東京電力と東京ガスを料金比較!電気ガスをセットでまとめるならどっちがお得?

  • 東京電力と東京ガス、電気とガスまとめるならどっちがお得?
  • 電気とガスをまとめるデメリットはあるのかな?

東京電力と東京ガスそれぞれで、電気ガスを一緒に使うとお得に利用できるセット割があります。

結論、消費電力が極端に少ない場合以外は、電気とガスのセット割でお得になるのは東京ガスです。

この記事の結論

本記事では、東京電力と東京ガスの電気料金・ガス料金・電気ガスセット料金を世帯ごとにシミュレーションしています。わかりやすく比較できるので、どちらがお得かすぐにわかりますよ。

さらに、電気ガスセットでまとめるメリット・デメリットや、東京電力から東京ガスへ乗り換える手順、東京ガス以外で安くなる電力会社も紹介します。

本記事を読んで、自分にぴったりな電力会社を選んでみてください。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

目次

【結論】東京電力と東京ガスで電気ガスをまとめるなら、東京ガスの方が安い

東京電力と東京ガスで電気ガスをまとめるなら、消費電力が極端に少ない方以外は東京ガスの方が安くなります。

電気料金だけであれば東京ガスの方が、ガス料金だけであれば東京電力が安くなりますが、一般的には電気料金の方がガス料金よりも光熱費を占める割合は大きいです。

そのため、電気ガスセットで利用するなら、電気料金が安い東京ガスの方が安くなるという結果になっています。

実際の料金の比較は、後述する「東京電力「スタンダードS」と東京ガス「基本プラン」の電気料金プランの比較」で行います。ぜひ、参考にしてみてください。

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東京電力(TEPCO)と東京ガスの違い【同じ会社ではない!】

東京電力(TEPCO)と東京ガスは、なじみがあり名称も似ているため、同じ会社と思うかもしれませんが、違う会社です。

以下、それぞれの会社概要をまとめましたので確認してみましょう。

会社名東京電力ホールディングス株式会社※1東京ガス株式会社
設立年月日1951年5月1日1885年10月1日
本社所在地東京都千代田区内幸町113東京都港区海岸1-5-20
※1 電気の販売自体は、東京エナジーパートナー株式会社

元々、東京電力は電気のみを、東京ガスはガスのみを提供していました。

2016年4月の電力自由化に伴い、東京ガスから電気を、2017年4月のガス自由化に伴い、東京電力からガスを、それぞれ提供するようになっています。

東京電力と東京ガスの電気料金の比較【電気代が安いのは東京ガス】

東京電力と東京ガスの電気料金について、料金プラン・世帯ごとのシミュレーションを比較します。

結論、電気使用量が多くても少なくても、電気代は東京ガスの方が安いです。

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東京電力「スタンダードS」と東京ガス「基本プラン」の電気料金プランの比較

東京電力「スタンダードS」と東京ガス「基本プラン」の電気料金プランの比較をしました。

東京電力
「スタンダードS」
東京ガス
「基本プラン」
基本料金10A311.75円295.24円
15A467.63円442.86円
20A623.50円590.48円
30A935.25円885.72円
40A1,247.00円1,180.96円
50A1,558.75円1,476.20円
60A1,870.50円1,771.44円
電力量料金(/kWh)120kWh29.80円29.90円
121〜300kWh36.40円35.41円
301kWh40.49円37.48円
燃料費調整額
(/kWh)
2025年
1月分
-6.51円-6.51円

比較表を見るとわかるように、基本料金は全て東京ガスが安いです。

電力量料金は120kWhまでは東京電力の方が0.1円安いですが、121kWh以降は東京ガスの方が安くなっていますね。

電気の料金プランの比較から、一般的には東京ガスの方が安くなると考えられます。

東京電力と東京ガスの世帯ごとの電気料金の比較

実際の世帯ごとの数値を用いて、東京電力と東京ガスの電気料金シミュレーションの比較を行います。

東京電力と東京ガスの電気料金シミュレーション条件は以下のとおりです。

東京電力と東京ガスの電気料金シミュレーション条件
  • 1人暮らし:30A/150kWh
  • 2人暮らし:40A/250kWh
  • 2人暮らし:40A/350kWh
  • 4人 以上:50A/400kWh
  • 小数点以下は四捨五入
  • 燃料費調整額は2024年12月分を使用
  • 再エネ賦課金は一律で全電力会社に発生するため含まない

シミュレーション結果は以下の表のようになります。

東京電力東京ガス差額
一人暮らし4,654円4,587円67円
二人暮らし7,973円7,790円183円
三人暮らし11,184円10,801円383円
4人以上13,204円12,654円550円

世帯が増えて電気使用量が上がるにつれて、東京ガスの方が安くなり、4人以上だと月550円の差になることがわかります。

一人暮らしの消費電力が少ない場合でも67円、東京ガスが安くなっていますね。

東京電力が電気代で東京ガスより安くなるためには、少なくとも150kWhよりも少ない消費電力である必要があるとわかります。

電気使用量が0kWhでも、東京ガスより東京電力の方が高い

では、東京ガスより東京電力の方が安くなる電気使用量があるのか、確認してみましょう。

契約アンペア数・電気使用量が10A/30kWh・20A/50kWh・30A/100kWhの場合でシミュレーションしてみました。

東京電力東京ガス差額
10A/30kWh1,015円1,002円13円
20A/50kWh1,797円1,769円28円
30A/100kWh3,282円3,242円40円

表のように、10A/30kWh・20A/50kWh・30A/100kWhの場合でも、東京電力の方が東京ガスよりも高くなることがわかりました。

120kWh以下の電力量料金単価は東京電力の方が安いですが、基本料金は常に東京ガスの方が安く、トータルで見ると東京ガスが30kWhの場合でも安くなります。

仮に電気使用量が0kWhだったとしても、基本料金は東京ガスの方が安いです。

これらのことを合わせて考えると、電気使用量に限らず、東京電力よりも東京ガスの方が電気料金は安いことになります。

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東京電力と東京ガスのガス料金の比較【ガス代が安いのは東京電力】

東京電力と東京ガスのガス料金について、料金プラン・世帯ごとのシミュレーションそれぞれを比較します。

結論からお伝えすると、ガス代が安いのは東京電力です。

東京電力「とくとくガスプラン」と東京ガス「一般料金」のガス料金プランの比較

東京電力「とくとくガスプラン」と東京ガス「一般料金」のガス料金プランを表にまとめました。

スクロールできます
料金表ガス使用量東京電力
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「一般料金」
基本料金従量料金(/㎥)基本料金従量料金(/㎥)
A0〜20㎥736.23円140.94円759.00円145.31円
B20〜80㎥1,024.32円126.54円1,056.00円130.46円
C80〜200㎥1,195.04円124.40円1,232.00円128.26円
D200〜500㎥1,835.24円121.20円1,892.00円124.96円
E500〜800㎥6,103.24円112.67円6,292.00円116.16円
F800㎥12,078.44円105.20円12,452.00円108.46円

比較表を見ると、A〜Fどの料金表の場合でも、基本料金・従量料金共に東京電力の方が安くなっていることがわかります。

東京電力と東京ガスの世帯ごとのガス料金の比較

具体的にどの程度東京電力の方が東京ガスよりもガス料金が安くなるのか、世帯ごとに比較します。

東京電力と東京ガスのガス料金シミュレーション条件は以下のとおりです。

東京電力と東京ガスのガス料金シミュレーション条件
  • 1人暮らし:15㎥
  • 2人暮らし:25㎥
  • 2人暮らし:33㎥
  • 4人 以上:40㎥
  • 小数点以下は四捨五入
  • 原料費調整額は12月分を使用

シミュレーション結果は以下の表のようになります。

東京電力
「とくとくガスプラン」
東京ガス
「一般料金」
差額
一人暮らし3,339円3,428円-89円
二人暮らし5,003円5,133円-130円
三人暮らし6,276円6,437円-161円
4人以上7,390円7,579円-189円

世帯が増えてガス消費量が増えるにつれて、東京電力の方が安くなり、4人以上だと月189円の差になることがわかります。

東京電力と東京ガスの電気ガスセット料金の比較【電気ガスセットは東京ガスが安い】

東京電力と東京ガスの電気ガスセット割の内容と、電気ガスセットの料金を比較をします。

結論からお伝えすると、電気ガスセットの料金は全ての世帯で東京ガスの方が安くなります。

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東京電力と東京ガスの電気ガスセット割の内容の比較

まずは東京電力と東京ガスの電気ガスセット割の内容を見てみましょう。

東京電力の電気ガスセット割の内容
  • 電気料金から毎月102円割引される
  • マイページログインで毎月100ポイントもらえる
東京ガスの電気ガスセット割の内容
  • 電気料金から毎月0.5%割引される
  • マイページで電気・ガスの使用量確認で毎月100ポイントもらえる
  • ガス料金1,000円ごとに15ポイントもらえる

東京電力と東京ガスの電気ガスセット割の内容で共通しているのは、どちらも毎月100ポイントもらえることです。

一方で、電気ガスセット割の内容の違いとしては、東京電力は電気料金から毎月固定で102円割引されるのに対して、東京ガスは電気料金から毎月0.5%割引されることです。

さらに、東京ガスはガス料金1,000円ごとに15ポイントもらえますね。

1,000円ごとではありますが、ポイント還元率1.5%と非常にお得な還元率となっています。

東京電力と東京ガスの世帯ごとの電気ガスセット料金の比較

では世帯人数ごとに、東京電力と東京ガスの電気ガスセット料金シミュレーションを比較してみましょう。

東京電力と東京ガスの電気ガスセットの料金シミュレーション条件は、以下のとおりです。

東京電力と東京ガスの電気ガスセット料金シミュレーション条件
  • 1人暮らし:30A/150kWh・15㎥
  • 2人暮らし:40A/250kWh・25㎥
  • 2人暮らし:40A/350kWh・33㎥
  • 4人 以上:50A/400kWh・40㎥
  • 小数点以下は四捨五入
  • 燃料費調整額・原料費調整額は12月分を使用
  • 再エネ賦課金は一律で全電力会社に発生するため含まない

シミュレーション結果は以下の表のようになりました。

スクロールできます
東京電力
「スタンダードS」「とくとくガスプラン」
東京ガス
「基本プラン」 /「一般料金」
差額
一人暮らし7,791円7,641円150円
二人暮らし12,774円12,359円416円
三人暮らし17,258円16,508円750円
4人以上20,392円19,395円997円

表を見ると、どの世帯でも東京ガスの方が安く、世帯が増えるにつれて差額も大きくなり、4人以上ではほぼ1,000円も東京ガスが安くなっています。

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一人暮らしで消費電力が少ない場合、東京ガスよりも東京電力で電気ガスをまとめる方が安くなる場合も

一人暮らしで消費電力が少ない場合、東京ガスよりも東京電力で電気ガスをまとめる方が安くなる場合があります。

ガス使用量は15㎥で固定して、電気の契約アンペア数と電気使用量が10A/30kWh・20A/50kWh・30A/100kWhの場合を確認してみましょう。

東京電力東京ガス差額
10A/30kWh4,152円4,235円−83円
20A/50kWh4,934円4,963円-31円
30A/100kWh6,419円6,363円56円

表を見ると、30A/100kWhでは東京ガスより東京電力のほうが高いですが、20A/50kWhになると、東京電力の方が安くなりました。

電気料金だけの場合は、どれだけ契約アンペア数・電気使用量を小さくしても、東京電力の方が高くなっていました。

しかし、電気ガスセット割が適用されて、ガス料金も含めて考えると、契約アンペア数・電気使用量が小さい場合は、東京電力の方が安くなることがあるとわかりますね。

東京電力や東京ガスで電気とガスをまとめるメリット

東京電力や東京ガスで電気とガスをまとめるメリットは、次の3つです。

東京電力や東京ガスで電気とガスをまとめる3つのメリット
  • 電気ガスセット割が適用されて、安くなる
  • 支払いがまとめられる
  • 引越し等で住所の変更等、契約内容の変更手続きが楽にできる

それぞれ見ていきましょう。

メリット1.電気ガスセット割が適用されて、安くなる

電気とガスをまとめる最大のメリットは、電気ガスセット割が適用されるこでしょう。

電気とガスを別々の会社で利用していて、利用中の電力会社・ガス会社が電気ガス両方提供しているなら、どちらかの会社に電気とガスを揃えることを検討しましょう。

メリット2.支払いがまとめられる

電気とガスを1つの会社にまとめることで、支払いがまとめられることも、メリットの1つです。

電気代ガス代の引き落としが1度にまとまりますし、引き落とし先の登録も1つで済みますね。

メリット3.引越し等で住所の変更等、契約内容の変更手続きが楽にできる

支払い方法と似たような理由ですが、契約先が1つになるので、引越し等で住所の変更等、契約内容の変更手続きが楽にできます。

電気ガスセット割のような、料金が安くなるわかりやすいメリットもありますが、事務手続き面でも楽になる隠れたメリットがあります。

東京電力や東京ガスで電気とガスをまとめるデメリット【セット割だけで決めないように注意】

東京電力や東京ガスで電気とガスをまとめるデメリットは次の3つです。

東京電力や東京ガスで電気とガスをまとめる3つのデメリット
  • 電気ガス別々の会社と契約して、まとめない方が安くなる場合がある
  • ガスの提供エリアは電力と比べると狭いため、必ずしも電気ガスをセットで契約できるとは限らない
  • 電気・ガス全てのプランがセット割の対象ではない

電気ガスセット割は確かにお得ですが、電気ガスをまとめることによるデメリットも理解しておきましょう。

デメリット1.電気・ガスをまとめない方が安くなる場合がある

電気ガスセットで利用するよりも、電気ガス別々の会社と契約してまとめない方が安くなる場合もあります。

というのも、例えば今回紹介している東京電力や東京ガスよりも電気料金・ガス料金が安い電力会社・ガス会社はあります。

そのため、東京電力や東京ガスで電気ガスセットでまとめて、セット割が適用されたとしても、電気・ガスそれぞれで料金が安くなる会社を選んだ方が安くなることも。

もちろん、電気ガスをまとめた方が最安になる場合もありますが、電気ガスセットでまとめることが最適な選択肢とは限りません。

料金シミュレーション、サービス面など様々な面をしっかりと比較した上でご自身にとって最適な電力会社・ガス会社を選ぶようにしましょう。

デメリット2.ガスの提供エリアは電力と比べると狭い

ガスの提供エリアは電力と比べると狭いため、必ずしも電気ガスをセットで契約できるとは限りません。

ガスを供給するための供給網の整備が電力と比べると遥かに費用がかかるため、ガスの供給で1社が全国展開しているといったことはありません。

そのため、電気ガス両方提供している電力会社と契約しようとしたら、ガスは提供エリア外だったということも。

さらに、ガスは都市ガスとLPガスの2種類あって、電気とガスのセットを検討している会社とお住まいの家で利用できるガスの種類が違う場合は、契約できません。

電気ガスセットで利用できる電力会社・ガス会社に乗り換えを検討する際は、特にお住まいの地域がガス供給エリアに該当しているか、利用中のガスの種類で契約できるか、確認しましょう。

デメリット3.電気・ガス全てのプランがセット割の対象ではない

電気・ガス全てのプランがセット割の対象ではないことに注意しましょう。

例えば、東京電力であれば、スタンダードSプランは電気ガスセット割の対象ですが、最も一般的な料金プランの従量電灯Bはセット割の対象外です。

もし、現在ご利用の電力会社・ガス会社で電気ガスセットの利用ができそうであっても、契約中のプランによっては、そのままではセット割の適用ができない場合があります。

セット割が適用できないプランに契約している場合は、電気ガスセットの利用申込をする際に、契約中のプランも変更しましょう。

電気ガスセット割対象のプランに乗り換える際は、燃料費調整額の上限が無くなる可能性があるので注意!

現在契約中のプランから電気ガスセット割対象のプランに乗り換える際は、燃料費調整額の上限が無くなる可能性があることに注意しましょう。

例えば、東京電力の従量電灯Bは電気ガスセット割が適用されないため、電気ガスセット割を適用するためには、スタンダードSプラン等に乗り換える必要があります。

燃料費調整額は、石油・石炭・天然ガスといった電力の燃料のもとになる費用が世界情勢や為替の影響で高騰する可能性があります。

燃料費が高騰した際に、従量電灯Bであれば燃料費調整額に上限があるため、一定の金額で高騰は止まります。

しかし、スタンダードSプランは燃料費調整額に上限がないため、従量電灯Bより燃料費調整額が高騰してしまう可能性があります。

現在契約中のプランから電気ガスセット割対象プランに乗り換えると、電気ガスセット割が適用できる一方、燃料費調整額の上限がなくなる可能性があることにも注意しましょう。

東京電力&東京ガスよりお得でおすすめ!電気ガスセットありの電力会社4選

東京電力や東京ガス以外でおすすめの電気ガスセット割がある電力会社を4つご紹介します。

東京電力や東京ガス以外でおすすめ!
電気ガスセット割4選

東京電力や東京ガスで電気ガスをまとめることを考えているのであれば、ここで紹介する4社も検討してみましょう。

電気ガスセットの利用で、東京電力や東京ガスよりも安くなる可能性が高い電力会社です。

1.Looopでんき

Looopでんきは30分ごとに電気料金単価が変動する市場連動型の料金プランで、電気を使う時間を工夫することで、電気代を節約したい方におすすめです。

Looopでんきの電気料金単価は、電力の需要などに応じて30分ごとに変化しています。

一般的に、寝静まっている深夜や仕事や学校で外出している日中で電力の需要は下がり、電気料金単価も下がります。

一方で、朝の出勤前の時間や仕事が終わって家でくつろぐ夕方〜夜の時間帯で電気の需要は上がり、電気料金単価も上がります。

Looopでんきの電気料金にはこのような特徴があるため、電気の需要が下がる時間に電気を使うことができるなら、とても電気料金がお得になります。

さらに、Looopでんきの電気ガスセット割は、電気料金単価から-1円/kWhになります。Looopでんきの申し込みにつづけてLooopガスに切り替えると、割引が適用されます。

仮に電気を毎月400kWh利用しているなら、毎月400円も割引が適用されるので、東京ガスに比べて大幅に安くなる可能性が高いです。

ただし、Looopガスの供給エリアは東京ガスが指定する東京地区等限定です。逆に言えば、エリア内なら一番おすすめできる電気ガスセット割といえるでしょう。

※Looopガス利用可能(東京地区等)エリア一覧

東京都 : 東京23区・八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・国立市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・多摩市・稲城市・西東京市・武蔵村山市
神奈川県 : 横浜市・川崎市・横須賀市・平塚市・鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・逗子市・相模原市・三浦市・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市・葉山町・寒川町・大磯町・中井町・開成町・南足柄市
千葉県 : 千葉市・木更津市・八千代市・君津市・富津市・四街道市・袖ヶ浦市・八街市・佐倉市・印西市・白井市・成田市・富里市・酒々井町・芝山町・多古町・栄町
埼玉県 : さいたま市・川口市・所沢市・上尾市・草加市・蕨市・戸田市・朝霞市・和光市・新座市・久喜市・八潮市・三郷市・蓮田市・伊奈町・白岡市・熊谷市・行田市・深谷市・鴻巣市・羽生市
茨城県 : 日立市・竜ヶ崎市・牛久市・つくば市・取手市・つくばみらい市・稲敷市・利根町・阿見町・美浦村
栃木県 : 宇都宮市・真岡市・上三川町・芳賀町・高根沢町・壬生町
群馬県 : 千代田町・邑楽町・明和町

参考元:Looopでんき

\ ピークシフトで楽しく節約 /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

2.ミツウロコでんき

ミツウロコでんきは電気使用量が多い方におすすめの電力会社で、電気ガスセット割ではガス料金から月220円割引が適用されます。

インターネットも提供しており、セットで利用すると、さらに月110円の割引も。

一方で、一人暮らしで消費電力が少ない場合は割高になってしまう可能性があります。

二人暮らし以上であれば、東京電力や東京ガスとあわせてミツウロコでんきも検討してみるとよいでしょう。

\ ちびまる子ちゃんのCMでおなじみ /

公式サイト:https://mitsuurokogreenenergy.jp/lp/family/

3.CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトは、東京電力よりも基本料金が安く、電力量料金単価も121kWh以上は安い電力会社です。

電気ガスセット割は、電気料金ガス料金それぞれから0.5%の割引が適用される上に、100円につき1ポイントを始めとするオトクなポイント還元制度が充実しています。

さらに、CDエナジーダイレクトは中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資で設立されており、信頼できる企業が関わっていることもポイント。

新電力会社の中には経営基盤が不安定で、電気料金を値上げ・事業撤退といったことがありますが、CDエナジーダイレクトでそのような心配はほぼ不要でしょう。

東京電力や東京ガスで電気ガスセット割を検討しているなら、CDエナジーダイレクトもあわせて検討することをおすすめします。

\ 関東エリア限定!契約実績60万件 /

公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/

4.エネワンでんき

エネワンでんきは都市ガス提供エリア外で、LPガスを利用していて電気ガスセット割を使いたい方におすすめの電力会社です。

エネワンでんきの電気料金は東京電力よりわずかに安くなる程度です。

しかし、他の電力会社が提供しているガスは都市ガスのみであることが多いのに対して、エネワンでんきは、都市ガスとLPガス両方のガスを提供しています。

都市ガスは主に都市部で使えるガスで、都市ガスの供給網が整備できていない山間部や郊外ではLPガスを使う家庭も多いでしょう。

都市ガスが使えない地域に住んでいて、電気ガスセット割を使いたい方は一緒にエネワンでんきに乗り換えることを検討してみましょう。

※1.エネワンでんきのLPガスの提供エリアは、東北・関東・中部・関西・四国・九州エリア。

特に関東エリアに関しては、栃木県 ・群馬県 ・埼玉県 ・茨城県 ・ 山梨県 ・東京都 ・千葉県 ・神奈川県で提供。

※2.都市ガスは、東京ガスの提供エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県)で提供。

\ Pontaがたまる!老舗インフラの新電力 /

公式サイト:https://eneonedenki.net/

東京電力から東京ガスへ乗り換えるデメリットは1つだけ

東京電力から東京ガスへ乗り換えるデメリットは、ガス料金は高くなることのみです。

もしも、電気よりガスをたくさん使う場合であれば、電気ガスセットの料金も東京ガスの方が高くなる可能性があります。

一般的な使用の範囲内で電気ガスセットを利用する際は、東京電力よりも東京ガスの方が安いですが、ガス料金自体は高くなることに注意しましょう。

東京電力から東京ガスへ乗り換える手順

電気は東京電力、ガスは東京ガスを利用している方が、東京電力から東京ガスのでんきへ乗り換える手順を解説します。

東京電力から東京ガスのでんきへ乗り換える際のポイントは以下3点です。

東京電力から東京ガスのでんきへ乗り換える際の3つポイント
  • 乗り換え手続きはWebまたは電話で行う
  • 手続きを始める前の事前準備として検針票またはマイページで確認できる、供給地点特定番号とお客さま番号を東京ガス・東京電力それぞれ準備する
  • 解約のための東京電力への連絡は不要

事前準備ができていれば、Webでの乗り換え手続き自体は5〜10分程度で完了します。

それでは、実際の乗り換え手続きを画像付きで確認していきましょう。

東京電力から東京ガスのでんきへ乗り換える手順
STEP
東京ガスの申込みページにアクセスし、手続きを選択する

まずは、東京ガスの申込みページにアクセスします。

下にスクロールし、今回は「今お使いの電気のお切り替えの方はこちら」をクリックします。

東京ガスへの乗り換え手順1

希望する手続きは「他社から東京ガスの電気に切り替える」を、契約者の種別は「個人(家庭)」を選択します。

東京ガスへの乗り換え手順2

現在契約中の、電気・ガスそれぞれの会社を選択します。

電力会社は「東京電力エナジーパートナー」、ガス会社は「東京ガス」を選択しましょう。

東京ガスへの乗り換え手順3
STEP
契約情報を入力する

今回は、「ログインせずに手続き」を選択します。

東京ガスへの乗り換え手順4

氏名・生年月日を入力しましょう。

東京ガスへの乗り換え手順5

事前に準備しておいた東京ガスのお客さま番号や、電話番号・メールアドレスを入力します。

東京ガスへの乗り換え手順6

郵便番号・住所・戸建住宅かマンションかを登録します。

東京ガスへの乗り換え手順7

手続き者の情報を登録し、東京ガスの電気料金プランを選択します。

きほんプラン」を選択しましょう。

東京ガスへの乗り換え手順8

現在契約している東京電力についての情報を登録します。

この際に、事前に準備しておいたお客さま番号・供給地点特定番号が必要になります。

東京ガスへの乗り換え手順9

お申し込みコードがある場合は入力の上、「申し込み内容の確認へ」をクリックします。

東京ガスへの乗り換え手順10
STEP
内容確認し申し込み

ここまでの登録内容に間違いがないか確認します。

東京ガスへの乗り換え手順11

下までスクロールし、規約に目を通した上で、「約款等に同意します」にチェックを入れます。

東京ガスへの乗り換え手順12

申し込む」をクリックすれば、申込み完了です。

東京ガスへの乗り換え手順13

この後は、東京ガスからの連絡に従って手続きを進めていきましょう。

【まとめ】消費電力が極端に少なくガスの使用量が多い場合以外は、東京ガスが安くなる!

この記事では、東京電力と東京ガスの電気ガスセットでどちらが安いか比較しました。

この記事の結論

電気ガスセットの利用は東京電力か東京ガスであれば、大半の方は東京ガスでまとめた方が安くなるでしょう。

ただし、東京ガスで電気ガスをまとめることが最適な選択とは限りません。

電気ガスそれぞれ単体で最安の会社を探すか、他に電気ガスセットを提供している会社も検討すると良いでしょう。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
株式会社スタークラフトのメンバーが編集部として運営をしている。

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