最新版!電気とガスのおすすめセットプラン8選|まとめると安い会社は?デメリット・光熱費節約方法も紹介

2016年・2017年の電気・ガスの自由化により、電力会社やガス会社を選べるようになりました。

各社から電気とガスをまとめたセットプランが打ち出され、「電気とガスをまとめると安いの?」と疑問を抱く人も増えたのではないでしょうか。

本記事の結論

本記事では、電気とガスのおすすめセットプランをエリアごとに紹介します。

ガスとまとめない方が電気代が安くなるパターンや、光熱費の節約方法も紹介しますので、あわせて参考にしてください。

目次

【関東(東京ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン

関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)エリアでは、国内大手の東京ガスがサービス提供をしているなど、電気・ガスのセットプランが多くあります。

その中でもとくにおすすめの電力会社をピックアップしましたので、参考にしてください。

  • 【2~4人暮らしにおすすめ】東京ガス
  • 【1人暮らしにおすすめ】CDエナジーダイレクト

【2~4人暮らしにおすすめ】東京ガス

東京ガスのトップ画像
出典:東京ガス
公式サイトhttps://home.tokyo-gas.co.jp/gas_power/
料金プラン
【基本プラン】
基本料金:10A毎に295.24円
電力量料金:29.90円/kWh~
セット割引【電気と都市ガスセット割引】
各月の電気代から0.5%を乗じた額を割引
料金シミュレーション結果
※(2024年10月時点の価格)
2人暮らしの場合:10,597円(電気代)+4,849円(ガス代)=15,446円
4人暮らしの場合:15,034円(電気代)+7,330円(ガス代)=22,364円
キャンペーン情報新規申し込みで電気代の基本料金が1ヶ月無料

※料金シミュレーションは、各公式サイトの料金シミュレーションや料金表を参考

※電気使用量は「平成26年度 東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査報告書」を参照し、2人暮らしは331kWh、4人暮らしは436kWhで算出

※燃料費等調整額(電源調達費含む)、再エネ賦課金を含む

※2人暮らしは30A、4人暮らしは40Aで算出

東京ガスで電気とガスをまとめると、電気代から0.5%を乗じた額が割引されるためお得です。セット割が適用されるのは「基本プラン」のみなので、注意しましょう。

東京ガスは、「新電力販売量No.1(2023年5月時点の低圧電力の実績)」「ガス小売お客様件数877.9万件(2023年12月末)」を誇ります。信頼感・安定力に富んだ新電力会社です。

スマホやWebから電気とガス代がまとめて確認できます。また前年同月とグラフで確認できるため、どのくらい節約できているかも一目でわかり便利です。

\ 関東で電気&都市ガスならやっぱりココ /

公式サイト:https://home.tokyo-gas.co.jp/gas_power/

【1人暮らしにおすすめ】CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトのトップ画像
出典:CDエナジーダイレクト
公式サイトhttps://www.cdedirect.co.jp/
料金プラン
【ベーシックでんき】
基本料金:10A毎に276.90円
電力量料金:29.90円/kWh~
セット割引【電気と都市ガスセット割引】
電気料金、ガス料金がそれぞれ0.5%割引
(※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金)
料金シミュレーション結果
(2024年10月時点の価格)
6,435円(電気代)+2,908円(ガス代)=9,343円
キャンペーン情報電気とガスセット申し込みで2,000円分のカテエネポイントプレゼント

※料金シミュレーションは、各公式サイトの料金シミュレーションや料金表を参考

※電気使用量は「平成26年度 東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査報告書」を参照し、1人暮らしは219kWhで算出

※燃料費等調整額(電源調達費含む)、再エネ賦課金

※1人暮らしは30Aで算出

CDエナジーダイレクトで電気とガスをまとめると、電気料金、都市ガス料金がそれぞれ0.5%割引されるためお得です。

CDエナジーダイレクトは、関東地域だけで契約実績65万件を誇る、関東で人気の新電力会社です。人生の節目に祝割があり、結婚や新居の購入、誕生日に最大3,000ポイントプレゼントがもらえます。

\ 関東エリア限定!契約実績60万件 /

公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/

CDエナジーダイレクトは、「大阪ガス」と「中部電力ミライズ」が共同出資した合併会社です。どちらもエネルギー大手会社です、安心できます。

【関西(大阪ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン

関西エリア(大阪・兵庫・京都・奈良)では、国内大手の大阪ガスが運営しています。

関西エリアでは、関西電力を利用するとお得になるケースがほとんどですが、大阪ガスもおすすめです。

  • 【2~4人暮らしにおすすめ】大阪ガス
  • 【1人暮らしにおすすめ】関西電力

【2~4人暮らしにおすすめ】大阪ガス

大阪ガスのトップ画像
出典:大阪ガス
公式サイトhttps://home.osakagas.co.jp/electricity/index.html
料金プラン
【ベースプランA-G】
最低料金:466.57円
電力量料金:20.21円/kWh~
セット割引【電気と都市ガスセット割引】
ガス料金が約3%安くなる
料金シミュレーション結果
(2024年10月時点の価格)
2人暮らしの場合:10,965円(電気代)+5,198円(ガス代)=16,163円
4人暮らしの場合:14,590円(電気代)+7,985円(ガス代)=22,575円
キャンペーン情報ガスてん抽選で豪華賞品プレゼント

大阪ガスで電気とガスをまとめると、都市ガス料金が約3%安くなるためお得です。また、インターネットもまとめると、ガス料金が約6%安くなりさらにお得になります。

大阪ガスは110年以上の歴史がある会社です。Webや電話での対応はもちろん、近くのガスのお店であれば15時までに受付すると当日対応してもらえます。

Amazonや楽天ポイントなどに変換できる、マイ大阪ガスポイントが貯まりやすいのが特徴です。大阪ガスのセットプランは比較的、ガスの使用量が多い人におすすめです。

そのため、2人暮らしでもガスの使用量が少ない人は、この後紹介する「関西電力」のセットプランを契約するほうがお得になる場合があります。電気やガスの使用量に合わせてプランを選びましょう。

【1人暮らしにおすすめ】関西電力

関西電力のトップ画像
出典:関西電力
公式サイトhttps://kepco.jp/home/
料金プラン
【なっトクでんき(なっトクパック)】
最低料金:377.40円
電力量料金:20.31円/kWh~
セット割引【電気と都市ガスセット割引】
ガス料金が3%安くなる
料金シミュレーション結果
(2024年10月時点の価格)
4,823円(電気代)+3,024円(ガス代)=7,847円
キャンペーン情報新規申し込みで関電ガスの基本料金が2ヶ月分無料

関西電力で電気とガスをまとめると、都市ガス料金が3%安くなるためお得です。24時間いつでも手続きができ、解約手続きや切り替え費用、工事などは一切ありません。

また引っ越し時には、30日前から手続きが可能です。電気やガスを利用すると「はぴeポイント」が貯まり、電気やガス料金以外にも500種類のアイテムや楽天などのポイントにも変更できます。

【中部(東邦ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン

中部エリア(新潟・長野・静岡・愛知)は、東邦ガスが運営しています。それぞれについて見ていきましょう。

  • 【2~4人暮らしにおすすめ】エネワンでんき
  • 【1人暮らしにおすすめ】HTBエナジー

【2~4人暮らしにおすすめ】エネワンでんき

エネワンでんきのトップ画像
出典:エネワンでんき
公式サイトhttps://eneonedenki.net/
料金プラン
【おトクプラン】
基本料金:1,284.56円(40A)
電力量料金:21.20円/kWh~
セット割引【電気とLPガスセット割引】
ガス料金から220円割引&カテエネポイント増量
料金シミュレーション結果
(2024年10月時点の価格)
2人暮らしの場合:9,881円(電気代)+14,520円(ガス代)=24,401円
4人暮らしの場合:13,106円(電気代)+23,155円(ガス代)=36,261円
キャンペーン情報新規契約の方限定で最大8,000円分のJCBギフトカードプレゼント
※料金プランは中部電力エリアのプランです。

エネワンでんきで電気とガスをまとめると、セット料金から220円割引&カテエネポインが増えるためお得です。エネワンでんきのセット割は、中部電力の指定プランを契約する必要があります。

また、ガスの種類はLPガスです。これまで紹介したガスは都市ガスですので、ガスの種類や料金が異なります。

提供エリアが東海3県(愛知・岐阜・三重)に限られていますので、注意しましょう。

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公式サイト:https://eneonedenki.net/

【1人暮らしにおすすめ】HTBエナジー

HTBエナジーのトップ画像
出典:HTBエナジー
公式サイトhttps://htb-energy.com/
料金プラン
【たのしいでんき(ベーシックプラン)】
最低料金:550.00円
電力量料金:28.30円/kWh~
※中部エリアの料金の場合
セット割引【電気ガスセット割引】ガス料金を5%割引(エリアによって異なる)
毎月セット割りとして102円値引
料金シミュレーション結果
(2024年10月時点の価格)
8,438円(電気代)+3,345円(ガス代)=11,680円(セット割を含む)
※中部エリアの場合
キャンペーン情報

HTBエナジーで電気とガスをまとめると、毎月セット割りとして102円値引&ガス代が5%(エリアにより異なる)割引になるためお得です。

HTBエナジーは電力量料金が一律なので、電気使用量の多い一人暮らしの人にもおすすめです。

ただし、HTBエナジーはガスのみの契約ができません。必ず「たのしいでんき」とセット契約になりますので、注意しましょう。

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公式サイト:https://htb-energy.com/

【北海道(北海道ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン

北海道エリアは、電気とガスをセットで契約できるプランがほとんどありません。そのため、北海道電力のセットプランをおすすめします。

北海道ガスのトップ画像
出典:北海道電力
公式サイトhttps://www.hepco.co.jp/index.html
料金プラン
【おトクプラン】
基本料金:292.60円
電力量料金:35.35円/kWh~
セット割引【電気と都市ガスセット割引】
ガス料金が5%割引
料金シミュレーション結果
(2024年10月時点の価格)
1人暮らしの場合:8,262円(電気代)+3,606円(ガス代)=11,868円
2人暮らしの場合:12,445円(電気代)+5,596円(ガス代)=18,041円
4人暮らしの場合:16,983円(電気代)+8,371円(ガス代)=25,354円
キャンペーン情報エネとも会員に登録すると先着20,000名に500円分のリラプリチャージをプレゼント

北海道電力で電気とガスをまとめると、都市ガスの料金が5%割引になるためお得です。

ただし、電気とガスをまとめても、必ず光熱費の節約になるとは限りませんので、注意しましょう。

例えば、北海道エリアで電力会社を「Looopでんき」に変えると電気代が1,000円~3,000円安くなります。

そのため、電気とガスセットにこだわる必要はありません。電気だけであれば、契約できる新電力会社が多くあります。

別々で契約した方がお得になる参考例」でくわしく料金比較していますので、参考にしてください。

\ ピークシフトで楽しく節約 /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

【九州(九州ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン

九州エリアも北海道エリアと同様で、電気とガスのセットプランを提供している会社が少ないです。そのため、九州電力をおすすめします。

九州ガスのトップ画像
出典:九州電力
公式サイトhttps://www.kyuden.co.jp/
料金プラン
【スマートファミリープラン(ガスセット)】
基本料金:316.24円(10A毎)
電力量料金:18.37円/kWh~
セット割引【電気と都市ガスセット割引】
電気の契約電流や月々のガス使用量によって値引き額が異なる(100~1,300円)
料金シミュレーション結果
(2024年10月時点の価格)
1人暮らしの場合:5,913(電気代)+3,836円(ガス代)=9,749円(値引きを含む)
2人暮らしの場合:8,855円(電気代)+6,323円(ガス代)=15,178円(値引きを含む)
4人暮らしの場合:11,757円(電気代)+9,623円(ガス代)=21,380円(値引きを含む)
キャンペーン情報

九州電力で電気とガスをまとめると、電気の契約電流や月々の都市ガス使用量に100~1,300円の値引きがあるためお得です。2年契約割引の対象プランであれば、2年契約することでさらに年間777円お得になります。

九州電力は、電力量料金が非常に安く1人暮らしから大家族までおすすめです。大手電力会社の中でも1~2番目に電気料金が安いです。

セットでまとめると安い?高い?電気とガス会社を選ぶときのポイント

電気とガスをまとめるときに、どの会社を選べばいいか悩む人は多いのではないでしょうか。

電気やガス会社を選ぶときは、以下のポイントを参考にしてください。

電気とガスをまとめる時のポイント
  • 供給エリアに含まれているか
  • 解約金・違約金が発生するか
  • ライフプランに合った料金プランか
  • どこが安いか複数の電気・ガス会社を比較する

供給エリアに含まれているか

最初にチェックするポイントは、電気やガスの供給エリアに含まれているかです。どれほど自分にぴったりのプランがあったとしても、供給エリアに含まれていなければ契約できません

例えば、関東エリアで紹介した「CDエナジーダイレクト」は、供給エリアが関東限定です。供給エリアが全国対応であれば、エリア外に引っ越したとしても引っ越し先で利用できます。

引っ越しが多い人は、とくに供給エリアを確認しておきましょう。

解約金・違約金が発生するか

会社によっては、解約金・違約金・年数縛りなどの条件が発生する場合があります。解約金などの縛りがあると、自由に切り替えがしにくくなるため注意しましょう。

とくに引っ越しが多い人や、結婚や出産でライフスタイルが変わる予定がある人は、最初から解約金が発生しないプランを選ぶことをおすすめします。

解約金については、※などで小さく書かれていることが多いため、見落とさないように気をつけてください。

ライフプランに合った料金プランか

契約する会社を選ぶときは、自分のライフスタイルに合った料金プランがあるか確かめましょう。

電気とガスをセットにする場合、料金プランが限定されるケースが多いです。その中で、自分のライフスタイルと合ったプランがあるかが重要です。

自分のライフスタイルに合うプランがなければ、無理にガスとセットにする必要がありません。後ほど紹介しますが、ガスとまとめることでかえって損してしまうケースがあるからです。

セット割引のみにとらわれず、料金プランをしっかり確認してから選びましょう。

どこが安いか複数の電気・ガス会社を比較する

電気やガス代を少しでも抑えたい人は、必ず複数の会社・料金プランを比較してください。安いと思っていた会社でも、他を調べてみるとさらに安い会社が見つかるかもしれません。

また1つの会社だけでは、本当に安いのか比較対象がないためわかりません。複数の会社を比較するときは、料金だけでなく、サービス面や安心感、信頼性なども考慮しましょう。

例えば、北海道エリアでは電気とガスをセットにできる会社が少ないです。そのため、無理にセットにせず、個別で会社を探すほうがお得かもしれません。

なお、エリスグッドでは「北海道で電気を安く!おすすめの新電力会社11社を比較してランキング|家族・1人暮らし向けプランも紹介」という記事で北海道の電気料金を比較しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

電気とガスをまとめて契約すると損する?デメリットはあるのか

結論、電気とガスをまとめて契約するときの一番のデメリットは、まとめると料金が高くなるケースがあることです。

それ以外のデメリットとあわせると、電気とガスをまとめるデメリットは全部で4つあります。

電気とガスをまとめるデメリットは4つ
  • まとめると料金が高くなるケースがある
  • 料金プランの幅が狭くなる
  • 電気とガスの供給エリアが異なる場合がある
  • 電気(ガス)のみを解約できない場合がある

別々で契約したほうがお得になる事例と一緒に見ていきましょう。

別々で契約したほうがお得になる参考例

前述の通り、電気とガスをまとめて契約するときの一番のデメリットは、まとめると料金が高くなるケースがあることです。

早速、北海道エリアを例に見ていきましょう。

北海道エリアで電力会社を「Looopでんき」に変えた場合の電気代とガス代の料金を比較してみます。

スクロールできます
 電気ガス:北海道電力電気:Looopでんき
ガス:ほくでんガス
電気代ガス代合計電気代ガス代合計
1人暮らし8,262円3,606円11,868円6,531円3,796円10,327円
2人暮らし12,445円5,596円18,041円9,812円5,891円15,703円
4人暮らし16,983円8,371円25,354円13,239円8,812円22,051円

電気をLooopでんきに変えただけで、1,000~3,000円ほど電気代が安くなります。北海道電力のセット割引は、ガス代が5%割引になることです。

ガス代が5%割引になったとしても、値引き額は数百円にしかなりません。

しかし、安い電力会社に変えれば2,000~3,000円程度、電気代が安くなります。北海道電力は、大手電力会社の中でも一番電気代が高いため、安い電力会社を優先的に探すことをおすすめします。

\ ピークシフトで楽しく節約 /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

電気とガスをまとめて契約するときのデメリットは4つ

電気とガスをまとめると料金が高くなるケースがあることが最大のデメリットだとお伝えしましたが、その他のデメリットもあります。以下の通りです。

電気とガスをまとめて契約するときのデメリットは4つ
  • まとめると料金が高くなるケースがある
  • 料金プランの幅が狭くなる
  • 電気とガスの供給エリアが異なる場合がある
  • 電気(ガス)のみを解約できない場合がある

電気とガスのセット割は、料金プランが指定されています。そのため、自分のライフスタイルに合ったプランが選べないケースも少なくありません。

ライフスタイルに合わない料金プランは、割高になる可能性があるので注意しましょう。

加えて、電気とガスの供給エリアが必ずしも一致するとは限りません。電気は全国に対応していても、ガスは東京エリア限定といったケースがあります。

どちらも供給エリアに含まれているか確かめた上で、申し込みましょう。

電気のみ解約したい場合でも、対応してもらえないこともあります。この場合は、電気とガス会社を改めて探す必要があります。

電気を変えたらガスが使えなくなった、といったことにならないよう注意しましょう。

電気とガスのセットプランを契約する手順

電気とガスセットプランを契約するときの手順を、関東エリアでおすすめの「東京ガス」を例に見ていきましょう。流れとしては以下の通りです。

電力会社を乗り換える時の手順は3つ
  1. 公式サイトの申し込みページにアクセスする
  2. 希望する手続きを選択する
  3. 契約情報の入力
STEP
公式サイトの申し込みページにアクセスする

まずは、「東京ガス」の公式サイトにアクセスし、「今お使いの電気のお切り替えの方はこちら」をクリックしましょう。

東京ガスの申し込みページ1
STEP
希望する手続きを選択する

切り替えをクリックすると、電気の手続きにページが切り替わります。

東京ガスの申し込みページ2

今回は電気とガスを切り替えたいので、現在のガスの契約欄にある「他社の都市ガスを利用中の方はこちら」をクリックしてください。

東京ガスの申し込みページ3

クリックすると「電気とガス」の手続きに変更します。

東京ガスの申し込みページ4

必要事項にチェック入れ終えると「次へ」をクリックしてください。

「myTOKYOGASへログイン」の画面に切り替わりますが、アカウントがない方は「ログインせずに手続き」から進めましょう。

STEP
契約情報の入力

東京ガスの契約情報や使用場所の住所など、契約に必要な情報を入力します。

東京ガスの場合は、以下の項目を入力します。

新規契約で入力する情報一覧
  • 氏名
  • 生年月日
  • 日中の連絡がつく電話番号
  • 契約者のメールアドレス
  • 郵便番号
  • 使用場所の住所
  • 建物種別
  • 電気料金メニュー
  • 現在の電力会社のお客さま番号(ご契約番号)
  • 電気の供給地点特定番号(またはメーター計器番号)
  • ガス料金メニュー
  • 契約中のガス会社
  • 現在のガス会社のお客さま番号
  • ガスの供給地点特定番号
東京ガスの申し込みページ5

必要な情報の入力が終われば、内容を確認し、完了です。登録したメールアドレスに申し込み完了の案内が届きますので、内容を見ておきましょう。

どの電力会社でも電気とガスの「供給地点特定番号」と「お客様番号」が必要になりますので、事前に準備しておくと作業がスムーズに進みます。

5分から10分程度で入力が終わりますので、変更手続き自体は簡単です。切り替え元に連絡する必要もありません。

光熱費(電気・ガス・水道)を安く抑えるための4つの方法

ここでは、電気・ガス・水道の3つの光熱費それぞれの節約方法について紹介します。

電力とガス会社を見直す

光熱費(電気とガス代)を節約する効果的な方法は、現在契約している電力・ガス会社を見直すことです。

契約している会社や料金プランを変えるだけで、年間数万円を節約できる場合があります。

とくに結婚・出産・引っ越しなどライフスタイルが変わったときは、見直すタイミングです。

ほとんどの電力会社に料金シミュレーションがありますので、電気使用量や料金を入力して比較してみましょう。

また、「新規申し込みで〇〇円割引」などのキャンペーンを実施している場合もあります。急ぎではない場合は、キャンペーンやキャッシュバックのタイミングで切り替えることをおすすめします。

\ Pontaがたまる!老舗インフラの新電力 /

公式サイト:https://eneonedenki.net/

電気代を抑えるおすすめ節約方法

電力会社を見直す以外にも、電気代を抑える方法は多くあります。比較的、効果のある節約方法は省エネ家電に買い換えることです。

古い家電を最新の家電に買い替えることで、大幅な省エネ効果が期待できます。例えば、2013年の冷蔵庫を2023年の冷蔵庫に買い替えると、約28〜35%の省エネです。

参考元:経済産業省(資源エネルギー庁)

この他にも電気代を抑える方法は多くありますので、以下の方法を参考にしてください。なお、光熱費を占める割合が一番大きいのが電気代です。

電気代を抑えることが光熱費の節約につながります。

電気代を節電する方法9つ
  • こまめに電気を消す
  • なるべくコンセント(電源)から切る
  • エアコンはつけたり消したりしない
  • 室外機やフィルターは定期的に掃除する
  • 冷蔵庫の開閉はすばやくする
  • 冷蔵庫にはものを詰めすぎない(冷凍庫は多くても大丈夫)
  • 日中の明るい時間は電気を消す
  • なるべく家族が同じ空間で過ごす
  • 洗濯はまとめて洗う(詰めすぎはNG)

ガス代を抑えるおすすめ節約方法

ガス代を抑えるポイントは、お風呂とキッチンです。

この2つはガスを多く使う場所なのでとくに意識して節約しましょう。まずはお風呂の節約方法です。

お風呂でガス代を節約する方法6つ
  • 設定温度を1~2度下げる
  • お湯を溜めすぎない
  • 追い焚きの回数を減らす
  • 節水機能のついたシャワーヘッドに変える
  • シャワーを流しっぱなしにしない
  • まとめて入るまたは入る間隔を短くする

次は、キッチンの節約方法です。

キッチンでガス代を節約する方法6つ
  • 鍋底にあった火加減にする
  • やかんやフライパンを濡れた状態で火にかけない
  • 電子レンジや電子ケトルなどを活用する
  • 炊飯器など調理器具を工夫する
  • 野菜は火が通りやすいように小さく切る
  • なるべく水で洗う

家庭の状況によってはオール電化に変えたほうが、光熱費を節電できる場合があります。

オール電化におすすめの電力会社については、こちら「オール電化向け電力会社のおすすめランキング最新版|今安い新電力9社を徹底比較」で紹介していますので、参考にしてみてください。

水道代を抑えるおすすめ節約方法

水を使う場所は主にお風呂・キッチン・トイレの3つです。

お風呂とキッチンは、ガス代の節約にもつながりますので、併せて取り組みましょう。お風呂の節約方法は、ガス代の節約方法とほとんど同じです。

そのため、キッチンの節約方法から見ていきましょう。

キッチンで水道代を節約する方法4つ
  • 布や新聞紙などで汚れを拭いておく
  • 水を流しっぱなしにしない
  • 洗剤を使いすぎない
  • 食べ残しや飲み残しを減らす

トイレの節約方法は、主に大と小を使い分けることです。

固形物がある場合は「大」で流し、固形物がない場合は「小」で流しましょう。トイレは1日に何回も使うところなので、小さな意識が節水につながります。

電気とガスをまとめて契約するときによくある質問

電気とガスをまとめて契約するときによくある質問は、以下の通りです。

それぞれについて見ていきましょう。

電力・ガスの自由化とは何ですか?

電力・ガスの自由化とは、簡単にいえば好きな電力・ガス会社に切り替えられるようになったことです。2016年4月以前は決まった電力会社、2017年4月以前は決まったガス会社としか契約できませんでした。

例えば、電力会社であれば、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力の大手電力会社10社がそれぞれのエリアで発電・送電・小売すべてを担っていました。

しかし、電気ガスの自由化によって、自分の意思で電力・ガス会社を選べるようになりました。この自由化に伴い、新規参入した会社を新電力・ガス会社といいます。

大手電力会社や新電力会社については、こちら「【2024年】大手電力会社10社&新電力会社の電気代・売上高ランキング!やばい会社は?電力業界の今後はどうなる?」の記事でくわしく紹介していますので、参考にしてください。

電気とガスをまとめて契約するときに工事はありますか?

電力会社を切り替える際には、原則工事はありません。スマートメーターの設置や交換が必要であった場合でも、立ち会いは不要です。10分程度で作業が終わります。

例えば、プロパンガスから都市ガスに変更する場合は、工事が必要です。ガス会社を変えるだけで都市ガスのままであれば、工事の必要はありません。

工事が必要かどうかわからないときは、ガス会社に連絡して聞いてみましょう。ただし、ガスは開栓時に立ち会いが必要です。これはガスの種類に関係なく必要になります。

代理人に任せることは可能ですが、不在時にガスを開栓してもらうことはできませんので、注意しましょう。

電気とガスをまとめたほうが安いですか?

電気とガスをまとめたほうが安い場合があります。ただし、必ずしも安くなるとは限りません。

例えば、セット割引の割引額が低い場合は、安い電力会社とガス会社を選んだほうが安くなる場合があります。

また、自分のライフスタイルによっても、別々にしたほうが安くなる場合もあります。まとめたほうが安いとは断言できないため、注意しましょう。

電気とガスは別々に契約したほうがいいですか?

電気とガスをまとめるか、別々にするかはどちらでも構いません。

メリット・デメリットを考えた上でまとめるか決めましょう。繰り返しになりますが、まとめたほうが良いか、別々のほうが良いかはケースバイケースです。

くわしくは、前述の「電気とガスをまとめて契約すると損する?デメリットはあるのか」でも解説しています。

電気とガス会社を切り替えるときの解約方法は?

基本的に新しく契約する会社が解約手続きを行ってくれますので、現在契約している会社へ解約の連絡をする必要はありません。

念のため、契約手続きを進める中で「現在契約している会社への連絡は不要です」「解約手続きは当社が引き受けます」などの記載があるかも確かめておきましょう。

東京ガスと東京電力をまとめるならどっちがお得?

結論、「東京ガスの基本プラン」と「東京電力のスタンダードS」の基本料金を比べると、東京ガスのほうが安いです。

では、東京ガス・東京電力の電気とガスをまとめるセットプランについて、どちらがお得になるか、くわしく見ていきましょう。

世帯人数東京ガス(電気+ガス代+値引き額)東京電力(電気+ガス代+値引き額)
1人暮らし10,098円13,143円
2人暮らし15,446円20,834円
4人暮らし22,364円29,183円

東京ガスは、各月の電気代から0.5%を乗じた額を割引するのに対し、東京電力は月間102円の値引きです。

繰り返しになりますが、「東京ガスの基本プラン」と「東京電力のスタンダードS」の基本料金を比べると、東京ガスのほうが安いです。

光熱費を占める割合が多いのは電気なので、電気代が安いほうがセットにまとめても安くなります。どちらか迷ったときは、東京ガスのセットプランを利用しましょう。

\ 関東で電気&都市ガスならやっぱりココ /

公式サイト:https://home.tokyo-gas.co.jp/gas_power/

まとめ

この記事では、電気とガスのおすすめセットプラン8選や電気とガスをまとめるデメリット、光熱費の節約方法などを中心に紹介しました。

本記事の結論

電気とガスをまとめても必ず安くなるとは限らないので、しっかりと比較してから申し込みましょう。

光熱費を抑えるには、電気代を安くするのが一番効果的です。そのため、ガス会社よりも電力会社を中心に探してみましょう。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
株式会社スタークラフトのメンバーが編集部として運営をしている。

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