Japan(ジャパン)電力の口コミ・評判!怪しいって本当?他社比較やデメリットも紹介!

  • 最近電気代が高くなったな。Japan電力に乗り換えたら安くなるのかな?
  • 今Japan電力と契約しているけど、電気代が高くなっている。乗り換えた方が良い?
  • Japan電力は怪しいイメージがあるけど契約しても大丈夫かな?

ネット検索しようとすると「Japan電力 怪しい」というワードが出てくることがありますが、結論、Japan電力は怪しい会社ではありません。

ただし、人によっては不信感を持ってしまうような運営体制だったことが口コミでわかりました。
と言っても、提供している電力に問題はなく、Japan電力に乗り換えて月数千円以上も安くなったという方もいらっしゃいます。

この記事の結論
  • ペットがいる、家が広い、大家族の方にJapan電力はおすすめ!
  • Japan電力は怪しくはないが、不安になる口コミがいくつかある
  • 使用電力量が400kWh以下の人は他の電力会社を検討しよう

本記事では、Japan電力の悪い口コミ、良い口コミ、他の新電力との料金比較、実施中のキャンペーン等を確認することにより、Japan電力を契約すべきかどうかの検討のお手伝いをします。

Japan電力は人によって向き不向きがある電力会社です。本記事を読んでJapan電力の特徴や、実際使ってみた評判を理解し、自分に合っているか確認してみてください。

目次

たくさん使うと安くなる!Japan(ジャパン)電力の特徴4つ

Japan電力の特徴は次の4つです。

Japan電力の特徴4つ
  1. Japan電力の料金プランはどれも基本料金0円
  2. 料金プランは全部で5つある
  3. 電力を使えば使うほど電力量料金単価が下がる
  4. 市場に連動する項目が燃料費等調整額に含まれている

それぞれ確認していきましょう。

Japan電力の料金プランはどれも基本料金0円

Japan電力の料金プランは全部で5つあります。

Japan電力の料金プランは5つ
  • くらしプランS
  • くらしプランT
  • しごとプランS
  • しごとプランT
  • どうりょくプランS

このうち、一般家庭で利用するのであれば、くらしプランSか、くらしプランTを検討しましょう。

しごとプラン、どうりょくプランSは、ビジネス利用向けのプランとなっています。

くらしプランSとくらしプランTの違いについては次の3点です。

くらしプランSとくらしプランTの違い
  • 電力量料金単価が違う
  • くらしプランTはつながる修理サポート(Z)が利用できる
  • 【期間限定】くらしプランTは最大5,000円値引きキャンペーン実施中

電力量料金単価の違いとキャンペーンの詳細は後述します。

つながる修理サポート(Z)は、家電や住宅設備機器の故障に電話一本で1回5万円分、年間15万円分までは無償で対応してくれるサービスです。

受付時間は年末年始を除いて10〜21時で、具体的には以下のような機器が対象となっています。

Japan電力のつながる修理サポートの機器例

何かあった時にとりあえずJapan電力に電話すればサポートしてくれるので、日々の生活に安心感が出ますね。

注意点としては、毎月550円の料金が発生することと、くらしプランTを申し込む場合は、必ず契約するサービスになっています。

料金プランはくらしプランTが良いけれど、つながる修理サポート(Z)は無しで契約するということはできませんので、気をつけましょう。

電力を使えば使うほど電力量料金単価が下がる

くらしプランS、くらしプランT共に、電力を使えば使うほど電力量料金単価が下がることは大きな特徴です。

以下に、各料金表を掲載します。

スクロールできます
くらしプランSくらしプランT
北海道基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh30電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh32
121〜300kWh29.5
401kWh〜29301kWh〜28
東北基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh27電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh29
121〜300kWh26.5
401kWh〜26301kWh〜25
東京基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh27電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh29
121〜300kWh26.5
401kWh〜26301kWh〜25
中部基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh27電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh29
121〜300kWh26.5
401kWh〜26301kWh〜25
北陸基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh26電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh28
121〜300kWh25.5
401kWh〜25301kWh〜24
関西基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh26電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh28
121〜300kWh25.5
401kWh〜25301kWh〜24
中国基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh26電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh28
121〜300kWh25.5
401kWh〜25301kWh〜24
四国基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh26電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh28
121〜300kWh25.5
401kWh〜25301kWh〜24
九州基本料金0円基本料金0円
電力量料金単価
(円/kWh)
1〜400kWh26電力量料金単価
(円/kWh)
1〜120kWh28
121〜300kWh25.5
401kWh〜25301kWh〜24
※くらしプランTはこの料金に追加で、つながる修理サポート(Z)が550円/月発生します。

表を見ていただければわかるように、両プランの全エリアで使用電力量が増えるほど、電力量料金単価が下がっていることがわかりますね。

東京電力のスタンダードプランをはじめ、他社の料金プランは、使用電力量が増えるほど電力量料金単価も高くなることがほとんど。
Japan電力は使用電力量が多い方におすすめの珍しい料金プランといえそうです。

「くらしプランSとくらしプランTはどちらがオトクなの?」と気になる方に向けて、燃料費等調整額や再エネ賦課金を除いた金額で東京エリアで使用量ごとに比較してみましょう。

くらしプランSくらしプランT
100kWh2,700円2,900円
200kWh5,400円5,600円
300kWh8,100円8,250円
400kWh10,800円10,750円
500kWh13,400円13,250円
600kWh16,000円15,750円

結論からお伝えすると、基本的にはくらしプランSの方が安いですが、つながる修理サポート(Z)がセットのくらしプランTがおすすめです。

表を見ると、くらしプランTの方が400kWh以上からは安くなりますが、別途550円/月発生することを考えると、500kWh使用時で400円、600kWh使用しても300円、くらしプランSの方がトータルで安くなることに。

しかし、つながる修理サポート(Z)の修理対象にある、ガスコンロ、エアコン、洗濯機等は、いざ修理するとなると数万円はかかることもあります。

そんな時に、5万円までは無償で対応してくれて、修理では対応できない際は同等の性能の機器と交換してくれることは、非常にありがたいのではないでしょうか。

修理の対象は購入して5年以内のものですが、5年もあれば故障する家電が1つはあってもおかしくありません。

もし、同じようなサービスを利用していないなら、月額数百円多く払って数万円の故障に備えられる、つながる修理サポート(Z)がセットのくらしプランTをおすすめします。

もちろん、ガス会社や不動産会社などのサービスですでに修理系サービスを契約している方なら、くらしプランSを選んでもよいでしょう。

Japan電力の料金プランはどれも基本料金0円

Japan電力は全部で5つの料金プランがありますが、すべてのプランで基本料金0円です。

ただ、後ほど口コミやデメリットで紹介するように、2024年5月分から容量拠出金反映額という項目が追加されました。

容量拠出金反映額は、使用電力量に限らず契約アンペア数に応じて発生する料金であるため、実質基本料金は発生していると考えた方が良さそうです。

ちなみに、この仕組みはJapan電力だけではなく、基本料金0円の電力会社の多くが、契約アンペア数に応じて課金される仕組みを採用しています。

市場に連動する項目が燃料費等調整額に含まれている

Japan電力の燃料費等調整額には様々な調整項目が含まれていますが、その中に市場に連動する項目があることが特徴的です。

市場に連動するため、燃料費や需要に応じて安くなる時もあれば高くなる時もあります。

安くなる時もあるのでメリットと感じる方もいる一方で、電気代の見通しが立てづらいためデメリットと感じる方もいますので、賛否両論ある料金項目になりますね。

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【怪しい?】Japan(ジャパン)電力の悪い口コミ・評判

Japan電力の悪い評判や口コミを、SNS等から集めました。主な口コミの内容は、次の4つでした。

Japan電力の悪い評判・口コミ
  • 燃料費等調整額が高すぎる
  • 2024年5月分から容量拠出金制度による値上げで、実質的に基本料金が発生している
  • 市場連動の料金項目が含まれていて不安…
  • 怪しい、不安、不信感がある

それぞれの内容を見ていきましょう。

悪い口コミ1.燃料費等調整額が高すぎる

まずは、燃料費等調整額が高すぎるとの口コミがありました。

例えば、2024年9月の燃料費等調整額は、東京電力は-10.37円/kWh、Japan電力は3.74円/kWhと、地域電力の燃料費等調整額より10円以上高いことも。
参考元:Japan電力東京電力

基本料金や電力量料金単価が安くても、燃料費等調整額が高すぎるため、乗り換える原因にもなっているようですね。

悪い口コミ2.容量拠出金制度による値上げで、固定費0円では利用できなくなった

容量拠出金制度への対応のため、2024年から導入された容量拠出金反映額

Japan電力では、電気の使用量に関わらず契約アンペア数に応じて発生する料金であることに不満の声が上がっていました。

Japan電力は基本料金0円と固定費が発生しないことが売りの1つである電力会社ですが、容量拠出金反映額によって、実質基本料金が発生していることになりますね。

悪い口コミ3.市場連動の料金項目が含まれていて不安

燃料費等調整額に市場価格と連動する項目が含まれていることに不安を感じる、との声がありました。

市場に連動する単価があるということは、燃料費や需要が下がっている時は安くなる反面、逆に高くなる場合もあります。
急に電気代が高くなる可能性があったり、電気代がいくらになるか先が読みづらいため、人によって好き嫌いが分かれる項目です。

悪い口コミ4.怪しい、不安、不信感がある

Japan電力に対して、電力の提供以外の部分でマイナスの印象を持っている口コミが複数ありました。

Japan電力に契約している情報を元に電気とは関係ないサービスの営業をかけてくる、事務処理が遅い、雑で会社に対する信頼が下がったといったことが書かれていますね。

提供している電力に問題はなくても、サービスの運営体制や仕事ぶりに不安や不信感を持たれているようです。

Japan(ジャパン)電力の良い口コミ・評判

Japan電力の良い評判や口コミを、SNS等から集めました。主な口コミの内容は、次の
3つでした。

Japan電力の良い評判・口コミ
  • 使ってみて安かった
  • 基本料金0円が良い
  • 大量に電気を使用すると安い

それぞれの内容を見ていきましょう。

良い口コミ1.使ってみて安かった

Japan電力に乗り換えて実際に使ってみたところ、安かったとの口コミがありました

口コミを見てみると、毎月数千円以上安くなったとの意見も多く、Japan電力に乗り換えたことで、大幅に節約できていることがわかります。

良い口コミ2.基本料金0円が良い

基本料金0円を乗り換えの決め手にしたという口コミが複数ありました。

気になったこととしては、基本料金0円をメリットと上げている口コミの多くは、すでに契約している人ではなく契約を検討している人の口コミでした。

実際には、悪い口コミで紹介したように、容量拠出金反映額が追加されたことにより、実質基本料金が発生していることには注意が必要です。

良い口コミ3.大量に電気を使用すると安い

Japan電力と契約して安くなったとの口コミの中に、使用電力量が約600kWh/月と、大量に電気を利用する人からの口コミが多くありました。

Japan電力の電力量料金単価は、400kWhを超えると単価が下がることが特徴でしたね。

電力量が多いと単価が下がる電力会社はそう多くはないため、電気をたくさん使う方にとってJapan電力は非常に魅力的だと言えるでしょう。

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Japan(ジャパン)電力の料金を人数別にシミュレーション!東京電力+新電力会社5社と比較してみた

スクロールできます
Japan電力
くらしプランS
ドコモでんき
Mプラン Basic 
エネワンでんき
エネワンハッピー
アルカナエナジー
おうちでんき
ミツウロコでんき
従量電灯B
Looopでんき
スマートタイムONE
1人暮らし月額料金5,735円4,853円4,301円4,968円4,453円5,209円
2人暮らし月額料金9,485円8,421円7,477円8,733円7,230円9,231円
3人暮らし月額料金11,422円10,452円9,305円10,678円8,786円11,304円
4人以上月額料金12,930円12,142円10,870円11,665円10,223円12,356円
提供エリア全国
(沖縄を除く)
全国全国全国
(沖縄を除く)
全国
(沖縄を除く)
全国
セット割なしスマホなしなしガスガス
(東京ガス提供エリア限定)
オール電化専用プランなしなしなしなしなしなし
ポイントなしdポイントなしなしなしなし
サポート平日9~17時9~20時
年中無休
9~18時
年中無休
平日10~18時24時間
年中無休
9〜20時
年中無休

Japan電力と新電力5社を、以下の条件で比較しています。

電力会社6社比較の条件
  • 1人暮らし:30A/161kWh
  • 2人暮らし:30A/283kWh
  • 3人暮らし:30A/346kWh
  • 4人 以上:50A/378kWh
  • 東京電力提供エリアで比較
  • 比較時期:2024年9月
  • 小数点以下は四捨五入
  • 再エネ賦課金は一律で全電力会社に発生するため、含んでいません。

表を見ると、Japan電力は新電力5社との比較では最も高い電力会社となりました。

Japan電力の燃料費等調整額に市場連動する項目があることが原因の可能性があり、燃料費等調整額がプラスであったことが大きな要因です。

毎月変動する燃料費等調整額による影響が大きいため、Japan電力の方が安くなる場合も時期によってはあるでしょう。

また、Japan電力は400kWhを超えてから電力量料金単価が下がります。

一般的な4人暮らしまでであれば、月に400kWh越えるかどうかぎりぎりの使用量なので、他の電力会社よりも高くなりがちではありますね。

逆に400kWhを超えないのであれば、一人暮らしならエネワンでんき、家族が2人以上ならミツウロコでんきがそれぞれ安いという結果になりました。

東京電力との料金比較

条件は、新電力5社の比較と同様にして、東京電力との料金比較もしてみました。

Japan電力くらしプランS東京電力
スタンダードS
1人暮らし月額料金5,735円4,334円
2人暮らし月額料金9,485円7,510円
3人暮らし月額料金11,422円9,338円
4人以上月額料金12,930円10,302円

東京電力と比較しても、Japan電力の方が高い結果となりました。
こちらもJapan電力の燃料費等調整額が高かったことが要因で、2024年9月の燃料費等調整額は、東京電力は-10.37円/kWh、Japan電力は3.74円/kWhです。

基本料金0円で、電力量料金単価もJapan電力の方が安いですが、10円以上も燃料費等調整額が高いため、どうしてもJapan電力の方が高くなってしまうことがわかります。

Japan電力の「くらしプランS」が高くなった要因は、容量拠出金制度への対応で値上げしたことが考えられる

Japan電力が高くなった要因の1つとして、燃料費等調整額が高騰したことに加えて、容量拠出金制度による値上げ対応をしたことが考えられます。

他の新電力はLooopでんきを除いて、容量拠出金制度に対する値上げは行っておりません。
容量拠出金制度自体は全ての電気小売事業者が該当していますので、いずれ他の新電力会社も値上げする可能性はあります。

Japan電力より安い電力会社はミツウロコでんき!

比較した電力会社で最も安いのはミツウロコでんきです。
一人暮らしであれば、エネワンでんきの方が安いですが、二人暮らし以上であればミツウロコでんきが安いですね。

さらにガスとのセット割も用意されていて、ガス代が毎月220円割引に。
24時間365日対応のサポート体制も安心感があります。安くてサポートが手厚いミツウロコでんきはおすすめです。

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公式サイト:https://mitsuurokogreenenergy.jp/lp/family/

Japan(ジャパン)電力にしたあと値上げしない?料金変更は5回あった!

今後Japan電力が値上げするかどうかは不安ですよね。今のところ今後の値上げについての情報は出ていません。

所感にはなりますが、他の電力会社の多くはまだ値上げしていない容量拠出金制度に伴う値上げをJapan電力ではすでに実施済みです。

この点では、他の電力会社は容量拠出金制度で値上げを今後行う可能性はありますが、Japan電力はないと言えますね。

過去、値上げしたことがある

なお、Japan電力は2022年5月にくらしプランから、くらしプランSに変更と値上げから数えると、5回値上げを実施しています。

値上げの概要は以下のとおりです。

Japan電力 過去の値上げ一覧
  1. 2022年5月:くらしプランから、くらしプランSに変更
  2. 2022年9月:電力量料金単価、燃料費等調整額の計算式を変更
  3. 2023年4月:燃料費等調整額の計算式を変更
  4. 2024年4月:容量拠出金反映額が電気料金の計算式に追加
  5. 2024年5月:燃料費等調整額の計算式を変更

託送料金の負担額の増加であったり、容量拠出金制度の導入であったりと、国の制度として決められたタイミングか、燃料費の高騰が著しい時に値上げしています。

詳しくは、以下の記事でJapan電力の値上げ内容について解説していますので、興味があれば確認してみてください。

Japan電力の燃料調整費は上限がない

Japan電力に限らず新電力であればほぼ全てに当てはまりますが、燃料費等調整額に上限がないことには注意しましょう。

地域電力の従来型の料金プランであれば、燃料費等調整額の上限があります。

各地域の大手電力会社よりもお得な料金プランである一方で、急激な燃料費の高騰があった際には、高額な電気代となる可能性があることを認識しておきましょう。

Japan電力のデメリットは3つ

Japan電力のデメリットは次の3つです。

Japan電力の3つのデメリット
  • セット割、ポイント還元、オール電化向けのプランがない
  • 一年未満に解約すると解約金が発生する
  • 容量拠出金反映額が実質的に基本料金となっている

それぞれ確認していきましょう。

デメリット1.セット割、ポイント還元、オール電化向けのプランがない

Japan電力には、ガスとのセット割、ポイント還元、オール電化向けといったお得な特典はありません。
他社の電力会社では、全てとは言わなくてもどれか1つはお得な特典を用意していることが多いため、1つもないことはデメリットです。

デメリット2.一年未満に解約すると違約金が発生する

Japan電力は契約してから一年未満で解約すると、3,000円(不課税)の違約金が発生します。

新電力の多くは解約に伴う違約金は0円であることが多いです。

乗り換えてみたけどやっぱり高かったと感じた時に、元の電力会社に気軽には戻せないためJapan電力への乗り換えは少し慎重になってしまいますね。

デメリット3.容量拠出金反映額が実質的に基本料金となっている

悪い評判でも取り上げたように、2024年5月の値上げで容量拠出金反映額が料金項目に追加され、実質的に基本料金が発生しています。

容量拠出金反映額は、使用した電力量とは関係なく、契約しているアンペア数に応じて変動する項目です。

例えば、2024年9月で30Aで契約している場合、一切電気を使わなかったとしても786円発生しています。

毎月変動はありますが、基本料金が0円でも700円以上が毎月固定で発生するため、仕方のない値上げとは言え多くの方はデメリットに感じるでしょう。

Japan電力のメリットは4つ

Japan電力のメリットは次の4つです。

Japan電力4つのメリット
  • 400kWhを超える電気を毎月利用する場合は、お得になる
  • 実際に乗り換えてみて安くなったと評判
  • 口座振替にも対応している
  • 沖縄以外の全国で利用できるから、引っ越しても乗り換え不要!

それぞれ確認していきましょう。

メリット1.400kWhを越える電気を毎月利用する場合はお得になる

残念ながら、Japan電力は今回比較した新電力会社の中で最も高い結果となりましたが、400kWhを越える電気を毎月使用する場合は、Japan電力も乗り換え先として検討できます。

くらしプランSは400kWhを越えると安くなりますし、くらしプランTはくらしプランSよりもさらに1円安い電力量料金単価で利用できます。
※くらしプランTは別途550円発生するつながる修理サポート(Z)の加入が必要です。

Japan電力がおすすめな人
  • 5,6人世帯で人が多い
  • 家が広い
  • ペットが居るので冷暖房を年中つけっぱなし

上記のような理由で電気を平均よりも多く使う場合は、Japan電力に乗り換えると非常に安くなる可能性があります。

メリット2.実際に乗り換えてみて安くなったと評判が多い

口コミや評判を見ていると、実際に乗り換えたところ安くなったという評判も多かったです。

今回料金比較を行ったのは、2024年9月時点での比較でしたので、今回がたまたま高くなってしまっただけという可能性も十分にあるでしょう。

市場価格の高騰の影響で、他の電力会社より割高になる月もある可能性を考慮した上であれば、十分乗り換え先の電力会社の候補になります。

メリット3.口座振替にも対応している

Japan電力の支払い方法は、クレジットカードに加えて口座振替にも対応しています。

新電力会社によっては、支払い方法がクレジットカードのみと限られている場合もあり、口座振替を希望する方にとっては1つのメリットになるでしょう。

メリット4.沖縄以外の全国で利用できるから、引っ越しても乗り換え不要!

Japan電力は沖縄以外の全国で利用できるので、引っ越しても乗り換え不要です。

安くても地域限定の電力会社であれば、引っ越しするたびに電力会社も検討する手間が発生しますね。

全国転勤がある等、エリアをまたぐ引っ越しをする可能性がある方にとっては、多少高くてもどこでも使える電力会社は安心して利用できるのではないでしょうか。

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実際にJapan電力を申し込む手順

Japan電力に申し込む手順を確認していきます。
乗り換えの手続きにかかる時間は必要な情報さえ手元にあれば、5分程度で完了します。

Japan電力の申込み手順は次の2つです。

Japan電力の申し込み手順は2つ
  • Japan電力の申込ページにアクセス
  • 住所氏名等の基本情報を入力する

なお、申し込むにあたって、供給地点特定番号とお客様番号の2つが必要です。

この2つの番号は、現在契約している電力会社の検針票に記載されていますので、あらかじめ手続きを進める前に準備しておきましょう。

もし、番号がわからない場合は、契約中の電力会社に問い合わせれば確認できます。

それでは確認していきましょう。

STEP
Japan電力の申込ページにアクセス

まずは、Japan電力申込みページにアクセスします。
アクセスしたら少し下にスクロールして、「今すぐカンタンお申し込み」をクリックします。

Japan電力申し込み手順(申し込みバナー)

メールアドレスを入力し、「認証メールを送る」をクリックします。

Japan電力申し込み手順(本人認証メール送信確認)
Screenshot

入力したアドレスに「Japan電力 本登録のお申し込みURLご案内」というメールが届きます。
「本登録のお手続きへ進む」をクリックします。

Japan電力申し込み手順(確認メール内容)

電気を使用する場所について、当てはまる方を選択します。
今回は、「今、住んでいる住所で使用」をクリックします。

Japan電力申し込み手順(質問1)

切り替える理由の当てはまる方を選択します。
今回は、「該当しない」をクリックします。

Japan電力申し込み手順(質問2)

郵便番号の入力と、申し込むプランを選択します。
今回は、「くらしプランT」を選択します。
選択したら、「お申し込みの手続きへすすむ」をクリックしましょう。

Japan電力申し込み手順(利用可能確認)
Japan電力申し込み手順(プランの選択)
STEP
住所氏名等の基本情報の入力

ここからは、現在の電力会社の情報や、住所氏名等の基本情報を入力していきます。

なお、この画面で解説前にお伝えした、お客さま番号供給地点特定番号が必要になります。
現在契約中の電力会社の検針票を事前に準備しておきましょう。

基本情報の入力に加えて規約の確認を行い、最後に「入力内容を確認する」をクリックしましょう。
入力内容に問題がなければ、そのまま申し込みをすることで、Japan電力への乗り換えは完了です。

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Japan電力についてよくある質問

Japan電力についてのよくある質問は2つです。

Japan電力についてよくある質問
  • Japan電力の解約金はいくらですか?
  • Japan電力と「日本電力」って別の会社ですか?

それぞれ確認していきましょう。

Japan電力の解約金はいくらですか?

Japan電力は2022年5月16日以降に契約して一年未満の解約の場合、解約違約金として3,000円(不課税)が発生します。

契約して一年以上経過しているか、2022年月15日以前に契約した場合は解約金0円です。

Japan電力と「日本電力」って別の会社ですか?

Japan電力株式会社と日本電力株式会社は、企業名は似ていますが全く別の会社です。

申し込みや情報収集の際に、間違えてしまわないように注意しましょう。

参考までに、Japan電力と日本電力それぞれの公式HPを掲載しますね。

Japan電力と日本電力の公式サイト

まとめ

この記事では、Japan電力の評判を口コミを交えて解説しました。

この記事の結論
  • ペットがいる、家が広い、大家族の方にJapan電力はおすすめ!
  • Japan電力は怪しくはないが、不安になる口コミがいくつかある
  • 使用電力量が400kWh以下の人は他の電力会社を検討しよう

Japan電力は400kWhを超えると電力量料金単価が下がる料金プランなので、大量に電気を使う方にはおすすめできる電力会社です。

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一方で、4人暮らしまでの平均的な電気の消費量で400kWh以下であれば、他の電力会社の方が安くなります。今回比較した電力会社6社の中では、ミツウロコでんきが一番安かったです。

電気代が高いと感じて、Japan電力の乗り換えを検討している場合、まずは現在の消費電力量が400kWhを超えているかどうかを確認してみましょう。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
株式会社スタークラフトのメンバーが編集部として運営をしている。

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