電気料金12社比較|おすすめの安い電力会社ランキング&比較表あり!一戸建て向けの新電力も紹介!

電気料金12社比較|おすすめの安い電力会社ランキング&比較表あり!一戸建て向けの新電力も紹介!
  • 「電気料金高い…安い会社に変えられるって聞いたけど、どこが安いのか分からない!」
  • 「寒い冬に備えてエアコンを買い替えないと!電気代高くなるし…」

こんなことを考えてしまうほど、2024年10月は値上げラッシュ。食品は2900品目以上値上がる中、電気代も政府の補助金である「酷暑乗り切り緊急支援」が縮小されるので1kWhあたり1.5円の値上げとなります。

参考元:帝国データバンク
参考元:資源エネルギー庁

4人暮らしなら大体月400~500円ほどの値上げとなる試算です。まさに今、より安い電力会社を探している方が本記事をご覧になっているかと思います。
※後述する料金シミュレーションで用いた平均電気量から試算

実際に電力会社を乗り換えると、電気代が安くなるケースがほとんどです。

本記事の結論

この記事では、電気料金が安い新電力会社12社ランキングを紹介しています。

人気の電力会社や一戸建て向け(利用量450kWh以上)の方におすすめの電力会社なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

目次

電気料金が安い順!おすすめの新電力会社12社ランキング

ここでは、早速電気料金が安い新電力会社12社ランキングを紹介します。

料金プランや1人暮らしから4人暮らしまでの年間料金シミュレーション、供給エリアを電気料金が安い順にまとめました。新電力会社に乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

スクロールできます
順位/会社名料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)1人暮らしの年間料金2人暮らしの年間料金3人暮らしの年間料金4人暮らしの年間料金供給エリア
1位
イデックスでんき
【ベーシックプラン】
基本料金:30A 939.23円~
電気料金:18.28円~
64,595円100,626円117,060円132,213円福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
2位
新日本エネルギー
【スタンダードプラン電灯B(東京エリア)】
基本料金:30A 885.72円~
電気料金:30.00円~
67,488円104,004円121,236円136,908円全国(沖縄・離島を除く)
3位
Looopでんき
【スマートタイムONE(電灯)】
基本料金:0円
電気料金:市場流動型(30分ごとに変動)
62,508円110,769円135,652円148,271円全国(離島を除く)
4位
Japan電力
【くらしプランS】
基本料金:0円
電気料金:26.00円~
77,949円117,526円136,741円154,154円全国(沖縄・離島を除く)
5位
エネワンでんき
【エネワンバリュー】
基本料金:30A 902.25円~
電気料金:33.76円~
77,527円120,855円140,620円158,716円全国(離島を除く)
6位
小田急でんき × 小田急ガス
【M(ミディアム)プラン】
基本料金:30A 885.72円~
電気料金:23.12円~
79,917円125,140円144,373円162,248円東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県(一部エリアを除く)
7位
ネット電力
【ネットでんきB】
基本料金:0円
電気料金:27.90円~
84,773円128,127円149,417円168,772円全国(沖縄・離島を除く)
8位
しろくま電力
【しろくまプラン(東京エリア)】
基本料金:10A 290.00円~
電気料金:24.70円~
92,301円137,649円158,213円176,904円全国(沖縄・離島を除く)
9位
大阪ガスの電気
【ベースプランA-G】
基本料金:10A 716.04円~
電気料金:20.21円~
94,481 円136,751 円158,225 円178,053 円京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、福井県、三重県、岐阜県(一部エリアを除く)一部の料金メニューのみ全国に対応
10位
CDエナジーダイレクト
【ベーシックでんきB】
基本料金:10A 276.90円~
電気料金:29.90円~
101,433円156,491円181,684円204,445円東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県山梨県、静岡県の富士川以東
11位
東京ガス
【基本プラン】
基本料金:10A 295.24円~
電気料金:29.90円~
114,362円176,646円206,337円233,416円東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県
12位
エルピオでんき
【スタンダードプランS】
基本料金:30A 858.24円~
電気料金:29.80円~
119,792円184,413円213,740円241,386円東京電力、中部電力、関西電力、東北電力、北陸電力、四国電力、中国電力、九州電力の供給エリア
※料金シミュレーションは各電力会社が提供するシミュレーションを使用しています。実際の電気料金は各電力会社の公式サイトにて改めて計算してください。
※シミュレーションは東京電力エリアで計算していますが、「大阪ガスの電気」のみ関西電力エリアでシミュレーションしています。
※世帯あたりの平均月間電気使用量は、「東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査」を参考にしています。
※料金シミュレーションのくわしい条件
  • 契約アンペアはすべて「30A」で試算しています。
  • 燃料費調整単価、再エネ発電賦課金、消費税を含みます。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた年間電気使用量
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh
2人暮らし(集合住宅)3,264kWh
3人暮らし(戸建)4,632kWh
4人暮らし(戸建)5,232kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「平均電気使用量」を引用し、12か月分として計算しています。

【すぐ分かる!】大手2社+新電力会社12社の料金・割引・キャンペーン比較表

前述のランキングでご紹介した新電力会社12社と、東京電力と関西電力の2社を加えた14社の料金・割引・キャンペーンをまとめました。

電力会社の乗り換えで一番安い会社と人気の会社についても、詳しく紹介しています。

スクロールできます
電力会社料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)燃料費調整単価※1割引(キャッシュバック)※2キャンペーン※2
東京電力
【スタンダードS/L】
基本料金:10A 295.24円~
電気料金:29.90円~
-6.31円/kWh
関西電力最低料金:522.58円
電気料金:20.21円~
2.24円/kWhDRプロジェクト
電気使用量の抑制量に応じて「はぴeポイント」を進呈

「withU-NEXT でんき」加入&初回限定
→合計2,400ポイントプレゼント
イデックスでんき基本料金:30A 939.23円~
電気料金:18.28円~
2.20円/kWhイデックスクラブポイントカード割引
(毎年660円引き)
契約継続割引
(毎年500円引き)
新規契約キャンペーン
新規契約でdポイント最大10,000ポイント獲得のチャンス
新日本エネルギー基本料金:30A 885.72円~
電気料金:30.00円~
11.16円/kWh新規ご契約・お友達紹介キャンペーン
(3,000円引き)
オプションサービス新規申込みキャンペーン
(最大2ヶ月間無料特典)
Looopでんき基本料金:0円
電気料金:市場変動型(30分ごとに変動)
0円新規ダウンロードキャンペーン
100円引き
Japan電力基本料金:0円
電気料金:26.00円~
2.96円/kWh
エネワンでんき基本料金:30A 902.25円~
電気料金:33.76円~
-6.31円/kWh紹介キャンペーン
エネワンでんきを紹介した人、された人、どちらも基本料金1ヶ月無料
お引越し継続特典
引っ越し先でもエネワンでんきを利用すると商品券500円分プレゼント
基本料金5ヵ月無料特典
新規契約で基本料金5ヶ月0円
小田急でんき × 小田急ガス基本料金:30A 885.72円~
電気料金:23.12円~
3.35円/kWh
ネット電力基本料金:0円
電気料金:27.90円~
しろくま電力基本料金:10A 290.00円~
電気料金:24.70円~
5.60円/kWh
大阪ガスの電気
【ベースプランA-G】
基本料金:10A 716.04円~
電気料金:20.21円~
3.89円/kWh「スタイルプランP」新規契約特典
Amazonギフト1,000円分プレゼント
「スタイルプランd」新規契約特典
dポイント1,000円分プレゼント
「いっとくパス」が必ずもらえるキャンペーン
「大阪ガスの電気」新規申込みで、最大10,000円分の「いっとくパス」がもらえる!
CDエナジーダイレクト基本料金:10A 276.90円~
電気料金:29.90円~
-6.31円/kWh料金連動ポイント
→電気代(再エネ賦課金除く)100円につき1カテエネポイント
※ ポイント還元にはCDエナジーWEB会員サービス「カテエネ」に電気の契約情報登録が必要
※セット割引の適用を受ける場合は、割引後の料金から算定


電気ガスセット割
→電気料金、ガス料金がそれぞれ0.5%割引
※ セット割の対象は基本料金および従量料金(燃料費調整額を除く)
ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外
東京ガス
【基本プラン】
基本料金:10A 295.24円~
電気料金:29.90円~
-6.31 円/kWh電気切替キャッシュバック制度
5,000円キャッシュバック
電気代基本料金無料
電気代基本料金1ヶ月無料
エルピオでんき基本料金:30A 858.24円~
電気料金:29.80円~
-1.80円/kWh
※1 燃料費調整単価は、東京エリア(エリア外の場合は関西エリア)の2024年8月分を記載しています。エリアや時期によって異なるため、公式サイトで最新情報を確認してください。
※2 2024年8月時点のキャンペーン内容です。終了している場合があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

電力会社の乗り換えで一番安いのは「イデックスでんき」

イデックスでんきの公式サイト
出典:イデックスでんき
公式サイトhttps://idexdenki.idex.co.jp/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:30A 939.23円~
電気料金:18.28円~
年間料金シミュレーション結果1人暮らし:1年で64,595円
2人暮らし:1年で100,626円
3人暮らし:1年で117,060円
4人暮らし:1年で132,213円
割引(キャッシュバック)イデックスクラブポイントカード割引
契約継続割引
供給エリア福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

電力会社の乗り換えで一番安い電力会社は「イデックスでんき」です。1人暮らしから4人暮らしの料金シミュレーション結果を総合的に見て、料金が一番安くなっています。

また、イデックスでんきは「イデックスクラブポイントカード割引」と「契約継続割引」の2つの割引特典があります。割引特典を利用すれば、さらにおトクになるため、ぜひ活用しましょう。

イデックスでんきを契約すると、電気代に応じてdポイントやWAONポイントが貯まります。例えば、dポイントであれば100円で1ポイント貯まるため、仮に電気料金が年間130,000円であれば1,300ポイント貯まります。

ただし、イデックスでんきの供給エリアは九州地方だけですので、注意しましょう。

\ 九州の人はラッキー!今最安の電力会社 /

電力会社の乗り換えで人気なのは「東京電力」

東京電力(tepco)の公式サイト
出典:東京電力
公式サイト東京電力
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:10A 295.24円~
電気料金:29.90円~
年間料金シミュレーション結果1人暮らし:1年で102,299円
2人暮らし:1年で160,814円
3人暮らし:1年で187,164円
4人暮らし:1年で205,862円
割引(キャッシュバック)電気切替キャッシュバック制度
電気代基本料金無料
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)

電力会社の乗り換えで人気なのは「東京電力」です。根拠としては、電力会社の全国における販売量ランキングで第一位だからです。

資源エネルギー庁の電力調査統計(2024年4月分)によると、電力需要(販売)量第一位は東京電力エナジーパートナー、第二位は関西電力、第三位は中部電力ミライズとなっています。

「販売量が多い=利用者数が多い」ということになるため、人気が高い電力会社だといえます。

東京電力は、ガスと電気をセットで申し込むとおトクになるのが特徴です。セットでまとめることで、電気代が年間約1,200円おトクになります。

また、東京電力には、再生可能エネルギーを使用した「アクアエナジー100」という料金プランがあります。

このプランは、発電時にCO2を排出しない水力発電100%のプランで、環境問題の解決に貢献したい方におすすめです。

ただし、東京電力の電気料金は「最安」ではありません。電気料金が安い新電力会社12社ランキングでは、11位と下から2番目です。

大手電力会社ですので、安定感やサービスの充実度は高いです。しかし、電気料金は安くないため、注意しましょう。

一戸建てで電気代を安くしたい!利用量450kWh以上でもおすすめの会社3選

日本生活協同組合連合会が2019年9月に報告した統計によると、一戸建て(一軒家)電気利用量の5月平均は350kWhでした。

このデータを元に月別最大電力の比率を加えて試算すると、年間の月平均は約431kWhとなります。

※詳しい計算式はこちら

各月の平均最大電力÷5月の平均最大電力=最大電力の各月の比率

最大電力の各月の比率×5月の電気利用量=各月の電気利用量(予測)

参照日本生活協同組合連合会|電気・ガス料金調査
参照:東京電力|月別最大電力

そこで、この数値を元に一戸建てで電気代を安くしたい方におすすめの電力会社を3社選びました。

利用量450kWh以上でおすすめの電力会社は3つ
  • 新日本エネルギー
  • Looopでんき
  • Japan電力

それぞれの電力会社について、詳しく見ていきましょう。

新日本エネルギー:豊富な契約実績で乗り換え簡単!

新日本エネルギーの公式サイト
出典:新日本エネルギー
公式サイトhttps://nj-e.jp/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:30A 885.72円~
電気料金:30.00円~
年間料金シミュレーション結果1人暮らし:1年で67,488円
2人暮らし:1年で104,004円
3人暮らし:1年で121,236円
4人暮らし:1年で136,908円
割引(キャッシュバック)新規ご契約・お友達紹介キャンペーン
オプションサービス新規申込みキャンペーン
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)

利用量450kWh以上でおすすめの電力会社1社目は、「新日本エネルギー」です。

新日本エネルギーは「地域の皆様におトクな電気を!」をモットーに、2019年よりスタートした新電力会社です。

供給エリアが全国(沖縄・離島を除く)ですので、どなたでも利用できます。

1人暮らしから4人暮らしの年間料金シミュレーション結果を見ても、電気料金が安く、どの世帯・どの地域にもおすすめの電力会社です。

新日本エネルギーは、「初期費用が0円」「申込み手続きが簡単」「工事・立ち合い不要」という3つの特徴があり、簡単に乗り換えできます。

ただし、新日本エネルギーには契約期間があり、3年間の自動更新です。通常、更新月以外に解約すると9900円の解約金が発生します。※料金プランによって異なる場合あり。詳しくは公式サイトをご確認ください。

3年以内に電力会社を乗り換える予定がある方は解約金が発生するので、注意しましょう。

\ 総合的に安い!切り替え簡単! /

Looopでんき:市場流動型を活かした節約が可能

Looop(ループ)でんきの公式サイト
出典:Looopでんき
公式サイトhttps://looop-denki.com/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:0円
電気料金:市場流動型(30分ごとに変動)
年間料金シミュレーション結果1人暮らし:1年で62,508円
2人暮らし:1年で110,769円
3人暮らし:1年で135,652円
4人暮らし:1年で148,271円
割引(キャッシュバック)新規ダウンロードキャンペーン
供給エリア全国(離島を除く)

利用量450kWh以上でおすすめの電力会社2社目は、「Looopでんき」です。

本記事で紹介している電力会社の中で、唯一「市場流動型」の料金プランです。市場流動型とは、以下のグラフのように電気料金が30分ごとに変わるタイプのことです。

2024年7月11日の時間前市場のグラフ
出典:JEPX

上記のグラフを見てわかるように、昼間や深夜、早朝の電気料金が安いです。

電気料金が下がったタイミングを見計らって、電気を使えば節約できます。昼間に洗濯を回すファミリー層におすすめでしょう。

また、今月の電気代や料金単価は、アプリで簡単に確認できます。

加えて、基本料金や燃料費調整額がずっと0円で、使った分が電気料金になるシンプルさが特徴です。
利用料の多いご家庭でも、電気を使うタイミングさえ意識すれば、十分に節約できます。

\ 平日昼間中心に家電を使う人向け /

Japan電力:累計5.2万件突破!利用者数が急増中!

Japan(ジャパン)電力の公式サイト
出典:Japan電力
公式サイトhttps://www.japaden.jp/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:0円
電気料金:26.00円~
年間料金シミュレーション結果1人暮らし:1年で77,949円
2人暮らし:1年で117,526円
3人暮らし:1年で136,741円
4人暮らし:1年で154,154円
割引(キャッシュバック)なし
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)

利用量450kWh以上でおすすめの電力会社3社目は、「Japan電力」です。

Japan電力は創業17年の電力会社。供給エリアが全国(沖縄・離島を除く)に対応しているため、どなたでもお得に利用できます。

基本料金が0円で、初期費用もかからず、簡単に申し込めます。2023年11月時点で、累計契約数52,000件を突破し、利用者が増え続けている電力会社です。

401kWhから電気料金が安くなるため、利用量が500kWh以上になってしまう季節もおトクに利用できます。

また、続々と値上げを発表する電力会社が多い中、Japan電力は2022年9月利用分の値上げ以降、電気料金を上げていないのも特徴です。

\ 平日昼間中心に家電を使う人向け /

実際に電力会社を乗り換える時の手順は4つ

実際に電力会社を乗り換える時の手順は、以下の4つです。

電力会社を乗り換える時の手順は4つ
  • 電力会社を比較する
  • 申込フォームから申し込む
  • スマートメーターの交換
  • 使用開始日の案内

それぞれの手順について「イデックスでんき」の乗り換え方法を例に、紹介します。

STEP
電力会社を比較する

まずは、乗り換える電力会社を検討しましょう。電力会社の公式サイトや、電力会社を紹介しているランキングサイトなどを参考に、現在契約している会社より安くなる会社を見つけます。

乗り換え先を決めるときは、現在契約している電力会社と比べ、どのくらい料金が安くなるのかシミュレーションしましょう。

また、基本料金や電力量料金といった契約プランを見て、家庭のライフスタイルに合ったプランになっているか確かめてください。

STEP
申込フォームから申し込む

乗り換える電力会社が決まれば、公式サイトの申込フォームから申し込みましょう。

申し込む前に準備するものは以下の2つです。

申し込み前に準備するものは2つ
  • 預金通帳・クレジットカードなど支払い情報のわかるもの
  • 検針票またはWeb明細

申し込む時にこれらの情報を入力するため、事前に準備しておくとスムーズに進められます。

今回は「イデックスでんき」を参考に、申込み方法の流れを説明します。

まずは、イデックスでんきの公式サイトにアクセスしましょう。

少しページを下げると「お申込みはコチラから」というボタンが出ますので、クリックしてください。

イデックスでんきに申し込むボタン
出典:イデックスでんき

現在住んでいる住所で変更するか、新しい引っ越し先の住所で変更するかを選んでください。

イデックスでんきの申し込みフォーム
出典:イデックスでんき

今回は「現在お住いのご住所でお切り替えのお客さま」を選んで、先に進みます。

ページが切り替わったら、以下の「登録お申込み情報」を入力します。

申し込み情報で入力する項目
  • 個人/法人
  • 契約者名義
  • 契約住所
  • 電話番号(優先連絡先)
  • 支払い方法
  • メールアドレス
  • メール配信希望の有無
  • 使用開始希望日
  • 現在契約中の電力会社
  • お客さま番号
  • 供給地点特定番号
  • 申込み地域
  • 契約プラン
  • 紹介者情報
  • イデックスでんきを知ったきっかけ
  • ポイントカード情報

入力に問題がなければ、申し込み完了です。

STEP
スマートメーターの交換

スマートメーター未設置の場合は、設置工事が必要になります。

スマートメーターの設置日を決めるために送配電事業者から電話があります。設置費用は原則無料です。

STEP
使用開始日の案内

はがきまたは封書にて、使用開始日の案内が来ます。申込フォームの手続き以外は、基本的に何もする必要ありません。

使用開始日の案内が来るのを待ち、使用開始日になると電気が使えるようになります。

なお、契約中の電力会社への解約手続きもイデックスでんきが行うため、解約手続きも必要ありません。

以上が実際に電力会社を乗り換える時の流れです。

電力会社によって、多少やり方や申込フォームの内容が異なりますが、基本的な流れは変わりません。

わからないことがあれば、各電力会社に問い合わせフォームやコールセンターが設置されていますので、利用しましょう。

電気料金を比較する時によくある質問

電気料金を比較する時によくある質問は、以下の通りです。

電気料金を比較する時によくある質問
  • 東京電力と新電力会社を比較してどっちが安い?
  • 電気代は2024年値上がりしますか?
  • 電力会社を乗り換える時の注意点は?
  • 電力会社を選ぶ前に知っておいた方がいいことはありますか?

それぞれの質問について、見ていきましょう。

東京電力と新電力会社を比較してどっちが安い?

結論からいえば、新電力会社の方が安いです。

東京電力エリアで利用できる電力会社と比較し、どのくらい安いか表にまとめてみました。

電力会社東京電力に比べていくら安いか
ネット電力年間66,895円安い
新日本エネルギー年間65,676円安い
エルピオ電気年間19,862円安い
CDエナジーダイレクト年間13,998円安い
Japan電力年間11,123円安い
東京ガス年間10,456円安い
小田急でんき × 小田急ガス年間10,393円安い
エネワンでんき年間9,436円安い
Looopでんき年間9,288円安い
比較条件・4月の電気使用量が436kWhの4人家族
・東京電力の従量電灯B
・契約容量40A
※上記の表は各電力会社の料金シミュレーションで「比較条件」を入力した結果です。
電力会社ごとに独自のシミュレーションをしているため、前述のランキングや比較表と差異が生じます。

本記事で紹介している新電力会社の中で、一番安くなるのはネット電力です。

乗り換えると年間66,895円も安くなります。一番割引幅の低いLooopでんきであっても、東京電力に比べて年間9,288円安くなります。

本記事で紹介していない新電力会社であっても、基本的に安くなるケースが多いため、電力会社を乗り換える場合は、新電力会社を検討してください。

電気代は2024年に値上がりしますか?

2024年7月に電気代は値上がりします。値上がりする原因は「電気代の補助政策が終了する」「再生可能エネルギー発電促進賦課金が値上げする」の2つです。

政府は2023年1月に「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を実施しました。しかし、電気・ガス料金の高騰が緩和したため、2024年5月使用分で終了します。

「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の補助額は、以下の通りです。

適応期間電気(高圧)電気(低圧)都市ガス
2024年1月使用分から
2024年4月使用分まで
1.8円/1kWh3.5円/1kWh15円/1㎥
2024年5月使用分0.9円/1kWh1.8円/1kWh7.5円/1㎥
参考元:経済産業省

実施に請求のある2024年7月分から補助額が適応されないため、補助額がなくなった分だけ電気代が値上がりすることになります。

また、毎年、経済産業省が発表している「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」が値上げすることも明らかになっています。

参考元:経済産業省

なお、2024年7月に電気代を値上げした大手電力会社10社の値上げ幅は、以下の通りです。

電力会社2024年7月2024年6月前月比
北海道電力9,523円9,114円+409円
東北電力8,855円8,436円+419円
東京電力8,930円8,538円+392円
中部電力8,691円8,345円+246円
北陸電力7,758円7,356円+402円
関西電力7,664円7,196円+468円
中国電力8,514円8,061円+453円
四国電力8,595円8,135円+460円
九州電力7,551円7,101円+450円
沖縄電力9,663円9,047円+616円
参考元:北海道電力東北電力東京電力中部電力ミライズ北陸電力関西電力中国電力四国電力九州電力沖縄電力

電力会社を乗り換える時の注意点は?

電力会社を乗り換えるときは、以下のような注意点があります。

電力会社を乗り換える時の注意点5つ
  • 乗り換えたのに電気代が高くなる
  • 解約金が発生する場合がある
  • 新電力会社が倒産する可能性がある
  • 電気の質は変わらない
  • 乗り換えても停電のリスクが下がるわけではない

また、契約月は基本的に日割り計算になる電力会社が多いです。

実際に電気を使う日よりも早く電気を開通してもいいですが、その分電気代が発生するので注意しましょう。

電力会社を選ぶ前に知っておいた方がいいことはありますか?

電力会社を選ぶ前に確認すべきことは、主に3つあります。

電力会社を選ぶ前に確認すべきことは3つ
  1. 自分の住んでいる地域が供給エリアか
  2. 自分のライフスタイルに合った契約プランがあるか
  3. 複数の電力会社を比較してどのくらい安くなるか

まず、自分の住んでいる地域が供給エリアに含まれているか確かめましょう。

理想的な料金プランがあったとしても、供給エリア内でなければ利用できません。そのため、最初に供給エリアの確認をしてください。

次に、自分のライフスタイルに合った契約プランがあるか確かめましょう。

例えば、日中は電気を使わず、夜間から朝方に電気を多く使う場合は、夜間から電気料金が安くなるプランがある電力会社を選びましょう。

また電力会社を選ぶときは、料金シミュレーションして、どのくらい電気代が安くなるのか比較してください。本記事のように、いくつかの電力会社を比較しながら選ぶと、より効果的です。

まとめ

この記事では、電気料金の安い新電力会社12社ランキングや、実際に電力会社を乗り換えるときの手順について解説しました。

本記事の結論

電気料金の安い新電力会社12社ランキングは、以下の通りです。

2024年は電気代が値上がりしますので、これを機に電力会社の見直しを検討してみてください。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
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