auでんきの評判・口コミ｜高い？Pontaが貯まる？おすすめな人やデメリットも解説します

auでんきは電気を使うだけでPontaポイントが貯まる、新電力サービスです。

すでにauひかり＋auスマホを利用しているなら、さらにポイントを貯められます。また、UQ mobileを利用している人なら、auでんきだけで1台あたり最大1,100円の割引の対象となります。

auでんきの9月現在の評判を収集するだけでなく、東京電力とのサービス比較や、実際にポイントがどのくらいもらえるのか、切り替える手順も丁寧に解説しました。

初めて電力会社を乗り換える人でも最後まで読めば、auでんきについて分からないことはなくなるはずです。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

auでんきの実際の評判・口コミまとめ

auでんきを実際に利用している人の評判・口コミをまとめましたので、見ていきましょう。

良い評判1.アプリで実績が見られて便利

auアプリを利用すれば、1日の電気使用量や今月の電気代予想が見られるため便利です。また、使い過ぎている場合は、プッシュ通知でお知らせがくるので、電気代の節約にもなります。

その他にも以下のような口コミがありました。

良い評判2.UQ mobileの自宅セット割がおトク

本記事でも紹介していますが、auでんきはUQ mobileとセット割がおトクです。
自宅セット割を利用することで、スマホ料金が月々1,100円割引になります。
※一部条件があります。自宅セット割の条件詳細は後述の「UQ mobileで自宅セット割が組める」もご覧ください。

UQ mobileをメインに使っている人や、家族がUQ mobileを使っている人は、auでんきがおすすめです。

その他にも以下のような口コミがありました。

良い評判3.電気代が安くなる！？

2024年8月利用分から10月利用分までは「国の酷暑乗り切り緊急支援事業」により、1kWhあたり4円（10月利用分は2.5円kWhの値引き）電気代が安くなります。
もちろんauでんきも対象です。
参考元：auでんき

その他にも以下のような口コミがありました。

その他、auでんきに関する良い評判・口コミ

理由はわかりませんが、上記投稿をした方はauでんきに満足しているようです。

auでんきでは電気料金1,000円（税込）ごとにガチャにチャレンジでき、最大1,000Pontaポイントが当たります。ポイントが貯まりやすいこともauでんきの特徴です。

悪い評判1.auでんきは電気代が高い！？

電源調達等調整単価は電気代に直結するため、1kWhあたりの単価が高くなると電気代も高くなります。auでんきの電気代が高くて、電力会社を乗り換える人も少なくありません。

またauでんきが高いといった口コミは、他にも多くありました。

その他、auでんきの注意点に関する悪い評判・口コミ

auでスマホやWifiなどを購入するときに、auでんきもおすすめされる可能性があります。上記の口コミのように、間違えて電力会社を乗り換えないように注意しましょう。

なおUQ mobileユーザーはスマホ代がおトクになる「自宅セット割」もありますので、状況に応じて検討しましょう。

auでんきは、携帯料金と電気代をまとめて請求がきます。支払いが一括になり便利ですが、携帯代が払えなければ（電気代が含まれているため）電気が止まってしまうので注意しましょう。

一般的な電力会社は携帯代が支払えなくても、電気が止まることはありません。

auでんきは高い？安い？どんなサービスなのか解説します！

auでんきの概要
料金プラン※1	基本料金：20A 605.00円～ 電力量料金：18.37円～ 最低月額料金：277.09円～
提供元	auエネルギー&ライフ株式会社
割引一覧	・スマホセット割 ・Pontaポイント還元 ▶電気料金月8,000円以上→1％還元 ▶電気料金月8,000円未満→0.5％還元
供給エリア	全国※2
公式サイト	https://www.au.com/energy/denki/pr/wallet/

※1　料金プランは地域によって異なります。くわしくは「auでんきの地域別料金プラン比較表！あなたのエリアはいくら？」を参考にしてください。
※2　一部利用できない地域があります。くわしくは以下をご覧ください。

auでんきを提供するauエネルギー&ライフ株式会社とは？

auエネルギー＆ライフ株式会社は、2022年に設立し、電力小売事業の運営を行う会社です。従業員は97名（2024年4月1日時点、派遣社員を含む）とあまり大きい会社ではありません。

しかしながら、通信事業大手のKDDIグループの一つであり、家庭向け小売電力会社の中でも安心感がある会社の一つです。
参考：KDDI

経営ビジョンは「私たちは豊かな暮らしと持続可能な社会を実現します」です。auでんきや都市ガスサービス、脱炭素社会の実現に向けたサービスの提供などの事業を展開しています。

auでんきの料金プラン自体は大手電力会社10社とほぼ変わらない

auでんきの料金プラン自体は大手電力会社とほとんど変わりません。
例えば、東京電力とauでんきの料金プランを比較してみましょう。

		auでんき	東京電力
基本料金		20A 623.49円	20A 623.50円
電力量料金	最初の120kWhまで	29.79円	29.80円
	120kWh超過300kWhまで	36.39円	36.40円
	300kWh超過分	40.48円	40.49円
最低月額料金		328.07円	328.08円

上記の表を見てわかる通り、0.01円程度しか料金が変わりません。

auでんきはエリアごとに料金が異なりますが、東京電力以外の大手電力会社と比較しても同様の結果となります。
※料金プランについてくわしくは、「auでんきの地域別料金プラン比較表！あなたのエリアはいくら？」でも解説します。

そのため、大手電力会社からauでんきに乗り換えたとしても、電気料金自体はほぼ変わらないと思っておくとよいでしょう。

auでんきは解約金なし！もし月途中で解約しても日割計算になる

契約期間は1年と一応設定されていますが、解約金は無料のため、実質縛りはないといえます。

なお、月の途中で解約した場合は、日割計算になります。
使った分だけ電気料金が発生しますので、注意しましょう。

同じ住所で他の電力会社へ乗り換えるときは、auでんきに連絡する必要はありません。

引っ越しなどで元の住所を解約する場合は、電気の使用停止日を定めてからKDDIお客さまセンター（auでんき）へ連絡しましょう。
参考：au

auでんきの地域別料金プラン比較表！あなたのエリアはいくら？

	北海道エリア	東北エリア	東京エリア	北陸エリア	中部エリア	関西エリア	中国エリア	四国エリア	九州エリア	沖縄エリア
基本料金	20A 805.20円～	20A 739.20円～	20A 623.49円～	20A 605.00円～	20A 642.27円～	－	－	－	20A 632.47円～	－
電力量料金	35.34円～	29.61円～	29.79円～	30.85円～	21.19円～	29.79円～	32.74円～	30.64円～	18.37円～	40.19円～
最低月額料金	417.18円	358.94円	328.07円	302.50円	277.09円	623.49円～	759.67円～	666.88円～	335.33円	643.04円～

auでんきの地域別料金プランをまとめました。結論、auでんきに乗り換える場合は九州・関西エリアがおすすめです。

では、比較表の内容について、さらにくわしく解説していきます。

auでんきは九州・関西ならさらにお得に！北海道・沖縄はおすすめできないかも

auでんきは大手電力会社の料金プランとほとんど変わりません。そのため、料金プランが安い地域（九州・関西※）なら、auでんきはおすすめです。
※一部の離島地域では利用できません。くわしくは以下をご覧ください。

以下、2024年8月・9月の大手電力会社の電気料金をまとめました。料金が安い順（おすすめ順）になっていますので、参考にしてください。

電力会社	9月の電気料金	8月の電気料金
九州電力	6,556円	7,553円
関西電力	6,624円	7,664円
北陸電力	6,827円	7,740円
中国電力	7,455円	8,480円
中部電力	7,550円	8,613円
四国電力	7,555円	8,579円
東北電力	7,765円	8,808円
東京電力	7,818円	8,873円
沖縄電力	8,605円	9,625円
北海道電力	8,624円	10,707円

沖縄・北海道電力は電気料金が高いため、auでんきはおすすめできません。

なお、沖縄・北海道エリアにおすすめの電力会社は「新日本エネルギー」です。電気料金が安く、1ヶ月程度で簡単に乗り換えられます。

また、北海道でおすすめの電力会社については、以下の記事でくわしく紹介していますので、参考にしてください。

auでんきと東京電力の料金・割引・サービスで比較してみた

		auでんき	東京電力
基本料金		20A 623.49円	20A 623.50円
電力量料金	最初の120kWhまで	29.79円	29.80円
	120kWh超過300kWhまで	36.39円	36.40円
	300kWh超過分	40.48円	40.49円
最低月額料金		328.07円	328.08円
割引		auでんきとUQ mobileで家族のスマホ代がおトクに！	ガスと電気をまとめると「ガスセット割」でおトクに！
特徴		電気料金に応じてポイントが還元される	資源エネルギー庁の電力調査統計（2024年4月分）において、電力需要（販売）量第一位

auでんきは、UQモバイルとセットにするとスマホ代がおトクになります。また、電気料金に応じてPontaポイントが貯まることが特徴です。

一方の東京電力は、ガスと電気をまとめると、電気代がおトクになります。東京電力は電力需要（販売）量第一位など、人気・実績のある電力会社です。どちらも新規特典はありません。

東京電力エリアならLooopでんきもおすすめ

公式サイト	Looopでんき
料金プラン（基本料金・電気料金/kWh）	基本料金：0円 電気料金：市場流動型（30分ごとに変動）
料金シミュレーション結果	1人暮らし：62,508円 2人暮らし：110,769円 3人暮らし：135,652円 4人暮らし：148,271円
割引（キャッシュバック）	夏の乗り換えキャンペーン →最大10,000円分のギフト券プレゼント アプリのダウンロード＆ログイン →電気代100円値引き
供給エリア	全国（離島を除く）
実績	節約に期待できる新電力会社No.1（2年連続） サポートが手厚そうな新電力会社No.1 手続きが簡単そうな新電力会社No.1

Looopでんきは、日本マーケティングリサーチ機構が実施したブランドイメージ調査（2024年5月期）において、三冠を達成した電力会社です。

Looopでんきの特徴は、基本料金が0円で市場流動型のプランを採用していることです。30分ごとに電気料金が変動し、電気料金の安い昼間に電気を使うことで電気代の節約ができます。

電気を使う時間帯を意識するだけで電気代の節約になるため、無理に節電せず電気代を抑えられることがポイントです。

しかも、Looopガスの提供エリア※内なら、「ガスセット割」で1kWhあたり1円の割引が受けられます。
Looopでんきを申し込むと同時に申し込めるので、対象エリアの方はぜひ検討してみてください。

auでんきと違い、利用するスマホがUQモバイル以外でも安くなるので、格安SIMと合わせるとおうちの固定費をぐっと安くすることができますよ。

auでんきのメリットは4つ

auでんきのメリットは以下の4つです。

それぞれについて解説します。

電気を使うだけでPontaポイントが貯まる！さらにガチャあり

auでんきは電気料金に応じてPontaポイントが貯まります。

貯まったポイントは1ポイント1円で買い物などに利用可能です。年間どのくらいポイントが貯まるのか、5つのエリアでシミュレーションしてみましょう。

エリア	月間平均電気料金	貯まるポイント数（年間）
北海道電力エリア	17,079円	2,047ポイント
東京電力エリア	16,773円	2,086ポイント
中部電力エリア	15,038円	1,456ポイント
関西電力エリア	1,5155円	1,368ポイント
九州電力エリア	14,967円	1,428ポイント
比較条件	・一般的な4人家族 ・50A 435kWh ・でんきMプラン ・auでんき料金シミュレーションで算出

さらに、電気料金1,000円（税込）ごとにPontaポイントがもらえるガチャにチャレンジできます。
しかもハズレはなし。最大1,000ポイントが当たります。

例えば、東京電力エリアなら、平均月16回ほどガチャに挑戦することができます。
節約するのも楽しいですが、使ってしまったとしても楽しみがあるのは、auでんきのメリットといえますね。

UQ mobileで自宅セット割が組める

UQ mobileユーザーは、auでんきとセットにすることで、家族のスマホ代がおトクになります。「トクトクプラン」「ミニミニプラン」と自宅セット割が適用されると、「一人当たり1,100円/月」割引されます。

家族全員がUQ mobileユーザーで「トクトクプラン」または「ミニミニプラン」で契約している場合は、auでんきがおすすめです。

ただし、割引対象になるためには3つの条件があります。

この3つの条件を満たせば「自宅セット割」の対象となります。なお、契約者と住所が違う場合でも、店舗で手続きすれば申請可能です。

料金自体は今までと変わらないからわかりやすい

auでんきに乗り換えたとしても電気の品質はこれまでと変わりません。急に停電しやすくなることもありません。

料金プランも各電力会社と変わりませんので、シンプルでわかりやすいです。トラブルなどが生じた場合も、これまで通り地域の電力会社が対応します。

固定費の明細がまとめてわかる

auでんきアプリを利用すれば、毎日の電気使用量や電気代、請求金額などが一目でわかります。

出典：au

30分単位で電気料金がわかり、使いすぎている場合はプッシュ通知で教えてもらえるため、節電にも役立つアプリです。

また、My UQ mobile・My auのどちらからでも固定費の詳細がわかります。
参考：UQモバイル

auでんきのデメリットは3つ

auでんきのデメリットは、以下の3つです。

それぞれについて解説します。

料金プランの種類が少ない

auでんきは、一般的な家庭向け用のプラン「でんきM」と電気をたくさん使う家庭向け用プランの「でんきL」しかありません。なお、関西、中国、四国、沖縄は「でんきM」プランしかありません。

一般的な電力会社であれば、環境に配慮したプランや夜間が安くなるプランなど数種類あります。自由にプランを選べない点は大きなデメリットです。

auやpovoスマホでは割引がない

UQ mobileユーザーであれば、自宅セット割（月額1,100円割引）がありますが、auやpovoは割引がありません。

ただし、auやpovoも自動的にPontaポイントが貯まる点は同じです。

またもともと、スマートバリューに加入している人も、最大月額1,100円割引が適応されているため、気にしなくてもいいでしょう。

オール電化向けのプランがない

auでんきにはオール電化向けのプランがありません。

現時点でオール電化向けのプランがない理由としては、auでんきに乗り換えることで、逆に電気代が高くなってしまう可能性があるからです。

現時点（9月）ではオール電化向けのプランはありませんが、今後、提供される可能性はあります。

auでんきが一番おすすめな人はUQ mobile＋Pontaポイント利用してる人

auでんきが一番おトクに使える条件はUQ mobileユーザーで、Pontaポイントを利用している人です。逆をいえばこの条件以外の人にはあまりおすすめできません。

基本的にauでんきは電気料金が安くないため、電気料金以外のサービスに魅力を感じるかどうかです。

とくにPontaポイントが貯まりやすいことが特徴なので、日ごろからPontaポイントを使っている・貯めている人におすすめです。

UQ mobile＋Pontaポイント利用してる人以外の人は、Looopでんきをおすすめします。

auでんきの申し込み方法の流れ

auでんきの申し込み方法は非常に簡単です。以下の流れに沿って申し込みましょう。

auでんきのよくある質問

auでんきに関するよくある質問は、以下の7つです。

それぞれについて解説します。

まとめ｜おすすめな人に当てはまるなら、auでんきにすぐ切り替えて

ここまで、auでんきの評判・口コミや他社との比較、メリット＆デメリットなど解説してまいりました。

また、auでんきは以下の3つに当てはまる人におすすめです。

auでんきは解約金や年数縛りがありません。そのため気軽に乗り換えできます。一度乗り換えたらすぐ切り替えられるため、気になる方はぜひ一度申し込んでみてはいかがでしょうか。