「ソフトバンクの料金が高すぎる…でも楽天モバイルへの乗り換え方がわからない」
「機種代が残っているけど乗り換えられるの?」
ソフトバンクからの乗り換え先としておすすめしたいのが楽天モバイルです。
データ無制限・通話し放題という破格のサービス内容ながら月額料金は3,278円と、ソフトバンクの無制限プランの半額以下。各種割引を最大適用したソフトバンク料金と比べても、毎月1,650円もお得です。
本記事ではソフトバンクから楽天モバイルへの具体的な乗り換え手順を解説します。
それ以外にも「MNP予約番号はどうやって取るの?」「楽天モバイルの電波は本当に大丈夫?」といった疑問にも答えています。スマホの乗り換えを初めて行う人にもわかりやすく解説しているので、ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えたい人は参考にして下さい。
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ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え(MNP)手順|機種代が残っていても乗り換えできる
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは、MNPを利用することで、現在使っている電話番号をそのまま引き継いで簡単に行えます。機種代金が残っている場合でも乗り換えは可能なので、ご安心ください。
ここでは、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える具体的な手順と、乗り換え前に確認しておくべき注意点を詳しく解説します。
乗り換え前に準備するものと注意点
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えをスムーズに行うためには、いくつかの準備と確認が大切です。
楽天モバイル契約時に必要な準備物
本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど 健康保険証等を使用する場合は補助書類として公共料金の請求書などが併せて必要 |
---|---|
楽天会員ID・パスワード | 未登録の場合は新規登録が必要 |
クレジットカードまたは銀行口座情報 | 料金支払い用 ポイント還元率が上がるため楽天カードでの支払いがおすすめ |
MNP予約番号 | MNPワンストップ方式を利用する場合は不要 |
乗り換え前の重要な確認事項
契約名義の確認 | ソフトバンクと楽天モバイルの契約名義は一致している必要がある |
---|---|
未払い料金の確認 | ソフトバンクの未払い料金がある場合は先に支払う必要がある |
機種代金の残債確認 | 残債があっても乗り換えは可能だが引き続き支払いが必要 |
また、以下の4つのポイントは特に重要なので、乗り換え前に必ずチェックしておきましょう。
- 使っているスマホが楽天モバイルで利用できる機種か確認
- SIMロック解除が必要か確認
- データ移行の準備(機種変更時)
- ソフトバンクでのMNP予約番号の取得(MNPワンストップを行わない場合)
それぞれ詳しく解説します。
機種をそのまま使う場合は楽天モバイルで利用できる端末か確認
ソフトバンクで使用していた端末を楽天モバイルでもそのまま継続して使用する場合は、端末が楽天モバイルで利用可能かどうかの確認が必要です。
楽天モバイルの公式サイトでは、端末の動作確認ツール を提供しています。こちらのページにアクセスし、それぞれの質問に答えることで使用可能か簡単に確認できます。
iPhoneの場合は、iPhone XR以降の機種であれば基本的に楽天モバイルで使用可能です。
ただし、端末自体は楽天モバイルで使用可能だったとしても、端末によっては次のSIMロック解除が必要になる場合があります。
SIMロック解除が必要か確認
ソフトバンクで購入した端末でSIMロック解除が必要かどうかは、購入時期によって異なります。
- 2021年5月12日以降に購入:SIMロック解除不要
- 2021年5月11日以前に購入:SIMロック解除が必要
2021年5月12日以降にソフトバンクでSIMロック解除対応製品を購入した場合は、SIMロックが解除された状態で引き渡されています。そのため、SIMロック解除手続きも不要です。
また、2021年6月以降にソフトバンクから発売された機種(Xperia 1 IIIを除く)は、原則SIMロックがかかっていないSIMフリー機種として発売されています。
SIMロック解除状況は以下の手順で確認できます。
- My SoftBankにログイン
- メニューから「契約・オプション管理」を選択
- 「SIMロック解除対象機種の手続き」を選択
- IMEI番号(製造番号)を入力し、「次へ」を選択
- 「お手続きが完了しました。」と表示されていれば、SIMロック解除済み
また、iPhone の場合は、iOS 14 以降であればホーム画面の「設定」→「一般」→「情報」にて、SIMロック解除状況を確認可能です。
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」で確認
- Android: 「設定」→「デバイス情報」または「端末情報」で確認
- 電話アプリで「*#06#」とダイヤルしても確認可能
SIMロック解除はオンライン・店頭いずれも無料
使用しているスマホがSIMロックされている場合、楽天モバイルで使用するためにはSIMロック解除が必要です。ただし、SIMロック解除手続きはオンラインもしくは店頭で簡単に行えます。また、オンライン・店頭問わず、SIMロック解除手数料は無料です。
以前は店頭での手続きに3,300円の手数料がかかっていましたが、総務省がSIMロックを原則禁止したことにより、2023年9月以降は店頭でも完全に無料でSIMロック解除 が行えます。
機種変更をする場合はデータ移行の準備
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えと同時に機種変更をする場合は、事前にデータ移行等の準備をしておくと楽です。特に以下の準備をしておくとスムーズに機種変更が行えます。
まず、現在使用中のスマホの重要なデータをバックアップを取っておくことで、機種変更時にデータを失うリスクがなくなります。iPhoneならiCloud、AndroidならGoogleドライブといったクラウドサービスを利用して、バックアップを取るのがおすすめです。
また、LINEやゲーム、おサイフケータイなどのアプリ内データは自動的に引き継がれないため、各アプリごとの引き継ぎ設定を確認しておいて下さい。
特にLINEは日常的に使うアプリなので、トーク履歴やスタンプなどの引き継ぎ方法を事前に確認しておくことが大切です。
詳細なデータ移行の方法については、「楽天モバイルに乗り換え時のiPhone・Androidのデータ移行方法」で詳しく解説します。ここでは乗り換え前の準備として、バックアップやデータ移行準備の重要性を頭に入れておきましょう。
ソフトバンクでのMNP予約番号の取得
前提として、現在は「MNPワンストップ方式」が導入されています。この方法を利用すれば、MNP予約番号を取得する必要がなく、楽天モバイル側での手続きだけで乗り換えが完結します。
MNPワンストップは、2023年5月から導入された新しい乗り換え方式です。
乗り換え先に申し込むだけで、乗り換え元への解約連絡も自動的に行われる仕組みです。これにより、従来必要だったMNP予約番号の入手が不要になりました。
手間が少なく簡単なので、基本的にはMNPワンストップ方式での乗り換えがおすすめです。
ただし、何らかの理由でMNP予約番号を使った旧来のやり方で乗り換えを行う場合は、以下の手順でMNP予約番号を取得して下さい。
- My SoftBankにログイン
- 「設定・申し込み」→「設定変更」→「契約者情報の変更」を選択
- 「番号ポータビリティー(MNP)予約関連手続き」を選択
- 「番号ポータビリティー(MNP)予約」を選択して発行完了
- ソフトバンク携帯電話から:「*5533」(通話料無料)
- 一般電話から:「0800-100-5533」(通話料無料)
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
- ガイダンスに沿って操作し、4桁の暗証番号を入力
- 本人確認書類を持参してショップに行く
- スタッフにMNP予約番号が欲しい旨を伝える
いずれの方法で取得した場合でも、MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。楽天モバイルにオンラインで申し込む場合は、MNP予約番号の有効期限が7日以上残っている必要があるため、申し込みのタイミングには気をつけて下さい。
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ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換える具体的な手順を4ステップで解説
ここからは、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える具体的な手順を、ステップごとに詳しく解説します。
- ステップ1:楽天モバイルに申し込む
- ステップ2:SIMカード/eSIMを受け取る
- ステップ3:my楽天モバイルからMNP開通手続きを行う
- ステップ4:APN設定を行う(Androidの場合)
- ステップ5:データ移行を行う(機種変更をする場合)
- ステップ6:Rakuten Linkアプリの設定を行う
楽天モバイルへの申し込みは、オンラインまたは楽天モバイル店舗から行えます。いずれの方法であっても、他社では通常3,850円かかる事務手数料は無料です。
以下はオンラインでの申し込み方法です。
- 楽天モバイル公式サイト にアクセスし、ページ上部の「新規/乗り換え(MNP)お申し込み」をタップ
- プランを選択。楽天モバイルは「Rakuten最強プラン」の1種類のみなので、「プランを選択する」をタップ
- オプションとSIMタイプを選択し、「この内容で申し込む」をタップ
- 15分かけ放題などのオプションが必要な場合はチェックを入れる
- SIMカードかeSIMかを選択(eSIMなら最短3分で開通可能)
- 楽天IDでログイン(楽天会員でない場合は新規登録が必要)
- 契約者情報の確認に進むので、本人確認書類をアップロード
- 電話番号の選択で「他社から乗り換え(MNP)」を選択
- MNPワンストップを利用する場合:
「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする」をタップし、ソフトバンクのマイページIDとパスワードを入力 - MNP予約番号を使う場合:
事前に取得したMNP予約番号と有効期限を入力
- MNPワンストップを利用する場合:
- 配送先情報と支払い方法を入力
- 申し込み内容を確認し、「この内容で申し込む」をタップ
- 重要事項説明と利用規約に同意して申し込みを完了
申し込みが完了すると、登録したメールアドレスに「お申し込み完了メール」が届きます。
申し込み方法や選択したSIMタイプによって、受け取り方法が異なります。
- 「eSIMプロファイルダウンロードのお願い」というメールが届く
- my楽天モバイルアプリをインストールし、ログイン
- 申込番号を選択し、「eSIM開通用のQRコードを表示する」をタップ
- スマホの設定からQRコードを読み取る
- iPhoneの場合:
「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」 - Androidの場合:
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「携帯通信会社」→「携帯通信会社を追加」→「代わりにSIMをダウンロードしますか?」→「次へ」
- iPhoneの場合:
- 申し込み手続きと本人確認の完了次第、SIMカードが発送される
- 配送業者から対面で受け取る必要がある(置き配や宅配ボックスは不可)
- 受け取り時に本人確認書類の提示が必要
- SIMカードまたはeSIMの受け取りが完了したらMNP開通手続きを行う
物理SIMカードを受け取った後、もしくはeSIMのプロファイルをダウンロードした後は、MNP開通手続きを行う必要があります。この手続きにより、ソフトバンクの回線が解約され、楽天モバイルの回線が開通します。
開通手続きは24時間いつでも可能です。ただし、開通完了までに約30分〜1時間程度かかることがあるため、なるべくスマホが使えなくなっても困らない時間帯を考慮して行って下さい。
- my楽天モバイルアプリを起動し、楽天IDでログイン
- 「開通手続きを行う」をタップ
- ホーム画面に表示されている申込番号を選択
MNPワンストップ方式を選択した場合は、この時点で自動的にソフトバンクの解約手続きが行われる - 「開通する」をタップして手続きを完了
- 開通完了すると「開通完了のお知らせ」メールが届く
開通手続きを行うと、ソフトバンクの回線は自動的に解約されるため、開通手続き後はソフトバンクの回線での通話・通信ができなくなります。そのため、ソフトバンク回線を使って行いたい作業があれば、開通手続き前に必ず済ませるようにして下さい。
楽天モバイル以外で購入したAndroidスマホを使用している場合は、楽天モバイルの回線を使用するためにAPN設定を行う必要があります。
iPhoneの場合は自動的に設定されるため、この手順は不要です。また、一部のAndroidスマホにおいても、SIMカードを挿入すると自動的にAPN設定が行われる場合があります。この場合も、自分でAPN設定を行う必要はありません。
- スマホの「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップ
- 「モバイルネットワーク」または「モバイル通信」をタップ
- 「アクセスポイント名」または「APN」をタップ
- 「+」または「新しいAPN」をタップして新規作成
- 下記表のAPN情報を入力
- 「保存」をタップして設定を保存
- 作成したAPNを選択して有効化
※各項目の表示は機種によって若干異なります。
楽天モバイルのAPN設定
名前 | Rakuten |
---|---|
APN | rakuten.jp |
ユーザー名 | rakuten |
パスワード | rakuten |
認証タイプ | PAP または CHAP |
APNタイプ | default,supl,hipri,dun |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
APN設定が完了すると、楽天モバイルの回線でインターネットに接続できるようになります。設定後もインターネットに接続できない場合は、端末を再起動して下さい。
楽天モバイルへの乗り換えと同時に新しい端末に機種変更する場合は、データ移行が必要です。端末の組み合わせによって移行方法が異なります。
- クイックスタート機能を使用(両方の端末を近づけて画面の指示に従う)
- または、iCloudバックアップから復元
- Googleアカウントを使ったバックアップと復元
- または、端末間の直接転送(ケーブル接続/ワイヤレス)
- iPhoneからAndroid:「Android Switch」アプリを使用
- AndroidからiPhone:「iOSに移行」アプリを使用
LINEやゲームアプリ、おサイフケータイなどは、別途データ引き継ぎの手続きが必要な場合があります。
詳細なデータ移行の方法については、「楽天モバイルに乗り換え時のiPhone・Androidのデータ移行方法」で詳しく解説しているので、そちらを参照して下さい。
楽天モバイルでは、「Rakuten Link 」アプリを使うことで、国内通話が無料になります。また、海外でも日本の番号宛に無料で通話できるため、楽天モバイルを契約したらすぐに設定しておくことをおすすめします。
- 国内通話無料
- 海外から日本への通話無料
- テキストやスタンプ、写真等が送れるメッセージ機能
- 最大8人までのグループ通話
- App StoreまたはGoogle PlayからRakuten Linkアプリをインストール
- アプリを起動し、楽天IDでログイン
- 電話番号を確認して「次へ」をタップ
- SMSによる認証を行います
- 表示名やプロフィール画像などのプロフィールを設定
- 通知の許可を設定
- 連絡先へのアクセスを許可
Rakuten Linkの設定が完了すれば、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え手順は全て完了です。
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【2025年3月最新】ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えで使えるお得なキャンペーン情報
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際に活用できる2025年3月時点の最新キャンペーン情報を解説します。
特に注目すべきは回線のみの乗り換えでも14,000ポイントが還元される三木谷キャンペーンです。その他にも、最新のiPhone 16eを購入することで、最大40,000円相当がもらえるキャンペーンなど、魅力的なキャンペーンが数多く実施されています。
【三木谷キャンペーン】回線のみ乗り換えで14,000ポイントがもらえる!
楽天モバイルの三木谷社長直々の紹介キャンペーン(通称:三木谷キャンペーン)では、SIMのみの乗り換えで14,000ポイントが還元されます。
三木谷キャンペーンは、過去に楽天モバイルを利用していた「出戻りユーザー」や2回線目以降も対象です。その他の条件を見ても、他のキャンペーンよりも適用条件が緩いのが特徴です。
キャンペーンの適用条件は非常に簡単です。三木谷キャンペーン公式ページ から楽天モバイルに申し込み、翌々月末日までに利用を開始するだけで確実にポイントを獲得できます。
ポイント付与は利用開始後、4ヶ月目(4,000ポイント)、5ヶ月目(5,000ポイント)、6ヶ月目(5,000ポイント)に分割して行われます。
- 他社からの乗り換えで14,000ポイント、新規契約で7,000ポイントが還元
- Rakuten Linkでの発信確認が不要
- キャンペーンコードや招待コードの入力が不要
- 過去に楽天モバイルを利用していた「出戻りユーザー」も対象
- 2回線目以降の申し込みも対象(最大5回線まで)
- 店舗での申し込みも対象(専用リンクのページを提示する必要あり)
なお、同様のキャンペーン内容のものとして、「楽天モバイル従業員紹介キャンペーン」がありますが、両者の違いは以下の通りです。
三木谷キャンペーン | 従業員紹介キャンペーン | |
---|---|---|
紹介ルート | 誰でも専用リンクから申込み可能 | 楽天従業員からの紹介URLが必要 |
寄付の有無 | 申し込み1件につき三木谷社長が10,000円を災害・人道支援に寄付 | 寄付なし |
このように、契約者に影響するポイント還元率などにおいては全く同じ内容なので、基本的には寄付の面からも三木谷キャンペーンを選ぶことをおすすめします。
三木谷キャンペーンは、専用リンクから対象プランを申し込んで利用を開始するだけで、ほぼすべての人が適用条件を満たすことができる仕組みです。他のキャンペーンでよく見られる楽天カードの登録やRakuten Linkアプリからの通話実施といった条件もありません。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際は、第一に検討して欲しいお得なキャンペーンです。
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【iPhoneトク得乗り換え】iPhone購入で最大40,000円相当がもらえる
楽天モバイルでは、iPhoneを購入すると大幅な割引や楽天ポイント還元が受けられる「iPhoneトク得乗り換え 」キャンペーンを実施中です。
対象iPhone全てで特典を受けられますが、特に最新のiPhone 16eが最もお得なキャンペーン内容であるため、ここではiPhone 16eを例に詳しく説明します。
- iPhone 16eを一括または24回払いで購入:20,000円割引
- 他社からの乗り換え&初めてのプラン申込み:20,000ポイント還元
- 合計:40,000円相当のお得
※回線契約が条件です。端末購入のみの場合は適用されません。
※48回払い(買い替え超トクプログラム)の場合は、端末代割引ではなくポイント還元となるため、還元額が最大21,000ポイントに変わります。
また、前項で解説した「三木谷キャンペーン 」との併用も可能です。ただし、この場合は「iPhone対象製品を一括払いもしくは24回払いのご購入で20,000円割引キャンペーン」のみが適用されるため、ポイント還元率は増えません。
むしろ、ここで解説しているようにiPhone 16eの場合、他社乗り換えかつ初めてのプラン申し込みであれば20,000ポイント還元が受けられるので、むしろ三木谷キャンペーンを併用しない方が還元率は高いです。
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【19〜25歳限定】新生活応援キャンペーン|端末購入で最大20,000ポイントがもらえる
楽天モバイルでは、19〜25歳を対象とした「新生活応援キャンペーン 」を2025年5月31日まで実施中です。このキャンペーンでは、以下の3つの条件を組み合わせることで、最大20,000ポイント還元という大きな特典が用意されています。
- 楽天カードでの支払い設定:10,000ポイント還元
- 楽天市場で1,000円以上の買い物:4,000ポイント還元
- 対象スマホ同時購入:6,000ポイント還元
※新規契約の場合、以下の還元率。
- 楽天カードでの支払い設定:7,000ポイント還元
- 楽天市場で1,000円以上の買い物:3,000ポイント還元
- iPhone:iPhone 16(128GB)
- Android:Xperia 10 VI
注意点として、このキャンペーン適用には楽天モバイル申し込みの翌月末日までに「Rakuten Link」で10秒以上の通話を行う必要があります。
25歳以下の人は「最強青春プログラム」も自動適用され、月額料金が110円割引になるため、さらにお得です。キャンペーン期間は2025年5月31日までなので、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えを検討中の学生や新社会人の人は、ぜひこの機会をお見逃しなく。
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【5〜18歳限定】学生応援キャンペーン|端末購入で最大20,000ポイントがもらえる
楽天モバイルでは、お子さまのスマホデビューや進学を応援する「学生応援キャンペーン 」を2025年5月31日まで実施中です。5歳〜18歳を対象とした特別キャンペーンで、端末セット購入の場合は最大20,000ポイント還元という大きな特典が用意されています。
- 楽天カードでの支払い設定:7,000ポイント還元
- 最強家族プログラムの適用:7,000ポイント還元
- 対象スマホ同時購入:6,000ポイント還元
- iPhone:iPhone 16e(128GB)
- Android:AQUOS wish4
キャンペーン適用条件として、申し込み翌月末までに「Rakuten Link」アプリで10秒以上の通話をする必要があります。
5歳〜12歳のお子さまは「最強こどもプログラム」が併用でき、月々最大440円の割引が適用されます。これにより、データ使用量が3GB以下の場合は家族割引適用後のプラン料金が実質1年間無料になる計算です。
クレジットカードやお支払い口座は、お子さま本人だけでなく保護者名義のものでも申し込み可能です。キャンペーン期間は2025年5月31日までなので、お子さまのスマホデビューや新学期の準備を検討中の人は、ぜひこの機会を利用して下さい。
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ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えの最適なタイミングはいつ?
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは、いつ行うのが最もお得なのでしょうか?ここでは、乗り換えのベストタイミングを見極めるためのポイントを紹介します。
まさに今!楽天モバイルのキャンペーン期間中を狙う
2025年3月現在、楽天モバイルでは複数のお得なキャンペーンを実施中です。これらのキャンペーンを活用することで、より大きな特典を受けながら楽天モバイルに乗り換えることができるので、まさに今が狙い目です。
- 他社からの乗り換えで14,000ポイント還元
- 新規契約は7,000ポイント還元
- 過去の楽天モバイルユーザー(出戻り)も対象
- 2回線目以降も対象(最大5回線まで)
- 専用ページ からの申し込みのみで適用
- 特別な条件(Rakuten Link使用など)が不要
- 最大40,000円相当のお得(iPhone 16eの場合)
- iPhone 16eを一括/24回払いで購入すると20,000円割引
- 他社からの乗り換え&初めてのプラン申込みで20,000ポイント還元
- 最大20,000ポイント還元
- 楽天カードでの支払い設定:10,000ポイント還元
- 楽天市場での買い物:4,000ポイント還元
- 対象スマホ同時購入:6,000ポイント還元
- 「最強青春プログラム 」で月額料金110円割引
- 期間:2025年5月31日まで
- 最大20,000ポイント還元
- 楽天カードでの支払い設定:7,000ポイント還元
- 最強家族プログラムの適用:7,000ポイント還元
- 対象スマホ同時購入:6,000ポイント還元
- 5〜12歳は「最強こどもプログラム 」で月額最大440円割引
- 期間:2025年5月31日まで
これらのキャンペーンは期間限定なものも多いです。また、三木谷キャンペーンのように終了日が未定とはいえ、いつ終了するかわからないものもあるので、早めの乗り換えがおすすめです。
各キャンペーンの詳細については、「ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えで使えるお得なキャンペーン情報」をご参照ください。
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ソフトバンクの請求締め日のタイミングを狙う
ソフトバンクの料金プランは、解約月の月額料金が日割り計算されません。そのため、請求締め日を過ぎてすぐに解約してしまうと、ほとんど利用していないのに1ヶ月分の料金を支払うことになり、損をしてしまいます。
ソフトバンクの請求締め日は、以下の3パターンがあります。
請求締め日 | 利用期間 | 乗り換えの最適タイミング |
---|---|---|
10日 | 前月11日〜当月10日 | 1日〜9日 |
20日 | 前月21日〜当月20日 | 10日〜19日 |
末日 | 当月1日〜当月末日 | 20日〜29日または30日 |
請求締め日ギリギリまでソフトバンクを利用することで、月額料金を無駄なく使い切ることができます。一方、楽天モバイルは実際に使用したデータ量に応じて料金が決まるため、月の途中で乗り換えても問題ありません。
ソフトバンクの請求締め日は、My SoftBankにログインして「お支払い情報」の「請求締め日」から確認できます。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるデメリットはある?楽天モバイルに乗り換える際に気をつけたい注意点
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えには、たくさんのメリットがありますが、いくつかの注意点も存在します。 ここでは、楽天モバイルに乗り換える際に、事前に知っておくべきデメリットや注意点を解説します。
- 注意点1. ソフトバンクに比べて電波が届きにくい場所がある
- 注意点2. ソフトバンクの家族割・セット割が適用されなくなる
- 注意点3. PayPayポイントが貯まりにくくなる
- 注意点4. 機種代の残債がある場合は支払いが必要
- 注意点5. 店舗数が少ないので対面サポートは受けにくい
- 注意点6. ソフトバンクのキャリアメールアドレスを使い続ける場合は有料になる
注意点1. ソフトバンクに比べて電波が届きにくい場所がある
楽天モバイルは、自社回線とパートナー回線(au回線)により、2025年3月時点で人口カバー率99.9%を達成しています。しかし、ソフトバンクと比較すると、電波が届きにくい場所はいまだにあるのが実情です。
地方の人口過疎地だけでなく、都市部の満員電車内などでも「電波はあるのに繋がらない」といった状況がまれに発生します。
これは、楽天モバイルの基地局数がソフトバンクと比べて少ないことが一因です。総務省の2024年1月の発表によると、それぞれの基地局数は以下の通りです。
5G基地局数 | 4G基地局数 | |
---|---|---|
ソフトバンク | 65,366 (+26,315) | 175,333 (+3,393) |
楽天モバイル | 21,593 (+10,355) | 59,767 (+14,901) |
出典:総務省「令和5年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要について」
楽天モバイルでプラチナバンド提供開始
楽天モバイルは2023年10月にプラチナバンド(700MHz帯)の割り当てを受け、2024年6月27日からサービスを開始しました。プラチナバンドは、障害物を回り込みやすく、建物内部や地下でも電波が届きやすい特性があります。
ただし、2025年3月現在、楽天モバイルのプラチナバンド提供エリアは関東の一部に限られており、今後の全国展開に期待が寄せられています。
これまでの電波状況の改善から今後に期待
ソフトバンクに比べると繋がりにくい場所があるとはいえ、楽天モバイルの電波状況は、サービス開始当初と比べると、大幅に改善しています。
2024年には関東地方の5Gエリアを拡大し、2025年に九州や沖縄等でも同様の施策を実施していく計画です。また、2026年内には、スマホと衛星が直接通信できるサービスの提供も目指しています。
今後も楽天モバイルの電波状況は改善する一方であることは間違いありません。現状の多少の電波の悪さには目をつむり、料金の安さなどのメリット面から楽天モバイルに乗り換えることをおすすめします。
注意点2. ソフトバンクの家族割・セット割が適用されなくなる
ソフトバンクには家族割など各種割引サービスが充実していますが、楽天モバイルに乗り換えることで、これら各種割引サービスが適用されなくなります。
特に家族全体で家族割やセット割を組んでいる場合、注意が必要です。家族のうちの一人が楽天モバイルに乗り換えることで、残りの家族のソフトバンクの割引額が減少したり、適用されなくなったりする可能性があります。
- 新みんな家族割:一人当たり最大1,210円割引
- おうち割 光セット:ソフトバンク光とセットで最大月額1,100円割引
楽天モバイルの最強家族プログラム
しかし、家族割サービスを提供しているのはソフトバンクだけではありません。楽天モバイルにも独自の家族向け割引サービスがあります。
楽天モバイルの家族向けプログラム
プログラム名 | 対象者 | 割引額 | 特徴 |
---|---|---|---|
最強家族プログラム | 全年齢 | 月額110円割引 | 最大20回線まで 親戚や友人も対応可能 |
最強こどもプログラム | 12歳以下 | 3GB以内:月額440円割引 3GB超過:月額110円割引 | 満13歳の誕生月前月まで適用 |
最強青春プログラム | 13〜22歳 | 月額110円割引 | 23歳の誕生月前月まで適用 学生証不要 |
最強シニアプログラム | 65歳以上 | 毎月110ポイント還元 | 「15分かけ放題&安心パック」が実質初月無料 |
これらのプログラムは併用可能なので、例えば12歳以下の子供の場合「最強こども+最強家族」で最大550円の割引が受けられます。さらに両親も、それぞれ「最強家族プログラム」での月額110円割引が適用されます。
楽天モバイルの「最強家族プログラム」の割引額自体をみると、ソフトバンクよりも割引額は少なめです。しかし、楽天モバイルの基本料金自体が大幅に安いことを考慮すると、多くの場合はソフトバンクよりも通信費は安くなるケースがほとんどです。
無理に家族割を組むことを考えなくても、結果的にはソフトバンクを使い続けるよりも楽天モバイルに乗り換えた方が、通信費は安くなるでしょう。
楽天モバイルの最強おうちプログラム
さらに、楽天モバイルでは新しく2025年3月4日から、楽天モバイル「最強おうちプログラム 」の提供を開始しました。これはソフトバンクの「おうち割 光セット」など、他社の光セット割に対抗する新サービスです。
楽天モバイルとRakuten TurboまたはRakuten光をセットで利用すると、毎月1,000ポイントの還元を受けられます。ポイント還元期間の制限もないので、継続利用でずっとお得に利用可能です。
また、Rakuten Turbo 5G製品代金が実質0円もしくはRakuten光の工事費が最大22,000円まで無料といった特典も提供されています。これにより、高額な初期費用が発生することなく、自宅のインターネット環境を整えられます。
- Rakuten最強プランを利用中で、Rakuten TurboまたはRakuten光を新規契約する人
- 毎月1,000楽天ポイントを還元
- Rakuten Turbo 5G製品代金が実質0円(48回払いで毎月867円割引)
- Rakuten光の工事費が無料(最大22,000円まで)
「最強おうちプログラム」が適用されると、データ使用量が3GB以内なら実質的に楽天モバイルの月額料金が永年無料になります。家族割適用後の月額料金968円が1,000ポイントで相殺されるためです。
割引額自体はソフトバンクの「おうち割 光セット」の方が1,100円なのでより大きいです。しかし、楽天モバイルの「最強おうちプログラム」は毎月1,000ポイント還元なのに加え、基本料金自体が大幅に安いため、総合的に見るとよりお得と言えるでしょう。
注意点3. PayPayポイントが貯まりにくくなる
ソフトバンクユーザーは「ソフトバンクプレミアム」特典により、PayPayの利用でさまざまな優遇を受けられますが、乗り換えるとこれらの特典が受けられなくなります。
失われるPayPay関連特典のうち、主なものは以下があります。
- 毎年の誕生月にPayPayで1,000ポイントプレゼント
- Yahoo!ショッピングでの買い物で+2%
- Yahoo!ショッピングで「5のつく日」に最大10%還元
- LYPプレミアム無料特典
楽天モバイルには楽天経済圏がある
一方、楽天モバイルに乗り換えると「楽天経済圏」の恩恵を受けられるようになります。楽天モバイルユーザーは楽天市場での買い物時にSPU(スーパーポイントアッププログラム)で+4倍のポイント還元が受けられます。
また、楽天ペイは基本還元率が1.0%とPayPayの0.5%より高く、楽天カードと組み合わせるだけで1.5%の高還元率も実現可能です。
楽天ポイントは楽天モバイルの月額料金や楽天市場でのショッピングだけでなく、街中でも支払いに使えるお店がたくさん存在します。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えをきっかけに、PayPay経済圏から楽天経済圏への乗り換えを検討してみるのもよいでしょう。
注意点4. 機種代の残債がある場合は支払いが必要
ソフトバンクで機種を分割払いで購入し、まだ支払いが完了していない状態で楽天モバイルに乗り換える場合、機種代の残債は引き続き支払う必要があります。これはキャリア変更と機種代の支払いが別契約になっているのが理由です。
ただし、機種代の残債がある状態でも、楽天モバイルへの乗り換えは可能です。残債の支払い方法は、残りの分割払いをそのまま継続、もしくは一括での清算のいずれかを選択できます。
残りの支払い金額についてはMy SoftBankで残債額の確認ができます。
- My SoftBankにアクセスしてログインし、「○月ご請求」をタップ
- 「料金・支払い管理」内の「請求情報・設定」をタップ
- 「割賦契約などの情報」から「機種代金・アクセサリー代金」をタップ
- 表示された画面で割賦契約内容を確認する
なお、機種代の残債を一括で支払ったとしても、早期完済による割引等はありませんが、以下のような隠れたメリットがあります。
- 毎月の支払いが不要になる
- ソフトバンクとの関係が完全に終了する
- 新しい機種購入時の審査に有利になる可能性がある
そのため、可能であれば一括で清算することをおすすめします。
注意点5. 店舗数が少ないので対面サポートは受けにくい
ソフトバンクに比べて、楽天モバイルに乗り換えると対面サポートが受けにくくなるというデメリットがあります。
各キャリアの店舗数はMM総研の調査によると以下の通りです。
キャリア | 店舗数 | シェア |
---|---|---|
ソフトバンク | 2,531店舗 | 34.8% |
KDDI(au) | 2,319店舗 | 31.9% |
NTTドコモ | 2,071店舗 | 28.5% |
楽天モバイル | 348店舗 | 4.8% |
この数字から明らかなように、楽天モバイルの店舗数はソフトバンクの約7分の1しかありません。ソフトバンクが全国に2,500店舗以上を展開しているのに対し、楽天モバイルは350店舗にも満たない状況です。
特に地方在住の人の場合、近くに楽天モバイルショップがない可能性が高く、今まで対面サポートを利用して問題解決していた人にとってはこの点がネックになります。
シンプルな料金体系のためカスタマーサポートに聞く機会自体が減る
楽天モバイルはこの店舗数の少なさのデメリットを補うため、オンラインでのサポート体制を充実させていますが、やはり実際に対面で話す場合と比べたら劣ります。
対面でのサポートを重視する人は、楽天モバイルに乗り換える際に、公式サイトの店舗検索ページから近くに楽天モバイルショップがあるか確認しておくことをおすすめします。
また、楽天モバイルの場合、料金プランは「Rakuten最強プラン」のみと、非常にシンプルです。そのため、料金プランについてカスタマーサポートに聞く機会自体が減ると想定されます。
端末での困りごとについては自分で調べて対処するなどして、これを機になるべくカスタマーサポートに頼らないようにしてみるのも良いでしょう。
注意点6. ソフトバンクのキャリアメールアドレスを使い続ける場合は有料になる
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えると、ソフトバンクのキャリアメールアドレス(@softbank.ne.jp、@i.softbank.jpなど)は原則として利用できなくなります。
これらのメールアドレスを引き続き使いたい場合は、「メールアドレス持ち運び」 という有料サービスに申し込む必要があります。
- 料金:月額330円(税込)または年額3,300円(税込)
- 申込期限:ソフトバンク解約後31日以内
- 容量制限:200MB(最大5,000件)までのメールボックス
ただし、キャリアメールを使い続けるために毎月料金を支払い続けることはあまりおすすめできません。むしろ、以下の理由からGmailやYahoo!メールなどの無料で使えるメールサービスへの移行をおすすめします。
- Gmailは無料で15GBと容量が多い
- キャリアの変更に関係なく利用できる
- 迷惑メールフィルタやフォルダ分けなどの機能が充実
- スマホだけでなくPCやタブレットからでもメールが開ける
楽天モバイルでもキャリアメールは使用しないのがベター
楽天モバイルでも「楽メール(@rakumail.jp)」という無料のキャリアメールサービスが提供されています。しかし、こちらも楽天モバイル解約後に使い続けるには有料になるため、初めから使わないことをおすすめします。
キャリアメールは各社が顧客を自社に留めておくための「足かせ」になっている側面もあります。将来的な乗り換えのしやすさを考えると、キャリアに依存しないGmailなどのフリーメールを使用する方が賢明です。
ソフトバンクで購入したiPhoneは楽天モバイルでも使用可能!
ソフトバンクで購入したiPhoneは、楽天モバイルでも問題なく利用できます。対応機種と設定手順について、それぞれ詳しく解説します。
iPhoneXR以降は楽天モバイルで利用可能!
ソフトバンクで購入したiPhoneモデルが、iPhone XR以降であれば、楽天モバイルでも問題なく利用できます。2021年10月1日以降にソフトバンクで購入したiPhoneであれば、SIMロック解除の手続きも一切不要です。
iPhone機種 | 楽天モバイル対応状況 |
---|---|
iPhone 16シリーズ | ◯ 完全対応 |
iPhone 15シリーズ | ◯ 完全対応 |
iPhone 14シリーズ | ◯ 完全対応 |
iPhone 13シリーズ | ◯ 完全対応 |
iPhone 12シリーズ | ◯ 完全対応 |
iPhone SE(第3世代) | ◯ 完全対応 |
iPhone 11シリーズ | ◯ ※5G非対応 |
iPhone XR/XSシリーズ | ◯ ※5G非対応 |
iPhone SE(第2世代) | ◯ ※5G非対応 |
iPhone X | △ ※iOS14.4以上へのアップデートが必要 |
iPhone 8シリーズ | △ ※iOS14.4以上へのアップデートが必要 |
iPhone 7シリーズ | △ ※iOS14.4以上へのアップデートが必要 一部機能制限の可能性あり |
iPhone 6s/6s Plus | △ ※iOS14.4以上へのアップデートが必要 一部機能制限の可能性あり |
iPhone 6以前のモデル | × 非対応 |
iPhoneXR以前の古い機種でも完全に使えないわけではありませんが、一部機能に制限がある可能性があります。これら古いiPhoneの多くは、iOS自体のサポートも切れてしまっているので、可能であれば新しい機種に買い替えることをおすすめします。
また、iPhoneの機種代金の分割払いが残っていても、楽天モバイルへの乗り換えは可能です。この場合、ソフトバンクとの回線契約は解約されますが、端末の分割払いは引き続きソフトバンクへ支払い続ける形になります。
ソフトバンクで購入したiPhoneを楽天モバイルで使うための設定手順
ソフトバンクのiPhoneを楽天モバイルで使用するには、まずiOSを14.4以降にアップデートしておく必要があります。それぞれの設定手順は以下の通りです。
- 物理SIM(nanoSIM)またはeSIM(iPhone XS以降対応)を選択
- eSIMの場合:楽天モバイルから送られるQRコードをスキャンまたはプロファイルをインストール
- 物理SIMの場合:SIMカードを挿入
eSIMだと物理的なSIM交換なしで、即日開通できるのでおすすめです。
基本的には自動設定されますが、手動設定が必要な場合は以下を入力して下さい。
- 名前:Rakuten
- APN:rakuten.jp
- ユーザー名/パスワード:rakuten
- App Storeからダウンロード
- 楽天モバイルの電話番号で登録
- Rakuten Linkを通して発信
楽天モバイルに乗り換え時のiPhone・Androidのデータ移行方法
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際、同時に機種変更も行う際は、データ移行が必要になります。機種変更の組み合わせによって最適な移行方法が異なるため、事前に正しい手順を把握しておくことが大切です。
ここでは、機種変更として想定される下記の4パターンのデータ移行方法について、詳しく解説します。
- iPhoneからiPhone
- AndroidからAndroid
- iPhoneからAndroid
- AndroidからiPhone
なお、LINEやゲームアプリ、おサイフケータイなどのデータは、ここで紹介する方法だけでは完全に引き継げない場合があります。これらのアプリは個別にデータ引き継ぎの手続きが必要になるため、各サービスの案内に従って設定を行って下さい。
iPhone同士のデータ移行方法
iPhoneからiPhoneに乗り換える際、移行前のiPhoneが手元にある場合とない場合によって、データの移行方法も異なります。
移行前のiPhoneが手元にある場合
iPhone同士のデータ移行では、Appleが提供するクイックスタート機能を使うことで、スムーズにデータを移行できます。手順は以下の通りです。
- 新しいiPhoneの初期設定
- 新しいiPhoneの電源を入れる
- 言語設定や地域設定を行う
- 「クイックスタート」画面まで進める
- 古いiPhoneとの接続
- 古いiPhoneのBluetoothをオンにする
- 新しいiPhoneに近づける
- 画面に「新しいiPhoneを設定」と表示されたら「続ける」をタップ
- データ転送の開始
- 古いiPhoneのカメラで新しいiPhoneに表示されるアニメーションを読み取る
- 古いiPhoneに「新しいiPhoneの設定を完了」と表示されるまで待つ
- 新しいiPhoneに「ほかのiPhoneのパスコードを入力」と表示されたら、古いiPhoneのパスコードを入力する
- 最終設定と転送完了
- Face IDやTouch IDを設定する
- Apple IDでサインイン
- 「iPhoneから転送」を選択
- 位置情報サービス、Apple Pay、iCloudキーチェーンなどの各種設定を行う
- 画面の指示に従い設定を進めると、データ転送が完了する
クイックスタートを使うメリットは、事前のバックアップが不要で、パソコンやケーブルも必要ないことです。
iPhoneのデータの移行方法としては、最も簡単な方法なのでデータ移行前のiPhoneはなるべく手元に置いておくようにして、データ移行後に手放すようにしてください。
移行前のiPhoneが手元にない場合
古いiPhoneを既にソフトバンクに返却してしまった場合などでも、事前にバックアップを作成していれば新しいiPhoneにデータを移行できます。主に以下の2つの方法があります。
- 新しいiPhoneの電源を入れ、画面の指示に従って初期設定を進める
- 「クイックスタート」画面が表示されたら「もう一方の[Apple]デバイスなしで設定」を選択
- Wi-Fiネットワークに接続
- 「アプリとデータを転送」画面で「iCloudバックアップから」を選択
- Apple IDでサインイン
- 利用規約に同意した後、古いiPhoneの最新のバックアップを選択
- 画面の指示に従って残りの設定を完了させる
- 新しいiPhoneを起動し、初期設定を進める
- 「アプリとデータを転送」画面で「MacまたはPCから復元」を選択
- 新しいiPhoneをPCに接続
- MacのFinderまたはiTunesを開く
- 接続したiPhoneを選択し、「バックアップから復元」をクリック
- 最新のバックアップを選択して「復元」をクリック
- 復元が完了するまで待ち、画面の指示に従って設定を完了させる
iTunesまたはFinderからの復元は、iCloudと比較して大容量のデータをより速く移行できるメリットがあります。ただし、パソコンとケーブルが必要になります。
一方、iCloudでのバックアップでは、各アプリのデータまでは完全に保存されない場合もありますが、インターネット環境さえあればどこからでも復元作業が可能です。
どちらの方法を選ぶにせよ、バックアップを取ったタイミングまでのデータしか復元できない点は共通しています。大切なデータを失わないためにも、機種変更の直前に最新のバックアップを作成しておきましょう。
Android同士のデータ移行方法
Androidスマホからの乗り換え時には、Googleアカウントを使った方法と端末間の直接転送の2つが主な選択肢となります。
Googleアカウントを使ったバックアップと復元
Googleアカウントを使ったバックアップと復元は、移行前のAndroidが手元にあるかどうかに関わらず利用できる、最も一般的な方法です。
- バックアップの作成
- 古いAndroidで「設定」→「Google」→「バックアップ」を開く
- 「今すぐバックアップ」をタップしてデータをGoogleに保存
- データの復元
- 新しいAndroidの初期設定時にGoogleアカウントでログイン
- 「バックアップから復元」を選択して、データを復元
端末間の直接転送(移行前のAndroidが手元にある場合)
移行前のAndroidスマホが手元にある場合は、端末間の直接転送でのデータ移行方法が可能です。この場合ケーブルを使う方法とワイヤレスで行う方法の2種類を選べます。どちらも同じデータを転送できますが、状況に応じて便利な方法を選んで下さい。
- 新しいAndroidスマホの初期設定
- 新しいAndroidスマホの電源を入れる
- 言語選択後、[始める]をタップ
- Wi-Fiネットワークに接続する(推奨)
- データ転送の準備
- 「アプリとデータのコピー」画面で[次へ]をタップ
- 「他のデバイスをご用意ください」と表示されたら[次へ]をタップ
- 「ケーブルを接続してください」というメッセージが表示される
- 端末の接続とデータ転送
- USB-Cケーブルで両方の端末を接続する
- 古いAndroidスマホで[コピー]をタップして許可する
- 転送したいデータ(連絡先、写真、アプリなど)を選択
- [コピー]をタップして転送を開始
- 転送完了後、残りの設定を進める
- 新しいAndroidスマホの初期設定
- 新しいAndroidスマホの電源を入れて[始める]をタップ
- Wi-Fiネットワークに接続する(必須)
- ワイヤレス転送の開始
- 「アプリとデータのコピー」画面までセットアップを進める
- 「ケーブルを接続してください」と表示されたら[ケーブルがない]を選択
- [ケーブルを使わずにコピーする]または[ワイヤレスで転送]をタップ
- 端末の接続
- 古いAndroidスマホでGoogleアプリを開く
- 「set up my device」と検索するか、画面の指示に従う
- 両方の端末に表示されるコードや形が一致することを確認
- データの選択と転送
- 転送したいデータを選択(連絡先、写真、アプリなど)
- [コピー]をタップして転送を開始
- 転送完了後、残りの設定を進める
iPhoneからAndroidへのデータ移行方法
iPhoneからAndroidへのデータ移行には、Google公式の「Android Switch」アプリを利用して行うのがおすすめです。
ケーブル接続またはWi-Fi接続でのデータ移行に対応しており、有線接続して行うとより高速で転送できます。ただし、移行元がiPhone 14以前のモデルの場合、データ転送にはLightning端子とUSB-C端子を接続する「USB-C – Lightningケーブル」が必要です。
また、データ移行前にiPhoneの「設定」から「FaceTime」と「メッセージ」でiMessageをオフにすると、SMS/MMSメッセージの受信漏れを防げます。
- 両方の端末を80%以上充電しておく
- 新しいAndroidの初期設定中にWi-Fiに接続
- 「アプリとデータのコピー」画面で指示に従い、ケーブルでiPhoneとAndroidを接続
- GoogleアカウントでAndroidにサインイン
- 転送したいデータ(連絡先、写真、メッセージなど)を選択し「コピー」をタップ
- 新しいAndroidの初期設定中にWi-Fiに接続
- ケーブル接続の指示が表示されたら「ケーブルがない」を選択
- iPhoneでApp StoreからAndroid Switchアプリをインストール
- 両端末でアプリを開き、画面の指示に従って接続
- 転送したいデータを選択して移行を実行
AndroidからiPhoneへのデータ移行方法
AndroidからiPhoneへのデータ移行には、Apple公式の「iOSに移行」アプリを使用します。
このアプリを使えば、Wi-Fi経由で連絡先、メッセージ履歴、写真、カレンダーなどのデータを簡単に転送可能です。また、Androidで使用していた無料アプリと同等のiOS版アプリを自動的に提案してくれる機能も備わっています。
データ移行を始める前に、両方の端末を充電した上で、Androidデバイスではモバイルデータ通信をオフにしておくことをおすすめします。
- AndroidデバイスにGoogle Playから「iOSに移行」アプリをインストール
- 両方のデバイスのWi-Fiをオンにし、同じネットワークに接続
- iPhoneの初期設定を「クイックスタート」画面まで進める
- 「もう一方のデバイスなしで設定」→「Androidから」をタップ
- Androidで「iOSに移行」アプリを開き、「続ける」をタップして利用規約に同意
- iPhoneの「Androidから移行」画面で「続ける」をタップすると、10桁または6桁のコードが表示される
- 表示されたコードをAndroidデバイスに入力
- iPhoneが作成する一時的なWi-Fiネットワークに、Androidデバイスが自動的に接続する
- Androidで転送するコンテンツ(連絡先、メッセージ、写真、カレンダーなど)を選択し「続ける」をタップ
- データ転送が完了するまで両方のデバイスをそのままにしておく
- 転送完了後、Androidで「完了」をタップし、iPhoneで初期設定を続行する
乗り換え前に知っておきたい!ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えに関する5つの誤解
「楽天モバイルって繋がりにくいんでしょ?」「乗り換えの手続きが複雑そう」
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えを検討しているものの、このような心配をしている人は多いのではないでしょうか。
楽天モバイルは2020年のサービス開始から数年しか経っていない新しい携帯会社です。
そのため、サービス開始当初の評判や古い情報が現在の実態とは大きく異なっています。特に通信環境については、初期の悪い印象が根強く残っており、実際よりも悪いイメージを持たれがちです。
ここでは、それらの誤解を解消するため、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えを検討する際に知っておきたい5つの誤解について詳しく解説します。
誤解① 繋がりにくいは過去の話!現在の楽天モバイルは問題なく繋がる
「ソフトバンクに比べて電波が届きにくい場所がある」で解説した内容と矛盾するようですが、現在の楽天モバイルは多くのシーンにおいて問題なく繋がります。
「ソフトバンクに比べて電波が届きにくい」というのは事実とはいえ、これは両社を直接比較した場合の話です。ここで強調したいのは、楽天モバイルのサービス開始当初と比べると、現在の通信品質は大幅に向上しているという事実です。
2020年のサービス開始時、楽天モバイルは通信品質に関して厳しい評価を受けており、一部では「ゴミ回線」とまで揶揄されるほど酷いものでした。しかし2025年現在では、一般的な利用シーンにおいて問題なく利用できるレベルに達しています。
この大幅な改善を遂げた理由には以下があります。
- 基地基地局数の急増
- プラチナバンドの導入
- パートナー回線の活用局数の急増
- プラチナバンドの導入
- パートナー回線の活用
もちろん、先述のようにソフトバンクと比較すると基地局数などで差があるのは事実です。しかし、サービス開始当初の「使い物にならない」というレベルから「日常利用に十分な品質」へと大きく進化したことは間違いありません。
実際の通信速度や品質の詳細比較については、「ソフトバンクと楽天モバイルの比較|月額料金・通話料・速度を徹底比較」を参照して下さい。
誤解② 月5GBまでは過去の話!auのパートナー回線エリアも無制限に使える
「パートナー回線(au回線)エリアでは月5GBまでしか使えない」という認識もまた、過去の話です。
楽天モバイルは2023年6月から全ユーザーを新プランである「Rakuten最強プラン」に移行させました。この「Rakuten最強プラン」の最大の特徴は、これまで設けていたパートナー回線エリアでの月5GBという高速データ容量制限を完全に撤廃したことです。
それまでの「Rakuten UN-LIMIT VII」では、パートナー回線エリアでは月5GBまでしか高速通信を利用できませんでした。5GBの上限を超えた場合は最大1Mbpsに速度制限されていました。
この時のイメージから、「パートナー回線エリアでは月5GBまでしか使えない」という印象が多くのユーザーに定着してしまっていましたが、現在はその制限が完全に撤廃されています。
auのパートナー回線は人口カバー率99.9%を超えており、日本全国どこでも問題なく高速通信が利用できます。このパートナー回線との連携によって、楽天モバイルの実質的なサービスエリアも大きく拡大し、全国どこにいても安心して使えるサービスへと進化しました。
楽天モバイルの自社回線エリアが拡大中であることに加え、パートナー回線の無制限利用が可能になったことで、通信エリアや速度制限の心配なく利用できる環境が整っています。
誤解③ 面倒なソフトバンクの解約手続きは不要
「ソフトバンクを解約するには店舗に行かなくてはいけないので面倒」というイメージもまた、誤った認識です。
ソフトバンクから楽天モバイルへMNPを利用して乗り換える場合、ソフトバンクへの解約手続きは一切不要です。楽天モバイルへのMNP転入手続きが完了した時点で、ソフトバンクとの契約は自動的に解約されます。
かつては、MNP予約番号を取得するためにはカスタマーサポートに電話し、長時間待たされた挙句、引き止めのセールストークを聞かされるという面倒な手続きが必要でした。
「もう少し待ってもらえれば特別割引を…」といった営業トークを我慢して聞き流した後、MNP予約番号を聞き出す必要があったのです。
しかし、現在ではオンライン上から簡単にMNP予約番号が発行できるので、このようなストレスとも無縁です。
さらに便利な方法として、次項で詳しく説明する「MNPワンストップ」という制度も導入されています。これを利用すればMNP予約番号の取得自体が不要になり、より簡単に乗り換えができるようになりました。
ただし気を付けたいのが、MNP転出をしても一部のオプションサービスは自動解約されないことがあります。そのため、乗り換え完了後に必ずMy SoftBankで契約内容を確認し、不要なサービスは個別に解約手続きを行って下さい。
誤解④ MNPワンストップでの乗り換えならMNP予約番号の発行が不要
「MNPワンストップ」を利用すれば、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えがさらに簡単になります。MNPワンストップとは、2023年から各社で導入されたオンライン限定の乗り換えシステムで、MNP予約番号の発行から入力までの工程が不要です。
ただし、以下の場合はMNPワンストップを利用できません。
- ソフトバンクで既にMNP予約番号を発行している場合
- 楽天モバイルショップなど店舗で乗り換え手続きを行う場合
- ソフトバンクの契約者名義と楽天モバイルの申し込み名義が一致しない場合
- ソフトバンク側の特定の契約状況(一部の割引サービス利用時など
MNPワンストップを利用できない場合は、従来通りソフトバンクでMNP予約番号を取得し、楽天モバイルの申し込み手続き時にその番号を入力する必要があります。いずれの方法でも、ソフトバンクからの解約手続き自体は必要ありません。
誤解⑤ 現在は契約の縛りがないため乗り換えできないタイミングは存在しない
かつてソフトバンクでは2年契約の更新月以外に解約すると、高額な契約解除料(違約金)が発生していました。しかし、総務省の要請を受けて2022年2月1日以降、ソフトバンクの契約解除料は廃止されています。
これにより、現在は携帯会社の乗り換えにおいて、契約期間や更新月を気にする必要がなくなりました。「契約の縛りがあるから今は乗り換えられない」といった心配は不要です。
楽天モバイルも同様に契約期間の縛りや解約金がない料金プランを提供しているため、乗り換え後も解約のタイミングを気にする必要はありません。
ただし注意点として、ドコモでは2025年3月1日以降に契約した回線を対象に、短期間(1年以内)での解約に対する1,100円の契約解除料を新設しました。
同様の制度の導入について、今のところソフトバンクから公式な発表は出ていません。しかし、いずれはソフトバンクでも同様の制度が導入される可能性があることを念頭に置いておくと良いでしょう。
ソフトバンクと楽天モバイルの比較|月額料金・通話料・速度を徹底比較
ソフトバンクと楽天モバイル、どちらのモバイル通信サービスがお得なのでしょうか? ここでは、月額料金・通話料・通信速度の3つのポイントで、両社を徹底比較します。
月額料金|楽天モバイルはシンプルな1プランのみでどれだけ使っても月3,278円
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えを検討する際、最も気になるのが月額料金の違いではないでしょうか。
両社の料金プランには大きな差があります。ソフトバンクは複数のプランが存在し、それぞれの条件による割引も複雑です。それに対し、楽天モバイルはシンプルな1プランのみで、どれだけデータを使っても月額料金の上限は3,278円です。
以下の表で、両社の料金プランを詳しく比較してみましょう。
項目 | ソフトバンク ペイトク | ソフトバンク メリハリ無制限+ | ソフトバンク ミニフィットプラン+ | 楽天モバイル Rakuten最強プラン |
---|---|---|---|---|
通常料金 (データ量別) | 30GB:7,425円 50GB:8,525円 無制限:9,625円 | 無制限:7,425円 | 1GB:3,278円 2GB:4,378円 3GB:5,478円 | 3GB以下:1,078円 20GB以下:2,178円 無制限:3,278円 |
最大割引後料金 | 30GB:4,928円 50GB:6,028円 無制限:7,128円 | 無制限:4,928円 | 1GB:2,178円 2GB:3,278円 3GB:4,378円 | 3GB以下:968円 20GB以下:2,068円 無制限:3,168円 |
割引条件 | 光セット割:-1,100円 家族割(3回線以上):-1,210円 PayPayカード払い:-187円 | 光セット割:-1,100円 家族割(3回線以上):-1,210円 PayPayカード払い:-187円 | 光セット割:-1,100円 | 家族割:-110円 |
主な特徴 | データ無制限 PayPay利用で最大5%還元 | データ無制限 2GB以下なら追加割引あり | 少容量向けプラン 大容量には不向き | 使った分だけ自動で料金変動 Rakuten Linkで通話料無料 事務手数料が無料 |
※「ペイトク」「メリハリ無制限+」はいずれも200GB超で制限がかかります。
※「ペイトク」のPayPay還元上限は月4,000円分までです。
※楽天モバイルには別途「最強こどもプログラム」「最強青春プログラム」の年齢別割引があります。
ソフトバンクの無制限プラン「メリハリ無制限+」は、通常料金で7,425円と楽天モバイルの約2.3倍の料金設定です。
すべての割引(光セット割・家族割・カード払い)を適用しても4,928円と、楽天モバイルの無制限プラン(3,278円)より1,650円も高いです。これを年間で比較すると、19,800円の差額になります。
ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」は少量データ向けのプランですが、3GBまでの利用で5,478円と、楽天モバイルの最大料金よりも高額です。
つまり、ソフトバンクの3GBと楽天モバイルの無制限を比較すると、楽天モバイルの方が安くて無制限という結果になります。また、楽天モバイルは使った分だけ自動で料金が変わる仕組みのため、使用量を意識して下げるだけでも、その月の通信費を抑えられます。
楽天モバイルは乗り換え時の事務手数料も無料なので、初期費用の負担もなく、すぐに月々の通信費削減を実感できるでしょう。
通話料|Rakuten Linkアプリを使えば通話料が完全無料!
楽天モバイルの最大の特徴の一つが、「Rakuten Link 」アプリを利用することで、国内通話が完全無料になることです。この通話料無料の特典だけでも、楽天モバイルに乗り換える価値は充分にあります。
- 楽天モバイルが提供する公式コミュニケーションアプリ
- Rakuten Linkアプリを使えば、固定電話や他社の携帯電話への通話もすべて無料
- 対象国・地域からの海外から日本国内への通話も無料
- メッセージ送受信、写真・動画共有、最大100人までのグループチャットも可能
ただし注意点として、Rakuten Linkアプリを利用しない通常の電話発信は30秒あたり22円(税込)かかります。また、一部の電話番号(0570、0180などの接続サービスや188などの特殊番号)はアプリを使用しても無料対象外です。
一方、ソフトバンクの通話料は基本的に30秒あたり22円(税込)で、通話量が多い場合は以下の通話定額オプションへの加入が必要です。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
定額オプション+ | 1,980円 | 国内通話が24時間無料 |
準定額オプション+ | 880円 | 1回5分以内の国内通話が無料 |
※「準定額オプション+」での5分超過分は30秒あたり22円(税込)
通話を頻繁に利用する人にとって、Rakuten Linkの活用は通話料を大幅に削減できる強力な味方です。ソフトバンクのように、月額料金にプラスして通話定額オプションを付ける必要がないため、実質的な節約額はさらに大きくなります。
通信速度|ソフトバンクも楽天モバイルも高速な5G回線に対応
ソフトバンクと楽天モバイルはどちらも高速な5G回線に対応しており、快適なデータ通信環境を提供しています。5Gサービスの普及により、動画視聴やゲーム、大容量ファイルのダウンロードなどがより快適になりました。
両社の通信速度は実際どのくらいなのでしょうか?直近3ヶ月の計測データを時間帯別に比較してみました。
楽天モバイルの時間帯別平均速度
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 46.24ms | 334.23Mbps | 56.97Mbps |
昼 | 49.75ms | 304.82Mbps | 52.19Mbps |
夕方 | 46.94ms | 243.91Mbps | 47.15Mbps |
夜 | 50.19ms | 280.01Mbps | 51.74Mbps |
深夜 | 51.48ms | 272.88Mbps | 49.52Mbps |
ソフトバンクの時間帯別平均速度
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 37.71ms | 124.20Mbps | 22.44Mbps |
昼 | 40.08ms | 133.28Mbps | 18.44Mbps |
夕方 | 39.47ms | 101.90Mbps | 19.67Mbps |
夜 | 39.52ms | 68.93Mbps | 14.84Mbps |
深夜 | 38.04ms | 109.55Mbps | 19.06Mbps |
数字で見ると、楽天モバイルの下り速度(データのダウンロード速度)はソフトバンクと比較して約2〜4倍速いことがわかります。特に夜間の混雑時間帯では、楽天モバイルが272.88Mbpsであるのに対し、ソフトバンクは109.55Mbpsと大きな差があります。
上り速度(データのアップロード速度)についても、楽天モバイルの方が約2倍以上速い結果でした。
一方でPing値(通信の応答速度)については、数値が小さいほど良いとされ、この点ではソフトバンクがやや優れています。ただし、体感できるほどの差ではないでしょう。
これらの速度はあくまで平均値であり、利用する地域や環境によって大きく変動する可能性があります。特に楽天モバイルは都市部では高速ですが、地方ではエリアによって差がある点に注意が必要です。
いずれにしても、4K動画の視聴やオンラインゲームなど含め、一般的な用途であれば両社とも十分な速度を提供しています。
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えを検討している人が抱きやすい疑問をまとめました。
- 楽天モバイルの電波は繋がりにくいって聞くけど大丈夫?
- 乗り換えの際、MNP予約番号は必ず発行する必要がある?
- ソフトバンクで購入した機種をそのまま使う場合はSIMロック解除が必要?
- 乗り換え時にソフトバンクの解約金はかかる?
- 楽天モバイルのパートナー回線は5GBまでしか使えないって本当?
- 楽天モバイルはソフトバンク回線を使っているの?楽天モバイルとソフトバンクの関係性は?
まとめ|ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えで通信も通話も無制限でお得に使おう
本記事では、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え手順と、それに付随する様々な疑問点について、詳しく解説してきました。
楽天モバイルは月額3,278円で通信量無制限、Rakuten Linkアプリを使えば通話も無制限と、コスパが非常に優れています。ソフトバンクの無制限プランと比較すると、そのお得さは歴然です。
- ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは簡単
- ソフトバンクの違約金は発生しない
- 機種代が残っていても乗り換え可能
- MNPワンストップならMNP予約番号不要
- ソフトバンクで購入したPhoneは楽天モバイルでも使用可能
- 最大14,000ポイント還元の「三木谷キャンペーン」が狙い目
乗り換えの手順も、MNPワンストップの導入により大幅に簡略化されました。現在は違約金の心配もなく、機種代が残っていても乗り換え可能です。iPhone XR以降やAndroidスマホの多くはそのまま利用できるため、新しい端末を購入する必要もありません。
各種キャンペーンも充実しており、三木谷キャンペーンなら最大14,000ポイント、iPhone購入と組み合わせれば最大40,000円相当の特典が受けられます。学生・若年層向けの特別キャンペーンも用意されています。
かつて懸念されていた通信品質も、基地局の増設やプラチナバンド導入により大幅に改善され、日常利用において問題ないレベルに達しています。
これらのことを踏まえると、特に以下のようなニーズを持った人は楽天モバイルへの乗り換えが特におすすめです。
- 毎月の通信費を大幅に削減したい
- データ容量を気にせず使いたい
- 通話をよく利用する
- 仕事よりもプライベート利用がメイン
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