「楽天モバイルなら、スマホが1円で手に入るって本当?」
「昔はiPhoneも1円だった気がするけど、今もお得に買える?」
この記事では、楽天モバイルの1円スマホの最新情報を徹底解説します。現在本当に1円で購入できる端末から、iPhoneを最安値で手に入れるための裏ワザ、そして契約前に知っておくべき注意点まで、この記事一つで全て分かります。
まず、多くの人が気にしている結論から述べると、楽天モバイルの1円スマホのキャンペーンは2025年8月現在も実施中です。
対象となるのは「arrows We2」や「OPPO A3 5G」といったAndroidスマホで、他社からの乗り換えなら一括1円で入手できます。
一方で、かつて話題になったiPhoneの1円キャンペーンは、国のルール変更などもあり現在は行われていません。しかし、iPhoneもキャンペーンを組み合わせることで非常にお得に購入できます。
- 2025年8月現在も楽天モバイルの1円スマホキャンペーンは実施中
- 一括1円で買えるスマホは「arrows We2」「OPPO A3 5G」の2機種
- iPhone本体の1円販売はないのでキャンペーン活用がポイント
- 「一括1円(買い切り)」と「実質1円(レンタル)」は全く意味が違うので要注意
- 一括1円端末を選ぶと、他の高額ポイント還元は受けられない
【2025年8月最新】楽天モバイルの1円スマホ一覧
2025年8月現在、楽天モバイルで一括1円で購入できる端末は、Androidスマホの「arrows We2」と「OPPO A3 5G」の2機種です。また、ポケット型WiFiであれば、「Rakuten WiFi Pocket Platinum」が新規・乗り換え問わず一括1円で購入可能です。
かつて存在したようなiPhoneを筆頭とする人気スマホの一括1円キャンペーンは現在行われておらず、今後も実施される可能性はほぼないと考えられます。
ここでは現在楽天モバイルにて一括1円で手に入れられるこれら3機種を詳しく見ていきます。

また、現在は終了している、かつて1円で販売されていた端末のキャンペーン情報についても触れているので、今後のキャンペーンの参考としてご覧ください。
項目 | arrows We2 | OPPO A3 5G | Rakuten WiFi Pocket Platinum |
---|---|---|---|
端末画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
端末種別 | Androidスマホ | Androidスマホ | ポケット型WiFi |
価格 | 通常:20,001円 一括1円 | 通常:20,001円 一括1円 | 通常:10,820円 一括1円 |
購入条件 | 乗り換え(MNP) | 乗り換え(MNP) | 新規契約 乗り換え |
特徴 | 高耐久性 おサイフケータイ対応 | 大画面 急速充電 | コンパクトなポケット型WiFi プラチナバンド対応 |
向いている人 | ・スマホとして基本機能が備わっていれば充分な人 ・頑丈なスマホを求める人 ・スマホデビューする人 | ・スマホとして基本機能が備わっていれば充分な人 ・エンタメ性能を求める人 ・充電速度を重視する人 | ・新規で楽天モバイルを契約する人 ・外出先でPCやタブレットを使いたい人 ・手頃なポケット型WiFiが欲しい人 |
【乗り換え限定】他社からのMNPで「arrows We2」が一括1円

現在、楽天モバイルで一括1円で購入できるスマホの一つが「arrows We2」です。
頑丈で壊れにくく、おサイフケータイにも対応しているため、日常使いには十分な性能を持っています。「とにかくスマホ本体の費用を抑えたい」という人にとって、最適なスマホです。
- とにかく安い機種代でスマホデビューしたい
- 子供に持たせるための頑丈なスマホを探している
- 通話やLINE、おサイフケータイなど基本的な機能があれば十分
- 仕事用のサブ機として、コストを抑えたい
- 「原神」のような高画質な3Dゲームを快適にプレイしたい
- カメラ性能を重視し、夜景やズーム撮影もきれいに撮りたい
- 動画や映画を高画質・高音質で楽しみたい
- 複数のアプリを同時にサクサク動かしたい
arrows We2のスペックと特徴
機種名 | arrows We2 |
---|---|
製品種別 | Androidスマホ |
サイズ | 約155 × 73 × 8.9mm |
重量 | 約179g |
ディスプレイ | 約6.1インチ TFT液晶 (HD+) |
CPU | MediaTek Dimensity 7025 |
メモリ(RAM/ROM) | 4GB / 64GB |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
メインカメラ | 約5,010万画素 + 約190万画素 |
通信方式 | 5G / 4G LTE |
防水・防塵 | 対応(IPX5/8・IP6X) |
おサイフケータイ | 対応 |
イヤホンジャック | 搭載 |
- 米軍規格の頑丈設計
- 泡タイプのハンドソープで丸洗いできるほどの防水性能
- おサイフケータイ(Felica)対応
- 4,500mAhの大容量かつ長寿命のバッテリー
arrows We2は米軍規格(MIL規格)に準拠した頑丈設計を誇っています。落下に強く、泡ハンドソープで丸洗いできるほどの防水性能を持っています。
おサイフケータイ対応でキャッシュレス決済も可能な上、4,500mAhの大容量バッテリーは4年使っても劣化しにくい長寿命仕様が特徴です。ただし、3Dゲームなど負荷の高いアプリは苦手です。また、カメラも夜景撮影では画質の粗さが目立ちます。
まとめると、1円端末ながら日本メーカーらしい実用的な機能が充実しており、日常使いには十分な性能を備えているコスパの優れたスマホです。
arrows We2の購入条件|乗り換えのみ対象
arrows We2を一括1円で購入できるのは、他社から電話番号を引き継いで乗り換える人限定の特典です。新規契約や楽天モバイル利用中の人の機種変更は対象外なので注意してください。
項目 | 内容 |
---|---|
キャンペーンページ | https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/android-discount/ |
キャンペーンコード | 2178 |
申し込み種別 | 乗り換え(MNP) |
対象プラン | Rakuten最強プラン |
購入タイミング | プラン申し込みと同時購入 |
適用回数 | 一名義に1回限り |
注意事項 | 三木谷キャンペーン等の高額ポイント還元キャンペーンとの併用不可 |
注意点として、arrows We2を一括1円購入する場合、三木谷キャンペーンなど他の高額ポイント還元のキャンペーンとは併用できません。
どちらがお得かは人それぞれの使い方によりますが、「とにかく初期費用を抑えたい」なら1円端末、「長期的にお得に使いたい」ならポイント還元キャンペーンを選ぶと良いでしょう。
楽天モバイルの具体的な申し込み方法については、「楽天モバイルの1円キャンペーン申し込み手順を3ステップで解説」をご参照ください。
\ 使いやすいスマホが一括1円で買える! /
【乗り換え限定】他社からのMNPで「OPPO A3 5G」も一括1円に

2025年7月11日から、新たに「OPPO A3 5G」も一括1円キャンペーンの対象となりました。arrows We2が「耐久性」を重視するなら、OPPO A3 5Gは「エンタメ性能」を重視したモデルです。
- 大画面で動画やSNSを快適に楽しみたい
- スマホの充電を素早く済ませたい
- 薄くて持ちやすいデザインが好き
- 1円でもゲームなどを少しでも快適にプレイしたい
- お風呂場など水回りでスマホを使いたい
- スマホをよく落とすなど、とにかく頑丈さを最優先したい
- 超広角レンズが欲しい人
OPPO A3 5Gのスペックと特徴
機種名 | OPPO A3 5G |
---|---|
製品種別 | Androidスマホ |
サイズ | 約166 x 76 x 7.7 mm |
重量 | 約187g |
ディスプレイ | 約6.7インチ 液晶 (HD+) 120Hz |
CPU | MediaTek Dimensity 6300 |
メモリ(RAM/ROM) | 4GB / 128GB |
バッテリー容量 | 5,100mAh |
メインカメラ | 約5,000万画素+2MP深度 |
防水・防塵 | IP54(生活防水レベル) |
おサイフケータイ | 対応 |
イヤホンジャック | 搭載 |
- 120Hz対応のなめらかな大画面ディスプレイ
- 45Wの急速充電に対応
- 128GBの大容量ストレージ
- 薄さ7.7mmのスリムなボディ
OPPO A3 5Gの最大の魅力は、120Hzのリフレッシュレートに対応した大画面です。日常的なスマホ操作でのスクロールが非常に滑らかになるので、arrows We2よりも操作感は上です。
また、45Wの急速充電や128GBの内蔵ストレージも、1円スマホとは思えない優れたスペックです。
ただし、防水性能は生活防水レベル(IP54)で、arrows We2のような完全防水(IPX8)やMIL規格の耐久性はありません。「頑丈さのarrows」か「エンタメ性能のOPPO」かという観点から、自分の使い方に合わせて選びましょう。
OPPO A3 5Gの購入条件|乗り換えのみ対象
OPPO A3 5Gも、arrows We2と同様に他社からの乗り換え(MNP)限定で一括1円対象です。
項目 | 内容 |
---|---|
キャンペーンページ | https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/android-discount/ |
キャンペーンコード | 2178 |
申し込み種別 | 乗り換え(MNP) |
対象プラン | Rakuten最強プラン |
購入タイミング | プラン申し込みと同時購入 |
適用回数 | 一名義に1回限り |
注意事項 | 三木谷キャンペーン等の高額ポイント還元キャンペーンとの併用不可 |
\ 大画面スマホも一括1円で買える! /
【乗り換え・新規】一括1円で「Rakuten WiFi Pocket Platinum」が買える

「スマホは今のままでいいけど、外出先で使えるWi-Fiが欲しい」という人には、「Rakuten WiFi Pocket Platinum」の一括1円キャンペーンが最適です。
このキャンペーンの大きな特徴は、新規契約や2回線目以降の契約でも対象になる点です。arrows We2などの一括1円スマホと違い、他社からの乗り換えでの契約だけに限定されていません。
Rakuten WiFi Pocket Platinumはコンパクトで持ち運びやすく、QRコードで簡単に接続できる手軽さが魅力です。
さらに、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は使った分だけ料金が変動するため、データ利用が少ない月は通信費を安く抑えられるのも嬉しいポイントです。
- 外出先でパソコンやタブレットをインターネットに繋ぎたい
- 引っ越しなどで一時的に使えるWi-Fi環境が欲しい
- データ使用量が月によって変動する
- 楽天モバイルを契約中で、2回線目としてデータ通信手段が欲しい
- 5Gの超高速通信を利用したい
- 家族みんなで使うメインの固定回線を探している
- オンラインゲームやライブ配信など、安定した高速通信が常に必要
- 1日中、充電なしでWi-Fiルーターを使いたい
Rakuten WiFi Pocket Platinumのスペックと特徴
機種名 | Rakuten WiFi Pocket Platinum |
---|---|
製品種別 | モバイルWi-Fiルーター |
サイズ | 約96.5 × 65 × 15.3mm |
重量 | 約103g |
バッテリー容量 | 2,440mAh |
連続通信時間 | 約10時間(LTE) |
同時接続台数 | 最大16台 |
通信方式 | 4G LTEのみ(5G非対応) |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 4 (802.11b/g/n) |
SIMタイプ | nanoSIM |
USBポート | USB Type-C |
- プラチナバンド対応で電波が繋がりやすい
- QRコードで簡単にWi-Fi接続ができる
- 軽量・コンパクトで持ち運びやすい
Rakuten WiFi Pocket Platinumは、楽天モバイルが新たに獲得した「プラチナバンド」に対応しているポケット型WiFiです。
プラチナバンドに対応していることで、これまでの楽天モバイルでは電波が届きにくかった屋内や地下などでも、より繋がりやすくなっています。
重量は約103gと非常に軽く、カバンやポケットに入れても邪魔になりません。近年のポケット型WiFiは200gを超える機種も多いため、この軽さは大きなメリットです。
ただし、4G LTE専用で5Gの高速通信は利用できません。また、連続通信時間は約10時間のため、1日中外出先で使う場合はモバイルバッテリーの併用をおすすめします。
Rakuten WiFi Pocket Platinumの購入条件|新規・乗り換え・2回線目まで対象
Rakuten WiFi Pocket Platinumを一括1円で購入できるのは、新規契約、他社からの乗り換え、楽天モバイルの2回線目以降が対象です。
arrows We2などの一括1円スマホとは異なり、乗り換えでなくても利用できるのが大きな特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
キャンペーンページ | https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/internet/rakuten-wifi-pocket-platinum/ |
キャンペーンコード | 2808 |
申し込み種別 | 新規契約 乗り換え ※2回線目以降も対象 |
対象プラン | Rakuten最強プラン ※データタイプでの契約は対象外 |
購入タイミング | プラン申し込みと同時購入 |
適用回数 | お一人様1回限り |
注意事項 | 過去に楽天モバイルのオリジナル製品1円キャンペーン利用者は対象外 |
注意点として、過去に楽天モバイルのオリジナル製品1円キャンペーンを利用したことがある人は対象外になります。
また、本機が通話不可のポケット型WiFiとはいえ、データ通信専用の「データタイプ」での契約は適用対象外なのでご注意ください。本機を利用する前提だとしても、音声通話可能な「Rakuten最強プラン」への申し込みが必要です。
楽天モバイルの具体的な申し込み方法については、「楽天モバイルの1円キャンペーン申し込み手順を3ステップで解説」をご参照ください。
\ 新規契約でもポケット型WiFiが一括1円で買える! /
【終了】Rakuten Mini

「楽天モバイルの1円スマホ」というイメージを世に広めた象徴的な端末が「Rakuten Mini」です。
その名の通り、クレジットカードほどのコンパクトなサイズが特徴で、2020年頃に実施された1円キャンペーンで大きな話題を呼びました。
しかし、このキャンペーンは2021年1月22日にすでに終了しており、現在Rakuten Miniを1円で購入することはできません。端末自体の販売も終了しています。
【終了】Rakuten WiFi Pocket 2C

現在1円で購入できる「Rakuten WiFi Pocket Platinum」の先代モデルにあたるのが「Rakuten WiFi Pocket 2C」です。
こちらもかつては1円キャンペーンの対象でしたが、新モデルであるPlatinumの登場に伴い、2023年4月14日にキャンペーンは終了しました。同時に端末の販売も終了しているため、今から手に入れることはできません。
【終了】Rakuten Hand 5G

片手で操作しやすいスリムなデザインと、5G通信対応で人気を博した楽天モバイルのオリジナル端末が「Rakuten Hand 5G」です。
こちらも一括1円キャンペーンの対象機種として、多くの人に選ばれていました。
しかし、端末の販売終了に伴い、このキャンペーンも2023年11月14日に終了しています。後継機種も登場していないため、現在一括1円で購入できる楽天オリジナルのスマホは存在しません。
【終了】iPhone SE(第3世代)

過去には、iPhone SE(第3世代)が「実質1円」で手に入るキャンペーンも実施されていました。
これは、端末代金を分割で支払い、一定期間後に端末を返却することなどを条件に、高額なポイント還元が受けられるというものでした。
しかし、このキャンペーンは楽天モバイルショップ限定の施策であり、2023年12月21日をもって完全に終了しています。現在、iPhoneを1円で購入できるキャンペーンは一切ありません。
現在の楽天モバイルでiPhoneを安く購入するお得な方法については、「楽天モバイルでiPhoneを1円でも安く手に入れるキャンペーン」にて詳しく解説しています。
\ 乗り換え・新規契約で端末が一括1円で買える! /
楽天モバイルでiPhoneを1円でも安く手に入れるキャンペーン
1円スマホを手に入れるなら、AndroidスマホではなくiPhoneが欲しいと思っている人も多いでしょう。しかし、結論から述べると、現在楽天モバイルでiPhone本体を1円で購入できるキャンペーンは行われていません。
代わりの手段として、楽天モバイルが提供する複数のキャンペーンを組み合わせることで、iPhoneを最安値レベルで購入することが可能です。
ここでは、iPhoneの買い替えを1円でも安くしたいと考えている人に向けて、お得に購入するためのキャンペーンとその活用法を解説します。
【結論】iPhone本体の1円販売はなし。キャンペーン活用で安く買う
2025年8月現在、楽天モバイルでiPhone本体の1円販売は一切ありません。
「以前はiPhoneも1円で買えたのに何故?」と疑問に思うかもしれませんが、その背景には段階的な法改正による規制強化があります。
法改正による規制強化の詳細
一番の原因は、2019年の電気通信事業法改正で、端末値引きは上限22,000円までと大きく制限されることになったのが理由です。しかし、端末単体での割引は対象外だったため、各社はこの「抜け穴」を使い、その後数年間は1円スマホの販売を続けました。
ところが2023年末、この抜け穴も電気通信事業法施行規則の改正で塞がれます。端末単体の割引も規制対象となり、価格に応じた割引上限が設けられました。
端末の税込価格 | 割引上限額 |
---|---|
44,000円以下 | 最大22,000円まで |
44,001円〜88,000円 | 端末価格の50%まで(上限44,000円) |
88,001円以上 | 最大44,000円まで |
ミリ波対応端末 | 端末価格の50%以内で最大60,500円 |
この度重なる規制強化の結果、新品iPhoneのような10万円越えの高価格帯スマホを「一括1円」で提供するのは、各社ともに不可能になりました。
だからこそ、iPhoneを少しでも安く手に入れるには、現在利用できるキャンペーンを最大限に活用することが、唯一かつ最善の方法と言えるでしょう。
三木谷キャンペーン|最大14,000pt還元が受けられる

iPhoneをお得に購入する上で、現在最も強力なキャンペーンが「三木谷キャンペーン」です。
これは楽天グループの従業員が知人などを紹介するための特別なキャンペーンで、楽天の三木谷会長が自身のX(旧Twitter)で紹介リンクを公開したことから、この通称で広く知られるようになりました。
- 乗り換え(MNP):14,000ポイント
- 新規契約:7,000ポイント
三木谷キャンペーン最大のメリットは、後述するiPhone本体の割引キャンペーンと併用できる点です。これにより、iPhone本体の直接割引と高額ポイント還元を組み合わせることで、市場最安値レベルでiPhoneを手に入れることが可能です。
iPhone購入時のポイント還元キャンペーンも用意されていますが、それらは初めて楽天モバイルに契約する人という大きな制限があります。
それに対し、三木谷キャンペーンは2回目以降での申し込みであっても、初めて三木谷キャンペーンを利用する人であれば誰でも申し込み可能な点が大きな特徴です。
三木谷キャンペーンのポイントは分割で後日付与
三木谷キャンペーンは申し込んだらすぐに14,000ポイントがもらえるわけではありません。下記の付与スケジュールに従って、3ヶ月に分割されて付与されます。
MNP(14,000pt)の場合の付与スケジュール例
ポイント付与タイミング | 付与されるポイント数 |
---|---|
プラン利用開始の2ヶ月後末日頃 | 4,000pt |
プラン利用開始の3ヶ月後末日頃 | 5,000pt |
プラン利用開始の4ヶ月後末日頃 | 5,000pt |
以前までは、申し込みから4ヶ月からの付与でしたが、2025年4月のキャンペーン内容変更により、2ヶ月後までに短縮されたのは嬉しい変更点です。
以下は、その他2025年4月に変更された内容です。それ以前の三木谷キャンペーンのイメージが残っている人は、変更点を確認しておきましょう。
- 適用回線数が5回線から1回線に縮小
- ポイント進呈開始時期が前倒し(4か月後開始から2か月後開始へ短縮)
- クーポンコード入力が必須化(専用リンクを踏むだけでは適用不可に)
- データタイプSIMや「Rakuten Turbo」などは対象外に
三木谷キャンペーンについては、楽天モバイルの三木谷キャンペーンで最大14,000ptもらえる!【2025年6月最新】いつまで?申し込み方法など徹底解説で詳しく解説しているので、より詳細な内容はこちらをご参照ください。
\ 最大14,000pt還元! /
iPhone 16eが月980円!ギガ・アプリ通話コミコミキャンペーン

「ギガ・アプリ通話コミコミキャンペーン」は、楽天モバイルが2025年6⽉3⽇に開始したiPhone 16e向けの端末割引プログラムです。
「買い替え超トクプログラム」と組み合わせることで、iPhone 16eの端末代金(月々980円)と通信費を合わせて月額2,058円から利用できるようになります。
このプログラムは、iPhoneを「買う」というよりは、「2年間お得にレンタルする」というイメージに近い仕組みです。
月々の支払いを安く抑えたい人にとっては魅力的ですが、そのからくりと注意点については正しく理解しておく必要があります。

- iPhoneの本体価格を48回の分割払いで契約する
- 25ヶ月目以降に、使っていたiPhoneを楽天モバイルに返却
- 端末に大きな問題がなければ、残りの最大24回分の支払いが免除される
この仕組みにより、iPhone 16eが月々980円で利用できるようになりますが、最終的に端末は楽天モバイルに返却する必要がある点には注意が必要です。また、以下のような注意点もあります。
- 本体代の他に、別途Rakuten最強プランの月額料金がかかる
- 契約者本人名義の楽天カードでの支払い設定が必須条件
- お得に利用するためには2年後返却が必須
- 端末返却時に事務手数料3,300円がかかる
- 返却時に画面割れ等があると別途22,000円の故障費用が発生
買い替え超トクプログラムは、月々の負担を軽くして常に新しい機種を使いたい人には最適な反面、端末を長く使いたい人や、最終的に自分のものにしたい人には向いていません。
楽天モバイルでiPhone 16eをお得に利用するための方法としてはおすすめなので、自分の用途に合っていれば是非とも活用して下さい。
\ 最新iPhoneが980円! /
最大40,000円相当お得!iPhone購入割引キャンペーン

せっかくiPhoneを購入するなら、返却前提ではなく自分のものとして大事に使いたいと考えている人も多いかと思います。
そういった人には、最大40,000円相当がお得になる「iPhone購入割引キャンペーン」がおすすめです。
これは、対象のiPhoneを購入する際に、端末代金の割引と楽天ポイントの還元を組み合わせることで、実質的な負担額を大きく下げるためのキャンペーンです。
- 端末の直接割引:最大20,000円
- 条件達成によるポイント還元:最大20,000ポイント
①端末の直接割引(最大20,000円)
iPhone購入割引キャンペーンの最大の特徴と言えるのが、こちらの購入時に適用される直接割引です。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
適用条件 | 対象のiPhoneを「一括払い」または「24回払い」で購入すること ※48回払いの「買い替え超トクプログラム」では適用対象外 | |
割引額 | 20,000円割引 | ・iPhone 16e ・iPhone 16シリーズ ・iPhone 15シリーズ ・iPhone 14シリーズ ・iPhone 13 |
10,000円割引 | iPhone SE(第3世代) |
②ポイント還元(最大20,000ポイント)
上記の端末割引に加えて、他社からの乗り換えかつ楽天モバイルへの初めての申し込みといった条件を満たすことで、楽天ポイントが最大20,000ポイント還元されます。
端末 | 還元ポイント |
---|---|
iPhone 15シリーズ | 20,000pt |
iPhone 16e | 16,000pt |
iPhone 16シリーズ | 16,000pt |
iPhone 14 iPhone 14 plus | 16,000pt |
iPhone 13 | 16,000pt |
iPhone SE (第3世代) | 16,000pt |
注意点として、いずれも三木谷キャンペーン等他のポイント還元キャンペーンとの併用はできません。
どのiPhoneモデルであっても、三木谷キャンペーンの14,000ポイント還元よりもiPhone購入割引キャンペーンで還元されるポイントの方が多いです。そのため、初めて楽天モバイルに申し込む人であれば、こちらの利用がおすすめです。
反対に、2回線目などで楽天モバイルに契約する人は適用対象外なので、三木谷キャンペーンを利用しましょう。
iPhone 15 (128GB) の割引後の金額
項目 | 金額例 |
---|---|
iPhone 15 本体価格 | 112,800円 |
iPhone購入割引 | -20,000円 |
ポイントバックキャンペーン | -20,000pt |
実質的な負担額 | 72,800円相当 |
※ポイント還元は3ヶ月にわたり分割で付与
このようにiPhone購入割引キャンペーンを活用することで、iPhone 15を実質7万円台の価格で手に入れることができます。
また、返却前提の「買い替え超トクプログラム」とは異なり、端末が完全に自分のものになるため、大切に長く使いたい人にとっても非常におすすめの購入方法です。
\ 最大4万円相当お得! /
楽天モバイルの1円スマホではないが安くておすすめの端末
楽天モバイルには、1円ではないものの、1万円前後から購入できるコスパに優れたAndroidスマホが揃っています。
1円端末ではスペックに少し不安を感じる人や、カメラや画面の大きさなど、特定の機能面を重視したい人にとって、これらのスマホは非常におすすめです。
ここでは、1円で購入できる「arrows We2」や「OPPO A3 5G」を基準として、おすすめ2機種を紹介します。それぞれの機種が「何が優れているのか」「どんな人におすすめなのか」を比較しているので、自分に合うスマホ選びの参考にして下さい。
AQUOS wish4|一括9,900円で買える大型画面スマホ

スペック | AQUOS wish4 |
---|---|
価格(MNP時) | 一括9,900円 |
ディスプレイ | 約6.6インチ 液晶 (HD+) 90 Hz |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
メモリ(RAM / ROM) | 4 GB / 64 GB |
バッテリー容量 | 5,000 mAh |
充電 | 15 W 急速充電 |
メインカメラ | 約5,000万画素+190万画素深度 |
耐久性 | ・IP65/68 防水防塵 ・MIL-STD-810H準拠 |
生体認証 | ・指紋認証 顔認証 |
その他 | ・おサイフケータイ ・イヤホンジャック ・ステレオスピーカー |
1万円以下で手に入れられるAndroidスマホが「AQUOS wish4」です。
通常価格は31,900円ですが、現在他社からの乗り換え限定で、機種代が一括9,900円になるキャンペーンを実施しています。1円端末のarrows We2などと比べると約1万円の追加費用が必要になってしまいますが、その価格差分のメリットは十分にあります。
- 1円スマホよりもう少し良いものが欲しい人
- 日本メーカーの安いスマホが欲しい人
- バッテリー持ちを重視する人
- 大きな画面で動画やニュースを見たい
- 頑丈なスマホを求めている人
arrows We2とAQUOS wish4の比較
1円スマホのarrows We2と比較すると、AQUOS wish4は一回り大きな画面と、より大容量のバッテリーを搭載しています。
比較項目 | arrows We2 | AQUOS wish4 |
---|---|---|
価格 | 一括1円 | 一括9,900円 |
重量 | 179g | 190g |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.6インチ |
バッテリー | 4,500mAh | 5,000mAh |
耐久性 | MIL規格準拠 | MIL規格準拠 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
約1万円の価格差で、より大きな画面とより長持ちするバッテリーが手に入ると考えれば、これらを重視する人にとって非常におすすめの格安スマホです。
ただし、arrows We2もAQUOS wish4も、どちらもエントリークラスのスペックなので、高負荷なゲームで遊びたい人やサクサクした動作を求める人には物足りなく感じるかもしれません。よりスペックを求める人であれば、次のOPPO Reno11 Aがおすすめです。
OPPO Reno11 A|2万円台で買えるミドルレンジスマホ

スペック | OPPO Reno11 A |
---|---|
価格(MNP時) | 実質23,890円 |
ディスプレイ | 約6.7インチ 有機EL (FHD+) 120 Hz |
CPU | MediaTek Dimensity 7050 |
メモリ(RAM/ROM) | 8 GB / 128 GB |
バッテリー容量 | 5,000 mAh |
充電 | 67 W SUPERVOOC™ 急速充電 |
メインカメラ | 64 MP 標準+8 MP 超広角+2 MP マクロ |
耐久性 | IP65(完全防水・防塵) |
生体認証 | ・画面内指紋認証 ・顔認証 |
その他 | ・おサイフケータイ ・イヤホンジャック ・ステレオスピーカー |
OPPO Reno11 Aは、ミドルレンジの価格帯ながら価格以上のスペックを誇る高性能なスマホです。これまで紹介した機種の中では最も高価とはいえ、その性能向上は価格差を大きく上回ります。
通常価格は43,890円ですが、現在他社からの乗り換えかつ初めての申し込みで20,000ポイント還元を受けられるキャンペーンを実施中です。あくまで割引分を後ほどポイント還元という形になりますが、このキャンペーンを適用することで、実質23,890円で購入できます。
OPPO Reno11 Aの最大の売りは有機ELディスプレイです。arrows We2やOPPO A3 5G、AQUOS wish4の液晶と比べ鮮やかで、黒が引き締まった美しい映像を楽しめます。
さらに、OPPO Reno11 Aの67W急速充電はこれまで紹介した他の機種よりも頭一つ抜けており、約50分で0から100%の充電が完了するほどの速さを誇っています。
機種名 | 充電速度 | フル充電時間(目安) |
---|---|---|
arrows We2 | 18 W | 2時間30分 |
OPPO A3 5G | 45 W | 1時間30分 |
AQUOS wish4 | 18 W | 2時間30分 |
OPPO Reno11 A | 67 W | 50分 |
- 格安スマホよりも1ランク上の端末が欲しい人
- iPhoneなどの高価格帯のスマホは必要ない人
- 綺麗に写真や動画を撮りたい人
- 短時間でフル充電したい人
- 薄型&軽量な有機EL機が欲しい人
OPPO A3 5GとOPPO Reno11 Aの比較
比較項目 | OPPO A3 5G | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
価格 | 一括1円 | 一括23,890円 |
画面サイズ・映像の印象 | 6.7インチ / 普通の液晶(HD+) なめらか120Hz | 6.7インチ / 綺麗な有機EL なめらか120Hz |
メモリ(動作速度) | 4GB(基本的な動作) | 8GB(快適なマルチタスク) |
カメラ性能 | 標準的な50MPカメラ+深度2MPの2眼 | 64MP+超広角+マクロの3眼 |
バッテリー・充電 | 5,100 mAh/45W高速充電(約1時間半) | 5,000 mAh/超高速充電(約50分) |
防水・耐久性 | IP54:防水防塵 | IP65:完全防水 |
2万円台前半で購入できるスマホとはいえ、OPPO Reno11 Aのスペックは同じOPPOの一括1円スマホ「A3 5G」よりもあらゆる面で優れています。
特に処理能力において、Reno 11 Aの方が断然上のため、ゲーム等をやらないライト層でも体感できるレベルで快適性が上がります。カメラも3眼になるので写真を綺麗に撮りたい人にもおすすめです。
ただし、arrows We2のようなMIL規格準拠の耐久性やIPX8レベルの完全防水は搭載されていない点は気をつける必要があります。
まとめると、iPhoneなどの10万円台クラスのハイスペックスマホが必要ない人におすすめです。コスパ重視とはいえ、1円〜1万円台などの格安端末だと不満がある人にとって、OPPO Reno 11 Aは最適なスマホです。
\ 使いやすいスマホが一括1円が豊富! /
楽天モバイルの1円キャンペーンの注意点・デメリット
楽天モバイルの1円キャンペーンは非常に魅力的ですが、契約してから後悔しないために、事前に知っておくべき注意点やデメリットがいくつか存在します。また、1円キャンペーンの利用に限らず、楽天モバイル自体の注意点もあります。
これらのポイントを事前にしっかりと理解しておきましょう。
1円端末を選ぶと他の高額キャンペーンが併用できない
まず、最も重要な注意点が「キャンペーンの併用ルール」です。
楽天モバイルでは、「arrows We2」などの一括1円キャンペーンを適用すると、他の高額なポイント還元キャンペーンと併用することができません。
特に「三木谷キャンペーン」は、他社からの乗り換えで最大14,000円相当の楽天ポイントがもらえる強力なキャンペーンです。しかし、1円端末を選ぶと、この高額なポイント還元を受け取れません。
キャンペーン | 1円端末![]() | 三木谷キャンペーン![]() |
---|---|---|
メリット | 端末割引額22,000円 | 最大14,000ポイント還元 |
デメリット | 14,000ポイント還元なし | 端末割引なし |
数字だけ見ると、端末購入での22,000円の割引の方がお得に感じます。しかし、「今使っているスマホで十分満足していて、端末は必要ない」という場合はどうでしょうか?
この場合、不要な1円端末を手に入れるために、本来もらえたはずの14,000ポイントを失うことになります。この14,000ポイントは楽天モバイルの月額料金や楽天ペイでの買い物に使えるので、現金同様の価値を持っているといっても過言ではありません。
つまり、自分の状況に合わせて、どちらのキャンペーンが本当に得なのかを慎重に判断する必要があります。
- 今すぐ新しいスマホが必要で、基本的な機能があれば十分な人
- とにかく初期費用を抑えたい人
- 今のスマホを使い続ける人
- iPhoneなど高性能なスマホをお得に手に入れたい人
「1円スマホの性能は価格相応」で解説しているように、一括1円で購入できるスマホの性能はあくまで価格相応のものです。これまでiPhoneなど高性能なスマホを使ってきた人であれば、おそらく動作の遅さなどにストレスを感じてしまうでしょう。
そのような後悔を防ぐ意味でも、高性能なスマホに慣れている人であれば、なおさら三木谷キャンペーンなどのポイント還元を選ぶことをおすすめします。
1円スマホ購入後に即解約はNG
「1円でスマホを手に入れて、すぐに解約すればタダで端末がもらえるのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、それはおすすめできません。短期解約にはペナルティとリスクが伴います。
①契約解除料がかかる
楽天モバイルでは、2025年4月1日以降に開通した回線について、1年以内に解約した場合は利用実態の有無に関わらず、最大1,078円の契約解除料が請求されます。金額は大きくありませんが、短期解約を抑制するための措置として導入されました。
②「ブラックリスト」入りのリスク
さらに深刻なのが、いわゆるキャリアの「ブラックリスト」に載ってしまうリスクです。
これは、キャンペーン目的ですぐに解約・転売するような行為を繰り返した契約者を、キャリアが社内のリストで管理し、将来的な再契約を拒否するというものです。
一度このリストに載ってしまうと、今後楽天モバイルで新しいキャンペーンが始まっても契約できなくなる可能性があります。携帯業界では、このようなリスクを避けるための安全な契約期間として、最低でも180日(約6ヶ月)以上の利用が目安とされています。
短期解約だけを理由に契約を拒否することは電気通信事業法違反にあたるとして、禁止されています。しかし、「不正利用のおそれ」といった別の理由で審査に通らなくなる可能性が高いです。
例外として、「電波が悪くて使えない」といった正当な理由がある場合は、契約から8日以内ならペナルティなしで解約できる「初期契約解除制度」も利用できます。それ以外のケースでは、1円スマホ購入後はしばらく楽天モバイルを利用し続けるのが賢明です。
「一括1円」と「実質1円」は意味が違う
「1円」という言葉に惹かれてスマホを探していると、「一括1円」と「実質1円」という2つの表記を見かけることがあります。この2つは似ているようで意味が全く違います。
この違いを理解しないと、思わぬ出費に繋がる可能性があるので注意してください。
一括1円はその名の通り一括で購入
「一括1円」は、その名の通り、申し込みの時に1円を支払うだけで、スマホ本体が完全に自分のものになる購入方法です。1円以外にも9,800円など、様々な価格設定がありますが、いずれも一括(または24回分割払い)で支払うことで完結します。
- 後から追加で請求される費用はない
- 端末を返却する必要もない
- 手に入れたスマホをずっと使い続けても、誰かに売ってもOK
非常にシンプルで分かりやすいのが「一括1円」のメリットです。楽天モバイルでは、現在「arrows We2」と「OPPO A3 5G」がこの方法で購入できます。
実質1円は2年間レンタルのイメージ
一方、「実質1円」は少し複雑です。これは、楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」を利用した場合の表現で、実態は「2年間のレンタル」に近いです。
- まず、スマホ本体の全額を48回の分割払いで契約する
- 2年(24回)支払った後、スマホを楽天モバイルに返却する
- 返却すれば、残りの24回分の支払いが免除される
この仕組みを使えば、月々の支払いを安く抑えられますが、スマホは最終的に自分のものにはなりません。さらに、楽天モバイルの場合、「実質1円」には追加の条件や費用があります。
- 楽天カードが必須
- 返却時に3,300円の手数料がかかる
- 画面割れなどがあると最大22,000円の追加必要
このように、「1円」という言葉でも中身は大きく異なります。
一括1円は端末が完全に自分のものになり、安価なAndroidスマホが対象となることが多いです。端末を長く使いたい人に向いています。
それに対し、実質1円は返却が前提となる仕組みで、楽天モバイルの場合iPhoneのみが対象です。2年ごとに機種変更したい人に適しています。
自分がスマホをどのように使いたいかを考えて、適した方法を選ぶようにして下さい。
1円スマホの性能は価格相応
「スマホが1円で手に入るなんて、性能は大丈夫?」と心配になる人もいるでしょう。結論から言うと、1円端末である「arrows We2」や「OPPO A3 5G」の性能は、まさに「価格相応」です。日常的な使い方には十分ですが、過度な期待は禁物です。
以下に1円端末のarrows We2で、できること・できないことをまとめました。
- 電話、LINE、ネット検索などの日常的な操作
- Suicaなどのおサイフケータイ対応
- うっかり落としても壊れにくい頑丈な設計
- 防水はもちろん、泡ハンドソープで丸洗い可能
- バッテリーが劣化しにくく、長く使える設計
- 文字やアイコンが大きく見やすい「シンプルモード」搭載
- 「原神」のような高画質な3Dゲームは厳しい
- 暗所撮影やズーム撮影は画質が落ちる
- 高速充電やワイヤレス充電非対応
- 高性能なスマホに比べアプリの起動などがモタつく
「1円だから」と割り切って、ゲームやカメラ性能を重視しないのであれば、非常に満足度の高い端末です。しかし、新しいスマホだから何でもサクサク動くだろうと期待すると、がっかりしてしまう可能性が高いです。
自分の使い方と、端末の性能が合っているかを判断した上で、購入を検討して下さい。
ポイント還元はすぐにもらえない!有効期限も短いので注意
楽天モバイルでは三木谷キャンペーンなど、10,000ポイントを超える高額なポイント還元を常に実施しています。しかし、これらのポイントに関しては「すぐにもらえない」「期間限定で有効期限が短い」といった特徴があります。
こちらは1円スマホの注意点というよりも、楽天モバイルのポイント還元キャンペーンに対する注意点ですが、iPhone購入時など、ポイント還元も狙っている人は要チェックです。
ポイントはすぐにもらえない
例として、三木谷キャンペーンの場合、乗り換えで14,000ポイントが還元されます。これに対して、契約したらすぐに14,000ポイントがもらえると誤解しがちですが、実際は違います。
ポイントは、プランを使い始めてから2ヶ月後から、合計3回に分けて付与される仕組みです。
時期 | 付与されるポイント |
---|---|
2ヶ月後 | 4,000pt |
3ヶ月後 | 5,000pt |
4ヶ月後 | 5,000pt |
合計 | 14,000pt |
他のキャンペーンについても、付与開始の時期や分割数は違えど、同様の仕組みをとっています。そのため、還元されるポイントを最初の月の支払いに充てることは不可能なので、ご注意ください。
ポイントには短い有効期限がある
もう一つ重要なのが、付与されるポイントが「期間限定ポイント」である点です。
このポイントには、付与されてから6ヶ月程度の短い有効期限が設定されています。期間内に使い切らないと、せっかくのポイントは自動的に消えてゼロになってしまいます。
- 楽天モバイルの支払いに使う
- 楽天ペイで普段の買い物で使う
- 楽天市場の買い物に使う
最もおすすめなのは、my 楽天モバイルアプリから「ポイント支払い設定」をしておく方法です。この設定をしておけば、毎月のスマホ代に自動でポイントが充当されるため、有効期限を気にする必要がありません。
また、楽天ペイを使えば、コンビニやスーパーなど全国の多くのお店で1ポイント=1円として利用できます。楽天市場での買い物にも使えるため、普段から楽天サービスを利用している人なら無駄なく消費できるでしょう。
Rakuten Linkの通話品質は通常の電話と異なる
楽天モバイルの大きな売りである「国内通話かけ放題」は、「Rakuten Link」という専用アプリで実現されています。
しかし、このRakuten Linkは、通常の電話とは異なり、インターネット回線(VoIP)を使って通話する仕組み上、通常の電話とは若干使用感が異なります。
- 電波が弱い場所で声が途切れる
- 音声に遅延やノイズが発生する
- 突然通話が切れてしまう
- 相手に自分の声が届かない
特にインターネット回線の電波が悪い場所での通話は、上記のトラブルが起きやすいので注意が必要です。
友人との日常会話なら問題ありませんが、確実性が求められる仕事などの重要な電話では、安定した通話品質の標準電話アプリを使うことをおすすめします。
もし通話品質を重視するなら、月額1,100円の「15分(標準)通話かけ放題」オプションの利用も検討して下さい。
楽天モバイルの1円キャンペーン申し込み手順を3ステップで解説
楽天モバイルの申し込みはオンライン・実店舗問わず、事務手数料や初期費用がかからず無料です。
ここでは、オンラインでの申し込みから利用開始までの流れを、誰でも迷わず完了できるよう3つのステップで分かりやすく解説します。
申し込み前に確認!必要なものリスト
手続きをスムーズに進めるために、まずは以下のものを手元に準備しましょう。
項目 | 詳細・要件 |
---|---|
本人確認書類 | ・運転免許証 ・マイナンバーカードなど ※有効期限内で、現住所が記載されているもの |
支払い情報 | 契約者本人名義のいずれか ・クレジットカード ・銀行口座情報 |
楽天IDとパスワード | 申し込みに必須 ※未登録の場合は事前に要作成 |
MNP予約番号 | 他社から電話番号を引き継ぐ場合に必要 ※MNPワンストップ対応キャリアからの乗り換えなら不要 |
Wi-Fi環境 | 本人確認(eKYC)やeSIMの設定時に安定したインターネット環境が必要 |
利用するスマホ | 手持ちのスマホを使う場合は、以下を要チェック ・楽天回線に対応しているか ・SIMロックが解除されているか |
申し込みで最もつまずきやすいのが、情報の不一致による審査落ちです。以下の3つの情報が、漢字の字体やマンション名・部屋番号の有無まで含めて、一字一句同じであることを必ず事前に確認してください。
- 本人確認書類に記載の情報
- 楽天IDに登録されている情報
- 申し込み時に入力する情報
特に、楽天IDに古い住所が登録されたままだと、審査に通りません。申し込みを始める前に、必ずmy 楽天モバイルにログインし、会員情報が最新の状態になっているかを確認しておきましょう。
キャンペーンを選んで楽天モバイルに申し込む
準備が整ったら、いよいよ申し込み手続きの開始です。
ここで忘れてはいけないのが、それぞれのキャンペーンページから申し込むことです。「arrows We2」の一括1円キャンペーンや「三木谷キャンペーン」など、必ずそれぞれの専用ページにある「申し込み」ボタンから手続きを開始してください。
楽天モバイルのトップページなど、別の場所から申し込んでしまうと、目的のキャンペーンが適用されない可能性があります。
例えば、iPhone購入時などにお得な三木谷キャンペーンの場合は、以下のような専用ページから手続きを開始します。

- 専用ページから「お申し込みはこちら」をタップ
- 楽天IDとパスワードを入力しログイン
- プランとオプションを選択
- 料金プランは「Rakuten最強プラン」を選択
- 「15分(標準)通話かけ放題」などの有料オプションが不要な場合はチェックを外す
- SIMタイプ(物理SIM/eSIM)と購入したい製品を選択
- 契約者情報やMNP情報を入力
なお、事前に楽天IDを登録していなかった人は、以下の画面の手順で会員登録をするようにして下さい。

本人確認(eKYC)をして申し込み完了
契約者情報の入力が終わると、本人確認の手続きに進みます。このステップは、申し込み全体で最もつまずきやすいポイントですが、落ち着いてやればすんなりと完了します。
一番早くて簡単な「AIかんたん本人確認(eKYC)」の方法を解説します。
- 本人確認書類の撮影
- 画面の指示に従い、運転免許証やマイナンバーカードの「表面」「裏面」を撮影
- 次に、書類が本物であることを証明するため、書類を少し傾けて「厚み」を撮影
- 自分の顔を撮影
- スマホのインカメラで自分の顔を撮影する
- なりすましを防ぐため、画面の指示に従い「ゆっくりまばたきをする」などの動作をする
eKYCの審査はAIが自動で行うため、非常に厳格です。もしエラーが出ても、再アップロードが可能なので焦らないでください。
よくある失敗例 | 対策 |
---|---|
写真がぼやける | 撮影前に画面をタップしてピントを合わせる スマホを両手でしっかり固定する |
光が反射して文字が読めない | 書類の角度を少し変える 真上からの照明を避け、部屋の電気を調整する |
書類や顔が枠に収まらない | スマホを少し離して、全体がガイド枠にきれいに収まるように調整する |
背景がごちゃごちゃしている | 書類は無地の濃い色の机の上などに置いて撮影する |
顔認証でエラーが出る | 明るい場所で、顔に影がかからないように撮影する 帽子やマスクは外す |
この撮影が終われば、申し込み手続きは完了です。審査結果を待ちましょう。
SIMの開通手続きと初期設定
審査が完了し、SIMカードが手元に届いたら(eSIMの場合は準備完了のメールが来たら)、いよいよ楽天モバイル回線を使えるようにするための最終設定です。
MNP転入(回線切り替え)
他社から電話番号を引き継いだ場合は、まずこの「回線切り替え」作業が必要です。
- my 楽天モバイルのアプリまたはWebサイトにアクセス
- 「申し込み履歴」から該当の番号を選び、「転入を開始する」をタップ
回線切り替えの受付時間は、午前9:00〜午後9:00(21:00)までです。
この時間内に手続きすれば、当日中に切り替えが完了します。21:01以降に手続きした場合は、翌日の朝9:00以降に切り替えとなるため注意してください。
APN設定(インターネット接続設定)
次に、スマホが楽天モバイルのインターネットに接続するための設定をします。iPhoneなどほとんどのスマホでは、SIMを挿入するだけで自動的に完了します。
ただし、Androidスマホで手動入力が必要な場合は、設定メニューから以下のAPN情報を入力して下さい。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
参考:楽天モバイル「他社で利用していた製品でAPN設定は必要ですか?」
Rakuten Linkの初期設定
最後に、無料通話に必須の「Rakuten Link」アプリを設定します。
Rakuten LinkのSMS認証をする際は、必ずWi-Fiをオフにして、楽天モバイルのデータ通信(4G/5G)に接続した状態で認証してください。その電話番号の正当な契約者であることを確認するための、セキュリティ上の仕組みです。
認証完了後、発信テスト用番号「111」(無料)に電話をかけ、ガイダンスが聞こえればすべての設定は完了です。
楽天モバイルの1円スマホに関するよくある質問
楽天モバイルの1円スマホに関してよくある質問とその回答をまとめました。契約前に気になる疑問点を解消しておきましょう。
- 1円スマホと他のキャンペーンは併用できる?
- iPhoneなどの1円スマホがなくなった理由は?
- 楽天モバイル以外に1円スマホが買える格安SIMは?
- 楽天モバイルに0円端末はある?
- Rakuten Hand 5Gなどオリジナル端末は終了したの?
まとめ:楽天モバイルで1円スマホを手に入れるならarrows We2がおすすめ
この記事では、楽天モバイルの1円スマホキャンペーンの現状から、iPhoneを1円でも安く手に入れるための裏ワザ、そして契約前に知っておくべき注意点まで、詳しく解説してきました。
結論として、現在楽天モバイルで一括1円スマホを手に入れたいなら、「arrows We2」もしくは「OPPO A3 5G」の二択です。ただし、1円で手に入るこれらの機種は、頑丈さやおサイフケータイ対応など魅力的な点も多い反面、性能は価格相応です。
- 2025年8月現在も楽天モバイルの1円スマホキャンペーンは実施中
- 一括1円で買えるスマホは「arrows We2」「OPPO A3 5G」の2機種
- iPhone本体の1円販売はないのでキャンペーン活用がポイント
- 「一括1円(買い切り)」と「実質1円(レンタル)」は全く意味が違うので要注意
- 一括1円端末を選ぶと、他の高額ポイント還元は受けられない
もし、もう少し高性能なAndroidスマホが欲しい、あるいはiPhoneをお得に手に入れたいという場合も、楽天モバイルは各種キャンペーンを組み合わせることで、実質的な負担額を大きく下げられます。
この記事で解説したお得な買い方を使い分けて、自分に最適なスマホを手に入れてください。楽天モバイルなら、1円スマホから最新のiPhoneまで、予算と用途に合わせた最適な選択肢が必ず見つかります。
\ スマホが一括1円で買える! /