「auからpovoに乗り換えるとどんなメリットがあるのか知りたい」「auからpovoに乗り換える手続きは簡単なの?」など、思ってはいないでしょうか?
2021年の9月から「povo2.0」という新サービスがスタートしました。基本料金は0円で、毎月必要なデータ容量をトッピングしていく方式です。毎月のデータ使用量がバラバラな人には嬉しいサービスでしょう。自分の裁量で毎月使用できるデータ量の上限を決められるからです。
しかし、「povo2.0は本当に安心して使えるサービスなのか」「povo2.0に落とし穴はないのか」などの疑問をもつ人もいるでしょう。本記事では、「povoの特徴」「auからpovoに乗り換える方法」「auからpovoに乗り換えるメリット・デメリット」などを解説します。
本記事を読めば、povoの特徴や乗り換え方法を理解できるようになります。povoは自分に向いているサービスなのかを念頭におきながら、本記事を読み進めてみてください。
楽天モバイルが月額0円プランを廃止したことで多くのユーザーがpovoに乗り換えましたね。
povoは基本料金0円で持てる唯一の会社なので2台目、3台目のスマホを持つ方には魅力的なのだと思います。
「povo 2.0」
基本料0円で使える圧倒的安さ!
povoならギガを必要な分だけ選べる
料金 | 平均速度 | ||
---|---|---|---|
基本料:0円 + データ使い放題(24時間):330円/月 1GB(7日間):390円/月 3GB(30日間):990円/月 1GB(180日間):1,260円/月 20GB(30日間):2,700円/月 60GB(90日間):6,490円/月 300GB(90日間):9,834円/月 データ使い放題(7日間)12回分:9,834円/月 150GB(180日間):12,980円 120GB(365日間):21,600円/月 300GB(365日間):24,800円/月 360GB(365日間):26,400円/月 | 下り84.71Mbps 上り14.43Mbps / Ping値49.19ms | ||
事務手数料 | 使用回線 | 5G | eSIM |
無料 | au | 対応 | 対応 |
データ繰り越し | 制限時の速度 | 海外利用 | 支払い方法 |
128kbps ※0円0GB時 | 有料 海外ローミング | クレジットカード あと払い(ペイディ) |
auのサブブランド「povo2.0」は基本料0円で使える唯一の携帯キャリア・格安SIMです。
必要なときに好きなだけアプリからデータトッピング・通話トッピングなどを行うことで自由にカスタマイズすることができます。
月額制の料金ではないので、旅行の時だけ、リモートワークの時だけ、などシーンに合わせて使えます。コストを抑えたいときは0円で維持もありです。
サブ回線の契約やデュアルSIMのデータ専用SIMなど使うのもおすすめです。
\申し込みはアプリから!/
povoは基本料金0円
新規・乗り換え(MNP)はこちら
※App Store / Google Playが開きます
データ通信専用SIMはWEBから申し込み
最短3分で開通できる公式サイトへ
(本人確認書類不要)
\申し込みはアプリから!/
povoは基本料金0円
新規・乗り換え(MNP)はこちら
QRコードをスマホで読み取ると専用アプリがダウンロードできます。
(App Store / Google Playが開きます)
データ通信のみを使いたい方はWEBから申し込み
最短3分で開通できる公式サイトへ
(本人確認書類不要)
※料金表記はすべて税込価格です
auからの乗り換えなら
\こちらもおすすめ!/
「irumo(イルモ)」
料金 | 速度 | ||
---|---|---|---|
0.5GB:550円/月 (※0.5GBプランは 最大速度3Mbps / 5G・セット割対象外) 3GB:2,167円/月 6GB:2,827円/月 9GB:3,377円/月 | 下りMbps 上りMbps / Ping値ms | ||
事務手数料 | 使用回線 | 5G | eSIM |
無料 | docomo | 対応 | 対応 |
docomoサブブランドのひとつである「irumo(イルモ)」は月額わずか550円から使えるお得な格安SIMです。
オンラインだけでなく店頭でも申込み・サポートを受けられながら、価格はキャリアよりぐっと安いというメリットがあります。
\オンラインなら手数料無料!/
さらにirumoをもっと安く使うならドコモ光(OCN インターネット) とのセット利用がおすすめ。毎月のスマホ代が1,100円割引になります。(irumo3GB以上のプランから適用)
OCN インターネットは最大55,000円の現金キャッシュバックと最大6ヶ月間を月額500円で使えるワンコイン特典もある人気の光回線です。
povoの特徴
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
公式サイト | https://povo.jp/ |
- auの提供会社と同じKDDI株式会社が運営している
- auよりも料金が安い
- auと通信品質は変わらない
- auのオンライン専用プランのようなイメージ
- 毎月使いたいデータ量を自分でカスタマイズできる
\基本料金0円で使える!/
トッピングで作る新感覚のスマホプラン
povoの毎月の基本料金は0円で、毎月必要なデータ容量をトッピングしていく方式です。自分が毎月使用するデータ量を把握しておくことで、データ量を無駄なく使えます。
例えば、現在契約しているプランの、月間最大容量が3GBだとします。「毎月使うデータ量の平均値は3GBだけど、たまに10GBぐらい使ってしまうときがある」のような場合は、追加チャージをする必要があるでしょう。その場合は、3GBプランの料金を支払いつつ、追加チャージ分の料金も支払う必要があります。
しかし、povoでは、毎月使えるデータ量を自分でカスタマイズできます。月額料金に加えて、追加チャージする形ではなく、その月に使いたい分だけの容量を課金する形です。他の格安SIM会社にはない、独自性のあるスマホプランといえます。毎月使うデータ容量にばらつきがある人におすすめです。
毎月のデータ量をカスタマイズできるのは大きなメリットでしょう。ただし、あまったデータ量は翌月に繰り越せません。配分を間違えてしまうと損する可能性もあります。
毎月のデータ量の配分を考えることで、データ量をあまらせること(無駄)も減ります。毎月自分のキャパを予想しながらpovoを利用すれば、他社よりもお得に使えます。
\基本料金0円で使える!/
povoがおすすめな人・おすすめしない人
おすすめな人 | おすすめしない人 |
---|---|
○ 毎月の使用データ量がバラバラの人 ○ 毎月の通信費を抑えたい人 ○ オンライン手続きをできる人 ○ 通信速度の速い格安SIMを利用したい人 | × 店舗や電話でサポートを受けながら乗り換えたい人 × クレジットカードを使えない人 × 家族割の適用を受けたい人 × auスマートバリューを適用したい人 |
povo1.0とpovo2.0の違いは?
povo1.0では、月額2,728円でデータ容量を20GB使えるプランだけしか存在しませんでした。それが、povo2.0からはトッピング形式に変更されました。
povo1.0 | povo2.0 | |
---|---|---|
データ容量 | 20GB | ー |
基本料 | 2,728円 | 0円 ※自由にトッピング |
制限時速度 | 1Mbps | 128kbps |
契約者 | 20歳以上 | 13歳以上 |
povo2.0からトッピング方式になったことで自由度が増した上に、月額料金も少しだけ安く抑えられるようになりました。
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
\基本料金0円で使える!/
auからpovoに乗り換える方法と全手順
- 使用中のスマホがpovoに対応しているかを調べる
- 公式サイトから申し込む
- 該当項目を入力していく
- 入力項目の確認をする
- 申し込みが完了する
現在使用中の端末が、povo2.0に対応しているのか事前に調べておきましょう。対応端末については、次のページから調べることができます。(https://povo.jp/product/)
対応端末でない場合は、対応端末を購入しておくことで、スムーズに乗り換えられます。
申し込む際には、公式ページから「auからpovo2.0へ変更」をクリックし、該当項目を入力していきます。au IDでログインする必要があるため、事前にログインIDを控えておきましょう。入力を終えて申し込めば、数日後にSIMカードが届きます。その後は、初期設定をすることでpovo2.0を利用できるようになります。
準備するもの
- クレジットカード
- au IDの把握
- povo2.0アカウントの作成
- povo2.0対応の端末がなければ購入しておく
かかる手数料一覧
▼auでかかる手数料一覧
契約解除料(違約金) | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 |
---|
▼povoでかかる手数料一覧
契約事務手数料 | 無料 |
MNP転入手数料 | 無料 |
---|
「povoに乗り換えたいけど、手数料がかかるか不安」のように不安をもつ人もいるでしょう。
結論、auからpovoに乗り換える場合、手数料は一切かかりません。
通常では、初期費用やMNP手数料がかかるため、乗り換え手数料がかかります。ただし、auからpovoへの乗り換えなら無料で乗り換えられます。「乗り換え手数料がかかるか不安な人」も、安心してpovoへ乗り換えましょう。
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
\基本料金0円で使える!/
auからpovoに乗り換える9のデメリット
- auショップでの申し込み・サポートが受けられない
- キャリアメールがpovoにはない(有料330円/月で持ち運び可)
- トッピングを都度購入しなければいけない
- 基本料0円だが、180日以上有料トッピングしないと利用停止・契約解除となる
- あまったデータは翌月にくり越せない
- 速度制限されたときの速度が遅い
- 端末とのセット購入できない
- 家族割やauスマートバリューが受けられない
- DAZNやNetflixなどの割引パックが使えなくなる
auからpovoに乗り換えるなら、以上のデメリットを知っておきましょう。これらのデメリットを理解した上で、「povo2.0は使用する価値がある」と判断した場合は、利用が向いているといえます。
1.auショップでの申し込み・サポートが受けられない
povoからauに乗り換える1つ目のデメリットは「auショップでの申し込み・サポートを受けられない」ことです。
povoでは、auショップからの申し込みやサポートを受けられません。auでは、MNP手続き・データ移行・セキュリティ設定・ノートンセキュリティ設定などのサポートを店舗で受けることができました。しかしpovoでは、チャットサポートしか受けられません。オンライン手続きが苦手な人にとってはマイナスでしょう。
ただし、チャットサポートは自動応答システムではなく、オペレーターが対応してくれます。困ったときもAIではなく、人間が回答してくれるので、オンライン上でも悩みの解決はできます。
auショップと比べると手間はかかりますが、オンライン上でもサポートは受けられます。
2.キャリアメールがpovoにはない(有料330円/月で持ち運び可)
povoからauに乗り換える2つ目のデメリットは「キャリアメールがpovoにはない」ことです。
キャリアメールをこれまで使っていた人は、「メールアドレスの変更を周りに伝えるのが面倒」「現在登録しているサイトのメールアドレスを変えるのが大変」のように、思う人もいるでしょう。
そのような人は、有料オプション(月額330円)に加入すればキャリアメールを使えます。
またキャリアメールが使えない対応策としては、「Gmail・Yahoo!メール」を使うことです。これらは、アカウントを無料でつくれます。
「キャリアメールが使えないこと」を問題視しているわけではなく、「メールアドレス自体を使えないこと」を問題視している場合は、対応策があることを知っておきましょう。
3.トッピングを都度購入しなければいけない
povoからauに乗り換える3つ目のデメリットは「トッピングを都度購入しなければならない」ことです。
データ容量がなくなったり有効期限がきれたりすると、毎度トッピングをする必要があります。ボタンをタップするだけで、データ量のチャージはできますが、それ自体を手間に感じる人もいるでしょう。他の格安SIMでは、毎月使えるデータ量が定まっている場合が多いです。(毎月3GBまでなら、問題なく使えるのようなイメージです)
自由に無駄なくデータ量を使いたい人にはおすすめできますが、毎月決められたデータ容量だけを使いたい人にはおすすめできません。
4.基本料0円だが、180日以上有料トッピングしないと利用停止・契約解除となる
povoからauに乗り換える4つ目のデメリットは「180日以上有料トッピングしなかったら利用停止・契約解除になる」ことです。
povo2.0のSIMを有効化した日から180日間経っている場合、もしくは有料トッピングをしてから180日以上経っている場合は利用停止になり、さらにそこから30日経つと契約解除されます。
「基本料金が0円だから、課金(トッピング)しなければ、スマホ料金を永年無料にできるのではないか」と考える人もいるかもしれません。ただし、180日以上課金(トッピング)をしない場合は、利用停止になります。
5.あまったデータは翌月にくり越せない
povoからauに乗り換える5つ目のデメリットは「あまったデータは翌月にくり越せない」ことです。
povoではあまったデータ量を翌月にくり越せず、有効期限内に使い切る必要があります。例えば、20GBプラン(30日間有効)を購入したとします。30日間で15GBしかデータ量を使えなかった場合は、残りの5GBはくり越しができないということです。
つまり、データをトッピングする際は、どれぐらい必要なのかを考えてからトッピングする必要があります。データ量を余らせることがないように気をつけながらトッピングしましょう。
ちなみにpovoと同様、ahamo・LINEMOでも翌月にデータをくり越せません。しかし、UQモバイル・Y!mobileではデータ量を翌月にくり越せます。データ量を翌月にくり越せる格安SIMもあると知っておきましょう。
6.速度制限されたときの速度が遅い
povoからauに乗り換える6つ目のデメリットは「通信制限時の速度が遅い」ことです。
ahamoやLINEMOに比べるとpovoの通信制限時の速度は遅いです。具体的には、以下の表をご覧ください。
キャリア名 | 通信制限時の速度 |
---|---|
povo | 最大128kbps |
ahamo |
20GBプラン:最大1Mbps 100GBプラン:最大1Mbps |
LINEMO | LINEMOベストプラン(10GB):最大300kbps LINEMOベストプランV(30GB):最大1Mbps |
povoでは通信制限にかかると、通信速度が128kbpsまでしか出なくなります。具体的には、LINEのメッセージを送るぐらいのことしかできなくなります。
他の格安SIMでは最大1Mbpsまで通信速度が出るところが多いです。1Mbps使えれば、画質を落とせば動画視聴できるぐらいのことはできます。
7.端末とのセット購入できない
povoからauに乗り換える7つ目のデメリットは「端末のセット購入をできない」ことです。
povoではSIMのみの販売しかしておらず、端末の販売がありません。auでは端末をセット購入することで割引があるケースがありましたが、povoにはないのが現状です。SIMカードと端末をセット購入できないと認識しておきましょう。
新しい端末を購入したい場合は、auショップ・Apple・Amazonなどから購入できます。現在使用している端末がpovoに対応していない場合は、これらのサイトから購入してみてください。
8.家族割やauスマートバリューが受けられない
povoからauに乗り換える8つ目のデメリットは「家族割やauスマートバリューが適用されない」ことです。
povo2.0では家族割やauスマートバリューを適用できません。
auの家族割(家族割プラス)は、対象プランに加入している同居家族の人数に応じて、毎月の料金を割り引いてくれるサービスです。同居家族が2人の場合は、550円。3人以上の場合は1,100円割引されます。
カウント数(使い放題MAX 5Gの場合) | 割引額 |
---|---|
2人 | 1回線あたり550円 |
3人 | 1回線あたり1,100円 |
povo1.0までは同居家族分としてカウントだけはできていましたが、povo2.0からはカウント対象外になりました。
例えば、3人家族で自分以外の2人はauを利用しており、自分はpovoを利用しているとしましょう。povo1.0までは、自分もカウント数に含めることができたので、家族2人はどちらも毎月1,100円割り引けていました。
しかし、povo2.0からは家族割プラスの対象者としてカウントできなくなりました。そのため上記の条件の場合だと、従来までは毎月1,100円割引できていたのが、毎月550円しか割り引けなくなるということです。
自分以外の家族はauを利用しており、自分だけpovoを利用している場合は、家族分の割引額が減少することもあると知っておきましょう。
家族割プラスのカウントが外れて、家族2人がauを2年間運用した場合は、合計額に以下のような差が生まれます。
カウント数(使い放題MAX 5G) | 割引額 | 月額料金(割引込み) | 2年総額 |
---|---|---|---|
2人 | 1回線あたり550円 | 6,688円 | 160,512円 |
3人 | 1回線あたり1,100円 | 6,138円 | 147,312円(−13,200円) |
9.DAZNやNetflixなどの割引パックが使えなくなる
povoからauに乗り換える9つ目のデメリットは「DAZNやNetflixなどの割引パックを使えなくなる」ことです。
auの料金プランには「使い放題MAX4G/5Gプラン」が存在します。DAZNの月額料金は3,000円ですが、割引パックを使うことで1,900円引きで使うことができました。
具体的には、「使い放題MAX4G/5Gプラン」の7,328円に加えて、DANZの月額料金(3,000−1,900=1,100円)を足して8,428円で利用できたということです。
ただし、povoではこのような割引パックを使えなくなります。auで使えていた割引を適用できなくなるのは、心苦しく感じる人もいるでしょう。
ただし、povoには「DANZ使い放題パック(7日間有効)」があります。割引を適用できないことには変わりませんが、代用策があることは認識しておきましょう。
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
\基本料金0円で使える!/
auからpovoに乗り換える7つのメリット
- 基本料金0円で使える
- auより圧倒的に安い
- MNP予約番号は不要でそのまま乗り換えできる
- 本家auと同じau 5G回線が使える
- 通信速度が速い
- データ容量を自分の好きなようにカスタマイズできる
- テザリングが上限なしで使える
auからpovoに乗り換えると、上記のようなメリットがあります。特に基本料金0円で使えるのはpovo独自の魅力でしょう。ここからは、さらに深掘りしてpovoの魅力を解説します。
1.基本料金0円で使えるのはpovoだけ!
auからpovoに乗り換える1つ目のメリットは「基本料金が0円で使えること」です。
基本料金0円でスマホを使えるのはpovoだけです。例えば、スマホを自宅で使うことが多い人にとっては嬉しいサービス内容といえます。自宅にインターネット環境がある場合は、Wi-Fiをつなげば、スマホのデータ量を使わずとも利用できるからです。
ただし、180日間以上有料トッピングしなかった場合は利用停止になります。そのため、永年無料で使うことはできません。
2.auより圧倒的に安い(月々4,500円/年間5.4万円節約)
auからpovoに乗り換える2つ目のメリットは「auより圧倒的に安くで使えること」です。
auの1番高いプラン(使い放題MAX 5G/4G)からpovoに乗り換えた場合、毎月あたり7,238円も通信費を抑えられます。(割引は適用されないと仮定します)
povoで毎月20GBのトッピングをすると仮定した場合、月額あたり4,538円。さらに、これを年間換算すると54,456円もの通信費を節約できます。auからpovoに乗り換えるだけで、通信費をかなり安く抑えられます。
プラン | povo2.0 | 使い放題MAX 5G/4G | ピタットプラン 5G/4G | くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL |
料金 | 基本料金:0円 【トッピング料金】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 | 7,238円 |
〜1GB:3,465円 1GB〜4GB:5,115円 4GB〜7GB:6,765円 |
1,628円(3GB) ※増量オプション適用で5GBになります |
2,728円(15GB) ※増量オプション適用で20GBになります |
3,828円(25GB) ※増量オプション適用で30GBになります |
初期費用 | 0円 | 3,300円 (povo・UQモバイルからの乗り換えの場合は無料) | 3,300円 | |||
通話かけ放題 | 1,650円 | 1,980円 | 1,870円 | |||
割引 | なし |
家族割プラス(最大1,100円割引) auスマートバリュー(1,100円割引) au PAUカード支払い割(110円割引) | 自宅セット割:月額638円 | 自宅セット割:858円 | ||
最低利用期間 | なし | なし | なし | |||
支払い方法 | クレジットカード あと払い(ペイディ) |
口座振替 クレジットカード コンビニ支払い インターネットバンキング au PAY支払い |
口座振替 クレジットカード コンビニ支払い インターネットバンキング au PAY支払い | |||
申し込み窓口 | オンラインのみ | オフライン | オフライン |
3.MNP予約番号は不要でそのまま乗り換えできる
auからpovoに乗り換える3つ目のメリットは「MNP予約番号は不要でそのまま乗り換えできること」です。
povoはauのサブブランドなので、MNP予約番号の取得は不要です。さらに、auからpovo間の乗り換えなら「違約金」「初期費用」もかかりません。(UQモバイルに乗り換える際も同様です)
MNP予約番号の取得に加えて、SIMロック解除や本人確認書類の準備なども基本的には不要です。他の通信会社からpovoに乗り換えることと比較すると、手間暇をかけずに乗り換えやすいといえます。
MNP予約番号は取得がそもそも面倒だし、取得してから有効期限10日間残ってないといけないというルールもあり面倒くさいです。
なのでMNP予約番号不要というのは個人的にとても嬉しい制度です。
4.本家auと同じau 5G回線が使える
auからpovoに乗り換える4つ目のメリットは「本家のauと同じ5G回線を使えること」です。
povo2.0では、2021年9月14日から5G回線を使えるようになりました。提供エリアや通信速度は、auと同じです。5G回線の提供エリアについては、次のリンクから調べることができます。
povoを利用しながら5G回線も使いたい人は、契約する前に提供エリアをチェックしておきましょう。
5.通信速度が速い
auからpovoに乗り換える5つ目のメリットは「通信速度が速いこと」です。
他社との通信速度の違いを表を使って、比較してみましょう。
下り速度 | 51.8Mbps | 53.01Mbps | 94.48Mbps | 66.68Mbps | 40.29Mbps | 43.23Mbps | 47.19Mbps | 42.4Mbps | 17.64Mbps | 10.34Mbps | 19,04Mbps |
上り速度 | 11.48Mbps | 10.91Mbps | 12.28Mbps | 14.9Mbps | 10.29Mbps | 12.53Mbps | 12.77Mbps | 10.79Mbps | 10.36Mbps | 12.4Mbps | 7.57Mbps |
Ping値 | 48.51ms | 50.6ms | 48.9ms | 40.72ms | 49.92ms | 40.23ms | 38.52ms | 57.01ms | 161.36ms | 89.02ms | 50.36ms |
表からは、auとの通信速度の速さには変わりがないことがわかります。他の格安SIMと比較しても、通信速度の速さは負けておらず、通信速度は速い方だといえます。通信回線の質にこだわりたい方には、おすすめできます。
6.データ容量を自分の好きなようにカスタマイズできる
auからpovoに乗り換える6つ目のメリットは「データ容量を自分の好きなようにカスタマイズできること」です。
povoでは毎月使うデータ容量を、自分の裁量でカスタマイズできます。例えば、今月は3GB程度しか使わなさそうだけど、来月は20GB近くデータ量が必要だ。のような場合でも、自分の裁量で好きなようにトッピングできます。
臨機応変に対応できるため、毎月使うデータ量がバラバラな人にはおすすめです。
7.テザリングが上限なしで使える
auからpovoに乗り換える7つ目のメリットは「テザリングが上限なしで使えること」です。
auではテザリングできる上限が30GBまでと制限されています。しかし、povoにはこの制限がありません。「24時間データ使い放題」を活用してのテザリングも可能です。
例えば、オンラインゲームをプレイしたいときに使えます。オンラインゲームをプレイするには、大量のデータ量を消費します。ですが、「24時間データ使い放題」トッピングを使えば、データ量を気にせずに使えます。povoの通信回線はau回線をそのまま使っているので、通信速度も安定しています。(多少ラグが起こる可能性はあります。)
「24時間データ使い放題」トッピングを使えば、1日だけデータ容量を気にすることなくテザリングを使えます。
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
\基本料金0円で使える!/
メリット・デメリットのまとめ
おすすめな人 | おすすめしない人 |
---|---|
○ 基本料金0円で利用できる ○ 通信速度はauとほとんど変わらない ○ 毎月使えるデータ量を状況に応じて配分できる ○ auから乗り換えることでスマホ代が安くなる ○ テザリングの上限がない | × 基本料金0円で使える期間の上限は180日 × あまったデータ量は翌月にくり越せない × 店舗でのサポートを受けられない × 家族割やauスマートバリューを適用できない × 端末をセット購入できない |
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
\基本料金0円で使える!/
auからpovoへ乗り換えをするベストなタイミング
auからpovoに乗り換える際は、解約違約金が一切かかりません。自分が乗り換えたいと思ったときがベストな乗り換えタイミングでしょう。
ただ乗り換え自体が初めてだと、あまりイメージが湧かないかもしれません。そこで、乗り換えるタイミングの例を3つ紹介します。
- auのデータ容量を使い切ったタイミング(データ容量無制限プラン以外の場合)
- povoに乗り換えて毎月のスマホ料金を安くしたいと思ったタイミング
- auスマートバリューを適用するよりもpovoに乗り換えた方が安いと思ったタイミング
乗り換えたいと思うタイミングは人それぞれです。auからpovoへの乗り換えは、どのタイミングで乗り換えても損はしません。思い立ったタイミングで乗り換えましょう。
auからpovoへ移行した月の料金について
auからpovoに移行した場合は、移行した月の料金はどうなるのでしょうか。auとpovoに分けて詳しく解説します。
乗り換えした月は2社の料金を重複して払う?
auで契約していたプランと、povoで契約する際に生じる料金を、日割りりり計算された料金を支払うことになります。そのため、乗り換え月は2社の料金を重複して支払うことになる場合もあります。
au料金は日割りになるか?
auの料金は日割り計算されます。基本料金やデータ定額量だけではなく、auスマートバリューや家族割プラスなどの割引額も日割り計算されます。auスマートバリューと家族割プラスの割引については、乗り換え月の翌月以降の料金から割引される形です。
povo料金は日割りになるか?
povo料金は日割りになります。具体的には、povoの契約日から月末までの日割り料金を支払うことになります。ただし、通話トッピングに関しては月途中の契約・解約であっても日割り計算されません。
ちなみに他社からpovoへの乗り換えだとどうなる?
他社からpovoに乗り換える場合は、ほとんどお金をかけることなく乗り換えられます。
しかし、au・UQモバイル・povo1.0以外からの乗り換える際は、MNP予約番号の取得やSIMロック解除などの手続きが必要です。日割り適用についても同様で、他の通信回線から乗り換える場合は適用できないことが多いです。
その他の格安SIM | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
契約解除料(違約金) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 ※一部の法人プランは除く | 無料 | 無料 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
MNP転入手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 無料 | 3,300円 |
契約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 無料 | 3,300円 |
日割り適用 | 適用される | 適用される | 適用される | 適用できない | 適用できない | 適用できない | 適用できない | 適用できない場合が多い |
- データトッピングは余っていても引き継げない
- SIMカード変更が必要
- au家族割プラスのカウント対象外になる
- 速度制限時の速度が変わった
- 未成年者は再度親権者の同意が必要になる
- 支払い方法の引き継ぎは不可
- LINE年齢認証が非対応になる(ID検索ができない)
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
\基本料金0円で使える!/
povo乗り換え時のよくある質問
まとめ
auからpovoには無料で乗り換えられます。通信速度の速さも同じ回線を使っているため、ほとんど変わりません。さらに、auからpovoに乗り換えるだけで通信費を節約できます。
povoに乗り換えると、「家族割プラス」「auスマートバリュー」を適用できなくなりますが、それを加味しても通信費を安くできる確率は圧倒的に高いです。
「povoに乗り換えようかな」と思った場合は、仮に乗り換えても合わないと思ったらauに戻すこともできます。無料で乗り換えできるので、試しに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
料金プラン | 基本料金0円 【データトッピング】 データ使い放題(1日間有効):330円 データ追加1GB(7日間有効):390円 データ追加3GB(30日間有効):990円 データ追加1GB(180日間有効):1,260円 データ追加20GB(30日間有効):2,700円 データ追加60GB(90日間有効):6,490円 データ追加300GB(90日間有効):9,834円 データ使い放題(7日間有効)12回分:9,834円 データ追加150GB(180日間有効):12,980円 データ追加120GB(365日間有効):21,600円 データ追加300GB(365日間有効):24,800円 データ追加360GB(365日間有効):26,400円 【通話トッピング】 5分以内通話かけ放題(月あたり):550円 通話かけ放題:1,650円 |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | − |
通話 | 30秒あたり22円 |
回線 | au回線 |
支払い方法 | クレジットカード・あと払い(ペイディ) |
\基本料金0円で使える!/