【2024年11月最新】楽天モバイルの評判とデメリットを徹底調査！乗り換えしても後悔しないのか本音で解説

「楽天モバイルは悪い評判だらけでやばいって本当？」
「楽天モバイルに乗り換えると後悔する？」

無制限プランが格安で使えることが魅力の楽天モバイル 。2024年10月18日に単体加入者数が800万回線を突破しました。

MMD研究所の調査によると乗り換え先として最も人気なのは楽天モバイルのようです。（全体の22.5％）

しかし楽天モバイルには、数多くの悪い評判やデメリットがあります。

この記事では、楽天モバイルをサブ回線として利用していた筆者が「楽天モバイルって実際どうなの？」とお悩みの方に向けて、以下のポイントをリアルな視点で解説しました。

結論として、楽天モバイルは細かい部分が気にならない方にならオススメできます。

2024年6月からはプラチナバンドが商用化されることが発表されましたが、まだまだ発展途上のサービスであることは確かでしょう。

契約して後悔しないためには、デメリットや悪い評判を理解したうえで、自分に合ったサービスなのかをよく知る必要があります。

最新の楽天モバイルの悪い評判やデメリットのほか、おすすめできる部分まで徹底解説するので、楽天モバイルへ乗り換えて後悔したくない方はぜひ参考にしてください！

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楽天モバイルはプラチナバンドが6月に導入！電波が悪いのは過去の話へ

楽天モバイルの概要
月額料金	【Rakuten最強プラン】 ～3GB：1,078円 ～20GB：2,178円 無制限：3,278円
国内通話料金	22円 / 30円 Rakuten Link AI使用で無料
通話オプション	15分かけ放題：1,100円
その他オプション	楽メール（キャリアメール） ・SMS ・留守番電話 ・着信転送 ・割込通話/通話保留 ・発信者番号非通知
初期費用	無料
解約金	無料 （利用意思のない回線の解約は1,078円）
支払い方法	クレジットカード・デビットカード・口座振替・楽天ポイント
使用回線	楽天・au（パートナー回線 / 4Gのみ）
eSIM対応可否	対応

楽天モバイルは、2019年に後発でMNO参入した通信キャリアでありながら約4年半で契約者数800万回線を突破。もの凄いスピードで契約者数が増えています。

従量制の「Rakuten最強プラン」がデータ無制限で3,278円であることや、専用アプリによる無料のかけ放題が楽天モバイル最大の魅力です。

2024年6月からは、プラチナバンドを順次導入していくことが三木谷会長から明言され、6月27日から商用化がスタートしました。

楽天モバイルは提供エリアの狭さから「電波が悪い」「繋がらない」などの悪い評判ばかりが目立っていましたが、今後は繋がりの悪さが改善されていくと予想されます。

プラチナバンドは、700〜900MHzの周波数帯の総称です。厚い壁でも透過しやすく、障害物を回り込む習性を持つため、建物の内部や山間部にも電波が届きやすくなります。

プラチナバンドが利用できるようになれば「楽天モバイル＝電波が悪い」は過去の話になるかもしれません。

【評判の前に】楽天モバイルについて知っておくべきポイント

まずは、楽天モバイルについて知っておくべきポイントを解説します。

以下のポイントは楽天モバイルの実情を知るために必要な基礎知識となるので、ぜひ目を通してみてください。

楽天モバイルは大手キャリアであり格安SIMではない

楽天モバイルは、大手キャリアであり格安SIMではありません。　

料金の安さから格安SIMとしての認識が強いですが、正式にはdocomo・au・ソフトバンクと並び、自社回線を保有するMNOに分類されます。

	大手キャリア（MNO）	格安SIM（MVNO）
使用回線	自社が保有する回線	キャリア回線を一部レンタル
料金	3,000円〜8,000円前後	1,000円〜2,000円前後
速度	速い	まずまず
サポート 品質	高い 店舗サポートもあり	店舗サポートは一部のみ
主な通信事業者	docomo au ソフトバンク 楽天モバイル	IIJmio mineo イオンモバイル NUROモバイル などその他多数

格安SIMはキャリア回線の一部をレンタルして提供されるため、昼間などの回線が混み合いやすい時間帯は著しく速度が低下することがあります。

一方の楽天モバイルは、自社回線と一部エリアでau回線を使用しているため、時間帯に関係なく安定した通信が可能です。

時間帯	平均速度
朝	下り：118.63Mbps 上り：35.60Mbps
昼	下り：116.08Mbps 上り：34.17Mbps
夕方	下り：118.17Mbps 上り：33.29Mbps
夜	下り：124.95Mbps 上り：35.20Mbps
深夜	下り：112.56Mbps 上り：32.28Mbps

料金プランはRakuten最強プランだけ

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten最強プラン」だけです。

Rakuten最強プラン
月額料金	～3GB：1,078円 ～20GB：2,178円 無制限：3,278円

プランは従量制であるため、データをあまり使わない月は料金が安くなります。

データ量に応じてプランを変更する手間は不要であり、データも無駄なく使えることから利便性に優れたプランだと言えるでしょう。

大手キャリアにはさまざまな料金プランがある反面、複雑でわかりづらいと感じている方も少なくありませんが、楽天モバイルならプランが一つだけとシンプルです。

光回線とのセット割引はないが、家族割引・子供割引・シニア割引・学割はある

楽天モバイルには、光回線とのセット割引がありません。

ただし、2024年2月21日からは、家族で利用すると月額料金が割引になる「最強家族プログラム」がスタートしました。

それを皮切りに、家族割（最強家族プログラム）・学割（最強青春プログラム）・子供割（最強こどもプログラム）・シニア割（最強シニアプログラム）の4つの割引プログラムが登場しました。

割引	名称	内容	条件
家族割	最強家族プログラム  プログラム詳細をみる	家族全員が100円/月割引	・家族であること（別居でも名字同じならOK） ・最大20回線まで
学割	最強青春プログラム  プログラム詳細をみる	毎月110ポイント還元	・13〜22歳以下の方
子供割	最強こどもプログラム  プログラム詳細をみる	毎月440ポイント還元 ※3GB超過時は110ポイント還元	・0～12歳以下の方
シニア割	最強シニアプログラム  プログラム詳細をみる	毎月110ポイント還元	・65歳以上の方

各種割引プログラムはポイント還元のものが多く現金割引は少ないです。一見デメリットにも感じますが、楽天モバイルは元々の基本料金が安いため、セット割は不要だと捉えられるでしょう。

完全仮想化でコストを削減しているが懸念点もあり

楽天モバイルは「完全仮想化」により基地局の設置やメンテナンスにかかるコストを大幅に削減しています。

完全仮想化とは、基地局の運営に必要な専用機器や設備を汎用ハードウェア上で動かす仕組みです。

コスト削減のほか、新機能の実装もソフトウェアの追加・更新のみで対応できることがメリットですが、携帯キャリアの中で完全仮想化を実現しているのは楽天モバイルのみと前例がありません。

完全仮想化はメリットが大きいものの、世界初の試みなので大規模な通信障害などが起こり得ることも理解しておきましょう。

楽天モバイルの評判は本当に悪いのか？不満がある利用者の口コミを紹介

楽天モバイルに不満がある利用者のリアルな口コミ評判を調査しました。

楽天モバイルの評判が本当に悪いかどうかは、実際に楽天モバイルを使っている方の意見に耳を傾けることが大切です。

まずは、楽天モバイルに対するネガティブな口コミ評判を見ていきましょう。

悪い評判① 2024年も電波悪い・繋がらないという意見はある

楽天モバイルいいんだけどさ、ちょっとしたデパートとか入ると電波なくなるのほんと不便なんだよなぁ

— 群城 (@goude15925) February 7, 2024

楽天モバイルは2023年にauとのローミングを強化（パートナーエリアの拡大＋パートナーエリアデータ上限を撤廃）しました。

出典：日経クロステック

Rakuten最強プランとして完全な無制限プランを打ち出したものの、2024年に入ってからも「電波が悪い」「繋がらない」といった意見が多いです。

楽天モバイルは、自社回線でカバーできない部分をauのローミングで補っています。

しかし、プラチナバンドはau回線でしか利用できないうえ、楽天回線は主要都市を中心に展開されていることから、場所によっては繋がりづらい自体が起きてしまうのです。
（楽天モバイル自体でもプラチナバンドがスタートしたので今後は改善される可能性がありそうです）

通信品質が悪いとユーザーからの不満も多くなるので、繋がりの悪さは早急に改善して欲しい部分でしょう。

悪い評判② Rakuten Linkの通話品質が悪いので後悔

楽天モバイルの専用通話アプリ「Rakuten Link」はアプリ使用時に通話料がかからないことが特徴ですが、通話品質が悪くて後悔しているユーザーが多いようです。

Rakuten Linkはリッチコミュニケーションサービス（CRS）とも呼ばれる次世代の通信規格を採用しています。

最大の欠点は、回線が混雑すると通話品質が低下することです。

ただし、かけ放題が無料であることは楽天モバイルの強みでもあります。

通話品質が悪くまともに電話できない場合は、電波の良い場所に移動してみたり、モバイルデータのON・OFFを試してみてください。

悪い評判③ カスタマーサポートの対応にうんざりしている方が多い

カスタマーサポートの対応にうんざりしている声もありました。

電話対応の手際の悪さや、AIチャットの回答に不満を感じているユーザーが多いようです。

しかし、サポートの対応が悪いといった意見があることは珍しくありません。

SNSや口コミサイトには、楽天モバイルを含めて多くの通信キャリアのサポート対応に対して厳しい意見があります。

楽天モバイルのカスタマーサポートには良い評判もあるため、対応してくれる方の当たり外れにもよるでしょう。

悪い評判④ オンラインからの機種変更がややこしい

楽天モバイルは「my 楽天モバイル」から機種変更できます。

好きなタイミングで機種変更できることがメリットですが、エラーメッセージが出てしまい手続きが進められないこともあるようです。

エラーメッセージが出てしまった場合、まずは有人チャットや電話で問い合わせてみましょう。

楽天モバイルには良い評判もある！満足している利用者の口コミを紹介

楽天モバイルには悪い評判がある一方で、良い評判も多数あります。

ここでは、楽天モバイルに満足している利用者の口コミをピックアップしました。

契約を検討している方の後押しになる口コミばかりなので、ぜひ参考にしてください。

良い評判①料金の安さに満足している方が大多数

楽天モバイルの良い評判を調査したところ、料金の安さに満足している方が大多数でした。

楽天モバイルは、大手キャリアに参入後も1,078円〜最大3,278円で利用できる破格の料金形態を維持し続けています。

Rakuten 最強プラン	通常料金	家族割後料金
〜3GB	1,078円	968円
〜20GB	2,178円	2,068円
無制限	3,278円	3,168円

大手3キャリアと呼ばれるdocomo・au・ソフトバンクは、セット割引を最大限適用しても1GBあたり3,000円程度であることを考えると、楽天モバイルがいかに安いかが分かるでしょう。

良い評判②早く乗り換えれば良かった！快適に使えている声もあり

上記のように、楽天モバイルの通信品質には悪い評判がある一方で、ポジティブな口コミ評判もありました。

結論、楽天モバイルが快適に利用できるかは「行動範囲が楽天回線エリア内かどうか」が決め手となるでしょう。

楽天モバイルは、自社の基地局の設置（エリアの拡大）を急速に進めています。

出典：楽天モバイル（Rakuten最強プランプロジェクト）

プラチナバンドを利用できるまでは建物の内部や地下で繋がりづらい問題は残りますが、現在でもある程度見通しの良い場所であれば快適に通信できるようです。

良い評判③データも通話も無制限で使えてとにかく最高！

楽天モバイルは、データも通話も無制限で使えます。

Rakuten最強プランは、楽天・au回線どちらで利用してもデータ上限がありません。

通話は専用アプリの「Rakuten Link」から発信すれば、0570などの一部番号を除き無料です。

特別な条件を満たさない場合でも月額3,278円でデータも通話も無制限であるため、「最高」といった意見にもうなずけます。

楽天モバイルの評判から見えるデメリット8個を徹底解説！後悔したくない方必見

楽天モバイルの評判から見えるデメリットを徹底解説します。

契約して後悔したくない方は、楽天モバイルのデメリットによく目を通しておきましょう。

デメリット1. 電波が悪い・繋がらないケースがある【2024年6月以降は改善される可能性あり】

悪い評判にもあったように、楽天モバイルには電波が悪く繋がらないケースが2024年時点でも多くあります。

結論、繋がりの悪さは楽天モバイルがプラチナバンドを導入していないからです。

パートナーエリアではauのプラチナバンド（800Hz帯）を利用できますが、楽天回線エリアは1.7GHzの高周波数帯が利用されます。

電波は周波数が高いと速度は出やすいですが、建物の内部や地下などに電波が届きづらい習性であるため、楽天モバイルは電波が悪くて繋がらないと言われる原因となるのです。

	楽天回線	au回線
周波数帯	1.7GHz	800MHz
特徴	・障害物があると遮断 ・減退する ・直進する性質を持つ	・コンクリート壁でも透過する ・回り込んで届く性質を持つ

2023年10月には、総務省から正式にプラチナバンドの割り当てが決定されました。

2024年6月からはプラチナバンドの商用利用が始まったため、今後の繋がりやすさに期待してもよいでしょう。

デメリット2. 実店舗の数が少ないのでサポート面に不安がある

楽天モバイルの実店舗数は、約1,000店舗とMNO（大手キャリア）としては少なめです。

お住まいの地域によっては店舗が近くにない可能性も考えられます。

ただし、MVNO（格安SIM）として考えれば店舗は多いため、契約時の安心材料となるでしょう。

なお、2022年に楽天モバイルショップが1,000店舗を突破したアナウンス以降は、店舗数に関する情報は流れていません。

楽天モバイルショップに関する最新情報は公式サイトに掲載されているので、気になる方はチェックしてみてください。

デメリット3. かけ放題を無料にするには専用アプリを使う必要がある

楽天モバイルでかけ放題を無料にするためには、専用アプリの「Rakuten Link」を通して発信する必要があります。

Rakuten Linkを通さない通話は30秒あたり22円の通話料が発生してしまうため、通話料を無料にする場合は必ずRakuten Linkを利用するようにしましょう。

2024年10月31日から「Rakuten Link AI」としてアプリがリニューアルされました。
AIをつかったチャット機能が付いたり、今まで「my 楽天モバイル」でしか見られなかった料金・データ利用量などを「Rakuten Link」上でも確認できるようにもなりました。

なお、Androidで着信を受けるとRakuten Linkが起動しますが、iPhoneではiOS標準の電話アプリが起動するため、着信履歴は標準アプリに残ってしまいます。

Rakuten LinkがiPhoneにインストールされており、楽天IDでログイン済みであればiOS標準電話アプリからRakuten Linkによる折り返しの発信が可能です。

デメリット4. Android端末のラインナップが少ない

楽天モバイルはAndroid端末のラインナップが非常に少ないため、欲しい端末が手に入らない可能性があります。

2024年11月時点のAndroid端末はわずか9機種であり、docomoやauに比べるとボリューム不足感が否めません。

Android端末を楽天モバイルで購入予定の方は、利用したい端末があるかを確認しておくとよいでしょう。

一方で、最新のiPhone16・15シリーズやSE（第3世代）を取り扱うなどiPhoneのラインナップは充実しているので、iPhoneを購入予定であれば大きな問題にはなりません。

人気のAndroidスマホをセット購入したい方はこちらも参考にしてください。

デメリット5. 買い替え超トクプログラムはAndroidと一部iPhoneには使えない

楽天モバイルには端末を48回払いで購入後、25ヶ月以降に端末を返却することで残りの残債が免除となる「買い替え超トクプログラム」があります。

買い替え超トクするプログラムはiPhoneだけでなくAndroid端末にも利用できましたが、2023年12月22日以降はAndroidとiPhoneSE（第3世代）は対象外となりました。

高額な端末でも購入プログラムによる実質半額購入が不可となったため、楽天モバイルで価格の高いAndroidやSE（第3世代）を買うのはおすすめできません。

デメリット6.適用条件が複雑なキャンペーンが多い

楽天モバイルのキャンペーンは、適用条件が複雑なケースが多々あります。

特にポイント還元系のキャンペーンは「初めての申し込み」が条件であり、過去に一度でも楽天モバイルの契約履歴があるとキャンペーンが適用されません。

初めての申し込みかどうかは楽天IDに紐づく情報や、契約時に入力する名前や住所から判定されていると考えられます。

また、Rakuten Linkから10秒以上の通話をすることもキャンペーンの適用条件です。

契約しただけではキャンペーン条件を満たせないため、必ず適用条件を確認しましょう。

デメリット7. iPhoneではキャリア決済が利用できない

楽天モバイルのキャリア決済は、Google Playからダウンロードしたアプリでのみ利用できるサービスです。

App Storeを利用するiPhoneでは楽天モバイルのキャリア決済が利用できません。

楽天モバイルのキャリア決済を利用できるのは、楽天回線に対応したAndroid端末なので、iPhoneでキャリア決済を利用予定の方は注意しましょう。

なお、Android端末でも支払い方法にクレジットカードまたはデビットカード以外を設定している場合は楽天モバイルのキャリア決済が利用できません。

デメリット8. かけ放題オプションは15分間のかけ放題のみ

楽天モバイルのかけ放題オプションは、月額1,100円の15分（標準）通話かけ放題オプションのみです。

一般的なかけ放題オプションはないため、通話する機会が多い場合は注意しましょう。

ただし、楽天モバイルには通話料金が無料になる「Rakuten Link」があります。

時間制限なしのかけ放題をご希望の方は、Rakuten Linkを通して通話しましょう。

契約する価値あり！楽天モバイルのメリット11個を解説

次に、楽天モバイルのメリットを11個ピックアップしました。楽天モバイルはデメリットが多い分、メリットも非常に多くあります。

メリットがご自身のニーズにマッチする場合、契約する価値があると言えるでしょう。

メリット1. 無制限プランがキャリア最安値で使える

楽天モバイルの無制限プランはキャリア最安値です。

キャリア名	無制限料金
楽天モバイル【Rakuten最強プラン】	3,278円
docomo【eximo】	7,315円（4,928円）
au【データ使い放題MAX 5G / 4G】	7,238円（4,928円）
ソフトバンク【メリハリ無制限＋】	7,425円（4,928円）

大手キャリア各社の無制限プランは各種割引を適用しても5,000円程度ですが、楽天モバイルはたったの3,278円です。

1ヶ月の料金差は最低でも1,650円ですので、大手3キャリアから楽天モバイルへ乗り換えれば年間で2万円程度の節約となるでしょう。

メリット2. 料金プランがシンプル！複雑な割引条件なし

楽天モバイルの料金プランは、従量制の「Rakuten最強プラン」のみとシンプルです。

キャリアの料金プランは数種類あることも珍しくないので、ワンプランであることは初めて使う方にとっても安心材料となるでしょう。

複雑な割引条件もないため、契約するだけで料金が安くなる可能性があります。

キャリア名	割引条件
楽天モバイル	家族割引のみ（最強家族プログラム）
docomo	家族3回線以上の契約 ＋ドコモ光セット割（home 5Gセット割でも可） ＋dカードお支払割
au	家族3回線以上の契約 ＋auスマートバリュー ＋au PAYカードお支払い割
ソフトバンク	家族3回線以上の契約 ＋おうち割光セット ＋PayPayカード割

大手3キャリアの料金プランは光回線や家族利用でのセット割があり、非常に複雑です。

結果として、最終的な月額料金が分かりづらいことが欠点であると言えます。

一方の楽天モバイルは、3GBまでは1,078円、3GB～20GBまでは2,178円、それ以降は3,278円と単純明快です。

また、2024年2月21日からは最強家族プログラムにより、従来の料金からさらに1回線あたり110円の割引が入ります。

Rakuten最強プラン	割引前	割引後
〜3GB	1,078円	968円
〜20GB	2,178円	2,068円
無制限	3,278円	3,168円

割引は少額ですが、最強家族プログラムは最大20回線まで適用できるので、適用回線が多ければその分家族全体の通信費の見直しとなるでしょう。

メリット3. Rakuten Linkを使えば通話料がかからない

専用アプリの「Rakuten Link」を使えば、30秒あたり22円の通話料がかかりません。

Rakuten Link同士の通話はもちろん、Rakuten Link以外の電話番号（固定電話を含む）に発信しても通話料は無料です。

ただし、一部番号への発信は有料なので注意してください。

例えば災害伝言ダイヤルの「171」や厚生労働省子ども医療電話相談事業の「#8000」などへの発信が有料となります。

「110」「119」への発信は無料です。

なお、Rakuten Linkはデータ回線を使用した通話方式を採用していますが、使用時にデータは消費されません。

メリット4. データSIMが契約できるのでWi-Fiルーターやタブレットにもおすすめ

楽天モバイルは、通常プランのほか、データSIM（データタイプ）が契約できます。

	Rakuten最強プラン （通常タイプ）	Rakuten最強プラン （データタイプ）
月額料金	～3GB：1,078円 ～20GB：2,178円 無制限：3,278円
本人確認書類の提出	必要	不要
申し込み場所	Web / 店舗	Web
MNP転入
Rakuten Link
キャリア決済
SMS

データSIMの料金は通常プランと変わりませんが、契約時に本人確認書類の提出が不要であるため、手続きが非常に簡単です。

プラン料金が安価であるため、Wi-Fiルーターやタブレット用の通信手段として利用してもよいでしょう。

メリット5. 初期費用や解約金は不要【利用意思なしの契約は解約金あり】

楽天モバイルは、契約時の初期費用や解約金が不要です。

大手キャリア各社の初期費用は3,850円と高額ですが、楽天モバイルであれば契約時の初期費用を最小限に抑えられます。

ただし、2024年2月21日以降は利用意思のない回線を解約する場合に限り、1,078円の契約解除料がかかるので注意しましょう。

利用意思のない回線とは、契約してから1年以内に回線を解約、さらに楽天モバイルが利用意思のないと判断した回線を指します。

出典：利用意思がないと認められる回線への契約解除料（解約事務手数料）請求開始のお知らせ）

つまり、契約してからデータ通信や通話をしていない回線は利用意思のない回線と見なされる可能性があります。

解約金は少額ではありますが、無駄な費用を払わないよう注意してください。

メリット6. 海外でも追加料金や申し込み不要で2GB使える

楽天モバイルは、海外でも追加料金や申し込み不要で2GBのデータを利用できます。

楽天モバイルの海外ローミング
対応エリア	海外72の国と地域
利用料金	無料
データ量	2GB/月 ※超過時は最大128Kbps
データチャージ	1GB：550円
申し込み	不要
国際通話 / 国際SMS	Rakuten Link同士は無料

docomo・au・ソフトバンクの海外向けプランは24時間で980円程度なので、海外用料金が不要の楽天モバイルは海外利用に最適だと言えるでしょう。

2GB超過時は通信速度が最大128Kbpsに制限されてしまいますが、1GBあたり550円で追加データを購入できます。

Rakuten Linkを利用すれば海外から日本の電話番号への発信も無料となるため、高額になりやすい国際電話料金も不要です。

なお、日本から海外・海外から海外への通話はRakuten Linkを使っても有料となるので「国際通話かけ放題（980円）」に加入するとよいでしょう。

メリット7. 楽天ポイントが貯まる・支払いに利用できる

楽天モバイルを契約することで、楽天市場でのお買い物によるポイント還元率が5倍（＋4倍）になります。

その他の楽天サービスと合わせた還元倍率は最大16.5倍となるため、楽天経済圏の方は楽天モバイルだけでなく、楽天ひかりや楽天カードも契約するとよいでしょう。

また、貯まった楽天ポイントは1ポイント＝1円として月々の利用料金に充当できます。

メリット8. テザリングが無制限で利用できる

楽天モバイルは、月間のテザリング容量に制限がありません。

また、テザリングの追加料金も不要です。

auは月間30GBまで、ソフトバンクは月間50GBまでの制限が設けられています。（ドコモのeximoは制限なし）

無制限であることを活かして、楽天モバイルを固定回線代わりに利用することもできるでしょう。

メリット9. NBAリーグパスが無料で視聴できる

楽天モバイルを契約すると、NBAリーグパス（NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル）を無料で視聴できます。

NBAリーグパスは、NBAの全試合をLIVE配信・見逃し配信含めて視聴できるサブスクリプションサービスです。

本来であればNBAリーグパスの月額料金は4,500円ですが、楽天モバイルを契約すれば追加料金がかかりません。

利用方法は、楽天モバイルを契約中の楽天IDでNBA Rakutenにログインするだけです。

メリット10. eSIMに対応しているので申し込みしてからすぐに使える

楽天モバイルはeSIMに対応しています。

eSIMは端末本体に内蔵されたSIMカードのことであり、通信事業者と契約を交わすことで物理SIMカードを挿さずにすぐに通信できるサービスのことです。

iPhoneであれば、iPhone XS以降のシリーズでeSIMに対応しています。

AndroidはiPhoneに比べると対応端末が少ない傾向にあるため、対応端末一覧をチェックしておきましょう。

メリット11. 乗り換えキャンペーンが充実している

楽天モバイルは乗り換えキャンペーンが充実したキャリアです。

2024年11月時点では、各キャンペーン共通で他社からの乗り換え＋初めての申し込みであれば13,000円相当の楽天ポイントが還元されます。

「楽天モバイル紹介キャンペーン」など乗り換え後に利用できるキャンペーンもあるので、ぜひチェックしてみてください。

楽天モバイルの評判からわかるおすすめできる人・おすすめできない人

楽天モバイルの評判からわかる、楽天モバイルが「おすすめできる人・おすすめできない人」の特徴を以下にまとめました。

契約するべきかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

楽天モバイルの魅力は、キャリア最安値の無制限プランとRakuten Linkによる無料通話です。

さらに契約者は楽天市場でのポイント還元率も5倍になるほか、支払いに楽天ポイントを利用できるため、楽天経済圏の方と相性抜群だと言えるでしょう。

一方で、2024年11月現在も電波が悪い・繋がらないなどの悪い評判があることは見過ごせません。

ただ、5月以降はプラチナバンドが各エリアで順次導入されていくようです。今後の楽天モバイルの評価は、プラチナバンド導入により繋がりやすさがどの程度改善されていくかにかかっているでしょう。

楽天モバイルのおすすめキャンペーン3選

楽天モバイルのおすすめキャンペーンをピックアップしました。

乗り換えを検討している方は、以下のキャンペーンをチェックしてみてください。

【実質1年無料】他社から乗り換えで13,000ポイント

キャンペーン名	他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン
キャンペーン内容	他社から乗り換え＆初めて申し込みで13,000円相当の楽天ポイント ※初めて申し込み（新規）は2,000ポイント
キャンペーン適用条件	①他社から乗り換え＆初めての申し込み ②利用開始後にRakuten Linkから10秒以上通話
キャンペーン開催期間	2023年11月1日～終了日未定

「他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン」は、他社から乗り換え＋初めての申し込みであれば、13,000円相当の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。

13,000円相当は楽天モバイルの基本料金（3GB利用時：1,078円）×12ヶ月分相当であるため、1年間は実質無料となります。

なお、初めての申し込み＋新規契約の場合は2,000ポイントです。

最大33,000円お得！iPhone14（128GB）キャンペーン

キャンペーン名	iPhone14（128GB）キャンペーン
キャンペーン内容	iPhone14（128GB）購入で20,000円値引き＋13,000ポイント還元
キャンペーン適用条件	①iPhone14（128GB）を一括または24回払いで購入で20,000円値引き ②他社から乗り換え＋初めての申し込みで13,000ポイント還元 新規契約＋初めて申し込み：6,000ポイント還元 初めて申し込み：2,000ポイント還元 ③利用開始後にRakuten Linkから10秒以上通話
キャンペーン開催期間	2024年2月1日～終了日未定

iPhone14（128GB）を一括または24回払いで購入すると、iPhone14（128GB）の本体代金が20,000円割引され、さらに他社から乗り換え＋初めての申し込みで13,000円相当の楽天ポイントが還元されます。

iPhone14（128GB）の本体価格は120,800円ですので、キャンペーンを適用すれば一括100,800円＋13,000ポイント還元で実質87,800円です。

実質87,800円は全キャリア最安値であるため、安くiPhoneを購入したい方はキャンペーンを活用しましょう。

楽天モバイル紹介キャンペーン

キャンペーン名	楽天モバイル紹介キャンペーン
キャンペーン内容	楽天モバイルを紹介で紹介する方・紹介される方それぞれに楽天ポイント進呈 【紹介する方】 1人につき7,000ポイント ※紹介できる人数に上限なし 【紹介される方】 乗り換え：13,000ポイント 新規契約：6,000ポイント
キャンペーン適用条件	【紹介する方】 ①紹介URLを友人や家族に送信 ②期間中に紹介された方が条件達成 【紹介される方】 ①紹介URLから楽天IDでログイン ②他社から乗り換えまたは初めての申し込み ③利用開始後にRakuten Linkから10秒以上通話
キャンペーン開催期間	2023年2月15日～終了日未定

「楽天モバイル紹介キャンペーン」は、紹介URLから楽天モバイルを紹介・契約してもらうことで、紹介する方・紹介された方それぞれにポイントが還元されるキャンペーンです。

紹介する方は1人につき7,000ポイント、紹介された方は13,000ポイントが還元されます。

紹介する人数の上限はないため、仮に5人紹介すれば7,000×5人＝35,000ポイントがもらえることになるため、非常にお得度が高いキャンペーンだと言えるでしょう。

【後悔しない】楽天モバイルの申し込みから開通までの手順を解説！

楽天モバイルの申し込みから開通までの手順を解説します。

後悔せずに申し込みたい方は、ぜひ下記の手順を参考にしてください。

楽天モバイルの評判に関するよくある質問

最後に、楽天モバイルの評判に関するよくある質問に答えます。

まとめ

この記事では、楽天モバイルの悪い評判・良い評判をお伝えしたうえで、楽天モバイルのデメリットやおすすめな人について解説しました。

忖度なしで言えば、楽天モバイルの評判は決して良いとは言い切れません。

しかし、楽天回線エリアは急速に拡大しているほか、プラチナバンドの導入も始まりました。

良い評判も増えつつあるので、今後の伸びしろはNo.1だと言えるでしょう。

データ無制限+かけ放題無料が3,278円で利用できるのは楽天モバイルだけですので、魅力を感じる方は契約を前向きに検討してみてください！