北海道で電気を安く!おすすめの新電力会社11社を比較してランキング|家族・1人暮らし向けプランも紹介

北海道で電気を安く!おすすめの新電力会社11社を比較してランキング|家族・1人暮らし向けプランも紹介
  • 「北海道電力の値上げが高すぎて、他の安い電力会社に乗り換えたい」
  • 「節電も大切だけど、電力会社を乗り換えれば電気代をグッと抑えられるってホント?」

北海道電力の8月分の電気料金は10,707円(従量電灯B、30A、260kWh/月)です。

大手電力会社の中では、電気料金が一番高いことをご存じでしたか?北海道は冬の寒さが厳しく、地域の特性上、電気代が高くなってしまいます。

無理に節電せずに電気代を安くしたい人は、電力会社を見直しましょう。電力会社を乗り換えると、電気代が安くなるケースがほとんどです。

この記事の結論
  • 北海道で電気代が安い新電力会社は「新日本エネルギー」
  • 北海道で子育て世帯や夫婦におすすめの電力会社は「HTBエナジー」
  • 札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめの電力会社は「Looopでんき」

本記事では、北海道でおすすめの電力会社11社を紹介します。北海道で電気代が安い電力会社や子育て世代におすすめの電力会社などを紹介しますので、参考にしてください。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

目次

北海道の電力会社11社一覧表!料金・割引・エリアなど徹底比較しました

ここでは、料金プランや1人暮らしから4人暮らしまでの年間料金シミュレーション、キャンペーン情報を電気料金が安い順に比較表にまとめました。

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会社名料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)1人暮らしの年間料金(162kWh・30A)2人暮らしの年間料金(279kWh・30A)3人暮らしの年間料金(324kWh・40A)4人暮らしの年間料金(365kWh・40A)割引情報期間限定キャンペーン供給エリア
新日本エネルギー【スタンダードプラン電灯B(北海道エリア)】基本料金:30A 1,122.00円~
電気料金:35.44円~
61,656円104,160円125,868円141,756円全国(沖縄・離島を除く)
Looopでんき【スマートタイムONE(電灯)】基本料金:0円
電気料金:市場流動型(30分ごとに変動)
63,102円108,717円126,541円142,602円全国(離島を除く)
楽天でんき【プランS】基本料金:0円~
電気料金:43.00円~
79,381円135,339円158,206円179,182円カムバックキャンペーン全国(離島を除く)※沖縄電力エリアの新規申し込み受け付けは2024年3月13日以降停止中
Japan電力【くらしプランS】基本料金:0円
電気料金:29.00円~
77,760円133,634円154,802円174,039円全国(沖縄・離島を除く)
オクトパスエナジー【グリーンオクトパス】基本料金:30A 1,105.2円~
電気料金:23.57円円~
76,937円132,607円153,995円(30A)175,378円(30A)全国(沖縄・離島を除く)
北海道電力【従量電灯B】基本料金:30A 1,207.19円~
電気料金:35.80円~
82,092円137,472円165,564円186,792円ほくでん新規契約キャンペーンほくでんエコ替えキャンペーン北海道全域
おうちでんき【北海道エリア】基本料金:30A 1,207.80円~
電気料金:35.35円~
89,472円147,796円172,255円181,724円おうち割でんきセット全国(離島を除く)
ネット電力【ネットでんきB】基本料金:0円~
電気料金:32.00円~
79,554円(40A)136,542円(40A)158,302円178,122円全国(沖縄・離島を除く)
HTBエナジー【ベーシックプラン】基本料金:30A 550円~
電気料金:31.8円~
79,704円132,510円152,822円171,325円毎月おたのしみキャンペーン全国(沖縄と一部エリアを除く)
エネワンでんき【エネワンスタンダード(北海道エリア)】基本料金:30A 1,086.00円~
電気料金:35.44円~
76,656円129,321円154,637円174,135円紹介キャンペーンお引越し継続特典基本料金5ヶ月0円キャンペーン(2024年8月31日まで)全国(離島を除く)
auでんき【でんきM】基本料金:30A 1,207.80円~
電気料金:35.34円~
112,447円193,711円230,246円259,513円全国(離島を除く)

※世帯あたりの平均月間電気使用量は、「東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査」「令和 3 年度 北海道家庭用エネルギー消費実態調査」などを参考に、北海道の平均月間電気使用量を以下の通りに仮定しました。
※1人暮らし(162kWh)2人暮らし(279kWh)3人暮らし(324kWh)4人暮らし(365kWh)。平均月間使用量を12か月分にして人数別の平均総使用量で試算しています。
※料金シミュレーションは各電力会社が提供するシミュレーションを使用しています。実際の電気料金は各電力会社の公式サイトにて改めて計算してください。
※2024年7月現在のキャンペーン内容です。終了している場合があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

新電力会社に乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

北海道で電気代が安い&おすすめの新電力会社ランキング!1位は新日本エネルギー

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順位・会社名料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)1人暮らしの年間料金(162kWh・30A)2人暮らしの年間料金(279kWh・30A)3人暮らしの年間料金(324kWh・40A)4人暮らしの年間料金(365kWh・40A)
1位:新日本エネルギー【スタンダードプラン電灯B(北海道エリア)】基本料金:30A 1,122.00円~
電気料金:35.44円~
61,656円104,160円125,868円141,756円
2位:Looopでんき【スマートタイムONE(電灯)】基本料金:0円
電気料金:市場流動型(30分ごとに変動)
63,102円108,717円126,541円142,602円
3位:エネワンでんき【エネワンスタンダード(北海道エリア)】基本料金:30A 1,086.00円~
電気料金:35.44円~
76,656円129,321円154,637円174,135円
4位:HTBエナジー【ベーシックプラン】基本料金:30A 550円~
電気料金:31.8円~
79,704円132,510円152,822円171,325円
5位:オクトパスエナジー【グリーンオクトパス】基本料金:30A 1,105.2円~
電気料金:23.57円円~
76,937円132,607円153,995円(30A)175,378円(30A)

北海道で電気代が一番安い新電力会社は、「新日本エネルギー」です。

次いでLooopでんきですが、1位と電気代の差はほとんどありません。北海道で電気代が安い新電力会社の上位3社について詳しく紹介します。

1位:新日本エネルギー|手続き簡単!電気代が最も安い新電力会社!

新日本エネルギーの公式サイト
出典:新日本エネルギー
公式サイトhttps://nj-e.jp/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:30A 1,122.00円~
電気料金:35.44円~
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:82,368円
2人暮らしの年間料金:124,284円
3人暮らしの年間料金:145,596円
4人暮らしの年間料金:164,976円
特徴工事・立ち合い不要で手続きが簡単
契約期間は、3年間の自動更新豊富な契約実績

新日本エネルギーは、2019年にサービスを開始した新電力会社です。面倒な工事や立ち合いがなく、申込みから1ヶ月程度で簡単に乗り換えできます

1人暮らしから4人暮らしの年間料金シミュレーションを見ても、電気料金が一番安くおすすめの電力会社です。

新日本エネルギーには、「近隣トラブルサービス」と「優待サービス」がセットになったお得なオプションサービスがあります(月額1,155円)。

とくに優待サービスは、サービス数が140万以上あり、宿泊やレジャー、グルメなど、生活のあらゆるシーンでお得に利用できます。

契約期間が3年間の自動更新と長いため、注意しましょう。更新月以外に解約するときには、解約金9,900円が発生します。※料金プランによって異なる場合がありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。

2位:Looopでんき|トップクラスの人気・実績を誇る環境にやさしい電力会社!

Looop(ループ)でんきの公式サイト
出典:Looopでんき
公式サイトhttps://looop-denki.com/home/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:0円
電気料金:市場流動型(30分ごとに変動)
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:85,305円
2人暮らしの年間料金:128,937円
3人暮らしの年間料金:180,804円
4人暮らしの年間料金:203,371円
特徴契約者数30万件以上
基本料金や燃料費調整額がずっと0円
独立系新電力会社の「電気供給実績:第1位」

Looopでんきは、東日本大震災のボランティア活動をきっかけにはじまり、2021年2月末に契約者数30万件を突破した新電力会社です。

経済産業省が公表している「電力需要実績」において、独立系新電力会社の中で第1位を獲得するほど、人気・実績があります。

Looopでんきは、料金単価が30分ごとに変動する市場流動型のプランを採用しています。電気を使う時間帯を意識することで、無理なく節電できるのが特徴です。

日中は電気料金単価が安くなることから、昼間多くの電気を使うファミリー層におすすめです。

3位:エネワンでんき|あなたにピッタリなプランが見つかります

エネワンでんきのトップ画面
出典:エネワンでんき
公式サイトhttps://eneonedenki.net/oshitoku_zenkoku/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:30A 1,086.00円~
電気料金:35.44円~
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:76,656円
2人暮らしの年間料金:129,321円
3人暮らしの年間料金:154,637円
4人暮らしの年間料金:174,135円
特徴柔軟な料金プラン
経験と実績を活かした国内全エリア販売体制
中部電力グループの一員
キャンペーン情報基本料金5ヶ月0円キャンペーン(2024年8月31日まで)

エネワンでんきは、中部電力グループの一員です。バックに大手電力会社がいるので、何かあったときでも安心できます。さっぽろテレビ塔や時計台など、豊富な供給実績があり安心です。

エネワンでんきには、環境貢献できるプランや社会貢献できるプランがあります。世界中で問題視されている地球温暖化問題の解決に貢献できるため、おすすめです。

また今なら新規契約で基本料金が5ヶ月0円になるキャンペーンを実施しています。エネワンでんきは、北海道版と北海道以外の電力会社でホームページが分かれているため、注意してください。

以下のボタンから申し込むと、北海道の方もスムーズに申し込めますよ。

北海道で子育て世帯や夫婦におすすめの電力会社はHTBエナジー

HTBエナジーのトップ画面
出典:HTBエナジー
公式サイトhttps://htb-energy.com/(ママトクプラン)
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:30A 550円~
電気料金:31.8円~
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:79,704円
2人暮らしの年間料金:132,510円
3人暮らしの年間料金:152,822円
4人暮らしの年間料金:171,325円
特徴主婦にうれしいママトクプランあり
24時間365日いつでも申込み可能
キャンペーン情報毎月お楽しみキャンペーン

北海道で子育て世帯や夫婦には、HTBエナジーの「ママトクプラン」がおすすめです。ママトクプランは、毎日2時間電力量料金が無料になるプランです。

ライフスタイルに合わせて、朝ママトクプラン(6~8時無料)、ママトクプラン(19~21時)、ミッドナイトママトクプラン(22~24時無料)の3種類があります。

HTBエナジーのママトクプラン料金表
出典:HTBエナジー

料金単価は上記の通りです。ママトクプランは他の電力会社にはないプランです。電力料金が無料の2時間に洗濯や掃除をまとめて済ませれば、電気代を安く抑えられます。

なお、オール電化専用のプランもあるので、オール電化にしている方はそちらもおすすめです。

札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめの電力会社はLooopでんき

Looop(ループ)でんきの公式サイト
出典:Looopでんき
公式サイトhttps://looop-denki.com/
料金プラン(基本料金・電気料金/kWh)基本料金:0円
電気料金:市場流動型(30分ごとに変動)
料金シミュレーション結果1人暮らしの年間料金:85,305円
特徴契約者数30万件以上
基本料金や燃料費調整額がずっと0円
独立系新電力会社の「電気供給実績:第1位」

札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめの電力会社は、北海道で電気代が安い&新電力会社ランキングにもランクインしたLooopでんきです。

Looopでんきは、基本料金が0円で市場流動型のプランです。電気料金の安い時間帯に電気を使うことで節約できます。

1人暮らしであれば、電気を使うタイミングが自分次第なので、電気料金の安い時間帯に合わせやすくなります。つまり、LooopでんきのスマートタイムONE(電灯)プランにピッタリです。

電気料金の安い時間帯は、スマホアプリから確認でき、「ゲーム感覚で節電」できます。契約期間の縛りや解約金もないため、気軽に利用できる点もポイントです。

実際に電力会社を乗り換える時の手順は2つ

札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめのLooopでんきを例に、実際に電力会社を乗り換える手順を紹介します。乗り換えに必要な手順は、以下の2つだけです。

電力会社を乗り換える手順は2つだけ!
  1. 事前に準備するものを集める
  2. 申込フォームから申し込む
STEP
事前に準備するものを集める

申込フォームから申し込む前に、電力会社から発行される「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」または「各社Webサイトのマイページ画面」を準備しておきましょう。

またLooopでんきの支払いはクレジットカードだけなので、支払いに使うクレジットカードも手元にあるとスムーズに申し込めます。

STEP
申込フォームから申し込む

Looopでんきの公式サイトにアクセスし、右上にある「お申し込み」をクリックします。

出典:Looopでんき

「現在の住まい」か「引っ越し先」を選んでください。今回は「現在の住まい」を例に紹介します。

「現在の住まい」をクリックすると、契約者情報を入力するページに変わります。以下の項目を入力してください。

入力する契約者情報一覧
  • 郵便番号
  • 都道府県
  • 市区町村
  • 住所
  • 法人・個人区分
  • 連絡先電話番号区分
  • 連絡先電話番号
  • メールアドレス
  • 住まい環境(用途・太陽光発電システムの有無)
  • Looopでんきを選んだ理由
  • 管轄の電力会社(管轄エリア・電力事業者)
  • 供給地点特定番号
  • 契約者の名前
  • お客さま番号
  • 現在の契約電力(アンペア)
  • 支払情報(カード番号・有効期限・カード名義人・セキュリティーコード)

入力情報に間違いがなければ、送信してください。送信後、Looopでんきからメールが届きます。メール内にあるURLをクリックすれば、申込み完了です。

申し込み後の切り替え手続きは、すべてLooopでんきが行います。入力情報に間違いが無ければ、通常1週間~5週間程度でLooopでんきに切り替わります。

北海道で電気・ガス代を安くする方法は3つ

北海道で電気・ガスを安くする方法は、以下の3つです。

北海道で電気・ガス代を安くする方法は3つ
  • 暖房を使う時期までに電力会社・ガス会社を見直す
  • 省エネ性能の高い電気ストーブなどに買い換える
  • 電気・ガスの利用方法を少し変えて節約する

北海道の場合、春夏秋冬の中で一番電気料金が高くなるのは冬です。電気・ガス代を安くするために、冬に向けて対策を整えましょう。

1.暖房を使う時期までに電力会社・ガス会社を見直す

2024年7月発表の総務省統計局のデータによれば、電気代とガス代が冬にかけて高くなることがわかります。2023年6月から2024年5月までの北海道の電気代とガス代を見ていきましょう。

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季節電気代ガス代
2023年6月

9,646円4,618円
2023年7月9,039円4,043円
2023年8月9,179円3,501円
2023年9月

9,667円3,343円
2023年10月10,361円3,402円
2023年11月10,778円3,928円
2023年12月

12,343円5,207円
2024年1月15,967円6,603円
2024年2月15,149円6,963円
2024年3月

14,587円7,385円
2024年4月13,586円7,015円
2024年5月12,105円5,603円
参考元:家計調査

ガス代のピークは少しずれていますが、電気代・ガス代ともに冬にかけて料金が高くなっていることがわかります。そのため、暖房を使う冬までに対策しておくことが重要です。

冒頭でも述べましたが、電力会社を乗り換えれば、ほとんどのケースで電気代が安くなります。

「こまめに電気を消す」「追い炊きの回数を減らす」といった具体的な節約に取り組む前に、電力・ガス会社を見直しましょう。

電力・ガス会社を見直すときは、本記事のような比較サイトを参考にしてください。複数の会社を見直し、ご家庭のライフスタイルに合った会社を見つけることが、電気・ガス代を安くするポイントです。

2.省エネ性能の高い電気ストーブなどに買い換える

省エネ性能の高い家電に買い換えることで、消費電力を削減できます。省エネ性能の高い家電に買い換えることは、経済産業省のエネルギー省も推奨しています。

省エネ性能の高い家電に買い替えることで、どのくらい消費電力を抑えられるのかまとめましたので、見ていきましょう。

製品名買い換える前買い換えた後効果
冷蔵庫370kWh~410kWh(2013年)267kWh(2023年)約28〜35%の省エネ
エアコン903kWh(2013年)769kWh(2023年)約15%の省エネ
温水洗浄便座173kWh(2013年)160kWh(2023年)約8%の省エネ
照明器具108kWh15kWh(電球形LEDランプ)約86%の省エネ
参考元:省エネポータルサイト

初期費用はかかってしまいますが、長い目で見れば節電効果がありますので、家に古い家電があるご家庭は検討しましょう。

3.電気・ガスの利用方法を少し変えて節約する

電気・ガスの節約方法はたくさんあります。少しでも電気・ガス代を安くしたい場合は、以下の節約術を参考にしてください。

電気の節約術
  • 電気をこまめに消す
  • エアコンの設定温度を「冷房時は28℃、暖房時は20℃」にする
  • 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない
  • 電源から消すようにする
  • なるべくまとめて洗濯する
  • 適切な場所に暖房器具を置く
  • なるべく同じ部屋で過ごす
ガス代の節約術
  • 電気・ガスのセット割を利用する
  • 追い炊きの回数を減らす
  • 適切な火加減で調理する
  • エコキュートに変える
  • 料理を作り置きする
  • ガスファンヒーターなどのフィルターをこまめに洗う

1つ1つの効果は小さいかもしれませんが、意識して取り組むことで、電気・ガス代を安くできます。家族で協力できれば、さらに効果的ですよ。

北海道の電力会社にまつわるよくある質問

北海道の電力会社にまつわるよくある質問は、以下の通りです。

北海道の電力会社にまつわるよくある質問
  • ほくでんと北海道電力ネットワークの違いは?
  • ほくでんと北ガスの電気はどっちが安い?
  • 北海道電力の電気代はなぜ高いのですか?

それぞれについて解説します。

ほくでんと北海道電力ネットワークの違いは?

「北海道電力ネットワーク」とは、「北海道電力株式会社(ほくでん)」の送配電事業を担っている会社です。2020年4月にほくでんから分社化しました。

ほくでんネットワークの概要
出典:北海道電力

北海道電力ネットワークは、配電設備や送電設備、変電設備、再生可能エネルギーの導入拡大など、電気を安定して届ける役割を果たしています。そのため、契約などのやりとりをするのはほくでんです。

ほくでんと北ガスの電気はどっちが安い?

ほくでんの従量電灯Bの料金表
【北海道電力の従量電灯B】
出典:北海道電力
北ガスの従量電灯Bの料金表
【北海道ガスの従量電灯B】
出典:北海道ガス株式会社

ほくでんと北ガスの電気料金を比較したところ、基本料金は変わりませんでした。しかし、電力量料金は北ガスの方が1円7銭安くなっています。そのため、同じ条件で契約した場合は「北ガス」の方が電気料金が安いです。

ほくでんから北ガスに乗り換えた場合、従量電灯B以外のプランでも北ガスの方が安くなります

北海道電力の電気代はなぜ高いのですか?

北海道電力の電気代が高い理由は、世界的な燃料価格や卸電力市場価格の高騰により、電力供給コストが電気料金収入を大きく上回る状態が続いたからです。

また再生可能エネルギー発電促進賦課金が値上げすることも、電気代が高い理由です。

実際、どのくらい電気代が高いのか大手電力会社10社の電気料金を比較しましょう。

電力会社8月の電気料金7月の電気料金
北海道電力10,707円10,707円
東北電力8,808円8,855円
東京電力8,873円8,930円
中部電力8,613円8,691円
北陸電力7,740円7,748円
関西電力7,664円7,664円
中国電力8,480円8,514円
四国電力8,579円8,595円
九州電力7,553円7,551円
沖縄電力9,625円9,663円
※算出モデル:契約電流30A、月間使用量260kWh。ただし北陸は230kWh、九州は250kWh
参考元:各電力会社の公式サイト

一番電気料金の低い九州電力と比較すると、電気料金の差は約3,000円もあります。北海道電力の電気代は高いですが、北海道の平均電気代はあまり高くないことをご存知でしょうか?

全国の二人以上世帯における、電気代・ガス代・他の光熱費の平均金額を見ていきましょう。

地域電気代ガス代他の光熱費
北海道地方13,059円(5位)5,042円(4位)6,551円(1位)
東北地方15,020円(2位)4,078円(7位)4,075円(2位)
関東地方11,876円(7位)5,728円(2位)789円(7位)
北陸地方15,992円(1位)4,060円(8位)2,060円(3位)
東海地方12,316円(6位)5,643円(3位)794円(6位)
近畿地方11,088円(8位)5,883円(1位)597円(9位)
中国地方14,331円(3位)3,990円(9位)924円(5位)
四国地方13,359円(4位)3,497円(10位)1,191円(4位)
九州地方10,605円(10位)4,249円(5位)699円(8位)
沖縄地方10,962円(9位)4,223円(6位)444円(10位)
※()内は高い順にした時の位置を表しています。
参考元:家計調査

北海道地方は電気代が5番目に高いことがわかります。つまり北海道地方の電気代は、全国的に見ても高いのではなく平均並みです。一方、他の光熱費が一番高くなっています。

他の光熱費とは、主に灯油を指しています。北海道は暖房、風呂、給湯用などに灯油を使用します。

令和3年度 北海道家庭用エネルギー消費実態調査のグラフ
出典:令和3年度 北海道家庭用エネルギー消費実態調査

電気だけに頼らず、灯油やガスを利用しているため、北海道地方は電気代が高くありません。しかし、光熱費合計(電気・ガス・その他光熱費)は全国で1番高くなっています。

電気代に限らず、ガスや灯油の節約にも取り組めば、光熱費を大幅に抑えられるでしょう。

まとめ

この記事では、北海道で安くておすすめの新電力会社5社や電力会社11社の料金比較表、北海道で電気・ガス代を安くする3つの方法など中心に紹介しました。

この記事の結論
  • 北海道で電気代が安い新電力会社は「新日本エネルギー」
  • 北海道で子育て世帯や夫婦におすすめの電力会社は「HTBエナジー」
  • 札幌・函館・旭川で1人暮らしの方におすすめの電力会社は「Looopでんき」

北海道でおすすめの電力会社は以下の通りです。

寒い冬が来てからでは節電が間に合わないので、夏の暑いうちから電力会社を見直し、乗り換える準備をしておきましょう。

この記事を書いた人

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