ENEOSでんきはやばい?2025年最新の評判・口コミや料金が高い理由を解説

「ENEOSでんきはやばい」「料金が高くなった」という声をSNSや口コミサイトで目にすることが増えています。

実際に、ENEOSでんきは2022年から2024年にかけて4回の料金改定を実施し、多くの利用者が電気代が高くなったと感じているようです。

本記事の結論
  • 2022年11月から燃料費調整額の上限がなくなった
  • 1番大きい値上げは2023年11月!基本料金最大33%電力量料金最大50%値上げされた
  • 2025年も北海道エリアで託送料金が値上げした

本記事では、ENEOSでんきが高くなった原因や背景、利用者の評判などを解説します。

また、実際電気代が安いのか、大手電力会社(東京電力・関西電力)や他の新電力会社と比較し、メリットもデメリットも解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

目次

ENEOSでんきがやばい?料金高騰の3つの原因

ENEOSでんきの料金が高騰している背景には、主に3つの原因があります。

公式発表された資料をもとに、それぞれくわしく解説します。

理由1.2022年11月燃料費調整額の上限がなくなる

2022年11月、ENEOSでんきは全プランで燃料費調整額の上限をなくしました

燃料費調整額とは、発電に必要なLNG(液化天然ガス)や石炭などの価格変動を電気料金に反映する仕組みです。

以前は上限があったので高くなっても限界がありましたが、2022年11月以降は燃料価格の上昇分がそのまま電気代に反映されるようになっています。

背景には、ロシア・ウクライナ情勢の長期化に伴う資源価格の高騰や、円安による輸入価格の上昇LNGや石炭の価格高騰などです。

これはENEOSでんきだけではなく、多くの電力会社でも従来の上限設定を維持できなくなり、値上げを行っています。

参考:ENEOSでんき

理由2.2023年11月の支払い分からの値上げ

ENEOSでんきは2023年11月請求(2023年10月使用)分から料金を最大50%値上げしました。

どのくらい料金が変わったか比較するため、改定前と同じ電気使用量だと考えられる2022年10月使用分と一緒に試算してみました。

スクロールできます
プラン名改定前
(2022/10)
改定後
(2023/10)
差額
北海道Vプラン13,430.98円13,227.51円-203.47円
東北Vプラン11,708.98円10,860.07円-848.91円
東京Vプラン13,147.98円12,012.16円-1,135.82円
北陸Vプラン12,136.36円10,527.33円-1,609.03円
中国Aプラン15,917.37円12,553.4円-3,363.97円
四国Aプラン12,457.86円12,545.1円87.24円

参考:ENEOSでんき

※ 各エリアで電気料金シミュレーションを行った場合。くわしい比較条件はこちらをクリック。
  • 契約アンペアは「40A」で試算しています。
  • 4人暮らし10月平均電気使用量のモデルケース「379kWh」で試算しています。
  • ENEOSでんき改定前後の基本料金+電力量料金+燃料費調整単価(独自燃調)で試算しています。
  • 消費税を含みます。
  • 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は含みません

2022年10月に比べて、2023年10月は燃料費調整額が安かったことが原因で、月あたり最大3,300円以上安くなっているエリアが多数あったことが試算で分かりました。
参考:2023年10月の東京電力エリアの燃料費調整額 -3.50円/kWh

一方で、現在のこの値下がりは一時的な可能性が高く、家計への影響には引き続き注意が必要です。

対象は北海道・東北・関東・北陸・中国・四国の6エリアで、中部・関西・九州は対象外です。

また、あわせて燃料費調整額の算出方法も各エリアの大手電力会社(例:東京電力・関西電力など)と同じ方法に統一されました。

参考:ENEOSでんき

理由3.託送料金改定による追加負担

ENEOSでんきでも他の電力会社と同様に、託送料金改定の影響を受けており、過去には2023年5月と2024年5月に電気料金の改定を実施しました。

さらに、2025年10月には北海道エリアで追加の料金改定が予定されています。

参考:ENEOSでんき

今後の予定
  • 実施時期:2025年10月~
  • 対象エリア:北海道のみ
  • 月間400kWh使った時はどのくらい高くなる?→Ⅴプランで+182円
    ※契約電流30Aにて算出
  • 背景:北海道電力ネットワーク株式会社の託送料金の改定

北海道電力公式発表によると、家庭などで使われる電気の量が減ったことによる収入の減少や電気を送る設備(資機材)の値段が急に上がったことが背景にあるとされています。

託送料金とは、ENEOSでんきなどの小売電気事業者が電気を家庭に送るために使う送配電網の利用料のことです。
この料金は電気料金の一部として利用者が負担しています。

近年、託送料金が上昇している主な原因は、物価上昇による人件費や資材費の高騰古くなったインフラの更新・維持にかかるコストが大きくなったことなどです。

そのため、電力業界全体で託送料金の見直しがたびたび行われています。

託送料金についてはENEOSでんきだけでなく新電力業界全体が同じ問題を抱えており、値上げは避けられない状況となっています。

ENEOS(エネオス)でんきの基本情報

ENEOSでんきトップ
出典:ENEOSでんき
公式ホームページhttps://www.eneos.co.jp/denki/
運営する会社名ENEOS Power株式会社
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)
電気・ガスセット割あり
オール電化向けプランあり
※2025年3月~
契約手数料なし
解約金一部のプランにあり
ポイント還元あり
キャンペーン電気代の支払いをENEOSカードにすると、ENEOSカード決済のガソリン・灯油・軽油代が割引

ENEOSでんきは、電気を販売して25年以上の実績がある電力会社です。
家庭用はもちろん、業務用の電気も販売しており、全国に9カ所の発電所を保有しています。

でんき・ガスセット割では毎月の電気代が100円割引や、2年以上の長期利用で電力量料金単価が1kWhあたり0.2円割引など、さらにお得になる特典も豊富です。

ENEOSでんきのデメリット【実際の悪い評判・口コミ】

ここからは、実際に利用している方の口コミをもとにデメリットを解説していきます。

デメリット1.一人暮らしは安くなりづらい

ENEOSでんきは1段階目の電力量料金単価が割安に設定されていないため、電気使用量が少ない一人暮らし世帯では節約効果を実感しにくいのが現状です。

スクロールできます
電力会社東京電力ENEOSでんきオクトパス
エナジー
プラン名従量電灯BVプラングリーン
オクトパス
基本料金
※1
935.25円935.25円902.1円
第1段階
(〜120kWh)
29.8円29.8円18.98円
第2段階
(120kWh〜300kWh)
36.4円34.85円24.1円
第3段階
(300kWh〜)
40.49円36.9円27.44円
燃料費等調整単価
(東京電力エリア)
-7.65円-7.65円2.55円
月額料金
(189kWh使用)
4,772円4,709円4,579円
節約額
(東電比)
-63円-193円

※2025年10月1日更新。
※1 30A相当。

一人暮らしの場合は、オクトパスエナジーなど基本料金が安い電力会社の検討をおすすめです。

以下の記事でくわしく紹介していますので、参考にしてください。

\ オール電化でも安い/

公式サイト:https://octopusenergy.co.jp/

デメリット2.一部のプランで解約金が発生

ENEOSでんきの「にねんとく2割」は、更新月(適用開始から23カ月目および24カ月目)を除いた期間に、解約すると解約手数料1,100円が発生します。

引越しによる解約でも手数料は発生するので注意が必要です。

女性の少し不満そうなアイコン女性|埼玉県|4人暮らし
戸建て住宅

にねんとく2割は割引が受けられてとても良いように思いますが、引っ越しが多かったり、電力会社を変更しようと考えている方には切り替える際に解約金がかかってしまうのは多少ネックに思います。

デメリット3.アプリサービス終了による利便性低下

2023年9月末にENEOSでんき公式スマートフォンアプリがサービス終了となりました。

現在はマイページにて電気使用量や請求額の確認がWebブラウザのみに限定されています。

以下、アプリに対する意見についてまとめました。

女性の少し不満そうなアイコン女性|東京都|4人暮らし
集合住宅

アプリで使用量の見える化や省エネアドバイスなども充実すると、より便利で魅力的なサービスになると感じています。

男性の少し不満そうなアイコン男性|千葉県|4人暮らし
集合住宅

以前は専用アプリがあったようですが、現在はウェブサイトでの確認がメインとなっています。
マイページへのログインが手間だったり、料金の反映が遅いと感じます。

アプリのプッシュ通知によるお知らせを必要と感じている方は、Looopでんきがおすすめです。

電気使用量だけでなく、料金予測や節電に役立つ情報などが得られます。

\ アプリで賢く節約したい/

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

ENEOSでんきのメリット【実際の良い評判・口コミ】

次は実際に利用している方の口コミをもとにメリットも解説していきます。

メリット1.ENEOSカード利用でガソリン代割引

ENEOSでんきの最大の特徴は、ENEOSカードと組み合わせることでガソリン代が割引になることです。

割引内容
  • ENEOSカード(S・P・NICOS)→ガソリン・軽油・灯油が1円/L割引
  • ENEOSカード(CB)→電気料金から月額100円割引
  • 特別提携カード→各カード会社の特典も併用可能
女性の満足そうに喜んでいるアイコン女性|埼玉県|4人暮らし
戸建て住宅

ガソリン代の割引もあるので、車を多く使うことがある我が家には助かっていますし、支払い先をENEOSカードに設定しているので、ポイントが多く貯まる点もとても魅力的だと思っています。

メリット2.電気使用量が多い家庭ほどお得

ENEOSでんきは従量制の3段階料金設定で、使用量が増えるほど東京電力との差額が大きくなります。

例として、弊社のアンケートに回答してくださったMさんの使用実績で東京電力と比較してみました。

女性の満足そうに喜んでいるアイコン女性|埼玉県|4人暮らし
戸建て住宅

・契約プラン:東京Vプラン
・2025年9月実績:823kWh
・請求金額:25,275円
ENEOSでんき月間使用量823kWhの場合の比較シミュレーション
※ 東京電力エリアで同条件で電気料金シミュレーションを行った場合。くわしい比較条件はこちらをクリック。
  • ENEOSでんきにはにねんとく2割が適応されています。
  • シミュレーション料金は2025年9月の燃料費調整等単価(独自燃調)で試算されています。
  • 年間のシミュレーション料金は2025年9月の燃料費調整等単価(独自燃調)で試算しています。
  • 消費税を含みます。
  • 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)はを含んだ金額です。
    ※参考:電気・ガス料金支援 経済産業省
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた9月の電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた9月の電気使用量
1人暮らし(集合住宅)189kWh
2人暮らし(集合住宅)277kWh
3人暮らし(戸建)393kWh
4人暮らし(戸建)444kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた年間電気使用量
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh
2人暮らし(集合住宅)3,264kWh
3人暮らし(戸建)4,632kWh
4人暮らし(戸建)5,232kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。

今回の比較では、東京電力の従量電灯Bプランの料金単価をもとにシミュレーションしています。

特に300kWhを超える第3段階料金では、ENEOSでんきの方が約2,600円/kWhお得になるため、使用量が多いMさんのような家庭でメリットが大きくなります。

メリット3.オール電化プランの新規展開

2025年3月から北海道・東北・関東エリア限定でオール電化向けプランの提供を開始しました。

東京電力のスマートライフS/Lからの切り替えで基本料金が10%割引など、供給該当エリアで今まで東京電力を利用していた方にはメリットのあるプランです。
参考:ENEOSでんき

メリット4.電気トラブルに24時間365日対応

ENEOSでんきでは、電気設備のトラブル時に24時間365日対応のサポートサービスを提供しています。

サービス内容
  • 停電・漏電などの緊急時対応
  • 電気設備の点検・修理手配
  • 出張費・60分以内の作業費無料
女性の満足そうに喜んでいるアイコン女性|埼玉県|4人暮らし
戸建て住宅

電気がつかないなどのトラブルにも電話の無料相談で対応してくれる部分がおすすめポイントです。

大手ならではの手厚いサポートは、他の新電力会社にはない魅力の一つです。

\電気の「もしも」に、しっかり備える/

公式サイト:https://www.eneos-power.co.jp/denki/

東京電力&関西電力と料金比較!ENEOSでんきが高いのは本当?

ここでは、東京電力と関西電力を比較していきます。

東京電力・関西電力との詳細料金比較

結論から言えば、ENEOSでんきは東京電力よりも安いですが、関西電力と比べると少し割高になる可能性があります。

一人暮らし~四人暮らしの年間電気代を、ENEOSでんきの料金シミュレーションを用いてくわしく見ていきましょう。

▼ENEOSでんき(東京電力エリア)と東京電力

スクロールできます
10月
電気代
ENEOSでんき東京電力おトク金額
一人暮らし4,709円4,772円-63円
二人暮らし6,749円6,929円-180円
三人暮らし9,543円9,951円-408円
四人暮らし11,112円11,675円-563円

※2025年10月1日更新。

※東京電力エリアで各社同条件で電気料金シミュレーションを行った場合。くわしい比較条件はこちらをクリック。
  • 契約アンペアは1~3人暮らしが「30A」、4人暮らしが「40A」で試算しています。
  • 各社、2025年10月時点で東京電力エリアの料金プランで試算しています。
  • 各社、10月のシミュレーション料金は更新日時点で公表されている最新の燃料費調整等単価(独自燃調)やエリアプライス価格で試算されています。
  • 各社、年間のシミュレーション料金は2024年11月~2025年10月の燃料費調整等単価(独自燃調)や固定単価+2024年11月~2025年10月の月平均のエリアプライス価格(東京)で試算しています。
  • 消費税を含みます。
  • 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は含みません
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた10月の電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた10月電気使用量
1人暮らし(集合住宅)161kWh
2人暮らし(集合住宅)236kWh
3人暮らし(戸建)336kWh
4人暮らし(戸建)379kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた年間電気使用量
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh
2人暮らし(集合住宅)3,264kWh
3人暮らし(戸建)4,632kWh
4人暮らし(戸建)5,232kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。

東京電力と比較すると、ENEOSでんきの電気代のほうが安いです。世帯人数が増えるほど、お得になる金額も高くなります。


ENEOSでんき(関西電力エリア)と関西電力

スクロールできます
10月
電気代
ENEOSでんき関西電力おトク金額
一人暮らし3,995円4,120円-346円
二人暮らし5,985円6,239円-577円
三人暮らし8,740円9,171円-892円
四人暮らし10,002円10,514円-1,031円

※2025年10月1日更新。

※ 関西電力エリアで各社同条件で電気料金シミュレーションを行った場合。くわしい比較条件はこちらをクリック。
  • 契約アンペアは1~3人暮らしが「30A」、4人暮らしが「40A」で試算しています。
  • 各社、2025年10月時点で関西電力エリアの料金プランで試算しています。
  • 各社、10月のシミュレーション料金は更新日時点で公表されている最新の燃料費調整等単価(独自燃調)やエリアプライス価格で試算されています。
  • 各社、年間のシミュレーション料金は2024年11月~2025年10月の燃料費調整等単価(独自燃調)や固定単価+2024年11月~2025年10月の月平均のエリアプライス価格(関西)で試算しています。
  • 消費税を含みます。
  • 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は含みません
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた10月の電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた10月電気使用量
1人暮らし(集合住宅)161kWh
2人暮らし(集合住宅)236kWh
3人暮らし(戸建)336kWh
4人暮らし(戸建)379kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた年間電気使用量
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh
2人暮らし(集合住宅)3,264kWh
3人暮らし(戸建)4,632kWh
4人暮らし(戸建)5,232kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。

関西電力もENEOSでんきの電気代のほうが安いです。ただし、料金シミュレーションには「にねんとく2割」が適用されています。

「にねんとく2割」は、四人暮らしであれば年間約1,000円の割引になるので、「にねんとく2割」がなければ、ENEOSでんきのほうが高いといえるでしょう。

電力量料金​の安い地域(関西エリア・九州エリア)では、ENEOSでんきに乗り換えても電気代が安くならない可能性があります。

ENEOSでんきよりおすすめの安い電力会社2選

ここでは、ENEOSでんきより安くておすすめな電力会社を2社紹介します。

安さ重視なら「オクトパスエナジー」

オクトパスエナジーの4つの特徴と評価
グリーンオクトパス
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし4,579円
東京電力と比べると
-193円
2人暮らし6,578円
東京電力と比べると
-351円
3人暮らし9,363円
東京電力と比べると
-588円
4人暮らし10,953円
東京電力と比べると
-722円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし65,950円
東京電力と比べると
-2,133円
2人暮らし95,037円
東京電力と比べると
-3,964円
3人暮らし136,608円
東京電力と比べると
-7,067円
4人暮らし159,012円
東京電力と比べると
-8,687円
基本料金10A:291円
15A:436.5円
20A:582円
30A:902.1円
40A:1,202.8円
50A:1,455円
60A:1,746円
※30日試算
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
1~120kWh:18.98円
121~300kWh:24.1円
301kWh~:27.44円
10月の
燃料費等調整額
2.55円/kWh
提供エリア全国
(沖縄を除く)
セット割なし
オール電化あり
オール電化オクトパス
ポイント還元なし
支払い方法クレジットカード
口座振替
振込用紙
初期費用/違約金なし
サポート時間コールセンター
月曜~木曜:9~17時
金曜:9~16時

メール / LINE / 
Twitter / Instagram
 24時間365日
キャンペーン
公式サイトhttps://octopusenergy.co.jp/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

オクトパスエナジーは、イギリスの電力小売会社オクトパスエナジーと東京ガスが合同で運営する新電力会社です。

基本料金が東京電力よりも安く設定されており、電力量料金については使用量に関わらず一律でお得な料金体系を採用しています。

また、実質再生可能エネルギー100%の電力を供給している環境に配慮した電力会社です。どの料金プランでも解約金は一切発生しないため、安心して利用できます。

\ 世界的に大人気!安くて環境に優しいエネルギー/

公式サイト:https://octopusenergy.co.jp/

最安値を狙うなら「Looopでんき」

Looopでんきの4つの特徴と評価
スマートタイムONE
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし5,122円
東京電力と比べると
+350円
2人暮らし7,106円
東京電力と比べると
+177円
3人暮らし9,752円
東京電力と比べると
-199円
4人暮らし10,890円
東京電力と比べると
-785円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし70,661円
東京電力と比べると
+2,577円
2人暮らし98,552円
東京電力と比べると
-449円
3人暮らし135,521円
東京電力と比べると
-8,154円
4人暮らし151,737円
東京電力と比べると
-15,963円
基本料金861.27円
(3kW)※1
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
固定従量料金
13.97円

市場連動型従量料金
※2
10月の
燃料費等調整額
なし
提供エリア全国
セット割都市ガス
オール電化なし
ポイント還元なし
支払い方法クレジットカード
初期費用/違約金なし
サポート時間年中無休
9〜20時
キャンペーン
公式サイトhttps://looop-denki.com/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら
※1 1kWあたり10~20A相当。
※2 市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。

Looopでんきは、市場連動型の料金設定を採用しており、使用する時間帯を工夫することで大幅な節約が可能な新電力会社です。

スマートタイムONEプランでは基本料金が0円に設定されており、時間帯別料金制度により夜間や休日の電気料金が特に安くなる仕組みを提供しています。

また、公式スマートフォンアプリを通じて電気料金を確認することができるため、リアルタイムで電力使用状況を把握でき、効率的な節約が実現できます。

さらに、オクトパスエナジーと同じく解約金が発生しないため、気軽に契約を検討できる点も魅力の一つです。

\ ピークシフトで楽しく節約 /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

ENEOSでんきから他社への乗り換え手順

ここからは、ENEOSでんきから他社へ乗り換える方法について解説します。

現住所での乗り換え方法

STEP
新しい電力会社に申し込み

・Webサイトまたは電話で手続き

・必要書類:検針票、本人確認書類

STEP
ENEOSでんきの解約手続きは不要

・新電力会社が代行で解約手続きを実施

・切り替え完了まで約2週間

STEP
スマートメーター設置(未設置の場合)

・一般送配電事業者が無料で交換工事

・工事時間:約15分

引越しと同時の乗り換え方法

STEP
ENEOSでんきの解約手続き

・カスタマーセンターに電話

・引越し日の1週間前までに連絡

STEP
新住所で新電力会社に申し込み

・引越し日に合わせて供給開始日を設定

解約金・違約金について

ENEOSでんきの解約時にかかる費用は、契約プランによって異なります。
基本的な解約では、解約手数料や違約金は一切かかりません。

しかし、「にねんとく2割」を契約している場合は注意が必要です。
更新月(契約から23・24ヶ月目)以外に解約すると、1,100円の解約手数料が発生します。

また、引越しによる解約であっても同様に手数料がかかるため、契約時期を確認してから解約手続きを行うことをおすすめします。

ENEOSでんきに関するよくある質問

ENEOSでんきに関するよくある質問は、以下の通りです。

ENEOSでんきに関するよくある質問
  • ENEOSでんきが高くなった理由は?
  • 東京電力とENEOSでんきはどちらが安い?
  • 東京電力へ戻す方法は?
  • ENEOSでんきのお問い合わせは?

ENEOSでんきが高くなった理由は?

電気料金が高くなった要因として、燃料費調整額の上限撤廃料金プランや託送料金の価格改定などが挙げられます。

いずれもENEOSでんきに限らず多くの電力会社も料金改定を行いました。

東京電力とENEOSでんきはどちらが安い?

月300kWh以上使う世帯ならENEOSでんきが安くなります。
基本料金は両社同額ですが、電力量料金に差があります。

120~300kWh:ENEOSでんきが1kWhあたり1.55円安い
300kWh超過分:ENEOSでんきが1kWhあたり3.59円安い

そのため、電気使用量が多い家庭ほど、ENEOSでんきの方がお得になります。

東京電力へ戻す方法は?

東京電力エナジーパートナーのWebサイトまたは電話で申し込み可能です。
ENEOSでんきの解約手続きは東京電力が代行します。

ENEOSでんきのお問い合わせは?

ENEOSでんきへの問い合わせは、ログインしなくても公式ホームページの問い合わせフォームか電話から問い合わせできます。

問い合わせ方法は、以下の3つです。

ENEOSでんきへの問い合わせ方法
  • チャットでのお問い合わせ:24時間利用可能
  • 問い合わせフォームでのお問い合わせ:3~10日かかる場合がある
  • 電話でのお問い合わせ:その場で案内してもらえる

参考:ENEOSでんき

また、電気・家鍵・ガラスについての困りごとは、「電気の困った!駆けつけサービス」に連絡すれば解決する可能性があります。

まとめ ENEOSでんきは本当にやばいのか?

ENEOSでんきが「やばい」と言われる主な理由は、燃料費調整額上限撤廃や料金プランの改定により、従来の料金メリットが縮小していることにあります。

しかし、電気料金高騰の原因は業界全体の問題でもあり、ENEOSでんきに限った話ではありません。

重要なのは現在の電気使用量や契約内容を踏まえ、定期的な料金プランの見直しを行うことです。

2025年も北海道エリアで追加の料金改定が予定されているため、最新の情報を継続的にチェックし、必要に応じてオクトパスエナジーLooopでんきなどの競合他社との検討をおすすめします。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
株式会社スタークラフトのメンバーが編集部として運営をしている。

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