iPhoneを本体だけ購入するならどこが安い?端末のみ購入のデメリットやその後の設定も解説

iPhoneを本体だけ購入する方法 人気のiPhoneシリーズをお得にゲットするコツ やさしく解説
  • 「iPhone本体だけが安く買えるのはどこ?」
  • 「初期設定を自分でするのは難しいの?」

結論からいうと、iPhone本体の販売価格がもっとも安いのはApple Storeです。

Apple Storeではキャリアに縛られず最安価格で購入できますが、「初期設定を自分でしなければならない」デメリットもあります。

そこで本記事では、iPhoneを本体だけ購入するのにおすすめの購入場所に加えて、メリットやデメリットをまとめました。

初期設定やデータ移行の手順も解説しているので、iPhone本体だけをはじめて購入しようとしている人はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • iPhoneを本体だけ購入できる場所とそれぞれの特徴
  • 本体だけ購入するメリットとデメリット
  • iPhoneの初期設定とデータ引き継ぎの手順
  • 中古iPhoneの購入で注意するべき3つのポイント

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iPhone 13 Pro / iPhone 13 / iPhone 13 mini / iPhone 12 Pro / iPhone SE(第3世代) / iPhone SE(第2世代)
など ※正確な取り扱い端末はキャンペーンページでご確認ください

目次

iPhoneを本体だけ購入できる場所

iPhoneを本体だけ購入する際は、購入場所として以下のような選択肢があります。

スクロールできます
販売場所料金キャンペーンポイントサービス初期設定
Apple Store
安い

なし

なし

自分で
キャリアショップ
割高

多い

あり

サポートあり
家電量販店
安い

多い

あり

自分で
ECサイト
安い

多い

あり

自分で
中古スマホ販売店
安い

不定期

なし

自分で

それぞれに異なる特徴があるので、自分に合う購入場所を見つけてみましょう。

Apple Store|iPhoneの定価が最安

画像:Apple Store
メリット デメリット
 iPhoneが最安
サポートが手厚い
認定整備済製品も販売
無金利36回ローンも可能
キャリアのキャンペーンが使えない
ポイントサービスがない
セールやキャンペーンがない

Apple StoreはiPhoneがもっとも安い価格で販売されており、また高品質なアフターサービスにも期待できる場所です。

以下はApple StoreとキャリアにおけるiPhone16の定価をまとめた表ですが、前述したとおりApple Storeが最安であることがわかります。

▼iPhone16の販売場所ごとの料金比較

128GB256GB512GB
Apple124,800円139,800円169,800円
ソフトバンク145,440円171,360円211,680円
au146,000円169,500円209,700円
ドコモ145,200円172,810円211,640円
楽天モバイル141,700円161,800円201,800円

また、Apple StoreではApple認定整備済製品(新品に近い中古品)も販売しており、新品に比べて最大15%オフで購入できます。

Apple認定整備済製品には1年間の保証もついているため、価格を抑えつつ高品質なiPhoneを購入したい人におすすめです。

さらにApple Storeストアでは無金利36回ローンも用意されているので、まとまった費用がない人でも安心して購入できます。

キャリアショップ|購入プログラムでApple Storeより安くなる!

画像:ドコモ
メリット デメリット
回線契約とセットで大幅割引
購入プログラムがお得
iPhoneの販売価格が割高
キャリアの料金プランが割高

ドコモauソフトバンク楽天モバイルなどのキャリアでは、回線契約を伴わない端末のみの購入もできます。

デメリットはApple Storeに比べて販売価格が高いことで、機種や容量により2〜4万円ほど割高です。

▼iPhone16の販売場所ごとの料金比較

128GB256GB512GB
Apple124,800円139,800円169,800円
ソフトバンク145,440円171,360円211,680円
au146,000円169,500円209,700円
ドコモ145,200円172,810円211,640円
楽天モバイル141,700円161,800円201,800円

メリットはキャリアが提供する「購入プログラム」を利用できることで、単純な分割払いに比べて月々の負担を抑えられる点です。

例として、iPhone16(128GB)をドコモの購入プログラム「いつでもカエドキプログラム」で購入した場合と、Apple Storeの無金利36回払いで購入した場合とで月々の負担額をシミュレーションしてみました。

▼iPhone16(128GB)の購入における月々の負担額を比較

販売場所ドコモApple Store
定価145,200円124,800円
購入方法いつでもカエドキプログラム
(23回払い、24ヶ月目に返却)
ペイディあと払いプラン
(36回払い)
月々の負担額2,410円3,466円
総支払額55,440円124,800円

一定期間後に端末を返却するのが前提ですが、ドコモのほうが支払いの負担は小さいことがわかります。

月々の支払いを最小限に抑えたい場合は、キャリアの「購入プログラム」を利用するのがおすすめです。

家電量販店|店舗独自のキャンペーンがお得

画像:ビックカメラ
メリット デメリット
ほかの家電とセット購入で割引
光回線のセット契約で大幅割引
ポイントサービスが充実している
割引やキャンペーンの内容は店舗による

ビックカメラヨドバシカメラなどの家電量販店でもiPhoneを本体だけ購入することが可能です。

このような家電量販店はポイントサービスが充実しているため、貯めていたポイントの使用や新たなポイントの獲得に期待できます。

▼家電量販店のポイントサービスの例

家電量販店使えるポイント貯まるポイント
ビックカメラビックポイント、Vポイント、JRキューポ、JALのマイルほかビックポイント、JALのマイル、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント
ヨドバシカメラゴールドポイントゴールドポイント
ノジマノジマスーパーポイント、dポイント、エポスポイントノジマスーパーポイント、dポイント、エポスポイント
ジョーシンジョーシンポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイントジョーシンポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント
※太字は家電量販店の独自ポイント

また以下のような方法で大幅な値引きを狙えるのも、家電量販店ならではのメリットです。

家電量販店でiPhoneの大幅値引きを狙う方法
  • ほかの家電と同時購入で大幅割引き
  • 固定回線回線の契約とセットで大幅割引き

家電の買い替えや固定回線の導入を考えている人は、家電量販店を訪れてキャンペーン内容をチェックしてみてください。

ECサイト|ポイント利用でApple Storeより安くなる

画像:Amazon
メリット デメリット
ポイント利用で実質最安になることがある
使い慣れているサイトで購入できる
料金の比較がしやすい
フリマサイト等で相場よりも安く購入できる
中古のiPhoneにはリスクも多い

Amazon楽天市場などのECサイトでもiPhoneが販売されているので、ポイントの使用や獲得によりお得に購入できます。

このようなECサイトでiPhoneを購入する際は、ポイント付与率や割引率が大きくなるセール時期がおすすめです。

▼大手ECサイトの目玉セールと開催時期

ECサイト代表的なセール開催時期
Amazonプライムデー7月
楽天市場スーパーセール3月、6月、9月、12月
Yahoo!ショッピング超PayPay祭春ごろ、秋ごろ

またメルカリヤフオクなどのフリマサイトを利用すれば、未使用品や中古品を市場価格より安く購入することもできます。

ただしフリマサイトでの購入には注意点もあるので、詳しくは「中古iPhoneで気をつけるべきポイント」をご確認ください。

ECサイトで購入の際は手軽に価格比較ができるため、最安値を見つけやすいのもメリットです。

中古スマホ販売店|中古iPhoneを安全に購入できる

画像:イオシス
メリット デメリット
中古iPhoneを安心して購入できる
保証やアフターサービスが充実している
欲しい機種の在庫がないこともある
フリマサイト等に比べて価格が高い

ゲオイオシスハピネスネットなどの中古スマホ専門店は、オークションやフリマサイトでの個人販売と比べて中古iPhoneを安心して購入できる場所です。

このような中古スマホ販売店では商品状態が厳しく管理されており、また購入後のトラブル時にはサポートを受けられます。

オークションやフリマサイトでの個人売買では市場価格よりも安く購入できますが、以下のような状態のiPhoneを購入してしまうリスクもあるのです。

フリマサイト等で中古iPhoneを購入する際のリスク
  • SIMロックがかかっている
  • 赤ロムになっている(なる可能性がある)
  • アクティベーションロックがかかっている

一方、中古スマホ販売店ではこのようなスマホを取り扱っていない、または購入時に説明を受けられるので、知らずに購入するリスクはありません。

なお中古スマホ販売店でiPhoneを購入する際は、ゲオやイオシスのように将来の赤ロム化を保証してくれる「赤ロム保証」のある販売店がおすすめです。

「中古iPhoneで出費を抑えたいけどリスクが心配」という人は、中古スマホ販売店を検討してみてはいかがでしょうか。

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月々の負担額を抑えたいならキャリアの購入プログラムがおすすめ

月々の負担額を最小限に抑えたい場合は、キャリアの購入プログラムがおすすめです。

各キャリアでは似たような購入プログラムが提供されているので、どこが一番お得なのかiPhone16(128GB)を例にシミュレーションしてみました。

▼iPhone16(128GB)で4キャリアの購入プログラムを比較

スクロールできます
販売場所定価購入方法月々の負担額総支払額
ソフトバンク145,440円新トクするサポート
(48回払い、25ヶ月目に返却)
1〜12回:3円
13〜24回:4,039 円
48,504円
ドコモ145,200円いつでもカエドキプログラム
(23回払い、24ヶ月目に返却)
2,410円55,440円
au146,000円スマホトクするプログラム
(24回払い、25ヶ月目に返却)
2,510円57,750 円
楽天モバイル141,700円買い替え超トクプログラム
(48回払い、25ヶ月目に返却)
2,952円70,848円

上表のとおり、4キャリアのなかではソフトバンクがもっともお得という結果になりました。

どのキャリアの購入プログラムを利用するか迷っている人は、ぜひ本シミュレーションを参考にしてみてください。

購入プログラムは返却前提のリースのような仕組みであり、1〜2年後に端末をキャリアに返却することが条件です。また返却時に端末が破損していた場合には、22,000円の追加費用が発生するので注意してください。

iPhoneを本体だけ購入する2つのデメリット

iPhoneを本体だけ購入する際は、以下のようなデメリットにも注意しましょう。

iPhoneを本体だけ購入するデメリット
  • デメリット1. SIMの入れ替えや設定を自分でしなければならない
  • デメリット2. 回線契約とのセットキャンペーンを受けられない

以降で詳細を説明しているので、はじめてiPhone本体だけを購入する人は参考にしてみてください。

デメリット1. SIMの入れ替えや設定を自分でしなければならない

iPhoneを本体だけを購入する場合、SIMカードの入れ替えや初期設定、データ引き継ぎなどは自分でしなければなりません。

これまでキャリアショップのスタッフに任せていた人は、これを大きなデメリットと考える人もいるでしょう。

実際に、ネット上では初期設定に関する失敗談もありスマホの操作に不慣れな人は手間取ってしまう可能性もあります。

iPhone機種変し、写真が全部消えました。色々調べて、iCloudのサイトで写真を見つけました。が、5GBの容量を超えているため、最近の写真がありませんでした。今からiPhoneの容量を増やした場合最近の写真は復元されるのでしょうか?
引用元:知恵袋

クイックスタートでLINEを引き継ぎしたらトーク履歴が2週間分しか残りませんでした。それより前のものが全て消えてしまいました。バックアップもしっかり取ったはずなのになぜ消えてしまったのでしょうか?原因わかる方解説お願い致します。
引用元:知恵袋

とはいえ、設定自体は手順通りやれば非常に簡単なので、ぜひ一度チャレンジしてみることをおすすめします。

iPhoneの初期設定やデータ引き継ぎに関しては「iPhoneを本体だけ購入した後の設定方法」で後述しているので、ぜひ参考にしてみてください。

デメリット2. 回線契約とのセットキャンペーンを受けられない 

キャリアショップでiPhoneを本体だけ購入する場合、キャリアが提供する回線契約とのセット割引やキャンペーン利用できないこともデメリットです。

たとえば、iPhoneの購入に利用できる以下のお得なキャンペーンは回線契約が条件なので、iPhone本体だけの購入には使えません。

▼回線契約を条件に利用できるお得なキャンペーン

キャリアキャンペーン名内容
ドコモ5G WELCOME割対象端末が最大44,000円円割引
auau Online Shop お得割対象端末が最大22,000円割引
ソフトバンクオンラインショップ割対象端末が最大43,872円割引
楽天モバイルiPhoneトク得乗り換え!対象のiPhoneが最大32,000円相当おトク!対象端末が最大20,000円値引き+最大12,000ポイント還元

実際、iPhoneの販売価格が最安のApple Storeで購入したとしても、上表のようなキャンペーンを使うとキャリアの方が安くなる可能性が高いのです。

▼iPhone15(128GB)のキャンペーン割引き込みの価格

購入場所ドコモApple Store
定価140,360円112,800円
キャンペーン割引き-44,000円なし
割引き後の価格96,360円112,800円

キャリアのiPhoneは割高ではあるものの、割引額の大きなキャンペーンによりほかの購入場所より安くなることもあるので注意しましょう。

編集部 おぐら

キャリアのキャンペーンによる割引額は機種によって異なります。
iPhoneの購入時はキャリアの割引き後の価格も考慮して比較するのがおすすめです。

iPhoneを本体だけ購入する3つのメリット

iPhoneを本体だけ購入する場合は、以下のようなメリットがあります。

iPhoneを本体だけ購入するメリット
  • メリット1. iPhoneを最安値で購入できる可能性がある
  • メリット2. 格安SIMで使えばスマホ代が安くなる
  • メリット3. ポイント還元やキャンペーンでお得になる

回線とのセット購入にはないメリットもあるので、ぜひチェックしてみてください。

メリット1. iPhoneを最安値で購入できる可能性がある

iPhoneを本体だけ購入する場合は、自分で最安値の購入先を選べるのが大きなメリットです。

Amazonや楽天市場、家電量販店などiPhoneはあらゆる場所で販売されており、店舗ごとにキャンペーンの値引率や開催時期は異なります。

そのため、複数の取扱店の販売価格やキャンペーン内容を購入時にチェックするのが、iPhoneを最安値で購入するコツです。

iPhoneは10万円を超える高価な商品なので、最安値の店舗で購入できるのは大きなメリットではないでしょうか。

メリット2. ポイント還元やキャンペーンでお得になる

家電量販店やオンラインショップで実施されている、独自のポイントサービスやキャンペーンを活用できる点もメリットのひとつです。

たとえばAmazonの「プライムデー」や楽天の「スーパーセール」など、通常時に比べてポイント付与率や割引率が大きくなります。

また、家電量販店ではポイントサービスに加えて、ほかの家電と合わせて購入することで大きな値引きを狙える可能性があります。

このようなポイントサービスやキャンペーンを活用することで、実質的にiPhoneをお得に購入できる可能性が高まるでしょう。

メリット3. 格安SIMで使えば月額料金が安くなる

iPhoneを本体だけ購入するとキャリアに縛られないので、格安SIMを契約して月額料金を節約できます。

キャリアが開催している値引率が大きい端末キャンペーンは、回線契約が条件である場合がほとんどです。

このようなキャンペーンによる端末の値引きは魅力的ですが、月額料金が割高のキャリアを契約しなければならないデメリットがあります。

一方で本体だけ購入する場合はキャリアのキャンペーンを利用できないものの、格安SIMを契約するなどして月額料金の節約が可能です。

▼キャリアと格安SIMの支払い総額を比較

キャリア格安SIM
プランドコモ
eximo(3GB)」
eximo
LINEMO
「ベストプラン(3GB)」
LINEMO
月額基本料金3,278円990円
1年間の支払額39,336円11,880円
27,456円お得
2年間の支払額78,672円23,760円
54,912円お得
※家族割、光セット割、dカード払い割を全て適用後の料金

長い目で見ると端末割引より月額料金を抑えるほうがお得なので、格安SIMで通信費を節約したい人はiPhone本体だけを買うとよいでしょう。

iPhoneを本体だけ購入した後の設定方法

iPhoneを本体だけ購入した後に、データを引き継いで初期設定する手順を解説します。

STEP

SIMカードを入れ替える

はじめに古いiPhoneからSIMカードを抜き取り、それを新しいiPhoneに挿入します。

SIMカードは縦横約1cm程度と非常に小さいので、紛失しないように慎重に作業しましょう。

STEP

データを移行する

本記事では、もっとも簡単にデータを移行できる「クイックスタート」を使う方法を説明します。

  • 新しいiPhoneの電源を入れて、「言語」と「国または地域」を選択
  • クイックスタートの画面に切り替わったら2台のiPhoneを近づける
  • 古いiPhoneに表示されるポップアップの「続ける」をタップ
  • 新しいiPhoneに表示されるパターンを古いiPhoneで読み取る
  • 新しいiPhoneに古いiPhoneで使用していたパスワードを入力
  • 2台のiPhoneを近づけたまま新しいiPhoneの初期設定を行う
  • 初期設定中の「iPhoneからデータを転送」は「続ける」をタップ
  • Face IDやウォレットなどの初期設定が終わるとデータ移行が始まる
STEP

数分の待ち時間後に設定完了

データの移行には数分間の待ち時間がありますが、以上でiPhoneの初期設定とデータ引き継ぎが完了しました。

クイックスタートを使うと初心者の人でも簡単にデータを引き継げるためおすすめです。

中古iPhoneの購入時に気をつけるべき3つのポイント

中古端末はiPhoneを安く購入できる方法ですが、以下のように大きなリスクもあります。

中古のiPhoneを購入する際のリスク
  • SIMロックがかかっている
  • 赤ロムになっている(なる可能性がある)
  • アクティベーションロックがかかっている

上記のような状態にあるiPhoneは非常に不便でおすすめできないので、中古iPhoneを購入の際は以下のようなポイントを確認しましょう。

中古iPhoneの購入の際に確認するべきポイント
  • ポイント1. SIMフリー端末か確認
  • ポイント2 ネットワーク利用制限を確認
  • ポイント3. アクティベーションロックの有無を確認

以降ではそれぞれのリスクが及ぼす影響も解説しているので、中古iPhoneの購入を検討している人は必ず目を通してください。

ポイント1. SIMフリー端末かどうか確認

2021年9月以前に発売されたスマホにはSIMロックがかかっている可能性があり、そのような端末では使える回線が限られてしまいます。

SIMロックとは特定の回線しか使用できなくなる端末の制限機能。2021年9月以前にキャリアから発売された端末に搭載されており、2021年10月以降発売の端末には搭載禁止となった。

たとえばドコモのSIMロックがかかっているスマホは、ドコモ回線のSIMでしか通信ができません。

使う回線を自由に選択するためにも、中古iPhoneを購入する際はSIMロックの有無を必ず確認しましょう。

なお仮にSIMロックがかかっている端末であっても、手続きすることで解除できます。

以下に各キャリアのSIMロック解除手続きをまとめているので、必要な人は参考にしてみてください。

▼キャリアのSIMロック解除手続き

キャリア手順
ドコモマイドコモにログイン→メニューの中から「サービス一覧」を選択→「SIMロック解除」→必要項目の入力→手続き完了
auMy auにログイン→メニューの中から「契約内容手続き」を選択→「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択→必要項目の入力→手続き完了
ソフトバンクマイソフトバンクにログイン→メニューの中から「契約・オプション管理」を選択→「SIMロック解除対象機種の手続き」を選択→必要項目の入力→手続き完了

なおSIMロックの解除手続きはキャリアショップ店頭でも無料なので、Web手続きに自信がない人は来店予約をしてショップを利用しましょう。

参考:ソフトバンク|SIMロック解除をする場合、手数料はかかりますか?

ポイント2. ネットワーク利用制限の確認

中古iPhoneにはネットワーク利用制限がかかっている可能性があるので、購入前に必ず確認しましょう。

キャリアから販売されたスマホには「ネットワーク利用制限」という、不正利用防止の機能が搭載されています。

たとえば以下のようなケースが起きた際、キャリアは端末に制限をかけて特定の回線を使用した通信を不能にします。

ネットワーク利用制限の要因となるケース
  • 分割払いを長期滞納した場合
  • 端末の盗難届けが提出された場合
  • 不正な方法で購入したことが判明した場合
  • 補償サービスにより新品交換となった場合

端末のネットワーク利用制限状況は、端末の製造番号(IMEI番号)を以下の専用ページに入力することで確認できます。

ネットワーク利用制限確認サイト

フリマサイト等でiPhoneを購入する際は、販売者に製造番号(IMEI番号)を尋ねてネットワーク利用制限状況を確認しましょう。

ネットワーク利用制限確認サイトに製造番号(IMEI番号)を入力すると、現在の状況が以下の4パターンで表示されます。

ネットワーク利用制限の判定結果

「〇」:残債を完済済みで問題なく使用できる端末

「▲」:分割払い中で今後「×」になる可能性がある端末

「×」:通信制限がかかっている端末(通称:赤ロム)

「-」:キャリアに登録されていない端末

「▲」は今後「×」になる可能性があるため、フリマサイト等で購入する際は「〇」を条件に探すのが安全です。

中古スマホ販売店には購入後に「×」状態(赤ロム)になった場合に交換や返金してくれる「赤ロム保証」があります。

「▲」の中古iPhoneを購入する場合は、「赤ロム保証」があるゲオイオシスなどの販売店を選ぶのがおすすめです。

ポイント3. アクティベーションロックの有無を確認

中古スマホ販売店では取り扱いがありませんが、フリマサイト等では稀にアクティベーションロックがかかった中古iPhoneが販売されています。

アクティベーションロックとは、スマホを紛失したり盗難されたりした際に、第三者に使用されないようにするための端末の保護機能です。

一度アクティベーションロックがかかると、解除するまで一切の操作が不能になります。

解除するには元の所有者のApple IDが必要ですが、それができないためにアクティベーションロックがかかったままの端末が出品されているのです。

アクティベーションロックがかかった端末は相場よりも非常に安く出品されていますが、絶対に購入しないように注意しましょう。

iphoneを本体だけ購入する際によくある質問

iphoneを本体だけ購入する際に、よくある質問は以下の4つです。

iphoneを本体だけ購入する際によくある質問
  • ワイモバイルでiPhoneを本体だけ購入できる?
  • iPhone SEを端末のみ購入するならどこがおすすめ?
  • 新品のiPhoneを本体だけ購入するのに安い場所はどこ?
  • iPhoneでLINEの引き継ぎをする方法は?

これまでキャリアでしか購入してこなかった人は、ぜひ参考にしてみてください。

ワイモバイルでiPhoneを本体だけ購入できる?

ワイモバイルのオンラインショップでは端末だけの購入はできませんが、ショップ店頭では端末だけ購入することができます。

ただし、店舗での購入時は事務手数料3,850円がかかるので注意しましょう。

iPhone SEを端末のみ購入するならどこがおすすめ?

iPhone SE(第3世代)を端末のみ購入する際は、販売価格が62,800円〜と最安のApple Storeがおすすめです。

キャリアの購入プログラムを利用したい場合は、iPhone SE(第3世代)が4キャリアで最安(64,000円〜)の楽天モバイルをおすすめします。

新品のiPhoneを本体だけ購入するのに安い場所はどこ?

新品のiPhoneが最安で購入できるのはApple Storeです。

ただし、端末を1〜2年で返却する条件付きであれば、ソフトバンクの購入プログラム「新トクするサポート」のほうがお得です。

iPhoneでLINEの引き継ぎをする方法は?

iPhoneのクイックスタートでデータを引き継いだ際は、LINEの2週間分のトーク履歴が自動的に引き継がれます。

2週間以上前のトーク履歴も全て引き継ぎたい場合は、LINEアプリで以下の設定を行ってください。

  • 元のiPhoneでLINEアプリを開く
  • 右上の歯車アイコンから「設定画面」を開く
  • トークのバックアップをタップし覚えやすい6桁の数字を入力
  • 新しいiPhoneでLINEにログインし、3で設定した6桁の数字を入力
  • 全トーク履歴の引き継ぎ完了

まとめ 

この記事のまとめ
  • iPhoneの販売価格が最安なのはApple Store
  • 月々の負担額を抑えるならキャリアの購入プログラム
  • 本体のみの購入はiPhoneを最安で買えたり格安SIMで使えたりするのがメリット
  • 初期設定を自分でしなければならないのは初心者にとってデメリット
  • 中古iPhoneの購入には注意が必要

今回はiPhoneを本体だけ購入するのにおすすめの販売場所や注意点についてご紹介しました。

本体のみの購入時にキャリアで使えるキャンペーンはほぼありませんが、購入プログラムは問題なく利用できます。

そのためシンプルに安くiPhoneを購入したい人はApple Store、月々の負担を減らしたい人はキャリアで購入するのがおすすめです。

また家電量販店やECサイトでもお得なキャンペーンが行われているので、複数の販売場所を比較して最安iPhoneを探してみましょう。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
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