2016年・2017年の電気・ガスの自由化により、電力会社やガス会社を選べるようになりました。
各社から電気とガスをまとめたセットプランが打ち出され、「電気とガスをまとめると安いの?」と疑問を抱く人も増えたのではないでしょうか。
本記事では、電気とガスのおすすめセットプランをエリアごとに紹介します。
ガスとまとめない方が電気代が安くなるパターンや、光熱費の節約方法も紹介しますので、あわせて参考にしてください。
※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。
【関東(東京ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)エリアでは、国内大手の東京ガスがサービス提供をしているなど、電気・ガスのセットプランが多くあります。
その中でもとくにおすすめの電力会社をピックアップしましたので、参考にしてください。
- 【2~4人暮らしにおすすめ】東京ガス
- 【1人暮らしにおすすめ】CDエナジーダイレクト
【2~4人暮らしにおすすめ】東京ガス
公式サイト | https://home.tokyo-gas.co.jp/gas_power/ |
---|---|
料金プラン 【基本プラン】 | 基本料金:10A毎に295.24円 電力量料金:29.90円/kWh~ |
セット割引 | 【電気と都市ガスセット割引】 各月の電気代から0.5%を乗じた額を割引 |
料金シミュレーション結果 ※(2024年10月時点の価格) | 2人暮らしの場合:10,597円(電気代)+4,849円(ガス代)=15,446円 4人暮らしの場合:15,034円(電気代)+7,330円(ガス代)=22,364円 |
キャンペーン情報 | 新規申し込みで電気代の基本料金が1ヶ月無料 |
※料金シミュレーションは、各公式サイトの料金シミュレーションや料金表を参考
※電気使用量は「平成26年度 東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査報告書」を参照し、2人暮らしは331kWh、4人暮らしは436kWhで算出
※燃料費等調整額(電源調達費含む)、再エネ賦課金を含む
※2人暮らしは30A、4人暮らしは40Aで算出
東京ガスで電気とガスをまとめると、電気代から0.5%を乗じた額が割引されるためお得です。セット割が適用されるのは「基本プラン」のみなので、注意しましょう。
東京ガスは、「新電力販売量No.1(2023年5月時点の低圧電力の実績)」「ガス小売お客様件数877.9万件(2023年12月末)」を誇ります。信頼感・安定力に富んだ新電力会社です。
スマホやWebから電気とガス代がまとめて確認できます。また前年同月とグラフで確認できるため、どのくらい節約できているかも一目でわかり便利です。
\ 関東で電気&都市ガスならやっぱりココ /
【1人暮らしにおすすめ】CDエナジーダイレクト
公式サイト | https://www.cdedirect.co.jp/ |
---|---|
料金プラン 【ベーシックでんき】 | 基本料金:10A毎に276.90円 電力量料金:29.90円/kWh~ |
セット割引 | 【電気と都市ガスセット割引】 電気料金、ガス料金がそれぞれ0.5%割引 (※電気セット割引が適用されるのは燃料費調整額を除いた基本料金および従量料金) |
料金シミュレーション結果 (2024年10月時点の価格) | 6,435円(電気代)+2,908円(ガス代)=9,343円 |
キャンペーン情報 | 電気とガスセット申し込みで2,000円分のカテエネポイントプレゼント |
※料金シミュレーションは、各公式サイトの料金シミュレーションや料金表を参考
※電気使用量は「平成26年度 東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査報告書」を参照し、1人暮らしは219kWhで算出
※燃料費等調整額(電源調達費含む)、再エネ賦課金
※1人暮らしは30Aで算出
CDエナジーダイレクトで電気とガスをまとめると、電気料金、都市ガス料金がそれぞれ0.5%割引されるためお得です。
CDエナジーダイレクトは、関東地域だけで契約実績65万件を誇る、関東で人気の新電力会社です。人生の節目に祝割があり、結婚や新居の購入、誕生日に最大3,000ポイントプレゼントがもらえます。
\ 関東エリア限定!契約実績60万件 /
CDエナジーダイレクトは、「大阪ガス」と「中部電力ミライズ」が共同出資した合併会社です。どちらもエネルギー大手会社です、安心できます。
【関西(大阪ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン
関西エリア(大阪・兵庫・京都・奈良)では、国内大手の大阪ガスが運営しています。
関西エリアでは、関西電力を利用するとお得になるケースがほとんどですが、大阪ガスもおすすめです。
- 【2~4人暮らしにおすすめ】大阪ガス
- 【1人暮らしにおすすめ】関西電力
【2~4人暮らしにおすすめ】大阪ガス
公式サイト | https://home.osakagas.co.jp/electricity/index.html |
---|---|
料金プラン 【ベースプランA-G】 | 最低料金:466.57円 電力量料金:20.21円/kWh~ |
セット割引 | 【電気と都市ガスセット割引】 ガス料金が約3%安くなる |
料金シミュレーション結果 (2024年10月時点の価格) | 2人暮らしの場合:10,965円(電気代)+5,198円(ガス代)=16,163円 4人暮らしの場合:14,590円(電気代)+7,985円(ガス代)=22,575円 |
キャンペーン情報 | ガスてん抽選で豪華賞品プレゼント |
大阪ガスで電気とガスをまとめると、都市ガス料金が約3%安くなるためお得です。また、インターネットもまとめると、ガス料金が約6%安くなりさらにお得になります。
大阪ガスは110年以上の歴史がある会社です。Webや電話での対応はもちろん、近くのガスのお店であれば15時までに受付すると当日対応してもらえます。
Amazonや楽天ポイントなどに変換できる、マイ大阪ガスポイントが貯まりやすいのが特徴です。大阪ガスのセットプランは比較的、ガスの使用量が多い人におすすめです。
そのため、2人暮らしでもガスの使用量が少ない人は、この後紹介する「関西電力」のセットプランを契約するほうがお得になる場合があります。電気やガスの使用量に合わせてプランを選びましょう。
【1人暮らしにおすすめ】関西電力
公式サイト | https://kepco.jp/home/ |
---|---|
料金プラン 【なっトクでんき(なっトクパック)】 | 最低料金:377.40円 電力量料金:20.31円/kWh~ |
セット割引 | 【電気と都市ガスセット割引】 ガス料金が3%安くなる |
料金シミュレーション結果 (2024年10月時点の価格) | 4,823円(電気代)+3,024円(ガス代)=7,847円 |
キャンペーン情報 | 新規申し込みで関電ガスの基本料金が2ヶ月分無料 |
関西電力で電気とガスをまとめると、都市ガス料金が3%安くなるためお得です。24時間いつでも手続きができ、解約手続きや切り替え費用、工事などは一切ありません。
また引っ越し時には、30日前から手続きが可能です。電気やガスを利用すると「はぴeポイント」が貯まり、電気やガス料金以外にも500種類のアイテムや楽天などのポイントにも変更できます。
【中部(東邦ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン
中部エリア(新潟・長野・静岡・愛知)は、東邦ガスが運営しています。それぞれについて見ていきましょう。
- 【2~4人暮らしにおすすめ】エネワンでんき
- 【1人暮らしにおすすめ】HTBエナジー
【2~4人暮らしにおすすめ】エネワンでんき
公式サイト | https://eneonedenki.net/ |
---|---|
料金プラン 【おトクプラン】 | 基本料金:1,284.56円(40A) 電力量料金:21.20円/kWh~ |
セット割引 | 【電気とLPガスセット割引】 ガス料金から220円割引&カテエネポイント増量 |
料金シミュレーション結果 (2024年10月時点の価格) | 2人暮らしの場合:9,881円(電気代)+14,520円(ガス代)=24,401円 4人暮らしの場合:13,106円(電気代)+23,155円(ガス代)=36,261円 |
キャンペーン情報 | 新規契約の方限定で最大8,000円分のJCBギフトカードプレゼント |
エネワンでんきで電気とガスをまとめると、セット料金から220円割引&カテエネポインが増えるためお得です。エネワンでんきのセット割は、中部電力の指定プランを契約する必要があります。
また、ガスの種類はLPガスです。これまで紹介したガスは都市ガスですので、ガスの種類や料金が異なります。
提供エリアが東海3県(愛知・岐阜・三重)に限られていますので、注意しましょう。
\ Pontaがたまる!老舗インフラの新電力 /
公式サイト:https://eneonedenki.net/
【1人暮らしにおすすめ】HTBエナジー
公式サイト | https://htb-energy.com/ |
---|---|
料金プラン 【たのしいでんき(ベーシックプラン)】 | 最低料金:550.00円 電力量料金:28.30円/kWh~ ※中部エリアの料金の場合 |
セット割引 | 【電気ガスセット割引】ガス料金を5%割引(エリアによって異なる) 毎月セット割りとして102円値引 |
料金シミュレーション結果 (2024年10月時点の価格) | 8,438円(電気代)+3,345円(ガス代)=11,680円(セット割を含む) ※中部エリアの場合 |
キャンペーン情報 | ー |
HTBエナジーで電気とガスをまとめると、毎月セット割りとして102円値引&ガス代が5%(エリアにより異なる)割引になるためお得です。
HTBエナジーは電力量料金が一律なので、電気使用量の多い一人暮らしの人にもおすすめです。
ただし、HTBエナジーはガスのみの契約ができません。必ず「たのしいでんき」とセット契約になりますので、注意しましょう。
\ 料金プランが分かりやすい&ガスセットでお得 /
公式サイト:https://htb-energy.com/
【北海道(北海道ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン
北海道エリアは、電気とガスをセットで契約できるプランがほとんどありません。そのため、北海道電力のセットプランをおすすめします。
公式サイト | https://www.hepco.co.jp/index.html |
---|---|
料金プラン 【おトクプラン】 | 基本料金:292.60円 電力量料金:35.35円/kWh~ |
セット割引 | 【電気と都市ガスセット割引】 ガス料金が5%割引 |
料金シミュレーション結果 (2024年10月時点の価格) | 1人暮らしの場合:8,262円(電気代)+3,606円(ガス代)=11,868円 2人暮らしの場合:12,445円(電気代)+5,596円(ガス代)=18,041円 4人暮らしの場合:16,983円(電気代)+8,371円(ガス代)=25,354円 |
キャンペーン情報 | エネとも会員に登録すると先着20,000名に500円分のリラプリチャージをプレゼント |
北海道電力で電気とガスをまとめると、都市ガスの料金が5%割引になるためお得です。
ただし、電気とガスをまとめても、必ず光熱費の節約になるとは限りませんので、注意しましょう。
例えば、北海道エリアで電力会社を「Looopでんき」に変えると電気代が1,000円~3,000円安くなります。
そのため、電気とガスセットにこだわる必要はありません。電気だけであれば、契約できる新電力会社が多くあります。
「別々で契約した方がお得になる参考例」でくわしく料金比較していますので、参考にしてください。
\ ピークシフトで楽しく節約 /
【九州(九州ガス)エリア】電気とガスのおすすめセットプラン
九州エリアも北海道エリアと同様で、電気とガスのセットプランを提供している会社が少ないです。そのため、九州電力をおすすめします。
公式サイト | https://www.kyuden.co.jp/ |
---|---|
料金プラン 【スマートファミリープラン(ガスセット)】 | 基本料金:316.24円(10A毎) 電力量料金:18.37円/kWh~ |
セット割引 | 【電気と都市ガスセット割引】 電気の契約電流や月々のガス使用量によって値引き額が異なる(100~1,300円) |
料金シミュレーション結果 (2024年10月時点の価格) | 1人暮らしの場合:5,913(電気代)+3,836円(ガス代)=9,749円(値引きを含む) 2人暮らしの場合:8,855円(電気代)+6,323円(ガス代)=15,178円(値引きを含む) 4人暮らしの場合:11,757円(電気代)+9,623円(ガス代)=21,380円(値引きを含む) |
キャンペーン情報 | ー |
九州電力で電気とガスをまとめると、電気の契約電流や月々の都市ガス使用量に100~1,300円の値引きがあるためお得です。2年契約割引の対象プランであれば、2年契約することでさらに年間777円お得になります。
九州電力は、電力量料金が非常に安く1人暮らしから大家族までおすすめです。大手電力会社の中でも1~2番目に電気料金が安いです。
セットでまとめると安い?高い?電気とガス会社を選ぶときのポイント
電気とガスをまとめるときに、どの会社を選べばいいか悩む人は多いのではないでしょうか。
電気やガス会社を選ぶときは、以下のポイントを参考にしてください。
- 供給エリアに含まれているか
- 解約金・違約金が発生するか
- ライフプランに合った料金プランか
- どこが安いか複数の電気・ガス会社を比較する
供給エリアに含まれているか
最初にチェックするポイントは、電気やガスの供給エリアに含まれているかです。どれほど自分にぴったりのプランがあったとしても、供給エリアに含まれていなければ契約できません。
例えば、関東エリアで紹介した「CDエナジーダイレクト」は、供給エリアが関東限定です。供給エリアが全国対応であれば、エリア外に引っ越したとしても引っ越し先で利用できます。
引っ越しが多い人は、とくに供給エリアを確認しておきましょう。
解約金・違約金が発生するか
会社によっては、解約金・違約金・年数縛りなどの条件が発生する場合があります。解約金などの縛りがあると、自由に切り替えがしにくくなるため注意しましょう。
とくに引っ越しが多い人や、結婚や出産でライフスタイルが変わる予定がある人は、最初から解約金が発生しないプランを選ぶことをおすすめします。
解約金については、※などで小さく書かれていることが多いため、見落とさないように気をつけてください。
ライフプランに合った料金プランか
契約する会社を選ぶときは、自分のライフスタイルに合った料金プランがあるか確かめましょう。
電気とガスをセットにする場合、料金プランが限定されるケースが多いです。その中で、自分のライフスタイルと合ったプランがあるかが重要です。
自分のライフスタイルに合うプランがなければ、無理にガスとセットにする必要がありません。後ほど紹介しますが、ガスとまとめることでかえって損してしまうケースがあるからです。
セット割引のみにとらわれず、料金プランをしっかり確認してから選びましょう。
どこが安いか複数の電気・ガス会社を比較する
電気やガス代を少しでも抑えたい人は、必ず複数の会社・料金プランを比較してください。安いと思っていた会社でも、他を調べてみるとさらに安い会社が見つかるかもしれません。
また1つの会社だけでは、本当に安いのか比較対象がないためわかりません。複数の会社を比較するときは、料金だけでなく、サービス面や安心感、信頼性なども考慮しましょう。
例えば、北海道エリアでは電気とガスをセットにできる会社が少ないです。そのため、無理にセットにせず、個別で会社を探すほうがお得かもしれません。
なお、エリスグッドでは「北海道で電気を安く!おすすめの新電力会社11社を比較してランキング|家族・1人暮らし向けプランも紹介」という記事で北海道の電気料金を比較しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
電気とガスをまとめて契約すると損する?デメリットはあるのか
結論、電気とガスをまとめて契約するときの一番のデメリットは、まとめると料金が高くなるケースがあることです。
それ以外のデメリットとあわせると、電気とガスをまとめるデメリットは全部で4つあります。
- まとめると料金が高くなるケースがある
- 料金プランの幅が狭くなる
- 電気とガスの供給エリアが異なる場合がある
- 電気(ガス)のみを解約できない場合がある
別々で契約したほうがお得になる事例と一緒に見ていきましょう。
別々で契約したほうがお得になる参考例
前述の通り、電気とガスをまとめて契約するときの一番のデメリットは、まとめると料金が高くなるケースがあることです。
早速、北海道エリアを例に見ていきましょう。
北海道エリアで電力会社を「Looopでんき」に変えた場合の電気代とガス代の料金を比較してみます。
電気ガス:北海道電力 | 電気:Looopでんき ガス:ほくでんガス | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
電気代 | ガス代 | 合計 | 電気代 | ガス代 | 合計 | |
1人暮らし | 8,262円 | 3,606円 | 11,868円 | 6,531円 | 3,796円 | 10,327円 |
2人暮らし | 12,445円 | 5,596円 | 18,041円 | 9,812円 | 5,891円 | 15,703円 |
4人暮らし | 16,983円 | 8,371円 | 25,354円 | 13,239円 | 8,812円 | 22,051円 |
電気をLooopでんきに変えただけで、1,000~3,000円ほど電気代が安くなります。北海道電力のセット割引は、ガス代が5%割引になることです。
ガス代が5%割引になったとしても、値引き額は数百円にしかなりません。
しかし、安い電力会社に変えれば2,000~3,000円程度、電気代が安くなります。北海道電力は、大手電力会社の中でも一番電気代が高いため、安い電力会社を優先的に探すことをおすすめします。
\ ピークシフトで楽しく節約 /
電気とガスをまとめて契約するときのデメリットは4つ
電気とガスをまとめると料金が高くなるケースがあることが最大のデメリットだとお伝えしましたが、その他のデメリットもあります。以下の通りです。
- まとめると料金が高くなるケースがある
- 料金プランの幅が狭くなる
- 電気とガスの供給エリアが異なる場合がある
- 電気(ガス)のみを解約できない場合がある
電気とガスのセット割は、料金プランが指定されています。そのため、自分のライフスタイルに合ったプランが選べないケースも少なくありません。
ライフスタイルに合わない料金プランは、割高になる可能性があるので注意しましょう。
加えて、電気とガスの供給エリアが必ずしも一致するとは限りません。電気は全国に対応していても、ガスは東京エリア限定といったケースがあります。
どちらも供給エリアに含まれているか確かめた上で、申し込みましょう。
電気のみ解約したい場合でも、対応してもらえないこともあります。この場合は、電気とガス会社を改めて探す必要があります。
電気を変えたらガスが使えなくなった、といったことにならないよう注意しましょう。
電気とガスのセットプランを契約する手順
電気とガスセットプランを契約するときの手順を、関東エリアでおすすめの「東京ガス」を例に見ていきましょう。流れとしては以下の通りです。
- 公式サイトの申し込みページにアクセスする
- 希望する手続きを選択する
- 契約情報の入力
切り替えをクリックすると、電気の手続きにページが切り替わります。
今回は電気とガスを切り替えたいので、現在のガスの契約欄にある「他社の都市ガスを利用中の方はこちら」をクリックしてください。
クリックすると「電気とガス」の手続きに変更します。
必要事項にチェック入れ終えると「次へ」をクリックしてください。
「myTOKYOGASへログイン」の画面に切り替わりますが、アカウントがない方は「ログインせずに手続き」から進めましょう。
東京ガスの契約情報や使用場所の住所など、契約に必要な情報を入力します。
東京ガスの場合は、以下の項目を入力します。
- 氏名
- 生年月日
- 日中の連絡がつく電話番号
- 契約者のメールアドレス
- 郵便番号
- 使用場所の住所
- 建物種別
- 電気料金メニュー
- 現在の電力会社のお客さま番号(ご契約番号)
- 電気の供給地点特定番号(またはメーター計器番号)
- ガス料金メニュー
- 契約中のガス会社
- 現在のガス会社のお客さま番号
- ガスの供給地点特定番号
必要な情報の入力が終われば、内容を確認し、完了です。登録したメールアドレスに申し込み完了の案内が届きますので、内容を見ておきましょう。
どの電力会社でも電気とガスの「供給地点特定番号」と「お客様番号」が必要になりますので、事前に準備しておくと作業がスムーズに進みます。
5分から10分程度で入力が終わりますので、変更手続き自体は簡単です。切り替え元に連絡する必要もありません。
光熱費(電気・ガス・水道)を安く抑えるための4つの方法
ここでは、電気・ガス・水道の3つの光熱費それぞれの節約方法について紹介します。
電力とガス会社を見直す
光熱費(電気とガス代)を節約する効果的な方法は、現在契約している電力・ガス会社を見直すことです。
契約している会社や料金プランを変えるだけで、年間数万円を節約できる場合があります。
とくに結婚・出産・引っ越しなどライフスタイルが変わったときは、見直すタイミングです。
ほとんどの電力会社に料金シミュレーションがありますので、電気使用量や料金を入力して比較してみましょう。
また、「新規申し込みで〇〇円割引」などのキャンペーンを実施している場合もあります。急ぎではない場合は、キャンペーンやキャッシュバックのタイミングで切り替えることをおすすめします。
\ Pontaがたまる!老舗インフラの新電力 /
公式サイト:https://eneonedenki.net/
電気代を抑えるおすすめ節約方法
電力会社を見直す以外にも、電気代を抑える方法は多くあります。比較的、効果のある節約方法は省エネ家電に買い換えることです。
古い家電を最新の家電に買い替えることで、大幅な省エネ効果が期待できます。例えば、2013年の冷蔵庫を2023年の冷蔵庫に買い替えると、約28〜35%の省エネです。
参考元:経済産業省(資源エネルギー庁)
この他にも電気代を抑える方法は多くありますので、以下の方法を参考にしてください。なお、光熱費を占める割合が一番大きいのが電気代です。
電気代を抑えることが光熱費の節約につながります。
- こまめに電気を消す
- なるべくコンセント(電源)から切る
- エアコンはつけたり消したりしない
- 室外機やフィルターは定期的に掃除する
- 冷蔵庫の開閉はすばやくする
- 冷蔵庫にはものを詰めすぎない(冷凍庫は多くても大丈夫)
- 日中の明るい時間は電気を消す
- なるべく家族が同じ空間で過ごす
- 洗濯はまとめて洗う(詰めすぎはNG)
ガス代を抑えるおすすめ節約方法
ガス代を抑えるポイントは、お風呂とキッチンです。
この2つはガスを多く使う場所なのでとくに意識して節約しましょう。まずはお風呂の節約方法です。
- 設定温度を1~2度下げる
- お湯を溜めすぎない
- 追い焚きの回数を減らす
- 節水機能のついたシャワーヘッドに変える
- シャワーを流しっぱなしにしない
- まとめて入るまたは入る間隔を短くする
次は、キッチンの節約方法です。
- 鍋底にあった火加減にする
- やかんやフライパンを濡れた状態で火にかけない
- 電子レンジや電子ケトルなどを活用する
- 炊飯器など調理器具を工夫する
- 野菜は火が通りやすいように小さく切る
- なるべく水で洗う
家庭の状況によってはオール電化に変えたほうが、光熱費を節電できる場合があります。
オール電化におすすめの電力会社については、こちら「オール電化向け電力会社のおすすめランキング最新版|今安い新電力9社を徹底比較」で紹介していますので、参考にしてみてください。
水道代を抑えるおすすめ節約方法
水を使う場所は主にお風呂・キッチン・トイレの3つです。
お風呂とキッチンは、ガス代の節約にもつながりますので、併せて取り組みましょう。お風呂の節約方法は、ガス代の節約方法とほとんど同じです。
そのため、キッチンの節約方法から見ていきましょう。
- 布や新聞紙などで汚れを拭いておく
- 水を流しっぱなしにしない
- 洗剤を使いすぎない
- 食べ残しや飲み残しを減らす
トイレの節約方法は、主に大と小を使い分けることです。
固形物がある場合は「大」で流し、固形物がない場合は「小」で流しましょう。トイレは1日に何回も使うところなので、小さな意識が節水につながります。
電気とガスをまとめて契約するときによくある質問
電気とガスをまとめて契約するときによくある質問は、以下の通りです。
それぞれについて見ていきましょう。
まとめ
この記事では、電気とガスのおすすめセットプラン8選や電気とガスをまとめるデメリット、光熱費の節約方法などを中心に紹介しました。
電気とガスをまとめても必ず安くなるとは限らないので、しっかりと比較してから申し込みましょう。
光熱費を抑えるには、電気代を安くするのが一番効果的です。そのため、ガス会社よりも電力会社を中心に探してみましょう。