関東・東京のおすすめ新電力会社ランキング【2025年最新】|一人暮らしからファミリー向けも紹介

関東・東京の新電力会社比較!おすすめランキング10選|一人暮らしや夫婦&カップル向けも紹介

関東地方にお住まいの皆さま、毎月の電気代が高くなっていませんか?

2016年の電力自由化により、関東エリアには400社近くの新電力会社が存在します。

「本当に安くなる会社はどこ?」「乗り換えが大変そう…」と感じ、東京電力のままの方も多いでしょう。

この記事では、特に料金メリットの大きい新電力会社を厳選して10社紹介します。

また、乗り換えで不安な手続きの面倒さ供給の安定性についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
※参考:経済産業省 資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧

\ 東京電力エリアで安くておすすめな電力会社 /

全世帯で安い
オクトパスエナジー
オクトパスエナジーのロゴ
最安を目指すなら
Looopでんき
Looopでんきのロゴ
1人暮らしの年間料金65,950円
-2,133円
70,661円
+2,578円
2人暮らしの年間料金95,037円
-3,963円
98,552円
-448円
3人暮らしの年間料金136,608円
-7,067円
135,521円
-8,154円
4人暮らしの年間料金159,012円
-8,687円
151,737円
-15,962円
おすすめの理由電気料金の変動リスクが少ない

・環境に優しい電気

・オール電化も安い
3~4暮らしは特に安い

・アプリ機能が充実

・工夫次第で大幅に節約できる
公式サイトhttps://octopusenergy.co.jphttps://looop-denki.com/

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

一般社団法人エネルギー情報センター理事 江田 健二監修者
RAUL株式会社
代表取締役
江田健二さん
一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事等を務めている。2018年度環境省地域再省蓄エネサービスイノベーション委員会委員。2024年度から、厚生労働省中長期キャリア形成支援検討委員会委員を担当。Yahooニュース公式コメンテーター。
主な著書に、『2025年「脱炭素」のリアルチャンス すべての業界を襲う大変化に乗り遅れるな!』、『図解即戦力 電力・ガス業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』、『蓄電所ビジネス』、『むしろ、じっくり話していい。』、『ブロックチェーン×エネルギービジネス―世界の51事例から予見する』、『エネルギーデジタル化の未来』 など。
目次

関東(東京)でおすすめの電力会社10社を比較

それでは、関東エリアでおすすめの電力会社を10社を紹介します。
各社の特徴は、東京電力の従量電灯Bと比較した料金シミュレーション表のあと、詳しく解説しています。

スクロールできます
10月の電気代
1人暮らし
10月の電気代
2人暮らし
10月の電気代
3人暮らし
10月の電気代
4人暮らし
基本料金
※1
電力量料金
(1kWhあたり
の使用料金)
提供エリアセット割オール電化ポイント還元キャンペーン2025年10月の燃料費等調整単価
(東京電力エリア)
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
▼詳細をみる
4,579円
東京電力より
-193円
6,578円
東京電力より
-351円
9,363円
東京電力より
-588円
10,953円
東京電力より
-722円
902.1円18.98円~全国
(沖縄を除く)
なしありなし2.55円/kWh
Looopでんき
スマートタイムONE
▼詳細をみる
5,122円
東京電力より
+350円
7,106円
東京電力より
+177円
9,752円
東京電力より
-199円
10,890円
東京電力より
-785円
861.27円固定従量料金
13.97円

市場連動型従量料金
※2
全国都市ガスなしなしなし
シン・エナジー
きほんプラン
▼詳細をみる
4,604円
東京電力より
-168円
6,664円
東京電力より
-265円
9,515円
東京電力より
-436円
11,088円
東京電力より
-587円
796.06円19.67円~全国なしありJALマイレージ2.04円/kWh
TERASELでんき
TERASEL東京B/超TERASEL東京B
▼詳細をみる
4,599円
東京電力より
-173円
6,675円
東京電力より
-254円
9,586円
東京電力より
-365円
10,907円
東京電力より
-768円
900.93円29円~全国
(沖縄を除く)
なしなし楽天ポイント-7.65円/kWh
エネワンでんき
エネワンハッピー/エネワンバリュー
▼詳細をみる
4,739円
東京電力より
-33円
6,896円
東京電力より
-33円
9,918円
東京電力より
-33円
11,395円
東京電力より
-280円
902.25円29.8円~全国
(沖縄を除く)
LPガス
都市ガス
ウォーターサーバー
なしPontaポイント新規申込で電気代10ヵ月間基本料金半額(12月21日まで)-7.65円/kWh
CDエナジーダイレクト
ベーシックでんき
▼詳細をみる
4,647円
東京電力より
-125円
6,742円
東京電力より
-187円
9,569円
東京電力より
-382円
15,183円
東京電力より
+3,508円
830.70円29.9円~東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、および静岡県の富士川以東の地域都市ガスありカテエネポイント-7.65円/kWh
リボンエナジー
リボングリーン
▼詳細をみる
5,536円
東京電力より
+764円
※3
8,088円
東京電力より
+1,159円
※3
11,478円
東京電力より
+1,527円
※3
12,905円
東京電力より
+1,230円
※3
0円固定従量料金
22円

市場連動型従量料金
※2
全国
(沖縄を除く)
あり
※3
あり
※電力量料金より0.11円割引
なしWEB申し込みで6ヶ月間電気代割引(0.55円/kWh、税込)なし
東京ガス
基本プラン
▼詳細をみる
4,731円
東京電力より
-41円
6,834円
東京電力より
-95円
9,776円
東京電力より
-175円
11,457円
東京電力より
-218円
935.22円29.7円~東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、および静岡県の富士川以東の地域都市ガスありパッチョポイント「基本プラン」「ずっとも電気3」に新規申込で電気代の基本料金が1ヶ月無料-7.65円/kWh
四つ葉電力
ほっと5.0安心プラン
▼詳細をみる
6,251円
東京電力より
+1,479円
9,162円
東京電力より
+2,233円
13,044円
東京電力より
+3,093円
14,713円
東京電力より
+3,038円
0円38.82円~東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県
(離島を除く)
なしなしなし新規申込から累計2,300kWhご利用でクオカード1万円分もらえる(2026年1月9日まで)なし
東京電力
従量電灯B
4,772円6,929円9,951円11,675円935.25円29.8円~東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、および静岡県の富士川以東の地域都市ガスありくらしTEPCOポイント-7.65円/kWh

2025年10月1日更新。
※1 30A相当。
※2 市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。
※3 リボンエナジーはマイホーム割引/ファミリー割引/ペット割引/オール電化割引/太陽光割引/蓄電池割引/EV割引 の7つの割引があり、電気代は割引適用前の金額です。

※ 東京電力エリアで各社同条件で電気料金シミュレーションを行った場合。くわしい比較条件はこちらをクリック。
  • 契約アンペアは1~3人暮らしが「30A」、4人暮らしが「40A」で試算しています。
  • 各社、2025年10月時点で東京電力エリアの料金プランで試算しています。
  • 各社、10月のシミュレーション料金は更新日時点で公表されている最新の燃料費調整等単価(独自燃調)やエリアプライス価格で試算されています。
  • 各社、年間のシミュレーション料金は2024年11月~2025年10月の燃料費調整等単価(独自燃調)や固定単価+2024年11月~2025年10月の月平均のエリアプライス価格(東京)で試算しています。
  • 消費税を含みます。
  • 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は含みません
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた10月の電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた10月電気使用量
1人暮らし(集合住宅)143kWh
2人暮らし(集合住宅)209kWh
3人暮らし(戸建)297kWh
4人暮らし(戸建)335kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた年間電気使用量
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh
2人暮らし(集合住宅)3,264kWh
3人暮らし(戸建)4,632kWh
4人暮らし(戸建)5,232kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「年間電気使用量(平均)」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。

1位 オクトパスエナジー|安くて環境に優しいエネルギーを実現

オクトパスエナジーの4つの特徴と評価
グリーンオクトパス
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし4,579円
東京電力と比べると
-193円
2人暮らし6,578円
東京電力と比べると
-351円
3人暮らし9,363円
東京電力と比べると
-588円
4人暮らし10,953円
東京電力と比べると
-722円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし65,950円
東京電力と比べると
-2,133円
2人暮らし95,037円
東京電力と比べると
-3,963円
3人暮らし136,608円
東京電力と比べると
-7,067円
4人暮らし159,012円
東京電力と比べると
-8,687円
基本料金10A:291円
15A:436.5円
20A:582円
30A:873円
40A:1164円
50A:1455円
60A:1746円
※30日試算
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
1~120kWh:18.98円
121~300kWh:24.1円
301kWh~:27.44円
10月の
燃料費等調整額
2.55円/kWh
提供エリア全国
(沖縄を除く)
セット割なし
オール電化あり
オール電化オクトパス
ポイント還元なし
支払い方法クレジットカード
口座振替
振込用紙
初期費用/違約金なし
サポート時間コールセンター
月曜~木曜:9~17時
金曜:9~16時

メール / LINE / Twitter / Instagram
 24時間365日
キャンペーン
公式サイトhttps://octopusenergy.co.jp/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

オクトパスエナジーのメリット
  • 安い
  • 月々の料金の変動が少なく、高くなるリスクが少ない
  • 環境に優しい再生可能エネルギー中心の電気を利用できる
  • 東京ガスと提携していて安心
オクトパスエナジーのデメリット
  • 固定料金のため、市場で安い時に電気を使っても料金は変わらない
  • ポイント制度がない

オクトパスエナジーは、英国で契約件数No.1の電力会社です。英国のガス・電気市場局(Ofgem)の調査「Retail Market Indicators」によると2023年、2024年ともに供給量トップとなっています。

OfgemのRetail Market Indicators調査におけるオクトパスエナジーの電力供給率は2023、2024通して1位
出典:Ofgem調査「Retail Market Indicators」

日本では「東京ガス」と提携し、サービスを展開しています。そのため、大元は海外の会社ですが、日本でも安心して利用できる新電力会社の一つです。

また、大手電力会社(旧一電)を加えた、全国の電力会社の電力販売量100社ランキングに入っており(2024年8月時点)、新電力サービスを販売する会社の中でも大手といえるでしょう。
参考:【2024年】大手電力会社10社&新電力会社の電気代・売上高ランキング!やばい会社は?電力業界の今後はどうなる?

オクトパスエナジーのプランは「グリーンオクトパス」がおすすめ。なお、後述するLooopでんきの方が安い場合もありますが、実質再エネ100%ではありません。
※実質再エネ100%…ここでは、非化石証書付きの電力を提供しているという意味で取り上げています。電気小売事業者が自身の販売する電気が再生可能エネルギー由来であることを証明する証書になるので、CO2排出量もゼロとみなされます。

江田健二さん

【監修者のコメント】
グリーンオクトパスは、実質的に再生可能エネルギー100%の電力を調達しているとされ、環境意識の高い方にとって魅力的な選択肢の一つです。料金も比較的抑えられており、コストパフォーマンスに優れた設計が特徴です。ただし、燃料費調整額などによる料金変動や、契約時の条件・キャンペーンの有無については事前に確認が必要です。電力の使用状況や生活スタイルに応じて、総合的に判断することが重要です。

通常、実質再エネ100%のプランは実現に費用がかかるため、どうしても電気料金が高くなりがちです。その点、オクトパスエナジーは大手電力会社や他の新電力会社よりも安さを保ちつつ、環境に優しいプランなのです。
ちなみに、オール電化の方は他社と比べて安い「オール電化オクトパス」がおすすめです。

\ 世界的に大人気!安くて環境に優しいエネルギー /

公式サイト:https://octopusenergy.co.jp/

2位 Looopでんき|市場連動型プランで人気のある電力会社

Looopでんきの4つの特徴と評価
スマートタイムONE
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし5,122円
東京電力と比べると
+350円
2人暮らし7,106円
東京電力と比べると
+177円
3人暮らし9,752円
東京電力と比べると
-199円
4人暮らし10,890円
東京電力と比べると
-785円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし70,661円
東京電力と比べると
+2,578円
2人暮らし98,552円
東京電力と比べると
-448円
3人暮らし135,521円
東京電力と比べると
-8,154円
4人暮らし151,737円
東京電力と比べると
-15,962円
基本料金861.27円
(3kW)※1
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
固定従量料金
13.97円

市場連動型従量料金
※2
10月の
燃料費等調整額
なし
提供エリア全国
セット割都市ガス
オール電化なし
ポイント還元なし
支払い方法クレジットカード
初期費用/違約金なし
サポート時間年中無休
9〜20時
キャンペーン
公式サイトhttps://looop-denki.com/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら
※1 1kWあたり10~20A相当。
※2 市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。

Looopでんきのメリット
  • 30分毎に単価が変動するため、安い時間帯で電気を使うことで節約できる
  • 燃料費調整額を気にしなくていい
  • 東京電力エリア限定でガスとのセット割がある
  • 環境に優しい再生可能エネルギー中心の電気を利用できる
Looopでんきのデメリット
  • 電気代の単価が高い時間を避けて電気を利用できない場合、高額な電気代になる
  • ポイント制度がない
  • 料金プランが少ない

Looopでんきは、電気の需要に応じて30分毎に単価が変動する完全市場連動型のプランを提供している電力会社です。

独立系新電力会社の中で2024年度の電力需要実績が1位と人気のある会社でもあります。
※独立系新電力会社…ここでは、大手エネルギー・通信関連企業の子会社ではない新電力会社を指します。

参考:Looopでんき
参考:資源エネルギー庁『電力調査統計』

Looopでんきが提供する電気は、火力発電に頼らず再生可能エネルギー中心であるため、環境に優しいことも特徴です。

環境に配慮しながら、単価が安くなる時間に電気を利用することで節約したい方にとってはおすすめな電力会社になります。

30分毎に単価が変動するため、電気を使用する時間帯をずらせる人にとっては安くなる

Looopでんきの料金プランは、市場の需要に応じて30分毎に変動する完全市場連動型で電気を使用する時間帯をずらせる=ピークシフトできる人にとっては安くなります。

昼間の時間帯は太陽光等の再生可能エネルギーが利用できて、利用者も少ないため、安い単価で電気を利用できます。

昼間中心に電気を使い、需要が高まる夕方から夜の時間帯で電気の使用を避けることができれば、電気を使う量は同じでも非常に安い電気代に抑えることが可能です。

一方で、電気を使う時間帯を変えることが難しい場合は、電気代が高くなるでしょう。Looopでんきの料金プランでは、電気を使いたい人が多くなる夕方〜夜の時間帯で電気代が高くなるからです。

なお、30分毎の電気代の単価がいくらになるかは、公式サイトかスマホのアプリで確認することができます。

昼間に余った再生可能エネルギーはそのまま使われずに廃棄されてしまいます。

Looopでんきで上手に節約できれば、需要に応じたコストの変化を意識できて、再生可能エネルギーを利用して環境に優しく電気を利用できるようになるでしょう。

東京エリア限定でガスとのセット割がある

東京ガスの東京地区等※に住んでいる場合、LooopでんきとセットでLooopガスを利用することでセット割が使えます。

※Looopガス利用可能(東京地区等)エリア一覧

東京都 : 東京23区・八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・多摩市・稲城市・西東京市・武蔵村山市
神奈川県 : 横浜市・川崎市・横須賀市・平塚市・鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・逗子市・相模原市・三浦市・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市・葉山町・寒川町・大磯町・中井町・開成町・南足柄市
千葉県 : 千葉市・木更津市・八千代市・君津市・富津市・四街道市・袖ヶ浦市・八街市・佐倉市・印西市・白井市・成田市・富里市・酒々井町・芝山町・多古町・栄町
埼玉県 : さいたま市・川口市・所沢市・上尾市・草加市・蕨市・戸田市・朝霞市・和光市・新座市・久喜市・八潮市・三郷市・蓮田市・伊奈町・白岡市・熊谷市・行田市・深谷市・鴻巣市・羽生市
茨城県 : 日立市・竜ヶ崎市・牛久市・つくば市・取手市・つくばみらい市・稲敷市・利根町・阿見町・美浦村
栃木県 : 宇都宮市・真岡市・上三川町・芳賀町・高根沢町・壬生町
群馬県 : 千代田町・邑楽町・明和町

参考元:Looopでんき

セット割は電気の料金単価を1円割引してくれます。1ヶ月に200kWh電気を利用したとすれば200円の割引となり、とてもお得な割引になりますね。

まずはLooopでんき公式サイトから電気を申し込み、つづけてガスの申し込みをすればLooopでんき+ガスの切り替えができます。

\ ピークシフトで楽しく節約 /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

なお、Looopガスのエリア外の方は利用できないので、あらかじめご了承ください。

3位 シン・エナジー|時間帯別プランでさらにお得

シン・エナジーの4つの特徴と評価
きほんプラン
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし4,604円
東京電力と比べると
-168円
2人暮らし6,664円
東京電力と比べると
-265円
3人暮らし9,515円
東京電力と比べると
-436円
4人暮らし11,088円
東京電力と比べると
-587円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし63,697円
東京電力と比べると
-4,386円
2人暮らし92,304円
東京電力と比べると
-6,696円
3人暮らし132,871円
東京電力と比べると
-10,804円
4人暮らし154,344円
東京電力と比べると
-13,355円
基本料金30A:796.06円
40A:1,061.41円
50A :1,326.76円
60A:1,592.12円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
1~120kWh: 19.67円
121~300kWh:24.78円
301kWh~:27.71円
10月の
燃料費等調整額
2.04円/kWh
提供エリア全国
セット割なし
オール電化あり
生活フィットプラン
ポイント還元 JALマイレージ
支払い方法クレジットカード
初期費用/違約金なし
サポート時間全日 9〜20時
年末年始を除く
キャンペーン
公式サイトhttps://www.symenergy.net/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

シン・エナジーのメリット
  • 来年度(4月使用分)から料金が約1円/kWh下がる
  • きほんプランでもすでに安い
  • 昼・夜と活動時間帯が決まっている方はさらにお得に
  • JALマイレージが貯まる
シン・エナジーのデメリット
  • 固定料金のため、市場で安い時に電気を使っても料金は変わらない
  • 支払い方法がクレジットカードのみ

シン・エナジーは、発電事業も幅広く展開する電力会社です。太陽光発電施設の他にも16か所の再生可能エネルギー発電所を持っており、現在は海外にも水力発電所を建設中です。※2025年3月現在

大手電力会社(旧一電)を加えた、全国の電力会社の電力販売量100社ランキングでは31位(2024年8月時点)と、新電力サービスを販売する会社の中でも大手といえるでしょう。

参考:【2024年】大手電力会社10社&新電力会社の電気代・売上高ランキング!やばい会社は?電力業界の今後はどうなる?

自前の発電量が多いことが、料金の安さにつながっているお得な電力会社の一つです。

料金プランは以下の通り、3つあります。

シン・エナジーの料金プラン
  • きほんプラン
  • 【昼】生活フィットプラン
  • 【夜】生活フィットプラン

解約金や解約手数料がないため、「思ったよりも電気代が安くならない」と感じればいつでも解約できます。しかし、セット割などのプランはないため、ガスとのセット割を考えている人にはおすすめできません。

容量拠出金相当額が別途加算されるが、2025年4月使用分から安くなる予定

シン・エナジーの電気料金には、料金プランや燃料費等調整額の他に容量拠出金相当額が加算されています。1kWhあたりに加算される項目なので、冒頭の比較表の料金シミュレーションでも試算に入れています。

この容量拠出金相当額、2025年4月使用分(5月請求分)から下記の通り変更になる予定です。

適用時期金額
2024年4月~2025年3月使用分1.65円/kWh
2025年4月~2026年3月使用分0.64円/kWh
引用:シン・エナジー

本記事のシミュレーションは最新の月を元に、過去1年間の燃料費等調整額を含めたものになるため、今後1年間の割引の影響力が小さくなる傾向があります。

もし、容量拠出金相当額の値下げを加味するなら、年間にすると約5,200円ほど安くなる試算となります。これから契約する人はシミュレーション結果以上に安くなる可能性が高い電力会社といえるでしょう。

電気をいつも通り使ってもとにかく安い

公式サイト:https://www.symenergy.net/

4位 TERASELでんき|使う人も使わない人もお得

TERASELでんきの4つの特徴と評価
TERASEL東京B/超TERASEL東京B
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし4,599円
東京電力と比べると
-173円
2人暮らし6,675円
東京電力と比べると
-254円
3人暮らし>9,586円
東京電力と比べると
-365円
4人暮らし10,907円
東京電力と比べると
-768円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし65,680円
東京電力と比べると
-2,403円
2人暮らし95,493円
東京電力と比べると
-3,507円
3人暮らし138,552円
東京電力と比べると
-5,123円
4人暮らし155,161円
東京電力と比べると
-12,538円
基本料金TERASEL東京B10Aにつき 300.31円
超TERASEL東京B10Aにつき 311.75円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
TERASEL東京B1~120kWh:29円
121~300kWh:35.34円
301kWh~:39.26円
超TERASEL東京B1~120kWh:29.8円
121~300kWh:34.26円
301kWh~:35.64円
10月の
燃料費等調整額
-7.65円/kWh
提供エリア全国
(沖縄を除く)
セット割なし
オール電化なし
ポイント還元楽天ポイント
支払い方法クレジットカード
口座振替
初期費用/違約金なし
サポート時間平日 10~18時
キャンペーン新規申込で10,000円相当のデジタルギフトなど6種類の選べる特典がもらえる
(9月30日まで)
公式サイトhttps://www.terasel.jp/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

TERASELでんきのメリット
  • 料金プランが豊富でライフステージに合わせて変更できる
  • 利用料金200円ごとに楽天ポイントが貯まる
  • 解約金なしで手軽に始められる
TERASELでんきのデメリット
  • 燃料費調整額の上限がないプランだと、東京電力よりも高くなる場合がある
  • ガスとのセット割、オール電化専用プランがない

※基本料金(または最低料金)と従量料金、燃料費調整額の税込合計額が対象200円につき1ポイントが付与。

TERASELでんきは、伊藤忠エネクス株式会社の100%子会社である新電力会社です。
供給エリアは沖縄・離島を除く全国にわたり、2022年には123億円の売上高を達成した実績のある会社です。

料金プランが豊富で、今回おすすめしている超TERASELプランの他にも、以下のようなプランを選べます。

TERASELでんきの家庭向けプラン一覧
  • TERASELプラン
  • TERASELマーケットプラン
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「マーケット」とついているプランは市場連動型プランです。
TERASELでんきなら、上限付きの市場連動型プランも選べるので「市場価格を見ながら節約してみたいけど、価格が急に上がったら怖い」と考えている方でもチャレンジしやすいのが特徴です。

引っ越しやライフスタイルの変化にともない、今のプランが合わなくなっても豊富なプランから選べるのは嬉しいですよね。

毎月の電気料金200円ごとに楽天ポイントが貯まる!

今回ご紹介している電力会社の中で、TERASELでんき自体は最安ではありません。ただ、電気料金(再エネ賦課金は含まない)200円ごとに1ポイントが貯まります。

では、どのくらい楽天ポイントが貯まるのでしょうか。平成26年度の東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査をモデルケースにして試算してみましょう。

世帯人数年間の平均電気使用量TERASELでんきで
貯まるポイント数(概算)
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh約353ポイント
2人暮らし(集合住宅)3,264kWh約535ポイント
3人暮らし(戸建)4,632kWh約758ポイント
4人暮らし(戸建)5,232kWh約875ポイント
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※1~2人暮らしは20A、3人暮らしは30A、4人暮らしは40Aで料金を試算しています。

「これだけしか貯まらないの?」と考える方もいるかもしれませんが、ポイントをためるために何かする必要はありません。いつも通り電気を使うだけで貯まるのです。

しかも、貯められるのは楽天ポイントなので、全国でポイントを使えるお店がたくさんあることもメリットといえるでしょう。

自分に合ったプランが見つかる

公式サイト:https://www.terasel.jp/

5位 エネワンでんき|新電力で運営実績のある電力会社

エネワンでんきの4つの特徴と評価
エネワンハッピー/エネワンバリュー
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし4,739円
東京電力と比べると
-33円
2人暮らし6,896円
東京電力と比べると
-33円
3人暮らし9,918円
東京電力と比べると
-33円
4人暮らし11,395円
東京電力と比べると
-280円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし67,687円
東京電力と比べると
-396円
2人暮らし98,604円
東京電力と比べると
-396円
3人暮らし143,279円
東京電力と比べると
-396円
4人暮らし162,308円
東京電力と比べると
-5,391円
基本料金30A:902.25円
40A:1,203.00円
50A:1,503.75円
60A:1,804.50円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
エネワンハッピー1~120kWh:29.8円
121~300kWh:36.4円
301kWh~:40.49円
エネワンバリュー~300kWh:33.76円
301kWh~:37.51円
10月の
燃料費等調整額
-7.65円/kWh
提供エリア全国
(沖縄を除く)
セット割LPガス
都市ガス
ウォーターサーバー
オール電化なし
ポイント還元Pontaポイント
支払い方法クレジットカード
口座振替
初期費用/違約金1年未満の場合
3,300円
サポート時間全日 9~18時
キャンペーン新規申込で電気代10ヵ月間基本料金半額
(12月21日まで)
公式サイトhttps://eneonedenki.net/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

エネワンでんきのメリット
  • 1945年創業で新電力の中で安心感のある運営元からの提供
  • 環境に配慮したオプションを選択できる
  • ガス、ウォーターサーバーとのセット割がある
  • Pontaポイントが貯まる
エネワンでんきのデメリット
  • 契約1年以内の解約の場合、違約金が発生する
  • 東京電力より安いが、新電力の中で最安ではない
  • オール電化のプランはない

エネワンでんきは、株式会社エネワンでんきが提供する電力サービス。運営会社は、ガスワンでおなじみの株式会社サイサンの子会社です。

親会社に長年のインフラ運営実績があり、安心して利用できることが特徴です。

基本料金は東京電力より安く、他の新電力よりは高いため、安いとは言い切れませんが、他の料金項目は標準的になっています。

ガスとのセット割やポイント付与も揃っているため、トータルの料金としてみれば安い部類に入ります。

さらに、ウォーターサーバーとのセット割や、環境に配慮した電気が使えるオプションも選択できるため、該当する方にとっては魅力的な電力サービスとなるでしょう。

親会社も含めると80年近くの経営実績があり、信頼できる

株式会社エネワンでんきは2022年の設立ですが、元々1945年に創業されたガス事業を行う株式会社サイサンが、2014年から提供していた電力部門を子会社化しています。

新電力を選ぶ際には、経営不振による倒産や事業撤退するリスクも考慮するでしょう。

エネワンでんきであれば、ガス事業を80年近く行っている親会社があるため、経営ノウハウがしっかりしており、電力以外の収益源もあります。

そのため、新電力の中では倒産のリスクが低く、信頼できる会社といえるでしょう。

豊富な割引制度がある

エネワンでんきは、他の電力会社にもあるようなガスとのセット割やポイント付与サービスの他に、ウォーターサーバーとのセット割、モバイルFi-Wiや光回線とのセット割も提供されています。

それぞれの割引については以下のとおりです。

Pontaポイント還元率200円につき、1ポイント
でんき+LPガス+ウォーターサーバー275円/月
でんき+LPガス220円/月
でんき+ウォーターサーバー165円/月
サイサンWiMAX(モバイルWi-Fi)55円/月
サイサン光(光回線)55円/月

例えば、エネワンでんき、LPガス、ウォーターサーバー、モバイルWi-Fi、光回線を契約している場合は、毎月385円の割引になります。

電気代が10,000円だったとすれば、Pontaポイントが50ポイント付与されるため、合計435円の割引が受けられることになりますね。

セット割をフルに適用できれば、非常にお得な料金になることがわかります。

期間限定!12月21日までの新規申込で電気代10ヵ月間基本料金半額キャンペーン開催中

エネワンでんきでは、12月21日までの新規申込で電気代10ヵ月間基本料金半額するキャンペーンを開催中です。

他の電力会社では、ガスとのセット割やポイント付与を組み合わせたとしても年間4,000円ほどの割引がほとんど。それを踏まえて考えると、非常にお得なキャンペーンとなっていますね。

このキャンペーンを加味すると、エネワンでんきは比較的お得な電力会社といえそうです。

\ 12月21日までに新規申込で電気代10ヵ月間基本料金半額 /

公式サイト:https://eneonedenki.net/

6位 CDエナジーダイレクト|様々なニーズに対応できる

CDエナジートップ
ベーシックでんき
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし4,647円
東京電力と比べると
-125円
2人暮らし6,742円
東京電力と比べると
-187円
3人暮らし9,569円
東京電力と比べると
-382円
4人暮らし15,183円
東京電力と比べると
+3,508円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし66,331円
東京電力と比べると
-1,752円
2人暮らし96,231円
東京電力と比べると
-2,769円
3人暮らし136,688円
東京電力と比べると
-6,987円
4人暮らし157,874円
東京電力と比べると
-9,825円
基本料金10A:276.9円
15A:415.35円
20A:553.80円
30A:830.70円
40A:1,107.60円
50A:1384.5円
60A:1661.4円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
1~120kWh: 29.9円
121~300kWh: 35.59 円
301kWh~:36.5円
10月の
燃料費等調整額
-7.65円/kWh
提供エリア東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、
栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、
および静岡県の富士川以東の地域
セット割都市ガス
オール電化あり
スマートでんき
ポイント還元カテエネポイント
支払い方法クレジットカード
口座振替
初期費用/違約金なし
サポート時間平日 9~19時
土日祝日 9~17時
キャンペーン
公式サイトhttps://www.cdedirect.co.jp/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

CDエナジーダイレクトのメリット
  • カテエネポイントがザクザク貯まる
  • ガスとのセット割が電気とガス両方で適用される
  • 9つの料金プランが用意されており、様々なニーズに対応できる
CDエナジーダイレクトのデメリット
  • 再生可能エネルギー中心のプランはない
  • プランによっては解約金が発生する
  • 供給エリアが関東だけ

CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが共同出資して設立した電力会社です。

ガスとのセット割、様々なポイント制度、豊富な料金プランが用意されており、様々なニーズに対して柔軟に対応できてお得に利用できます。

供給エリアが関東限定で、再生エネルギー中心のプランがないといったデメリットはありますが、多くの方がメリットを感じられる電力会社でしょう。

3つのポイント制度でカテエネポイントがザクザク貯まる

CDエナジーダイレクトでは、3つのポイント制度があります。この制度のおかげで、1ポイント=1円で使えるカテエネポイントがザクザク貯まります。

まず、電気代100円につき1ポイント貯まります。ポイント還元率は0.5%の電力会社も多いため、比較的高めなポイント還元率です。

2つ目は、祝割というポイント制度。結婚、出産、新居購入、子どもの進学で1000〜3000ポイントもらえる他、誕生日は毎年100ポイントもらえる制度です。

3つ目は、CDエナジーダイレクトの公式LINEを登録することで1000ポイントもらえる制度です。公式LINEでは料金や使用量の確認だけでなく、緊急時の問い合わせや手続きもできます。

CDエナジーダイレクトを利用するなら、ぜひ登録を忘れないようにしましょう。

このような3つの特徴的な制度のおかげで、CDエナジーダイレクトはポイントが貯まりやすい電力会社といえそうです。

ガスとのセット割が電気代、ガス代両方に適用できてお得

CDエナジーダイレクトにはガスとのセット割が適用できます。

電力会社とガス会社の共同設立であるためか、他の電力会社とのセット割よりもお得になっています。

通常は電気代かガス代どちらかの料金から割引であることが多いですが、CDエナジーダイレクトは両方の料金に対して0.5%の割引が適用されます。

9つの料金プランが用意されており、ニーズに合ったプランを選択できる

シングルでんき、ベーシックでんき、ファミリーでんきと世帯ごとに用意された基本的な料金プランに加えて、

  • オール電化向けのスマートでんき
  • ポイント還元重視向けのポイントでんき
  • Amazonプライムを無料で利用できるエンタメでんき

を始めとした9つもの料金プランが用意されています。

これだけのプランがあるため、様々な生活スタイルに合わせて電気代を安くすることができるでしょう。

\ 関東エリア限定!契約実績60万件 /

公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/

7位 リボンエナジー|市場連動型で最大3.85円/kWhの割引あり

リボンエナジーの公式サイト画面
リボングリーン
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし5,536円
東京電力と比べると
+764円
※2
2人暮らし8,088円
東京電力と比べると
+1,159円
※2
3人暮らし11,478円
東京電力と比べると
+1,527円
※2
4人暮らし12,905円
東京電力と比べると
+1,230円
※2
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし78,003円
東京電力と比べると
+9,920円
※2
2人暮らし113,708円
東京電力と比べると
+14,708円
※2
3人暮らし160,853円
東京電力と比べると
+17,178円
※2
4人暮らし181,113円
東京電力と比べると
+13,414円
※2
基本料金0円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
固定従量料金
22円

市場連動型従量料金
※1
10月の
燃料費等調整額
なし
提供エリア全国
(沖縄を除く)
セット割あり
※2
オール電化あり
※電力量料金より0.11円割引
ポイント還元なし
支払い方法クレジットカード
Apple Pay
Google Pay
初期費用/違約金なし
サポート時間平日 9~17時
キャンペーンWEB申し込みで6ヶ月間電気代割引(0.55円/kWh、税込)
公式サイトhttps://ribbonenergy.jp/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら
※1 市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。
※2 リボンエナジーはマイホーム割引/ファミリー割引/ペット割引/オール電化割引/太陽光割引/蓄電池割引/EV割引 の7つの割引があり、電気代は割引適用前の金額です。

リボンエナジーのメリット
  • 基本料金0円
  • 30分毎に単価が変動するため、安い時間帯に電気を使えば簡単に節約できる
  • リボンエナジー単体だけで最大3.85円/kWhの割引あり
リボンエナジーのデメリット
  • 電気代の単価が高い時間を避けて電気を利用できない場合、高額な電気代になる
  • 太陽光、蓄電池、EVと条件のハードルが高い割引もある

リボンエナジーはLooopでんきと同じく、30分ごとに電気料金が変化する市場連動型のプランを提供する電力会社です。

一番の特徴は、最大3.85円/kWh割引できる7つのメニューです。これは他社と違い、別途ガスやウォーターサーバーなどのサービスを契約せずとも適用可能となっています。

割引メニューは7つ!電力会社を切り替えるだけで最大3.85円/kWh割引

リボンエナジーの7つの割引メニューは以下の通りです。

リボンエナジーの7つの割引
  • ファミリー割引
  • マイホーム割引
  • ペット割引
  • オール電化割引
  • 太陽光割引
  • 蓄電池割引
  • EV割引

例えば、ファミリー割引は世帯人数1~5人まで1人あたり0.11円/kWhの割引が適用されます。他にも、持ち家というだけで割引、ペットを飼っていると割引など、誰でも必ず1つは割引が適用ができる仕組みになっています。

元々の料金プランが市場連動型なので、電気の価格が下がる平日の昼間などに電気を使うことができれば、より一層お得に使っていただけるでしょう。

一番おすすめしたいのは「オール電化で太陽光発電をフル活用している人」

安い時間帯に賢く電気を使えばお得になる一方で、割引については全員がすべて適用できるわけではありません。太陽光、蓄電池、EV割引と住環境によっては割引条件のハードルが高い場合もあります。

そのため、リボンエナジーは、持ち家のオール電化住宅で、太陽光発電や蓄電池を活用しつつ、自家消
費で賄えなかった分の電気を使いたい方に一番おすすめ
といえます。

豊富な支払い方法あり!電気のことは全部スマホで完結

リボンエナジーの特徴の一つとして、豊富な支払い方法があります。

リボンエナジーの支払い方法は3つ
  • クレジットカード
  • Apple Pay
  • Google Pay

特にApple PayやGoogle Payが使えると、支払い方法を変更したい時もすぐスマホでできるので便利ですよね。

また、マイページで電気が安い時間帯が一目で分かるので、電気を節約するモチベーションにもつながりやすいです。もちろん、契約情報や月々の電気代もマイページから確認できますよ。

\ WEBから新規申込で最大5,000円キャッシュバック /

公式サイト:https://ribbonenergy.jp/

8位 東京ガス|普段利用しているガス会社で電気が使える

基本プラン
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし4,731円
東京電力と比べると
-41円
2人暮らし6,834円
東京電力と比べると
-95円
3人暮らし9,776円
東京電力と比べると
-175円
4人暮らし11,457円
東京電力と比べると
-218円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし67,376円
東京電力と比べると
-707円
2人暮らし97,545円
東京電力と比べると
-1,455円
3人暮らし140,975円
東京電力と比べると
-2,700円
4人暮らし164,405円
東京電力と比べると
-3,294円
基本料金10A:311.74円
15A:467.61円
20A:623.48円
30A:935.22円
40A:1,246.96円
50A:1,558.70円
60A:1,870.44円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
1~120kWh: 29.7円
121~300kWh: 35.69 円
301kWh~:39.5円
10月の
燃料費等調整額
-7.65円/kWh
提供エリア東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、栃木県、群馬県、
茨城県、山梨県、
および静岡県の富士川以東の地域
セット割都市ガス
オール電化あり
時間帯別プラン
ポイント還元パッチョポイント
支払い方法クレジットカード
口座振替
振込用紙
初期費用/違約金なし
サポート時間平日、土 9~19時
日祝日 9~17時
キャンペーン「基本プラン」「ずっとも電気3」に新規申込で電気代の基本料金が1ヶ月無料
公式サイトhttps://home.tokyo-gas.co.jp/gas_power/ad/moving12.html

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

東京ガスのメリット
  • 東京電力のままより安くなる料金体系
  • 普段利用しているガス会社で電気を利用できる
  • 電力の供給が安定している
東京ガスのデメリット
  • 東京電力より安くなるが、他の新電力でもっと安くなるプランはある
  • 一人暮らしだとあまり安くならない

関東エリアに住んでいれば、利用している方も多い東京ガスでも電力を提供しています。

東京電力よりは確実に安くなる料金体系であり、ガスと電気を1つにまとめられることは魅力的です。

また、新電力は事業撤退のリスクもありますが、自社発電所を持ち、長年の経営実績がある東京ガスであれば安心して利用できます。

東京電力のままより安くなる料金体系

東京ガスで電気を契約したほうが東京電力のままより安くなる料金体系です。

東京ガスの基本料金は30Aで885.72円で、東京電力は935.25円です。

電力量料金は150〜300kWhで東京ガスが35.41円、東京電力が36.40円となっており、どちらも東京ガスが安いことがわかります。

電力量料金については、120kWhまでであれば東京ガスの方が0.1円高いですが、基本料金で約50円安いためわずかに東京ガスの方が安くなります。

さらに、ガスとのセット割で、電気代が0.5%割引されるため、東京電力と東京ガスをセットで利用しているなら、電気も東京ガスにまとめた方がお得でしょう。

普段利用しているガス会社で電気を利用できる

普段利用しているガス会社で電気とガスをまとめられることも、東京ガスで電気を使うメリットになるでしょう。

電気代の見直しを考えたときに、たくさんある新電力会社の中から電力会社を選ぶことは、それなりの情報収集や比較検討が求められます。

そのため、東京ガスよりも安くなる新電力はあるといっても、探す労力は大変でしょう。

この点で、東京電力のままよりは確実に安くなり、信頼できる会社である東京ガスで電力が利用できることは大きなメリットになります。

9位 四つ葉電力|基本料金0円で利用できる

四つ葉電力のトップ画面
引用:四つ葉電力
ほっと安心5.0プラン
2025年10月の電気代
シミュレーション
1人暮らし6,251円
東京電力と比べると
+1,479円
2人暮らし9,162円
東京電力と比べると
+2,233円
3人暮らし13,044円
東京電力と比べると
+3,093円
4人暮らし14,713円
東京電力と比べると
+3,038円
1年間の電気代
シミュレーション
1人暮らし86,647円
東京電力と比べると
+18,564円
2人暮らし126,709円
東京電力と比べると
+27,709円
3人暮らし179,815円
東京電力と比べると
+36,140円
4人暮らし203,107円
東京電力と比べると
+35,408円
基本料金0円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
38.82円/kWh
10月の
燃料費等調整額
なし
提供エリア東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、栃木県、群馬県、茨城県
(離島を除く)
セット割なし
オール電化なし
ポイント還元なし
支払い方法クレジットカード
口座振替
初期費用/違約金なし
サポート時間全日 10~17時

※メールのみ
キャンペーン新規申込から累計2,300kWhご利用でクオカード1万円分もらえる
(2026年1月9日まで)
公式サイトhttps://428sys.com/entry/

※ シミュレーション条件の詳細はこちら

四つ葉電力のメリット
  • 基本料金0円なので、固定費0円で利用できる
  • 電力量料金単価が、電気使用量に関わらず一定
  • シンプルな料金体系で、解約金も0円
四つ葉電力のデメリット
  • ガスとのセット割、オール電化プラン、ポイント還元等はない
  • 電力量料金が高い

四つ葉電力は、契約アンペア数に関係なく基本料金0円で利用できる電力サービスです。

また、2026年1月9日まで新規申込から累計2,300kWhご利用でクオカード1万円分もらえるキャンペーンも行っています。

固定費0円から利用できることに魅力を感じる人にはおすすめの電力会社でしょう。

基本料金0円なので、固定費0円で利用できる

四つ葉電力は基本料金0円であるため、仮に電気を一切使わなければ、その月の電気代は0円になります。

多くの電力会社の料金体系は契約アンペア数に応じて最低でも発生する料金が設定されています。

固定費0円で利用できることは魅力的でしょう。

電力量料金単価が、電気使用量に関わらず一定

多くの電力会社では電気使用量が多くなるほど、電力量料金単価は高くなる料金体系ですが、四つ葉電力ではどれだけ電気を使用しても、電力量料金単価は一定です。

2026年1月9日まで!新規申込から累計2,300kWhご利用でクオカード1万円分もらえる /

公式サイト:https://428sys.com/entry/

関東・東京で一人暮らし向けのおすすめ電力会社はシン・エナジー

シン・エナジーは、一人暮らし向けの電力会社で今一番安い電力会社です。

一人暮らし向けのシミュレーション条件に従い、「きほんプラン」で計算したところ、年間63,697円と東京電力より年間約500円安いです。

※料金シミュレーションのくわしい条件
  • 契約アンペアは「40A」で試算しています。
  • 各社、2025年10月時点での料金プランで試算しています。
  • 市場連動型の利用料金は各社の固定従量料金+2024年11月~2025年10月の月平均のエリアプライス価格(東京)で試算しています。
  • 2024年11月~2025年10月の燃料費調整等単価(独自燃調)、消費税を含みます。
  • 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は含みません。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた年間電気使用量
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「平均電気使用量」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。

電気をいつも通り使ってもとにかく安い

公式サイト:https://www.symenergy.net/

ただ、先にお伝えしたオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」との料金差は年間約150円と、大きな差ではありません。環境に優しいエネルギーがいいなら、オクトパスエナジーの方がおすすめです。

関東・東京で電気ガスセットができる、おすすめの電力会社はLooopでんき

Looopでんきは、関東(東京ガスエリア)で電気とガスをまとめたいなら一番おすすめできる電力会社です。

すでにお伝えした通り、Looopでんきは市場連動型プラン。電気代が安い時間帯に電気を利用すれば大幅に電気代の節約になります。

さらに、関東の都市ガスを利用している方ならLooopガスを一緒に使うことで1円/kWh割引になります。

※Looopガス利用可能(東京地区等)エリア一覧

東京都 : 東京23区・八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・多摩市・稲城市・西東京市・武蔵村山市
神奈川県 : 横浜市・川崎市・横須賀市・平塚市・鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・逗子市・相模原市・三浦市・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市・葉山町・寒川町・大磯町・中井町・開成町・南足柄市
千葉県 : 千葉市・木更津市・八千代市・君津市・富津市・四街道市・袖ヶ浦市・八街市・佐倉市・印西市・白井市・成田市・富里市・酒々井町・芝山町・多古町・栄町
埼玉県 : さいたま市・川口市・所沢市・上尾市・草加市・蕨市・戸田市・朝霞市・和光市・新座市・久喜市・八潮市・三郷市・蓮田市・伊奈町・白岡市・熊谷市・行田市・深谷市・鴻巣市・羽生市
茨城県 : 日立市・竜ヶ崎市・牛久市・つくば市・取手市・つくばみらい市・稲敷市・利根町・阿見町・美浦村
栃木県 : 宇都宮市・真岡市・上三川町・芳賀町・高根沢町・壬生町
群馬県 : 千代田町・邑楽町・明和町

参考元:Looopでんき

Looopでんき以外にも電気とガスのセット割はありますが、月100円程度とそんなに割引率が高くないことがほとんど。Looopでんきとガスをまとめて契約できるエリアかどうかを確認して、ぜひ申し込んでみてくださいね。

\ ピークシフトで楽しく節約&都市ガスエリア内ならさらに割引! /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

関東・東京でカップル&夫婦向けのおすすめ電力会社3選

関東・東京でカップル&夫婦向けのおすすめ電力会社3社は次のとおりです。

関東・東京でカップル&夫婦向けの
おすすめ電力会社3選
  • 小田急でんき
  • Looopでんき
  • しろくま電力

それぞれ見ていきましょう。

小田急でんき×小田急ガス

プランS(スモール)プラン
特徴ガス、クレジットカードをセット利用でお得
基本料金(30A)885.72円
従量料金/kWh(150〜300kWh)24.83円
燃料費調整額/kWh10.35円(電源調達調整費)
燃料費調整額の上限なし
電力市場連動額/kWhなし
容量拠出金含まれている
セット割ガス
オール電化プランなし
ポイントあり
初期費用0円
違約金0円
支払い方法クレジットカード口座振替
サポート時間24時間365日
公式サイトhttps://odakyu-energy.jp/

1つ目のおすすめは、小田急でんき×小田急ガスです。

ガスとのセット割が適用できる他、小田急のクレジットカードで支払うことで、最大1.5%のポイントが還元されます。

小田急のクレジットカードは年会費無料で作成できるため、作成するハードルは低いでしょう。

また、電気のトラブルがあった際には、24時間365日駆けつけてくれるため、安心して利用できます。

Looopでんき

プランスマートタイムONE
特徴市場連動型プランで人気のある電力会社
基本料金(30A)861.27円
従量料金/kWh(150〜300kWh)固定従量料金13.97円+電力市場連動従量料金※1
燃料費調整額/kWh0円
燃料費調整額の上限なし
電力市場連動額/kWhあり
30分ごとに変動
容量拠出金含まれている
セット割ガス
オール電化プランなし
ポイントなし
初期費用0円
違約金0円
支払い方法クレジットカード
サポート時間9:00〜20:00年中無休
公式サイトhttps://looop-denki.com/pr/c/
※1 市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。

2つ目のおすすめは、Looopでんきです。30分ごとに電力量単価が変動する市場連動型プランが特徴です。

電気を使う人が多くなる夕方等の時間帯で電気代が高くなる料金体系ですが、このピーク時間ではない時間に電気を使うことができればとても安く利用できます。

電力量の単価を確認しながら安い時間帯に電気を使用するため、こまめな対応が求められますが、積極的に節約したいという方にはおすすめな電力会社です。

しろくま電力

プランしろくまプラン
特徴環境に配慮した電気を使える
基本料金(30A)870.0円
従量料金/kWh(150〜300kWh)24.70円
燃料費調整額/kWh5.60円
燃料費調整額の上限なし
電力市場連動額/kWhなし
容量拠出金含まれている
セット割なし
オール電化プランなし
ポイントなし
初期費用0円
違約金0円
支払い方法クレジットカード
サポート時間平日9:45~18:00
公式サイトhttps://af.shirokumapower.com/home05-strt

3つ目のおすすめとして、もっと安くなる電力会社はありますが、しろくま電力を紹介します。

しろくま電力は、環境に優しいグリーン電力をオプション無しで標準で利用することができます。

特にカップルや若い夫婦であれば、将来や子どもの未来を考えたときに、地球に優しいグリーン電力を使いたいと考える方もいるでしょう。

値段よりもクリーンなエネルギーを使いたい方には、しろくま電力がおすすめです。

なお、他の安い電力会社はあるといっても東京電力よりは安くなるので、料金面でもお得になります。

関東(東京電力エリア)の電気代平均は9,664円!安くする方法はある?

関東(東京電力エリア)で電気代を安くする方法はあります。主に以下の3つです。

関東で電気代を安くする方法は3つ
  • 冷房を使う時期までに電力会社を見直す
  • 省エネ性能の高いエアコンに買い換える
  • 電気の使い方を少し変えて節電する

関東の場合、春夏秋冬の中で一番電気代が高くなるのは夏です。これからの季節に備えて対策を整えましょう。

1.冷房を使う時期までに電力会社を見直す

関東(東京電力エリア)で電気代を安くする方法の一つは、冷房を使う時期までに電力会社を見直すことです。なぜ「冷房を使う時期まで」なのかというと、関東は夏が一番電気代が高いからです。

ここで、エリスグッドで1年間の電気代(2023年12月請求分から2024年11月請求分)を各地域で収集したデータを見てみましょう。関東の電気代平均は9,664円でした。
総務省統計局が公表する2024年度『家計調査』では関東の電気代平均が9,819円ですから、大体同じ数値となっています。

関東の1人暮らしから4人暮らしの月別平均電気代・電気使用量は、下記の通りです。

一人暮らし2人暮らし3人暮らし4人暮らし以上
2023年12月請求分2,854円8,342円11,281円11,050円
2024年1月請求分3,397円10,678円13,206円14,359円
2024年2月請求分4,139円11,564円14,264円15,373円
2024年3月請求分3,288円11,093円12,778円14,605円
2024年4月請求分3,701円9,487円11,026円12,045円
2024年5月請求分3,328円8,984円9,188円9,421円
2024年6月請求分3,392円7,833円9,906円8,859円
2024年7月請求分4,654円9,940円14,283円14,780円
2024年8月請求分5,617円12,885円18,257円10,800円
2024年9月請求分4,720円12,646円16,123円14,780円
2024年10月請求分3,590円10,577円11,359円11,331円
2024年11月請求分3,638円9,287円10,043円10,099円
※エリスグッドが行った「1年間の各月ごとの電気使用量と電気代」アンケートより作成。調査概要はこちら。
  • 調査手法:クラウドワークス・ランサーズによる調査
  • 調査期間:2024年12月26日(木)~2025年1月19日(日)
  • 調査内容:2023年12月請求分~2024年11月請求分の使用電力量・電気料金を月・エリア・世帯人数ごとに収集
  • 調査対象:全国の20~60代男女
  • 回答者数:127名

その他の調査結果は下記の記事で紹介しています。

特に気になるのは8~10月請求分の電気代。実際に利用している7~9月、つまり、夏が一番電気代が高いということになります。
電化製品の中で消費電力が大きく、家に人がいる限り利用し続けるエアコンの影響が大きいと考えられます。
※参考:東京都地球温暖化防止活動推進センター

とはいえ、近年猛暑日が増えており、エアコンの使用を控えるのは難しいですよね。でも、電気の使い方を変えなくても、電力会社を見直すことでほとんどの人は電気代が安くなります。

2.省エネ性能の高いエアコンに買い換える

エネルギー庁も推奨する、省エネ性能の高い家電への買い換え。1.冷房を使う時期までに電力会社を見直すでもお伝えしましたが、一番電気代がかかるのが夏のエアコンです。

では、エアコンを買い替えるとどのくらい消費電力を抑えられるのでしょうか。他の電化製品の情報と一緒にまとめましたので、見ていきましょう。

スクロールできます
製品名買い換える前買い換えた後効果
エアコン903kWh(2013年)769kWh(2023年)約15%の省エネ
冷蔵庫370kWh~410kWh(2013年)267kWh(2023年)約28〜35%の省エネ
温水洗浄便座173kWh(2013年)160kWh(2023年)約8%の省エネ
照明器具108kWh15kWh(電球形LEDランプ)約86%の省エネ
参考:省エネポータルサイト

初期費用はかかってしまいますが、長い目で見れば節電効果がありますので、家に古い家電がある方は検討しましょう。

3.電気の利用方法を少し変えて節電する

ここまで、電気代を安くする方法を2つご紹介しました。どちらも、電気の使い方はそのままに、電気代を安くする方法でした。

この2つの方法を行った上でもっと電気代を安くしたい場合は、以下の節約術を参考にしてください。

電気の節約術
  • 電気をこまめに消す
  • エアコンの設定温度を「冷房時は28℃、暖房時は20℃」にする
  • 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない
  • 電源から消すようにする
  • なるべくまとめて洗濯する
  • 適切な場所に暖房器具を置く
  • なるべく同じ部屋で過ごす

1つ1つの効果は小さいかもしれませんが、意識して取り組むことで、電気代を安くできます。家族で協力できれば、さらに効果的ですよ。

実際に電力会社を乗り換える時の手順は3つ

実際に電力会社を乗り換えるときの手順をCDエナジーダイレクトを例に解説します。

電力会社を乗り換える手順は、次の3つです。

実際に電力会社を乗り換える時の手順は3つ
  • 申込みページにアクセスする
  • プランを選択する
  • 必要情報を入力する

なお、3つ目の手順の「必要情報を入力する」際は、氏名、住所の基本情報に加えて、現在契約している電力会社が発行している以下の情報が必要です。

申し込みに必要な情報も3つ
  • 電力会社名
  • 供給地点特定番号
  • お客さま番号

ガス会社も合わせて切り替える場合は、ガス会社についても上記3つの情報を準備しましょう。

それでは、CDエナジーダイレクトの実際の画面を元に、乗り換え手順を見ていきます。

STEP
申込みページにアクセスする

まずは、CDエナジーダイレクトの申込みページにアクセスして、「切り替えの申し込み」をクリックしましょう。

CDエナジーダイレクトに申し込む手順1
STEP
プランを選択する

「切り替えの申し込み」をクリックすると、プランの選択画面が表示されるので、電気の申し込むプランを選択しましょう。

ガスも申し込む場合は、ガスも同様に選択し、「次に進む」をクリックします。

CDエナジーダイレクトに申し込む手順2
STEP
必要情報を入力する

基本情報と、切り替え元の電力会社、ガス会社の情報を入力します。

切り替え元の情報がないと、次の画面に進めないため、必ず電力会社、供給地点特定番号、お客さま情報の3つの情報を準備しましょう。

CDエナジーダイレクトに申し込む手順3
CDエナジーダイレクトに申し込む手順4

以下の情報を入力すれば、次の画面で入力内容を確認して申し込み完了です。

入力する情報一覧
  • 名前
  • 電話番号
  • 電気を使用する郵便番号
  • メールアドレス
  • 現在契約している電力会社
  • 供給地点特定番号
  • お客様番号

切り替え元の電力会社の情報さえあれば、とても簡単に切り替えられることがわかりますね。

CDエナジーダイレクトの申込みページにも、切り替えにかかる時間の平均は5分と記載されていました。CDエナジーダイレクトに限らず、電力会社の乗り換え手続きは5~10分で終わることがほとんどです。

また、切り替え元の電力会社へ連絡する必要もありません。CDエナジーダイレクトから申し込み完了メールが届いたら、申し込み手続きは以上となります。

切り替えたいけど、手続きがめんどくさそう、どうすればいいかわからないといった不安がある方は、この手順を見て解消できたと思います。

もしも、CDエナジーダイレクトに乗り換えてみたけど、乗り換え前よりも高くなった場合、CDエナジーダイレクトは違約金なしで乗り換えることができますので、万が一のときも安心です。

CDエナジーダイレクトを申し込みたい方は、こちらのCDエナジーダイレクト申込みページから手続きを進めてみましょう。

関東・東京で電力会社を比較する時によくある質問

電力会社はどこでもいいの?乗り換え前に知っておいた方がいいことって何?

電力会社を乗り換える前に、電力会社の選び方について知っておきましょう。

電力会社を選ぶポイントは次の5点です。

電力会社を選ぶポイントは5つ
  • 供給エリアに該当しているかチェック
  • 乗り換えたらどのくらい電気代が安くなるかシミュレーションする
  • ガスやスマホとのセット割があるかチェック
  • 支払い方法をチェック
  • キャンペーンが開催されているかチェック

気になる電力会社が住んでいる地域には対応していなかった、なんとなく選んで乗り換えたら、乗り換え前より電気代が高くなったといったことにならないよう、上記5点を確認するようにしましょう。

電気代は2025年値上がりしますか?

電気代は2025年値上がりします。

電気代の値上がりが起こる理由は次の5点です。

2025年に電気代が値上がりする理由5つ
  • 燃料費の高騰
  • 電気・ガスの価格激変緩和対策事業での補助金が終了
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ
  • 託送料金の値上げ
  • 容量拠出金制度の導入による値上げ

それぞれ見ていきましょう。

燃料費の高騰

電気代が値上がりする最も大きな理由は、天然ガスや石油の燃料が高騰しているためです。

2022年2月にロシアのウクライナ侵攻が始まり、欧米諸国や日本はロシアへの経済制裁として、ロシアから石油等の燃料を輸入しないことにしました。

ロシアの燃料輸出量は世界上位であったため、需要に対して供給が減ったことにより燃料費の高騰を引き起こしています。

さらに、日本の継続的な円安もあり、燃料費(原油価格)は高騰しています。

電気・ガス料金支援の政府補助金が終了

電気・ガス料金支援での目的で国が補助金を出していたにもかかわらず、終了すると値上がりする時期があります。2024年4月から2025年3月までに行われた値引きは下記の通りです。

2024年4月~2025年3月までの
国の補助金適用時期
電気代(低圧)の値引き額
2024年4月使用分3.5円/kWh
2024年5月使用分1.8円/kWh
2024年6・7月使用分なし
2024年8・9月使用分4.0円/kWh
2024年10月使用分2.5円/kWh
2024年11・12月使用分なし
2025年1・2月使用分2.5円/1kWh
2025年3月使用分1.3円/1kWh
引用:電気・ガス料金支援|資源エネルギー庁
上記URLを元に編集部が作成。

※2024年4・5月は電気・ガスの価格激変緩和対策事業、
8・9月は酷暑乗り切り緊急支援、
2025年1~3月は電気・ガス料金負担軽減支援事業の名目で国から補助金が出ています。

2025年4月請求分(3月使用分)までは政府の補助金が適用されている期間なので、5月に来た請求で「高い」と感じる可能性があります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、太陽光、水力、風力発電等の再生可能エネルギーを電力会社が発電者から買い取るための費用を、消費者が負担するためのものです。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は毎年価格が決まり、2023年度は1.40円/kWhでしたが、2024年度は3.49円/kWhとなり、5月使用分(6月請求分)から適用されて値上がりしました。

参考元:経済産業省

2025年4月使用分までは3.49円/kWhとなっていますが、3月の中頃の経済産業省の公表次第で値上がりする可能性があります。

託送料金の値上げ

託送料金とは、電気小売事業者が送配電事業者に電気を消費者に送るための送配電網を利用するために支払う料金のことです。

2023年4月にレベニューキャップ制度が導入されて、託送料金は値上げされました。

託送料金自体は、電気小売事業者から送配電事業者へ支払う利用料なので、消費者には直接関係しませんが、託送料金の値上がりを電気代に反映させる電気小売事業者もあります。

まだ、電気代に反映させていない電気小売事業者もありますが、託送料金の値上がりを今後反映させる可能性があります。

レベニューキャップ制度とは?

レベニューキャップ制度とは、次の2点の目的のために、送配電事業者が5カ年の計画を策定し、国と連携しながら、計画の実現を目指すための制度です。

レベニューキャップ制度の目的は2つ
  • 電気を送るための送配電網をメンテナンスして、将来にわたり電力を安定して供給できるようにする
  • 送配電網を拡大し、太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーを普及させて脱炭素化を進める

参考元:電気の託送料金とレベニューキャップ制度

容量拠出金制度の導入による値上げ

2024年4月から容量拠出金制度の導入により、電気小売事業者が発電事業者に対して、容量拠出金を負担することになりました。

費用が増加した分、消費者が支払う電気料金も値上げされる可能性があり、電気小売事業者の中には、容量拠出金に応じて電気料金を調整する会社もいます。

容量拠出金制度とは?

将来の電力を安定して供給できるよう、電力の供給力を確保するための制度です。

再生可能エネルギーの普及により、季節や天候に左右される電力が増加し、電力の供給に不安定さが生じました。

そこで、需要に合わせて発電量を調整でき、安定して電力を供給できる火力発電所が必要になります。

しかし、太陽光発電等の再生可能エネルギーにより、日中の電力の供給量が増加し、市場価格が低下し、売電収入が低下する可能性が出てきました。

売電収入が低下すると、火力発電所のメンテナンス、新規増設ができなくなり、再生可能エネルギーの発電量が下がった時や、冬の寒さで電力の需要が急激に高騰した時に必要な電力が発電できないおそれがあります。

このような事態を避けるために、火力発電所のメンテナンスや新規増設を行い、将来の電力の供給量を確保するために容量拠出金制度が作られました。

参考元:容量拠出金|電力広域的運営推進機関ホームページ

電力会社を乗り換える時の注意点は?

電力会社を乗り換える時の注意点は次の5点です。

電力会社を乗り換える時の注意点は5つ
  • 乗り換えを検討している電力会社の供給エリアに住まいの地域が該当しているかどうか
  • 契約中の電力会社の解約金の有無
  • 乗り換え先の電力会社での電気代をシミュレーションし、安くなるか確認する
  • 期間限定のキャンペーン情報があるか確認する・セット割やポイント還元の条件を確認する

事前に上記5点を確認し、電力会社の乗り換えに失敗しないようにしましょう。

関東・東京でおすすめの電力会社のランキングは?

関東・東京でおすすめの電力会社ランキング10位は以下のとおりです。

順位電力会社
1位オクトパスエナジー
2位Looopでんき
3位エネワンでんき
4位TERASELでんき
5位CDエナジーダイレクト
6位東京ガス
7位ネット電力
8位リボンエナジー
9位しろくま電力
10位小田急でんき×小田急ガス

なお、詳細については、【比較表あり】関東の電力会社でおすすめはどこ?10社ランキングで解説していますので、気になる方はこちらをご確認ください。

まとめ

この記事では、関東・東京でおすすめの電力会社10選を紹介しました。

この記事の結論
  • 東京の電力会社で一番安くておすすめなのは、オクトパスエナジー
  • 関東で電気とガスをまとめられてお得なのは、Looopでんき
  • 電力会社の乗り換え手続きは5~10分で終わる

一人暮らしか二人暮らしか、利用しているガスやスマホはどこか、グリーン電力を使いたいのか等様々なニーズによって選ぶ電力会社はそれぞれです。

適当に選んで乗り換えた後で、もっと別の電力会社にしておけば良かったとならないよう、電力会社の特徴をしっかりと確認しておきましょう。

この記事を書いた人

光熱費が4万円を超えた実体験(子ども&ペットあり)から、電気ガス選びにハマったエリスグッド編集部のライター。現在はオクトパスエナジーを契約中。
各家庭に合うプランを提案するため、全国452プランを対象にした電気料金比較ツールを独自に開発し、全プランの約款に目を通した上で執筆を行う。小売電気アドバイザー(登録 第2506196号)として、リスクを踏まえた情報提供を心がけている。
ちなみに好きなポケモンはコイルとビリリダマ。

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