- 「ドコモ光の速度ってどのくらい出るの?」
- 「ドコモ光、興味あるけど通信速度が遅かったらどうしよう…」
この記事ではドコモ光って遅いのでは?という疑問をもって訪れた方向けに本当のところとその解決方法を紹介しています。
結論からいうと、ドコモ光の平均速度は274.04Mbpsです。
それって速いの?遅いの?と思われるかもしれませんが、光回線の中では平均的で極端に速くも遅くもありません。
もちろん通信速度だけで見たら平均的ということなので、それイコール、ドコモ光がおすすめできないということではありません。
実はドコモ光を契約した方がぜったい得をする方というのも存在します。本記事ではドコモ光の速度を切り口として実際にどういう人に向いてるのか、ドコモ光のおすすめプロバイダなどを解説していきます。
- 忖度なし!ドコモ光はぶっちゃけ遅いのか?
- ドコモ光を契約するなら得をするおすすめの窓口を選ぼう
- ドコモ光のユーザー30人を調査!実際に速度はどのくらい出ているのか
- ドコモ光がおすすめの人、おすすめでない人
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こちらも合わせてご覧ください。
ドコモ光の平均速度は274Mbps!実際それって速いの?
X(旧Twitter)をみてみると「ドコモ光は遅い」という声をちらほら見かけます。たとえば以下のようなポストです。
我が家のドコモ光
— 🇯🇵まろ🚍JL2AGJ🇯🇵 (@CQ_maro) May 6, 2024
何やるにしても遅い#ドコモ光 10Gプランに乗り換えさせるために制限掛けているのか。
最近、こんな感じ。
スターキャットにしようと契約から工事まで行ったら、最後の電柱1本がNTTからの使用が許可されず、遅い回線を使い続けてます。 pic.twitter.com/NcMmgFx3Q9
わかった
— 強欲で謙虚(?)ならいは (@cecil_14_raiha) May 6, 2024
ドコモ光が遅いんだ🐢 pic.twitter.com/cS2fty9K4c
実際に速度計測をした画面もあるので速度が出ていないことはたしかに分かります。
光回線は住んでいる地域や周辺設備によって大きく影響されるため、SNSのいちユーザーが遅いと感じたからといってすべてのドコモ光ユーザーが遅いとは限りません。
ただSNSの声は気になってしまう気持ちは分かります。そこでここではできるだけ客観的にドコモ光の速度について解説していきます。
ドコモ光の実測値データまとめ
冒頭でも紹介しましたが、ドコモ光の平均速度は274.04Mbpsです。
下り速度 | 274.04Mbps |
---|---|
上り速度 | 300.33Mbps |
Ping値 | 18.56ms |
データ集計 | 56,365件 |
当然地域差によって速度のばらつきはありつつも全国から集まったデータで、かつ平均270Mbps以上は出ていることが分かります。
こちらは直近3ヶ月以内に計測された5.6万件の膨大なデータから集計された平均値のため、かなり信頼できるデータと言えます。
ドコモ光では動画やゲームも問題なくできる
動画視聴やオンラインゲームをするのにどのくらいの通信速度が必要なのか?というのをざっくりと表にまとめてみました。
用途 | 下り速度 |
---|---|
メール・SNS | 128kbps~1Mbps |
ビデオ通話 | 1~3Mbps |
動画視聴(YouTube) | SD360p:700kbps SD480p(標準):1.1Mbps HD720p:2.5Mbps HD1080p:5Mbps 4K:20Mbps |
オンライン会議 | 15Mbps |
オンラインゲーム | 30~50Mbps |
動画であれば4K動画であっても20Mbps程度、オンラインゲームでも50Mbps程度あれば問題なくできます。
実際に日常生活で通信速度が必要なシーンはこのくらいなので、50Mbpsくらいの速度を安定して出せるかどうかというのが一番の肝になります。
▼時間帯別でみるドコモ光の通信速度
時間帯 | 下り平均速度 | 上り平均速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
朝 | 341.38Mbps | 332.27Mbps | 16.96ms |
昼 | 359.6Mbps | 385.77Mbps | 17.08ms |
夕方 | 311.27Mbps | 351.38Mbps | 17.94ms |
夜 | 240.01Mbps | 314.41Mbps | 20.57ms |
深夜 | 367.79Mbps | 374.29Mbps | 17.01ms |
時間帯別のデータでみるとドコモ光は夜に240Mbpsと若干落ちているものの、1日を通して平均して300Mbps以上は出ていることが分かります。
そのためオンラインゲームも4K動画も問題なくできると言えます。
ドコモ光はプロバイダによって速度が変わる
実はドコモ光はプロバイダが24社から選べて、どのプロバイダと契約するかによって通信速度が変わってきます。
全24社の一覧をみる
- OCN インターネット
- GMOとくとくBB
- plala(ぷらら)
- @nifty
- BIGLOBE
- ドコモnet
- So-net
- BB.excite(BBエキサイト)
- DTI
- andline(アンドライン)
- hi-ho
- Yahoo!BB(ソフトバンク)
- エディオンネット
- 楽天ブロードバンド
- タイガースネット
- ic-net
- @TCOM
- ASAHIネット
- TNC(TOKAIネットワーククラブ)
- WAKWAK
当然、速度が速いプロバイダもあれば速度が遅いプロバイダもあります。
「みんなのネット回線速度」にもデータがありますので以下にプロバイダ別の平均速度を表にしてまとめてみました。
プロバイダ | タイプ | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 | 件数 |
---|---|---|---|---|---|
OCN | タイプA | 306.09Mbps | 322.77Mbps | 18.28ms | 13,880件 |
GMOとくとくBB | タイプA | 274.4Mbps | 333.4Mbps | 19.07ms | 13,671件 |
plala(ぷらら) | タイプA | 251.57Mbps | 248.68Mbps | 22.32ms | 8,389件 |
@nifty | タイプA | 222.52Mbps | 314.57Mbps | 14.68ms | 4,745件 |
BIGLOBE | タイプA | 235.01Mbps | 265.64Mbps | 16.66ms | 3,890件 |
ドコモnet | タイプA | 337.62Mbps | 348.81Mbps | 18.48ms | 2,310件 |
So-net | タイプA | 215.85Mbps | 224.88Mbps | 14.59ms | 958件 |
BB.excite(BBエキサイト) | タイプA | 201.12Mbps | 237.28Mbps | 28.5ms | 664件 |
DTI | タイプA | 197.08Mbps | 242.85Mbps | 15.25ms | 660件 |
andline(アンドライン) | タイプA | 263.52Mbps | 297.69Mbps | 18.77ms | 643件 |
hi-ho | タイプA | 99.95Mbps | 201.35Mbps | 25.33ms | 513件 |
Yahoo!BB(ソフトバンク) | タイプA | 233.72Mbps | 231.62Mbps | 15.09ms | 397件 |
エディオンネット | タイプA | 229.39Mbps | 193.18Mbps | 26.96ms | 273件 |
楽天ブロードバンド | タイプA | 172.63Mbps | 208.55Mbps | 23.92ms | 223件 |
タイガースネット | タイプA | 170.61Mbps | 206.09Mbps | 24.1ms | 160件 |
ic-net | タイプA | 316.67Mbps | 646.7Mbps | 20.53ms | 109件 |
@TCOM | タイプB | 236.09Mbps | 297.43Mbps | 14.75ms | 908件 |
ASAHIネット | タイプB | 413.18Mbps | 381.55Mbps | 15.29ms | 828件 |
TNC(TOKAIネットワーククラブ) | タイプB | 323.82Mbps | 349.53Mbps | 14.52ms | 136件 |
WAKWAK | タイプB | 301.75Mbps | 229.33Mbps | 23.51ms | 102件 |
プロバイダによって下り速度が100~300Mbpsと大きく変わるのがわかると思います。
ドコモ光の場合、タイプA・タイプBに分かれていますがサービス自体に大きな差はなく、どちらを選んでも変わりません。
ただタイプAのほうが月額料金が若干安いので選ぶ際はタイプAのプロバイダにすることをおすすめしています。
▼タイプAとタイプBの料金比較
タイプ | 月額料金 |
---|---|
【タイプA】 GMOとくとくBB @nifty andline ic-net SIS hi-ho BIGLOBE BB.excite. Tigers-net.com エディオンネット SYNAPSE 楽天ブロードバンド DTI @ネスク TiKiTiKi OCN インターネット ドコモnet(新規受付終了) plala(新規受付終了) | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
【タイプB】 @TCOM TNC AsahiNet @ちゃんぷるネット WAKWAK OCN(新規受付終了) | 戸建て:5,940円 マンション:4,620円 |
戸建てタイプとマンションタイプでも速度は変わる
選ぶプランが戸建てタイプかマンションタイプかによっても通信速度は変わります。ドコモ光の場合は以下のような平均速度になっています。
項目 | 戸建てタイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
下り速度 | 268.51Mbps | 293.22Mbps |
上り速度 | 296.87Mbps | 329.66Mbps |
Ping値 | 19.3ms | 16.87ms |
マンションタイプの方が293.22Mbpsと少し速いという結果になっています。
実は光回線の通信速度はマンションよりも戸建てタイプの方が速いというのが一般的です。つまり今回の結果とは逆です。
なぜかというとマンションの場合は光回線を建物全体でシェアする形だからです。
光ファイバーケーブルを共用部分に引き込んで各住戸と共同で使う形なので、回線が混雑しがちで速度は遅くなりやすいです。
▼マンションは回線をシェアしている
LAN方式 | VDSL方式 |
---|---|
マンションの共有部まで光回線ケーブルを引いて、各戸にはLANケーブルで接続する方式 | マンションの共有部まで光回線ケーブルを引いて、各戸には電話回線で接続する方式 |
一方の戸建てタイプは1つの回線を独占して使うことができるので速い傾向があります。
今回の事例ではマンションタイプの方が速いという結果になっていますが、住んでいる地域や選んでいるプラン(1ギガor10ギガ)、マンション全体の入居者数など、さまざまな外部環境によって速度は左右されています。
なのでこういう結果になることもありますが、少なくとも「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」はまったく同じ速度ではないということは覚えておきましょう。
ドコモ光と他社の回線の速度を比較してみる
ドコモ光が他社の回線と比べてどの程度速いのかをまとめてみました。よく比較対象にあげられる「ソフトバンク光」「auひかり」「NURO光」の実測値は以下の通りです。
光回線 | 回線の種類 | 下り速度 | 上り速度 | ping値 |
---|---|---|---|---|
ドコモ光 | NTT回線(コラボ光) | 271.86Mbps | 300.64Mbps | 18.56ms |
ソフトバンク光 | NTT回線(コラボ光) | 305.81Mbps | 348.58Mbps | 16.76ms |
auひかり | 独自回線(KDDI) | 509.34Mbps | 537.95Mbps | 14.81ms |
NURO光 | 独自回線(NTT回線のダークファイバー) | 649.68Mbps | 627.47Mbps | 11.29ms |
4つ回線の中で残念ながらドコモ光が一番平均速度が遅いです。
ドコモ光とソフトバンク光は300Mbps前後と同じくらいの速度ですが、auひかりはKDDIの独自回線であるため500Mbps超、NURO光も標準で2Gbpsのプランのため平均速度もドコモ光の倍以上の約650Mbpsほど出ています。
正直にいえば300~600Mbpsくらいの速度であれば体感ではそこまで違いは感じられません。一定の速度は出ているので問題はないとも言えます。
とはいえ通信速度でストレスは絶対感じたくないという方や、在宅ワークでオンライン会議をやる方、オンラインゲームをよくプレイする方などは、できるだけ平均速度が速い回線を使ったほうがいいのは間違いありません。
ドコモ光の10ギガプランってどうなの?
ドコモ光には1ギガプランの他に、10ギガプランというより通信速度を重視している人向けのプランがあります。
▼各プランの比較
項目 | 10ギガプラン | 1ギガプラン |
---|---|---|
料金 | 6,380円/月 | マンション:4,400円/月 戸建て:5,720円/月 |
速度 | 最大10Gbps | 最大1Gbps |
ルーター | 802.11ax(Wi-Fi6) ※10Gbps対応の専用ルーターの準備が必要 ※別途レンタル可(550円) | 11ac(Wi-Fi 5) |
LANケーブル | 「Cat6a」「Cat7」 ※10Gbps対応ケーブルが必要 | 「CAT5e」「CAT6」 |
1ギガと10ギガはどちらも理論上の数値なのでそこまで速度が出るわけではありませんが、10ギガプランはおよそ10倍の速度まで対応しているため圧倒的に速度は速いです。
たとえばドコモ光の10ギガプランの実測値をピックアップしてみると以下のようになります。
下り速度 | プロバイダ | 住宅 | |
---|---|---|---|
1 | 452.04Mbps | @nifty | 戸建て |
2 | 3114.0Mbps | plala(ぷらら) | 戸建て |
3 | 1531.71Mbps | GMOとくとくBB | 戸建て |
4 | 3626.93Mbps | @nifty | 戸建て |
5 | 1268.92Mbps | ドコモnet | 戸建て |
6 | 919.64Mbps | ドコモnet | 戸建て |
7 | 788.06Mbps | OCN | 集合住宅 |
8 | 1311.63Mbps | ドコモnet | 戸建て |
9 | 669.8Mbps | OCN | 集合住宅 |
10 | 860.37Mbps | plala(ぷらら) | 集合住宅 |
速度にバラつきはありますが1Gbps(1000Mbps)を超えているものも多く、1ギガプランよりもかなり速度が出ていることが分かります。時間帯や住んでいる地域によって変わりますが中には3Gbps以上の速度が出るケースもあります。
とはいえ10ギガプランは基本料金が高くなることもあり必要な人は限られています。基本的に以下の3つにあてはまる方だけ選べばいいでしょう。
- 4Kや8K動画を快適に見たい方
- オンラインゲームを遅延なくプレイ方
- オンライン会議もストレスなくやりたい方
※いずれも1ギガプランでも問題なく見れますが、より快適にということで10ギガの方が適しています。
あとはドコモ光の10ギガプランはまだ対応地域が限定的です。ドコモ公式サイトによると以下の17都道府県のみとなっています。
東日本エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道、宮城、新潟 |
---|---|
西日本エリア | 大阪、和歌山、京都府、奈良、滋賀、兵庫、愛知、静岡、岐阜、三重 |
一方の1ギガプランは47都道府県が対応です。料金が安いことやよっぽどヘビーに使わない限り1ギガの速度でも十分なことなどから、10ギガプランは大半の人には不要だと考えています。
ドコモ光はIPv6に対応してる?
新しいインターネットの通信規格として誕生した「IPv6」ですが、ドコモ光も標準で対応しております。
また通信方式も速度低下が起こりにくい「IPoE IPv4 over IPv6通信」が対応しているプロバイダが多いので、通信が繋がりにくいようなストレスも少ないです。
【30人アンケート】ドコモ光のリアルな速度を調査してみた
実際にドコモ光を使っているというユーザーの方からも生の声を集めてみました。
通信速度だけでなく、どんな地域や環境で使っているのか、ドコモ光にどんな不満を感じているのか、などが正直な意見がまとまっているアンケートになっています。
▼アンケート概要
調査方法 | インターネットリサーチ |
---|---|
調査対象 | ドコモ光を契約している方 |
調査人数 | 30名 |
調査時期 | 2024年4月8日 |
通信速度の平均は『下り136.5Mbps』
ドコモ光ユーザーの30人に実際に通信速度を計測してもらった結果、以下の表のような結果となりました。
1~50Mbps | 9件 |
---|---|
51~100Mbps | 8件 |
101~150Mbps | 3件 |
151~200Mbps | 2件 |
201~250Mbps | 3件 |
251~300Mbps | 2件 |
301Mbps~ | 3件 |
これらのデータの平均を出すと136.5Mbpsになります。
みんそくの平均速度である270.6Mbpsに比べると若干遅い結果になりましたが、地域や時間帯によって速度は変わるので仕方ないのかもしれません。
地域別に見ると以下のようになります。
地域 | データ数 | 平均速度 |
---|---|---|
南関東 | 10件 | 166Mbps |
北関東 | 3件 | 134Mbps |
東北 | 4件 | 185Mbps |
北陸 | 1件 | 41Mbps |
東海 | 2件 | 172Mbps |
近畿 | 2件 | 136Mbps |
中国 | 2件 | 52Mbps |
四国 | 2件 | 116Mbps |
九州 | 4件 | 77Mbps |
データ数が少ないため何とも言えませんが、北陸・中国・四国・九州地方は通信速度が遅めのようです。
関東や北陸、近畿地方などは平均130Mbpsは出ているようなので比較的安定していることが分かります。
具体的な口コミ・意見はこちら
通信速度に関するネガティブな意見
通信速度が遅くなったり、接続が悪くなるなど、ときどき通信状態が不安定になる。ただ、ドコモ光が原因なのか、外的要因によるものなのか断定できない。
口コミアンケートより
IPv6で接続しているので日中は回線速度が安定していますが、夜間になると時々遅くなってしまうことがあるので少し残念です。しかし、操作が難しくなるほど速度が遅くなるということはないので概ね満足しています。
口コミアンケートより
契約してから2年ほど経ちますが、特に問題もなく使えているので満足しています。
口コミアンケートより
不満点をあげるとすれば、ゲームをよくする長男が帰省している時は接続が悪くなります。
通信速度に関するポジティブな意見
通信がとぎれたりしない。ストレスなく使える。セット割もあるし、ドコモ光にする事でドコモのポイントも貯まりやすい。
口コミアンケートより
田舎にしては回線速度も早く特に問題無いです。
口コミアンケートより
モデムが3年くらいでパンクしたくらいで特に問題はないですね。
ドコモ同士の回線だからか早く動く気がします。他のと比べたことがないので。今住んでいるところはソフトバンクが繋がらないところなのでドコモだとありがたいです。
口コミアンケートより
ドコモ光の使用プロバイダは『plala』が多い
つづいて使用プロバイダですが30人にアンケートした結果、最多はplala(ぷらら)となりました。
plala | 8件 |
---|---|
GMOとくとくBB | 6件 |
BIGLOBE | 4件 |
OCN インターネット | 4件 |
ドコモnet | 3件 |
@nifty | 2件 |
OCN | 2件 |
WAKWAK | 1件 |
最も多い使用プロバイダが「plala(ぷらら)」で、その次に「GMOとくとくBB」「BIGLOBE」「OCN インターネットサービス」となっています。
利用ユーザーが多い「plala」に絞って速度を見てみると以下の通りになります。
※plalaは現在、新規受付が停止しています
プロバイダ | 地域 | 建物 | 実測値 |
---|---|---|---|
plala(ぷらら) | 香川県高松市 | 一戸建て(所有・持ち家) | 22Mbps |
plala(ぷらら) | 大田区 | 一戸建て(所有・持ち家) | 11Mbps |
plala(ぷらら) | 千葉県館山市 | 一戸建て(所有・持ち家) | 73Mbps |
plala(ぷらら) | 東京都日野市 | マンション・アパート(賃貸) | 58Mbps |
plala(ぷらら) | 茨城県高萩市 | マンション・アパート(賃貸) | 93Mbps |
plala(ぷらら) | 神奈川県相模原市 | 一戸建て(所有・持ち家) | 500Mbps |
plala(ぷらら) | 千葉県いすみ市 | 一戸建て(所有・持ち家) | 160Mbps |
plala(ぷらら) | 福岡 | マンション・アパート(賃貸) | 26Mbps |
ご覧のように50Mbps未満の速度が多く、全体の中でも比較的遅い印象を受けます。
もちろん地域によっては500Mbps出ている方もいるのでplalaだから遅いとは決して言えませんが、選ぶプロバイダによって速度が大きく変わることがわかると思います。
ドコモ光を使っている環境は『一戸建て』が多い
一戸建て(所有・持ち家) | 17件 |
---|---|
一戸建て(賃貸) | 1件 |
マンション・アパート(分譲) | 1件 |
マンション・アパート(賃貸) | 10件 |
その他 | 1件 |
最も多かったのが一戸建て(所有・持ち家)です。ファミリー向けの戸建てプランを使っている方が多いということが分かります。
続いてマンション・アパート(賃貸)となっていて、こちらはマンション向けプランの利用なのが分かります。
【まとめ】ドコモ光の速度は地域差が大きい
ドコモ光の通信速度は平均136.5Mbpsほど出ていますが、地域によってその差は大きいことが分かります。
ドコモ光はNTTが提供するフレッツ光をベースとした光コラボです。人口カバー率は96.9%でほぼ全国を網羅している回線とはいえ、まだまだ都心部と地方の差は大きい可能性があります。
ご自身の地域でどの程度使えるかはサービスエリアマップを見ることでも分かりますので一度調べてみることをおすすめします。
参照:NTT東日本ホームページ
それで、結局ドコモ光ってどうなの?
ここまで読んで「結局ドコモ光はいいの?悪いの?」と思う人も多いと思います。
結論をいうと、ドコモ光は「速度重視の方は他の光回線を選ぶのもあり。だけどドコモ系スマホを使ってる方は絶対ドコモ光がおすすめ」ということになります。
速度という点で、ドコモ光は可もなく不可もなくという感じ。
ただスマホとのセット割がお得で、20回線まで月々1,100円割引となります。
しかも離れた家族でも三親等なら対象なのでかなりお得です。
ドコモ光のセット割は月々1,100円割引が解約しない限り永久に適用されます。家族全員が対象の場合は5人家族であれば毎月5,500円割引となり、年間では66,000円も節約できます。
ちなみに割引されるのはスマホの利用料の方です。離れていても20回線まで適用されるため、遠くに住んでいる家族のスマホ代も安くなります。
このスマホセット割こそがドコモ光を選ぶ最大のメリットなので、もしドコモ・イルモ・エクシモをお使いの方はぜひ検討してみてください。
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【ドコモ光のセット割】ドコモ・イルモ・エクシモの方も絶対おすすめ!
ドコモ光のセット割が適用になるスマホは「docomo」「irumo」「eximo」の3社です。
また一部プランは対象外の場合があるので詳しくは以下の表をご確認ください。
▼ドコモのセット割対象プラン
会社 | 対象プラン | 対象外プラン |
---|---|---|
5Gギガホ プレミア 5Gギガホ 5Gギガライト ギガホ プレミア ギガホ ギガライト パケットパック | 5Gギガライト(~1GB) ギガライト(~1GB) | |
全プラン | ー | |
3GB 6GB 9GB | 0.5GB |
ドコモのサブブランドでもある「ahamo」はセット割の対象なのかと思われる方もいるかもしれません。
ただ「ahamo」はセット割対象外となっています。
ahamoユーザーは「ahamo光」を選ぶと月々1,100円の割引をすることができます。
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ドコモ光のおすすめプロバイダランキング3選
ドコモ光には全部で24社のプロバイダがあってそれぞれ選ぶことで「月額料金」や「通信速度」「接続方式(IPv6など)」「特典」などが変わります。
- 月額料金
- 平均の通信速度
- 接続方式(IPv6など)
- 特典、キャンペーン
- プラン(1ギガ、10ギガ)
- 初期費用や工事費などの手数料
- 光テレビや光電話などのオプション
- スマホとのセット割
プロバイダによって変わることの中でも、とくに「速度」と「特典・キャンペーン」は大事な部分なのでしっかりチェックしておいたほうがいいでしょう。
▼おすすめ窓口3選を紹介
- OCN インターネット
- GMOとくとくBB
- @nifty
1位. ドコモ光(OCN インターネット)
料金 | 平均速度 | ||
戸建て:5,720円 マンション:4,400円 (タイプA) | 下り:306.09Mbps 上り:322.77Mbps Ping値:18.28ms | ||
IPv6対応 | ルーター | 工事費 | 初期費用 |
無料 | 無料 | 3,300円 |
- 10ギガプランの場合、最大55,000円のキャッシュバック
- 1ギガプランの場合、最大37,000円のキャッシュバック
- キャッシュバックの受け取りは「4ヶ月目」
- ドコモ携帯/スマホの契約者であること
- 1ギガ/10ギガプラン(2年契約)に申し込むこと
- 申し込みから4ヶ月以内に利用開始され、2ヶ月後も契約
- 特典のメールが届いてから30日以内に口座情報などを登録すること
OCN インターネットのキャッシュバックをもらうには、ドコモ携帯・スマホを使っていることが条件なので注意しましょう。
NTTドコモが提供するプロバイダでもある「OCN インターネット」。そのネームバリューとサポート力で初心者の方におすすめできるプロバイダになっています。
キャッシュバックやポイント還元の特典だけでなく、OCN開通サポートでネット接続を無料で訪問サポートしてくれるサービスも行っています。
複雑でよく分からない光回線だからこそこういうサービスが無償で受けられるのは大きなメリットになります。
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2位. ドコモ光(GMOとくとくBB)
料金 | 平均速度 | ||
戸建て:5,720円 マンション:4,400円 (タイプA) | 下り:275.67Mbps 上り:333.75Mbps Ping値:19.09ms | ||
IPv6対応 | ルーター | 工事費 | 初期費用 |
無料 | 無料 | 3,300円 |
- 10ギガプランの場合、最大85,000円のキャッシュバック
- 1ギガプランの場合、最大65,000円のキャッシュバック
- 他社から乗り換えで違約金15,000円まで負担
- キャッシュバックの受け取りは「4ヶ月目以降」
- 特典全てを受け取るためにはオプションを多数つける必要あり
- 1ギガ/10ギガプラン(2年契約)に申し込むこと
- 申し込みから4ヶ月以内に利用開始され、2ヶ月後も契約
- 特典のメールが届いてから30日以内に口座情報などを登録すること
GMOとくとくBBのキャッシュバックを最大までもらうには、「dアニメストア」「DAZN for docomo」「スカパー!」「ひかりTV」といったオプションを多数付けないといけません。
ドコモ光だけ純粋に申し込んだ場合、特典は65,000円→10,500円まで下がります。
GMOとくとくBBは最大10万円の高額キャッシュバックがもらえる魅力的なドコモ光のプロバイダです。
また現金キャッシュバック以外にも、他社の光回線・独自回線からドコモ光に乗り換えた場合に違約金を15,000円まで負担してくれるのもうれしい特典です。
他のプロバイダと同様に工事費も無料でWi-Fiルーターも無料レンタル可能です。
とにかく特典が豪華なのがGMOとくとくBBというプロバイダなので興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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3位. ドコモ光(@nifty)
料金 | 平均速度 | ||
戸建て:5,720円 マンション:4,400円 (タイプA) | 下り:216.45Mbps 上り:303.68Mbps Ping値:14.69ms | ||
IPv6対応 | ルーター | 工事費 | 初期費用 |
無料 | 無料 | 3,300円 |
- 10ギガプランの場合、最大35,000円のキャッシュバック
- 1ギガプランの場合、最大20,000円のキャッシュバック
- キャッシュバックの受け取りは「8カ月目」
- 1ギガ/10ギガプラン(2年契約)に申し込むこと
@niftyのキャッシュバックは受け取り時期が8ヶ月目と遅めです。
ただそれ以外は条件も厳しくなく、オプション不要で受け取れるので初心者にやさしいプロバイダです。
@nifty(ニフティ)は最大35,000円まで無条件でキャッシュバックが受け取れるプロバイダです。
金額は他のプロバイダに比べると控えめですが、オプション加入だったりドコモスマホの人だけだったりといった特典の受け取りに関する条件は一切ないので安心です。
また、タイプAでありWi-Fiルーターも無料レンタル可能、v6プラス対応といったサービス面も優れているバランスの取れたプロバイダです。
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【置くだけWiFi】ドコモ home5Gと比較してどう?
ドコモには置くだけタイプのホームルーター「ドコモ home5G」があります。工事不要のWiFiでもあるので急ぎで使いたい人にも人気が高いです。
このドコモ home5Gとドコモ光はどっちがいいのかを各項目ごとに比較してみました。
ドコモ光 | ドコモ home5G | |
---|---|---|
1Gbps/10Gbps | ベストエフォート形式 | 最大速度4.2Gbps |
下り:271.86Mbps 上り:300.64Mbps Ping値: 18.56ms | 平均速度 | 下り:189.43Mbps 上り:20.45Mbps Ping値: 47.95ms |
なし | 速度制限 | なし |
料金 | 4,950円/月 | |
3,300円 | 初期費用 | 3,850円 |
最大55,000円キャッシュバック | 特典 | Amazonギフト券20,000円 |
無料 (土日祝などは追加工事料が発生する場合あり) | 工事費 | 工事不要 |
1~2ヶ月 | 開通まで | 届いてすぐ |
なし 10ギガプランの場合のみルーターレンタル有償 | 端末価格 | 71,280円 36ヶ月使うと実質無料に |
最大1,100円割引 docomo/eximo/irumoが対象 | セット割 | 最大1,100円割引 docomo/eximo/irumoが対象 |
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上り速度・Ping値は『ドコモ光』に軍配
ドコモ光は開通工事をしないと使えないのに対して、ドコモ home5Gは工事不要でコンセントに挿すだけで使うことができる置くだけタイプのホームルーターです。
まったくタイプが違う両者ではありますが、実は平均速度はドコモ光が271Mbpsでドコモ home5Gが189Mbpsとそこまで差がありません。
このくらいの差であれば体感でそこまで変わらないでしょう。
ただし上り速度とPing値に関して言うと圧倒的にドコモ光の方が優れています。
なので例えばオンラインゲームやオンライン会議、ライブ配信、大容量データのアップロードなどを頻繁に行うようであればドコモ光の方がおすすめです。
すぐに使いたいなら工事不要の『ドコモ home5G』
ドコモ光の最大のデメリットは開通工事があるため使い始めまでに1~2ヶ月程度かかってしまう点です。
申し込みが重なる繁忙期であればそれ以上になる可能性もあります。
もし引っ越しなどで急いでインターネットを開通させたいということであれば置くだけWiFiのドコモ home5Gの方がいいでしょう。
端末代金がないので『ドコモ光』は安い
ドコモ home5Gは工事もなく月額料金も安いのでコスパがいいように見えますが、実は端末代金が7万円以上もするので注意が必要です。
36ヶ月間使い続けると毎月端末代金の割引がきいて実質0円で購入できるのですが、途中解約してしまうと残債は現金一括で払う必要が出てきます。
ドコモ光にはそういった端末代金はありませんし工事費も無料なので、初期費用を安く抑えたいという人にとってはドコモ光の方がいいかもしれません。
- ゲームや配信などで速度重視の人 → ドコモ光がおすすめ
- 端末代金などの費用をかけたくない人 → ドコモ光がおすすめ
- インターネットをすぐに使いたい人 → ドコモ home5Gがおすすめ
ドコモ光の速度に関するよくある質問
まとめ
ここまでドコモ光の通信速度をいろいろな角度から見てきました。
まとめるとドコモ光がおすすめできるのはドコモ・イルモ・エクシモなどのスマホを使っている方がメインで、速度重視で契約・乗り換えをすることはおすすめしません。
一方でもし今使っているスマホに不満があってドコモ・イルモ・エクシモのどれかに乗り換えも検討しているなら、ドコモ光も十分ありとも言えます。
そのあたり光回線単体でみるのではなく、スマホ+固定回線でどこが最適かという視点で選んでみると賢い選択ができるかなと思います。
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