この記事ではオール電化向けの電力会社9社を徹底比較します。
2025年4月1日に、東京電力のオール電化向けプラン「電化上手」の割引を終了しました。
特に関東・東京にお住まいのオール電化の方はこのプランを使っている方も多いのではないでしょうか。
参考:東京電力エナジーパートナー
2016年4月の電力自由化開始頃は少なかったオール電化向けのプラン。現在はさまざまな電力会社を選べるようになっています。
電気にかかわる設備や住んでいるエリアによっても、お得な電力会社は違います。
電力会社を初めて乗り換える方にもわかるようにご紹介しますので、最後まで読んでみてくださいね。
※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。
【2025年12月最新】オール電化向け電力会社のおすすめ9社料金比較&ランキング早見表
| 電力会社 | 基本料金 | 電気使用量(kWh) | 1年間の電気代※ (4人暮らし想定) | 提供エリア |
|---|---|---|---|---|
| エバーグリーン | 【ライフスタイルL+】 定額制プラン | 600kWhまで 16,800円 ※1 | 238,277円 | 全国(沖縄・離島を除く |
| オクトパスエナジー | 【オール電化オクトパス】 1日あたり10.25円/日 | 平日・休日 午前6時~翌午前1時 24円 午前1時〜午前6時 17.48円 | 191,555円 | 全国(沖縄・離島を除く) |
| Looopでんき | 【スマートタイムONE(電灯)】 1kW 287.09円 | 固定従量料金14.87円+市場連動型従量料金※2 | 213,670円 | 全国(離島を除く) |
| Japan電力 | 【くらしプランS(東京電力)】 0円 | 1kWhあたり26.00円~ | 243,257円 | 全国(沖縄・離島を除く) |
| CDエナジーダイレクト | 【スマートでんきB】 10A毎:295.24円 | 平日・休日 午前6時~翌午前1時 35.96円 午前1時~午前6時 28.06円 | 236,299円 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県山梨県、静岡県の富士川以東 |
| idemitsuでんき | 【スマートタイムONE(電灯)】 1kW 287.09円 | 固定従量料金14.87円+市場連動型従量料金※1 | 191,555円 | 全国(沖縄・離島を除く) |
| HTBエナジー | 【ぜんぶでんき】 1kW 458.33円 | 平日・休日 午前6時〜翌午前1時 25.28円 午前1時〜午前6時 17.78円 | 246,415円 | 全国(沖縄・離島を除く) |
| リボンエナジー | 【リボングリーン】 0円 | 固定従量料金22円+市場連動型従量料金 | 253,115円 | 全国(沖縄・離島を除く) |
| イデックスでんき | 【ミッドナイトプラン】 契約電力が10kW以下の場合 1,869.91円 ※1契約あたり 契約電力が10kWを超える場合15kWまで4,710.62円(1契約あたり)15kW超過分568.14円(1kWあたり) | 平日 午前8時~午後22時 24.68~27.57円 休日(土、日、祝) 午前8時~午後22時 18.55~21.95円 平日・休日 午後22時~翌午前8時 14.48円 | 232,819円 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県 |
| 東京電力 | 【夜トクプラン(夜トク8)】 1kW255.69円 | 午前7時〜午後11時 42.60円 午後11時〜翌午前7時 31.64円 | 260,328円 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県(富士川以東) |
※弊社独自の料金シミュレーションを用いています。
※1 定められた電力量を超過した分は、超過時従量単価が適用されます。
※2 市場連動型プランのため、変動従量料金部分は30分ごとに変動します。
※算出モデルは以下の通りです。
- 各社、比較表に記載の料金プランをもとに以下の条件で試算しています。
- イデックスでんきは九州電力エリア、それ以外の電力会社は東京電力エリアで試算しています。
- 市場連動型の利用料金は各社の最新の固定単価+[電力その他 type=”更新シミュ期間”]の月平均のエリアプライス価格(東京)で試算しています。
- [電力その他 type=”更新シミュ期間”]の燃料費調整等単価(独自燃調)、消費税を含みます。
- 午前1~6時にエコキュートなどの給湯器が稼働することを想定し、冬季(12~2月)・それ以外の消費電力も試算に含みます。詳細は以下の表の通りです。
- 料金シミュレーションで用いた契約電流(A・kW)、年間電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
| 想定世帯人数 | 契約電流 | シミュレーションに用いた年間電気使用量 | 【冬季】午前1~6時の月間使用電力量 | 【それ以外】午前1~6時の月間使用電力量 |
|---|---|---|---|---|
| 4人暮らし | 60A・4kW | 7,272kWh | 232.5 | 77.5 |
※参考2:関西電力
※上記の参考1から「平均電気使用量」を引用し、東京電力が提供する月別最大電力の比率を用いて12か月分に振り分け、参考2より「オール電化世帯人数別の電気代平均額」の割合を試算、参考1を用いた月ごとのモデルケースに適用しています。
※参考3:エコキュート|三菱SRT-N376-BS2の仕様書
※参考4:エコキュート|パナソニックHE-NSU37LQSの仕様書
この表を参考にして、乗り換えにおすすめの新電力会社5社を選びました。
- 1位 エバーグリーン
- 2位 オクトパスエナジー
- 3位 Looopでんき
- 4位 Japan電力
- 5位 CDエナジーダイレクト
エバーグリーン、Looopでんき、Japan電力以外は、オール電化向けのプランが用意されています。
Looopでんきは、市場連動型プランとなっています。専用プランはありませんが、電気料金の安い時間帯に電気を使うことで電気代が抑えられ、オール電化との相性が良いため、選びました。
エコキュート利用者は電力会社をどう選ぶ?オール電化向けプランは「深夜」がポイント
オール電化住宅で電気代を安くしたいと検討している人は、以下のポイントが重要です。
電気代を安くするポイント
- エコキュートを活用する
- 深夜に安くなる電力会社や料金プランを選ぶ
それぞれについて見ていきましょう。
エコキュートと電気温水器を比較!平均どのくらい電気代がかかる?
エコキュートと電気温水器を比較すると、エコキュートの方が電気代が安くなります。
地域別でエコキュートと電気温水器の電気代を比較すると、以下の通りです。
| 電力会社(エリア) | エコキュート(年間電気代) | 電気温水器(年間電気代) |
|---|---|---|
| 北海道電力 | 約54,000円 | 約184,800円 |
| 東北電力 | 約48,000円 | 約189,600円 |
| 北陸電力 | 約42,000円 | 約166,800円 |
| 東京電力 | 約37,200円 | 約158,400円 |
| 中部電力 | 約25,200円 | 約100,800円 |
| 関西電力 | 約20,400円 | 約87,600円 |
| 中国電力 | 約43,200円 | 約176,400円 |
| 四国電力 | 約44,400円 | 約193,200円 |
| 九州電力 | 約20,400円 | 約84,000円 |
| 沖縄電力 | 約27,600円 | 約62,400円 |
上記の表を見てわかる通り、エコキュートの方が約2~4倍、電気代が安いです。毎月の電気代を抑えたい人はエコキュートを選びましょう。
設置費用はエコキュートの方が高いです。ただし、エコキュートは国からの補助金が出ますので、活用するとお得になります。
オール電化で光熱費を安くするなら必ず電気料金の見直しを!
オール電化で光熱費を安くしたい人は、電気料金を見直すことが大切です。現在の料金プランをそのまま継続してしまうと、電気代が割高になってしまう可能性があります。
オール電化は、深夜に電気を使い電気代を安く抑えることが特徴です。例えばエコキュートなら、深夜に沸かした水を日中に使うことで、電気代を抑えます。
そのため、深夜の電気料金がお得になる料金プランを提供している電力会社に切り替える必要があります。
ただし、すべての電力会社が「オール電化向けの料金プラン」を提供しているわけではありません。
沖縄エリアでは、オール電化向けの料金プランを提供している新電力会社が見当たりません。このように自分の住んでいるエリアに合った電力会社を探すことが大切です。
住んでるエリア別!オール電化向け新電力会社と料金プランのおすすめを厳選して紹介
住んでいるエリアによって、おすすめのオール電化向け新電力会社が異なります。
自分の住んでいるエリアに該当する新電力会社を見ていきましょう。
【東京電力エリア】CDエナジーダイレクト

| 公式サイト | https://www.cdedirect.co.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【スマートでんきB】 基本料金: 10A毎 295.24円 電気料金: 平日・休日 午前6時~翌午前1時 35.96円 午前1時~午前6時 28.06円 |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 236,299円 東京電力と比べると -24,029円 |
| 提供エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東 |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください
CDエナジーダイレクトは、関東エリアだけで契約実績60万件を誇る新電力会社です。提供エリアは関東のみですが、人気と実績のあるおすすめの電力会社です。
CDエナジーダイレクトには、オール電化向けのプラン「スマートでんきB」があります。午前1時~午前6時は、電気料金が安くなります。初期費用や解約金が一切かかりませんので、気軽に切り替えやすいことが特徴です。
結婚や出産、新居の購入など、人生の節目には最大3,000ポイントがもらえるキャンペーンもあります。
\ 関東エリア限定!契約実績60万件 /
【関西電力エリア】オクトパスエナジー

| 公式サイト | https://octopusenergy.co.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【オール電化オクトパス】 基本料金: 1日あたり 9.7円 電気料金: 平日・休日 午前6時~翌午前1時 29.09 円 午前1時〜午前6時 21.19 円 |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 215,871円 関西電力と比べると -10,002円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください
オクトパスエナジーには、オール電化向けのプラン「オール電化オクトパス」があります。
オクトパスエナジーは、ソーラーパネル(太陽光発電)と蓄電池システムを新規導入する場合、最大10万円の電気代割引キャンペーンを実施しています。
オール電化をこれから始める方にもおすすめの電力会社といえるでしょう。
オール電化と太陽光発電をセットにすることで、さらに電気代を抑えることが可能です。
基本的にオール電化は、日中の電気代が高くなります。しかし、太陽光発電で自家発電することで、日中の電気代をカバーできます。
また電力が余れば、電力会社に売ることで収入を得ることも可能ですよ。
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【北海道電力エリア】北海道電力

| 公式サイト | https://www.hepco.co.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【エネとくスマートプラン】 基本料金:1kW 486.00円 電力量料金: 日中時間 38.22円 夜間・日祝時間 29.44円 |
| 1年間の電気代 シミュレーション | 218,984円 |
| 12月の 燃料費等調整額 | -7.46円 |
| 提供エリア | 北海道全域 |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
弊社のシミュレーションでは、北海道エリアは北海道電力の「エネとくスマートプラン」が最もお得と試算しました。
日曜・祝日は1日中おトクで、「日曜日は家族が揃うので日中の電気使用量が多い」という家庭には非常に相性が良い設定です。また、「エネモポイント」が貯まり、電気料金に応じたポイントを提携ポイントや商品に交換できます。
ただし、平日の日中(8時〜22時)に在宅時間が長く、暖房やエアコンを多用する場合は、他のプランより割高になる可能性があります。
【東北電力エリア】Japan電力

| 公式サイト | https://www.japaden.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【くらしプランS】(関東エリア) 基本料金:0円 電気料金: 2段階料金 1〜400kWh 27.00円/kWh 401kWh〜 26.00円/kWh |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 228,992円 東北電力と比べると -16,850円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
Japan電力は、基本料金が0円で使った分が電気代になるシンプルなプランです。電気使用量が多いほどお得になるプランですので、電気使用量の多いオール電化と相性の良いプランとなっています。
新電力会社の中でもトップクラスに電気代が安く、全国(沖縄・離島を除く)に対応しています。初期費用はかかりませんが、1年未満に解約すると解約金3,000円(不課税)が発生しますので、注意しましょう。
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【北陸電力エリア】Looopでんき

| 公式サイト | https://looop-denki.com/home/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【スマートタイムONE】 基本料金:1,825.80円(6kVA) 電気料金:市場連動型(30分ごとに変動) |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 203,247円 北陸電力と比べると -57,081円 |
| 提供エリア | 全国(離島を除く) |
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Looopでんきは、人気と実績を兼ね備えている新電力会社です。「独立系新電力会社の中で電気供給実績No.1」を達成しており、35万件以上の契約実績があります。
参考元:資源エネルギー庁
Looopでんきは基本料金0円で、市場連動型プランを採用しています。30分ごとに電気料金が変動するプランなので、オール電化と相性の良いプランです。
その理由は、深夜に電気料金が安いから。エコキュートなどを深夜に動かし、電気代を抑えることが可能です。
午後13時ごろから午後19時ごろまでは、電気料金が高くなる傾向がありますので、その時間帯を避けて電気を使うだけで無理なく節約できるでしょう。
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【中部電力エリア】Japan電力

| 公式サイト | https://www.japaden.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【くらしプランS】(関東エリア) 基本料金:0円 電気料金: 2段階料金 1〜400kWh 27.00円/kWh 401kWh〜 26.00円/kWh |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 224,498円 中部電力と比べると -24,024円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
Japan電力は全国(沖縄・離島を除く)に対応していることもあり、東北エリアだけでなく中部エリアでもおすすめの新電力会社です。契約実績は5万件以上あります。
また、電気料金の値上げが少ない点も特徴の1つです。2022年9月利用分の値上げ以降、基本料金・電力量料金ともに1度も値上げをしておらず、安心して利用できる新電力会社です。
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【中国電力エリア】シン・エナジー

| 公式サイト | https://www.symenergy.net/lvfa17 |
|---|---|
| 料金プラン | 【夜】生活フィットプラン 基本料金:473.00円 電力量料金(デイタイム※1):26.14円/kWh 電力量料金(ライフタイム※2)29.63円/kWh 電力量料金(ナイトタイム※3)21.33円/kWh |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 219,203円 中国電力と比べると -6,670円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
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※ 詳細はこちら
※1 平日9時~16時、 休日扱い日の8時~22時まで
※2 平日6時~9時および16時~23時
※3 平日23時~翌日6時、休日扱いの日の22時~翌日8時まで
シン・エナジーは、全国10エリアで11万件以上の契約実績を持つ新電力会社です。中国電力エリアでも多くの家庭に選ばれている、人気と実績のあるおすすめの電力会社です。
【夜】生活フィットプランでは、平日23時~翌日6時、休日22時~翌日8時の電気料金が安くなります。エコキュートや蓄熱暖房の稼働時間にぴったりで、オール電化住宅におすすめです。
また、4人暮らしの場合は中国電力の電化Styleコースと比較して-6,670円安くなります。
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【四国電力エリア】エバーグリーン

| 公式サイト | https://www.egmkt.co.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | ライフスタイルM (定額300kWh) 8,280円 ライフスタイルL (定額450kWh) 12,800円 ライフスタイルL+ (定額600kWh) 16,800円 |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 232,541円 四国電力と比べると -34,810円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
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エバーグリーンは、イーレックスと東京電力エナジーパートナーが共同で設立した電力会社で、契約件数19万件を突破しています。
オール電化住宅向けの「ライフスタイルM〜L+」は、月間300〜600kWhまで定額制で電気代が固定されます。
四国電力の「でんかeマンション」から乗り換えた場合、4人暮らしで年間-34,810円の節約が可能です。
時間帯を気にせず電気を使えるうえ、実質再エネ100%でCO₂排出量もゼロ。初期費用・解約金なしで安心して試せます。
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公式サイト:https://www.egmkt.co.jp/
【九州電力エリア】九州電力

| 公式サイト | https://www.kyuden.co.jp/ | ||
|---|---|---|---|
| 料金プラン | 電化でナイト・セレクト22 | ||
| 基本料金 | 契約電力が10kW以下 | 1,888.80円 | |
| 契約電力が11kW〜15kWまで | 4,758.20円 | ||
| 契約電力の15kW超過分 | 573.88円 | ||
| 電力量料金 ※1 | 平日昼間 | 夏冬 | 27.63円 |
| 春秋 | 24.74円 | ||
| 休日昼間 | 夏冬 | 22.01円 | |
| 春秋 | 18.61円 | ||
| 夜間 | 14.59円 | ||
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 199,768円 | ||
| 提供エリア | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県 | ||
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※ 詳細はこちら
料金設定について
休日:土曜日、日曜日、祝日、1月2日〜3日、4月30日〜5月2日、12月30日〜31日
春・秋:3月1日〜6月30日、10月1日〜11月30日
夏・冬:上記以外の期間(7月1日〜9月30日、12月1日〜2月28日/29日)
基本料金の特例:使用量が0kWhの場合、基本料金は半額
九州エリアのオール電化プランを比較したところ、九州電力の「電化でナイト・セレクト22」が最もお得でした。
平日の日中(8時〜22時)は単価が最も高いため、在宅時間が長い家庭は注意が必要ですが、夜間時間が10時間と長く、生活リズムに合わせて選べるため無理な節電は不要です。
土曜日も1日中安い単価で週末の家事に有利。さらに、春・秋(3〜6月、10〜11月)は単価が低く、年間の光熱費を抑えやすい設計です。
オール電化向け総合ランキング上位5社を一挙に紹介
オール電化向け総合ランキング上位5社について紹介します。
- 1位 エバーグリーン
- 2位 オクトパスエナジー
- 3位 Looopでんき
- 4位 Japan電力
- 5位 CDエナジーダイレクト
ただし、提供エリアが限られている電力会社がありますので、注意しましょう。
1位 エバーグリーン|定額制で料金変動ナシ!環境に優しい老舗電力

| 公式サイト | https://www.egmkt.co.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | ライフスタイルM (定額300kWh) 8,280円 ライフスタイルL (定額450kWh) 12,800円 ライフスタイルL+ (定額600kWh) 16,800円 |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 238,277円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
エバーグリーンには夜間割引プランはありませんが、「料金変動が不安」「日中の電気代が高い」と感じているオール電化住宅の方には、「ライフスタイルプラン」がおすすめです。
このプランは毎月の電気代が定額(定額範囲内)で、燃料費調整額の変動や市場価格の高騰に影響されにくく、家計管理がしやすくなります。ただし、定額を超過した分は市場連動単価で計算されるため、使いすぎには注意が必要です。
また、実質再生可能エネルギー100%・CO₂排出量ゼロで環境にも貢献できます。
「夜間割引の安さ」よりも「毎月の安定」と「環境配慮」を優先したい方に最適なプランです。
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2位 オクトパスエナジー|英国で契約件数No.1の新電力会社

| 公式サイト | https://octopusenergy.co.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【オール電化オクトパス】 基本料金: 1日あたり 10.25円 電気料金: 平日・休日 午前6時~翌午前1時 24円 午前1時〜午前6時 17.48円 |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 191,555円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
オクトパスエナジーは、日本だけでなくイギリスやアメリカなどでも人気のある新電力会社です。
イギリスに基盤を置いている海外の会社ですが、東京ガスと戦略的パートナーシップを結んでいるため、実は地盤も強い会社といえます。念のため説明すると、東京ガスはエネルギー企業として歴史があり、信頼の厚い有名企業です。
今回1位になったのは、後述するLooopでんきと同等の料金水準ながら、安定して安いところ。くわしくはのちほど紹介しますが、Looopでんきの安さはあくまで電気を使う人が少ない時間帯を選んで使うからです。
逆に言えば、平日の夕方や休日の日中などに電気を使う人にとっては料金が高くなりやすいリスクがあります。その点、オクトパスエナジーは料金が決まっているので、比較的安定しています。
電力会社とは思えないホームページから「怪しい」「不安」といった声があるかもしれませんが、安心して利用できる新電力の一つです。
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- 当サイト限定総額8,000円割引
毎月1,000円×8ヶ月間自動割引 - 冬のハッピーアワー(1/15まで)
毎日10〜14時の電気代が4円/kWh割引 - New Yearジャンボ抽選(1/15まで)
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3位 Looopでんき|市場が落ち着いていると圧倒的に安い

| 公式サイト | https://looop-denki.com/home/ |
|---|---|
| オール電化におすすめの料金プラン | スマートタイムONE |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 213,670円 |
| 提供エリア | 全国(離島を除く) |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
Looopでんきは、市場連動型プランを採用している、加入者数30万件を突破した人気の電力会社です。
参考:Looopでんき
市場連動型プランとは、30分ごとに電気料金が変動するプランです。例えば、2024年9月18日の電気料金は以下のように変動しています。

電気料金のピークは16時30分(36.18円/kWh)で、一番安い時間は2時(12.45円/kWh)となっています。15時から19時にかけて電気料金が高くなりますが、その時間帯に電気の利用を控えれば、シミュレーション結果よりさらに電気代を安くすることが可能です。
また、オール電化で深夜帯に電気を使う設備を活用している方も多いかと思います。繰り返しになりますが、Looopでんきの一番安い時間帯は午前2時です。
特に冬場は熱が逃げやすいので、その分エコキュートなどの消費電力は上がりがち。古い設備だとより顕著です。なかなか設備を自分では変えられない賃貸のオール電化住宅にもぴったりの電力会社といえます。
また、安い時間帯に電気が貯められる蓄電池(V2H対応車含む)を導入しているご家庭にもおすすめですよ。
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4位 Japan電力|オール電化なのに日中も気にせず電気が使える

| 公式サイト | https://www.japaden.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【くらしプランS】 (関東エリア) 基本料金:0円 電気料金: 2段階料金 1〜400kWh 27.00円/kWh 401kWh〜 26.00円/kWh |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 243,257円 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
Japan電力は、オール電化向けのプランがありません。「くらしプランS」は、電気使用量が多いほど電気代がお得になるプランです。そのため、時間帯を気にせず電気を使えます。
基本的にオール電化は、日中の電気代が高くなり電気を節約する必要があります。オール電化だけど、日中にも電気を使いたい人は、Japan電力がおすすめです。
\ 全国対応!シンプルで分かりやすくて安い /
5位 CDエナジーダイレクト|圧倒的に安心感のある新電力会社

| 公式サイト | https://www.cdedirect.co.jp/ |
|---|---|
| 料金プラン | 【スマートでんきB】 基本料金: 10A毎 295.24円 電気料金: 平日・休日 午前6時~翌午前1時 35.96円 午前1時~午前6時 28.06円 |
| 4人暮らし年間料金 シミュレーション | 236,299円 |
| 提供エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東 |
くわしい算出条件は、こちらもあわせてご覧ください。
CDエナジーダイレクトは、大阪ガスと中部電力グループが共同出資した合併会社です。どちらも大手企業であるため、安心して利用できます。
解約金もありませんので、「思ったよりも電気代が安くならない」と感じた場合でも、すぐに解約できます。
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電力自由化でもオール電化は関係ない?電力会社を切り替えるデメリットは「必ず安くなるとは限らないこと」
電力会社を切り替えても、必ず電気代が安くなるとは限りません。電気代が高くなるケースもあります。
人気の電力会社であっても、自分のライフスタイルに合わない料金プランであれば、電気代は安くならないのです。
例えば、人気のあるLooopでんきは市場連動型プランです。これは、電気料金の安い時間帯に電気を使うことで、電気代を節約できます。
つまり、電気を使う時間帯を意識していなければ高くなってしまう可能性があるということです。
逆に言えば、家に蓄電池(V2H対応車なども含む)を導入しているご家庭であれば、より効率的に安い時間帯に貯めた電気を使うことができる、Looopでんきが一番おすすめなのです。
\ ピークシフトで楽しく節約 /
プランが多くて迷ってしまうこともありますが、自分に合ったプランを見つけることが大切です。料金プランや電力会社に迷ったときは、まずは本記事のような比較記事を参考にしてみてくださいね。
オール電化向けの電力会社&料金プラン選びに関するよくある質問
オール電化向けの電力会社&料金プラン選びに関するよくある質問は、以下の通りです。
電力会社&料金プラン選びに関する
よくある質問
- オール電化住宅は電力会社を選べますか?
- オール電化の電気代で一番高いものは何?
- オール電化の電気代を安くする方法は?
それぞれについて見ていきましょう。
まとめ
本記事は、オール電化向けのおすすめ電力会社について解説しました。
地域によっておすすめの電力会社が異なりますので、自分の住んでいる地域・ライフスタイルなどを考えた上で、自分に合った電力会社を選びましょう。

