ドコモ光の10ギガを徹底解説｜料金・キャンペーン・工事内容・対応エリア・1ギガから変更する方法も！

ドコモ光10ギガは最大通信速度10Gbpsを誇る、国内最速級の光回線です。

この記事では、ドコモ光10ギガについて他社光回線の10ギガプランと比較しながら、料金・キャンペーン・工事内容・対応エリア・1ギガから変更する方法について解説します。

結論、ドコモ光10ギガはプロバイダをいつでも自由に変更でき、通信速度を安定させやすい上に、ドコモスマホの割引が受けられるインターネットサービスです。

ドコモ光10ギガでおすすめのプロバイダはOCN インターネットです。もしそれ以外のプロバイダをご希望なら、NNコミュニケーションズから申し込むのが一番お得ですよ。

※本記事記載の金額は、すべて税込表記です。

ドコモ光10ギガの概要！料金・対応エリア・プロバイダなどについて  

ドコモ光10ギガプランの概要
月額料金	10ギガ タイプA	6,380円
	10ギガ タイプB	6,600円
	10ギガ 単独タイプ	5,940円＋プロバイダ利用料金
最大通信速度		10Gbps
平均速度（参考）※1	下り	1059.98Mbps
	上り	1433.35Mbps
	Ping値	12.54ms
初期費用		3,300円
工事費		実質無料
WiFiルーターレンタル		あり※2
スマホのセット割		NTTドコモ（eximo / irumoが対象）
提供エリア	東日本	東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道、宮城、新潟
	西日本	大阪、和歌山、京都府、奈良、滋賀、兵庫、愛知、静岡、岐阜、三重
対応プロバイダ	タイプA	OCN インターネット GMOとくとくBB @nifty andline @TCOM ic-net hi-ho
	タイプB	BB.exite エディオンネット AsahiNet
公式サイト		▼ドコモ光×OCN インターネット https://service.ocn.ne.jp/hikari/ocn-internet/docomohikari/tokuten/ ▼ドコモ光×GMOとくとくBB https://gmobb.jp/lp/docomohikari/

ドコモ光の10ギガプランは標準である1ギガプランに比べて、10倍の最大通信速度を誇る超高速光回線です。

頻繁にライブ配信やオンラインゲームをする方や、ご家族で同時に別の動画をストリーミング再生することが多い方など、大量のデータ通信をするユーザーに適したインターネットサービスとなっています。

他の10ギガプランの光回線と比べて、速さや料金が優れているとは言えません。しかし、ドコモスマホを最大20回線割引できることや、プロバイダ変更が自由にできることがメリットです。

ご家庭で4台以上のドコモスマホを利用されていて、速い光回線をお探しならドコモ光10ギガはベストな選択となるでしょう。

ドコモ光10ギガの提供エリアは拡大中！2024年内に東日本エリア全県、中国・四国・九州も提供開始予定

ドコモ光10ギガで注意したいのは提供エリアです。ドコモ光は光コラボ回線のため、提供エリアはフレッツ光と同じです。

フレッツ光ネクストに準ずる1ギガプランのエリアカバー率は全都道府県あわせて96.9％と広いですが、ドコモ光10ギガが提供されているエリアはフレッツ光クロスと同じエリアとなり、限られています。

ドコモ光10ギガの提供エリア
東日本	東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道、宮城、新潟
西日本	大阪、和歌山、京都府、奈良、滋賀、兵庫、愛知、静岡、岐阜、三重

ただ、フレッツ光クロスのエリアは順次拡大予定であり、2024年8月には栃木、群馬、茨城、10月には中国・四国・九州エリアにも提供開始予定です。

年内には山梨、福島、青森、岩手、秋田、山形と、東日本エリア全県に拡大予定とされています。

参考：NTT東日本
参考：NTT西日本

提供エリアの中にご自身の都道府県が入っていたら、以下のNTT東西のサイトからエリア検索をしてみてくださいね。

ドコモ光10ギガのキャンペーン4社比較！OCN インターネットサービスがおすすめ

ドコモ光10ギガを申し込む際、高額なキャッシュバックキャンペーンを行っている窓口を選ぶとよりお得にインターネットを利用できます。

本記事でおすすめの窓口4社を以下の通り、比較しました。

ドコモ光10ギガの申し込み先4社　キャンペーン比較

	OCN インターネット	GMOとくとくBB	NNコミュニケーションズ	@nifty
新規	55,000円	30,000円	40,000円	35,000円
事業者変更	42,000円	30,000円	40,000円	35,000円
転用	37,000円	30,000円	40,000円	35,000円
共通	さらに全員にdポイント17,000ptプレゼント

ドコモ光10ギガを申し込む際、フレッツ光からドコモ光に乗り換える「転用」契約以外は、OCN インターネットが一番豪華なキャンペーンでした。

最大67,000円相当のキャッシュバックがもらえる上、10ギガを活用するためのWi-Fi 6規格ルーター「WXR-6000AX12P/D」を優待価格で購入できます。※くわしくはドコモ光10ギガ対応ルーターのレンタルサービス徹底比較！お得なプロバイダはOCN インターネットサービスとGMOとくとくBBで後述します。

また、「転用」ならNNコミュニケーションズから申し込むのがおすすめです。こちらはプロバイダの窓口ではなく、ドコモ光の正規代理店なので、タイプA / B合わせて21社から最初のプロバイダを選べるのが強みです。

「転用」の方だけではなく、OCN インターネット以外のプロバイダを検討している方もNNコミュニケーションズから申し込むとよいでしょう。

ドコモ光1ギガから10ギガに変えるともらえるキャンペーンもある！

今までドコモ光では、1ギガから10ギガに変更する際に工事費が最大22,000円かかっていました。しかしながら、2024年6月1日(土) 以降の工事に関しては無料のキャンペーンを行っています。

さらにドコモポイントも5000ポイントももらえるので、今変更すると約27,000円分お得に10ギガプランに変更できます。

実際に変更する手順は「ドコモ光1ギガから10ギガに変更する方法」で解説します。

では、ドコモ光1ギガと10ギガの違いとはなんでしょうか。調査した結果、4つの違いがあることが判明しました。次の項目で説明しましょう。

ドコモ光1ギガと10ギガの一番の違いは「通信速度」

ここでは、ドコモ光1ギガと10ギガの違いについて以下の4つの視点から解説していきます。

最大の違いは「最大通信速度も実際の速度も違う」ことです。サービス内容自体が違うので、料金も工事内容も違います。また、ドコモ光10ギガのサービスを提供できるプロバイダも限られています。

では、順に見ていきましょう。

最大通信速度も実際の速度も違う

ドコモ光1ギガと10ギガはプラン名の通り、最大通信速度が違います。ドコモ光1ギガに対して10倍の最大通信速度を誇るのが、10ギガプランです。

		ドコモ光1ギガ	ドコモ光10ギガ
最大通信速度		1Gbps	10Gbps
平均速度（参考）※	平均速度（下り）	270.63Mbps	1059.98Mbps
	平均速度（上り）	304.35Mbps	1433.35Mbps
	Ping値	18.53ms	12.54ms

実際の速度が10倍になるかどうかは環境によりますが、少なくとも10ギガプランの上り下りの平均速度は約1Gbps程度のようです。

なお、今回ドコモ光10ギガの平均速度として引用したのは「フレッツ光クロス」の実測値です。ドコモ光はフレッツ光回線を利用した光コラボですから、ほぼ同じ数値が期待できると考えてよいでしょう。

こちらは、それぞれドコモ光1ギガ・10ギガを利用されている方の実測値です。どちらもGMOとくとくBBを利用していますが、その差は歴然です。

確かに1ギガの方はマンションタイプかつWi-Fi経由で計測されているので、有線にしたらもっと速度は出るでしょう。しかし、後者の10ギガの口コミは最大に迫る約8Gbpsと理想的な実測値。

実際の速度でもドコモ光1ギガと10ギガには大きな違いがあるといえます。

後述する「ドコモ光10ギガは遅い？速度について悪い評判＆良い評判をまとめました」でも、速度についてくわしく解説します。ぜひつづけてお読みいただけると嬉しいです。

対応プロバイダが違う

ドコモ光1ギガのプロバイダが新規申し込みできる会社だけでも21社あるのに対し、10ギガは10社にとどまります。

というのも、ドコモ光10ギガプランは2020年4月から提供され始めた比較的新しい高速通信サービスだからです。日本国内で最大通信速度10Gbpsを超える光回線はまだないため、プロバイダ各社とも最新の技術と設備が必要になると考えられます。

参考：NTTドコモ

どのプロバイダも選りすぐりの有名プロバイダばかりですが、本記事ではキャンペーンとレンタルできるWi-Fiルーターの性能から、OCN インターネットとGMOとくとくBBをおすすめしています。

キャンペーンについては「ドコモ光10ギガのキャンペーン4社比較！OCN インターネットサービスがおすすめ」を、Wi-Fiルーターに関しては「ドコモ光10ギガ対応ルーターのレンタルサービス徹底比較！お得なプロバイダはOCN インターネットサービスとGMOとくとくBB」でそれぞれくわしく解説しています。

工事内容が違う

ドコモ光1ギガと10ギガでは回線種別が違うため、工事内容が違います。1ギガの設備より高速化した新しい設備を使う必要があるのです。

そのため、今までは1ギガから10ギガに変更する際は最大22,000円の工事費がかかっていました。しかし2024年6月以降の工事に関しては無料のキャンペーンを行っています。※土日祝の追加工事料などオプション料金は有料

もし、別会社の光回線からドコモ光10ギガに乗り換える場合でも、工事無料のキャンペーンを行っているので安心してくださいね。

いずれにしても1～2Gbpsの標準的な回線を利用中であれば、切り替える際には原則工事が必要になるでしょう。

利用料金が違う

すでにお伝えした通り、ドコモ光10ギガは最新の技術を使って運用されている、国内最高速度のインターネットサービスの一つです。

もちろん、利用料金は1ギガプランより高くなります。

	ドコモ光10ギガ	ドコモ光1ギガ
タイプA	6,380円	戸建：5,720円 マンション：4,400円
タイプB	6,600円	戸建：5,940円 マンション：4,620円
単独タイプ	5,940円 ＋プロバイダ利用料金	戸建：5,500円 ＋プロバイダ利用料金 マンション：4,180円 ＋プロバイダ利用料金

10ギガプランにはマンションタイプがありません。そのためマンションタイプのドコモ光1ギガから10ギガに変更すると、約2,000円の差が出てきます。

ドコモ光1ギガや他の1Gbpsプランの光回線でも平均速度（下り）約200Mbpsは出ていることが多く、インターネットの同時接続をほとんどしない方や、インターネットの利用が標準的な範囲の方なら、ドコモ光10ギガに乗り換えるメリットはありません。

とはいえ、今一番お得なキャンペーンを行っているOCN インターネットで申し込みをすると、最大67,000円相当がもらえるので、実質月額料金※は3,588円とそこまで高額ともいえません。※新規契約かつ2年利用想定

繰り返しになりますが、結論、ご家庭で4台以上のドコモスマホを利用されていて速い光回線をお探しなら、ドコモ光10ギガはベストな選択となるでしょう。

ドコモ光と一緒にドコモのスマホを使うと、最大20回線分割引になります。1台あたり1,100円 / 月が安くなりますから、4台以上になると実質月額料金を割引金額が上回るのです。

特にオンラインゲームやVRchat、ライブ配信のような大量のデータのやりとりをされる方は、よりドコモ光10ギガがおすすめといえます。

ドコモ光10ギガを申し込むならこの2社！
おすすめNo.1 ドコモ光×OCN インターネット	オプション不要！67,000円相当還元 10ギガ新規申し込みで 55,000円キャッシュバック +dポイント17,000ptもらえる 公式サイトはこちら
おすすめNo.2 ドコモ光×NNコミュニケーションズ	最短1か月で振込！最大40,000円還元 10ギガは転用/事業者変更でも 40,000円キャッシュバック +dポイント17,000ptもらえる 公式サイトはこちら

ドコモ光10ギガは遅い？速度について悪い評判＆良い評判をまとめました

ドコモ光10ギガを現在利用している方々は、通信速度を「速い」と感じているのでしょうか。それとも「遅い」と感じる方もいるのでしょうか。

結論、ほとんどは感動するほど「速い」と感じていますが、「アップロードが遅い」と感じている方がごく一部いるようです。

では、ドコモ光10ギガの速度について、実際の良い評判と悪い評判を見ていきましょう。

ドコモ光1ギガ含めて「遅い」かどうかは、以下の記事でさらにくわしくまとめています。ぜひあわせてご覧ください。

ドコモ光10ギガの良い評判「速くて快適！」「Wi-Fiでも速い」

ドコモ光10ギガの評判をSNSで収集するにあたって、ほとんどの方が「速い」と感じていることがわかりました。

以前のオンラインゲームではパソコンが主流だったので、有線環境のプレイヤーばかりでした。

しかし、無線（Wi-Fi）環境の普及に伴い、スマホで楽しめる高グラフィックのゲームが増えてきています。ゲーマーにとって無線環境はより重要になっていくでしょう。

その点でいえば、ドコモ光10ギガの通信品質は優れているといえます。

もちろん「10Gbps」を活かすには、メッシュWi-Fi、Wi-Fi 6、IPv6対応の高性能なルーターやカテゴリ6a以上のケーブル、Wi-Fi6対応の端末などネットワーク環境を整える必要があります。

ただ、口コミを見る限りは、概ねドコモ光10ギガは「速い」という評判がほとんどでした。

また、プロバイダではOCN、GMOとくとくBB、ぷららの口コミが見られました。いずれも通信速度に満足されているようです。

ドコモ光10ギガの悪い評判「アップロードが遅い」

ごく一部ですが、ドコモ光10ギガを利用していて、「遅い」と感じている方がいました。

はい、ドコモ光10GのOCNですね
今やったら多少はこんなです。 pic.twitter.com/qcjuDvhx8W

— こんち (@kon39783) June 6, 2024

ただ、こちらの最初の投稿は午後2時。つづいてのコメントで午後10時の平均速度下りは3217.09Mbps、上りは1133.63Mbps出ていました。

また、ネットワーク環境を整えたとしてもプロバイダやエリアによっては通信速度が遅い可能性があります。

ドコモ光は10ギガプランでもプロバイダ変更ができますので、引っ越さずとも通信速度の改善策を打てるとはいえそうです。

ドコモ光10ギガの悪い評判｜番外編「ポート開放されてない」

速度には関係ありませんが、自宅サーバー（NASなども含む）がIPv6に対応していないと一部のプロバイダでは利用できないという口コミもみられました。

ドコモ光 10G回線でずっと待っていたTP-LINKのWi-Fi7対応機BE805を買ってきた。
事前に確認していたのだけれど問題無く接続OK！
でも、、重大な落とし穴。V6プラス環境ではポート開放が一切出来ない！（今後も対応しないとの事）これは痛い。でもルーター自体は良さげ。勿体ない。（画像は有線接続時） pic.twitter.com/GCxevBbGn5

— Ⓜ️otonari (@yktmtnr) March 27, 2024

これはドコモ光が採用しているIPv4 over IPv6方式でネットワーク接続する時の方法が、ポート開放機能を持っていないことが原因です。

もし気になる時は、申し込んだ後のプロバイダからの折り返し電話で自宅サーバーを利用している旨、申し出るといざという時に慌てなくて済みますよ。

ドコモ光10ギガの通信速度をプロバイダ別に10社比較！

ここでは、みんなのネット回線速度よりランダムに抽出した、ドコモ10ギガの平均速度実測値を表にまとめました。

プロバイダ名	平均速度（下り）	平均速度（上り）	Ping値
OCN	3302.53Mbps	4689.36Mbps	6.8ms
GMOとくとくBB	4187.97Mbps	1384.99Mbps	4.0ms
@nifty※1	750.21Mbps	580.83Mbps	9.0ms
andline	1764.71Mbps	2131.32Mbps	23.2ms
ic-net	1176.01Mbps	4833.42Mbps	14.8ms
hi-ho※1	3.77Mbps	846.4Mbps	12.7ms
@TCOM※1	713.19Mbps	1108.57Mbps	7.0ms
BB.excite	－	－	－
エディオンネット※1	432.72Mbps	761.7Mbps	18.0ms
AsahiNet※1	242.34Mbps	313.71Mbps	7.9ms

今回は、平均値でなくあくまでも1ユーザーの実測値をランダムに抜き出しているため、参考としてまとめています。AsahiNetの速度が気になりますが、1ギガプランも含めた平均速度の比較では最速（2024年5月時点）でした。

また、ドコモ光はいつでもプロバイダ変更ができる光回線です。そのため、もし速度が遅かったとしても別のプロバイダに変えることで速度の改善が見込めるのは、他の10ギガ回線サービスにはないメリットといえます。

ドコモ光10ギガとNURO光・ソフトバンク光・auひかりの4社比較

ここでは、ドコモ光10ギガと他の光回線の10ギガプランを速度、プロバイダ対応、料金（セット割含む）、提供エリアの4つの視点から比較します。

今回取り上げたのはドコモ光と比較されやすい、「NURO光」「ソフトバンク光」「auひかり」の3社です。まずは、比較した結果を表にまとめてみましょう。

		ドコモ光10ギガ	NURO光10ギガ	ソフトバンク光10ギガ	auひかりホーム10ギガ※1
通信速度実測値（ランダム抽出）	下り	3302.53Mbps	2646.01Mbps	835.19Mbps	891.7Mbps
	上り	4689.36Mbps	3936.79Mbps	635.71Mbps	961.7Mbps
	Ping値	6.8ms	20.7ms	18.8ms	5.3ms
対応プロバイダ		10社いつでも変更可能	So-netのみ	Yahoo!BBのみ	6社契約途中での変更不可
料金		6,380円～ 2年契約	5,700円 3年契約	6,930円→6か月目まで500円 2年契約	1年目：6,468円 2年目：6,358円 3年目：6,248円 3年契約
セット割		NTTドコモ（eximo / irumoが対象）	NUROモバイルソフトバンク	ソフトバンクワイモバイル	au（povo含む）UQモバイル
セット割の条件		最大20回線 【主な必須条件】 ドコモスマホとペア回線を組む	NUROモバイル：最大5回線 ソフトバンク：最大10回線 【主な必須条件】 別途手続きをする電話オプション加入	最大10回線 【主な必須条件】 別途手続きをする電話オプション加入	au：最大10回線 UQモバイル：最大5回線 【主な必須条件】 別途手続きをする電話オプション加入
提供エリア		【東日本】東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道、宮城、新潟【西日本】大阪、和歌山、京都府、奈良、滋賀、兵庫、愛知、静岡、岐阜、三重	【東日本】北海道、宮城県、福島県、山形県、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県 【西日本】愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県	【東日本】東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道、宮城、新潟【西日本】大阪、和歌山、京都府、奈良、滋賀、兵庫、愛知、静岡、岐阜、三重	京都、神奈川、埼玉、千葉

こちらの表から、4つの特徴が分かりました。

では、一つ一つ解説していきます。

速度はドコモ光・NURO光・auひかりは同等か。ソフトバンク光がいまひとつ

まず、今回の実測値は平均値ではなくランダムに抽出したため、あくまで参考データとなります。ただ、他の方が投稿された実測値を見ても、ドコモ光やNURO光は速度が出ている印象でした。

auひかりの10ギガプランは無線のデータしかないものの、無線環境かつ戸建プランという条件で再度抽出すると、ドコモ光やNURO光に追いつくほどの速度であることがわかります。

		ドコモ光10ギガ	NURO光10ギガ	auひかりホーム10ギガ
通信速度実測値 （ランダム抽出）	下り	984.99Mbps	858.78Mbps	891.7Mbps
	上り	1420.37Mbps	890.82Mbps	961.7Mbps
	Ping値	14.5ms	13.0ms	5.3ms

ただ、ソフトバンク光に関しては有線・無線環境に関わらず、他の3回線と比べるといまひとつなデータばかりでした。

同じフレッツ光クロスの光コラボでありながら、ドコモ光と差がついてしまったのは利用できるプロバイダやレンタル機器が理由かもしれません。一概にソフトバンク光10ギガが遅いとはいえませんが、今回の調査ではその傾向がみられました。

ドコモ光はプロバイダが変更できるのが最大のメリット

NURO光やソフトバンク光に関してはそもそもプロバイダが1社しか選べません。auひかりは6社から選べますが、契約期間中は変更不可となっています。

光回線の通信速度は元々の回線の品質だけでなく、プロバイダの契約者数や設備、レンタル機器によっても左右されます。そのため、もし、速度の低下を感じたらプロバイダ変更をすることで改善する可能性があります。

万が一の時に、10社の中から自由にプロバイダ変更ができるという点で、ドコモ光は優れているといえるでしょう。

くわしくは、プロバイダ変更について解説している以下の記事も参考にしてみてくださいね。

割引なしの月額料金はNURO光が最安、セット割活用できるのはドコモ光

今回比較した4社の中で最安はNURO光です。NURO光は元々の月額料金が他の3社に比べて500～1,000円程度安く、ソフトバンクやNUROモバイルでスマホセット割を組めるとさらに安くできます。

ただし、セット割の条件として「電話オプションの加入」があります。有料のNURO光でんわに加入してはじめて、割引を受けられるのです。

NURO光でんわは月額550円ですから、ネットのみでセット割を受けようとするとドコモ光と130円しか差がなくなります。

しかも、ドコモ光10ギガの場合は最大20回線割引を受けられます。通常、10回線以上スマホセット割を使う方はそこまでいないかと思いますが、ファミリー割引グループにドコモスマホが多ければ多いほどお得になる光回線であることは確かです。

ドコモ光10ギガを申し込むならこの2社！
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2024年11月時点の提供エリアはNURO光が一番広いと思われるが…

4社の中では、NURO光10ギガを提供している都道府県の数が一番多いので、提供エリアも最も広いと思われます。ただ、いずれの会社も「一部エリア」となっており、それぞれの都道府県全域というわけではありません。

参考までに、埼玉県在住の筆者の住所を利用し、4社のエリア検索をしてみました。なお、ドコモ光10ギガとソフトバンク光10ギガは「フレッツ光クロス」の提供エリアと同等なため、そちらを掲載しています。

意外にもNURO光10ギガは提供エリア外であり、他の3社は利用できるようでした。10ギガプランは地域によって利用できる会社が限られるので、必ず提供エリアの検索をしてから検討するのをおすすめします。

ドコモ光10ギガはほぼ工事が必要！工事内容を解説

すでに「フレッツ光クロス」の光ファイバーを引き込んでいない限り、ドコモ光1ギガを利用している方だったとしても工事は必須です。

実は、ドコモ光10ギガは1ギガプランとは使っている光ファイバー自体が違います。

ドコモ光はフレッツ光回線を利用した光コラボですが、エリアカバー率の高いフレッツ光とは「フレッツ光ネクスト」のこと。おうちまで引いた光ファイバーもフレッツ光ネクスト対応にとどまることがほとんどで、各光コラボで利用する時も1ギガプランまでしか対応していません。

ご自宅でフレッツ回線系の10ギガプランを契約したことがない場合は、必ず工事が必要になります。

こちらの図の通り、ドコモ光1ギガを開通する際の工事とほぼ変わらない工事が行われます。宅内工事も行われるため、立ち会いは必須です。

ちなみに、1ギガプラン対応の光ファイバーはそのままに、もう1本光ファイバーを通す工事となります。ご自宅の状況によっては穴開けが必要になる場合もありますが、必ず事前に確認されますので、当日立ち会いをされる方はその判断ができる方がするとよいでしょう。

他の開通工事と同様に、契約者以外の立ち合いも可能です。ご家族の中でネットワーク環境について詳しい方が立ち会いできると、スムーズかもしれませんね。

ドコモ光10ギガ対応ルーターレンタル＆優待購入サービスでおすすめのプロバイダは2社

ドコモ光10ギガの速度を引き出すには、接続しているルーターなどの機器も最大速度「10Gbps」規格にする必要があります。ただ、10ギガに対応する主要なルーターはどれも2万円以上と高額であることが多いです。

結論、OCN インターネットの「WXR-6000AX12P/D」（バッファロー）か、GMOとくとくBBの「WXR-5700AX7S」（バッファロー）がおすすめです。

以下、ドコモ光10ギガ対応ルーターについての各プロバイダのサービスを表としてまとめます。

	プロバイダ提供の10ギガ対応ルーター	価格	NTTドコモ（NTT西日本）提供の10ギガ対応ルーター	価格
OCN インターネット	WXR-6000AX12P/D（バッファロー）	優待購入8,980円	XG-100NE	レンタル550円 / 月
GMOとくとくBB	WXR-5700AX7P（バッファロー）	レンタル309円 / 月
@nifty		レンタル1,628円 / 月
andline	WXR-5700AX7S（バッファロー）	レンタル346円 / 月
@TCOM	提供なし
ic-net
hi-ho
BB.excite
エディオンネット
AsahiNet

ドコモ光10ギガに対応していて公式に提供されているルーターは、表の通り全部で4機種あります。最も高性能なWi-FiルーターはOCN インターネットが提供している「WXR-6000AX12P/D」です。

ただ、有線（LANケーブル）だけで利用する際には、どれもほとんど変わりありません。レンタルで最も安い、GMOとくとくBBの「WXR-5700AX7P」を選んでよいでしょう。

確かに「WXR-6000AX12P/D」のLANポートに10Gbps対応のものが一つついていますが、1台のパソコンが1Gbps以上の通信をする状況はかなり特殊です。ルーターへ光回線を引き込むINTERNETポートはいずれの機種も10ギガ対応なので安心してくださいね。

無線（Wi-Fi）の場合は「XG-100NE」の機能が少し心もとなく感じるかもしれません。というのも、「XG-100NE」以外は、ビームフォーミング※1やバンドステアリング※2というWi-Fiをつながりやすくする機能がついています。

さらに、「WXR-6000AX12P/D」はアンテナ数が8本と「WXR-5700AX7」シリーズより4本も多く、一番つながりやすいといえます。

※1 ビームフォーミング：Wi-Fiの電波をアンテナを使って、よく利用する場所へ向けられる機能。
※2 バンドステアリング：つながりやすい周波数を自動で選択してくれる機能。

とはいえ、最も高性能なOCN インターネットの「WXR-6000AX12P/D」は現状優待購入しかなく、8,980円の初期費用がかかります。

初期費用が嫌な方や、レンタルで十分な方はGMOとくとくBBの「WXR-5700AX7P」でもよいでしょう。

ドコモ光10ギガを申し込むならこの2社！
おすすめNo.1 ドコモ光×OCN インターネット	オプション不要！67,000円相当還元 10ギガ新規申し込みで 55,000円キャッシュバック +dポイント17,000ptもらえる 公式サイトはこちら
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つづいては、すでにドコモ光1ギガを利用されている方向けに、10ギガへ変更する方法について解説します。

ドコモ光1ギガから10ギガに変更する方法

ドコモ光1ギガから10ギガの変更を申し込むには、以下の窓口から問い合わせましょう。

また、すでにお伝えした通り、ドコモ光1ギガと10ギガでは利用する光ファイバーが違うため、工事が必要でした。

そのため、今までドコモ光では、1ギガから10ギガに変更する際に工事費が最大22,000円かかっていました。しかしながら、2024年6月1日(土) 以降の工事に関しては無料のキャンペーンを行っています。※土日祝の追加工事料などオプション料金は有料

しかも、期間限定特典としてdポイントが5000ptもらえ、今なら約27,000円分お得に10ギガプランに変更できます。

ただし、10ギガに変更する際のこれらの特典はいつ終了するかわからないため、注意が必要です。

さらにもう一つ、注意点があります。

ドコモ光1ギガからドコモ光10ギガへ変更した時に、同時にプロバイダ変更を申し込むことはできません。

例えば、元々BIGLOBEでドコモ光1ギガを利用している場合、10ギガにするなら対応プロバイダに変更してから、プランの変更をする必要があります。

しかしながら、ドコモ光のプロバイダは比較的簡単に変えられます。以下の記事は変更の手順について解説した記事ですので、ぜひあわせてご覧ください。

工事の期間も考えるとドコモ光1ギガから10ギガへ変更するには、通常1か月半程度、時間がかかると思われます。あらかじめ覚えておくとよいでしょう。　

まとめ｜ドコモ光10ギガはドコモユーザーのゲーマーやストリーマーにおすすめのインターネット回線！

ここまで、ドコモ光10ギガについて他社光回線の10ギガプランと比較しながら、料金・キャンペーン・工事内容・対応エリア・1ギガから変更する方法にいたるまで解説してまいりました。

こちらが本記事の結論となります。ドコモ光10ギガはフレッツ光クロスの回線を利用しながら、プロバイダを自由に変更でき、通信速度を安定させやすいのが魅力のインターネットサービスです。

キャンペーン内容や提供するWi-Fiルーターから、おすすめはOCN インターネットです。もしそれ以外のプロバイダをご希望なら、NNコミュニケーションズから申し込むとキャッシュバックキャンペーンも受け取れますよ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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