カブアンド(KABU&)でんきってどうなの?上場しないと株はどうなる?他社との電気料金比較から株の還元率まで徹底解説

カブアンド(KABU&)でんきってどうなの?上場しないと株はどうなる?他社との電気料金比較から株の還元率まで徹底解説
  • 前澤友作社長とさんまさんのCMを見た!株がもらえる電力会社ってほんと?
  • ちょっと怪しい…良さそうだけど電気が使えなくなっても困るし…。

カブアンドでんきは株がもらえる日本初の新電力サービスです。2024年末にいったん新規申込を止めましたが、2025年1月20日に再開し、今も申し込めます。2026年6月には株主数が100万人を超えました。

参考:カブアンド(受付再開のお知らせ)

結論、カブアンドでんきの電気代は東京電力の従量電灯Bとほぼ同じで、電気が使えなくなることもありません。

ただし燃料費調整額に上限がないため、燃料価格が高騰したときは東京電力より高くなる可能性があります。

この記事の結論
  • カブアンドでんきは、電気代に応じて運営会社の株式会社カブ&ピースの未公開株がもらえる新電力!
  • ネットニュースでもよく話題になる前澤友作氏が社長
  • 電気料金は東京電力とほぼ同じ。
    本記事の比較では、1〜2人暮らしはオクトパスエナジー、3〜4人暮らしはミツウロコでんきのほうが安い
  • 未公開株のメリットとデメリットを把握した上で検討するのはアリ
  • 2024年末にいったん新規申込を止めたが、2025年1月20日に再開。株主数は2026年6月に100万人を突破

一番のメリットである「株がもらえる」という特徴に賛否両論あるようです。悪い口コミと良い口コミもそれぞれまとめています。

この記事では、2024年11月20日に始まったカブアンドでんきについて、概要だけではなく、他の新電力会社との料金比較やメリットデメリットなど、皆さんが気になることをまとめています。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

目次

料金シミュレーションあり!カブアンドでんき(KABU&でんき)とは

カブアンドでんきのロゴ
カブアンドでんきの概要
公式サイトhttps://kabuand.com/
料金プラン基本料金:30A 935.25円
電力量料金:1kWhあたり 29.79円~
※オール電化向けプランもあり
年間料金シミュレーション※1人暮らし:70,049円
2人暮らし:111,204円
3人暮らし:148,795円
4人暮らし:165,449円
供給エリア全国(沖縄、離島を除く)
電気の提供元東京電力エリア:CDエナジーダイレクト(小売電気事業者)
それ以外のエリア:大阪ガス(小売電気事業者)
※カブ&ピースは代理事業者
※料金シミュレーションのくわしい条件

  • 契約アンペアは1人世帯30A・2人世帯40A・3〜4人世帯50Aで試算しています。
  • 各社、2026年10月時点で東京電力エリアの料金プランで試算しています。
  • 各社、10月のシミュレーション料金は更新日時点で公表されている最新の燃料費調整等単価(独自燃調)やエリアプライス価格で試算されています。
  • 各社、年間のシミュレーション料金は2025年11月~2026年10月の燃料費調整等単価(独自燃調)や固定単価+2025年11月~2026年10月の月平均のエリアプライス価格(東京)で試算しています。
  • 消費税・再生可能エネルギー発電促進賦課金を含みます。政府の電気・ガス料金支援による値引き適用後です。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた10月電気使用量※シミュレーションに用いた年間電気使用量※
1人暮らし188kWh2,190kWh
2人暮らし279kWh3,376kWh
3人暮らし352kWh4,386kWh
4人暮らし381kWh4,869kWh
※電気使用量は環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」の地域別・世帯人数別平均をもとに、オール電化世帯の混入補正を行い、総務省「家計調査」の年間電気代平均を上限として調整した当サイトの使用量モデルです(値はデータ更新にあわせて自動で最新化されます)。

繰り返しになりますが、カブアンドでんきは株がもらえる日本初の新電力サービスです。電気代やガス代に応じて、運営会社の株式会社カブ&ピースの未公開株がもらえます。

代表取締役社長はZOZOTOWNを開設した前澤友作氏です。2024年11月20日にサービスを始め、2026年6月19日には株主数が1,014,297人と100万人を超えました(日本企業の株主数で6位)。

参考:カブアンド(前澤社長の記事・2026年6月19日)

くわしくはカブアンドでんきと東京電力・新電力2社の料金を比較した部分で後述しますが、電気料金は東京電力とほぼ同じで、安い新電力とは言えません。月々の料金の安さだけでいえば、1〜2人暮らしはオクトパスエナジー、3〜4人暮らしはミツウロコでんきのほうが安くなります。

ただ、カブアンドでんきの最大の魅力は、電気代に応じて未公開株がもらえる点です。

未公開株の配布については賛否両論あり、カブアンドでんきについての口コミでも良い評判と悪い評判どちらもある印象でした。

つづいては、月々の電気代につき、どのくらいの未公開株がもらえるのか還元率を解説します。

カブアンドでんきでどのくらい未公開株がもらえるの?還元率シミュレーション&もらい方を解説

カブアンドでんきは「カブアンド」という複数のサービスの中の一つとして、提供されています。他にもガスや光回線、モバイル回線など、おうちの固定費をすべてまとめることも可能です。

電気の利用料金に応じて株引換券がもらえ、好きなタイミングで実際の「未公開株」に引き換えます。還元率は会員の種類で変わります。

会員の種類会費でんきの還元率
通常会員無料1%
プラス会員月500円2%
プレミアム会員月2,500円
(年間プランは年30,000円)
4%
※会費は税込。参考:カブアンド(KABU&でんき)・KABU&プラス・KABU&PREMIUM 特定商取引法に基づく表記

以下、カブアンドでんきを利用した場合、株式会社カブ&ピースの株引換券がどのくらいもらえるか試算しました。なお、もらえる枚数は1年間合計で試算しています。

カブアンドでんきの
株引換券の年間シミュレーション
通常会員【還元率1%】
1人暮らし:611枚→約76株相当
2人暮らし:974枚→約122株相当
3人暮らし:1,309枚→約164株相当
4人暮らし:1,456枚→約182株相当
プラス会員
※月500円
【還元率2%】
1人暮らし:1,222枚→約153株相当
2人暮らし:1,948枚→約244株相当
3人暮らし:2,618枚→約327株相当
4人暮らし:2,912枚→約364株相当
プレミアム会員
※月2,500円
【還元率4%】
1人暮らし:2,444枚→約306株相当
2人暮らし:3,896枚→約487株相当
3人暮らし:5,236枚→約654株相当
4人暮らし:5,824枚→約728株相当
※株引換券は、政府の値引き適用後・再エネ賦課金を除いた電気料金に対して付与されます(公式の試算条件)。本記事では概要で示した年間の電気代から再エネ賦課金(3.98〜4.18円/kWh)を除いて計算しています。
※株数相当は、公式サイトと同じくカブアンド種類株式第3期募集の発行価格(1株8円)で計算しています。第4期募集の発行価格は8〜11円の見込み(2026年10月29日に決定)で、実際に取得できる株数は表より少なくなる可能性があります。

なお、電気代だけで見ると、有料会員の会費のほうが高くつきます。たとえば4人暮らしでプラス会員になっても、増える株引換券は年1,456枚で、会費は年6,000円です。有料会員は、電気以外のサービスもまとめて使う人向けと考えましょう。

あくまでも未公開株になるため、株に引き換えたとしても基本的に売却できない株となります。保有した未公開株を売却するには株式会社カブ&ピースが上場する必要があります。

くわしくはカブアンドでんきのメリットやデメリットで解説しますが、どちらにもなり得るのがこの「未公開株」です。

株式会社カブ&ピースが拡大していけばユーザーが持っている株の価値が上がり、晴れて上場を果たせば電気代を節約する以上の利益を得られるかもしれません。

一方で、上場しても価値がそこまで上がらないかもしれません。そもそも上場できない可能性もあるのが「未公開株」なのです。

カブアンドでんきは2024年12月に新規申込を一時停止し、2025年1月20日に再開

2024年12月23日、カブアンドは公式サイト上で、2024年12月31日23時59分をもってでんき・ガス・モバイル・ひかり・ウォーター・ふるさと納税の全サービスにおける新規申込を一時停止すると発表しました。

2024年12月末までに申し込んだ人には、サービスの提供や株引換券の付与を予定どおり行うと案内していました。

参考:カブアンド

また、公式サイトの発表から数分遅れる形で、社長の前澤友作氏のXでも以下のような投稿が行われました。

なお、受付を一時停止した理由としては、以下の内容を挙げています。

今回の決定に至った主な理由は下記のとおりです。

・想定を上回るサービスのお申し込みにより、第1期募集における株式発行予定数(上限6億株)が需要に対して不足するおそれがあるため
・第1期募集期間中に、複数の株配布キャンペーンを企画しており、その実施に備えて一定数の株式を確保しておく必要があるため
・電気・ガスの11〜12月分の検針がまだ行われておらず、現時点では正確な株式発行需要を見通しづらいため
・ふるさと納税の「年末駆け込み需要」次第で、さらに株式が不足するおそれがあるため

引用:カブアンド

新規申込者が多数であったことが主な理由だそうです。

先にご紹介したXの投稿のリプライでは、本当に件数のせいかどうか気になっている人や、サービスの申込にともなうトラブルについて言及する人など、さまざまな反応が見られました。

その後、カブアンドは2025年1月7日に、2025年1月20日正午から全サービスの新規申込を再開すると発表し、受付を再開しました。前澤氏も同じ日にXで再開を知らせています。

再開の理由として、次の3つを挙げています。

・2024年内の会員登録状況やサービス需要動向などを分析した結果、今後のプロモーションやキャンペーンの調整を行うことで、予定している株式発行数の範囲内で株式発行をコントロールできる見通しが立ったため
・電気やガスの利用実績などを分析した結果、当初の想定範囲内であったため
・2024年末のふるさと納税の駆け込み需要を分析した結果、当初の想定範囲内であったため

引用:カブアンド

停止のきっかけだった株の不足は、発行をコントロールできる見通しが立ったということです。2026年10月時点も、カブアンドでんきは申し込みを受け付けています。

つづいては、東京電力や他の新電力会社と電気料金を比較し、「どのくらい株の価値が上がればカブアンドでんきがお得と言えるのか?」について解説します。

カブアンドでんきVS東京電力・新電力2社の料金を比較!今安いのはオクトパスエナジーとミツウロコでんき

ここまで、カブアンドでんきでもらえる株の相当数のシミュレーションや、料金について説明しました。

では、他社と比べてカブアンドでんきはお得なのでしょうか。カブアンドでんきの料金シミュレーションと同条件で、東京電力と主要な新電力会社の料金シミュレーションも行い、比較してみましょう。

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カブアンドでんき
従量電灯B相当
東京電力
従量電灯B
オクトパスエナジー
ポイントオクトパス-R
ミツウロコでんき
従量電灯B
年間電気料金
1人暮らし
70,049円70,079円65,466円70,660円
年間電気料金
2人暮らし
111,204円111,340円105,584円107,799円
年間電気料金
3人暮らし
148,795円149,271円142,232円141,479円
年間電気料金
4人暮らし
165,449円166,142円158,485円156,153円
※料金シミュレーションのくわしい条件

  • 契約アンペアは1人世帯30A・2人世帯40A・3〜4人世帯50Aで試算しています。
  • 各社、2026年10月時点で東京電力エリアの料金プランで試算しています。
  • 各社、10月のシミュレーション料金は更新日時点で公表されている最新の燃料費調整等単価(独自燃調)やエリアプライス価格で試算されています。
  • 各社、年間のシミュレーション料金は2025年11月~2026年10月の燃料費調整等単価(独自燃調)や固定単価+2025年11月~2026年10月の月平均のエリアプライス価格(東京)で試算しています。
  • 消費税・再生可能エネルギー発電促進賦課金を含みます。政府の電気・ガス料金支援による値引き適用後です。
  • 世帯別料金シミュレーションで用いた電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。
世帯人数シミュレーションに用いた10月電気使用量※シミュレーションに用いた年間電気使用量※
1人暮らし188kWh2,190kWh
2人暮らし279kWh3,376kWh
3人暮らし352kWh4,386kWh
4人暮らし381kWh4,869kWh
※電気使用量は環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」の地域別・世帯人数別平均をもとに、オール電化世帯の混入補正を行い、総務省「家計調査」の年間電気代平均を上限として調整した当サイトの使用量モデルです(値はデータ更新にあわせて自動で最新化されます)。

カブアンドでんきの電気代は、東京電力の従量電灯Bとほぼ同じです。東京電力より安いのは、年間で1人暮らしは+30円、4人暮らしでも+693円です。

1〜2人暮らしでいちばん安いのはオクトパスエナジー(ポイントオクトパス-R)でした。カブアンドでんきのほうが、年間で1人暮らしは+4,583円、2人暮らしは+5,620円高くなります。

\ 1〜2人暮らしの電気代を抑えるなら /

公式サイト:https://octopusenergy.co.jp/

3〜4人暮らしでいちばん安いのはミツウロコでんきでした。カブアンドでんきのほうが、年間で3人暮らしは+7,316円、4人暮らしは+9,296円高くなります。

\ 3〜4人暮らしの電気代を抑えるなら /

公式サイト:https://mitsuurokogreenenergy.jp/lp/family/

では、株の値上がりで差を取り戻せるでしょうか。2026年10月時点の試算では、4人暮らしでミツウロコでんきとの差は年間約9,300円です。通常会員でもらえる株引換券は年約1,456枚(1株8円で約182株相当)なので、1株あたり約51円以上で売却できれば差を取り戻せる計算です。

カブアンドでんきが安いかどうかは、年月が経たないと分からないというのが今回分かりました。

カブアンドでんきのメリットはただ1つ!未公開株がもらえること

カブアンドでんきは繰り返しお伝えするように、未公開株がもらえる新電力会社です。メリットは未公開株の値段が大幅に上がる可能性があることです。

つまり、この未公開株が実際に上場できるかどうか、売却するタイミングで1株約51円以上※になっているかどうかがポイントになります。
※2026年10月時点・4人暮らしでミツウロコでんきと比べた試算です。実際は株を引き換えたときの発行価格によって異なります。

もしも1株8円から100倍の1株800円になったとしたら、電気代の安さ以上の利益を得られる可能性があるのです。

カブアンドでんきのデメリットは未公開株の資産価値がなくなること

カブアンドでんきのデメリットは未公開株自体が未上場のまま、倒産やサービス停止等で廃止する可能性があることです。

2024年10月23日に大型IPO(新規上場株)として注目された東京メトロは売り出し価格の36%を上回る価格で初値がつきました。
一方で、同時期に上場したケイ・ウノは8%下回る金額で初値が付き、今でも売り出し価格を超える金額にはなっていません。

参考:日本経済新聞|東京メトロ
参考:日本経済新聞|ケイ・ウノ

このようにまだ上場できればいいですが、上場しない可能性もあります。その場合はお得になるはずの特典がなくなり、その時々で安い電力会社に乗り換えた方が安くなったかもしれません。

また、カブアンドでんきは燃料費調整額に上限がありません。東京電力の従量電灯Bには上限があるため、燃料価格が高騰して上限に達すると、カブアンドでんきのほうが高くなります(公式サイトにも注意書きがあります)。

電気料金が他社に比べて高すぎるわけではないですが、カブアンドの株が0円になってしまう可能性は念頭に置いておいた方がよいでしょう。

カブアンドでんきの悪い評判・口コミ

ここでは、カブアンドでんきやカブアンドのサービス全般における悪い評判やネガティブな口コミをまとめています。

悪い評判1.電気代が高くなった

悪い評判2.新規受付停止の理由が疑わしい

悪い評判3.カブアンドモバイル関連のトラブル

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悪い評判4.上場できても売却する人が多すぎて株価暴落の可能性がある

悪い評判5.未公開株に期待しすぎ!

カブアンドでんきの良い評判・口コミ

ここでは、カブアンドでんきやカブアンドのサービス全般における良い評判やポジティブな口コミをまとめています。

良い評判1.実際電気代が安くなった

良い評判2.新規受付停止になるほど人気

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良い評判3.サービス内容に期待してる!

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良い評判4.前澤友作社長のファン

まとめ|カブアンドでんきは魅力的なサービスではあるが、現状安い新電力会社ではない

ここまで、カブアンドでんきについて特徴的なサービス内容と電気料金について解説してまいりました。

この記事の結論
  • カブアンドでんきは、電気代に応じて運営会社の株式会社カブ&ピースの未公開株がもらえる新電力!
  • ネットニュースでもよく話題になる前澤友作氏が社長
  • 電気料金は東京電力とほぼ同じ。
    本記事の比較では、1〜2人暮らしはオクトパスエナジー、3〜4人暮らしはミツウロコでんきのほうが安い
  • 未公開株のメリットとデメリットを把握した上で検討するのはアリ

エリスグッドでは総合的に「今安くておすすめな電力会社」について紹介している記事もあります。ぜひあわせて読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
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