置くだけWiFi選びの決定版！おすすめホームルーター5社のメリット・デメリットを徹底比較

こんなお悩みはありませんか？

当記事では、複雑な知識が一切不要で、誰でも簡単にWiFiを使える「置くだけWiFi」をご紹介しています。

届いたその日から使えるホームルーターで、手軽に自宅のネット回線を整備することができます。

記事内では以下の内容に触れています。

最後まで記事を読んでいただければ、置くだけWiFiを契約すべきかどうか判断してもらえるようになっています。

置くだけWiFiとは？便利な4つの特徴を紹介！

初心者向けに置くだけで使えるホームルーターはおすすめです。その理由は以下の特徴があるからです。

 面倒な工事が不要
コンセントに繋げるだけで自宅WiFiが使えるため、固定回線のような開通工事が不要です。工事のために予定を空ける必要がなく、コードも嵩張りません。

 ネットに詳しくなくても簡単に設置できる
ご自宅に届いたものを置くだけなので、専門知識がなくても簡単に設置できます。

 即日つながる
ルーター本体が手に入ったその日からWiFiにつながります。また、契約から開通までもかなり早く、最短即日でつなげることができます。

 コンセントに挿すだけ
置くだけWiFiはコンセントに挿せばWiｰFiが使えます。そのため、家の中で電源さえ確保できれば好きな場所に設置が可能です。

各回線の特徴を比較

置くだけには、大きく分けて以下4種類のサービスがあります。

サービスによって月額料金や通信速度などが異なるので、それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

▼サービスごとの特長の違い

項目	WiMAX	ドコモ home 5G	SoftBank Air	Rakuten Turbo
端末画像
月額料金
端末代
速度
エリア
セット割

置くだけWiFiのメリット・デメリットを徹底解説

ここでは、光回線やケーブルインターネットなどの固定回線と比較した、置くだけWiFiのメリット・デメリットを紹介します。

置くだけWiFiのメリット

メリット1. 工事不要で、契約からすぐ利用開始できる

置くだけWiFiは工事が不要で、契約からすぐに利用できます。ルーターが届いてコンセントにつなげればその日からすぐにWiFiを利用できるからです。

固定回線は契約から工事まで数ヶ月空くことも少なくありませんが、置くだけWiFiは最短で契約当日から利用開始できます。

工事費が一切かからないのも魅力ですね。また、回線の開通工事があると女性の一人暮らしの方は家に作業員をあげるのに抵抗があったり、感染症対策で作業員を家に入れたくなかったり、工事不要にはメリットがいくつもあります。

メリット2. コンセントにつなぐだけだからコードが少ない

置くだけWiFiは電源ケーブルだけでWiFi環境が作れるため、コード類が少なくスッキリします。

固定回線はコンセントの確保が複数にわたる場合があり、端末間もLANケーブルで接続するため配線が汚くなりがちです。

部屋の美観を損ないにくく、掃除がしやすいのは嬉しいポイントです。

メリット3. 家の中で自由に置けるので、いつでも高い電波強度で使える

WiFiの電波は壁や天井などの遮蔽物に弱く、ルーターから離れた部屋ではまともに電波を受信できないリスクがあります。

固定回線はルーターを動かせないため、電波が届かない部屋がある場合は中継機が必要です。

しかし置くだけWiFiは本体を移動できるので、常にWiFiの電波が近い環境を作れます。

メリット4. 複雑な設定や知識が不要

置くだけWiFiを利用するにあたり、細かな設定やWiFiの専門知識は不要です。

コンセントにつなげてスマホやPCの接続設定だけしておけば十分だからです。

固定回線のルーターは設置時に設定が必要な場合があるので少しばかり知識が必要ですが、置くだけWiFiはWiFiに慣れていない方でも簡単に使い始められるようにできているので安心です。

メリット5. 引っ越しの際に手続きが楽になる

お仕事の都合で頻繁に引っ越しをされる方は置くだけWiFiがおすすめです。

固定回線の場合引っ越しの度に解約・撤去が必要となり、新しい住所で再契約・工事するのにかなりの手間と時間がかかります。

置くだけWiFiなら住所変更の手続きだけしておけば、ルーター本体を持っていけば次の住所でもすぐに使えるため、引っ越し時の手続きが非常に楽になります。

置くだけWiFiのデメリット

デメリット1. 速度が安定しにくい

置くだけWiFiは携帯回線を利用したWiFiルーターのため、固定回線と比べると速度が安定しにくい特徴があります。

天候や電波障害、他のユーザーの混雑などの影響を受けやすく、時間帯によっては急激に遅くなることもあるようです。

特に鉄筋やRC構造（鉄筋コンクリート）のマンションでは、さらに電波を受けにくい傾向にあります。

SNSやNetflixのような動画配信サービスなど、多少遅くなっても気にならない使い方が中心の方であれば問題ありません。

デメリット2. 固定回線のような速度は出せない

いかに5G通信が可能になったとはいえ、環境によって回線速度が左右されやすく、最大速度はあくまで理論値のため、超高速の通信はあまり期待できません。

オンラインゲームや動画ファイルのアップロード・ダウンロードなどを頻繁にされる方には不向きといってよいでしょう。

反対に、多少遅くても問題ない範囲でしか利用しない場合、メリットの方が大きいかもしれません。

デメリット3. ルーターの機種代金が発生する

置くだけWiFiは工事費こそかかりませんが、ルーター本体は買い取りになるケースが圧倒的に多いです。

契約期間中は機種の分割代金と同額が請求から割り引かれるため「実質無料」となりますが、分割の支払いが終わる前に解約すると、残りの機種代金は一括で請求されてしまいます。

長期的に利用する前提であれば問題ありませんが、1～2年で解約するつもりなら注意が必要なポイントです。

置くだけWiFiの選び方

選び方1. 速度（実測値）をみる

ホームルーターの快適さは通信速度にかかっています。特に実際の平均速度を示す実測値データは必ずチェックしましょう！

以下は置くだけWiFiの主要4社の実測値です。

▼置くだけWiFiの実測値データ

会社名	端末	実測値
		下り実測値	上り実測値	Ping値
ドコモhome5G （詳細）		158.31Mbps	18.48Mbps	52.65ms
WiMAX （詳細）		177.11Mpbs	26.23Mbps	43.44ms
ソフトバンクエアー （詳細）		87.05Mbps	8.78Mbps	46.31ms
Rakuten Turbo （詳細）		102.88Mbps	40.29Mbps	51.26ms

基本的にどのWiFiルーターも80Mbps以上は出ていて十分な速度ですが、より速いネット環境を作りたいなら下り170Mbps以上のWiMAXを選ぶのが良さそうです。

選び方2. 月額料金をチェックする

置くだけWiFiを選ぶときは月々いくらかかるのかもチェックしましょう。

ただ月額料金を見るのではなく、一定の契約期間（1年～3年）を使ったときにかかる総費用から実質料金を算出して比較するのをおすすめします。

以下は実質料金を比較した表です。

▼実質月額料金の比較

サービス名	実質月額料金 （1年）	実質月額料金 （2年）	実質月額料金 （3年）
GMOとくとくBB WiMAX	3,515円	3,539円	3,547円
カシモWiMAX	6,633円	5,340円	4,909円
シンプルWiFi	5,115円	4,977円	4,931円
ドコモ home 5G	9,230円	6,100円	5,056円
SoftBank Air	8,191円	5,789円	4,989円
モバレコAir	5,990円	4,095円	3,496円
Rakuten Turbo	3,988円	3,548円	3,978円

契約期間によっても金額は変わってくるのでご自身の使い方にあわせて選ぶといいでしょう。

選び方3. 端末代金をみる

置くだけWiFiを契約する際はホームルーターの端末費用がかかることが多いです。以下は各プロバイダの端末代の

▼ホームルーターの端末代金

サービス名	端末代	端末割引	実質0円に なるまでの期間	端末	備考
GMOとくとくBB WiMAX	27,720円	770円/月	3年	Speed Wi-Fi HOME 5G L13
カシモWiMAX	27,720円	770円/月	3年	Speed Wi-Fi HOME 5G L13
シンプルWiFi	0円	0円/月	ー	Speed Wi-Fi HOME 5G L11 Speed Wi-Fi HOME 5G L12 Speed Wi-Fi HOME 5G L13	端末は無料レンタル
home 5G	71,280円	1,980円/月	3年	HR02
SoftBank Air	71,280円	1,980円/月	3年	Airターミナル5
モバレコAir	71,280円	1,980円/月	3年	Airターミナル5
Rakuten Turbo	41,580円	1,732円/月	2年	Rakuten Turbo 5G
		866円/月	4年		楽天カード払いのみ

また短期（契約期間内）で解約してしまうと端末代金の残債を一括で支払わなければならないので注意が必要です。

選び方4. スマホのセット割

今お使いのスマートフォンとのセット割引が効くかも選ぶ大きなポイントです。たとえば以下の携帯会社ならセット割が適用されます。

また各プロバイダの割引額は以下の表のとおりです。

▼スマホセット割の対応状況

サービス名	セット割対応キャリア	家族1人あたりの割引金額
GMOとくとくBB WiMAX カシモWiMAX シンプルWiFi	au	550〜1,100円
	UQモバイル	638〜1,100円
home 5G	ドコモ ※ahamoは対象外	550〜1,100円
SoftBank Air モバレコAir	ソフトバンク	550〜1,100円
	ワイモバイル	550〜1,650円
Rakuten Turbo	ー	ー

Rakuten Turboは、残念ながら楽天モバイルとのセット割には非対応です。その代わりスマホとセットで使うと2万ポイントもらえるキャンペーンを実施中です。

選び方5. SNSで口コミを調べる

X（旧Twitter）には置くだけWiFiに関するさまざまな評判が流れています。リアルな口コミをぜひチェックしておきましょう。

●WiMAXの口コミ

●ドコモ home 5Gの口コミ

●SoftBank Airの口コミ

●Rakuten Turboの口コミ

置くだけWiFi5社を徹底比較！おすすめのホームルーターはどれ？

この章では、以下5社の置くだけWiFiについて比較します。

まずは各サービスの特徴をまとめた表をご覧ください。

サービス名	WiMAX	ドコモhome5G	ソフトバンクエアー	Rakuten Turbo	auホームルーター
月額料金	3,784円～	4,950円	5,368円		3,278円～
回線種類	WiMAX / au回線	ドコモ回線	ソフトバンク回線	楽天回線	au回線
機種画像
機種代金	27,720円	71,280円	71,280円	41,580円	27,720円
スマホセット割引	auから最大-1,100円 UQモバイルから最大-858円	ドコモから最大-1,100円	ソフトバンクから-1,100円 ワイモバイルから-1,188円	なし ※ただし楽天モバイル使用で2万ポイントプレゼント	auから最大-1,100円
最大通信速度	4.2Gbps	4.2Gbps	2.1Gbps	2.1Gbps	4.2Gbps
公式サイト	公式サイトへ	公式サイトへ	公式サイトへ	公式サイトへ	公式サイトへ

各サービスについて概要を解説していきます。

1. 通信速度が速い『WiMAX +5G』

UQコミュニケーションズが提供するWiMAX+5Gには、大きく3つの特徴があります。

①3つのネットワークを利用できる

WiMAX+5Gは、5G、4G LTE、WiMAX 2+の3種類の回線を利用できます。

3つの回線のうち、最も速く安定的に通信できるものを自動で選出します。

②通信モード(エリア範囲)が変更できる

WiMAX+5Gは「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」の2種類の通信方法があります。

スタンダードモードは、利用可能なエリアは狭いですが、月間データ容量の制限がないため、ほぼ無制限に利用可能です。

プラスエリアモードはスタンダードモードよりも広い範囲(auスマホのプラチナバンド含む)で利用できるため、通信が安定しやすいです。

有料オプション扱いとなり、料金は1,100円/月となります。

月間15GB以上利用すると速度制限を受けますので注意しましょう。

ご自宅のエリアがそれぞれのモードに対応しているかはこちらのエリアマップからご確認ください。

③UQモバイルと組み合わせるとお得に使える

WiMAX+5Gと同一姓、同一住所でUQモバイルを契約し、セット割引の「自宅セット割インターネットコース」を適用すると、以下2つの特典が受けられます。

• プラスエリアモードの料金が無料になる
• 月間データ容量が15GB→30GBに増加する

さらにUQモバイルの料金にも自宅セット割が適用されて毎月最大858円お安くなるので非常にお得です。

UQ WiMAXの特徴をまとめました。

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2. docomo回線がつかえる『ドコモ home 5G』

ドコモが提供するhome 5Gは、シンプルなデザインとプランから多くの方々の人気を博しています。

ここでは、home 5Gの2つの特徴を解説します。

①プランや料金がシンプルでわかりやすい

home 5Gはプランが1つしかなく、オプションが存在しません。

また、dポイントの還元などはあっても、ルーター料金には割引特典が付かないため、料金が常に変わらないシンプルさがあります。

②プラチナバンドが最初から使える

先に紹介したWiMAX+5Gでは、プラチナバンドの利用は有料オプションでしたが、home 5Gは最初からプラチナバンドでの通信に対応しているため、全国どこでも同じプランで最大限活用できます。

また、ドコモは4大キャリアの中で通信基地局の数が最も多く、圧倒的なエリアの広さが自慢です。

home 5Gはドコモのスマホと同様の電波で通信できるため、安定した通信が期待できます。

③ドコモのスマホと組み合わせて携帯料金を安くできる

ドコモのスマホとセット割引を組むことで、携帯料金が最大1,100円お安くなります。

ドコモhome 5Gの特徴をまとめました。

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3. SoftBankスマホとセットで安い『ソフトバンクエアー5G』

ソフトバンクが提供するソフトバンクエアー5Gは、申し込みの手軽さから多くのユーザーに親しまれています。

特徴は以下3点です。

①申し込みが簡単

ソフトバンクエアー5Gは、他の置くだけWiFiより取扱代理店の数が多く、Webや電話から簡単に申し込めます。

明日中にWi-Fi環境を用意しなければならない、といった急なニーズにも対応できるのは便利ですね。

②割引額が大きい

契約から12ヶ月間は2,288円の割引を受けられるため、割引期間中は3,080円で利用できます。

他社に比べて割引額が大きく、最初の1年は出費を抑えたい方におすすめです。

③オプションでメッシュWi-Fiを利用できる

メッシュWi-Fiとは、家中にWi-Fi電波を届けるためのWi-Fi子機のような端末を指します。

今まで繋がりにくかった場所でも快適にWi-Fiを利用できるようになります。

ソフトバンクエアー5Gでは、月額880円のレンタルオプションとしてメッシュWi-Fiが用意されています。

メッシュWi-Fiの端末自体は家電量販店などで市販していますが、価格は数万円程度と高額です。

使ってみた結果不要だったとしてもオプションだけ解約できるため、損失を抑えられるメリットがあります。

ソフトバンクエアーの特徴をまとめました。

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置くだけWiFiのよくある質問

ここでは、置くだけWiFiの契約を検討されている方がよく疑問を持たれるものをピックアップしました。

まとめ

ここまで置くだけWiFiのメリットやデメリット、またどこのホームルーターがおすすめかなどについて紹介してきました。

改めて一番のメリットをあげると「工事不要で使える」という点になります。

固定回線だとややこしい配線や初期設定、面倒な工事などがあるので、工事なしですぐに使えるWiFiというのはそれだけで大きなメリットになります。

ぜひ気になるWiFiをチェックしてみて最適なものを選んでください。