- 「エアコンをつけたいけれど、電気代を考えるとためらってしまう」
- 「去年より明らかに高くなった気がする」
- 「補助金が終わったらしいけど、結局いくら上がったの?」
これから夏本番を迎えるいま、こんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
エリスグッド編集部が全国の1,021人に聞いたところ、電気代が気になってエアコンの使用を控えた経験がある人は70.1%にのぼりました。
さらに、今後の電気代に「不安」を感じる人は81.4%。
しかし、実際に電力会社やプランの見直しに動く人は、わずか5%ほどにとどまります。
不安は大きいのに、なぜ行動に移せないのか。
この記事では、全国1,021人のリアルな声と全28問の調査結果をもとに、補助終了後の電気代の実態と「我慢の夏」の背景を明らかにします。
調査結果サマリー
主な調査結果は、以下のとおりです。
- 電気代が気になり”エアコンを我慢”した経験あり:70.1%
- 夏のエアコン代が気になる:92.4%/今後の電気代に不安:81.4%
- 前年より電気代が「上がった」:66.7%(月1,000円以上が43.3%)
- この夏プランを比較する人は5.0%、乗り換えは0.7%
- 12.4%は「補助終了」を知らなかった

調査背景
2026年1〜3月使用分をもって、政府の電気・ガス補助が一旦終了しました。
明細から自動で差し引かれていた値引きがなくなり、4月以降の電気代は実質的に値上がりしています。
夏(7〜9月使用分)には、電気で3.5〜4.5円/kWhの値引き支援が再開される予定です。
冷房需要が高まるこの時期、家庭はどれだけ負担を感じ、どう備えているのか。全国1,021人に聞きました。
※電気・ガス料金支援の実施・再開スケジュールは、経済産業省 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」をご参照ください。
調査概要
| 調査名 | 電気代と夏のエアコン利用に関する意識調査 |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年6月15日〜6月22日 |
| 調査方法 | インターネット調査(クラウドソーシング) |
| 調査対象 | 全国の男女(家庭の電気代に関与している人) |
| 有効回答数 | 1,021人(全件が回答品質チェックを通過) |
| 調査主体 | 株式会社スタークラフト(エリスグッド編集部) |
| 設問数 | 全28問 |
※アンケート結果の引用についてはページ下部の「本調査の引用・転載について」をご確認ください。
※注記:構成比は小数第2位を四捨五入。合計は100%にならない場合があります。
回答者の属性
| 性別 | 女性 65.0% 男性 33.6% 回答しない 1.4% |
|---|---|
| 年代 | 30代 34.5% 40代 28.5% 20代 15.7% 50代 15.6% 60代以上 5.7% 10代 0.1% |
| 世帯人数 | 3人 26.9% 2人 24.5% 4人 21.2% 1人 19.1% 5人以上 8.3% |
| 住まい | 持ち家・一戸建て 45.2% 賃貸(アパート・マンション) 43.7% 持ち家・マンション 11.1% |
| 電気契約 | 大手電力 78.0% 新電力 20.7% わからない 1.4% |
| ご家庭のエネルギー種別 | 電気+都市ガス 51.2% 電気+LPガス 27.8% オール電化 18.6% わからない 2.4% |
調査結果の詳細
ここからは、設問ごとの結果を詳しく見ていきましょう。
1. 夏のエアコン代が「気になる」92.4%。今後の電気代に「不安」81.4%

夏のエアコン代が「気になる」と答えた人は92.4%、今後の電気代に「不安」を感じる人も81.4%。ほとんどの家庭が、この夏の電気代に何かしらの気がかりを抱えています。
2. 電気代が気になって「エアコンを我慢」した経験あり70.1%

電気代が気になってエアコンを控えた経験が「ある」人は70.1%で、「まったくない」はわずか11.3%。我慢した時間帯は朝・日中・就寝中に分かれ、年代を問わず幅広く、特に40代で目立ちました。
本来なら冷房が欠かせない時間帯にまで我慢が及んでいるのは、少し心配な結果です。
3. 補助終了後「負担が増えた」63.0%。前年比で「上がった」66.7%

補助終了後、負担が「増えた」と感じる人は63.0%。前年の同じ月と比べても66.7%が「上がった」と答え、月1,000円以上の値上がりを実感した人は43.3%にのぼります。
一方で「ほぼ予想どおり」という回答も38.6%と多く、覚悟のうえでの値上がりだった、という受け止めもうかがえます。
4. 値引き表記の消失に気づいた人は17.7%。12.4%は「補助終了」を知らなかった

明細から補助の「値引き表記」が消えたことに自分で気づいた人は、わずか17.7%。約7割は補助の存在そのものをあまり意識していませんでした。
さらに12.4%は「補助が終わったこと自体を知らなかった」と回答。明細を毎月見ている人(64.5%)でも、値引きの部分までは見ていなかったようです。
5. エアコンで最も重視するのは「快適さ」より「電気代」36.7%

エアコンで最も重視するものは「電気代」で36.7%。熱中症予防や子ども・高齢者の体調を上回り、快適さや健康よりも“まず料金”という人が多数でした。
一方、実際につけるきっかけは「体感で暑いと感じたら」が74.8%と突出。料金を気にしつつ、最後は暑さの体感で決めている様子がうかがえます。
6. この夏の対策、1位は「扇風機・サーキュレーター併用」69.1%。「プラン比較」は5.0%

この夏やりたい対策は「扇風機・サーキュレーターの併用」が69.1%でトップ。フィルター掃除や設定の見直しなど、身近な節電が並びました。
一方で「電力会社・プランの比較」はわずか5.0%。
手元でできる工夫が中心で、契約そのものの見直しにはなかなか向かいません。
7. 「見直したい」は16.2%。負担増を実感した人でも、動いたのは6.7%

今後3か月以内に電力会社・プランを「見直したい(見直し済み含む)」人は16.2%にとどまり、半数は消極的。「負担が増えた」と感じた人に絞っても、実際に動いたのはわずか6.7%でした。
強い不安や関心が、行動にはなかなか結びついていません。
8. 値上がり実感は大手66.5%・新電力66.8%でほぼ同じ。「下がった」は新電力に多い

値上がりの実感は、大手電力でも新電力でもほぼ同じ。ただ「下がった」と答えた人は新電力のほうがやや多め(10.4%/大手6.0%)でした。
「乗り換えれば必ず安くなる」とは言えませんが、見直しで負担が下がった人が一定数いるのも事実です。
エリスグッド編集部の考察
今回の調査から、3つのことが見えてきました。

不安が「行動」に変わらない3つの理由
これだけ不安や関心が高いのに、見直しに動く人は16.2%どまり。その背景には、3つの理由がありそうです。
値上がりの原因=補助終了に気づいていない
そもそも「補助が終わったこと」に気づいていない人が多数。値上がりは感じても、その原因が補助の打ち切りと結びついていないため、自分ごととしての対策に向かいにくいのです。
値上がりが「想定どおり」で危機感になりにくい
値上がりが「想定の範囲」だったことも一因。覚悟していたぶん、急いで動く強い動機にはなりにくいのでしょう。
「我慢」でしのげてしまう
そして、日々の小さな我慢や工夫で乗り切れてしまうこと。それが、契約見直しという根本的な対策を後回しにさせているのかもしれません。
エアコンの「我慢」は熱中症リスクと隣り合わせ
我慢が広がる朝・日中・就寝中は、いずれも熱中症のリスクが高まる時間帯。とりわけ高齢の方がいる世帯では健康への影響が心配です。
節約は大切ですが、体調を崩しては本末転倒です。
“我慢”の前に、「固定費=電力プラン」を見直すという選択肢
エアコンを我慢して数百円を浮かせるより、「固定費」である電力会社・料金プランを一度見直すほうが、無理なく続けて電気代を抑えられます。
まずは今の契約と他社プランを比べてみることが、“我慢しない夏”への第一歩です。

調査結果のすべては、以下のレポートでもご覧いただけます。
電気代と夏のエアコン利用に関する意識調査|調査結果レポート(PDF)
本調査の引用・転載について
本調査の結果は、記事やニュース、資料などにご自由にご活用いただけます。
ご利用の際は、出典として「エリスグッド調べ」と明記いただき、本記事(https://starcraft-n.co.jp/erisgood/report/internet-report/electricity-aircon-survey-2026/)へのリンク設置をお願いします。
グラフ・数値の引用も、同様にご利用いただけます。
会社概要
| 会社名 | 株式会社スタークラフト |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役 中倉大吾 |
| 所在地 | 〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-30-17朝日生命南池袋ビル3階 |
| 設立 | 2014年7月2日 |
| 事業内容 | Webメディア運営、SEO事業、Webサイト企画・集客代行 |
| 運営メディア | エリスグッド (https://starcraft-n.co.jp/erisgood/) |
| URL | https://starcraft-n.co.jp/ |
本件に関するお問い合わせ
株式会社スタークラフト エリスグッド編集部
お問い合わせ:media@starcraft-n.co.jp


