- 「ホームルーターをもっと安く使いたい!何かいい方法はないかなぁ・・・」
ホームルーターはコンセントに接続するだけでネット環境が整うのでとても便利。でも毎月4,000円〜5,000円の出費は地味に高いです。
エリスグッド編集部の村上です。
ホームルーター便利だけどちょっと費用的にきびしい…という方もいるのではないでしょうか。
そんな人のために、この記事では「SIMフリーホームルーター×格安SIM」で料金を安くする裏技を解説します!
ホームルーターの料金で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
今すぐおすすめのSIMフリーホームルーター・格安SIMの詳細を見たい人は、こちらをご覧ください。
\おすすめの格安SIMはこれ!/
項目 | 楽天モバイル | mineo(マイネオ) |
---|---|---|
月額料金 | 0円〜3,278円 | 1,925円〜 |
特徴 | ・20GB超過後、どれだけ使っても定額 ・基地局がある都市部の人がおすすめ | ・パケット放題のオプション付き。 ・3大キャリア回線に対応。全国的に繋がる。 |
詳細 | 詳細へジャンプする | 詳細へジャンプする |
公式サイト | 公式サイトをみる | 公式サイトをみる |
どのくらい安くなる?ホームルーター最安値プロバイダと料金比較
SIMフリーホームルーター・格安SIMの解説をする前に、どのくらい料金が安くなるのか気になりますよね。
WiMAX・ソフトバンクエアーそれぞれの最安値プロバイダと料金を比較してみました。
総額料金の差額は、下記の通りです。
- WiMAX→59,484円
- ソフトバンクエアー→42,108円
格安SIMの方が、お得ですね。
上記の表では、格安SIMの総額に端末代として15,000円を足しました。中古で出回っている端末を購入すれば、もっと安くホームルーターを利用できます。
そもそも「格安SIM」とは?
裏技を紹介する前に、「格安SIMって何?」と感じている人もいるかもしれません。まずは、格安SIMについて解説します。
ちなみに「SIMカード」というのは、携帯電話の中に入っているICカードのこと。中には、電話番号や契約者本人の情報が入っています。
私たちが持っているスマートフォンは、SIMカードを挿入してはじめて「電話機」として使うことができます。
上記で解説した格安SIMを提供している企業は、「MVNO」と呼ばれています。
自社で携帯電話・インターネット回線を提供するために必要な設備を準備するよりも、大手3大キャリアの設備を借りた方がコストがかかりません。
MVNOは、サービスを提供するためのコストを抑えることで、携帯電話・SIMを格安で提供することができます。
「SIMフリーホームルーター」とは?
次に、「SIMフリーホームルーター」について解説します。
3大キャリアのSIMに限らず、格安SIMも挿入可能。
このSIMフリーホームルーターと格安SIMを組み合わせれば、自由にプランを選ぶことができ、なおかつ料金も抑えることができます。
SIMフリーホームルーター×格安SIMは、こんな人におすすめ
SIMフリーホームルーター×格安SIMは、料金を安くしたい人以外にもおすすめできる人がいます。
WEBサイトの閲覧・通常画質の動画視聴でしかネットを使わない人
高画質動画の視聴や、オンラインゲーム・スマホゲームアプリをする人には、おすすめできません。
なぜなら、格安SIMは通信速度が不安定だからです。読み込みの時間が長かったり、すぐに通信制限にかかってしまいます。
通信速度が遅くても平気な人
「速度が遅くても大丈夫!それよりも料金を安くしたい!」という人は、SIMフリーホームルーター×格安SIMがぴったりです。
SIMフリーホームルーター×格安SIMのデメリット・注意点
格安SIMとSIMフリーホームルーターは、安く利用できるというメリットだけではありません。
いくつかのデメリットと注意点があります。
- デメリット① 通信速度が遅いため、ストレスを感じる
- デメリット② 端末・SIMカードを、別々に購入・契約しなければならない
- 注意点① SIMカードのサイズを合わせなければいけない
- 注意点② 各キャリアごとのプラチナバンドに対応しているか確認すること
格安SIMについてもっと知りたい方は格安SIMのデメリットをまとめたページをご覧ください。
デメリット① 通信速度が遅いため、ストレスを感じる
まずは、デメリットを解説します。デメリットは大きく分けて2つあります。
格安SIM(MVNO)は、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線・設備を借りています。
格安SIMが利用できる回線数が限られているため、多くの人が同時にインターネットを利用する時間帯(夜・休日)は、どうしても通信速度が遅くなってしまいます。
WiMAXとソフトバンクエアーのような速度は出ないため、通信速度の速さにこだわっている人にはおすすめしません。
※2024年11月現在はキャリアのサブブランドなども多く登場し格安SIMだからといって速度が遅いということは少なくなってきました。
以下のページに実際の速度をまとめてありますので参考にしてください。
デメリット② 端末・SIMカードを、別々に購入・契約しなければならない
次に、2つめのデメリットをご紹介します。
人によって平気と感じる人もいるでしょう。機械が好きな人であれば、あまり苦にはなりません。
しかし自分でプランや端末を決められない人にとっては、大きな壁です・・・。
そういった人たちは、次に解説する注意点に気をつければ、問題なくホームルーターを利用できます。
注意点① SIMカードのサイズを合わせなければいけない
ここからは、格安SIMとSIMフリーホームルーターの注意点を解説します。こちらも大きく分けて2つあります。
SIMカードは、3種類のサイズがあります。SIMフリーホームルーターは、端末によって挿入できるサイズが異なるため、注意しましょう。
SIMフリーホームルーターの商品ページ・説明書に、「SIMカードスロット」または「対応SIM」という欄があります。そこに、標準・micro・nanoのいずれかが記載されています。
気になる格安SIMと契約する前に、SIMフリーホームルーターに挿入できるSIMカードのサイズを確認しましょう。
注意点② 各キャリアごとのプラチナバンドに対応しているか確認すること
次に、2つめの注意点を解説します。
「プラチナバンドって何?」と感じている人もいますよね。少し話が逸れますが、周波数帯とプラチナバンドについて解説します。
スマートフォンの電波は、いくつかの周波数帯(バンド)に分割されています。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアは、総務省から特定の周波数帯を割り当てられており、主力の周波数帯・プラチナバンド・その他の周波数帯を持っています。
この「プラチナバンド」という周波数帯が、非常に重要です。
プラチナバンドに対応している端末を購入すれば、電波が届きにくい屋内や地下、山間部なども繋がりやすくなります。
各キャリアのプラチナバンドは、下記の通りです。
インターネットの情報によると、「プラチナバンドは必須。Band1やBand3では滅多に繋がらない」という口コミも。
SIMフリーホームルーターを購入する際は、「対応バンド」の中にプラチナバンドを含まれているか、必ず確認しましょう。「対応バンド」も、商品ページ・説明書に記載されています。
ホームルーターで使えるおすすめ格安SIM2選はこれ!
ここからは、おすすめの格安SIMを2つ紹介します。
\おすすめの格安SIMはこれ!/
楽天モバイル | mineo(マイネオ) | |
---|---|---|
月額料金 | 0円〜3,278円 | 1,925円〜 |
特徴 | ・20GB超過後、どれだけ使っても定額 ・基地局がある都市部の人がおすすめ | ・パケット放題のオプション付き。 ・3大キャリア回線に対応。全国的に繋がる。 |
詳細 | 詳細へジャンプする | 詳細へジャンプする |
公式サイト | 公式サイトをみる | 公式サイトをみる |
パケット放題オプション付き!「mineo」
mineo(マイネオ)は3大キャリア回線に対応しているため、全国的に繋がる格安SIMです。
まずは、料金を見てみましょう。
5G通信オプション込みでも、3年間で8万円切るのはお得ですね。
とはいうものの、現在5G回線に対応したSIMフリーホームルーターは海外製しかありません。5Gエリアも拡大途中のため、今オプションをつける必要性はあまりありません。
次に、通信速度を見てみましょう。
Youtube画質別の推奨速度
引用元:YouTubeのシステム要件と対応デバイス
動画の解像度 推奨される持続的な速度 4K UHD 20 Mbps HD 1080p 5 Mbps HD 720p 2.5 Mbps SD 480p 1.1 Mbps SD 360p 0.7 Mbps
WiMAXとソフトバンクエアーの通信速度と比較すると、やはり遅いですね。
上記の最大通信速度ならYoutubeを4K画質で視聴できます。
しかし、1時間視聴すると7GBほどのデータ容量を消費するので、動画を見るならやはり標準画質(SD 480p)がおすすめ。
ここで月のデータ容量が20GBだと、具体的に何ができるのか見てましょう。
LINEのデータ通信料の目安は下記の通りです。
Youtubeが32時間、LINEビデオ通話が65時間だと、少ないと感じる人もいるかもしれません。
そんな人のために、mineoにはパケット放題のオプションがあります。
mineoのパケット放題plusについて解説します。
最大1.5Mbpsなら、メッセージのやり取りやスマホゲーム、標準画質の動画視聴・SNSの閲覧もできます。
しかしmineoスイッチをオンにしたまま、直近3日間10GB以上利用すると通信制限がかかるので注意しましょう。
通信制限がかかるタイミングは、データ利用量が10GBを超えた翌日。制限が解除されるのは、10GBを超えた翌々日の朝です。
もしパソコン・スマホのアップデートがある場合は、データ容量を多く消費するのでmineoスイッチをオフにしましょう。
残っているデータ容量13〜15GBと、パケット放題plusを利用すれば、動画や音楽・SNSを十分楽しむことができます!
詳しいmineoの評判などが気になる方はこちらもチェックしてみてください。
どれだけ使っても制限なし!「楽天モバイル」
楽天モバイルの最強プランは、データ利用量20GB超過後、どれだけ使っても3,278円とお得な価格で利用できる格安SIMです。
具体的な料金は、下記の通りです。
データ利用量によって、料金が異なります。データ利用量の制限がないため、自由にインターネットを利用することが可能。
ほかにも、楽天モバイルをおすすめできるポイントがあります。
契約期間の縛りがない上に、解約金も0円。余計な料金を支払うことはありません。
しかし、楽天モバイルには1つ注意点があります。
上記で「データ利用量の制限がないため、自由にインターネットを利用することが可能。」と述べましたが、これは楽天回線エリアに限られています。
2023年6月から始まった『楽天モバイル 最強プラン』では、パートナー回線も無制限に使える様になりました。(従来は5GBまで)
なので楽天エリアの有無に限らず、国内どこでも無制限に使えてより便利になっています。
※ただし公平なサービス提供のため一時的に速度低下される場合もあるようです
ここで、楽天回線エリアがどのくらい拡張されているのか見てみましょう。
山間部を中心に、ほとんどの地域が楽天回線エリアに含まれていません。薄いピンクのエリアの方が、広いですね。
地図上の薄いピンク、パートナー回線エリア(au)では月5GBまでしか使えません・・・。さらに、月5GBを超過した場合、通信速度が最大1Mbpsになります。
2023年6月から始まった『楽天モバイル 最強プラン』では、パートナー回線も無制限に使える様になりました。(従来は5GBまで)
なので楽天エリアの有無に限らず、国内どこでも無制限に使えてより便利になっています。
※ただし公平なサービス提供のため一時的に速度低下される場合もあるようです
楽天モバイルの評判を詳しく見てみたい方はこちらをチェックしてみてください。
上記の注意点を踏まえ、それぞれの格安SIMをおすすめするのはこんな人です。
料金はどちらとも安いです。
格安SIMを選ぶ際は、データ通信無制限でインターネットを利用できる楽天回線エリアに住んでいるか・住んでいないかで考えてみるといいでしょう。
\おすすめの格安SIMはこれ!/
楽天モバイル | mineo(マイネオ) | |
---|---|---|
月額料金 | 0円〜3,278円 | 1,925円〜 |
特徴 | ・20GB超過後、どれだけ使っても定額 ・基地局がある都市部の人がおすすめ | ・パケット放題のオプション付き。 ・3大キャリア回線に対応。全国的に繋がる。 |
公式サイト | 公式サイトをみる | 公式サイトをみる |
おすすめSIMフリーホームルーター2選
上記で紹介した格安SIMに対応したSIMフリーホームルーターを2つ紹介します。
商品の詳細をみる前に、おすすめの組み合わせをご覧ください。
2つの端末は、対応しているプラチナバンドが異なります。
まずは、利用バンド設定機能があるWN-CS300FRを解説します。
利用バンド設定機能でデータ利用量無制限!I-O DATA WN-CS300FR
I-O DATA WN-CS300FR | |
---|---|
値段 | 16,500円 |
最大通信速度(上り) | 50Mbps |
最大通信速度(下り) | 75Mbps |
対応プラチナバンド | Band19(ドコモ) Band18(au) Band8(ソフトバンク) Band3(楽天モバイル) |
挿入できるSIMカードのサイズ | microSIM |
同時接続台数 | 16台 |
WN-CS300FRには、「利用バンド設定機能(バンド固定)」という機能があります。
この機能を使えば、指定したバンドだけをつかむことが可能。
データ容量無制限である楽天回線のBand3を固定すれば、無制限でインターネットを利用できます!
もちろん、楽天モバイルのSIMは動作確認済みです。
楽天回線の対応エリアに住んでいて、データ利用量を気にせずにインターネットを利用したい人は、WN-CS300FRの購入をおすすめします。
3大キャリアプラチナバンド対応!Aterm HT100LN/HT110LN
次に、HT100LNとHT110LNについて解説します。
Aterm Stasion HT100LN/HT110LN | |
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値段 | オープン価格 ヨドバシカメラ:13,140円 amazon:11,800円 |
最大通信速度(上り) | 非公開 |
最大通信速度(下り) | 150Mbps |
対応プラチナバンド(HT100LN) | Band19(ドコモ) Band26(au) |
対応プラチナバンド(HT110LN) | Band8(ソフトバンク) |
挿入できるSIMカードのサイズ | nanoSIM |
同時接続台数 | 10台 |
どちらも楽天回線は非対応のため、楽天モバイルのSIMを挿入しても作動しません。
HT100LNとHT110LNは、mineoのSIMを利用したい人におすすめです。
なぜなら、mineoは3大キャリアに対応したSIMカードを発行できるからです。
商品ページにも、mineoSIMカードは動作確認済みと記載があります。
「mineoと契約しようかなぁ」と考えている人は、HT100LNとHT110Lの購入を検討してみていかがでしょうか?
ちなみにホームルーター以外にもSIMフリースマホを使ってテザリングで通信するという方法もあります。
その場合はAmazonなどののECショップでSIMフリースマホを購入したり、格安SIMでスマホとセット購入したりして端末を用意する必要があります。
詳しくは以下のページをご覧ください。できるだけコスパのいいSIMフリースマホをまとめています。
まとめ
SIMフリーホームルーターと格安SIMを組み合わせれば、安い料金でホームルーターが使えます。
そうはいうものの、全ての人におすすめできる訳ではありません。
上記2つのポイントに当てはまる人は、一度SIMフリーホームルーターと格安SIMを検討してみてはいかがでしょうか?
\おすすめの格安SIMはこれ!/
楽天モバイル | mineo(マイネオ) | |
---|---|---|
月額料金 | 0円〜3,278円 | 1,925円〜 |
特徴 | ・20GB超過後、どれだけ使っても定額 ・基地局がある都市部の人がおすすめ | ・パケット放題のオプション付き。 ・3大キャリア回線に対応。全国的に繋がる。 |
詳細 | 詳細へジャンプする | 詳細へジャンプする |
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持ち運びできるモバイルルーターをお探しの方はこちらも合わせてチェックしてみてください。