北海道で電気を安く!おすすめの新電力会社12社を比較してランキング|家族・1人暮らし向けプランも紹介

北海道で電気を安く!おすすめの新電力会社11社を比較してランキング|家族・1人暮らし向けプランも紹介
  • 「北海道電力の値上げが高すぎて、他の安い電力会社に乗り換えたい」
  • 「節電も大切だけど、電力会社を乗り換えれば電気代をグッと抑えられるってホント?」

北海道電力の8月分の電気料金は10,707円(従量電灯B、30A、260kWh/月)です。

大手電力会社の中では、電気料金が一番高いことをご存じでしたか?北海道は冬の寒さが厳しく、地域の特性上、電気代が高くなってしまいます。

無理に節電せずに電気代を安くしたい人は、電力会社を見直しましょう。電力会社を乗り換えると、電気代が安くなるケースがほとんどです。

この記事の結論

本記事では、北海道でおすすめの電力会社12社を紹介します。北海道で電気代が安い電力会社や子育て世代におすすめの電力会社などを紹介しますので、参考にしてください。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

目次

北海道の電力会社12社一覧表!料金・割引・エリアなど徹底比較しました

ここでは、料金プランや1人暮らしから4人暮らしまでの年間料金シミュレーション、キャンペーン情報を電気料金が安い順に比較表にまとめました。

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会社名
[北海道電力エリアのプラン名】
基本料金・電気料金(1kWhあたり)4人暮らしの年間料金(5,232kWh・40A)3人暮らしの年間料金(4,632kWh・40A)2人暮らしの年間料金(3,264kWh・30A)1人暮らしの年間料金(2,232kWh・30A)割引・キャンペーン3月の燃料費等調整単価(北海道電力エリア)
オクトパスエナジー
【グリーンオクトパス】
基本料金:30A 1,105.2円~
電気料金:23.57円~
186,845円161,088円113,786円79,624円3.11円/kWh
シン・エナジー
【基本プラン】
基本料金:30A 1,092.00円~
電気料金:25.18円~
190,220円159,163円112,685円76,236円0円/kWh
Looopでんき【スマートタイムONE】基本料金:1226.22円
電気料金:固定従量料金14.90円+電力市場連動従量料金
181,808円156,542円109,156円75,792円
なし
Japan電力【くらしプランS】基本料金:0円
電気料金:32.00円~
187,908円164,176円118,562円83,971円4.46円/kWh
リボンエナジー【リボングリーン】基本料金:0円
電気料金:24.20円+電力市場連動従量料金
189,386円168,172円118,858円81,521円世帯人数、マイホーム、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVの7つの割引なし
HTBエナジー【ベーシックプラン】基本料金:30A 550円~
電気料金:31.8円~
195,216円173,590円124,268円87,059円毎月おたのしみキャンペーン7.62円/kWh
ミツウロコでんき
【従量電灯B】
基本料金:30A
電気料金:円~
195,753円169,151円120,752円85,407円-6.09円/kWh
エネワンでんき【スタンダード / L / LL】基本料金:30A 1,086.00円~
電気料金:35.44円~
197,604円170,814円119,845円83,608円基本料金5か月無料(5月31申込分まで)-6.09円/kWh
auでんき【でんきM】基本料金:30A 1,207.80円~
電気料金:35.34円~
209,454円180,347円126,024円87,437円-6.09円/kWh
北海道電力【従量電灯B】基本料金:30A 1,207.19円~
電気料金:35.80円~
201,792円175,564円147,472円86,092円ほくでん新規契約キャンペーンほくでんエコ替えキャンペーン-6.09円/kWh
おうちでんき【北海道エリア】基本料金:30A 1,207.80円~
電気料金:35.35円~
201,724円175,255円147,263円87,472円おうち割でんきセット-6.09円/kWh
楽天でんき【プランS】基本料金:0円~
電気料金:43.00円~
225,658円199,839円140,972円96,563円1.4円/kWh
新日本エネルギー【スタンダードプラン電灯B】基本料金:30A 1,122.00円~
電気料金:35.44円~
226,486円211,552円148,771円103,174円0.22/kWh
※2025年3月6日更新。
※市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。
※料金シミュレーションのくわしい条件
  • 契約アンペアは1~3人暮らしが「30A」、4人暮らしが「40A」で試算しています。
  • 各社、北海道電力エリアの料金プラン(2025年3月時点)で試算しています。
  • 2024年3月~2025年2月の燃料費等調整単価(独自燃調)、消費税を含みます。
  • 政府が実施する割引、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は含みません。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた年間電気使用量
1人暮らし(集合住宅)2,232kWh
2人暮らし(集合住宅)3,264kWh
3人暮らし(戸建)4,632kWh
4人暮らし(戸建)5,232kWh
※参考:東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 p.12
※上記の資料から「平均電気使用量」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分け、「令和 3 年度 北海道家庭用エネルギー消費実態調査」を参考に余りを2月に加え、実際の月ごとの電力使用実態に近づけた上で試算しています。

新電力会社に乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

北海道で電気代が安い&おすすめの新電力会社ランキング!1位はオクトパスエナジー

北海道で電気代が安くて一番おすすめの新電力会社は、「オクトパスエナジー」です。実質再エネ100%のクリーンエネルギーながら、特に

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会社名
[北海道電力エリアのプラン名】
基本料金・電気料金(1kWhあたり)4人暮らしの年間料金(5,232kWh・40A)3人暮らしの年間料金(4,632kWh・40A)2人暮らしの年間料金(3,264kWh・30A)1人暮らしの年間料金(2,232kWh・30A)割引・キャンペーン3月の燃料費等調整単価(北海道電力エリア)
1位
オクトパスエナジー
【グリーンオクトパス】
基本料金:30A 1,105.2円~
電気料金:23.57円~
186,845円161,088円113,786円79,624円3.11円/kWh
2位
シン・エナジー
【基本プラン】
基本料金:30A 1,092.00円~
電気料金:25.18円~
190,220円159,163円112,685円76,236円0円/kWh
3位
Looopでんき【スマートタイムONE】
基本料金:1226.22円
電気料金:固定従量料金14.90円+電力市場連動従量料金
181,808円156,542円109,156円75,792円
なし
4位
Japan電力【くらしプランS】
基本料金:0円
電気料金:32.00円~
187,908円164,176円118,562円83,971円4.46円/kWh
5位
リボンエナジー【リボングリーン】
基本料金:0円
電気料金:24.20円+電力市場連動従量料金
189,386円168,172円118,858円81,521円世帯人数、マイホーム、ペット、オール電化、太陽光、蓄電池、EVの7つの割引なし
※2025年3月6日更新。
※市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。

Looopでんきは、今回のシミュレーションでどの世帯でも最安値となっていますが、市場連動型のリスクを考慮して3位としました。

北海道で電気代が安い新電力会社の上位3社について詳しく紹介します。

1位:オクトパスエナジー|3段階料金制で4人暮らし最安のプランが魅力

出典:オクトパスエナジー
公式サイトhttps://octopusenergy.co.jp/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:30A 1,142.04円
電気料金:23.57円~
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:79,624円
2人暮らしの年間料金:113,786円
3人暮らしの年間料金:161,088円
4人暮らしの年間料金:186,845円
特徴3段階料金で4人暮らし最安
※日割の料金を30日で試算したものです。

オクトパスエナジーは、英国で契約件数No.1の電力会社です。英国のガス・電気市場局(Ofgem)の調査「Retail Market Indicators」によると2023年、2024年ともに供給量トップとなっています。

オクトパスエナジーは、比較的電気使用量の多い人におすすめできます。今回の試算では市場連動型のLooopでんきに次いで、4人暮らし最安でした。

他の世帯人数のシミュレーションでも必ず3位以内に入ってくる安さもそうですが、何より実質再エネ100%で将来の電力不足に貢献できる点も評価が高く、本記事では1位に選びました。

解約金や解約手数料はないため、気軽にお試しできますよ。

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公式サイト:https://octopusenergy.co.jp/

2位:シン・エナジー|3段階料金制で2~3人暮らし最安のプランが魅力

シン・エナジーのトップ画面
出典:シン・エナジー
公式サイトhttps://www.symenergy.net/
料金プラン(東京電力エリアの場合)基本料金:30A 796.06円~
電気料金:19.67円~
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:76,236円
2人暮らしの年間料金:112,685円
3人暮らしの年間料金:159,163円
4人暮らしの年間料金:190,220円
特徴3段階料金で2~3人暮らし最安

シン・エナジーは、発電事業も幅広く展開する電力会社です。太陽光発電施設の他にも16か所の再生可能エネルギー発電所を持っており、現在は海外にも水力発電所を建設中です。※2024年6月現在

大手電力会社(旧一電)を加えた、全国の電力会社の電力販売量100社ランキングでは31位(2024年8月時点)と、新電力サービスを販売する会社の中でも大手といえるでしょう。

参考:【2024年】大手電力会社10社&新電力会社の電気代・売上高ランキング!やばい会社は?電力業界の今後はどうなる?

自前の発電量が多いことが、料金の安さにつながっているお得な電力会社の一つです。

料金プランは以下の通り、3つあります。

シン・エナジーの料金プラン
  • きほんプラン
  • 【昼】生活フィットプラン
  • 【夜】生活フィットプラン

解約金や解約手数料がないため、「思ったよりも電気代が安くならない」と感じればいつでも解約できます。しかし、セット割などのプランはないため、ガスとのセット割を考えている人にはおすすめできません。

いつも通り電気を使ってても今一番安い

公式サイト:https://www.symenergy.net/

3位:Looopでんき|トップクラスの人気・安さを誇るが、デメリットもある

Looop(ループ)でんきの公式サイト
出典:Looopでんき
公式サイトhttps://looop-denki.com/home/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:1226.22円
電気料金:固定従量料金14.90円+電力市場連動従量料金
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:75,792円
2人暮らしの年間料金:109,156円
3人暮らしの年間料金:156,542円
4人暮らしの年間料金:181,808円
特徴ピークシフトでどの世帯人数でも最安
※市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。

Looopでんきは、東日本大震災のボランティア活動をきっかけにはじまり、2021年2月末に契約者数30万件を突破した新電力会社です。

経済産業省が公表している「電力需要実績」において、独立系新電力会社の中で第1位を獲得するほど、人気・実績があります。

Looopでんきは、料金単価が30分ごとに変動する市場流動型のプランを採用しています。電気を使う時間帯を意識することで、無理なく節電できるのが特徴です。

深夜・早朝など、他の人が電気を使わない時間帯は電気料金が安くなることから、電気代に合わせて生活リズムをずらせる人に特におすすめです。

逆に言えば、電気の需要が高い15時から19時にかけて電気料金も高くなることがデメリットです。前述の「オクトパスエナジー」や「シン・エナジー」と違い、この時間にどうしても電気を使わざるを得ないファミリー世帯には向かないといえるため、3位としました。

\ ピークシフトで楽しく節約 /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

北海道で子育て世帯や夫婦におすすめの電力会社はシン・エナジー

シン・エナジーのトップ画面
出典:シン・エナジー
公式サイトhttps://www.symenergy.net/
料金プラン(東京電力エリアの場合)基本料金:30A 796.06円~
電気料金:19.67円~
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:76,236円
2人暮らしの年間料金:112,685円
3人暮らしの年間料金:159,163円
4人暮らしの年間料金:190,220円
特徴3段階料金で2~3人暮らし最安

北海道の子育て世帯や夫婦には、シン・エナジーがおすすめです。

今回、子育て世帯や夫婦として重視したのが2~3人暮らしのシミュレーション。最安なのはLooopでんきでした。
しかし、どうしても子どもがいると夕方を避けて電気を使うことが難しい点や、急に電気が高くなるリスクが高い市場連動型のプランである点を考慮すると、次いで一番安いシン・エナジーがおすすめといえるでしょう。

\ 電気をいつも通り使ってもとにかく安い /

公式サイト:https://www.symenergy.net/

ちなみに、2人以上小学生のお子さんがいるご家庭であれば、4人暮らし最安のオクトパスエナジーがおすすめですよ。

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公式サイト:https://octopusenergy.co.jp/

札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめの電力会社はLooopでんき

Looop(ループ)でんきの公式サイト
出典:Looopでんき
公式サイトhttps://looop-denki.com/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:1226.22円
電気料金:固定従量料金14.90円+電力市場連動従量料金
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:75,792円
特徴ピークシフトでどの世帯人数でも最安
※市場連動型プランのため、従量料金の一部は30分ごとに変動します。

札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめの電力会社は、北海道で電気代が安い&新電力会社ランキングにもランクインしたLooopでんきです。

Looopでんきは、電力市場の価格に連動してリアルタイムに料金が決まるプランです。電気料金の安い時間帯、つまり他の人があまり使わない時間帯に電気を使うことで節約できます。

1人暮らしであれば、電気を使うタイミングは自分次第。電気料金の安い時間帯に生活リズムを合わせやすいので、市場連動型のデメリットである「電気代の高い時間」の影響を受けづらいといえます。

ちなみに電気料金の安い時間帯は、スマホアプリから確認でき、「ゲーム感覚で節電」できます。契約期間の縛りや解約金もないため、気軽に利用できる点もポイントです。

\ ピークシフトで楽しく節約 /

公式サイト:https://looop-denki.com/home/

実際に電力会社を乗り換える時の手順は2つ

札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめのLooopでんきを例に、実際に電力会社を乗り換える手順を紹介します。乗り換えに必要な手順は、以下の2つだけです。

電力会社を乗り換える手順は2つだけ!
  1. 事前に準備するものを集める
  2. 申込フォームから申し込む
STEP
事前に準備するものを集める

申込フォームから申し込む前に、電力会社から発行される「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」または「各社Webサイトのマイページ画面」を準備しておきましょう。

またLooopでんきの支払いはクレジットカードだけなので、支払いに使うクレジットカードも手元にあるとスムーズに申し込めます。

STEP
申込フォームから申し込む

Looopでんきの公式サイトにアクセスし、右上にある「お申し込み」をクリックします。

出典:Looopでんき

「現在の住まい」か「引っ越し先」を選んでください。今回は「現在の住まい」を例に紹介します。

「現在の住まい」をクリックすると、契約者情報を入力するページに変わります。以下の項目を入力してください。

入力する契約者情報一覧
  • 郵便番号
  • 都道府県
  • 市区町村
  • 住所
  • 法人・個人区分
  • 連絡先電話番号区分
  • 連絡先電話番号
  • メールアドレス
  • 住まい環境(用途・太陽光発電システムの有無)
  • Looopでんきを選んだ理由
  • 管轄の電力会社(管轄エリア・電力事業者)
  • 供給地点特定番号
  • 契約者の名前
  • お客さま番号
  • 現在の契約電力(アンペア)
  • 支払情報(カード番号・有効期限・カード名義人・セキュリティーコード)

入力情報に間違いがなければ、送信してください。送信後、Looopでんきからメールが届きます。メール内にあるURLをクリックすれば、申込み完了です。

申し込み後の切り替え手続きは、すべてLooopでんきが行います。入力情報に間違いが無ければ、通常1週間~5週間程度でLooopでんきに切り替わります。

北海道で電気・ガス代を安くする方法は3つ

北海道で電気・ガスを安くする方法は、以下の3つです。

北海道で電気・ガス代を安くする方法は3つ
  • 暖房を使う時期までに電力会社・ガス会社を見直す
  • 省エネ性能の高い電気ストーブなどに買い換える
  • 電気・ガスの利用方法を少し変えて節約する

北海道の場合、春夏秋冬の中で一番電気料金が高くなるのは冬です。電気・ガス代を安くするために、冬に向けて対策を整えましょう。

1.暖房を使う時期までに電力会社・ガス会社を見直す

2024年7月発表の総務省統計局のデータによれば、電気代とガス代が冬にかけて高くなることがわかります。2023年6月から2024年5月までの北海道の電気代とガス代を見ていきましょう。

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季節電気代ガス代
2023年6月

9,646円4,618円
2023年7月9,039円4,043円
2023年8月9,179円3,501円
2023年9月

9,667円3,343円
2023年10月10,361円3,402円
2023年11月10,778円3,928円
2023年12月

12,343円5,207円
2024年1月15,967円6,603円
2024年2月15,149円6,963円
2024年3月

14,587円7,385円
2024年4月13,586円7,015円
2024年5月12,105円5,603円
参考元:家計調査

ガス代のピークは少しずれていますが、電気代・ガス代ともに冬にかけて料金が高くなっていることがわかります。そのため、暖房を使う冬までに対策しておくことが重要です。

冒頭でも述べましたが、電力会社を乗り換えれば、ほとんどのケースで電気代が安くなります。

「こまめに電気を消す」「追い炊きの回数を減らす」といった具体的な節約に取り組む前に、電力・ガス会社を見直しましょう。

電力・ガス会社を見直すときは、本記事のような比較サイトを参考にしてください。複数の会社を見直し、ご家庭のライフスタイルに合った会社を見つけることが、電気・ガス代を安くするポイントです。

2.省エネ性能の高い電気ストーブなどに買い換える

省エネ性能の高い家電に買い換えることで、消費電力を削減できます。省エネ性能の高い家電に買い換えることは、経済産業省のエネルギー省も推奨しています。

省エネ性能の高い家電に買い替えることで、どのくらい消費電力を抑えられるのかまとめましたので、見ていきましょう。

製品名買い換える前買い換えた後効果
冷蔵庫370kWh~410kWh(2013年)267kWh(2023年)約28〜35%の省エネ
エアコン903kWh(2013年)769kWh(2023年)約15%の省エネ
温水洗浄便座173kWh(2013年)160kWh(2023年)約8%の省エネ
照明器具108kWh15kWh(電球形LEDランプ)約86%の省エネ
参考元:省エネポータルサイト

初期費用はかかってしまいますが、長い目で見れば節電効果がありますので、家に古い家電があるご家庭は検討しましょう。

3.電気・ガスの利用方法を少し変えて節約する

電気・ガスの節約方法はたくさんあります。少しでも電気・ガス代を安くしたい場合は、以下の節約術を参考にしてください。

電気の節約術
  • 電気をこまめに消す
  • エアコンの設定温度を「冷房時は28℃、暖房時は20℃」にする
  • 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない
  • 電源から消すようにする
  • なるべくまとめて洗濯する
  • 適切な場所に暖房器具を置く
  • なるべく同じ部屋で過ごす
ガス代の節約術
  • 電気・ガスのセット割を利用する
  • 追い炊きの回数を減らす
  • 適切な火加減で調理する
  • エコキュートに変える
  • 料理を作り置きする
  • ガスファンヒーターなどのフィルターをこまめに洗う

1つ1つの効果は小さいかもしれませんが、意識して取り組むことで、電気・ガス代を安くできます。家族で協力できれば、さらに効果的ですよ。

北海道の電力会社にまつわるよくある質問

北海道の電力会社にまつわるよくある質問は、以下の通りです。

北海道の電力会社にまつわるよくある質問
  • ほくでんと北海道電力ネットワークの違いは?
  • ほくでんと北ガスの電気はどっちが安い?
  • 北海道電力の電気代はなぜ高いのですか?

それぞれについて解説します。

ほくでんと北海道電力ネットワークの違いは?

「北海道電力ネットワーク」とは、「北海道電力株式会社(ほくでん)」の送配電事業を担っている会社です。2020年4月にほくでんから分社化しました。

ほくでんネットワークの概要
出典:北海道電力

北海道電力ネットワークは、配電設備や送電設備、変電設備、再生可能エネルギーの導入拡大など、電気を安定して届ける役割を果たしています。そのため、契約などのやりとりをするのはほくでんです。

ほくでんと北ガスの電気はどっちが安い?

ほくでんの従量電灯Bの料金表
【北海道電力の従量電灯B】
出典:北海道電力
北ガスの従量電灯Bの料金表
【北海道ガスの従量電灯B】
出典:北海道ガス株式会社

ほくでんと北ガスの電気料金を比較したところ、基本料金は変わりませんでした。しかし、電力量料金は北ガスの方が1円7銭安くなっています。そのため、同じ条件で契約した場合は「北ガス」の方が電気料金が安いです。

ほくでんから北ガスに乗り換えた場合、従量電灯B以外のプランでも北ガスの方が安くなります

北海道電力の電気代はなぜ高いのですか?

北海道電力の電気代が高い理由は、世界的な燃料価格や卸電力市場価格の高騰により、電力供給コストが電気料金収入を大きく上回る状態が続いたからです。

また再生可能エネルギー発電促進賦課金が値上げすることも、電気代が高い理由です。

実際、どのくらい電気代が高いのか大手電力会社10社の電気料金を比較しましょう。

電力会社8月の電気料金7月の電気料金
北海道電力10,707円10,707円
東北電力8,808円8,855円
東京電力8,873円8,930円
中部電力8,613円8,691円
北陸電力7,740円7,748円
関西電力7,664円7,664円
中国電力8,480円8,514円
四国電力8,579円8,595円
九州電力7,553円7,551円
沖縄電力9,625円9,663円
※算出モデル:契約電流30A、月間使用量260kWh。ただし北陸は230kWh、九州は250kWh
参考元:各電力会社の公式サイト

一番電気料金の低い九州電力と比較すると、電気料金の差は約3,000円もあります。北海道電力の電気代は高いですが、北海道の平均電気代はあまり高くないことをご存知でしょうか?

全国の二人以上世帯における、電気代・ガス代・他の光熱費の平均金額を見ていきましょう。

地域電気代ガス代他の光熱費
北海道地方13,059円(5位)5,042円(4位)6,551円(1位)
東北地方15,020円(2位)4,078円(7位)4,075円(2位)
関東地方11,876円(7位)5,728円(2位)789円(7位)
北陸地方15,992円(1位)4,060円(8位)2,060円(3位)
東海地方12,316円(6位)5,643円(3位)794円(6位)
近畿地方11,088円(8位)5,883円(1位)597円(9位)
中国地方14,331円(3位)3,990円(9位)924円(5位)
四国地方13,359円(4位)3,497円(10位)1,191円(4位)
九州地方10,605円(10位)4,249円(5位)699円(8位)
沖縄地方10,962円(9位)4,223円(6位)444円(10位)
※()内は高い順にした時の位置を表しています。
参考元:家計調査

北海道地方は電気代が5番目に高いことがわかります。つまり北海道地方の電気代は、全国的に見ても高いのではなく平均並みです。一方、他の光熱費が一番高くなっています。

他の光熱費とは、主に灯油を指しています。北海道は暖房、風呂、給湯用などに灯油を使用します。

令和3年度 北海道家庭用エネルギー消費実態調査のグラフ
出典:令和3年度 北海道家庭用エネルギー消費実態調査

電気だけに頼らず、灯油やガスを利用しているため、北海道地方は電気代が高くありません。しかし、光熱費合計(電気・ガス・その他光熱費)は全国で1番高くなっています。

電気代に限らず、ガスや灯油の節約にも取り組めば、光熱費を大幅に抑えられるでしょう。

まとめ

この記事では、北海道で安くておすすめの新電力会社5社や電力会社12社の料金比較表、北海道で電気・ガス代を安くする3つの方法など中心に紹介しました。

この記事の結論
  • 北海道で電気代が安い新電力会社は「シン・エナジー
  • 北海道で子育て世帯や夫婦におすすめの電力会社は「HTBエナジー
  • 札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめの電力会社は「Looopでんき

なお、電力会社を切り替える申込自体は、ほとんどの会社で5~10分くらいで終わります。今からでも遅くないので、新生活に向けてぜひ電力会社の見直しをしてみてくださいね。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
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