電力会社のランキング評価基準

電力会社ランキングの算出基準

電力会社ランキングは、各エリアの大手電力会社(旧一般電気事業者)の従量電灯プランを比較基準として、新電力を含む各社の料金プランをエリスグッド編集部が独自に検証して算出しています。

電気は毎月発生する固定費であり、契約後の家計への影響が長期にわたって続きます。だからこそ、月額料金の安さだけでなく、契約条件の柔軟性や情報開示の透明性、価格高騰時のリスクまで含めて、多角的に評価することが重要だと考えています。なお、実際に利用している方の満足度は、ランキングの点数には含めず、記事内の参考情報として別途掲載しています。

本セクションでは、評価対象の範囲・評価項目と配点・シミュレーションの詳細条件・データ出典をすべて公開しています。

1. 評価方針

電力会社ランキングの算出プロセスを示した5ステップの図解

電力会社ランキングは、以下の3つの基本方針に沿って算出しています。

  1. 電気単体料金で公平に比較する ─ セット割を含めない電気契約のみの料金で試算し、ガスや通信を別事業者と契約している方にも公平な比較ができるようにしています
  2. 契約条件まで含めて精査する ─ 解約金や最低利用期間、燃料費調整単価の上限設定など、契約後のリスクや柔軟性も評価項目に含めます
  3. 特定事業者への偏向を排除する ─ アフィリエイト報酬金額の多少によってランキング順位を操作することはありません

2. 評価対象事業者の選定範囲

電力会社ランキングの比較基準となる全国10エリアの大手電力プラン一覧地図

※関西・中国・四国・沖縄の4エリアでは契約アンペアではなく最低料金制を採用しています。最低料金に含まれる使用量はエリアによって異なるため、各エリアの大手電力会社の従量電灯プランに基づいて試算しています。

各エリアの大手電力会社(旧一般電気事業者)の従量電灯プランを比較基準として、新電力を含む登録小売電気事業者のうち、以下の条件を満たす事業者を評価対象としています。

  • 経済産業省・資源エネルギー庁の登録小売電気事業者であること
  • 一般家庭向けの低圧電灯プランを公開していること
  • 2026年9月時点で新規受付を停止していないこと

各記事内で評価対象とした事業者名・プラン名の一覧は、それぞれの記事内の比較表に掲載しています。記事ごとの評価対象社数・プラン数は、検証時点での公開状況により異なります。

受付停止・対象外プランの扱い
検証時点で新規申込受付を停止しているプラン、特定地域・特定条件でのみ申込可能なプラン、法人・事業者向けプランは評価対象外としています。記事公開後に受付停止が確認された場合は、ランキングから除外または注記付きで掲載します。

3. 評価項目と配点

電力会社ランキングの配点内訳(50点満点・10項目)を示す円グラフ

電力会社選びで重視したい10項目を各5点満点で評価し、合計50点満点で総合スコアを算出しています。

「料金の安さ」を最重要視する一方で、料金だけでは見えない契約後のリスクや、燃料費高騰時の備え、契約条件の柔軟性といった、長期的に契約を続ける上で重要な要素もバランスよく評価対象に含めています

評価項目配点情報参照元
1. 単身世帯(1人)の月間電気代の安さ5点当サイトの独自シミュレーション
2. 少人数世帯(2人)の月間電気代の安さ5点当サイトの独自シミュレーション
3. ファミリー世帯(3人)の月間電気代の安さ5点当サイトの独自シミュレーション
4. 大家族世帯(4人)の月間電気代の安さ5点当サイトの独自シミュレーション
5. 年間電気代の節約効果(4世帯平均)5点当サイトの独自シミュレーション
6. 基本料金・最低料金の負担軽さ5点各公式サイトの掲載情報
7. 燃料費調整・市場連動の情報開示水準5点各社の約款・重要事項説明書
8. 価格高騰時のリスク制御5点各社の約款・重要事項説明書
9. 契約期間と解約時の総コスト5点各公式サイトの掲載情報
10. 付帯メリット(セット割・特典)の有無と種類5点各公式サイトの掲載情報
合計50点

※利用者満足度(独自アンケート結果)は、総合ランキング項目から外して別途参考情報として記事内で表示しています。詳細は「6. 利用者アンケートの実施方法」をご覧ください。

4. 各評価項目の判定基準

各評価項目の詳細な判定基準を公開しています。判定者の主観が入らないよう、すべて客観的な数値または公式情報の有無で評価できる基準としています。

評価項目1〜4:世帯別の月間電気代の安さ

世帯人数別の月間電気代を独自シミュレーションシートで算出し、各エリアの大手電力会社との差額をもとに評価しています。世帯人数によって電気使用量や基本料金の重みが異なるため、4つの世帯ごとに独立した評価軸として点数化しています。

シミュレーション条件の詳細は「5. 料金シミュレーションの詳細条件」をご覧ください。

1〜2人世帯の採点基準

点数基準(大手電力との月額差)
5点月額1,000円以上安い
4点月額500円以上1,000円未満安い
3点月額100円以上500円未満安い
2点大手電力と同程度(±100円未満)
1点大手電力より高い

3〜4人世帯の採点基準

点数基準(大手電力との月額差)
5点月額1,500円以上安い
4点月額1,000円以上1,500円未満安い
3点月額300円以上1,000円未満安い
2点大手電力と同程度(±300円未満)
1点大手電力より高い

評価項目5:年間電気代の節約効果(4世帯平均)

1〜4人世帯それぞれの年間電気代を試算し、4世帯の単純平均から算出した節約効果で評価しています。月単位の電気代は季節や燃料費調整額の変動によって上下するため、年間を通じた節約効果を把握することで、契約後に得られる経済的メリットをより正確に評価できます。

点数基準(4世帯平均の年間節約額)
5点年間12,000円以上の節約
4点年間8,000円以上12,000円未満の節約
3点年間4,000円以上8,000円未満の節約
2点年間0円以上4,000円未満の節約
1点大手電力より高い

※年間節約額の点数基準は、評価基準の改定時に固定し、以後は同一基準で各社を評価しています。評価基準そのものを変更する場合は、改定履歴に変更日と変更内容を記録します。

評価項目6:基本料金・最低料金の負担軽さ

30A契約時の基本料金(最低料金制エリアでは最低料金)を、各エリアの大手電力会社の従量電灯プランと比較して評価しています。

基本料金は電気を使わない月でも発生する固定費であり、特に在宅時間が短い世帯や別荘・セカンドハウスでの利用では、料金プラン全体の負担感を左右する重要な要素になります。

判定方法
計算式:(大手電力の基本料金 − 当該事業者の基本料金)÷ 大手電力の基本料金 × 100
結果を%で算出(小数第1位まで)

点数基準
5点基本料金0円
(最低料金制エリアでは最低料金0円)
4点大手電力より20%以上安い
3点大手電力より5%以上20%未満安い
2点大手電力との差が±5%未満(同水準)
1点大手電力より5%以上高い

※従量制プラン(基本料金なし+kWh単価上乗せ型)は、本項目では「基本料金の負担軽さ」のみを評価しています。kWh単価の影響は「世帯別月間電気代の安さ」項目で別途評価されるため、二重評価ではなく分離評価しています。

評価項目7:燃料費調整・市場連動の情報開示水準

燃料費調整単価や市場連動単価に関する情報開示の充実度を評価しています。

過去のエネルギー価格高騰時には、独自燃調を採用していた事業者と大手電力と同一の燃調を採用していた事業者とで、利用者の実支払額に大きな差が生じました。料金構造に関する情報開示の姿勢は、契約後の安心感を左右する重要な指標です。

判定要素(5つのチェック項目)

  • ① 計算式の公開
  • ② 当月単価の公開
  • ③ 過去12か月以上の単価履歴
  • ④ 改定通知の方法
  • ⑤ 参照指標の明記(JEPX、燃料価格、為替など、何に連動するか)
点数基準
5点大手電力と同一の燃料費調整単価を採用、
または独自燃調・市場連動単価について①〜⑤の5項目すべてを開示
4点独自燃調または市場連動単価で①②③の3項目を開示
3点独自燃調または市場連動単価で①②の2項目を開示
2点独自燃調または市場連動単価で②(当月単価)のみ開示
1点市場連動型で当月単価のみ提示、計算式・履歴のいずれも非公開

評価項目8:価格高騰時のリスク制御

エネルギー価格高騰時に、燃料費調整単価や市場連動単価に上限が設定されているかを評価しています。

上限設定の有無は、想定外の高騰局面で家計が受ける影響の大きさを直接左右します。特に市場連動型プランを選ぶ場合、上限設定の有無を確認することは契約前の重要なチェックポイントになります。

点数基準
5点非市場連動型+上限設定あり
4点市場連動型+上限設定あり
3点非市場連動型+上限設定なし
2点市場連動型+上限設定なし
1点市場連動型+上限設定なし+30分単位の市場価格を直接反映するなど、
月平均試算では実請求額との差が大きくなり得る料金構造であることが公式情報から確認できる

※「上限を設定」と認定する条件は、約款または重要事項説明書に、燃料費調整単価または市場連動単価の上限値が数値で明記されていることです。
※評価項目⑧は、料金構造そのものが持つ価格変動リスクの大きさを評価する項目です。リスクに関する情報開示の充実度は評価項目⑦で別途評価しているため、計算式やリスク説明が公式情報から確認できることをもって⑧の点数を引き上げることはしません。
※1点は、30分単位の市場価格を直接反映し、かつ上限設定がない料金構造(完全市場連動型)に適用します。上限設定はないものの30分単位の直接反映には該当しない通常の市場連動型プランで、料金算定式・リスク説明・試算方法が公式情報から確認できる場合は、原則として2点とします。

評価項目9:契約期間と解約時の総コスト

契約期間の縛り、解約金、事務手数料をまとめて評価しています。

引越しやライフスタイルの変化、より条件の良いプランへの乗り換えを検討する際に、契約期間の縛りや解約金は行動の自由度を大きく左右します。契約時・解約時の手数料も含めて、乗り換え時の総コストを把握できるかを評価軸としています。

点数基準
5点契約期間の縛りなし+
解約金0円+事務手数料0円
4点最低利用期間1年以内+
解約金0円(事務手数料3,300円以下は可)
3点最低利用期間2年以内+解約金3,300円以下
2点最低利用期間3年以内+解約金3,301〜10,000円
1点最低利用期間3年超、または解約金10,001円以上

評価項目10:付帯メリット(セット割・特典)の有無と種類

本項目は、電気単体料金の安さだけでは比較しきれない付帯メリットを確認するための評価項目です。

本ランキングは電気単体契約での比較を基本としているため、電気契約のみで得られる継続的な付帯メリットを高く評価し、ガス・通信等とのセット割は適用対象者が限られる付帯メリットとして評価します。セット割・特典はすべての利用者に適用されるものではないため、月間電気代および年間電気代の試算には含めていません。

「継続的」の定義
「継続的」とは、契約が継続している限り、最低でも12か月以上適用される特典・割引を指します。具体的には以下のいずれかに該当するものです。

  • 終了期限なく適用される特典
  • 契約期間中は継続して適用される特典(2年契約の長期割引等)
  • 公式情報で「キャンペーン」「期間限定」「初回」と明記されていない特典

標準条件の定義
本項目でいう「標準条件」とは、特定の住宅形態や保有物(持ち家・自家用車・EV・太陽光発電・蓄電池・ペット等)を前提としない、一般的な3人世帯(年間電気使用量4,632kWh)を指します。
世帯人数のみで自動的に決まる割引(人数に比例して適用される単価割引等)は、標準条件の世帯に当然に適用されるものとして年間メリット額に算入します。一方、その名称や趣旨において特定の保有物・住宅形態を対象とする割引(持ち家を対象とする割引、自家用車やEVを対象とする割引等)は、適用条件の文言にかかわらずすべての利用者に適用されるとは限らないため、年間メリット額には算入しません。

「年間1,000円以上の実質メリット」の計算ルール
3人世帯(年間電気使用量4,632kWh)の標準条件で、継続的な特典・割引による年間の実質的な経済メリットが1,000円以上あることを指します。複数の継続的な特典がある場合は、標準条件で算入対象となる特典のみを合計して判定します。

特典タイプ計算式
ポイント還元還元率×年間電気代(標準条件)
セット割(定率)割引率×年間電気代(標準条件)
セット割(定額)月額割引額×12
長期割引(単価割引)単価割引額×年間使用量
複数のメリットがある場合
標準条件で算入対象となる特典のみ合計
合計額で判定

採点基準

点数基準
5点電気契約のみで継続的な付帯メリットがあり、
年間1,000円以上の実質メリットが確認できる
4点電気契約のみで継続的な付帯メリットがある、
または電気+ガスのセット割で年間1,000円以上の実質メリットが確認できる
3点電気+ガス、通信、モバイル、カード決済等のセット割がある
2点初回キャンペーン・期間限定特典のみ
1点セット割・特典なし

※ポイント還元は、原則として1ポイント=1円相当として利用できる場合に金額換算します。交換先や利用条件により価値が異なる場合は、公式サイトに記載された換算条件に基づきます。
※抽選、紹介制度、特定商品の購入が必要なポイント付与、利用用途が著しく限定されるポイントは、原則として年間メリット額の算定対象外とします。
※公式情報で終了時期が明記されていない場合でも、事業者の裁量で終了・変更される可能性があるため、特典の将来継続を保証するものではありません。

完全市場連動型プランにおける付帯メリットの評価上限
評価項目⑧が1点となる完全市場連動型プラン(30分単位の市場価格を直接反映し、上限設定がない料金構造)については、継続的な単価割引やポイント還元があっても、30分単位の市場価格変動が請求額に直接反映されるため、付帯メリットによって家計負担を安定的に軽減する効果は限定的です。このため、これらのプランの付帯メリットは満点評価の対象とせず、評価項目⑩の点数を上限3点とします。
本補正は特定の事業者を対象とするものではなく、完全市場連動型プラン全般に共通して適用する評価ルールであり、全エリアの電力会社ランキングに同一の基準で適用します。

評価判定の運用ルール(全項目共通)

情報開示に関する判定
「公開」と認定する情報は、事業者公式サイト内の以下のいずれかに記載があるものとします。

  • 料金プラン詳細ページ
  • 電気需給約款
  • 重要事項説明書
  • 燃料費調整単価一覧ページ
  • 公式に公表されたPDF資料(料金表、燃調履歴等)

FAQやブログのみの記載は、原則として補助情報として扱います。
ただし、事業者公式サイト内のFAQに料金制度・上限設定・解約条件などが明記され、約款・重要事項説明書と矛盾しない場合は、判定根拠の補助資料として参照することがあります。

同点時の順位決定ルール
総合スコアが同点の場合は、以下の優先順位で比較して順位を決定します。

  1. 年間電気代の節約効果(4世帯平均)の点数
  2. 世帯別月間電気代の合計点(4世帯分の合計)
  3. 価格高騰時のリスク制御の点数
  4. 契約期間と解約時の総コストの点数

上記4項目すべてが同点の場合は、同順位として掲載します。

判定根拠の記録
編集部では、各事業者の点数判定の根拠となるページURLと参照日時を内部記録として保管しています。評価基準や判定内容についてお問い合わせをいただいた場合は、根拠を開示します。

5. 料金シミュレーションの詳細条件

各電力会社のプラン別にアンペア数・基本料金・kWh区分別の従量単価ごとにデータベース化したシミュレーションシートの画面
▲世帯人数別の年間電気代を算出するための独自シミュレーションシート

「世帯別の月間電気代の安さ(評価項目1〜4)」「年間電気代の節約効果(評価項目5)」「基本料金・最低料金の負担軽さ(評価項目6)」の評価で用いた料金シミュレーションは、以下の条件で実施しています。

シミュレーションの基本条件

項目条件
試算エリア各エリア記事では当該エリアの大手電力と比較
契約アンペア1人世帯30A・2人世帯40A・3〜4人世帯50A
試算時点各記事の更新日時点
消費税含む
セット割含まない(電気単体料金で試算)
政府の電気・ガス料金支援支援が実施された月のみ反映(実施のない月は値引きなしで試算)
再生可能エネルギー発電促進賦課金含む(実際の請求額に合わせるため)

政府の電気・ガス料金支援について

政府が実施する電気・ガス料金支援は、実施期間や値引き単価が政策によって決まる時限的な措置です。本ランキングでは、実際の請求額に近い金額を示すため、支援が実施された月の使用分にのみ値引きを反映し、支援のない月は値引きなしで試算しています。

※支援は夏(7〜9月使用分)と冬(1〜3月使用分)に区切って実施されており、年間試算の対象期間(2025年10月~2026年9月)のうち支援があったのは2025年9月使用分、2026年1〜3月使用分、2026年7〜8月使用分です。低圧電気の値引き単価は2025年9月が2.00円/kWh、2026年1・2月が4.50円/kWh、3月が1.50円/kWh、7月が3.50円/kWh、8月が4.50円/kWhでした(出典:電気・ガス料金支援 公式サイト)。実施月と単価は年間試算の対象期間が動くたびに見直しています。

再生可能エネルギー発電促進賦課金について

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、原則として電力会社を問わず同一単価で加算されます。会社間の料金差そのものには影響しませんが、本ランキングでは実際の請求額に近い金額を示すため、試算に含めています。2026年度(2026年5月分〜2027年4月分)の単価は4.18円/kWhです。

月額料金(9月分など)のシミュレーション

各社の更新日時点で公表されている最新の燃料費調整単価(独自燃調を含む)、および同月のJEPXエリアプライスに基づいて試算しています。

年間料金のシミュレーション

直近1年間の燃料費調整単価(独自燃調を含む)と固定単価、および2025年10月~2026年9月の月平均のエリアプライス価格に基づいて試算しています。
たとえば2026年9月更新時点の年間試算では、上記期間の各社の燃料費調整単価と、JEPXの月平均エリアプライスを用いています。

市場連動型プランの考え方

JEPXのスポット価格に直接連動する料金プランは、月次の市場価格によって支払額が大きく変動するため、申込時に提示される単価だけでは年間の実支払額を正確に予測することが困難です。

エリスグッド編集部では、市場連動型プランも他の固定単価プランと公平に比較できるよう、直近1年間の月平均エリアプライスを当てはめて年間料金を試算しています。実際の請求額は30分単位の市場価格や使用時間帯によって変動する場合があるため、本ランキングは概算であり、実支払額を保証するものではありません。

なお、市場連動型プランの世帯別月間電気代(評価項目①〜④)および年間電気代の節約効果(評価項目⑤)は、上記のとおり直近1年間の月平均エリアプライスを用いた試算に基づく点数です。実際の請求額が市場価格によって変動するリスクそのものは、評価項目⑧(価格高騰時のリスク制御)で別途評価しています。したがって、市場連動型プランが①〜⑤で高い点数となる場合でも、その変動リスクは⑧の点数に反映される構造としています。

端数処理ルール

円未満の端数処理は、各社の公式料金表の計算方法に準じます。公式情報から確認できない場合は、小数第1位または円単位で四捨五入して表示します。複数の項目を合計する際は、各項目の端数処理を行ったうえで合算します。

シミュレーションに用いた電気使用量

世帯人数別のシミュレーションには、以下の電気使用量を用いています。

月間電気使用量(9月分のシミュレーション)

電力エリア1人暮らし
(集合住宅)
2人暮らし
(集合住宅)
3人暮らし
(戸建)
4人暮らし
(戸建)
北海道電力エリア158kWh255kWh324kWh372kWh
東北電力エリア207kWh317kWh417kWh444kWh
東京電力エリア231kWh339kWh441kWh477kWh
中部電力エリア211kWh357kWh435kWh500kWh
北陸電力エリア241kWh403kWh527kWh524kWh
関西電力エリア222kWh356kWh460kWh475kWh
中国電力エリア229kWh349kWh426kWh482kWh
四国電力エリア214kWh344kWh464kWh510kWh
九州電力エリア219kWh344kWh437kWh479kWh
沖縄電力エリア208kWh364kWh439kWh487kWh
各エリアの9月の電気使用量(値はデータ更新にあわせて自動で最新化されます)

年間電気使用量(年間料金のシミュレーション

電力エリア1人暮らし
(集合住宅)
2人暮らし
(集合住宅)
3人暮らし
(戸建)
4人暮らし
(戸建)
北海道電力エリア1,817kWh3,338kWh3,959kWh5,227kWh
東北電力エリア2,281kWh3,689kWh5,149kWh5,467kWh
東京電力エリア2,190kWh3,376kWh4,386kWh4,869kWh
中部電力エリア2,047kWh3,602kWh4,385kWh5,255kWh
北陸電力エリア2,635kWh4,555kWh6,188kWh6,239kWh
関西電力エリア2,185kWh3,584kWh4,704kWh4,906kWh
中国電力エリア2,428kWh3,964kWh4,849kWh5,549kWh
四国電力エリア2,318kWh3,962kWh5,345kWh5,938kWh
九州電力エリア2,239kWh3,760kWh4,834kWh5,171kWh
沖縄電力エリア1,909kWh3,341kWh4,204kWh4,318kWh
各エリアの年間電気使用量(2025年10月~2026年9月・値はデータ更新にあわせて自動で最新化されます)

※電気使用量は環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」の地域別・世帯人数別平均をもとに、オール電化世帯の混入補正を行い、総務省「家計調査」の年間電気代平均を上限として調整した当サイトの使用量モデルです(値はデータ更新にあわせて自動で最新化されます)。
※使用量はエリアごとに異なります。各エリアの記事では、そのエリアの使用量で試算しています。
※月間電気代シミュレーションに用いる電気使用量は、毎月最新月の使用量に更新しています。
※月間使用量を単純に12倍しても年間使用量とは一致しません(月ごとの使用パターンを反映しているため)。

6. 利用者アンケートの実施方法

料金プランや契約条件のスペックだけでは見えにくい「契約後の実際の満足度」「請求額への納得感」「サポート対応の質」といった要素は、利用者本人にしか評価できない情報です。エリスグッド編集部では、これらを定量的に把握するため独自アンケート調査を継続的に実施しています。

エリスグッド編集部が電力会社の利用者向けに作成したアンケート用紙
エリスグッド編集部が独自に設計した電力会社アンケートの用紙

利用者満足度の総合スコアでの扱い
独自アンケートの結果は、総合ランキング項目(50点満点)からは外して、独立した参考情報として記事内で表示しています。アンケート結果は契約後の実態を把握する上で重要な情報ですが、サンプル数や回収条件によって信頼性が変動するため、ランキング順位への直接反映は避けています。

アンケート調査の基本方針

項目内容
調査実施主体エリスグッド編集部
(株式会社スタークラフト)
調査方法インターネット調査
調査対象各電力会社を契約中、または契約経験のある方
設問設計編集部によるレビューを経た設問
回答集計単純集計・属性別クロス集計
結果公開エリスグッド業界レポート(/erisgood/report/)にて全文を公開
利益相反の取り扱い調査スポンサーは編集部のみ。
電力会社からの調査委託・資金提供は受けていません

評価対象の4要素

評価要素内容
料金の納得感請求額が想定の範囲内に収まっているか
サポート品質問い合わせ時の対応の早さ・丁寧さ
切り替え時の体験申込から利用開始までのスムーズさ
継続利用意向今後も使い続けたいと思うか

これら4要素の平均値を「満足度スコア」として5段階で数値化しています。

サンプル数の取り扱い

  • 1事業者あたり30件以上:参考情報として記事内に掲載
  • 30件未満:データなしとして記事内に表記
  • 100件以上:「信頼性の高いデータ」として明記

※今後、一人暮らしの方向け調査や事業者別の口コミ調査など、ターゲット別アンケートを順次拡充していく予定です。最新のアンケート調査結果はエリスグッド業界レポートをご覧ください。

7. ランキングの表示方法

総合ランキングは、世帯別の月間電気代の安さ(4項目)、年間電気代の節約効果、基本料金・最低料金の負担軽さ、情報開示水準、価格高騰時のリスク制御、契約期間と解約時の総コスト、付帯メリットの計10項目を合算し、50点満点で算出しています。記事内では3層構造で表示しています。

第1層:総合ランキング(50点満点)
4世帯バランス型の事業者が上位に来る構成。記事冒頭に掲載しています。

第2層:世帯別の月間電気代ランキング
各世帯の月間電気代(5点項目)の点数順。「1人暮らしの方はこちら」「4人暮らしの方はこちら」のアンカーで遷移できます。

第3層:個別社の評価詳細
10項目すべての点数を表で開示しています。

8. 当サイトの立場について

当サイトは、各電力会社の料金プランを比較・紹介する情報提供サイトです。実際の電気の供給、契約手続き、重要事項説明、契約締結は各小売電気事業者が行います。当サイトの掲載内容は各社の重要事項説明書・電気需給約款に代わるものではないため、申込前に各事業者の公式サイトで最新の契約条件をご確認ください。

当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、掲載商品のお申し込みが発生した際に報酬を受け取ることがあります。ただし、ランキング順位は評価基準のスコアのみで決定し、報酬の有無・金額は順位に影響しません。広告掲載・編集の中立性についてはエリスグッドについてをご覧ください。

切り替え前の契約条件のご確認

電力会社を切り替える場合、現在契約中の電力会社で解約金・違約金・最低利用期間が発生する場合があります。申込前に、現在の契約内容もあわせてご確認ください。

請求額の保証に関する注記

本ランキングの料金シミュレーションは、各記事の更新時点で確認できる料金単価、燃料費調整単価、市場連動単価等をもとにした概算です。実際の請求額は、使用量、使用時期、燃料費調整額、市場価格、契約条件等により変動します。

9. 編集体制について

本ランキングの評価基準は、エリスグッド編集部が各社の公式料金表、電気需給約款、重要事項説明書、燃料費調整単価等を確認し、独自に作成したものです。

専門家監修を実施した記事については、各記事内で監修者名・監修範囲を明記しています。監修者情報の記載がない記事は、エリスグッド編集部による独自調査・編集に基づくものです。

記事執筆は、各記事の冒頭または末尾に執筆者の著者ボックスを掲載しています。編集部のメンバー紹介はエリスグッドについてをご覧ください。

10. 更新方針・出典・改定履歴

更新方針

エリスグッド編集部では、電気のランキングを以下の頻度で更新・運用しています。

更新頻度対象項目
毎月更新月間電気代、燃料費調整単価、市場連動単価、JEPX反映
3か月ごと更新年間節約額、基本料金、契約期間、解約金
随時更新料金改定、受付停止、上限制度変更、キャンペーン終了
半年〜年1回更新情報開示水準、監修者レビュー、評価基準そのもの

月間電気代は毎月更新し、年間電気代の節約効果は原則として3か月ごとに再計算しています。料金改定や燃料費調整制度の大きな変更が確認された場合は、年間電気代も随時再計算します。

付帯メリットの年間メリット額は、原則として年間電気代の再計算時(3か月ごと)にあわせて更新します。キャンペーン終了や特典条件変更が確認された場合は随時見直します。

参照元の表示

各社の比較表には「最終確認日」を明記しています。判定の根拠となる参照元は、各記事下部に以下の4カテゴリで整理して掲載しています。

カテゴリ表示例
料金表・料金プラン公式料金プランページ
燃料費調整・市場連動燃料費調整単価一覧/市場連動単価ページ
契約条件重要事項説明書/電気需給約款
特典・キャンペーン特典詳細ページ

出典・参照データ

本ランキングの算出にあたり、以下の出典を参照しています。

検証対象記事一覧

各記事で評価対象としたプランの一覧と、それぞれの基本料金・電力量料金・契約条件は、各記事内の比較表に掲載しています。エリア別の電力会社ランキング記事は以下からご確認いただけます。

改定履歴

本ページの評価基準・配点・検証方法に関する改定履歴を時系列で記録しています。

日付改定内容
2026年6月4日電力会社ランキングの算出基準ページを公開
2026年6月9日評価項目⑦(情報開示水準)と評価項目⑧(価格高騰時のリスク制御)の評価範囲を明確化。
完全市場連動型プランにおける付帯メリット(評価項目⑩)の評価上限を明確化し、上限を3点とするルールを追加。評価項目⑩の標準条件の定義を明確化。
市場連動型プランの料金試算と価格変動リスク評価の関係を明記。本改定は全エリアの電力会社ランキングに共通で適用。
2026年8月18日料金シミュレーションを新システムへ移行。世帯別の電気使用量を全10エリアで個別に設定し、月間・年間の試算がデータ更新に連動して自動反映される方式に変更。
あわせて、再生可能エネルギー発電促進賦課金を試算に含める扱いに変更し、政府の電気・ガス料金支援は実施された月のみ反映する方式に変更。本改定は全エリアの電力会社ランキングに共通で適用。