【1,000人調査】電気・ガス補助が3月で終了。電気代の値上がり、8割が「気になる」と回答

【1,000人アンケート調査】政府による電気代の補助金が終了。不安を感じる人は8割超え

2026年3月で、政府による電気・ガス料金の補助が終了しました。

この補助では、標準的な家庭で3ヶ月間に約7,000円が値引きされていましたが、4月以降はその分がなくなり、電気代はそのまま上がることになります。

「なんとなく補助があったのは知っていたけど、具体的にいくら安くなっていたかは知らない」そう感じている方は少なくないかもしれません。

実際、今回の調査では補助金の内容まで把握していた人はわずか6.6%でした。

そこでエリスグッド編集部では、全国の男女1,000名を対象に、補助金終了後の電気代への不安や、家計の見直し意向についてアンケート調査を実施しました。

目次

調査結果サマリー

今回の調査でわかった主なポイントは、次の5つです。

主な調査結果
  • 4月以降の電気代に「不安を感じる」と回答した人は80.7%
  • 6割超が「月500円以上の値上がり」を予想
  • 補助金を「内容まで知っていた」人はわずか6.6%
  • 知っていた人の約7割が効果を実感、知らなかった人の6割は実感なし
  • 電力プランの見直しに「関心がある」は約6割。でも「実際に動いた」のは2.5%

調査背景

2025年11月21日に閣議決定された「『強い経済』を実現する総合経済対策」の一環として、2026年1月〜3月使用分を対象に「電気・ガス料金支援」が実施されました。

これは、電力会社やガス会社に国が補助金を出し、その分を毎月の料金から自動的に値引きする仕組みです。

一般家庭向けの補助単価は以下の通りです。
暖房をよく使う1・2月は手厚く、春に向かう3月は少なめに設定されていました。

対象月電気(低圧)都市ガス
2026年1・2月使用分1kWhあたり4.5円の値引き1㎥あたり18円の値引き
2026年3月使用分1kWhあたり1.5円の値引き1㎥あたり6円の値引き

標準的な家庭で3ヶ月間に合計約7,000円の負担軽減が見込まれていました。
(※プロパンガスは対象外)
出典:電気・ガス料金支援|経済産業省 資源エネルギー庁

しかし、この支援は2026年3月使用分で終了し、4月以降の延長・継続は行われていません
補助がなくなった分だけ、毎月の電気代はその分高くなる見込みです。

さらに、近年は記録的な猛暑が続いており、2026年の夏も厳しい暑さが予想されています

気象庁によると、日本の夏の平均気温は2023年から2025年まで3年連続で過去最高を更新。
2025年夏は平均気温偏差+2.36℃と、それまでの記録(+1.76℃)を大幅に上回りました。
出典:日本の夏(6〜8月)の平均気温の経年変化|気象庁

「節約のためにエアコンを我慢すべきか、それとも健康を優先すべきか」多くの人が感じているであろうこの問題について、全国1,000人の声を集めました。

調査概要

調査名電気・ガス補助金終了後の家計意識に関するアンケート
調査期間2026年3月31日〜2026年4月1日
調査方法インターネット調査(クラウドソーシング)
調査対象全国の10代〜60代以上の男女
(電気代を把握している方)
有効回答数1,000名
調査主体株式会社スタークラフト
(エリスグッド編集部)

※アンケート結果の引用についてはページ下部の「本調査の引用・転載について」をご確認ください。

回答者の属性

回答者の年代構成は以下の通りです。

30〜40代が62.2%を占め、家計を管理している世代が中心です。

性別は女性61.1%・男性38.2%、世帯人数は1〜3人が75.4%でした。

回答者の年代構成

調査結果の詳細

ここからは、各設問の結果をグラフとあわせて詳しく紹介します。

1. 4月以降の電気代、80.7%が「不安を感じる」と回答

「2026年4月以降の電気代について不安を感じるか」と聞いたところ、「とても不安」33.8%と「やや不安」46.9%を合わせ、80.7%が不安を感じていることがわかりました。

「まったく不安ではない」はわずか0.7%にとどまっています。

4月以降の電気代への不安

補助金の終了に加えて、近年の記録的な猛暑による夏のエアコン代増加への懸念も、不安感を強める一因となっていると考えられます。

2. 補助終了後、61.1%が「月500円以上の値上がり」を予想

補助がなくなった後、毎月の電気代がどのくらい変わると思うかを聞きました。

一番多かったのは「500円以上〜1,000円未満上がる」で27.9%。「1,000円〜2,000円未満」21.5%、「2,000円以上」11.7%と合わせると、61.1%が月500円以上の値上がりを見込んでいます

支援終了後の月額電気代の変化予想

一方で、「ほとんど変わらない」12.0%、「500円未満」8.9%と、影響を小さく見積もる人も約2割います。

補助金の実際の軽減額(標準家庭で月2,000円超)を正しく把握できている人とそうでない人で、見込みに大きな差が出ていることがうかがえます。

3. 補助金を「内容まで知っていた」のはわずか6.6%

政府による電気・ガス料金の負担軽減策(2026年1〜3月使用分)について、「実施されていたことは知っていた」が44.2%ある一方、「内容までよく知っていた」は6.6%にとどまりました。

「知らなかった」も12.7%存在し、制度の周知に課題が残る結果です。

政府の電気・ガス料金支援の認知度

補助があったこと自体はなんとなく知っていた人が多いものの、「いくら安くなっていたのか」まで把握していた人はごくわずかだったということです。

年代別に見ると、認知度には大きな差がありました。

20代は「知らなかった」が23.5%で、60代以上(6.7%)の約3.5倍にのぼります。

一方、40代だけ「内容までよく知っていた」が10.2%と全年代で最も高く、家計への関心が高い世代であることがうかがえます。

年代別の電気・ガス料金支援の認知度

4. 支援の効果、55.1%が「感じない」と回答

支援による家計負担の軽減を実感したかを聞いたところ、「あまり軽減されたとは感じない」43.5%「まったく感じない」11.6%を合わせ、55.1%が効果を実感していませんでした。

支援による負担軽減の実感

注目すべきは認知度との関連です。

「内容までよく知っていた」層では66.7%が「やや〜かなり軽減された」と回答した一方、「聞いたことはあるが詳しくは知らなかった」層では60.8%が「あまり感じない」と回答。

仕組みを知って自分で確認した人は効果を感じている一方、よく知らなかった人には届いていなかったという結果です。

同じ補助を受けていても、知っているかどうかで、感じ方にこれだけ差が出ています

5. 負担増で見直したい1位は「冷房の使い方」。電力プランの見直しは6.7%

電気代の負担が増えた場合にまず最初に見直したいものを1つ選んでもらったところ、「冷房の使い方」26.9%が最多で、「外食・レジャー費」20.8%「暖房の使い方」15.6%が続きました。

負担増で最初に見直したいもの

一方、根本的な固定費削減につながる「電力会社・料金プラン」の見直しはわずか6.7%

日々の使い方を我慢する発想が先に立ち、「そもそもの契約を見直す」という選択肢が後回しになっている消費者の実態が浮かびます。

6. 電力プランの見直し、大手電力ユーザーの59.1%が「気になる」のに、動いたのは2.5%

今後3ヶ月以内に電力会社やプランを見直したいかを聞いたところ、「少し気になる」39.4%と「比較・見直しをしたい」17.8%を合わせ、57.2%が見直しに前向きな姿勢を示しました。

今後3ヶ月以内の電力会社・プランの見直し意向

さらに契約先別で見ると、温度差がくっきり分かれました。

大手電力会社ユーザーは59.1%が見直しに前向きですが、実際に「すでに見直した」人はわずか2.5%

一方、新電力ユーザーは10.5%がすでに見直し済みで、行動に移した割合に4倍以上の差が出ています。

「気になってはいるけれど、まだ動いていない」層が大多数というのが、電力プラン見直しのリアルな現状です。

エリスグッド編集部の考察

今回の調査から、3つのことがわかりました。

不安は大きいけれど、対策は「我慢」にとどまっている

4月以降の電気代に80.7%が不安を感じ、6割超が月500円以上の値上がりを予想しています。

一方で、負担増に対してまず見直したいものとして挙がったのは、「冷房の使い方」「外食・レジャー費」「暖房の使い方」など、日々の使い方を我慢する方向の対策でした。

根本的な固定費削減につながる電力会社・料金プランの見直しはわずか6.7%にとどまり、「まず我慢で乗り切ろう」とする姿勢が浮かび上がります。

情報を知っているかどうかで、感じ方が変わっている

政府の補助金について「内容まで知っていた」人の約7割は「負担が軽くなった」と感じている一方、詳しく知らなかった人の6割は「効果を感じない」と答えています。

同じ補助を受けていても、知っている人と知らない人で感じ方がまったく違うということです。

電気代に限らず、料金プランや補助金の情報は、知っているかどうかで家計への影響が変わります。

電気代以外の固定費にも目を向ける

電気代の見直しには関心が集まっている一方で、実は家計の固定費は電気代だけではありません。

毎月必ずかかる支出として見落とされがちなのが、通信費(光回線・格安SIM)です。電気代と同じく、契約内容を見直すだけで月数千円単位の負担軽減につながるケースもあります。

エリスグッドでは、電力会社の比較に加えて、光回線や格安SIMの料金プランも各地域・用途ごとにまとめています。

「電気代もだけど、通信費もなんとかしたい」と感じている方は、あわせてチェックしてみてください。

本調査の引用・転載について

本記事のアンケート結果(テキスト・グラフ画像を含む)を引用・転載される場合は、以下のルールをお守りください。

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  • 引用:エリスグッド
  • 引用:エリスグッド|【1,000人調査】電気・ガス補助が3月で終了。電気代の値上がり、8割が「気になる」と回答

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会社概要

会社名株式会社スタークラフト
代表者代表取締役 中倉大吾
所在地〒171-0022東京都豊島区南池袋2-30-17朝日生命南池袋ビル3階
設立2014年7月2日
事業内容Webメディア運営、SEO事業、Webサイト企画・集客代行
運営メディアエリスグッド
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