- 「できるだけ安いポケット型WiFiを探してる」
- 「1,000円以下で使えるポケット型WiFiってあるの?」
このような悩みがあって訪れる方も多いと思います。
結論からいうと月々1,000円以下で使えるのは、楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket Platinum」だけです。
家族割を使うという条件付きではありますが、月額968円(3GBまで)で使えます!
(※家族割なしでも月額1,078円で使える)
2024年12月現在、月々1,000円で使えるのはポケット型WiFiは楽天モバイル1社だけです。
とはいえ3GBまでしか使えないという条件があるため、もっとデータ容量を使いたいという人にはマッチしません。
そこで本記事では幅広いニーズに応えるために、月々1,000円~1,999円台に範囲を広げて、その価格帯で使えるポケット型WiFiを紹介していきます!
月々1,000円~1,999円まで広げると、データ容量が月間20GBくらいまで使えるポケット型WiFiも見つかります!
この記事でピックアップしているポケット型WiFiが現時点での最安値です。
月々1,000円ちょっとで持ち運べるWi-Fiを持つことができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
どこを重視するかによってイチオシは変わります。
とにかく安くということであれば楽天モバイルがコスパ最強ですよ!
20台以上のWiFiルーター・格安SIMを購入!
編集部で徹底調査
ポケット型WiFiを10社まとめて比較した記事はこちらです。総合ランキングが見たい人はぜひどうぞ。
月1,000円台~使えるおすすめ格安ポケット型WiFiはこちら!
1,000円以下で使えるポケット型WiFi、月1,000円~1,999円の範囲で使えるポケット型WiFiは以下のとおりです!
会社名 | 端末 | 実質料金 | データ容量 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|
詳細にジャンプ | \最安価格!/ 月額968円 (家族割未適用だと月額1,078円) | 3GBまで ※超えると従量制で料金あがる(最大3,278円/月) | なし | |
詳細にジャンプ | 月額1,298円 月額1,628円 | 1GBまで 5GBまで ※超えると従量制で料金あがる(最大3,960円/月) | 24ヶ月 ※途中解約の違約金1,298~1,628円 | |
詳細にジャンプ | 月額1,958円 | 20GBまで ※超えると速度制限(128kbps) | 12ヶ月 ※途中解約の違約金1958円 | |
詳細にジャンプ | 月額1,980円 | 10GBまで ※超えると速度制限(128kbps) | なし | |
詳細にジャンプ | 月額1,980円 | 20GBまで ※超えると速度制限(256kbps) | 24ヶ月 ※途中解約の違約金1,980円 |
1,000円台で使えるポケット型WiFiはこの5社だけです。
かなり安い価格なのでその分使えるデータ容量が少ないなどの制約もありますが、これ以降の2,000円台になるとかなりデータ容量も増えて使いやすくなります。
月額2,000円~のポケット型WiFiはこの記事の趣旨とはズレてしまうので紹介しませんが、気になる方は以下の「1番安いポケット型WiFiランキング」の記事をご覧ください!
【唯一の1000円以下】「楽天モバイル」なら月額968円から使える!
実質料金 | データ容量 | 縛り(最低利用期間) |
---|---|---|
月額968円 (家族割適用外だと月額1,078円) | 3GBまで | なし |
楽天モバイルの「Rakuten 最強プラン」は3GBまで月額1,078円で利用できる楽天モバイルの新プランです。
今まではこの価格が最安値でしたが、2023年2月21日よりスタートした家族割プラン「最強家族プログラム」を使うことで、月々110円割引となり月額968円という1,000円未満の価格が実現しました。
▼Rakuten最強プラン
3GBまで | 1,078円 →家族割適用時:968円(-110円/月) |
20GBまで | 2,178円 →家族割適用時:2,078円(-110円/月) |
20GB~ | 3,278円 →家族割適用時:3,168円(-110円/月) |
- 名字が同じなら一緒に暮らす家族/離れて暮らす家族どちらもOK
- 割引が適用されるのは1人1回線まで
- 家族全体で最大20回線までOK
- 学割との併用可能
- 「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外
- 1人で複数回線を契約していても割引は1回線まで
さらに楽天モバイルは初期費用無料&利用期間の縛りなしで使えます。
ポケット型WiFi使ってみたいけど長期間使わないといけないのがちょっと…という不安をもつ方にもマッチしています。
以前の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」プランでは、楽天エリア外でパートナー回線で月5GBまでしか使えませんでしたが、新しい「Rakuten 最強プラン」では全国どこでも制限なしで使えます。
さらにプラチナバンドも商用化がスタートしたので、使いやすくなった楽天モバイルのポケット型WiFiはオススメです!
\ 月968円の最安Wi-Fiはこれ! /
キャンペーンはこちらからチェック!
https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/
期間限定キャンペーンでWi-Fiルーターが実質1円に!
こちらは旧機種(Rakuten WiFi Pocket 2C)の画像です
- 「Rakuten WiFi Pocket Platinum」本体価格7,980円 → キャンペーン申し込みで本体価格1円へ
2024年7月11日より楽天モバイルのポケット型WiFiが新機種にリニューアルされました!その名も「Rakuten WiFi Pocket Platinum」です。
\新発売の機種も1円で買える!/
今までと同様に端末購入と同時に楽天モバイルへ申し込みをするとキャンペーン適用で本体価格1円で購入できます。
このキャンペーンは楽天ポイント還元とかではなく、本体価格をそのまま割引してくれる値引きなのがうれしいです。
\ モバイルルーターが本体1円で買える! /
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月額1,298円~使える「THE WiFi」
実質料金 | データ容量 | 縛り(最低利用期間) |
---|---|---|
月額1,298円 月額1,628円 | 1GBまで 5GBまで | 24ヶ月 ※途中解約の違約金1,298~1,628円 |
THE WiFiでは以下のように1GBまで月額1,298円で利用できるプランを用意しています。
▼THE WiFiの料金
1GBまで | 1,298円 |
5GBまで | 1,628円 |
20GBまで | 2,068円 |
40GBまで | 2,596円 |
100GBまで | 3,960円 |
2年縛りありとなりますが、20GBまで月額2,068円で利用できます。プランも5つ用意されているのでご自身にあったものをお選びいただけます。
さらに端末レンタル料金や最短即日発送も無料なのですぐに使いたいと思ったときに便利です。
\ キャンペーンで初期費用無料中! /
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https://thewifi.co.jp/lp/promotion/
月額1,958円~使える「AiR-WiFi」
実質料金 | データ容量 | 縛り(最低利用期間) |
---|---|---|
月額1,958円 | 20GBまで | 12ヶ月 ※途中解約の違約金1,958円 |
2023年12月25日からスタートしたAiR-WiFiの新プラン。データ容量20GBまでを月額1,958円で使うことができます。
安いだけでなく1ヶ月お試し期間もついているので「使い勝手どうなの?」と不安に思う方も安心して使うことができます。
▼AiR-WiFiの料金
20GB | 1,958円 |
100GB | 3,245円 |
法人向けのモバイルルーター契約も行っており1台~でもお得にレンタルすることができます。
\ 新しく20GBプランが登場! /
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https://wifi-airwifi.com/
月額1,980円~使える「縛りなしWiFi」
実質料金 | データ容量 | 縛り(最低利用期間) |
---|---|---|
月額1,980円 | 10GBまで | なし |
縛りなしWiFiは文字通り、縛りなしで以下の料金プランを提供するポケット型WiFiです。月間10GBまで使えて月々1,980円という驚きの安さ。
▼縛りなしWiFiの料金
10GBまで | 1,980円 |
30GB | 2,800円 |
60GB | 3,480円 |
90GB | 3,940円 |
さらに契約期間の縛りがないので好きなときに解約ができます。もちろん違約金などの手数料は一切かかりません。
また、海外データプランを購入すれば、電源をオンにするだけで海外での利用が可能です。
\ 契約の縛りなし&違約金ゼロなら! /
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https://shibarinashi-wifi.jp/
月額1,980円~使える「MONSTER MOBILE」
実質料金 | データ容量 | 縛り(最低利用期間) |
---|---|---|
月額1,980円 | 20GBまで | 24ヶ月 ※途中解約の違約金1,980円 |
MONSTER MOBILEは3段階のプランが用意されており、最安は20GBで月額1,980円で利用することができます。
▼MONSTER MOBILEの料金
20GB | 1,980円 |
50GB | 2,300円 |
100GB | 2,948円 |
契約期間は24ヶ月なのですぐには解約できませんが、途中でプラン変更したり即日発送に対応していたりと便利なポケット型WiFiです。
\14日間の無料お試し期間あり!/
キャンペーンはこちらからチェック
https://monster-mobile.jp/
実質2,188円で使える「ZEUS WiFi」
実質料金 | データ容量 | 縛り(最低利用期間) |
---|---|---|
月額2,188円 | 30GBまで | 24ヶ月 ※途中解約の違約金2,188円 |
ZEUS WiFiは実質料金として月々の利用料の平均値を出しています。その理由は月ごとに料金が変わるからです。
とくに公式サイトをみると月額980円~と書かれており、一見すると1,000円以下で使えるのかなと思ってしまいます。ですが実は6ヶ月目以降から月額2,178円と料金が高くなるので注意が必要です。
月ごとの料金は以下の表をご覧ください。
利用月数 | 月額料金 |
---|---|
1~3ヶ月 | 月額980円 |
4~24ヶ月 | 月額2,361円 |
2年間の合計金額 | 合計52,521円 |
実質料金 | 月額2,188円 |
料金は少しややこしいですが平均値をだすと月額2,188円とかなり安いのでお得です。データ容量を30GBまでとある程度使えるのでおすすめでいます。
\ 月間30GBまで使えるポケット型WiFi! /
キャンペーンはこちらからチェック
https://zeus-wifi.jp/
\まずはポケット型WiFiを試してみたいという方へ/
MUGEN WiFiは月間100GBまで月額3,300円で使えるコスパのいいポケット型WiFiです。
30日間返金保証付きがついており最初の1ヶ月使ってみて満足いかなかったら月額料金を全額返してくれるので初心者にオススメ。(※50GB以内の利用に限り)
さらに利用月数によってポイントが貯まり、3ヶ月ごとに端末の機種変更が無料でできるのが大きなメリットです。6ヶ月目で初期費用キャッシュバック、12ヶ月目で解約手数料無料になります。
持ち運びできるモバイルルーターや据え置きのホームルーターなどを複数端末があるので、色々試してみたいという方にはピッタリのWiFiです。
\お試しができるポケット型WiFiはこれ!/
【まとめ】1,000円台で使えるポケット型WiFiの比較表
会社名 | 端末 | 実質料金 | データ容量 | 最低利用期間 |
---|---|---|---|---|
公式サイトをみる | \最安価格!/ 月額968円 (家族割適用時) | 3GBまで ※超えると従量制で料金あがる(最大3,278円/月) | なし | |
公式サイトをみる | 月額1,298円 月額1,628円 | 1GBまで 5GBまで ※超えると従量制で料金あがる(最大3,960円/月) | 24ヶ月 ※途中解約の違約金1,298~1,628円 | |
公式サイトをみる | 月額1,958円 | 20GBまで ※超えると速度制限(128kbps) | 12ヶ月 ※途中解約の違約金1958円 | |
公式サイトをみる | 月額1,980円 | 10GBまで ※超えると速度制限(128kbps) | なし | |
公式サイトをみる | 月額1,980円 | 20GBまで ※超えると速度制限(256kbps) | 24ヶ月 ※途中解約の違約金1,980円 |
1,000円台で使えるポケット型WiFiをまとめると上記のような感じとなりました。
価格を抑えると使える月間データ容量も1GB~20GBほどとなっています。
安くてデータ容量が多いのがいいかというとそうではなくて、短期利用したい人などはできるだけ最低利用年数が少ない(縛りがない)ものを選ぶほうがいいケースもあります。
ただ安いものを選ぶと落とし穴があって後悔することもあります。
「料金」「データ容量」「利用期間」この3つは必ず見ておきましょう!
また、月額料金も大事ですがそれ以上に「月間何ギガまでデータ容量が使えるのか」「契約年数はどのくらいなのか」も確認しておきましょう。
それを踏まえて以下のような基準で選ぶことをおすすめします。
楽天モバイル」
\新機種も登場/
【おすすめの理由】最安968円で使える!安くて縛りがないので初心者におすすめ!
【注意点】従量制課金なので使いすぎると高くなる
どれを選んでいいか分からない人は楽天モバイルがオススメ。
初期費用無料・最低利用期間の縛りなしなので気軽にはじめられますよ!
AiR-WiFi」
【おすすめの理由】月20GBまで使えて1,958円と安い!(しかも1年縛りで短め)
【注意点】1年だけとはいえ縛りがある(+330円/月で縛りなしオプションつけられる)
3GBじゃ足りない!という人にはAiR-WiFiがオススメ。
20GBでこの価格は安いです。
縛りなしWiFi」
【おすすめの理由】縛り一切なし!解約時の違約金も発生しない
【注意点】月1,980円で使えるのは最初の6ヶ月だけ
【裏ワザ1】SIMフリー端末×格安SIMの組み合わせで、格安ポケット型WiFiをつくる方法
市販のもので月額1,000円以下のポケット型WiFiはありません。
ならば自分で作ってしまえ!ということで「SIMフリー端末」と「格安SIM」を組み合わせて月額1,000円以下の格安ポケット型WiFiをつくる裏ワザをご紹介します!
SIMフリー端末とは?
SIMフリー端末とは、SIMロックがかかっていない端末を言います。
契約者の情報を記録しているのが、端末に差し込みできるSIMカードです。
SIMロックがかかっている端末の場合、そのままでは他社SIMカードを使用できません。
たとえばドコモのスマホで使用できるのはドコモのSIMカードのみ、auやソフトバンクなどの他社SIMカードは使えない状況です。
ロックのかかったドコモのスマホで他社SIMカードを利用するには、ドコモでSIMロック解除の手続きが必要です。
SIMフリー端末ならそのままで多くの格安SIMを利用できます。
また、2021年8月改正「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」によりSIMロックは原則禁止となりました。 ドコモの場合、2021年8月27日以降に販売された端末にはSIMロックがかかっていません。
「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(2021年8月改正)により、2021年10月1日以降に
新たに「発売」される携帯電話端末について、正当な理由がない限り、SIMロックを設定せず販売することを義務付け。引用:SIMロックについて
格安SIMとは?
格安SIMとは文字通り、格安料金で提供している通信サービスを言います。
docomo・au・SoftBankのような大手キャリアを使っていて月額料金の負担が大きいと感じている方に魅力的なのが、月額料金の安い格安SIMです。
自社回線で通信サービスを提供する場合、大きな回線設備コストがかかります。
格安SIMは大手キャリアから回線を借りて通信サービスを提供しているのでコストを抑えられ、料金が安く提供することができています。
SIMフリー端末で月額1,000円以下!格安ポケット型WiFiを作る3つのステップ
「SIMフリー端末×格安SIM」の組み合わせにより、月額1,000円以下の格安ポケット型WiFiをつくる方法は、以下の3ステップです。
- SIMフリー端末を購入する
- 格安SIMと契約する
- SIMカードを差し込みして起動する
それぞれのステップについて詳しくは以下をご覧ください。
ステップ1:SIMフリー端末を購入する
まずはAmazonなどでSIMフリーの端末(モバイルルーター)を購入します。
また、端末代を安く済ませたい場合はメルカリなどで中古のモバイルルーターを購入してくることも可能です。
対応機種や相性を調べる必要があるのでしっかりとモバイルルーターを比較しましょう。それが面倒くさい方は、格安SIM会社でSIMカードと端末をまとめて購入してしまうのがおすすめです。
少しでも安くしたいのか、面倒くさいのを回避したいのか、あなたの希望に合わせて購入場所を選んでみてください。
月額料金 | データ容量 | 端末料金 | |
---|---|---|---|
月額528円~ | 1GB~10GB | 一括14,080円 分割(24ヶ月)586円/月 | |
月額740円~ | 2GB~20GB | 一括19,800円 分割(24ヶ月)825円/月 | |
月額880円~ | 1GB~20GB | 一括15,048円 分割(24ヶ月)627円/月 | |
月額990円~ | 3GB~30GB | 一括21,700円 分割(24ヶ月)904円/月 | |
月額1,078円~ | 3GB~無制限 | 一括13,800円 ポイント還元3,000円 分割(24ヶ月)575円/月 |
中古端末を別途購入する場合は、赤ロムに注意してください。
赤ロムとは、不正契約・不正取得などでキャリアからネットワーク利用制限をかけられた端末を言います。
赤ロムだとネットワーク利用制限をかけたキャリアの回線が使用できない状況です。
たとえばドコモでネットワーク利用制限のかかった端末の場合、ドコモ回線のみを使用する格安SIMでは使えません。キャリアに連絡してもネットワーク利用制限は解除してもらえないのが原則です。
ステップ2:格安SIMと契約する
SIMフリーの端末を購入したら、格安SIM会社との契約を進めます。
格安SIMによってはSIMカードの種類が以下のように複数ある場合があります。
- データ通信専用SIM
- SMS(ショートメッセージサービス)機能付きSIM
- 音声通話SIM
モバイルルーターでSIMカードを利用する場合は音声通話SIMやSMS機能は要らないため、データ通信専用SIMを選びましょう。
月額料金 | データ容量 | 端末料金 | |
---|---|---|---|
月額528円~ | 1GB~10GB | 一括14,080円 分割(24ヶ月)586円/月 | |
月額740円~ | 2GB~20GB | 一括19,800円 分割(24ヶ月)825円/月 | |
月額880円~ | 1GB~20GB | 一括15,048円 分割(24ヶ月)627円/月 | |
月額990円~ | 3GB~30GB | 一括21,700円 分割(24ヶ月)904円/月 | |
月額1,078円~ | 3GB~無制限 | 一括13,800円 ポイント還元3,000円 分割(24ヶ月)575円/月 |
ステップ3:SIMカードを差し込んで起動する
SIMカードが自宅に届いたら、SIMフリーの端末に差し込みして起動します。
LTEオート接続機能が付いているモバイルルーターならAPNを自動で選択してくれるため、APN設定(端末でデータ通信するための設定)は不要です。
APN設定が必要な場合は、SIMカード同封のマニュアルをよく読むとよいでしょう。
実際にメルカリでホームルーター(L01)を購入しBIGLOBEモバイルのSIMカードを入れて利用していました。
BIGLOBEモバイルは普段使いしていたのでシェアSIMでもう1枚SIMカードを発行してもらい、それをホームルーターに入れて自宅専用端末にしていました。
シェアSIMの費用は多少かかりますが、テザリングなどをいちいちしなくても済むのですごく便利です。
【裏ワザ2】デュアルSIMのテザリング機能をつかって、即席なポケット型WiFiをつくる方法
もう1つの方法として、デュアルSIMのテザリング機能を活用しポケット型WiFiを即席でつくる裏ワザがあります。
テザリング機能による裏ワザについて、詳しくは以下の通りです。
デュアルSIMとは
デュアルSIMとは、SIMカードを2枚差し込みできる端末の機能を言います。
以前は1つのスマホに1つのSIMカードしか挿すことができませんでしたが、
- SIMカードが2つ挿せる「デュアルSIM」
- そもそもSIMカードがいらない「eSIM」
などが登場し少しずつ使いやすくなってきました。
デュアルSIMなら2台の端末を使い分けするといった手間はかかりません。主な使い方は以下をご覧ください。
裏ワザとなるのがサブの格安SIMでテザリングし、即席のポケット型WiFiとして活用する方法です。
スマホでのテザリングによりノートパソコンやタブレット、ゲーム機などもインターネットに接続できるようになります。
テザリングとは、スマホの通信回線をモバイルルーターのように活用する機能です。
デュアルSIMを使う!格安ポケット型WiFiをつくる4つのステップ
デュアルSIMで格安ポケット型WiFiをつくる方法は以下の4ステップです。
- デュアルSIM対応かどうか確認する
- 格安SIMと契約する
- SIMカードを差し込みする
- 初期設定を行う
それぞれのステップについて詳しくは以下をご覧ください。
ステップ1:デュアルSIM対応かどうか確認する
どのようなスマホでも2枚のSIMカードを差し込みできるわけではありません。2枚のSIMカードを使い分けするには、手元にあるスマホがデュアルSIM対応かどうかの確認が大切です。
デュアルSIM対応かどうかは各メーカー公式サイトの製品情報で確認できます。
使い方1 | スマホに音声通話SIMとデータ通信専用SIMを差し込みし、用途に合わせて使い分けする |
---|---|
使い方2 | 異なる電話番号の音声通話SIMを2枚差し込みし、仕事とプライベートの電話番号を使い分けする |
使い方3 | 1枚目で大手キャリア、2枚目で格安SIMを差し込みし、大手キャリアのメールを残しながら格安SIMで料金を節約する |
メーカー | eSIM対応機種 | URL |
---|---|---|
Apple | iPhone XR以降 | 詳細 |
Pixel 3a 以降 | 詳細 | |
HUAWEI | HUAWEI P40、P40 Pro、Mate 40 Pro | 詳細 |
OPPO | Find X3 Pro、Find X5、Reno 5 A | 詳細 |
また最近の主要なスマホの対応状況は以下の通りです。
2018年9月発表以降の機種はすべてeSIMに対応しています。iPhoneⅩやiPhone8/7/6などは非対応となっているのでご注意ください。
メーカー | eSIM対応 | メーカー | eSIM対応 |
---|---|---|---|
iPhone 15 Pro Max | ○ | iPhone 15 | ○ |
iPhone 15 Pro | ○ | iPhone 15 Plus | ○ |
iPhone 14 Pro Max | ○ | iPhone 12 mini | ○ |
iPhone 14 Pro | ○ | iPhone 12 | ○ |
iPhone 14 Plus | ○ | iPhone SE(第3世代) | ○ |
iPhone 14 | ○ | iPhone SE(第2世代) | ○ |
iPhone 13 Pro Max | ○ | iPhone 11 Pro Max | ○ |
iPhone 13 Pro | ○ | iPhone 11 Pro | ○ |
iPhone 13 mini | ○ | iPhone 11 | ○ |
iPhone 13 | ○ | iPhone XS Max | ○ |
iPhone 12 Pro Max | ○ | iPhone XS | ○ |
iPhone 12 Pro | ○ | iPhone XR | ○ |
ステップ2:格安SIM会社と契約する
テザリング用のサブとして格安SIMとの契約を進めます。ディアルSIMを使う場合も「データ通信専用SIM」を選べばOKです!
1GBだけ使えるもの、10GBまで使えるものなど容量や料金がさまざまです。ご自身の使い方にあったデータ通信専用SIMを選ぶとよいでしょう。
月額料金 | データ容量 | 端末料金 | |
---|---|---|---|
月額528円~ | 1GB~10GB | 一括14,080円 分割(24ヶ月)586円/月 | |
月額740円~ | 2GB~20GB | 一括19,800円 分割(24ヶ月)825円/月 | |
月額880円~ | 1GB~20GB | 一括15,048円 分割(24ヶ月)627円/月 | |
月額990円~ | 3GB~30GB | 一括21,700円 分割(24ヶ月)904円/月 | |
月額1,078円~ | 3GB~無制限 | 一括13,800円 ポイント還元3,000円 分割(24ヶ月)575円/月 |
ステップ3:SIMカードを差し込みする
自宅に届いたSIMカードをスマホのトレイに差し込みます。SIMカードを差し込む前にスマホの電源を切っておきましょう。
eSIM(デジタルSIM)はすでに端末に内蔵されており、物理的なSIMカードの差し込みは不要です。
ただし、楽天モバイルなどeSIM対応の格安SIM業者と契約しないといけません。
ステップ4:設定を行う
次にスマホの電源を入れてテザリング設定を行います。
テザリングにはWi-Fi接続、Bluetooth接続、USB接続と3種類あります。
ワイヤレスで複数台を接続したい、速い通信速度で接続したいときに便利なのがWi-Fi接続です。
- 接続元スマホより「設定」→「モバイル通信」→「インターネット共有」の順にタップする
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- Wi-Fiパスワードと機種の名前を確認する
- 接続元スマホの画面を表示させたまま、接続先のデバイスより「設定」→「Wi-Fi」の順に進む
- Wi-Fiネットワーク名を選択する
- インターネット共有画面に表示されているパスワードを入力し、「接続」をタップする
- 設定完了
※1 機種によって設定手順が異なる場合あり
- スワイプによりクイック設定パネルを表示させる
- 「アクセスポイント」を長押しする
- 「テザリング」をオンにする
- 接続元スマホの画面を表示させたまま、接続先のデバイスよりWi-Fiリストを表示させる
- Wi-Fiネットワーク名を選択する
- 接続元スマホより確認したパスワードを接続先のデバイスより入力する
- 「接続」をタップする
- 設定完了
※2 機種によって設定手順が異なる場合あり
APN設定を間違えていると、接続元スマホもインターネットに接続できません。
インターネットにつながらないときは、APN設定が正しいかどうか、SIMカード同封のマニュアルより確認するとよいでしょう。
注意点
テザリング機能による裏ワザには以下の注意点があります。
- 通信事業者によってはテザリングオプションへの加入が必要
- データ容量を使いすぎると通信速度が遅くなる
- スマホのバッテリー消費が早くなる
- 通話中はテザリング機能を利用できない場合がある
それぞれの注意点について詳しくは以下の通りです。
通信事業者によってはテザリングオプションへの加入が必要
通信事業者によってはテザリングオプションへの加入が必要です。有料のテザリングオプションへ申し込みしていない場合、テザリングできないことがあります。
UQ mobileなら申し込み不要、月額料金無料でテザリング機能を利用可能です。
ただし、UQ mobileのくりこしプランS+5G(音声通話SIM)の場合、3GBで1,628円の月額料金となるため、1,000円を超えてしまいます。
UQ mobileのデータ通信専用「データ高速プラン」と「データ無制限プラン」は2021年3月31日で新規受付を終了しました。
データ容量を使いすぎると通信速度が遅くなる
テザリングでノートパソコンやタブレット、ゲーム機などを接続していると、データ容量を多く消費しやすいです。
使いすぎによりデータ容量を超えると通信制限がかかる場合があります。
間違えてメインのSIMカードでテザリングしてしまうと、メインのSIMカードでデータ容量を超えかねません。間違えないよう、分かりやすいSIMカードの名称へと変更しておくとよいでしょう。
データ容量が足りなくなったときは、データ容量追加オプションを購入するといった対策があります。
データ容量追加オプションの場合、1GBで550円ほどの追加料金が目安です。
スマホのバッテリー消費が早くなる
Wi-Fiテザリングはスマホのバッテリーを消費しやすいです。スマホのバッテリーが切れてしまうと、音声通話もデータ通信もできません。
Bluetooth接続はWi-Fi接続と比べるとバッテリーの消費が少ないです。しかし、通信速度はWi-Fi接続よりBluetooth接続のほうが遅い傾向があります。
バッテリー切れに備えたいときは、モバイルバッテリーを持参するとよいでしょう。
通話中はテザリング機能を利用できない場合がある
機種によってはスマホで通話中だとテザリング機能を利用できない場合があります。テザリング機能を短時間しか利用しないという方なら問題ないでしょう。
しかし、仕事の着信がスマホに入り、テザリングでのデータ通信が中断すると使いにくいと感じる方はいらっしゃると思います。
au VoLTE対応機種とSIMであれば、テザリング中でも通話が可能です。ただし、auプランの場合、テザリングオプションに加入しないといけません。
1000円以下のポケット型WiFiでできること・できないこと
できること
1,000円以下のポケット型WiFiでできることは以下の通りです。
- 月々の通信料金を節約できる
- ノートパソコン、スマホ、音楽プレイヤーなども接続できる
- 軽量・コンパクトで持ち運びしやすい
- 工事不要でインターネットに接続できる
特に魅力的なのが月々の通信料金を節約できる点です。
月額1,000円以下であれば、大きな負担には感じないでしょう。
どこよりもWiFiの場合、1日4GB以内であれば通信制限がかからない場合があります。
LINEや動画を少し楽しむくらいであれば、通信制限を心配せずに利用できるでしょう。
できないこと
1,000円以下のポケット型WiFiでできないことは以下をご覧ください。
- 高画質な動画やゲームの長時間使用は厳しい
- ZOOMも長時間の使用は厳しい
- どこよりもWiFiの場合、そのままだと海外で利用できない
どこよりもWiFiの場合、月額900円なのは5GBまでです。
容量を消費しやすい高画質な動画やゲーム、ZOOMを長時間使用する人の場合、1,000円以下を維持するのは厳しいでしょう。
音声の通信量 | ビデオの通信量 | |
---|---|---|
SNS | 約58MB/時間 | 約494MB/時間 |
ZOOMのビデオミーティングを60分毎日使用した場合、11日ほどで5GBを超える可能性があります。
1,000円以下のポケット型WiFiがおすすめな人・おすすめできない人
1,000円以下の格安ポケット型WiFiがおすすめな人
1,000円以下の格安ポケット型WiFiをおすすめするのは、以下に当てはまる人です。
- データ容量は月5GBほどで足りる
- 外出先でもインターネットに接続したい
- 賃貸などで光回線の工事ができない
- ノートパソコンもタブレットもスマホもインターネットに接続したい
- ワイヤレスで接続したい
マンションの場合、管理会社の許可が下りないなどの理由で光回線の工事ができないことがあります。
しかし、ポケット型WiFiなら工事不要で開通するのがメリットの1つです。数万円ほどかかる場合がある光回線工事費も負担しなくて済みます。
1,000円以下の格安ポケット型WiFiがおすすめできない人
以下に当てはまる人は、1,000円以下の格安ポケット型WiFiをおすすめできません。
- データ容量を月5GB以上使っている
- 通信速度を重視している
- 短期での解約も考えている
- インターネットするのは自宅だけ
以下のように、ポケット型WiFiの通信速度は光回線と比べると遅いです。
ポケット型WiFiの通信速度 | 光回線の通信速度 | |
---|---|---|
平均ダウンロード速度 | 71.1Mbps | 379.7Mbps |
平均アップロード速度 | 15.7Mbps | 392.7Mbps |
ポケット型WiFiの場合、通信速度を重視している人には不向きです。
インターネットするのは自宅だけという人にも、光回線との契約をおすすめします。
また、通信速度に満足できないなどで短期でポケット型WiFiを解約するケースもあるでしょう。
しかし、ポケット型WiFiの多くで契約期間内での解約により違約金が発生します。(2年縛りの場合、契約期間は2年間)
月1,000円のポケット型WiFiを選ぶときによくある質問
まとめ
今回は月額1,000円以下で使えるポケット型WiFiについて解説してきました。
- 月額1,000円以下のポケット型WiFiは2024年12月現在ない
- 「楽天モバイル」「THE WiFi」「AiR-WiFi」「縛りなしWiFi」「MONSTER MOBILE」なら月額1,000円台
- SIMフリーのモバイルルーターと格安SIMで格安ポケット型WiFiをつくれる
- デュアルSIMのテザリング機能で即席のポケット型WiFiをつくれる
何を重視するかのタイプ別なら以下の3社から選ぶのをおすすめします。ぜひ本記事を読み直してあなたにとっての最良な選択をしてください!
楽天モバイル」
【おすすめの理由】最安968円で使える!安くて縛りがないので初心者におすすめ!
【注意点】従量制課金なので使いすぎると高くなる
どれを選んでいいか分からない人は楽天モバイルがオススメ。
初期費用無料・最低利用期間の縛りなしなので気軽にはじめられますよ!
AiR-WiFi」
【おすすめの理由】月20GBまで使えて1,958円と安い!(しかも1年縛りで短め)
【注意点】1年だけとはいえ縛りがある(+330円/月で縛りなしオプションつけられる)
3GBじゃ足りない!という人にはAiR-WiFiがオススメ。
20GBでこの価格は安いです。縛りもあるとはいえ1年と短め。
縛りなしWiFi」
【おすすめの理由】縛り一切なし!解約時の違約金も発生しない
【注意点】月1,980円で使えるのは最初の6ヶ月だけ