- 格安SIMの5Gって意味あるの?
- 5G対応のおすすめ格安SIMはどれ?
2020年に大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が5Gサービスを開始し、最近では格安SIMでも5G通信を利用できるようになってきました。
しかし、選び方を間違えてしまうと「せっかく5G対応の格安SIMにしたのに思ったより速度が出ない」という状況になってしまうことがあります。
私はこれまで10社以上の格安SIMを試してきて、混雑する電車のなかでも5Gなら動画がサクサク見られるようになりました。
そこでこの記事では、5Gが使える格安SIM20社を徹底調査したうえで、速度が速くておすすめの格安SIMを9つに厳選して紹介します。
この記事を読んでわかることは以下の4つです。
- 格安SIMで出る5G速度の実測値
- 速くて快適なおすすめ格安SIM9選
- 5Gが使える格安SIMの失敗しない選び方
- 5G格安SIMをおすすめできる人・できない人
結論、1番おすすめの格安SIMは「楽天モバイル」です。
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月額料金 | 3GBまで:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 | |
---|---|---|
昼間の平均速度 | 77.65Mbps | |
国内通話料 | 標準通話アプリ:22円/30秒 Rakuten Linkアプリ:無料 | |
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2020年4月に自社回線を持つ携帯キャリアサービスを開始し、2024年10月に契約数が800万回線を突破した「楽天モバイル」。
楽天モバイルは、昼間でも約77Mbpsの高速5G通信でネットができるうえに、どれだけ使っても3,278円の割安料金で利用可能です。
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- 2回線目の契約もOK
- SIMのみを乗り換えもOK
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格安SIMは、5Gの速度が速いサービスもあれば、4Gとあまり変わらないサービスもあります。
この記事のおすすめ格安SIMを契約すれば、高画質の動画がサクサク見られたり、大容量のファイルを短時間で転送することが可能です。
反対に、遅いサービスを選んでしまうと、5G通信でもストレスがたまってしまう場合があります。
携帯料金を節約しつつ5Gで快適なインターネットを利用したい人は、最後まで読んでみてください。
※料金表記はすべて税込価格です。
※記事内の実際の速度はみんなのネット回線速度より直近3カ月の平均値を引用しています。(2023年12月20日時点)
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事務手数料 | 使用回線 | 5G | eSIM |
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格安SIMの5Gは意味がない?大手キャリアの格安SIMなら速い!
読者のなかには「格安SIMの5Gって本当に速いの?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
結論、大手キャリアが提供している格安プランやサブブランドなら、5Gの恩恵を存分に受けられます。
そこで、まずは5Gの基礎知識と、大手キャリアの格安プランをおすすめする理由を解説していきます。
そもそも5Gとは?4Gとの違いも解説
5G(ファイブジー)とは、新しい通信規格である「第5世代移動通信システム」の略称です。
5Gは、4Gと比べて以下3つの特徴があります。
- 高速・大容量通信
- 低遅延通信
- 多数同時接続
4Gとの性能の違いや具体例は以下のとおりです。
▼5Gの特徴と4Gとの違い
項目 | 5Gの特徴 | 4Gの特徴 | 5Gでできること(一例) |
---|---|---|---|
高速・大容量 | 最大速度20Gbps | 最大速度1Gbps | 光回線並みの速度で通信できる |
低遅延 | 1ミリ秒の超低遅延 | 100ミリ秒の遅延 | 遠隔地にあるロボットをリアルタイムで操作できる |
多数同時接続 | 1平方kmあたりの接続数100万 | 1平方kmあたりの接続数1万 | 密集するライブ会場やスタジアムなどでも通信が安定する |
ただし、上記の数値は「真の5G」と言われる「ミリ波」を使った5G通信の場合です。
5Gでは、以下表のように3つの方式が使われていて、それぞれ周波数や特徴が異なります。
▼5Gの方式と特徴の違い
方式 | 速度 | エリア | 周波数帯 |
---|---|---|---|
NR化 | 4Gと同等 | 4Gと同等 | 700MHz〜3.5GHz帯 ※4G LTEの周波数を利用 |
Sub6 | 4Gより速い | 4Gより狭い | 3.7〜4.5GHz帯 |
ミリ波 | 4Gよりかなり速い | 4Gよりかなり狭い | 28GHz帯 |
スマホのアンテナ表示は「5G」となっていても、どの方式で通信しているかによって速度は大きく変わります。
Androidスマホならミリ波対応機種が発売されていますが、iPhoneは最新の15シリーズでもミリ波に対応していません。
5Gの対応エリアを確認する際にも上記の方式ごとに表記されているので、それぞれの特徴を覚えておきましょう。
5G対応の格安SIMには「大手キャリア系」と「MVNO系」の2種類がある
格安SIMには、大手キャリアが運営している「大手キャリア系の格安SIM」と、それ以外の事業者が運営している「MVNO系の格安SIM」の2種類にわかれています。
2種類の格安SIMサービスは、具体的に以下のとおりです。
▼格安SIMの種類とサービス
大手キャリア系の 格安SIM | MVNO系の 格安SIM(一例) |
---|---|
楽天モバイル ahamo povo LINEMO irumo UQモバイル ワイモバイル | mineo IIJmio NUROモバイル BIGLOBEモバイル 日本通信SIM イオンモバイル HISモバイル LinksMate など20社以上 |
大手キャリア系の格安SIMは自社の回線をそのまま使えるため、昼などの混雑する時間帯でも回線に余裕があり、データの渋滞が発生しにくいのが特徴です。
反対にMVNO系の格安SIMは、大手キャリアから回線設備の一部を間借りしてサービスを提供しているため、昼休みや通勤・通学の時間外などは混雑して速度が低下しやすくなってしまいます。
そのため、速度を重視するなら大手キャリア系の格安SIMがおすすめです。
口コミからわかる!大手キャリア系とMVNO系格安SIMの、5G速度の違い
実際に、大手キャリア系とMVNO系の格安SIMで、どのくらい5G速度に差があるのか、X(旧Twitter)で口コミを探してみました。
「遅い」と感じている投稿だけピックアップしたので、参考にしてください。
まずはMVNO系の投稿です。
▼IIJmioの口コミ
iijmio昼はクッソ遅いんで仕方ないが5Gでこれはあかんやろ。ドMだから使ってるが。 pic.twitter.com/vefUWlgkiv
— amehurasi (@heedeey) December 19, 2022
▼mineoの口コミ
mineo 5G(ソフトバンク)
— シリウスあっと (@f40mf2) December 25, 2020
←5G 4G→
場所:末広町駅出口
時間:12:46
機種:P40 Pro 5G
帯域が広がる訳じゃないから昼休み中遅いのは変わらんな pic.twitter.com/C2Cv8uTbtp
▼NUROモバイルの口コミ
UQからNUROモバイルにMNPした結果
— 家建てコーチ👁痩せるってなに? (@BSBLcoacher) July 30, 2023
場所 自宅内の窓近く
(透湿防水シートはタイベックシルバー)
1枚目 mineo(Aプラン.4G)体感そこそこ
2枚目 nuro(NEOプラン5G.docomo)遅い
3枚目 自宅Wi-Fi(コミュファ.1G)爆速
auの方が速い結果。
家の中だとビンビンにはならんのだよねぇ(建て替え前はMax) pic.twitter.com/WFI7hfb7f6
昼の12時台は5Gでも数Mbps程度の速度しか出ない場合もあるようです。
続いて大手キャリア系格安SIMの口コミをみていきましょう。
▼ahamoの口コミ
ahamoにやっと変更して通信速度測ってみたら、5Gのはずなのにめちゃ遅いんですけど、、💦
— Alicante @長期の利確はいつするの? (@ALOHALADYDADA) April 24, 2021
今日のahamo5Gと4月2日のdocomoギガプランまだ4Gとの比較💦
天地で_:(´ロ`」 ∠):_ pic.twitter.com/GQEUcca8GX
▼povoの口コミ
povo、一応5G転用エリアで測ってみたら40Mbps。
— まぐふぇ (@mgfe_lily) August 5, 2022
実用には全く問題ないけど…遅い?w pic.twitter.com/ULLsLUhmQG
▼LINEMOの口コミ
LINEMO 5G
— ˡᵉⁿʲⁱᵛᵃᶜ (@D4ofR) September 24, 2021
クソ遅い pic.twitter.com/IYO2nNA5Il
「遅い」と感じている人でも30〜80Mbps程度の速度が出ています。
口コミを見ると、大手キャリア系とMVNO系の格安SIMでは5Gの速度に大きな差があることが確認できました。
MVNO系の5Gでも意味はありますが、5Gの速度をより体感したいなら大手キャリア系の格安SIMをおすすめします。
5G対応の格安SIM20社を徹底比較!
おすすめ格安SIMを選ぶために、5G対応の格安SIMを20社にわたって下記9項目を徹底比較し、それぞれ重要度によって点数を加点してランキングをつけました。
- 全時間帯の平均速度
- 昼の時間帯の平均速度
- 月額料金
- プラン数
- データ繰り越し機能の有無
- 契約事務手数料
- eSIM対応
- 口座振替対応
- 店舗サポート
詳しくは「ポイントの採点基準とランキングの根拠」で解説しています。
通信速度だけでなく、月額料金やその他サービスも含めて総合的に比較したので、参考にしてください。
▼5G対応の格安SIM比較一覧
ポイントの採点基準とランキングの根拠
5G対応の格安SIMを比較するにあたり、次の手順でランキングをつけました。
- 5Gが利用できる格安SIMをピックアップ
- 下記表にしたがってポイントを加算
- 合計ポイント数が多い順に順位をつける
- 同ポイントの場合は昼の速度が速い方を上位とする
※TONEモバイルはプランが特殊のため除外
各項目のポイント数は以下のとおりです。
▼項目ごとのポイント数
項目 | ポイント数 |
---|---|
平均速度全時間帯 | 100Mbps以上:10 90〜100Mbps:9 80〜90Mbps:8 70〜80Mbps:7 60〜70Mbps:6 50〜60Mbps:5 40〜50Mbps:4 30〜40Mbps:3 20〜30Mbps:2 10〜20Mbps:1 10Mbps未満:0 |
平均速度昼の時間帯 | 80Mbps以上:10 70〜80Mbps:9 60〜70Mbps:8 50〜60Mbps:7 40〜50Mbps:6 30〜40Mbps:5 20〜30Mbps:4 10〜20Mbps:3 5〜10Mbps:2 1〜5Mbps:1 1Mbps未満:0 |
月額料金 | ◎:4 ◯:2 △:0 |
プラン数 | 3つ以上:2 2つ:1 1つ:0 |
データ繰り越し | ◯:1 ー:1 △:0 ※「ー」は階段制プランやプリペイド式などの場合 |
契約事務手数料 | 無料:2 一部無料:1 有料:0 |
eSIM対応 | ◯:2 △:1 ×:0 ※「△」は条件付きの場合 |
口座振替対応 | ◯:2 △:1 ×:0 ※「△」は条件付きの場合 |
店舗サポート | ◯:2 △:1 ×:0 ※「△」は店舗数が少ない場合や有料の場合 |
5G対応の格安SIMを探している人は速度重視の場合が多いので、速度の重みづけを重くしています。
次章では、このランキングをもとにおすすめ格安SIMを紹介していきます。
【厳選9社】5Gが使えるおすすめ格安SIMランキング
5G対応の格安SIM20社のうち、速度や月額料金などの条件で9社に厳選したおすすめランキングを紹介します。
- 1位. 楽天モバイル
- 2位. ahamo
- 3位. povo
- 4位. UQモバイル
- 5位. ワイモバイル
- 6位. irumo
- 7位. HISモバイル
- 8位. LINEMO
- 9位. NUROモバイル
サービスの特徴やデメリットも解説しているので、格安SIM選びの参考にしてください。
1位. 楽天モバイル|プラチナバンド対応で使い勝手◎
5Gを使い倒すならコレ!
どれだけ使っても3,278円
▼楽天モバイルの料金プラン
プラン名 | Rakuten最強プラン |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:86.25Mbps 昼間:77.65Mbps |
月額料金 | 0GB〜3GB:1,078円 3GB〜20GB:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 |
対応回線 | 楽天回線 ※au回線の一部も利用 |
データ繰り越し | ー |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | ◯ |
契約事務手数料 | 無料 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | スマホ標準の通話アプリ:22円/30秒 Rakuten Linkアプリ:無料 |
通話オプション | 15分かけ放題:月額1,100円 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 楽天ポイント |
キャンペーン | 他社から乗り換えで 6,000ポイントプレゼント |
公式サイト | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ |
2024年10月に契約数が800万回線を突破した「楽天モバイル」は6月にプラチナバンドの商用化がスタートしました。これによりかねてよりの不満だった電波の質の改善が期待されます。
楽天モバイルは、昼間でも約77Mbpsの高速5G通信でネットができるうえに、どれだけ使っても3,278円の割安料金で利用可能です。
契約事務手数料・契約解除料ともに無料のため、5Gのエリアや速度に不安がある方でも安心して申し込みできます。
- 昼でも70Mbps以上で快適
- どれだけ5Gを使っても月額3,278円
- 契約事務手数料が無料
- 5Gのエリアは大手3キャリアより狭い
- 他社より圏外になる場面が多い
\初期費用・違約金ゼロでお試しできる!/
公式サイトはこちら
https://network.mobile.rakuten.co.jp/
三木谷社長の紹介キャンペーン
他社から乗り換えで全員14,000ポイントもらえる!
通常6,000ポイントのところ、三木谷社長からの紹介キャンペーンを適用することで14,000ポイントプレゼント!
- 過去に楽天モバイルを利用した方もOK
- 2回線目の契約もOK
- SIMのみを乗り換えもOK
こちらの紹介リンクから申し込みをすれば誰でも適用可能です。
2位. ahamo|通話コミコミで2,970円だからコスパ◎
速い!安い!広い!
100GBまでたっぷり使える
▼ahamoの料金プラン
プラン名 | ahamo |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:85.71Mbps 昼間:68.69Mbps |
月額料金 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
対応回線 | ドコモ回線 |
データ繰り越し | × |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | △ ※ドコモショップにて1回3,300円必要 |
契約事務手数料 | 無料 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 22円/30秒(1回5分まで無料) |
通話オプション | 24時間かけ放題:月額1,100円 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
キャンペーン | ahamoポイ活スタート |
公式サイト | https://ahamo.com/ |
ahamoは、ドコモが提供しているオンライン専用プランですが、全国約2,200店舗のドコモショップで1回3,300円の有料サポートを受けられるのが特徴です。
ドコモ回線をそのまま使用しているため、高品質な5G通信を最大100GBまで思う存分利用できます。
ahamo自体には家族割の割引はありませんが、家族分の割引料金は変わらないため1人だけでも安心してドコモから乗り換えられます。
- ドコモの5Gで速くて快適
- 100GBまでたっぷり使える
- 1回5分までの通話が無料
- 店舗でのサポートは有料(1回3,300円)
- あまったデータを翌月に繰り越しできない
- ドコモ光のセット割や家族割は適用外
\ポイ活オプションで最大4,000pt還元!/
公式サイトはこちら
https://ahamo.com/
3位. povo2.0|通信速度が安定して速い!
auの5Gでサクサク!
サブ回線としてもおすすめ
▼povoの料金プラン
プラン名 | povo2.0 |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:99.86Mbps 昼間:71.18Mbps |
月額料金 | 基本料(0GB):0円 1GB(7日間):390円 1GB(180日間):1,260円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(90日間):6,490円 120GB(365日間):21,600円 150GB(180日間):12,980円 300GB(90日間):9,834円 300GB(365日間):24,800円 360GB(365日間):26,400円 データ使い放題(24時間):330円 データ使い放題(7日間)12回分:9,834円 ※カッコ内は利用可能期間 |
対応回線 | au回線 |
データ繰り越し | ー |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | × |
契約事務手数料 | 無料 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題:月額550円 24時間かけ放題:月額1,650円 ※留守番電話サービス:330円 |
支払い方法 | クレジットカード あと払い(ペイディ) |
公式サイト | https://povo.jp/ |
「povo」はKDDI(au)が提供しているオンライン専用プランで、基本料0円のベースプランに使いたいオプション(トッピング)を購入して利用するのが特徴です。
povoは格安SIMでもトップクラスの速度で、5Gでもサクサク快適に利用できます。
使いたいときだけデータを購入して使えるため、サブ回線としての使用にもおすすめです。
- auの高品質な5Gで快適な通信速度
- 使う分だけデータを購入するプリペイド式
- 契約事務手数料が無料
- 利用期間が過ぎるたびにデータの購入が必要
- 口座振替で支払いできない
\申し込みはアプリから!/
povoは基本料金0円
新規・乗り換え(MNP)はこちら
※App Store / Google Playが開きます
データ通信専用SIMはWEBから申し込み
最短3分で開通できる公式サイトへ
(本人確認書類不要)
\申し込みはアプリから!/
povoは基本料金0円
新規・乗り換え(MNP)はこちら
QRコードをスマホで読み取ると専用アプリがダウンロードできます。
(App Store / Google Playが開きます)
データ通信のみを使いたい方はWEBから申し込み
最短3分で開通できる公式サイトへ
(本人確認書類不要)
4位. UQモバイル|昼でもストレスなく使える速度!
5Gエリアが広い!
店舗でも相談できる
▼UQモバイルの料金プラン
プラン名 | ミニミニプラン(4GB) トクトクプラン(15GB) コミコミプラン+(33GB) |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:96.11Mbps 昼間:87.90Mbps |
月額料金 | 4GB:2,365円(1,078円) 15GB:3,465円(2,178円) 33GB:3,278円 ※カッコ内の料金は割引適用後 |
対応回線 | au回線 |
データ繰り越し | ◯ |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | ◯ |
契約事務手数料 | 3,850円 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション | ひと月60分かけ放題:月額660円 10分かけ放題:月額880円 ※コミコミプラン+は無料 24時間かけ放題:月額1,980円 ※コミコミプラン+は1,100円 |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード 口座振替 |
キャンペーン | UQ mobile SIMデビューキャンペーン |
公式サイト | https://shop.uqmobile.jp/shop/ |
auのサブブランドとして知られている「UQモバイル」。
auと同じ回線を使用しているため5Gのエリアが広く、昼の時間帯でも平均87Mbpsと高速通信が利用可能です。
店舗での対面相談にも対応しているので、トラブル時の対応に不安を感じている人でも安心して利用できます。
- auのサブブランドのため速度が速い
- 利用状況に応じて3つのプランから選べる
- 全国の店舗で相談できる
- 割引前の料金は割高
- 20GB以上のプランがない
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クーポンコード「3MP062」を利用することで、au PAY利用の条件なしでポイント還元が受けられます。
申し込みは特設ページから行ってください。
このページ以外から申し込みをすると通常キャンペーンが適用されてしまうのでご注意ください。
※新規のご契約、またau/povoからの乗り換えは対象外となります
※クーポン適用時は、UQ mobile SIMデビューキャンペーンの併用不可となります
※ミニミニプランのご契約の場合は10,000円相当還元となります
※お申し込みの際は必ずクーポンコードを入力してください
5位. ワイモバイル
ソフトバンクの5Gで快適!
家族で使うとよりオトク
▼ワイモバイルの料金プラン
プラン名 | シンプル2 |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:96.37Mbps 昼間:60.47Mbps |
月額料金 | 4GB:2,365円(1,078円) 20GB:4,015円(2,178円) 30GB:5,115円(3,278円) ※カッコ内の料金は割引適用後 |
対応回線 | ソフトバンク回線 |
データ繰り越し | ◯ |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | ◯ |
契約事務手数料 | 3,850円 ※Webは無料 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション | 10分かけ放題:880円 24時間かけ放題:1,980円 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
キャンペーン | オンラインストアで SIMカード/eSIMご契約で PayPayポイントプレゼント |
公式サイト | https://www.ymobile.jp/ |
ソフトバンクのサブブランドとして提供されている「ワイモバイル」。
ワイモバイルは、ソフトバンクと同じ回線を使用しているため、5Gも使えて速度が速いのが特徴です。
2回線目以降は1人1,188円割引されるため、家族の人数が多いほどお得な料金で5Gが利用できます。
- ソフトバンクの5Gが使えて速度が速い
- 全国のショップで対面サポート可能
- 各種割引でよりお得になる
- 割引を適用しないと料金が割高
- ネット回線のセット割と家族割はどちらかしか適用できない
- お家割セット(A)の対象はSoftbank光かSoftBank Airのみ
\最大2万円分のPayPayポイント還元!/
公式サイトはこちら
https://www.ymobile.jp/
6位. irumo|最安550円~使える格安スマホ
ドコモの瞬速5G!
小容量でもサクサク
▼irumoの料金プラン
プラン名 | irumo |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:74.15Mbps 昼間:135.03Mbps |
月額料金 | 0.5GB:550円 3GB:2,167円(880円) 6GB:2,827円(1,540円) 9GB:3,377円(2,090円) ※カッコ内の料金は割引適用後 |
対応回線 | ドコモ回線 |
データ繰り越し | × |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | ◯ |
契約事務手数料 | 3,850円 ※Webは無料 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題:880円 24時間かけ放題:1,980円 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
キャンペーン | irumoサイトで他社からお乗り換え した方に6か月間毎月dポイント 1,100ptプレゼント! |
公式サイト | https://irumo.docomo.ne.jp/ |
ドコモの新料金プランとして提供されている「irumo(イルモ)」。
irumoはドコモ回線をそのまま使用しているため、ドコモの「瞬速5G」でいつでも快適にインターネットが利用できます。
9GBまでのプランしかないため、データ使用量が少なめの人におすすめのサービスです。
- 昼間でも135Mbpsの高速5G通信
- 全国のショップで対面サポート可能
- 各種割引でよりお得になる
- 割引を適用しないと料金が割高
- 9GB以上のプランがない
- ネット回線のセット割対象はhome 5Gとドコモ光のみ
\最大6,600円分のdポイント還元!/
公式サイトはこちら
https://irumo.docomo.ne.jp/
7位. HISモバイル
平均100Mbpsオーバー!
7GB 990円はコスパ最強
▼HISモバイルの料金プラン
プラン名 | 自由自在2.0プラン |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:121.55Mbps 昼間:29.84Mbps |
月額料金 | 100MB:280円 1GB:550円 3GB:770円 7GB:990円 10GB:1,340円 20GB:2,090円 30GB:2,970円 |
対応回線 | ドコモ回線 |
データ繰り越し | × |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | ◯ |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 9円/30秒 |
通話オプション | 6分かけ放題:月額500円 ※20GB以上のプランは無料 24時間かけ放題:月額1,480円 |
支払い方法 | クレジットカード |
公式サイト | https://his-mobile.com/ |
旅行業界で有名なエイチ・アイ・エス社と、日本通信SIMを提供している日本通信社の合弁会社が提供している格安SIMが「HISモバイル」です。
HISモバイルはドコモの5G通信が利用でき、全時間帯の平均速度も121Mbpsと最速級の通信速度で利用できます。
料金も安いのが特徴で、特に7GBで990円のプランは格安SIMでも最安級の料金で提供されています。
- 平均100Mbps超えの高速通信
- 7GB990円は格安SIMで最安級
- 通話料が30秒9円で業界最安値
- あまったデータを翌月に繰り越しできない
- 契約事務手数料がかかる
\平均速度100Mbps超えで快適!/
公式サイトはこちら
https://his-mobile.com/
8位. LINEMO
5Gでストレスフリー!
LINEアプリも使い放題
▼LINEMOの料金プラン
プラン名 | LINEMOベストプラン LINEMOベストプランV |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:66.28Mbps 昼間:54.61Mbps |
月額料金 | 【LINEMOベストプラン】 3GBまで:990円 10GBまで:2,090円 【LINEMOベストプランV】 30GBまで:2,970円 |
対応回線 | ソフトバンク回線 |
データ繰り越し | × |
eSIM対応 | ◯ |
店舗サポート | × |
契約事務手数料 | 無料 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション | 【LINEMOベストプラン】 5分かけ放題:月額550円 24時間かけ放題:月額1,650円 ※7ヵ月目まで550円割引 【LINEMOベストプランV】 5分かけ放題:無料 24時間かけ放題:月額1,100円 ※7ヵ月目まで550円割引 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 PayPay残高払い |
キャンペーン | PayPayポイントプレゼントキャンペーン |
公式サイト | https://www.linemo.jp/ |
ソフトバンクが提供しているオンライン専用プランで、3年連続顧客満足度No.1に輝いた「LINEMO」。
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契約事務手数料・契約解除料ともに無料のため、試しに使ってみたい方でも安心して申し込みできます。
- 昼でも5Gでストレスフリー
- LINEアプリのデータ消費がゼロ
- 5分かけ放題が半年間無料
- あまったデータを翌月に繰り越しできない
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9位. NUROモバイル
3キャリアの5Gから選べる!
おすすめはNEOプラン
▼NUROモバイルの料金プラン
プラン名 | バリュープラスプラン NEOプラン NEOプランW |
---|---|
平均下り速度 | 全時間帯:52.25Mbps 昼間:26.68Mbps |
月額料金 | VSプラン(3GB):792円 VMプラン(5GB):990円 VLプラン(10GB):1,485円 VLLプラン(15GB):1,790円 NEOプラン(20GB):2,699円 NEOプランW(40GB):3,980円 |
対応回線 | ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線 |
データ繰り越し | ◯ |
eSIM対応 | △ ※ドコモ回線のみ※MNPは今後対応予定 |
店舗サポート | × |
契約事務手数料 | 3,740円 ※NEOプラン系は無料 |
契約解除料 | 無料 |
国内通話料 | 11円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題:月額490円 10分かけ放題:月額880円 24時間かけ放題:月額1,430円 |
支払い方法 | クレジットカード |
キャンペーン | バリュープラスお申し込み特典 NEOプランお申し込み特典 NEOプランWお申し込み特典 |
公式サイト | https://mobile.nuro.jp/ |
NURO光も運営しているソニーグループから提供されている「NUROモバイル」。
NUROモバイルのプランのなかでも特に、「NEOプラン」と「NEOプランW」はサクサク使える専用の帯域を使っているため、5Gも4Gも快適にインターネットが利用できます。
料金・容量・速度のバランスが良く、欠点が少ないので、多くの人におすすめできる格安SIMです。
- 昼間でも20Mbpsと十分な速さ
- プランの選択肢が多い
- 3キャリア回線から選べる
- eSIMはドコモ回線の新規契約のみ対応
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4Gとの差はどのくらい?筆者のpovoで実際に5G速度を測定!
読者のなかには「4Gと5Gでは実際どのくらい速度が変わるの?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、私が現在契約しているpovoとy.u mobileを使って、平日昼12時台の速度を実際に測ってみました。
以下のパターンをそれぞれ3回ずつ測ったので、4Gと5Gでどれくらい違うのか参考にしてください。
- povoの5G
- povoの4G
- y.u mobileの4G(5G非対応)
▼povoの測定結果(5G)
povoの5G速度は600〜960Mbps。
これは光回線と同等以上の速度で自分でもビックリしました。
▼povoの測定結果(4G)
povoの4G速度は230〜260Mbps。
これでも十分速いですね!とても12時台とは思えない速度です。
▼y.u mobileの測定結果(4G)
y.u mobileの4G速度は470〜500Kbps。
一見速いと思うかもしれませんが、単位が違う点に注意してください。
「Kbps」は「Mbps」の1/1000の単位なので、Mbpsに換算すると「約0.5Mbps」になります。
今回の例では極端な結果になってしまいましたが、格安SIMの種類や4G/5Gによってここまで変わったのは事実です。
povoは格安SIM・格安スマホの中でもトップクラスに速度が速くておすすめです。
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(本人確認書類不要)
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QRコードをスマホで読み取ると専用アプリがダウンロードできます。
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データ通信のみを使いたい方はWEBから申し込み
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以上の結果をふまえて、次章では快適に使える格安SIMの選び方を解説します。
5Gで快適に使える格安SIMの選び方
ここでは、5Gが使える格安SIMの選び方を、以下5つのポイントに絞ってお伝えしていきます。
- 1. 速度の実測値
- 2. 月額料金
- 3. データ容量
- 4. データ繰り越し
- 5. SIMの種類
速度だけで選んで後悔しないよう、しっかり確認していきましょう。
選び方1. 速度の実測値で選ぶ
まずは、速度の実測値が速い格安SIMを選ぶのが重要です。
せっかく5G通信が使えても実際の速度が遅かったら、5G対応の格安SIMを選んだ意味が薄れてしまいます。
本記事おすすめ格安SIMの平均速度は以下のとおりです。
▼おすすめ格安SIMの平均速度
名称 | 平均速度 全時間帯 | 平均速度 昼の時間帯 |
---|---|---|
HISモバイル | 121.55Mbps | 29.84Mbps |
povo | 99.86Mbps | 71.18Mbps |
ワイモバイル | 96.37Mbps | 60.47Mbps |
UQモバイル | 96.11Mbps | 87.90Mbps |
楽天モバイル | 86.25Mbps | 77.65Mbps |
ahamo | 85.71Mbps | 56.60Mbps |
irumo | 74.15Mbps | 135.03Mbps |
LINEMO | 66.28Mbps | 54.61Mbps |
NUROモバイル | 52.25Mbps | 26.68Mbps |
「全時間帯」の平均速度も重要ですが、昼の12時台も快適に使いたいなら「昼の時間帯」の速度にも注目して選びましょう。
選び方2. 月額料金で選ぶ
速度が速い格安SIMをピックアップしたら、次に月額料金をチェックしましょう。
大手3キャリアから乗り換えを検討している人にとって、コストダウンは大切なポイントです。
使用データ量にもよりますが、ざっくり1GBあたりの料金が安い順に並べると以下の表になります。
▼おすすめ格安SIMの料金の安さ
名称 | 1GBあたり料金の安さ |
---|---|
HISモバイル | |
NUROモバイル | |
楽天モバイル | |
povo | |
LINEMO | |
ahamo | |
irumo | |
UQモバイル | |
ワイモバイル |
詳しい料金は次の「選び方3」で紹介するので、ここではざっくりした傾向をつかんでおけば大丈夫です。
選び方3. データ容量で選ぶ
次に、ひと月に使用するデータ容量で選びます。
5Gで高画質の動画視聴や大容量のファイル転送などをひんぱんにしていると、データをどんどん消費していきます。
4Gのときより少し多めのデータ容量を契約しないと、月の途中でデータを使い切ってしまうかもしれません。
おすすめ格安SIMのデータ容量と月額料金は、以下のとおりです。
▼おすすめ格安SIMのデータ容量と料金
名称 | データ容量と月額料金 |
---|---|
HISモバイル | 100MB:280円 1GB:550円 3GB:770円 7GB:990円 10GB:1,340円 20GB:2,090円 30GB:2,970円 |
NUROモバイル | 3GB:792円 5GB:990円 10GB:1,485円 15GB:1,790円 20GB:2,699円 40GB:3,980円 |
楽天モバイル | 0GB〜3GB:1,078円 3GB〜20GB:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 |
povo | 1GB(7日間):390円 1GB(180日間):1,260円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(90日間):6,490円 120GB(365日間):21,600円 150GB(180日間):12,980円 300GB(90日間):9,834円 300GB(365日間):24,800円 データ使い放題(24時間):330円 データ使い放題(7日間)12回分:9,834円 ※カッコ内は利用可能期間 |
LINEMO | 3GB:990円 10GB:2,090円 20GB:2,970円 30GB:3,960円 |
ahamo | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
irumo | 0.5GB:550円 3GB:2,167円 6GB:2,827円 9GB:3,377円 |
UQモバイル | 4GB:2,365円 15GB:3,465円 33GB:3,278円 |
ワイモバイル | 4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 |
データが足りなくなって追加料金が発生しないよう、少し余裕をもってデータ容量を選びましょう。
選び方4. データ繰り越しで選ぶ
あまったデータを翌月に繰り越しできる格安SIMを選ぶのも、ポイントの1つです。
多くの人は、データをよく使う月もあれば、あまり使わない月もあると思います。
データ繰り越し機能に対応していれば、あまったデータ容量を翌月に繰り越すことが可能です。
おすすめ格安SIMのデータ繰り越し対応状況を以下にまとめました。
▼おすすめ格安SIMのデータ繰り越し
名称 | データ繰り越し |
---|---|
UQモバイル | |
ワイモバイル | |
NUROモバイル | |
irumo | |
ahamo | |
HISモバイル | |
LINEMO | |
povo | |
楽天モバイル |
povoは「プリペイド式」で、楽天モバイルは「階段制」のプランのため、データの繰り越しは関係ありません。
毎月のデータ使用量にばらつきがある人は、データ繰り越しに対応した格安SIMを選びましょう。
選び方5. SIMの種類で選ぶ
さいごに、SIMの種類を選びましょう。
最近は、物理的なSIMカードが不要な「eSIM」が普及してきました。
eSIMとはスマホに内蔵されたSIMのことで、利用するにはeSIMに対応したスマホを用意する必要があります。
オンラインで契約情報の書き換えができるため、SIMカードの配送を待つ必要がなく、最短で契約したその日に利用できるようになります。
▼おすすめ格安SIMのeSIM対応
名称 | eSIM対応 |
---|---|
楽天モバイル | |
UQモバイル | |
povo | |
ワイモバイル | |
irumo | |
ahamo | |
HISモバイル | |
LINEMO | |
NUROモバイル |
NUROモバイルのeSIMは他社からの乗り換えには非対応で、新規契約のときしか申し込みできません。
さらに、au回線とソフトバンク回線には対応しておらず、ドコモ回線しか対応していない点にも注意してください。
5Gが使える格安SIMのメリット・デメリット
5G対応の格安SIMに乗り換える際のメリット・デメリットを、以下の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
高速・大容量のデータ通信が可能 低遅延でWeb会議やゲームが快適 人が密集する場所でも通信できる 大手3キャリアより安く5Gが使える | 5Gの提供エリアはまだ拡大途中 5G対応の端末が必要 データ使用量が多くなりやすい |
それぞれ解説していきます。
4つのメリット
まずは4つのメリットからお伝えします。
メリット1. 高速・大容量のデータ通信が可能
「4Gとの差はどのくらい?筆者のpovoで実際に5G速度を測定!」でお伝えした実測値をみてもわかるように、5Gは4Gより高速かつ大容量のデータ通信が可能です。
実測ベースで5Gの方が3〜4倍も速くなるので、大容量のファイルを転送したりダウンロードする際は、その分短い時間で処理が完了します。
普段扱うデータ量が多い人ほど、メリットが大きく感じられるでしょう。
メリット2. 低遅延でWeb会議やゲームが快適
5Gは、データ転送の遅延が少なくなる点もメリットの1つです。
4Gではデータの往復に50〜100ms(ミリ秒)かかるのが一般的ですが、5Gでは「1ms程度」と約1/10もタイムラグが少なくなります。
タイムラグが少なくなると、Web会議での会話がしやすくなったり、オンラインゲームが快適にプレイできたりします。
ただし、ミリ波以外の方式では低遅延化の効果が少ないので、今後のエリア拡大に期待しましょう。
メリット3. 人が密集する場所でも通信できる
5Gでは、人が密集する場所でも通信が途切れにくくなる点もメリットです。
例えば、ライブ会場やスタジアムなど、数万人規模の人数が集まる場所では4Gだと通信できなくなったり、速度が不安定になったりします。
しかし、5Gでは1平方kmあたり最大100万台まで接続できるので、スタジアムでライブ配信を視聴しながら観戦する、といった使い方も可能です。
メリット4. 大手3キャリアより安く5Gが使える
ドコモ・au・ソフトバンクより安い料金で5Gが使えるのも、格安SIMへ乗り換えるメリットです。
例えば同じ無制限プランでも、大手3キャリアと楽天モバイルを比較すると、以下の表のように4,000円ほど楽天モバイルの方が安くなります。
▼無制限プランの月額料金比較
キャリア名 | 月額料金 | プラン名 |
---|---|---|
ドコモ | 7,315円 | eximo |
au | 7,238円 | 使い放題MAX 5G |
ソフトバンク | 7,425円 | メリハリ無制限+ |
楽天モバイル | 3,278円 | Rakuten最強プラン |
データ使用量が50GB以下の場合、多くの人が格安SIMへ乗り換えた方が安くなります。
3つのデメリット
つづいて、3つのデメリットを解説します。
デメリット1. 5Gのエリアはまだ拡大途中
1つ目のデメリットは、5Gの提供エリアはまだ拡大途中という点です。
2020年に5Gサービスが開始してから徐々にエリア拡大してきましたが、まだ主要な都市や駅周辺など、人口が多い地域しか利用できません。
よくエリアを確認せずに契約すると「5Gで快適に使えると思ったけど生活圏はまだ4Gだった……」という状況になってしまいます。
ドコモ回線やau回線など、キャリア回線によって5Gの提供エリアも異なるため、利用地域のサービスエリアをよく確認してから契約しましょう。
デメリット2. 5G対応の端末が必要
5G通信を使うには5G対応のスマホが必要、という点もデメリットです。
手持ちのスマホが4Gまでしか対応していない場合、5G対応の機種に買い替える必要があります。
5Gに対応したスマホは以下のとおりです。
- iPhone:iPhone 12以降のシリーズ
- Android:2020年以降に発売された機種
ただし、Androidは機種によって対応状況が違うので、製品仕様を確認してください。
デメリット3. データ使用量が多くなりやすい
3つ目のデメリットは、4Gのときよりデータ使用量が多くなりやすいという点です。
4Gから5Gに切り替えただけでデータ使用量が増えるわけではありませんが、サクサク使える分つい使いすぎてしまうこともあります。
また、YouTubeなどの動画アプリの画質設定を「自動」に設定していると、通信速度に合わせて可能な限り高画質で再生されます。
画質が良くなるとその分データ使用量が増えてしまうので、節約したい人は画質設定を変更しておきましょう。
5G格安SIMをおすすめできる人・できない人
メリット・デメリットの内容をもとにわかった、5G対応の格安SIMをおすすめできる人、おすすめできない人は以下のとおりです。
おすすめできる人 | おすすめできない人 |
---|---|
大容量ファイルを短時間で転送したい スマホのオンラインゲームを快適にプレイしたい ライブ会場やスタジアムでも安定して通信したい 携帯料金を節約しながら5Gも体験したい | 生活圏が5Gエリアに対応していない 5G端末を持っていない(買い替えたくない) データ使用量が3GB以下で少ない |
普段生活しているエリアが5Gに対応しておらず、5G端末も持っていない場合は、5G対応格安SIMに乗り換えるメリットが少ないためおすすめしません。
また、データ使用量が1〜3GB程度で少ない人は、他の格安SIMを検討することをおすすめします。
以下の記事を参考に、自分に合った格安SIMを探しましょう。
5Gの利用に必要な3つの条件
5G対応の格安SIMに乗り換えただけでは、5G通信は利用できません。
スマホで5Gを使うには、以下3つの条件を満たす必要があります。
- 1. 5G対応のプランを契約する
- 2. 5G対応の端末を使用する
- 3. 5G対応のエリア内で使用する
まず、5G対応のプランを契約します。
「【厳選9社】5Gが使えるおすすめ格安SIMランキング」から自分に合った格安SIMを選ぶのがおすすめです。
プランによっては5Gがオプション扱いになっているサービスもあります。基本的にオプションは無料なので、忘れずにつけておきましょう。
次に、5Gのスマホ端末を用意します。
すでに5G端末を持っている場合はそのまま利用可能です。
5G端末かどうかわからない場合は「デメリット2. 5G対応の端末が必要」の内容もチェックしてみてください。
最後の条件は、5Gの提供エリア内で使用することです。
4Gと比べて5Gのエリアはまだ限定的のため、どこでも使えるわけではありません。
5Gエリアの確認方法は次章で解説しているので、生活圏が5Gに対応しているか事前に確認しておきましょう。
どこで使える?格安SIMの5G提供エリアを確認
5Gが使えるエリアは、どのキャリア回線を利用しているかによって異なります。
格安SIMは以下4つのうちどれかの回線を利用しているので、自分が検討中のプランに合わせてエリアを確認しておきましょう。
各社が提供している東京周辺の5Gエリアを載せておくので参考にしてください。
▼楽天モバイルエリア(東京周辺)
▼ドコモエリア(東京周辺)
▼auエリア(東京周辺)
▼ソフトバンクエリア(東京周辺)
楽天モバイルを使う場合はデュアルSIMでpovoも検討
本記事にてランキング1位で紹介している楽天モバイルですが、サブ回線としてpovoも利用することをおすすめします。
理由は、楽天モバイルは2023年10月にプラチナバンドの認可が下りて2024年6月に商用化が始まったばかり。プラチナバンド商用化によって実際どのくらい電波を改善されるのか未知数だからです。
参考:楽天モバイル「特定基地局開設計画(“プラチナバンド” 700MHz帯割当)の認定について」
プラチナバンドとは700〜900MHzの周波数帯の電波のことで、遠くまで電波が届いてビル内でもつながりやすくなります。
▼プラチナバンドの特性
楽天モバイルの弱点をカバーする方法が「デュアルSIM」です。
デュアルSIMに対応しているスマホでは、1台で2つのSIMを同時に使えるようになります。
デュアルSIMについてはこちらの「楽天モバイル公式サイト」で詳しく解説されているので、気になる方はご覧ください。
そして、デュアルSIMで使用するサブ回線としておすすめなのが「povo」です。
povoは基本料0円で回線が維持でき(※)、必要なときだけデータ(トッピング)を購入して使うことができます。
私は旅行に行くときだけ「24時間使い放題」トッピングを購入して、データ量を気にせず5Gを使っています。
povoのプランについて詳しくは「3位. povo」をご覧ください。
※請求額が0円の状態が180日以上経過すると、回線が利用停止・契約解除となる場合があります。
5Gが使える格安SIMへの乗り換え手順
大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っている方向けに、格安SIMへ乗り換える手順を解説します。
実際に乗り換える際の参考にしてください。
WebサイトやSNSなどのアカウントにキャリアメールを使用している場合は、Gmailなどのフリーメールに変更しておきましょう。
大手キャリアから格安SIMへ移行すると、基本的にキャリアメールは使えなくなってしまいます。
なお、月額330円払えば、キャリアメールを持ち運ぶこともできます。
▼メール持ち運びサービスの詳細
引き続きキャリアメールを使いたい人は、持ち運びサービスを申し込みましょう。
MNP予約番号を取得したら、乗り換え先の格安SIMに申し込みます。
おすすめ格安SIMは「【厳選9社】5Gが使えるおすすめ格安SIMランキング」をご覧ください。
5Gが別オプションの場合は忘れずに申し込んでおきましょう。
申し込み後、「SIMカード」や「eSIMの設定メール」が届いたら、回線の切り替え手続きをしましょう。
新しいSIMで通信や通話ができることを確認できたら、乗り換え完了です。
格安SIMの5Gに関するよくある質問
5G対応の格安SIMまとめ
この記事では、5Gが使える格安SIM20社を徹底比較したうえで、おすすめのサービスを解説してきました。
5Gに対応したおすすめの格安SIMランキングは以下のとおりです。
- 1位. 楽天モバイル
- 2位. ahamo
- 3位. povo
- 4位. UQモバイル
- 5位. ワイモバイル
- 6位. irumo
- 7位. HISモバイル
- 8位. LINEMO
- 9位. NUROモバイル
一言に「5G対応」といっても、格安SIMによって実際の通信速度は大きく変わります。
せっかく5Gを使うからには速くて安い格安SIMを選んで、仕事や趣味で思う存分ネットを利用しましょう。
月額料金 | 3GBまで:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 | |
---|---|---|
昼間の平均速度 | 77.65Mbps | |
国内通話料 | 標準通話アプリ:22円/30秒 Rakuten Linkアプリ:無料 | |
キャンペーン | 他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント |
2020年4月に自社回線を持つ携帯キャリアサービスを開始し、2024年10月に契約数が800万回線を突破した「楽天モバイル」。
楽天モバイルは、昼間でも約77Mbpsの高速5G通信でネットができるうえに、どれだけ使っても3,278円の割安料金で利用可能です。
契約事務手数料・契約解除料ともに無料のため、5Gのエリアや速度に不安がある方でも安心して申し込みできます。
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