- 「ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル、選ぶとしたらどれがいい?」
- 「料金が複雑すぎてわからない!」
格安SIMだけでなく、大手通信キャリアにも格安の料金プランが登場しています。
数が多くそれぞれが独自のサービスを提供しているので、すべてを把握するのが困難だと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、大手通信キャリアの格安料金プランであるahamo・LINEMO・povoと第4の大手通信キャリアである楽天モバイルの4社を徹底的に比較してみました。
料金や速度の比較のほかに、実際に契約して使用してみた際の体験談についても紹介します。
スマホの料金を安く抑えたいという方はもちろん、大手通信キャリアの格安料金プランに興味がある方や、実際の使い勝手が気になる方はぜひ参考にしてください。
他にも全25社から比較して選びたいという方はこちらをチェック!
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルをまずは徹底比較!
URL | https://ahamo.com/ | https://povo.jp/ | https://www.linemo.jp/ | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ |
通信回線 | docomo | au | SoftBank | 楽天モバイル |
5G対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
月額料金 | 20GB:2,970円 ahamo大盛り(100GB):4,950円 | 基本料金:0円 3GBトッピング:990円 20GBトッピング:2,700円 | ミニプラン(3GB):990円 スマホプラン(20GB):2,728円 | 0~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
データ容量 | 20GB・100GB | 1GB(1週間)~150GB(180日) | 3GB・20GB | 0GB~無制限 |
データ繰り越し | なし | なし | なし | なし |
データ量超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps | スマホプラン:最大1Mbps ミニプラン:最大300kbps | 最大1Mbps ※自社回線エリア外 |
データ追加購入 | 550円/1GB | 390円/1GB(1週間) | 550円/1GB | 660円/1GB ※自社回線エリア外 |
通話かけ放題 | 5分かけ放題 無制限かけ放題 | 5分かけ放題 無制限かけ放題 | 5分かけ放題 無制限かけ放題 | 標準アプリで15分かけ放題 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話がかけ放題 |
通話料 | 30秒/22円 | 30秒/22円 | 30秒/22円 | 30秒/22円 |
https://ahamo.com/ | https://povo.jp/ | https://www.linemo.jp/ | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ | |
最低利用期間 | なし | なし | なし | なし |
割引 | なし | なし | なし | なし |
家族割カウント | なし | なし | なし | なし |
テザリング | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
キャリアメール | 非対応 ※キャリアから持ち運び可 | 非対応 ※キャリアから持ち運び可 | 非対応 ※キャリアから持ち運び可 | 対応 |
eSIM対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
海外利用 | 利用可 ※20GBまで | 利用不可 | 利用可 | 利用可 ※2GBまで |
端末販売 | あり | なし | なし | あり |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 | クレジットカード | クレジットカード 口座振替 | クレジットカード 口座振替 |
申し込み窓口 | オンライン 店舗(有料で操作補助サポートのみ) | オンライン | オンライン | オンライン 店舗 |
サポート対応 | オンライン 店舗 | オンライン | オンライン | オンライン 店舗 |
月額料金で比較
次に、ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの料金について比較していきます。
会社によって料金とプラン仕様が大きく異なるので、ぜひチェックしてください。
プラン | 通常(20GB) | 大盛り(100GB) | 都度トッピング | ミニプラン(3GB) | スマホプラン(20GB) | Rakuten 最強プラン |
料金 | 2,970円/月 | 4,950円/月 | 基本料金:0円 ・1GB(1週間):390円 ・3GB(30日間):990円 ・20GB(30日間):2,700円 ・60GB(90日間):6,490円 ・150GB(180日間):12,980円 | 990円/月 | 2,728円/月 | 0~3GB:1,078円/月 3~20GB:2,178円/月 20GB以上:3,278円/月 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | ||
通話かけ放題 | ・5分かけ放題:無料 ・無制限かけ放題:1,100円 | ・5分かけ放題:550円 ・無制限かけ放題:1,650円 | ・5分かけ放題:550円 ・無制限かけ放題:1,650円 | ・Rakuten Linkアプリ利用で国内通話がかけ放題 ・標準アプリで15分かけ放題:1,100円 | ||
詳細 | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
どの会社も複数の定額プランを取り扱っていたり、従量制プランを用意しているなど、たくさんインターネットを使う方だけでなくライトユーザーの方もお得に使えます。
ただし、1GBや3GBの小容量プランが選べるpovoやLINEMO、使った分だけ料金が変動する楽天モバイルと比較すると、最小容量が20GBのahamoはライトユーザー向きではありません。
一方で、docomoの回線を最大100GBまで利用できるので、ahamoはインターネットをより快適にたくさん利用したい方におすすめです。
通信速度で比較
次に、4社の通信速度を「みんなのネット回線速度」で調べました。
下り(ダウンロード)速度 | 88.68Mbps | 110.06Mbps | 71.17Mbps | 99.92Mbps |
上り(アップロード)速度 | 11.26Mbps | 17.89Mbps | 15.18Mbps | 32.37Mbps |
Ping値 | 50.23ms | 46.85ms | 40.53ms | 50.12ms |
「みんなのネット回線速度」とは、自分のスマホやパソコン、タブレットで計測した通信速度を投稿するWEBサイトです。
さまざまな場所や時間帯に計測した通信速度の平均値を調べられるため、大手通信キャリアや格安SIMの実際の通信速度を知りたい時に非常に便利です。
「みんなのネット回線速度」で調べた結果、通信速度がもっとも速いのはpovoだということがわかりました。
速度が低下しがちな昼の通信速度
朝(5:00~8:59) | 96.52Mbps | 102.92Mbps | 109.44Mbps | 122.69Mbps |
昼(12:00~12:59) | 56.11Mbps | 80.09Mbps | 53.74Mbps | 84.07Mbps |
夕方(16:00~18:59) | 113.84Mbps | 120.16Mbps | 73.45Mbps | 94.31Mbps |
夜(20:00~22:59) | 71.02Mbps | 106.59Mbps | 52.85Mbps | 89.34Mbps |
深夜(0:00~4:59) | 84.0Mbps | 81.39Mbps | 46.49Mbps | 83.8Mbps |
アクセスが集中して格安SIMの速度が遅くなりがちな昼間の速度をまとめてみました。
ahamoとLINEMOは50Mbps台まで速度が低下しているのに対して、povoと楽天モバイルは80Mbps台をキープしておりかなり快適な速度です。
とくに楽天モバイルは昼でも84.07Mbpsを保っておりストレスなく利用できます。
通信速度の目安
▼快適に使える速度の目安
利用用途 | 下り | 上り | Ping値 |
---|---|---|---|
テキストメッセージ (メールやLINEなど) | 1Mbps | 1Mbps | 100ms以下 |
SNS (TwitterやInstagram) | 3Mbps (閲覧時) | 3Mbps (投稿時) | 100ms以下 |
Webサイトの閲覧 | 10Mbps | ー | 100ms以下 |
動画視聴 (YouTube※やNetflixなど) | 1Mbps(低画質) 5Mbps(標準画質) 20Mbps(高画質) | ー | 100ms以下 |
オンライン会議 (ZOOMやTeamsなど) | 15Mbps | 15Mbps | 50ms以下 |
大容量ファイル転送 (OS更新含む) | 50Mbps〜 (受信時) | 50Mbps〜 (送信時) | ー |
オンラインゲーム | 50Mbps〜 | 30Mbps〜 | 30ms以下 |
一般的な用途でスマホを使う際、快適に使える通信速度の目安は30Mbps程度といわれています。そのため、4社の通信速度は快適にスマホを使う上では充分な速度だといえるでしょう。
しかし、4Kなどの高画質な動画を視聴したい場合や3Dグラフィックの綺麗な映像のスマホゲームをプレイしたいなど、用途によって求められる通信速度は変わります。
高画質動画やスマホゲームなど容量の大きなアプリやデータを快適にスマホで使いたい方は、より通信速度の速いahamoを選ぶことをおすすめします。
データ量超過時の通信速度は?
では、データ量を超過した際の通信速度はどうなるのでしょうか。
公式サイトに明記されているデータ量超過時の通信速度についてまとめました。
データ量超過時の通信速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps | スマホプラン:最大1Mbps ミニプラン:最大300kbps | 最大1Mbps ※自社回線エリア外 |
上り(アップロード)速度 | 14.71Mbps | 15.14Mbps | 16.1Mbps | 25.65Mbps |
LINEMOのミニプラン(3GB)は最大300kbpsまで制限されますが、そのほかのプランは全て最大1Mbpsに制限されます。
最大1Mbpsで何ができるか気になる方も多いでしょう。LINEや文字の多いSNSアプリの利用は問題なく利用できると考えられます。
YouTube動画に関しても、普通画質(SD360p)は0.7Mbpsあれば快適に視聴できます。そのため、最大1MbpsでもYouTube動画の再生までは快適に使えると考えて問題ないでしょう。
予想よりも、1Mbpsでさまざまなコンテンツが利用できると思った方も多いのではないでしょうか。
エリアで比較
次に、4社のエリアを比較してみましょう。
それぞれの回線の対応エリアは、公式サイトで確認できます。
ahamo・povo・LINEMOはそれぞれ大手通信キャリアと同じ回線を利用しています。
- ahamo:docomo回線
- povo:au回線
- LINEMO:SoftBank回線
そのため、ahamo・povo・LINEMOの3社は取り扱っている回線と全く同じ対応エリアとなります。
つまり、docomoが使える場所ではahamo、auが使える場所ではpovoの利用が可能です。
一方で、楽天モバイルはdocomo・au・SoftBankに続く第4の大手通信キャリアであり、サービス開始は2020年と他の大手通信キャリアよりも新しいです。
そのため、他の大手通信キャリアと比べてまだ対応エリアが狭く、自社回線が使えない場所ではパートナー回線が使えるという仕様となっています。
パートナー回線は月5GBまでしか利用できず、パートナー回線と自社回線が上手く切り替わらないなど通信品質が不安定である傾向にあります。
Twitterにも、「移動中にパートナー回線に切り替わると、その後自社回線エリアに入ってもなかなか繋がらなくなる」という声もありました。
楽天モバイルは他社大手通信キャリアよりも安い料金で使える点がメリットですが、対応エリアの狭さや通信品質の不安定さを心配する方も多いです。
口コミで比較
ahamoの口コミ・評判
ahamoの良い評判 | ahamoの悪い評判 |
---|---|
・安くてコスパがいい ・ahamo大盛りは80GBあるので動画ガンガン見れる ・そのまま海外で使えるのがいい | ・ここ最近docomoの通信環境が悪い |
\ コスパ最強だからオススメ! /
povoの口コミ・評判
povoの良い評判 | povoの悪い評判 |
---|---|
・とにかく安い ・auよりコスパ良い | ・定期的にギガを買い足す必要あるのが面倒 ・速度が遅い |
\ 基本料金0円なのはpovoだけ! /
LINEMOの口コミ・評判
LINEMOの良い評判 | LINEMOの悪い評判 |
---|---|
・LINE通話がギガフリーだから3GBプランで十分 ・データ容量がちょうどいい | ・通信速度が遅い |
\ LINEがカウントフリーで使える! /
LINEMO公式サイトで詳細をチェックする
https://www.linemo.jp/
楽天モバイルの口コミ・評判
楽天モバイルの良い評判 | 楽天モバイルの悪い評判 |
---|---|
・安くてコスパがいい | ・圏外になることがある ・駅で速度が遅い |
\ 無制限で使うなら楽天モバイル! /
できること・できないことで比較
契約の縛り | × | × | × | × |
データ容量(小) | × | ○ 3GB | ○ 3GB | ○ 3GBまで1,078円 |
データ容量(中) | ○ 20GB | ○ 20GB | ○ 20GB | ○ 3~20GBまで2,178円 |
データ容量(大) | ○ 100GB | ○ 最大150GB | × | ○ 20GB以上は3,278円 |
データ無制限 | × | × | × | ○ |
データ繰り越し | × | × | × | × |
データ追加購入 | ○ 550円/1GB | ○ 390円/1GB(1週間) | ○ 550円/1GB | ○ 660円/1GB ※自社エリア外 |
キャリアメール | × 持ち運び可 | × 持ち運び可 | × 持ち運び可 | ○ |
店舗 | △ docomoショップ | × | × | ○ |
店舗でのサポート | ○ 手数料3,300円 | × | × | ○ |
家族割 | × | × | × | × |
家族割カウント | ○ 家族割は適用されないがahamo回線も家族割のカウントはされる(※参照) | × | × | × |
留守番電話・転送電話 | × | × | × | ○ |
テザリング | ○ | ○ | ○ | ○ |
eSIM対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
海外利用 | △ 20GBまで | × | ○ | △ 2GBまで |
端末販売 | ○ | × | × | ○ |
口座振替払い | ○ | × | ○ | ○ |
SIMロック解除 | ○ | × | × | × SIMフリーのみ販売 |
カウントフリー | × | × | ○ LINEアプリのみ | × |
【4社比較】結局どれがおすすめなの?
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの料金やサービス、速度について比較しましたが、結局どの会社がおすすめなのでしょうか?
料金やサービス内容を総合的に判断するともっともおすすめなのはahamo(アハモ)です。
一方で利用するデータ量や料金など、ニーズによってユーザーそれぞれに適した会社は異なります。
下記にてくわしく解説するので、ぜひチェックしてください。
とにかく安く維持なら「povo」
povoは基本料金0円で利用可能です。
必要になった時にトッピングを購入する仕様となっており、180日以上時間を空けなければ利用停止にはなりません。
では、各社の最安値を見ていきましょう。
月額料金 | 2,970円 | 0円 | 990円 | 1,078円 |
データ容量 | 20GB | 0GB | 3GB | 0~3GB |
0円で維持が可能なpovoが圧倒的に安い結果となりました。
トッピングは24時間データ使い放題が1回あたり330円、1週間使える1GBのトッピングは390円で購入可能です。
他社のプランと異なり必ず月額料金のプランに加入する必要もないため、毎月の維持費をとにかく安く抑えられるでしょう。
コストの安さを重視したいのであれば、povoが1番お得です。
\ 基本料金0円なのはpovoだけ! /
快適な通信速度なら「ahamo」
「みんなのネット回線速度」で通信速度を調べた結果、ahamoが4社の中でもっとも速いことがわかりました。
下り(ダウンロード)速度 | 134.75Mbps | 66.39Mbps | 58.62Mbps | 54.29Mbps |
上り(アップロード)速度 | 14.71Mbps | 15.14Mbps | 16.1Mbps | 25.65Mbps |
Ping値 | 48.61ms | 50.58ms | 40.58ms | 51.09ms |
ダウンロード速度が134.75Mbpsと、4社の中で唯一100Mbpsを超えていた点も注目すべきポイントです。
スマホを快適に使うために必要な通信速度は30Mbpsとされていますが、オンラインゲームをプレイする際に必要な通信速度は100Mbps以上だといわれています。
そのためオンラインゲームをプレイするには、光回線や大手通信キャリアなど100Mbps以上の通信速度で使える回線が必要でした。
一方でahamoも100Mbps以上の通信速度が出るので、オンラインゲームを快適にプレイできるでしょう。
また、オンラインゲームだとリアルタイムの応答速度を示すPing値も重要な要素となります。
オンラインゲームのジャンルにもよりますが、一般的に50ms以下の数値であれば快適にプレイできるといわれています。そのため、ahamoのPing値であれば充分快適にオンラインゲームで遊べるといえます。
ahamoは最大100GBまで利用でき、テザリングにも対応しています。光回線などのインターネット回線がない方は、テザリングでahamoの回線とゲーム機を接続すればオンラインゲームを楽しめます。
ahamoであれば初期費用もかからず、月額料金も100GBで5,000円以下なので、インターネット回線よりも安く導入が可能です。
\ コスパ最強だからオススメ! /
- ドコモからahamoへの乗り換え方法について
- auからahamoへの乗り換え方法について
- ソフトバンクからahamoへの乗り換え方法について
LINEをよく使うなら「LINEMO」
LINEMOは4社の中で唯一、対象のアプリの通信量がノーカウントとなるサービスが利用できます。
LINEアプリのメッセージや通話機能を通信量を気にせずに利用できるので、LINEアプリをよく使う方は通信量の節約が可能です。
特に中高生など学生の方は、友達と通話をする時はほとんどLINEアプリだという方が多いです。
通話料を節約できるという点でも、LINEMOは子ども用のスマホとしても適しているでしょう。
\ LINEがカウントフリーで使える! /
LINEMO公式サイトで詳細をチェックする
https://www.linemo.jp/
データ無制限に使えて安いのは「楽天モバイル」
ahamoは100GBで4,950円ですが、楽天モバイルはどれだけ使っても3,278円で使い放題です。
そのため、4社の中でよりたくさんのデータを利用でき、なおかつ安いのは楽天モバイルだといえます。
コストを抑えつつインターネットをたくさん使いたい方は、楽天モバイルが適しているでしょう。
ただし、楽天モバイルは他社大手通信キャリアと比べて対応エリアが狭いので、自分がよく利用する地域が楽天モバイルに対応しているかどうかチェックすることをおすすめします。
\ 無制限で使うなら楽天モバイル! /
店舗サポート希望なら「ahamo」と「楽天モバイル」
楽天モバイルには実店舗があり、店舗で契約手続きや契約内容の確認・変更などを行えます。
また、ahamoでも3,300円の手数料がかかりますが、オンラインで行う契約手続きや情報変更の操作をdocomoショップで補助してくれるサポートがあります。
povoとLINEMOでは店舗サポートを利用できないので、スマホにあまり慣れていないなどの理由で店舗サポートを希望する方はahamoか楽天モバイルがおすすめです。
iPhoneを安く購入できるのは「楽天モバイル」
ahamoと楽天モバイルでは、iPhoneの購入が可能です。
特に、楽天モバイルでは対象のiPhoneを購入して条件を満たすと、楽天スーパーポイントが最大24,000ポイント還元されるキャンペーンを実施しています。
楽天スーパーポイントは1ポイント=1円で利用できるため、実質24,000円の割引が適用されることになります。
楽天モバイルではより安くiPhoneを購入できるので、iPhoneの買い替えを検討している方にもおすすめです。
※iPhoneを安く購入できるのは「ahamo」と「楽天モバイル」でしたが、ahamoはドコモと全く同じ機種代金なのでポイント還元がつく楽天モバイルにフォーカスしました
\ 無制限で使うなら楽天モバイル! /
キャリアメールを維持するなら「ahamo」と「povo」と「LINEMO」
docomo・au・SoftBankでは、メールアドレスの持ち運びサービスが利用できます。
大手通信キャリアから他社に乗り換えても、引き続き大手通信キャリアのドメインのメールアドレスを利用できるサービスであり、月額料金は330円です。※SoftBankは年額3,300円のオプションもあります。
自分が使用していた大手通信キャリアと同じ回線が使える会社に乗り換え、メールアドレスの持ち運びサービスを利用すれば、乗り換え前と同じ回線・メールアドレスでスマホを使えます。
そのため、キャリアメールを維持したいのであればahamo・povo・LINEMOが適しています。
一番おすすめできるのは「ahamo」
ここまでahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの4社について比較してきましたが、1番おすすめなのはahamoです。
ahamoが1番おすすめな理由は以下の通りです。
- 100GBの大容量プランがある
- 20GBに5分かけ放題がついて3,000円以下の料金
- 広範囲で対応しているdocomo回線が使える
- 通信速度も4社の中でもっとも速い
- docomoショップで店舗サポートが利用できる
5分かけ放題が無料でついている20GBプランが3,000円以下で利用できます。
povoやLINEMOの場合は別途オプション料金として550円発生するので、5分かけ放題つきの20GBプランとしてはahamo・povo・LINEMOの中で最安です。
また、広範囲のエリアに対応しているdocomo回線を使用でき、通信速度も今回比較している4社の中で1番速いです。
そのため料金の安さだけでなく、高速インターネットを基本的にどこでも使える快適さもメリットとして挙げられます。
さらにahamoでは、docomoショップにて店舗サポートを受けることが可能です。
店舗サポートは1回ごとに3,300円の手数料がかかりますが、ahamoでの契約手続きや情報変更の操作補助を行ってくれるので、スマホの操作に慣れていない方にも安心です。
料金の安さに関しては楽天モバイルの方がお得ですが、通信速度の速さやエリアの広さなど総合的に見ると、もっともコストパフォーマンスが良いのはahamoではないでしょうか。
\ コスパ最強だからオススメ! /
3大キャリアをお使いなら、サブブランドへの乗り換えが手軽でオススメ
現在docomo・au・SoftBankの大手通信キャリア3社や同じ系列の格安SIMを利用している方であれば、同じ回線を取り扱うサブブランドに乗り換えることをおすすめします。
- docomoからahamoへ
- au・UQモバイルからpovoへ
- SoftBank・ワイモバイル・LINEモバイルからLINEMOへ
同じ回線のサブブランドへ乗り換えるメリットは以下の通りです。
- すべての手数料が無料
- MNP予約番号の発行が不要
- SIMロック解除なしで端末が引き続き使える(※SoftBankは必要)
- 現在の支払い方法を引き継げる
サブブランドへの乗り換えなら以下の手数料がすべて無料になります。
契約解除料(違約金) | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 |
---|
契約事務手数料 | 無料 |
---|---|
MNP転入手数料 | 無料 |
また、同じ回線を取り扱うサブブランドへの乗り換えであれば、基本的にMNP予約番号の発行は必要ありません。
MNP予約番号は現在契約中の大手通信キャリアのショップや電話サポート、オンラインにて発行できますが、混雑時などかなり待たされるケースもあります。
MNP予約番号の発行が不要であれば、発行するためにわざわざ店舗に行ったりサポートに電話する必要もなく、発行されるまでしばらく待つ必要もありません。
さらに、スマホを購入した大手通信キャリアとサブブランドの回線が一致していれば、基本的にSIMロック解除不要で引き続き同じスマホを使えます。
2021年10月以降に発売されたスマホ(iPhone 13シリーズ含む)であれば、SIMロックが廃止されているのでSIMロック解除は必要ありません。
一方で2021年9月以前に発売されたスマホは、他社で使う場合SIMロック解除が必要です。しかし、同じ回線を取り扱うサブブランドへの乗り換えであれば必要ありません。
SIMロック解除は店舗で手続きすると3,300円の手数料がかかるので、手続きの手間がなくなり初期費用も抑えられます。
そして、ahamo・povo・LINEMOの3社では利用できる支払い方法が限られている場合があります。
- ahamo:口座振替・本人認証サービスに対応しているクレジットカード
- povo:クレジットカードのみ
- LINEMO:口座振替・クレジットカード
しかし、転出元が同じ系列の大手通信キャリアであれば、現在の支払い方法の引き継ぎが可能です。口座振替が使えないpovoでも、auで口座振替に設定していれば引き続き口座振替での利用ができます。
このように手続きの手間や手数料を省けるので、大手通信キャリアを利用している方はぜひ同じ回線を取り扱うサブブランドへの乗り換えを検討しましょう。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの詳しい特徴
ahamoの特徴
料金プラン | 20GB:2,970円(税込) 100GB:4,950円(税込) |
---|---|
初期費用 | 無料 |
データ容量 | 20GB / 100GB |
通話 | 5分間無料 通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円の通話料がかかる |
回線 | docomo |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
- 5分かけ放題つきの20GBプランが3,000円以下
- 大盛りオプションをつけて100GB利用も可能
- 回線はdocomo
- 支払いにクレジットカードと口座振替が選べる
- docomoショップでの店舗サポートがある
- キャリアメールがない
- 留守番電話や転送電話が使えない
- docomoショップのサポートは操作補助のみ
- 本人認証サービス対応のクレジットカードしか使えない
- 通話をよく利用する方
- 高画質の動画の視聴やスマホゲームなどインターネットを月20GB以上使いたい方
- 通信速度やエリアを重視する方
- 口座振替を利用したい方
- 店舗サポートがあると安心な方
\ コスパ最強だからオススメ! /
月間100GBの大容量プランあり「ahamo大盛り」
ahamoは20GBのプランにくわえて、「ahamo大盛り」のオプションを利用すると最大100GBまで使えます。
そのため、高画質の動画の視聴やスマホゲーム、動画投稿などデータ容量をたくさん使う機会がある方も容量を気にせず利用できます。
テザリングも可能なので、光回線などのインターネット回線がない方も、スマホを介してパソコンやゲーム機をahamoに接続して使うのもおすすめです。
キャリアサブブランドの中で通信速度の速さはピカイチ!
「みんなのネット回線速度」で通信速度を調べた結果、今回比較している4社の中でも特に通信速度が速いことがわかりました。
下り(ダウンロード)速度 | 134.75Mbps | 66.39Mbps | 58.62Mbps | 54.29Mbps |
上り(アップロード)速度 | 14.71Mbps | 15.14Mbps | 16.1Mbps | 25.65Mbps |
Ping値 | 48.61ms | 50.58ms | 40.58ms | 51.09ms |
100Mbps以上の通信速度でインターネットを利用でき、なおかつ応答速度を示すPing値も50ms以下なので、オンラインゲームも快適に遊べるでしょう。
データ容量も最大100GBまで使えるので、テザリングでパソコンやゲーム機をインターネットに接続して使うことも可能です。
- キャリアメールがない(※大手通信キャリアから持ち運び可)
- docomoショップのサポートは操作補助のみで有料(3,300円)
- 海外での利用は100GBプランであっても20GB制限
- 留守番電話や転送電話は非対応
\ コスパ最強だからオススメ! /
povoの特徴
料金プラン | 基本料金0円
【データトッピング】 【通話トッピング】 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード |
- 基本料金が0円
- 自分の用途に合わせて好きなトッピングが選べる
- 今回比較している4社の中で最も安く維持できる
- 最大150GBまで選べる
- au回線を利用できる
- 180日間トッピングしないと利用停止
- 利用停止後30日間トッピングをしないと契約解除
- キャリアメールが使えない
- 口座振替が使えない
- 店舗サポートがない
- コストを最小限に抑えたい方
- 通話専用や仕事用などサブ端末を使いたい方
- クレジットカードでの支払い予定の方
- auから乗り換えの方
\ 基本料金0円なのはpovoだけ! /
基本料0円でスマホ維持できる唯一のブランド
基本料金0円で利用できる唯一のサブブランドであり、自分の用途に合わせて好きなトッピングを選べます。
料金を最小限に抑えられるので、コストをなるべく安くしたい方や通話専用など用途が限られているサブ端末での利用にも適しています。
ただし、一定期間トッピングを行わないと利用停止や契約解除になる恐れもあるため、永久的に0円で維持できるわけではありません。
トッピングで自分好みにプランをカスタマイズ
povoでは、自分の用途に合わせて好きなトッピングを選べます。
トッピングの種類は多く、以下の4種類に分類されます。
- データトッピング
- 動画などのコンテンツトッピング
- 通話トッピング
- 故障サポートなどのサポートトッピング
180日間トッピングを一切購入しないと利用停止になりますが、1つでもトッピングを購入していれば問題ありません。
自分の用途に必要なトッピングを必要なだけ購入できるので、自分好みのプランを作るだけでなく、料金も必要最低限に抑えられます。
- 180日間一切トッピングしないと利用停止になる
- 利用停止後30日間トッピングがなければ契約解除
- キャリアメールが使えない(※大手通信キャリアから持ち運び可)
- 口座振替が使えない(※auから乗り換えであれば引き継ぎ可)
\ 基本料金0円なのはpovoだけ! /
LINEMOの特徴
料金プラン | ミニプラン3GB:990円 スマホプラン20GB:2,728円 |
---|---|
初期費用 | 無料 |
データ容量 | 3GB or 20GB |
通話 | 22円/30秒(一部番号・海外通話は除く) |
回線 | SoftBank回線 |
支払い方法 | クレジットカード or 口座振替 |
- 3GBと20GBの2種類のプランが選べる
- SoftBankの回線が使える
- LINEアプリのデータ通信量がノーカウント
- クレジットカードか口座振替が選べる
- 20GB以上の大容量プランがない
- キャリアメールが使えない
- 店舗サポートがない
- SoftBankのスマホでもSIMロック解除が必要
- 3GBの小容量プランを使いたい方
- LINEアプリをよく利用する方
- SoftBank回線を使いたい方
- 口座振替を利用したい方
\ LINEがカウントフリーで使える! /
LINEMO公式サイトで詳細をチェックする
https://www.linemo.jp/
LINEトーク、通話、ビデオ通話でのデータ消費なし!
LINEMOでは、LINEアプリの通信量がノーカウントとなります。
LINEでのトークのやり取り・音声通話・ビデオ通話のデータ消費が一切ないので、これらの機能をよく利用する方はデータ通信量の節約ができます。
LINEのトークであればそこまで消費するデータ量を気にする必要はありません。
一方で、音声通話とビデオ通話ではそれなりにデータ量が消費されます。
- 音声通話を1時間利用した場合:18MB
- ビデオ通話を1時間利用した場合:307MB
このように、ビデオ通話を3時間利用すれば約1GB消費してしまいます。
1時間の消費量だけ見ると大したことのないように思えますが、1日数時間の通話を何日も繰り返すとその分消費するデータ量は増えてしまいます。
LINEMOではこれらのデータ量が一切消費されないので、LINEアプリで通話をよく利用する方におすすめです。
3GBプランなら月額990円で利用できる
LINEMOには20GBプランだけでなく、3GB990円で使える小容量プランもあります。
スマホであまりインターネットを使わない・Wi-Fiに接続するから20GBも要らないと考える方も多いのではないでしょうか。
LINEMOにはライトユーザー向けに3GBを1,000円以下の料金で使えるプランがあるので、スマホでインターネットをあまり使わない方も無駄なくお得に利用できます。
- キャリアメールが使えない(※大手通信キャリアから持ち運び可)
- SoftBankのスマホもSIMロック解除が必要
- 店舗サポートがない
\ LINEがカウントフリーで使える! /
LINEMO公式サイトで詳細をチェックする
https://www.linemo.jp/
楽天モバイルの特徴
料金プラン | 0~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 |
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初期費用 | 無料 |
データ容量 | 0GB~無制限 |
通話 | Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題 |
回線 | 楽天モバイル |
支払い方法 | クレジットカード or 口座振替 |
- 使った分だけ料金が上がる従量制プラン
- 20GB以上は無制限で使える
- Rakuten Linkアプリを使えば国内通話がかけ放題
- 最大24,000ポイント還元など端末購入もお得
- キャリアメールのサービスがある
- 自社回線エリアが他社と比べて狭い
- 自社回線エリア外ではパートナー回線に切り替わる
- パートナー回線は5GB制限
- 通信が不安定になる場合がある
- 毎月のデータ使用量にばらつきがある方
- コストを抑えてデータを無制限で使いたい方
- 通話をよく利用する方
- 楽天モバイルの自社回線エリア内に住んでいる方
\ 無制限で使うなら楽天モバイル! /
楽天回線エリアならデータ無制限で使える
楽天モバイルでは、自社回線エリアならデータを無制限で利用できます。
今回比較している4社の中で、もっともたくさんデータが使える会社なので、データ容量を気にせずにインターネットを楽しみたい方に適しています。
テザリングにも対応しているため、パソコンやゲーム機など他の機器との接続も可能です。
どれだけ使っても料金は月額3,278円しかかからない
楽天モバイルのプランは、使った分だけ料金が上がる従量制プランです。
一方で、20GB以上になるとどれだけ使っても月額3,278円しかかかりません。
延々と料金が高くなってしまう従量制プランではないので、インターネットをたくさん使いたい方も安心して利用できます。
使ったデータ量が少ない月はその分料金が安くなるので、毎月のデータ使用量にばらつきがある方にも適しています。
- 自社回線エリア外ではパートナー回線を利用する
- 自社回線エリアが狭いので契約前に対応しているか確認するべき
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4社の特徴をまとめてみた!
メリット | ・5分かけ放題+20GBプランが3,000円以下 ・最大100GB利用も可能 ・回線はdocomo ・クレジットカードと口座振替が選べる ・docomoショップでのサポートつき | ・料金が0円 ・自分の用途に合わせて好きなトッピングが選べる ・最大150GBまで選べる ・auの回線を利用できる | ・3GB・20GBプランが選べる ・SoftBankの回線が使える ・LINEのデータ通信量がノーカウント ・クレジットカードか口座振替が選べる | ・使った分だけ料金が上がる従量制プラン ・データ無制限で使える ・Rakuten Linkアプリで国内通話がかけ放題 ・ポイント還元など端末購入もお得 ・キャリアメールが使える |
デメリット | ・キャリアメールがない ・留守番電話・転送電話が使えない ・docomoショップは操作補助サポートのみ ・本人認証サービス対応のクレジットカードしか使えない | ・180日間トッピングしないと利用停止 ・利用停止後30日間トッピングをしないと契約解除 ・キャリアメールが使えない ・口座振替が使えない ・店舗サポートがない | ・20GB以上の大容量プランがない ・キャリアメールが使えない ・店舗サポートがない ・SoftBankのスマホでもSIMロック解除が必要 | ・自社回線エリアが狭い ・自社回線エリア外ではパートナー回線が使える ・パートナー回線は5GB制限 |
おすすめな人 | ・通話をよく利用する方 ・インターネットをたくさん使いたい方 ・通信速度やエリアを重視する方 ・口座振替を利用したい方 ・店舗サポートがあると安心な方 | ・コストを最小限に抑えたい方 ・通話専用や仕事用などサブ端末を使いたい方 ・クレジットカードでの支払い予定の方 ・auから乗り換えの方 | ・3GBの小容量プランを使いたい方 ・LINEアプリをよく利用する方 ・SoftBank回線を使いたい方 ・口座振替を利用したい方 | ・毎月のデータ使用量にばらつきがある方 ・コストを抑えてデータを無制限で使いたい方 ・通話をよく利用する方 ・楽天モバイルの自社回線エリア内に住んでいる方 |
スマホの乗り換え手順と必要なもの
- 自分のスマホが使えるのか各公式サイトで動作確認を行う
- MNP予約番号を発行する
- 乗り換えの申し込みを行う
- SIMカードが届いたら回線切替の手続きを行う
- APN設定を行う
- 免許証などの本人確認書類
- 支払い先に使うクレジットカードや口座情報
- MNP予約番号
まとめ
この記事では、ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの4社の料金や通信速度、サービス内容について比較しました。
料金の安さや通信速度の速さ、エリアの広さなど、総合的に見るともっともコストパフォーマンスが良いのはahamoといえます。
一方で、ahamoは20GB以上のプランしかなく、インターネットをあまり使わないライトユーザーの方には少々割高になってしまうでしょう。
その場合は、1週間使える1GBのトッピングが購入できるpovoや3GBの小容量プランがあるLINEMO、使った分だけ料金が上がる楽天モバイルがおすすめです。
このように、自分のニーズによって適した会社は異なるでしょう。自分がどのようにスマホを利用したいのか考え、ぜひぴったりな回線を見つけてください。