タイ旅行におすすめのeSIM10選!無制限で使えるeSIMから3日間〜10日間の日数別おすすめも紹介

タイ旅行を快適に過ごすためには、現地での通信環境を整えることが欠かせません。そのようなときに便利なのが「eSIM」です。eSIMはスマートフォンに直接インストールできるため、SIMカードの交換が不要で、手軽に利用できます。

本記事の結論
  • 3日間におすすめのeSIMは、trifa
  • 5日間におすすめのeSIMは、eSIM-san
  • 7日間におすすめのeSIMは、SailyVOYAGEESIM
  • 10日間~30日間におすすめのeSIMは、Airalo

本記事では、タイ旅行におすすめのeSIMを日数別で紹介します。どのeSIMを利用すればよいかわからない人は、ぜひ参考にしてください。

目次

タイ(バンコク)旅行におすすめのeSIM10選を比較!

タイ旅行におすすめのeSIMを10社ピックアップして、料金や有効期限などの特徴を以下の表にまとめました。とくにおすすめのeSIMを4つ個別でくわしく紹介します。

スクロールできます
trifa(トリファ)World eSIMAiraloGlocal eSIMVOYAGEESIMTRAVeSIMSaily旅ともモバイルeSIM-sanSkySiM
最安料金790円(1GB)518円(500MB)670円(1GB)2,280円(10GB)1,250円(3GB)500円(1GB)444円(1GB)800円(1GB)672円(500MB)380円(500MB)
データ容量1GB~無制限500MB~無制限1GB~無制限10GB~50GB3GB~無制限1GB~20GB1GB~20GB1GB~50GB500MB~無制限500MB~無制限
電話番号付きプランなしなしなしなしなしなしなしなし
有効期間3日間~60日間1日間~30日間7日間~30日間10日間~20日間3日間~15日間7日間~30日間7日間~30日間1日間~30日間1日間~30日間1日間~30日間
サポート方法チャット電話・メールチャットメールチャットメール・LINEメールメールメール・LINEメール
サポート時間24時間9:00~18:0024時間2営業日以内に返信9:00~18:00
(土日祝含む)
24時間24時間10:00~17:00メール:10:00~19:00平日のみ
LINE:24時間
10:00~19:00
(土日祝を除く)
日本語対応
※2025年3月20日時点の為替レート(1USD=148.83)で計算しています。
※小数点は切り上げです。

1.trifa:24時間日本人スタッフが対応で安心

trifaトップ
出典:trifa
料金790円~
データ容量1GB~無制限
電話番号付きプランなし
回線3G/LTE/4G
有効期間3日間~60日間
おすすめの日数3日間/7日間
日本語サポート
サポート受付時間24時間受付
サポート方法チャット
インストール方法アプリ
公式サイトhttps://www.trifa.co/ja

trifa(トリファ)の特徴は、日本人スタッフが24時間チャットで対応してくれるところです。初めてeSIMを利用する人にとっては、旅先の不安が軽減できるのでおすすめです。

契約手続きや解約手続きなどが一切なく、最短3分で設定が完了します。購入時に「あんしんキャンセル(有料)」に加入すると、回線を開通前であればいつでもキャンセルできます。3日間の旅行であれば料金は以下の通りです。

データ容量3日間の料金
1GB790円
3GB1,760円
無制限2,970円

2.Airalo:世界で1,000万人以上が利用

airaloトップ
出典:Airalo
料金670円~
データ容量1GB~無制限
電話番号付きプラン
回線AIS/5G
有効期間7日間~30日間
おすすめの日数10日間/30日間
日本語サポート
サポート受付時間年中無休・24時間
サポート方法チャット
インストール方法アプリ
公式サイトhttps://www.airalo.com/ja

Airalo(エアーロ)の特徴は、料金が安い、接続が簡単、使える国が多いなどコスパに優れていることです。世界で1,000万人以上が利用しており、200カ国以上で利用できます。

24時間365日サポートを受け付けており、日本語にも対応しているので安心です。有効期間が15日・30日のプランが多いため、長期滞在する方におすすめです。

10日/50GBのプランでは100分間の通話無料のサービスがあります。電話番号付きのeSIMは少ないため、番号付きプランを探している方はAiralo一択でしょう。30日間の旅行であれば料金は以下の通りです。

データ容量30日間の料金
3GB823円
5GB1,190円
10GB1,786円
20GB2,680円
無制限5,203円

3.eSIM-san:プラン数が豊富で日帰り旅行にも最適

esim-sanトップ
出典:eSIM-san
料金672円~
データ容量500MB~無制限
電話番号付きプランなし
回線4G
有効期間1日間~30日間
おすすめの日数日帰り旅行/3日間/5日間
日本語サポート
サポート受付時間メール:10:00~19:00 平日のみLINE:24時間
サポート方法メール・LINE
インストール方法QRコード
公式サイトhttps://esim-san.jp/

eSIM-san(イーシムさん)の特徴は、500MB・1日間のプランがあることです。データ容量が少なく、1日・2日から使えるプランがあるので日帰り旅行の方におすすめです。

LINEであれば、日本人スタッフが24時間体制でサポートしてくれます。また、季節に応じてキャンペーンを実施していることが多いのも魅力的です。

例えば、春休み・新生活応援キャンペーンであれば、購入枚数が増えるごとにお得になります。家族や友達など、一緒にタイ旅行する人におすすめです。

キャンペーン内容は随時変わりますので、公式サイトをチェックしてください。3日間の旅行であれば料金は以下の通りです。

データ容量3日間の料金
500MB672円
1GB753円
2GB1,075円
3GB1,344円
無制限1,613円

4.World eSIM:無制限プランに特化したeSIM

world esimトップ
出典:World eSIM
料金518円~
データ容量500MB~無制限
電話番号付きプランなし
回線AIS/DTAC/5G/4G/3G
有効期間1日間~30日間
おすすめの日数3日間/5日間
日本語サポート
サポート受付時間9:00~18:00(365日受付)
サポート方法電話・メール
インストール方法アプリ・QRコード
公式サイトhttps://jp.world-esim.com/

World eSIMの特徴は、有効期間が短い日数でも無制限プランがあることです。また、データ容量の少ないプランもあり、利用者の状況に応じてプランを選びやすいのが魅力です。

本記事で紹介している中では、電話で問い合わせができるのはWorld eSIMのみとなります。メッセージでのやり取りではわかりにくいところもあるので、安心して使いたい人におすすめです。3日間の旅行であれば料金は、1,680円(無制限)です。

日数別(3日間/5日間/7日間/10日間/30日間)で料金の安いeSIMは?

日数別(3日間/5日間/7日間/10日間/30日間)で料金をまとめました。

スクロールできます
trifa(トリファ)World eSIMAiraloGlocal eSIMVOYAGEESIMTRAVeSIMSaily旅ともモバイルeSIM-sanSkySiM
3日間1GB:790円
3GB:1,760円
無制限:2,970円
無制限:1,680円3GB:1,250円1GB:800円
2GB:1,100円
500MB:672円
1GB:753円
2GB:1,075円
3GB:1,344円
無制限:1,613円
500MB:1,140円
1GB:1,830円
無制限:2,550円
5日間無制限:2,650円5GB:1,700円1GB:1,100円
2GB:1,700円
500MB:860円
1GB:1,021円
2GB:1,666円
3GB:2,150円
無制限:2,580円
500MB:1,900円
1GB:3,050円
無制限:4,250円
7日間3GB:1,960円
5GB:2,720円
無制限:5,990円
1GB:1,380円
3GB:1,021円
無制限:3,790円
1GB:670円7GB:1,980円
無制限:2,200円
1GB:500円1GB:444円1GB:1,400円
2GB:2,100円
3GB:1,300円
500MB:1,048円
1GB:1,344円
2GB:2,258円
3GB:2,956円
無制限:3,547円
500MB:2,660円
1GB:4,270円
無制限:5,950円
10日間3GB:2,360円
5GB:3,120円
無制限:11,990円
(15日間)
1GB:1,680円
無制限:4,740円
3GB:744円
50GB:1,468円
無制限:2,980円
(15日間)
50GB:2,480円無制限:3,960円
(15日間)
2GB:900円
(15日間)
1GB:1,800円
2GB:2,700円
50GB:2,000円
500MB:1,344円
1GB:1,881円
2GB:3,123円
3GB:4,139円
無制限:4,967円
500MB:3,800円
1GB:6,100円
無制限:8,500円
30日間5GB:3,920円
10GB:5,300円
30GB:12,890円
(31日間)
無制限:9,680円3GB:823円
5GB:1,190円
10GB:1,786円
20GB:2,680円
無制限:5,203円
10GB:2,280円
(20日間)
3GB:1,200円
5GB:1,570円
10GB:2,400円
20GB:3,300円
3GB:889円
5GB:1,188円
10GB:1,632円
20GB:2,968円
1GB:5,300円
2GB:7,900円
500MB:3,279円
1GB:5,321円
2GB:9,030円
3GB:12,094円
無制限:14,513円
500MB:11,400円
1GB:18,300円
無制限:25,500円

3日間におすすめのeSIMは、trifa

3日間におすすめのeSIMは、trifaです。

日数料金
3日間1GB:790円
3GB:1,760円
無制限:2,970円

trifaは日本企業が運営しており、24時間日本語チャットサポートが受けられます。初めてタイ旅行へ行く人にも安心です。

使用したデータ容量をアプリで見られるため、データ容量を調整しながら利用できます。仮にデータ容量が不足した場合でも、アプリから追加チャージすることも可能です。

eSIMプラン購入時に「あんしんキャンセル(有料)」に加入しておけば、回線開通前であれば理由を問わずキャンセルできます。

5日間におすすめのeSIMは、eSIM-san

5日間におすすめのeSIMは、eSIM-sanです。

日数料金
5日間500MB:860円
1GB:1,021円
2GB:1,666円
3GB:2,150円
無制限:2,580円

eSIM-sanは、500MB~無制限まで幅広く、料金も安いです。データ容量があまり必要ない人におすすめです。LINEで24時間対応してもらえますので、サポート面も問題ありません。

7日間におすすめのeSIMは、Saily・VOYAGEESIM

7日間におすすめのeSIMは、SailyとVOYAGEESIMです。

7日間
Saily1GB:444円
VOYAGEESIM7GB:1,980円
無制限:2,200円

Sailyは、7日間/1GB/444円とプランは限定されていますが、最安です。World eSIMの3GBが1,021円ですので、データ容量が少ない(2GBまで)人に向いています。

データ容量が多く必要な人は、VOYAGEESIMの無制限プランが2,200円と最安ですので、おすすめします。また、7日間/7GB/1,980円は、タイだけでなく東南アジア5カ国で利用できるプランです。

タイ以外にも東南アジアを旅行する予定であれば、VOYAGEESIMを選びましょう。

10日間~30日間におすすめのeSIMは、Airalo

10日間~30日間におすすめのeSIMは、Airaloです。

10日間30日間
Airalo3GB:744円
50GB:1,468円
無制限:2,980円(15日間)
3GB:823円
5GB:1,190円
10GB:1,786円
20GB:2,680円
無制限:5,203円

長期滞在を検討している人はAiraloがおすすめです。3GB~無制限まで幅広いプランがあり、料金も非常に安いです。とくに電話番号付きプランを希望している場合は、10日間/50GB/1,486円で100分の無料通話がついてきます。

また、日本語でのサポートも受けられますので安心です。料金はドルで表記されているため、為替レートによって変動します。くわしくはホームページをご確認ください。

タイ旅行でeSIMを利用するときの手順(iphone、Android別で紹介)

eSIMを利用するときは、現地に到着する前に準備が必要です。手順自体は簡単ですので、利用方法を覚えておきましょう。

タイ旅行でeSIMを利用するときの手順
  • スマホがeSIMに対応しているか確認する
  • eSIMを購入する
  • 現地到着後にeSIM回線へ切り替える
  • 帰国後に元の回線へ切り替える
STEP
スマホがeSIMに対応しているか確認する

まずは自分のスマホがeSIMに対応しているのか確かめましょう。最新の機種は対応しているものが多いですが、古い機種だと対応していない可能性もあります。

対応機種か確かめる方法は、以下の通りです。

iphoneの場合
  • 「設定」を開き、「一般」をタップ
  • 「情報」をタップし、「EID」という項目があれば対応機種
Androidの場合
  • 「設定」を開き、「デバイス情報」をタップ
  • 「SIMステータス」をタップし、「EID」という項目があれば対応機種
STEP
eSIMを購入する

対応機種の確認が取れれば、利用したいサービスでWebサイトやアプリからeSIMを購入します。アプリやQRコードからeSIMをインストールできますが、今回はアプリのやり方を紹介します。

iphoneの場合
  • 「設定」を開き、「モバイル通信」→「eSIMを追加」の順にタップ
  • 「QRコードを使用」からQRをスキャン
  • 「eSIMをアクティベート」→「続ける」の順にタップ
  • 「SIM」の欄に主回線以外の回線が追加される
  • 「設定」を開き、「モバイル通信」をタップ
  • 「SIM」の欄にあるインストールしたeSIMをタップし、オンにする

※日本にいる間は主回線をオンにしておきましょう。

Androidの場合
  • 「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」→「SIM」の順にタップ
  • eSIMをダウンロードし、「次へ」をタップ
  • QRコードをスキャンし、「ダウンロード」をタップ
  • 「設定」からインストールしたeSIMを使用する

※日本にいる間はインストールしたeSIMを使用しないでください

STEP
現地到着後にeSIM回線へ切り替える

現地に到着すれば、日本で使用していた回線から海外旅行用のeSIM回線へ切り替えます。具体的には以下の通りです。

iphoneの場合
  • 「設定」から「モバイル通信」をタップ
  • 「SIM」の欄にある日本で使っていた主回線をオフにする
  • 前の画面から海外用のeSIM回線をオンにする
Androidの場合
  • 「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」→「SIM」の順にタップ
  • 日本で使っていた主回線をオフにする
  • 前の画面から海外用のeSIM回線をオンにする
STEP
帰国後に元の回線へ切り替える

帰国後は上記で説明した順番と逆の作業になります。海外用のeSIM回線をオフにし、日本で使っている主回線をオフにしましょう。

eSIMは返却や解約などの手続きが一切ありませんので、不要になれば削除するだけです。

ちゃんとつながるの?タイ・バンコクのインターネット通信事情!

旅行先でインターネットが使えるか、不安になる人は多いのではないでしょうか。タイ旅行に行く前にタイ・バンコクのインターネット通信事情について見ておきましょう。

タイ・バンコクのインターネット通信事情
  • タイの回線速度は日本より速い!
  • タイの主な通信事業者はAIS・True・dtac
  • タイでフリーWi-Fiが使える場所は?

タイの回線速度は日本より速い!

結論からいえば、タイは日本よりも回路速度が速いです。2025年3月時点の「speedtest」のデータを参考にすれば、以下のような結果になります。

タイ日本
モバイル回線101.89Mbps(世界39位)63.74Mbps(世界61位)
ブロードバンド回線238.41Mbps(世界12位)217.11Mbps(世界18位)

eSIMはモバイル回線を利用しますが、日本よりもダウンロード速度が速いことがわかります。そのため、タイでも安心してインターネットが利用可能です。

タイの主な通信事業者はAIS・True・dtac

タイの主な通信事業者はAIS・TrueMoveH・dtacの3つです。タイ国内では長年にわたり、AISが契約者数と通信エリアの両面で最大手の通信会社としての地位を築いていました。

なお、Trueとdtacは2023年3月に経営統合しましたが、Trueとdtacのキャリアブランドは引き続き存続しています。

タイ旅行では海外eSIMを使う場合は、サービスによって使用するキャリア回線が異なりますので、事前に確認が必要です。ただし、この3つの会社はいずれも5G回線を提供していますので、不便に感じることは少ないでしょう。

タイでフリーWi-Fiが使える場所は?

タイでフリーWi-Fiが使える場所は多いです。バンコクのスワンナプーム空港やドンムアン空港をはじめ、主要空港で無料Wi-Fiが提供されています。

その他にもホテルやカフェ&レストラン、大型ショッピングモール、公共施設などで提供されているケースが多くあります。

ただし、利用時に登録が必要だったり、通信速度が遅かったりなど不便なケースも少なくありません。また、フリーWi-Fiは個人情報の流出の恐れがあります。

そのため、より快適で安心して使うならeSIMを契約しておくのがおすすめです。

タイ旅行でeSIMをおすすめする理由

タイ旅行では、通信手段としてeSIMの利用が非常に便利です。eSIMは物理的なSIMカードの購入や差し替えが不要なため、手続きが簡単で旅行前に準備ができます。

また、料金がリーズナブルなプランが多く、データ無制限や通話付きなど、自分の旅行スタイルに合わせたプランを選べるのも魅力です。

eSIMをおすすめする理由
  • SIMカードの差し替えが不要で手軽
  • 現地購入する手間が省ける
  • 料金が安くコストパフォーマンスが良い
  • データ無制限・電話番号付きなどプランが豊富にある

SIMカードの差し替えが不要で手軽

eSIMはスマホ本体に内蔵されているため、物理的なSIMカードを挿入・取り外しする必要がありません。従来のSIMカードでは、タイ到着後にSIMカードを交換する手間がありましたが、eSIMならQRコードを読み取るだけで簡単です。

SIMカードの紛失リスクや、差し替え時のトラブルを防げるため、旅行中の貴重な時間を無駄にしたくない方におすすめです。

現地購入する手間が省ける

eSIMは日本国内で事前に購入できます。そのため、タイ到着後にSIMカードを購入するための店舗を探したり、空港での行列に並んだりする必要がありません。

到着時間が深夜や早朝の場合、店舗が閉まっていることもありますが、eSIMなら出発前に設定を完了しておけば、現地に着いた瞬間からインターネットに接続できます。

料金が安くコストパフォーマンスが良い

eSIMは、データ通信が無制限で利用できるプランや、数日間のみ利用できる短期プランなど、リーズナブルなものが豊富にあります。

空港で購入するSIMカードや日本の大手キャリアの海外ローミングに比べ、eSIMの方が料金が抑えられるケースが多いため、コスパ重視の方におすすめです。

旅行中に頻繁に地図アプリやSNSを利用する場合でも、快適に利用できます。

データ無制限・電話番号付きなどプランが豊富にある

eSIMは、データ通信のみのシンプルなプランから、現地での通話やSMSが可能な電話番号付きのプランまで幅広く用意されています。

短期旅行者はデータ通信のみのプラン、長期滞在者や現地での連絡手段が必要な方は電話番号付きのプランなど、自分のニーズに合った選択が可能です。

タイ旅行でeSIMを利用するときの注意点

eSIMは便利な通信手段ですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。スムーズにタイ旅行を楽しむために、以下のポイントを把握しておきましょう。

eSIMを利用するときの注意点
  • 事前にSIMロックを解除しないと使えない
  • eSIM対応機種しか使えない
  • 数人でのシェアはできない

事前にSIMロックを解除しないと使えない

eSIMを利用するには、スマートフォンが「SIMフリー」である必要があります。2021年10月以降から、SIMロックした状態でスマホを販売することが禁止されました。

そのため、現在では購入したスマホがSIMロックの状態になっていることは原則ありません。もし、SIMロックがかかっている場合は、携帯会社へ連絡しましょう。

eSIM対応機種しか使えない

eSIMは、すべてのスマホで利用できるわけではありません。古い機種では対応していない可能性があります。

eSIMに対応しているか確認する方法は、「スマホがeSIMに対応しているか確認する」で紹介していますのでご確認ください。

複数人でのシェアはできない

eSIMはスマホ1台につき1回線の利用が基本です。そのため、複数のデバイスとデータ共有する機能はありません。

友人や家族と通信環境をシェアしたい場合は、ポケット型Wi-Fiやテザリング機能を活用する必要があります。

または、eSIM-sanのように複数の商品を購入すればお得になるキャンペーンを利用すると良いでしょう。

タイ旅行で使うeSIMに関するよくある質問

タイ旅行で使うeSIMに関するよくある質問を見ていきましょう。

eSIMに関するよくある質問
  • eSIMとSIMカードの違いは?タイ旅行にはどちらがおすすめ?
  • タイのeSIMでもLINEやYoutubeは使えるの?
  • eSIMはタイで現地購入できるの?
  • タイ旅行でeSIMを選ぶときのポイントは?
  • タイ旅行で無制限に使えるeSIMは?
  • eSIMの購入・設定するタイミングは?タイに着く前?
  • eSIMのデータ容量が足りなくなったらどうすればいいですか?
  • eSIMのデータプランはどれくらいの容量が必要?目安は?

eSIMとSIMカードの違いは?タイ旅行にはどちらがおすすめ?

eSIMは、スマホ本体に内蔵されたデジタルSIMで、物理的なSIMカードの差し替えが不要です。これに対し、SIMカードは実際にカードを挿入して利用します。

タイ旅行では、事前にオンラインで購入できるeSIMの方が、購入の手間が省けておすすめです。また、到着直後からインターネットに接続できる点もeSIMの大きなメリットです。

タイのeSIMでもLINEやYoutubeは使えるの?

タイのeSIMを利用しても、LINEやYouTubeは通常どおり利用できます。LINEのIDや友だちリストもそのまま引き継がれるため、特別な設定は不要です。

eSIMはタイで現地購入できるの?

タイでも一部の空港や通信キャリアの店舗でeSIMを購入できます。しかし、日本語対応がない場合や、設定方法が分かりにくいことがあるので注意しましょう。

混雑した空港では手続きに時間がかかることもあり、日本出発前にeSIMを購入・設定しておく方がスムーズでおすすめです。

タイ旅行でeSIMを選ぶときのポイントは?

タイ旅行用のeSIMを選ぶ際は、対応しているプランを選びましょう。数カ国旅行する場合は、周遊プランがおすすめです。

利用できる有効期間が設定されていますので、自分の滞在日数を加味して選んでください。また、データ容量も過不足の無いプランがおすすめです。

追加購入もできますが、割高になるケースも少なくありません。初めてeSIMを利用する人は、万が一のトラブルに備えて、日本語でサポート対応してくれるサービスがおすすめです。

タイ旅行で無制限に使えるeSIMは?

タイ旅行で無制限に使えるeSIMは、以下の通りです。

タイ旅行で無制限に使えるeSIM

くわしい情報は「タイ(バンコク)旅行におすすめのeSIM10選を比較」をご確認ください。

eSIMの購入・設定するタイミングは?タイに着く前?

eSIMは日本出発前に購入・設定しておくのがおすすめです。eSIMの有効化は簡単にできますので、事前に設定しておけば現地での通信トラブルを防げます。

利用する手順については「タイ旅行でeSIMを利用するときの手順(iphone、Android別で紹介)」をご確認ください。

eSIMのデータ容量が足りなくなったらどうすればいいですか?

eSIMのデータ容量が不足した場合は、追加購入が可能です。多くのeSIMサービスでは、オンライン上でプランの追加や容量のチャージができます。

手続きは数分で完了するため、現地でも簡単に対応できます。頻繁にデータを消費する方は、無制限プランや大容量プランを選ぶと安心です。

eSIMのデータプランはどれくらいの容量が必要?目安は?

地図や少しWebを検索する程度であれば、一日1GBを目安にしましょう。観光がメインであれば、Youtubeなどを見る頻度も少なくなるので、スマホをあまり使わなくなります。

ただし、TikTokやInstagramで動画を投稿したり、頻繁に観光スポットをリサーチしたりする人は多めに設定しておくと安心です。

まとめ

タイ旅行におすすめのeSIMを3日間〜10日間の日数別で紹介しました。

本記事の結論
  • 3日間におすすめのeSIMは、trifa
  • 5日間におすすめのeSIMは、eSIM-san
  • 7日間におすすめのeSIMは、SailyVOYAGEESIM
  • 10日間~30日間におすすめのeSIMは、Airalo

eSIMは比較的料金も安く、変更手続きの手間も少ないためタイ旅行におすすめです。eSIMを使ったことがない人も、これを機に挑戦してください。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
株式会社スタークラフトのメンバーが編集部として運営をしている。

目次