯でも平均87Mbpsと高速通信が利用可能です。

店舗での対面相談にも対応しているので、トラブル時の対応に不安を感じている人でも安心して利用できます。

UQモバイルの特徴
  • auのサブブランドのため速度が速い
  • 利用状況に応じて3つのプランから選べる
  • 全国の店舗で相談できる
UQモバイルのデメリット
  • 割引前の料金は割高
  • 20GB以上のプランがない

最大16,000円分のau PAY残高還元!/

公式サイトはこちら
https://www.uqwimax.jp/mobile/

3位. povo

auの5Gでサクサク!
サブ回線としてもおすすめ

▼povoの料金プラン

プラン名povo2.0
平均下り速度全時間帯:99.86Mbps
昼間:71.18Mbps
月額料金基本料(0GB):0円
1GB(7日間):390円
3GB(30日間):990円
20GB(30日間):2,700円
60GB(90日間):6,490円
150GB(180日間):12,980円
データ使い放題(24時間):330円
※カッコ内は利用可能期間
対応回線au回線
データ繰り越し
eSIM対応
店舗サポート×
契約事務手数料無料
契約解除料無料
国内通話料22円/30秒
通話オプション5分かけ放題:月額550円
24時間かけ放題:月額1,650円
支払い方法クレジットカード
キャンペーン他社からお乗り換えで
au PAY 残高還元キャンペーン!
公式サイトhttps://povo.jp/

「povo」はKDDI(au)が提供しているオンライン専用で、基本料0円のベースプランに使いたいオプション(トッピング)を購入して利用するのが特徴です。

povoは格安SIMでもトップクラスの速度で、5Gでもサクサク快適に利用できます

使いたいときだけデータを購入して使えるため、サブ回線としての使用にもおすすめです。

povoの特徴
  • auの高品質な5Gで快適な通信速度
  • 使う分だけデータを購入するプリペイド式
  • 契約事務手数料が無料
povoのデメリット
  • 利用期間が過ぎるたびにデータの購入が必要
  • 口座振替で支払いできない

契約事務手数料ゼロ!

公式サイトはこちら
https://povo.jp/

4位. ワイモバイル

ソフトバンクの5Gで快適!
家族で使うとよりオトク

▼ワイモバイルの料金プラン

プラン名シンプル2
平均下り速度全時間帯:96.37Mbps
昼間:60.47Mbps
月額料金4GB:2,365円(1,078円)
20GB:4,015円(2,178円)
30GB:5,115円(3,278円)
※カッコ内の料金は割引適用後
対応回線ソフトバンク回線
データ繰り越し
eSIM対応
店舗サポート
契約事務手数料3,850円
※Webは無料
契約解除料無料
国内通話料22円/30秒
通話オプション10分かけ放題:880円
24時間かけ放題:1,980円
支払い方法クレジットカード
口座振替
キャンペーンオンラインストアで
SIMカード/eSIMご契約で
PayPayポイントプレゼント
公式サイトhttps://www.ymobile.jp/

ソフトバンクのサブブランドとして提供されている「ワイモバイル」。

ワイモバイルは、ソフトバンクと同じ回線を使用しているため、5Gも使えて速度が速いのが特徴です

2回線目以降は1人1,188円割引されるため、家族の人数が多いほどお得な料金で5Gが利用できます。

ワイモバイルの特徴
  • ソフトバンクの5Gが使えて速度が速い
  • 全国のショップで対面サポート可能
  • 各種割引でよりお得になる
ワイモバイルのデメリット
  • 割引を適用しないと料金が割高
  • ネット回線のセット割と家族割はどちらかしか適用できない
  • お家割セット(A)の対象はSoftbank光かSoftBank Airのみ

最大2万円分のPayPayポイント還元!/

公式サイトはこちら
https://www.ymobile.jp/

5位. irumo

irumo公式サイトをスマホで見た画像

ドコモの瞬速5G!
小容量でもサクサク

▼irumoの料金プラン

プラン名irumo
平均下り速度全時間帯:74.15Mbps
昼間:135.03Mbps
月額料金0.5GB:550円
3GB:2,167円(880円)
6GB:2,827円(1,540円)
9GB:3,377円(2,090円)
※カッコ内の料金は割引適用後
対応回線ドコモ回線
データ繰り越し×
eSIM対応
店舗サポート
契約事務手数料3,850円
※Webは無料
契約解除料無料
国内通話料22円/30秒
通話オプション5分かけ放題:880円
24時間かけ放題:1,980円
支払い方法クレジットカード
口座振替
キャンペーンirumoサイトで他社からお乗り換え
した方に6か月間毎月dポイント
1,100ptプレゼント
公式サイトhttps://irumo.docomo.ne.jp/

ドコモの新料金プランとして提供されている「irumo(イルモ)」。

irumoはドコモ回線をそのまま使用しているため、ドコモの「瞬速5G」でいつでも快適にインターネットが利用できます

9GBまでのプランしかないため、データ使用量が少なめの人におすすめのサービスです。

irumoの特徴
  • 昼間でも135Mbpsの高速5G通信
  • 全国のショップで対面サポート可能
  • 各種割引でよりお得になる
irumoのデメリット
  • 割引を適用しないと料金が割高
  • 9GB以上のプランがない
  • ネット回線のセット割対象はhome 5Gとドコモ光のみ

最大6,600円分のdポイント還元!/

公式サイトはこちら
https://irumo.docomo.ne.jp/

6位. ahamo

速い!安い!広い!
100GBまでたっぷり使える

▼ahamoの料金プラン

プラン名ahamo
平均下り速度全時間帯:85.71Mbps
昼間:56.60Mbps
月額料金20GB:2,970円
100GB:4,950円
対応回線ドコモ回線
データ繰り越し×
eSIM対応
店舗サポート
※ドコモショップにて1回3,300円必要
契約事務手数料無料
契約解除料無料
国内通話料22円/30秒(1回5分まで無料
通話オプション24時間かけ放題:月額1,100円
支払い方法クレジットカード
口座振替
キャンペーンにじさんじ×ahamoキャンペーン
公式サイトhttps://ahamo.com/

ahamoは、ドコモが提供しているオンライン専用プランですが、全国約2,200店舗のドコモショップで1回3,300円の有料サポートを受けられるのが特徴です。

ドコモ回線をそのまま使用しているため、高品質な5G通信を最大100GBまで思う存分利用できます

ahamo自体には家族割の割引はありませんが、家族分の割引料金は変わらないため1人だけでも安心してドコモから乗り換えられます。

ahamoの特徴
  • ドコモの5Gで速くて快適
  • 100GBまでたっぷり使える
  • 1回5分までの通話が無料
ahamoのデメリット
  • 店舗でのサポートは有料(1回3,300円)
  • あまったデータを翌月に繰り越しできない
  • ドコモ光のセット割や家族割は適用外

8,000円分のdポイントをプレゼント!/

公式サイトはこちら
https://ahamo.com/

7位. HISモバイル

平均100Mbpsオーバー!
7GB 990円はコスパ最強

▼HISモバイルの料金プラン

プラン名自由自在プラン
平均下り速度全時間帯:121.55Mbps
昼間:29.84Mbps
月額料金1GB:550円
3GB:770円
7GB:990円
20GB:2,190円
50GB:5,990円
対応回線ドコモ回線
データ繰り越し×
eSIM対応
店舗サポート
契約事務手数料3,300円
契約解除料無料
国内通話料9円/30秒
通話オプション5分かけ放題:月額500円
※20GB以上のプランは無料
24時間かけ放題:月額1,480円
支払い方法クレジットカード
キャンペーン海外Wi-Fiレンタルいつでも20%OFF
公式サイトhttps://his-mobile.com/

旅行業界で有名なエイチ・アイ・エス社と、日本通信SIMを提供している日本通信社の合弁会社が提供している格安SIMが「HISモバイル」です。

HISモバイルはドコモの5G通信が利用でき、全時間帯の平均速度も121Mbpsと最速級の通信速度で利用できます

料金も安いのが特徴で、特に7GBで990円のプランは格安SIMでも最安級の料金で提供されています。

HISモバイルの特徴
  • 平均100Mbps超えの高速通信
  • 7GB990円は格安SIMで最安級
  • 通話料が30秒9円で業界最安値
HISモバイルのデメリット
  • あまったデータを翌月に繰り越しできない
  • 契約事務手数料がかかる

平均速度100Mbps超えで快適!/

公式サイトはこちら
https://his-mobile.com/

8位. LINEMO

5Gでストレスフリー!
LINEアプリも使い放題

▼LINEMOの料金プラン

プラン名ミニプラン
スマホプラン
平均下り速度全時間帯:66.28Mbps
昼間:54.61Mbps
月額料金3GB:990円
20GB:2,728円
対応回線ソフトバンク回線
データ繰り越し×
eSIM対応
店舗サポート×
契約事務手数料無料
契約解除料無料
国内通話料22円/30秒
通話オプション5分かけ放題:月額550円
24時間かけ放題:月額1,650円
※キャンペーンで半年間550円割引
支払い方法クレジットカード
口座振替
PayPay残高払い
キャンペーン・ミニプラン基本料最大3カ月間
実質無料キャンペーン
・スマホプラン対象!
PayPayポイント
プレゼントキャンペーン
公式サイトhttps://www.linemo.jp/

ソフトバンクが提供しているオンライン専用プランで、3年連続顧客満足度No.1に輝いた「LINEMO」。

LINEMOはソフトバンク回線の5Gを利用でき、昼間でも快適にインターネットが利用可能です。

契約事務手数料・契約解除料ともに無料のため、試しに使ってみたい方でも安心して申し込みできます。

LINEMOの特徴
  • 昼でも5Gでストレスフリー
  • LINEアプリのデータ消費がゼロ
  • 5分かけ放題が半年間無料
LINEMOのデメリット
  • あまったデータを翌月に繰り越しできない
  • 店舗で相談できない

\ミニプラン最大3か月間実質無料

LINEMO公式サイトで詳細をチェックする
https://www.linemo.jp/

9位. NUROモバイル

3キャリアの5Gから選べる!
おすすめはNEOプラン

▼NUROモバイルの料金プラン

プラン名バリュープラスプラン
NEOプラン
NEOプランW
平均下り速度全時間帯:52.25Mbps
昼間:26.68Mbps
月額料金VSプラン(3GB):792円
VMプラン(5GB):990円
VLプラン(10GB):1,485円
VLLプラン(15GB):1,790円
NEOプラン(20GB):2,699円
NEOプランW(40GB):3,980円
対応回線ドコモ回線
au回線
ソフトバンク回線
データ繰り越し
eSIM対応
※ドコモ回線のみ※MNPは今後対応予定
店舗サポート×
契約事務手数料3,740円
※NEOプラン系は無料
契約解除料無料
国内通話料11円/30秒
通話オプション5分かけ放題:月額490円
10分かけ放題:月額880円
24時間かけ放題:月額1,430円
支払い方法クレジットカード
キャンペーンバリュープラスお申し込み特典
NEOプランお申し込み特典
NEOプランWお申し込み特典
公式サイトhttps://mobile.nuro.jp/

NURO光も運営しているソニーグループから提供されている「NUROモバイル」。

NUROモバイルのプランのなかでも特に、「NEOプラン」と「NEOプランW」はサクサク使える専用の帯域を使っているため、5Gも4Gも快適にインターネットが利用できます。

料金・容量・速度のバランスが良く、欠点が少ないので、多くの人におすすめできる格安SIMです。

NUROモバイルの特徴
  • 昼間でも20Mbpsと十分な速さ
  • プランの選択肢が多い
  • 3キャリア回線から選べる
NUROモバイルのデメリット
  • eSIMはドコモ回線新規契約のみ対応
  • バリュープラスは契約事務手数料がかかる

最大15,000円キャッシュバック!/

公式サイトはこちら
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4Gとの差はどのくらい?筆者のpovoで実際に5G速度を測定!

読者のなかには「4Gと5Gでは実際どのくらい速度が変わるの?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?

そこで、私が現在契約しているpovoy.u mobileを使って、平日昼12時台の速度を実際に測ってみました

以下のパターンをそれぞれ3回ずつ測ったので、4Gと5Gでどれくらい違うのか参考にしてください。

測定パターン
  • povoの5G
  • povoの4G
  • y.u mobileの4G(5G非対応)

▼povoの測定結果(5G)

povo_実測値_5G

povoの5G速度は600〜960Mbps

ライター ほんま

これは光回線と同等以上の速度で自分でもビックリしました。

▼povoの測定結果(4G)

povo_実測値_4G

povoの4G速度は230〜260Mbps

ライター ほんま

これでも十分速いですね!とても12時台とは思えない速度です。

▼y.u mobileの測定結果(4G)

y.u mobile_実測値_4G

y.u mobileの4G速度は470〜500Kbps

ライター ほんま

一見速いと思うかもしれませんが、単位が違う点に注意してください。

「Kbps」は「Mbps」の1/1000の単位なので、Mbpsに換算すると「約0.5Mbps」になります。

今回の例では極端な結果になってしまいましたが、格安SIMの種類や4G/5Gによってここまで変わったのは事実です。

以上の結果をふまえて、次章では快適に使える格安SIMの選び方を解説します。

5Gで快適に使える格安SIMの選び方

ここでは、5Gが使える格安SIMの選び方を、以下5つのポイントに絞ってお伝えしていきます。

格安SIMの5つの選び方
  1. 1. 速度の実測値
  2. 2. 月額料金
  3. 3. データ容量
  4. 4. データ繰り越し
  5. 5. SIMの種類

速度だけで選んで後悔しないよう、しっかり確認していきましょう。

選び方1. 速度の実測値で選ぶ

まずは、速度の実測値が速い格安SIMを選ぶのが重要です。

せっかく5G通信が使えても実際の速度が遅かったら、5G対応の格安SIMを選んだ意味が薄れてしまいます

本記事おすすめ格安SIMの平均速度は以下のとおりです。

▼おすすめ格安SIMの平均速度

名称平均速度
全時間帯
平均速度
昼の時間帯
HISモバイル121.55Mbps29.84Mbps
povo99.86Mbps71.18Mbps
ワイモバイル96.37Mbps60.47Mbps
UQモバイル96.11Mbps87.90Mbps
楽天モバイル86.25Mbps77.65Mbps
ahamo85.71Mbps56.60Mbps
irumo74.15Mbps135.03Mbps
LINEMO66.28Mbps54.61Mbps
NUROモバイル52.25Mbps26.68Mbps

「全時間帯」の平均速度も重要ですが、昼の12時台も快適に使いたいなら「昼の時間帯」の速度にも注目して選びましょう。

選び方2. 月額料金で選ぶ

速度が速い格安SIMをピックアップしたら、次に月額料金をチェックしましょう。

大手3キャリアから乗り換えを検討している人にとって、コストダウンは大切なポイントです。

使用データ量にもよりますが、ざっくり1GBあたりの料金が安い順に並べると以下の表になります。

▼おすすめ格安SIMの料金の安さ

名称1GBあたり料金の安さ
HISモバイル
NUROモバイル
楽天モバイル
povo
LINEMO
ahamo
irumo
UQモバイル
ワイモバイル

詳しい料金は次の「選び方3」で紹介するので、ここではざっくりした傾向をつかんでおけば大丈夫です。

選び方3. データ容量で選ぶ

次に、ひと月に使用するデータ容量で選びます。

5Gで高画質の動画視聴や大容量のファイル転送などをひんぱんにしていると、データをどんどん消費していきます

4Gのときより少し多めのデータ容量を契約しないと、月の途中でデータを使い切ってしまうかもしれません。

おすすめ格安SIMのデータ容量と月額料金は、以下のとおりです。

▼おすすめ格安SIMのデータ容量と料金

名称データ容量と月額料金
HISモバイル1GB:550円
3GB:770円
7GB:990円
20GB:2,190円
50GB:5,990円
NUROモバイル3GB:792円
5GB:990円
10GB:1,485円
15GB:1,790円
20GB:2,699円
40GB:3,980円
楽天モバイル0GB〜3GB:1,078円
3GB〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
povo1GB(7日間):390円
3GB(30日間):990円
20GB(30日間):2,700円
60GB(90日間):6,490円
150GB(180日間):12,980円
データ使い放題(24時間):330円
※カッコ内は利用可能期間
LINEMO3GB:990円
20GB:2,728円
ahamo20GB:2,970円
100GB:4,950円
irumo0.5GB:550円
3GB:2,167円
6GB:2,827円
9GB:3,377円
UQモバイル4GB:2,365円
15GB:3,465円
20GB:3,278円
ワイモバイル4GB:2,365円
20GB:4,015円
30GB:5,115円
※各種割引は考慮しない

データが足りなくなって追加料金が発生しないよう、少し余裕をもってデータ容量を選びましょう。

データ容量別の格安SIM

月間1GBまでの格安SIMを探す
月間3GBまでの格安SIMを探す
月間10GBまでの格安SIMを探す
月間20GBまで使える格安SIMを探す
データ無制限の格安SIMを探す

選び方4. データ繰り越しで選ぶ

あまったデータを翌月に繰り越しできる格安SIMを選ぶのも、ポイントの1つです。

多くの人は、データをよく使う月もあれば、あまり使わない月もあると思います。

データ繰り越し機能に対応していれば、あまったデータ容量を翌月に繰り越すことが可能です。

おすすめ格安SIMのデータ繰り越し対応状況を以下にまとめました。

▼おすすめ格安SIMのデータ繰り越し

名称データ繰り越し
UQモバイル
ワイモバイル
NUROモバイル
irumo
ahamo
HISモバイル
LINEMO
povo
楽天モバイル

povoは「プリペイド式」で、楽天モバイルは「階段制」のプランのため、データの繰り越しは関係ありません

毎月のデータ使用量にばらつきがある人は、データ繰り越しに対応した格安SIMを選びましょう。

選び方5. SIMの種類で選ぶ

さいごに、SIMの種類を選びましょう。

最近は、物理的なSIMカードが不要な「eSIM」が普及してきました。

eSIMとはスマホに内蔵されたSIMのことで、利用するにはeSIMに対応したスマホを用意する必要があります。

オンラインで契約情報の書き換えができるため、SIMカードの配送を待つ必要がなく、最短で契約したその日に利用できるようになります。

▼おすすめ格安SIMのeSIM対応

名称eSIM対応
楽天モバイル
UQモバイル
povo
ワイモバイル
irumo
ahamo
HISモバイル
LINEMO
NUROモバイル

NUROモバイルのeSIMは他社からの乗り換えには非対応で、新規契約のときしか申し込みできません。

さらに、au回線とソフトバンク回線には対応しておらず、ドコモ回線しか対応していない点にも注意してください。

5Gが使える格安SIMのメリット・デメリット

5G対応の格安SIMに乗り換える際のメリット・デメリットを、以下の表にまとめました。

スクロールできます
メリットデメリット
高速・大容量のデータ通信が可能
低遅延でWeb会議やゲームが快適
人が密集する場所でも通信できる
大手3キャリアより安く5Gが使える
5Gの提供エリアはまだ拡大途中
5G対応の端末が必要
データ使用量が多くなりやすい

それぞれ解説していきます。

4つのメリット

まずは4つのメリットからお伝えします。

メリット1. 高速・大容量のデータ通信が可能

4Gとの差はどのくらい?筆者のpovoで実際に5G速度を測定!」でお伝えした実測値をみてもわかるように、5Gは4Gより高速かつ大容量のデータ通信が可能です。

実測ベースで5Gの方が3〜4倍も速くなるので、大容量のファイルを転送したりダウンロードする際は、その分短い時間で処理が完了します。

普段扱うデータ量が多い人ほど、メリットが大きく感じられるでしょう。

メリット2. 低遅延でWeb会議やゲームが快適

5Gは、データ転送の遅延が少なくなる点もメリットの1つです。

4Gではデータの往復に50〜100ms(ミリ秒)かかるのが一般的ですが、5Gでは「1ms程度」と約1/10もタイムラグが少なくなります。

タイムラグが少なくなると、Web会議での会話がしやすくなったり、オンラインゲームが快適にプレイできたりします。

ただし、ミリ波以外の方式では低遅延化の効果が少ないので、今後のエリア拡大に期待しましょう。

メリット3. 人が密集する場所でも通信できる

5Gでは、人が密集する場所でも通信が途切れにくくなる点もメリットです。

例えば、ライブ会場やスタジアムなど、数万人規模の人数が集まる場所では4Gだと通信できなくなったり、速度が不安定になったりします

しかし、5Gでは1平方kmあたり最大100万台まで接続できるので、スタジアムでライブ配信を視聴しながら観戦する、といった使い方も可能です。

メリット4. 大手3キャリアより安く5Gが使える

ドコモ・au・ソフトバンクより安い料金で5Gが使えるのも、格安SIMへ乗り換えるメリットです。

例えば同じ無制限プランでも、大手3キャリアと楽天モバイルを比較すると、以下の表のように4,000円ほど楽天モバイルの方が安くなります

▼無制限プランの月額料金比較

キャリア名月額料金プラン名
ドコモ7,315円eximo
au7,238円使い放題MAX 5G
ソフトバンク7,425円メリハリ無制限+
楽天モバイル3,278円Rakuten最強プラン

データ使用量が50GB以下の場合、多くの人が格安SIMへ乗り換えた方が安くなります。

3つのデメリット

つづいて、3つのデメリットを解説します。

デメリット1. 5Gのエリアはまだ拡大途中

1つ目のデメリットは、5Gの提供エリアはまだ拡大途中という点です。

2020年に5Gサービスが開始してから徐々にエリア拡大してきましたが、まだ主要な都市や駅周辺など、人口が多い地域しか利用できません

よくエリアを確認せずに契約すると「5Gで快適に使えると思ったけど生活圏はまだ4Gだった……」という状況になってしまいます。

ドコモ回線やau回線など、キャリア回線によって5Gの提供エリアも異なるため、利用地域のサービスエリアをよく確認してから契約しましょう。

デメリット2. 5G対応の端末が必要

5G通信を使うには5G対応のスマホが必要、という点もデメリットです。

手持ちのスマホが4Gまでしか対応していない場合、5G対応の機種に買い替える必要があります

5Gに対応したスマホは以下のとおりです。

  • iPhone:iPhone 12以降のシリーズ
  • Android:2020年以降に発売された機種

ただし、Androidは機種によって対応状況が違うので、製品仕様を確認してください。

デメリット3. データ使用量が多くなりやすい

3つ目のデメリットは、4Gのときよりデータ使用量が多くなりやすいという点です。

4Gから5Gに切り替えただけでデータ使用量が増えるわけではありませんが、サクサク使える分つい使いすぎてしまうこともあります

また、YouTubeなどの動画アプリの画質設定を「自動」に設定していると、通信速度に合わせて可能な限り高画質で再生されます

画質が良くなるとその分データ使用量が増えてしまうので、節約したい人は画質設定を変更しておきましょう。

5G格安SIMをおすすめできる人・できない人

メリット・デメリットの内容をもとにわかった、5G対応の格安SIMをおすすめできる人、おすすめできない人は以下のとおりです。

スクロールできます
おすすめできる人おすすめできない人
大容量ファイルを短時間で転送したい
スマホのオンラインゲームを快適にプレイしたい
ライブ会場やスタジアムでも安定して通信したい
携帯料金を節約しながら5Gも体験したい
生活圏が5Gエリアに対応していない
5G端末を持っていない(買い替えたくない)
データ使用量が3GB以下で少ない

普段生活しているエリアが5Gに対応しておらず、5G端末も持っていない場合は、5G対応格安SIMに乗り換えるメリットが少ないためおすすめしません。

また、データ使用量が1〜3GB程度で少ない人は、他の格安SIMを検討することをおすすめします。

以下の記事を参考に、自分に合った格安SIMを探しましょう。

5Gの利用に必要な3つの条件

5G対応の格安SIMに乗り換えただけでは、5G通信は利用できません。

スマホで5Gを使うには、以下3つの条件を満たす必要があります。

5Gの利用に必要な条件
  1. 1. 5G対応のプランを契約する
  2. 2. 5G対応の端末を使用する
  3. 3. 5G対応のエリア内で使用する
条件
5G対応のプランを契約する

まず、5G対応のプランを契約します。

【厳選9社】5Gが使えるおすすめ格安SIMランキング」から自分に合った格安SIMを選ぶのがおすすめです。

プランによっては5Gがオプション扱いになっているサービスもあります。基本的にオプションは無料なので、忘れずにつけておきましょう。

条件
5G対応の端末を使用する

次に、5Gのスマホ端末を用意します。

すでに5G端末を持っている場合はそのまま利用可能です。

5G端末かどうかわからない場合は「デメリット2. 5G対応の端末が必要」の内容もチェックしてみてください。

条件
5G対応のエリア内で使用する

最後の条件は、5Gの提供エリア内で使用することです。

4Gと比べて5Gのエリアはまだ限定的のため、どこでも使えるわけではありません。

5Gエリアの確認方法は次章で解説しているので、生活圏が5Gに対応しているか事前に確認しておきましょう。

どこで使える?格安SIMの5G提供エリアを確認

5Gが使えるエリアは、どのキャリア回線を利用しているかによって異なります。

格安SIMは以下4つのうちどれかの回線を利用しているので、自分が検討中のプランに合わせてエリアを確認しておきましょう。

各社が提供している東京周辺の5Gエリアを載せておくので参考にしてください。

▼楽天モバイルエリア(東京周辺)

楽天モバイルエリア
※紫・黄緑が5Gエリア

▼ドコモエリア(東京周辺)

ドコモエリア
※紫・ピンク・オレンジが5Gエリア(「m」はミリ波)

▼auエリア(東京周辺)

auエリア
※ピンク・濃いオレンジが5Gエリア

▼ソフトバンクエリア(東京周辺)

ソフトバンクエリア
※濃いピンク・薄いピンクが5Gエリア

楽天モバイルを使う場合はデュアルSIMでpovoも検討

本記事にてランキング1位で紹介している楽天モバイルですが、サブ回線としてpovoも利用することをおすすめします。

理由は、楽天モバイルは2023年10月にプラチナバンドの認可が下りたばかりで、プラチナバンドが利用できるようになるにはまだ時間がかかるからです。

参考:楽天モバイル「特定基地局開設計画(“プラチナバンド” 700MHz帯割当)の認定について」

プラチナバンドとは700〜900MHzの周波数帯の電波のことで、遠くまで電波が届いてビル内でもつながりやすくなります。

▼プラチナバンドの特性

楽天モバイル プラチナバンド
画像引用:総務省ホームページ

プラチナバンドがまだ利用できない楽天モバイルの弱点をカバーする方法が「デュアルSIM」です。

デュアルSIMに対応しているスマホでは、1台で2つのSIMを同時に使えるようになります。

デュアルSIMについてはこちらの「楽天モバイル公式サイト」で詳しく解説されているので、気になる方はご覧ください。

そして、デュアルSIMで使用するサブ回線としておすすめなのが「povo」です。

povoは基本料0円で回線が維持でき(※)、必要なときだけデータ(トッピング)を購入して使うことができます。

ライター ほんま

私は旅行に行くときだけ「24時間使い放題」トッピングを購入して、データ量を気にせず5Gを使っています。

povoのプランについて詳しくは「3位. povo」をご覧ください。

※請求額が0円の状態が180日以上経過すると、回線が利用停止・契約解除となる場合があります。

5Gが使える格安SIMへの乗り換え手順

大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っている方向けに、格安SIMへ乗り換える手順を解説します。

実際に乗り換える際の参考にしてください。

STEP
キャリアメールからフリーメールへ登録変更する

WebサイトやSNSなどのアカウントにキャリアメールを使用している場合は、Gmailなどのフリーメールに変更しておきましょう。

大手キャリアから格安SIMへ移行すると、基本的にキャリアメールは使えなくなってしまいます

なお、月額330円払えば、キャリアメールを持ち運ぶこともできます。

▼メール持ち運びサービスの詳細

▶︎ ドコモの方はこちら

▶︎ auの方はこちら

▶︎ ソフトバンクの方はこちら

引き続きキャリアメールを使いたい人は、持ち運びサービスを申し込みましょう。

STEP
SIMロックを解除する

2021年9月30日以前に大手3キャリアから発売されたスマホには、他社のSIMが使えないようSIMロックがかかっています。

SIMロック状態では格安SIMで使えない場合があるため、乗り換え前にSIMロックを解除しておきましょう。

▼SIMロック解除の手続き

▶︎ ドコモの方はこちら

▶︎ auの方はこちら

▶︎ ソフトバンクの方はこちら

STEP
MNP予約番号を取得する

利用中の携帯番号を引き継いで他社に乗り換えるには「MNP予約番号」が必要になります。

MNP予約番号には約2週間の有効期限があるため、乗り換え直前に取得しましょう。

▼MNP予約番号の取得方法

▶︎ ドコモの方はこちら

▶︎ auの方はこちら

▶︎ ソフトバンクの方はこちら

※一部の携帯会社はMNP予約番号が不要な「MNPワンストップ」方式に対応しています。

STEP
乗り換え先の格安SIMに申し込む

MNP予約番号を取得したら、乗り換え先の格安SIMに申し込みます。

おすすめ格安SIMは「【厳選9社】5Gが使えるおすすめ格安SIMランキング」をご覧ください。

5Gが別オプションの場合は忘れずに申し込んでおきましょう。

STEP
回線を切り替える

申し込み後、「SIMカード」や「eSIMの設定メール」が届いたら、回線の切り替え手続きをしましょう。

新しいSIMで通信や通話ができることを確認できたら、乗り換え完了です。

格安SIMの5Gに関するよくある質問

5G対応の格安SIMでも速くなる?

格安SIMでも5G対応の方が速くなります。

特に5G速度が速いのが、大手キャリアが提供している以下の格安SIMです。

  • 楽天モバイル
  • ahamo
  • povo
  • LINEMO
  • irumo
  • UQモバイル
  • ワイモバイル

4G・5G関係なく速度が速い格安SIMを探している人は以下の記事を参考にしてください。

格安SIMで5G通信したときの実際の速度はどのくらい?

5Gの実際の速度は格安SIMによって大きく変わります。

格安SIM20社の平均速度は「5G対応の格安SIM20社を徹底比較!」にまとめてあるので、そちらをご覧ください。

筆者が契約しているpovoでは「1,000Gbps」近くまで出ることが確認できました。

詳しくは「4Gとの差はどのくらい?筆者のpovoで実際に5G速度を測定!」で解説しています。

5Gが使える格安SIMのキャンペーンはある?

本記事でおすすめしている格安SIMのお得なキャンペーンは以下のとおりです。

▼5G対応格安SIMのキャンペーン(抜粋)

スクロールできます
サービス名キャンペーン名特典内容キャンペーン期間
楽天モバイル他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント他社から乗り換えると6,000円相当の楽天ポイントを還元2023年11月1日(水)~
終了日未定
UQモバイルUQ mobile オンラインショップ限定 au PAY 残高還元
他社から乗り換えると最大10,000円相当をau PAY 残高に還元2023年8月18日(金)~
終了日未定
povo他社からお乗り換えで au PAY 残高還元キャンペーン!
povo2.0 への乗り換えと対象トッピングの購入で au PAY 残高へ最大10,000円相当を還元2023年12月15日(金)~
終了日未定

上記の他にもたくさんキャンペーンが開催されているので、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

iPhoneで5G回線は使える?

iPhone 12シリーズ以降の製品なら5Gに対応しています。

ただし、日本で「ミリ波」は利用できません。

以下の記事も参考にしてください。

参考:Apple「iPhone で 5G を使う

5G対応の格安SIMに無制限プランはある?

5Gに対応していて無条件でデータを無制限で使えるのは「楽天モバイル」のみです。

一部のアプリ限定で無制限になる「BIGLOBEモバイル」や、速度が制限された状態で使い放題になる「mineo」などの格安SIMもあります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

4Gから5Gプランに変更する場合、SIMカードの交換は必要?

格安SIMの事業者によって、SIMカードの交換が必要な場合と不要な場合があります。

詳しくは契約中の格安SIM事業者に問い合わせしてみてください。

口座振替できる5G対応の格安SIMはある?

以下の10社が、口座振替で支払いできる5G対応の格安SIMです。

  • 楽天モバイル
  • UQモバイル
  • ワイモバイル
  • irumo
  • ahamo
  • LINEMO
  • X-Mobile
  • J:COM MOBILE(条件付き)
  • mineo(条件付き)
  • BIGLOBEモバイル(条件付き)

口座振替ができる格安SIMについては以下の記事で詳しく解説しています。

5Gを利用する場合、プラン変更は必要?

4G専用プランを契約中の場合、5Gプランへ変更が必要な場合があります

また、5Gオプションを追加するだけで5Gが利用できる格安SIMもあるので、各事業者の公式サイトにて確認してください。

5G端末で4G契約のSIMカードは使える?

基本的に、5G端末で4G契約のSIMカードは使えます

5Gスマホを持っている場合でも、5G契約が必要なわけではないので安心してください。

格安SIMで5Gを使う場合、追加料金が必要?

基本的には格安SIMで5Gは無料で使えます

5Gがオプションになっている場合がありますが、無料でつけられる格安SIMがほとんどです。

5G対応の格安SIMまとめ

この記事では、5Gが使える格安SIM20社を徹底比較したうえで、おすすめのサービスを解説してきました。

5Gに対応したおすすめの格安SIMランキングは以下のとおりです。

おすすめ格安SIMランキング
  • 1位. 楽天モバイル
  • 2位. UQモバイル
  • 3位. povo
  • 4位. ワイモバイル
  • 5位. irumo
  • 6位. ahamo
  • 7位. HISモバイル
  • 8位. LINEMO
  • 9位. NUROモバイル

一言に「5G対応」といっても、格安SIMによって実際の通信速度は大きく変わります。

せっかく5Gを使うからには速くて安い格安SIMを選んで、仕事や趣味で思う存分ネットを利用しましょう。

楽天モバイルなら約3,000円で5G使い放題!
楽天モバイル
画像引用:楽天モバイル
月額料金3GBまで:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
昼間の平均速度77.65Mbps
国内通話料標準通話アプリ:22円/30秒
Rakuten Linkアプリ:無料
キャンペーン他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント

2020年4月に自社回線を持つ携帯キャリアサービスを開始し、2023年8月に契約数が500万回線を突破した「楽天モバイル」。

楽天モバイルは、昼間でも約77Mbpsの高速5G通信でネットができるうえに、どれだけ使っても3,278円の割安料金で利用可能です。

契約事務手数料・契約解除料ともに無料のため、5Gのエリアや速度に不安がある方でも安心して申し込みできます。

初期費用・違約金ゼロでお試しできる!/

この記事を書いた人

2015年から安くて速い格安SIMを追い求め、試したSIMは10社以上。その後、リベラルアーツ大学リベシティにて1,000名以上に通信費見直しのアドバイスしてきた知識と経験を活かし、スマサポチャンネルのWebサイト運営も担当する。現在はWebライター・ブログ・コンサルなど、通信業界のさまざまな業務に携わっている。

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