中国電力は大手電力会社の中でも3番目に電気料金が安い電力会社です。しかし、中国地方の電気代の平均は、全国で3番目に高いことを知っていますか?
つまり、中国地方に住んでいる多くの人は、全国平均よりも電気代が高いため、新電力に乗り換えることで電気代が安くなるチャンスがあります。
- 一人暮らし&二人暮らしにおすすめの電力会社はシン・エナジー
- 三人暮らし&四人暮らしにおすすめの電力会社はTERASELでんき
- オール電化におすすめの電力会社はオクトパスエナジー
本記事では、中国地方でおすすめの電力会社を紹介します。また、中国電力から乗り換えてお得になる新電力会社9社と中国電力を比較していますので、参考にしてください。
※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。
中国電力と新電力会社9社比較表&乗り換えでおすすめな5社ランキング
中国電力と新電力会社9社を比較し、一覧にまとめました。
また、この比較表を元にして中国電力から乗り換えてお得になるランキングベスト5位も作成しています。
電力会社 【プラン名】 | 電気使用量 | 従量料金 (kWhあたり) | 最低料金 /基本料金 | 一人暮らしの年間電気料金 | 二人暮らしの年間電気料金 | 三人暮らしの年間電気料金 | 四人暮らしの年間電気料金 | 2025年3月の燃料費等調整額 |
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シン・エナジー 【きほんプラン】 | 16~120kWh | 21.44円 | 最初の15kWhまで 420.81円 | 59,904円 | 90,164円 | 132,769円 | 151,912円 | 3.78円/kWh |
121~300kWh | 25.67円 | |||||||
301kWh~ | 28.42円 | |||||||
TERASELでんき 【TERASEL中国A/ 超TERASEL中国A】 | 1~120kWh | 【TERASEL中国A】 31.71円 【超TERASEL中国A】 32.75円 | 【TERASEL中国A】 742.84円 【超TERASEL中国A】 759.68円 | 62,564円 | 94,312円 | 138,214円 | 149,539円 | -8.52円/kWh |
121~300kWh | 【TERASEL中国A】 38.06円 【超TERASEL中国A】 38.23円 | |||||||
301kWh~ | 【TERASEL中国A】 40.07円 【超TERASEL中国A】 36.60円 | |||||||
オクトパスエナジー 【グリーンオクトパス】 | 16~120kWh | 19.65円 | 最初の15kWhまで 524.1円 ※30日試算 | 62,281円 | 92,915円 | 136,906円 | 156,829円 | 5円/kWh |
121~300kWh | 24.00円 | |||||||
301kWh~ | 27.75円 | |||||||
エネワンでんき 【エネワンハッピー/ エネワンバリュー】 | 16~120kWh | 【エネワンハッピー】 32.75円 【エネワンバリュー】 36.96円 | 最初の15kWhまで 715.68円 | 61,217円 | 93,601円 | 138,441円 | 158,463円 | -8.52円/kWh |
121~300kWh | 【エネワンハッピー】 39.43円 【エネワンバリュー】 36.96円 | |||||||
301kWh~ | 【エネワンハッピー】 41.55円 【エネワンバリュー】 38.54円 | |||||||
ミツウロコでんき 【従量電灯A】 | 16~120kWh | 34.80円 | 最初の15kWhまで 669.92円 | 62,444円 | 91,767円 | 132,136円 | 150,119円 | -8.52円/kWh |
121~300kWh | 36.57円 | |||||||
301kWh~ | 38.23円 | |||||||
idemitsuでんき 【SプランA】 | 16~120kWh | 32.75円 | 最初の15kWhまで 649.68円 | 61,139円 | 92,407円 | 135,703円 | 153,513円 | -8.52円/kWh |
121~300kWh | 38.49円 | |||||||
301kWh~ | 39.50円 | |||||||
Looopでんき 【スマートタイムONE】 | 固定従量料金16.09円 + 電力市場連動従量料金※ | 497.1円 | 67,779円 | 96,284円 | 134,274円 | 150,895円 | なし | |
auでんき 【プランM】 | 16~120kWh | 32.74円 | 最初の15kWhまで 759.67円 | 63,182円 | 95,473円 | 140,190円 | 160,158円 | -8.52円/kWh |
121~300kWh | 39.42円 | |||||||
301kWh~ | 41.54円 | |||||||
しろくま電力 【しろくまプラン】 | 16kWh~ | 24.60円 | 最初の15kWhまで 530.00円 | 70,915円 | 102,821円 | 145,134円 | 163,685円 | 10.83円/kWh |
楽天でんき 【プランS】 | 38.7円 | 0円 | 86,946円 | 127,148円 | 180,440円 | 203,813円 | 0円/kWh | |
参考 中国電力 【従量電灯A】 | 16~120kWh | 32.75円 | 最初の15kWhまで 759.68円 | 63,208円 | 95,512円 | 140,246円 | 160,221円 | -8.52円/kWh |
121~300kWh | 39.43円 | |||||||
301kWh~ | 41.55円 |
※市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。
※料金シミュレーションのくわしい条件
- 契約アンペアは1~3人暮らしが「30A」、4人暮らしが「40A」で試算しています。
- 各社、2025年3月時点での料金プランで試算しています。
- 市場連動型の利用料金は各社の固定単価+2024年4月~2025年3月の月平均のエリアプライス価格(東京)で試算しています。
- 2024年4月~2025年3月の燃料費調整等単価(独自燃調)、消費税を含みます。
- 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は含みません。
- 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数 | シミュレーションに用いた年間電気使用量※ |
---|---|
一人暮らし(集合住宅) | 2,232kWh |
二人暮らし(集合住宅) | 3,264kWh |
三人暮らし(戸建) | 4,632kWh |
四 | 5,232kWh |
※上記の資料から「平均電気使用量」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分けて試算しています。
1位 シン・エナジー|一人暮らし&二人暮らし最安!電気使用量少なめの人に特におすすめ
公式サイト | https://www.symenergy.net/simulation/apply |
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プラン | きほんプラン |
最低料金 | 最初の15kWhまでの料金込 420.81円 |
電気使用量 (kWh) | 16~120kWh:21.44円 121~300kWh:25.67円 301kWh~:28.42円 |
世帯人数別の 電気料金シミュレーション※ | 一人暮らし:59,904円 二人暮らし:90,164円 三人暮らし:132,769円 四人暮らし:151,912円 |
中国電力からシン・エナジーに乗り換えると、一人暮らしで年間約3,304円、二人暮らしで年間約5,348円安くなる想定です。本記事で紹介している電力会社の中で、一人暮らし・二人暮らしともに最安の結果となりました。
加えてシン・エナジーには、きほんプランの他に【夜】生活フィットプランと【昼】生活フィットプランの2つがあります。電気を使う時間帯に合わせたプランが用意されているため、人によっては今回シミュレーションに用いたきほんプランよりもさらにお得に使っていただけます。
どのプランがいいか迷ったら、まずは「きほんプラン」。データが数か月分貯まれば、自分に合ったプランを自動で診断してくれる「ぴったりプラン診断」で見直しをしてみましょう。
なお、経済産業省が発表した「2024年度の省エネコミュニケーション・ランキング制度の評価結果」でシン・エナジーは、最高ランクの☆5を取得しています。
参考:経済産業省
\ ぴったりプラン診断でさらにお得 /
2位 TERASELでんき|四人暮らし最安!期間限定キャンペーン実施中でさらにお得に!
公式サイト | https://www.terasel.jp/ |
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プラン | ①一人・二人暮らし: TERASEL中国A ②三人・四人暮らし: 超TERASEL中国A |
基本料金 | ①742.84円 ②759.68円 |
電気使用量 (kWh) | ①1~120kWh:31.71円 121~300kWh:38.06円 301kWh~:40.07円 ②1~120kWh:32.75円 121~300kWh:38.23円 301kWh~:36.60円 |
世帯人数別の 電気料金シミュレーション※ | 一人暮らし:62,564円 二人暮らし:94,312円 三人暮らし:140,854円 四人暮らし:142,225円 |
中国電力からTERASELでんきに乗り換えれば、四人暮らしで年間約10,683円も電気代が安くなります。
TERASELでんきは、通常の3段階制プランと市場連動型プランの2つがあります。今回シミュレーションに用いたのは3段階制プランです。
このプランの中でもTERASEL中国A、超TERASEL中国Aと電気使用量に応じて分かれており、特に超TERASEL中国Aを使った四人暮らしのシミュレーション金額は本記事の中で最も安い結果となりました。
TERASELでんきには6つの特典があり、契約すると楽天ポイントやAmazonギフトカードなどがもらえます。
さらに2025年4月30日(水)までのキャンペーンを利用すれば、最大で12,000円相当が還元されます。どの世帯人数の方でもキャンペーン期間中は十分に検討できる電力会社となっていますので、ぜひ申し込んでみてくださいね。
\ 4月30日までのキャンペーンでさらにお得 /
公式サイト:https://www.terasel.jp/
3位 オクトパスエナジー|再エネ実質100%エネルギーでこの安さは破格
公式サイト | https://octopusenergy.co.jp/ |
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プラン | グリーンオクトパス |
基本料金 | 最初の15kWhまでの料金込 524.1円 ※30日試算 |
電気使用量 (kWh) | 16~120kWh:19.65円 121~300kWh:24.00円 301kWh~:27.75円 |
世帯人数別の 電気料金シミュレーション※ | 一人暮らし:62,281円 二人暮らし:92,915円 三人暮らし:136,906円 四人暮らし:156,829円 |
中国電力からオクトパスエナジーに乗り換えると、三~四人暮らしで年間約3,400円電気代が安くなります。
オクトパスエナジーは、環境にやさしい実質再生可能エネルギー100%を提供している電力会社です。
多くの電力会社では環境にやさしい電気を利用するための別プランがあり、高めの料金単価が設定されています。
でも、今回用いたオクトパスエナジーのプランは「グリーンプラン」。本記事の新電力会社の中でも安い電力会社ながら、環境にやさしいエネルギーが使えるところが最大の特徴です。
オール電化プランもかなり安く、中国電力と比較すると、夜間の電気量料金が13.21円も安くなっています。夜間以外も25.21円~27.27円と非常に安く、夜間以外の時間帯に電気を使ったとしても、電気代が割高になりにくいです。
公式サイトが独特で怪しく感じる人もいるかもしれませんが、イギリスやアメリカなどで人気が高く、日本では大手企業である東京ガスと合併会社を設立し、運営している安心感のある会社でもあります。
オクトパスエナジーの評判やくわしい料金プランについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
\ 安い料金でクリーンエネルギー/
4位 エネワンでんき|基本料金5か月無料キャンペーン中!
公式サイト | https://eneonedenki.net/ |
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プラン | ①一人・二人暮らし:エネワンハッピー ②三人・四人暮らし:エネワンバリュー |
最低料金 | 最初の15kWhまでの料金込 715.68円 |
電気使用量 (kWh) | ①16~120kWh:31.71円 121~300kWh:38.06円 301kWh~:40.07円 ②16~120kWh:32.75円 121~300kWh:38.23円 301kWh~:36.60円 |
世帯人数別の 電気料金シミュレーション※ | 一人暮らし:67,980円 二人暮らし:102,348円 三人暮らし:148,968円 四人暮らし:169,548円 |
中国電力からエネワンでんきに乗り換えれば、一人暮らしで約1,992円電気代が安くなります。
他の世帯人数でも同じくらいの金額が安くなるため、一見すると割引率が低く感じるかもしれません。しかし、下記のリンク先から2025年5月31日までに申し込んでいただくと、基本料金5か月無料キャンペーンを行っています。
基本料金が715.68円なので、キャンペーンの適用で約3,578円がさらに割引されます。加えてPontaポイントも0.5%(税抜200円につき1ポイント)還元になるため、シミュレーション以上に割引率が高いと考え、この順位としました。
\ Pontaがたまる!老舗インフラの新電力 /
公式サイト:https://eneonedenki.net/
5位 ミツウロコでんき|三人暮らし最安!四人暮らしも最安に迫る金額
公式サイト | https://mitsuurokodenki.jp/ |
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プラン | 従量電灯A |
最低料金 | 669.92円 (最初の15kWhまで) |
電気使用量 (kWh) | 16~120kWh:34.80円 121~300kWh:36.57円 301kWh~:38.23円 |
世帯人数別の 電気料金シミュレーション※ | 一人暮らし:62,444円 二人暮らし:91,767円 三人暮らし:132,136円 四人暮らし:150,119円 |
中国電力からミツウロコでんきに乗り換えると、三人暮らしで年間約8,110円、四人暮らしで年間約10,102円電気代が安くなります。
ミツウロコでんきの特徴は、電気に関するトラブルが発生したとき、24時間365日無料でサポートしてくれることです。通常は9,000~13,000円ほど作業費がかかります。
121~300kWhの料金単価が安く、電気を多く使う二人暮らしや標準的な三~四人暮らしの方に向いています。一方で、キャンペーンやポイント還元はなく、かといって環境付加価値という観点でも特徴がないため、今回は5位とさせていただきました。
\ファミリー世帯で電気代を安く /
【世帯人数別】中国地方でおすすめの電力会社|中国電力と電気代を徹底比較
次は世帯別でおすすめの電力会社を紹介します。
- 一人暮らし&二人暮らしにおすすめの電力会社はシン・エナジー
- 三人暮らし&四人暮らしにおすすめの電力会社はTERASELでんき
- オール電化におすすめの電力会社はオクトパスエナジー
一人暮らし&二人暮らしにおすすめの電力会社はシン・エナジー
広島市や岡山市のような都市部などで一人暮らし&二人暮らしをする方におすすめの電力会社は、シン・エナジーです。中国電力は、電気使用量が少ない世帯人数の電気料金が比較的安いため、乗り換えても割高になってしまう電力会社が多いです。
その中でも、シン・エナジーは一人暮らし、二人暮らしともに最も電気代が安くなる電力会社でした。
また、一人暮らしや二人暮らしの人は結婚・出産など、ライフスタイルが変わる可能性があります。その点でも、解約金がないシン・エナジーはおすすめです。
\ 中国地方で安い電力会社はココ /
一人暮らしにおすすめの電力会社については、以下の記事も参考にしてください。
三人暮らし&四人暮らしにおすすめの電力会社はTERASELでんき
育児支援が手厚い広島県安芸高田市などで三人暮らし&四人暮らしをする方におすすめの電力会社は、TERASELでんきです。
会社名 | 三人暮らしの電気代 | 中国電力との差額 |
---|---|---|
TERASELでんき | 149,539円 | -10,683円 |
中国電力 | 160,221円 | 0円 |
三人暮らし以上になると電気使用量が多くなりますので、301kWh以上の料金単価が安い電力会社がおすすめです。
TERASELでんきのような、電気を使えば使うほどお得な料金プランを選ぶと良いでしょう。
特に電気使用量が多い家庭は、自分のライフスタイルに料金プランが合うか一度試してみるといいかもしれません。
なお、TERASELでんきに解約金はありません。この点もおすすめできるポイントです。
\ 4月30日までの申込で、最大12,000円相当還元 /
公式サイト:https://www.terasel.jp/
オール電化におすすめの電力会社はオクトパスエナジー
本記事で紹介している電力会社の中でオール電化のプランがあるのは、以下の通りです。
電力会社 | 基本料金 | 電気使用量(kWh) | ||
---|---|---|---|---|
シン・エナジー 【夜】生活フィットプラン | 473.00円 | 平日9時~16時 休日8時~22時 | 26.14円 | |
平日 6時~9時 16時~23時 | 29.63円 | |||
平日23時~翌日6時 休日22時~翌日8時 | 21.33円 | |||
オクトパスエナジー オール電化オクトパス | 10kWまで | 66.37円/日 | 平日・休日 9時~21時 | 27.27円(7月~9月) 25.21円(7月~9月以外) |
10kWをこえる1kWにつき | 15.79円/日 | 平日・休日 0時~9時 21時~24時 | 17.14 円 | |
idemitsuでんき オール電化プラン | 1,908.72円 | 平日9時~21時 | 46.46円(7月~9月) 44.40円(7月~9月以外) | |
平日21時~翌日9時 | 30.35円 | |||
休日 | 30.35円 | |||
ミツウロコでんき とくとくナイト | 10kWまで | 2,018.72円 | 平日9時~21時 | 45.06円(7月~9月) 43.07円(7月~9月以外) |
10kWをこえる1kWあたり | 480.37円 | 平日 24時~翌日9時 21時~24時 | 30.35円 | |
休日 | 30.35円 | |||
中国電力 ぐっとずっと。プラン電化Styleコース | 2,018.72円 | 平日9時~21時 | 46.46円(7月~9月) 44.40円(7月~9月以外) | |
平日 24時~翌日9時 21時~24時 | 30.35円 | |||
休日 | 30.35円 |
オール電化におすすめの電力会社は、オクトパスエナジーです。他の電力会社に比べて圧倒的に電気量料金が安いです。
中国電力と比較すると、夜間の電気量料金が13.21円も安くなっています。夜間以外も25.21円~27.27円と非常に安く、夜間以外の時間帯に電気を使ったとしても、電気代が割高になりにくいです。
\ 実はオール電化も安い /
オール電化におすすめの電力会社は、以下の記事を参考にしてください。
電気代平均13,763円!中国地方(広島・岡山・鳥取・島根・山口)に住んでいる人が電気を安くする方法
中国地方(広島・岡山・鳥取・島根・山口)に住んでいる人は、地域の特性を理解しておくと、電気代の節約につながります。以下の3つの特徴について、見ていきましょう。
- 中国地方は電気代が全国で3番目に高い
- 中国電力は大手電力会社(東京電力・中部電力など)の中で3番目に安い
- 中国電力から新電力に乗り換えるデメリット
中国地方は電気代が全国で3番目に高い
中国地方(広島・岡山・鳥取・島根・山口)の電気代の平均は、13,763円です。
エリア | 電気代 |
---|---|
北陸地方 | 15,582円 |
東北地方 | 14,258円 |
中国地方 | 13,763円 |
四国地方 | 12,557円 |
北海道地方 | 12,328円 |
沖縄地方 | 12,152円 |
関東地方 | 11,907円 |
東海地方 | 11,832円 |
近畿地方 | 10,845円 |
九州地方 | 10,316円 |
全国平均 | 12,008円 |
全国平均よりも高いことから、電力会社を見直すことで電気代節約が見込めます。なお、消費支出は全国平均とほぼかわらないので、電気を使いやすい地域だといえます。
さらにくわしく見ていきましょう。
中国地方には中国山地が連なっており、山陰(鳥取・島根)・山陽(岡山・広島)にわかれています。この地形の変化により、平均気温や降水量、日照時間が異なるのです。
基本的に、山陰のほうが降水量が多く、山陽のほうが日照時間が長い傾向があります。そのため、比較的電気をよく使いやすい条件がそろっているのは、山陰(鳥取・島根)です。
岡山と島根で電気代が4,000円近く異なるのも、この地形の変化によるものだと考えられます。
参考:気象庁
中国電力は大手電力会社(東京電力・中部電力など)の中で3番目に安い
中国電力は大手電力会社(東京電力・中部電力など)の中で3番目に電気料金が安いです。
電力会社 | 3月分の電気代 |
---|---|
北海道電力 | 10,009円 |
沖縄電力 | 8,857円 |
東京電力 | 8,218円 |
東北電力 | 8,119円 |
北陸電力 | 8,040円 |
中部電力 | 7,968円 |
四国電力 | 7,864円 |
中国電力 | 7,757円 |
九州電力 | 7,198円 |
関西電力 | 7,014円 |
「中国電力と新電力会社9社比較表&乗り換えでおすすめな5社ランキング」の結果を見て、思ったよりもお得になる金額が低いと思った人はいるのではないでしょうか。
その理由としては、中国電力自体の電気料金が安いからです。つまり、選ぶ会社やプランを間違えると割高になる可能性もあるので、注意しましょう。
よりお得に乗り換えたい人は、キャンペーンを活用してください。キャンペーンについては、「中国地方で新電力に乗り換えるときに使えるキャンペーン一覧!」でくわしく紹介していますので、そちらをご覧ください。
中国電力から新電力に乗り換えるデメリット
中国電力から新電力に乗り換えるデメリットは、電気代が安くならない可能性があることです。上記で説明した通り、中国電力は大手電力会社の中でも電気代が安いです。
そのため、新電力に乗り換えても恩恵を受けにくい可能性があります。大切なことはどのくらい電気代が安くなるか、シミュレーションすることです。
各会社に料金シミュレーションがありますので、自分の電気代や電気使用量などを入力して、どのくらい安くなるのか確かめましょう。
または、本記事のような比較サイトを活用すると効率よく探せます。
中国地方で新電力に乗り換えるときに使えるキャンペーン一覧!
よりお得に乗り換えたい人は、キャンペーンを活用してください。中国地方で新電力に乗り換えるときに使えるキャンペーンを一覧にまとめました。
会社名 | キャンペーン内容 |
---|---|
TERASELでんき | 選べる6つの特典が2025年4月30日まで最大12,000円(ポイント)に増加 |
idemitsuでんき | idemitsuでんきに申し込むと、7月の電気代が3,000 円値引き |
ソフトバンクでんき | 電気代が初月、全額0円 |
エネワンでんき | 新規契約で基本料金5カ月0円 |
中国電力 | Webから申し込むと最大12,000エネルギアポイントプレゼント |
キャンペーン内容は随時変わりますので、くわしい内容については各ホームページからご確認ください。
中国地方でおすすめの電力会社に関するよくある質問
中国地方でおすすめの電力会社に関するよくある質問について見ていきましょう。
- 中国地方でもお得電力って安い?料金プランや会社概要は?
- 新電力に乗り換える手順は?
- 中国地方でauでんきに乗り換えると安い?高い?
- 新電力に乗り換えると停電しやすいってホント?
- 中国電力から新電力に乗り換えたほうがいい理由は?
まとめ
中国地方でおすすめの電力会社を中国電力と比較しました。中国電力も電気料金が安いものの、新電力に乗り換えることでさらに電気代を安くできます。
- 一人暮らし&二人暮らしにおすすめの電力会社はシン・エナジー
- 三人暮らし&四人暮らしにおすすめの電力会社はTERASELでんき
- オール電化におすすめの電力会社はオクトパスエナジー
中国電力から新電力に乗り換えるときは、料金シミュレーションをしてどのくらい安くなるのか確かめましょう。また、キャンペーンを利用すれば、さらにお得になるので、忘れずにチェックしてください。