「楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えはお得?」
「初心者だけど、乗り換えって難しいの?」
本記事は、楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えを考えてるけど手順はどうやればいいのか、本当に乗り換えても大丈夫なのか心配な方に向けた記事です。
- 楽天モバイルからLINEMOに乗り換える手順
- LINEMOに乗り換えるメリットとデメリット
- 楽天モバイルを解約するタイミングについて
- LINEMOへの乗り換えで使えるキャンペーン
初心者の人でも理解できるよう丁寧に解説しているので、楽天モバイルからの乗り換えを検討している人は必見です。
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LINEMOなら990円/月~
LINE通話/ビデオ通話でデータ消費なし!
2024年9月13日~終了日未定
料金プラン(税込) | 3GBまで:990円(ベストプラン) 10GBまで:2,090円(ベストプラン) 30GB:2,970円(ベストプランV) |
---|---|
平均通信速度(実測値) | 128.92Mbps ※「みん速」引用 |
MNPワンストップ | 手数料無料 |
LINEMOは、データ使用量に応じて料金が変動する「ベストプラン」と定量定額の「ベストプランV」という2つのプランを提供しています。
楽天モバイルからの乗り換えでは、電波が繋がりやすくなることが一番のメリットです。
ほかにも、LINEアプリの使い放題や無料のフィルタリング機能など、さまざまなメリットを持っています。
最大20,000円分のポイント還元キャンペーンも魅力的。楽天モバイルからお得に乗り換えたい人におすすめです。
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【簡単3ステップ】楽天モバイルからLINEMOへの乗り換え手順
楽天モバイルからLINEMOへ乗り換える手順を、以下の3ステップでご紹介します。
- STEP1. MNPワンストップでLINEMOに申し込む|MNP予約番号は不要
- STEP2. 開通手続きと初期設定を行う|SIMカード・eSIM対応
- STEP3. LINE連携をする|データ残量・請求をLINEで見れるようにする
初心者向けにわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
- クレジットカード/銀行口座情報
- 楽天ID・パスワード(MNPワンストップに必要)
STEP1. MNPワンストップでLINEMOに申し込む|MNP予約番号は不要
MNPワンストップを利用すれば、従来の方式で必要だったMNP予約番号が不要。また、楽天モバイルでの解約手続きも不要で、LINEMOの手続きだけで乗り換えが完了します。
MNPワンストップを利用すれば非常に簡単に乗り換えできるので、本制度を利用した申し込みを以下の手順で説明します。
- 「LINEMO 」公式サイトから「今すぐ申し込む」をタップ
- 「今の電話番号をそのまま使用する」を選択
- 現在利用中の携帯電話会社は「楽天モバイル」を選択
- ページ下部「MNP予約番号を取得しました」ボタンの下にある「不要な方法(ワンストップ)で申し込む場合」をタップ
- 「お手続きへ進む」をタップし楽天アカウントにログイン後、MNPワンストップの手続きを進める
- プランやオプションを選択し次のページに進む
※eSIMの利用には対応スマホが必要。迷ったらSIMカードを推奨。 - 契約者情報や支払い方法を設定し申し込み完了
申し込みの1ページ目に「SIMロック解除はしましたか?」との記載がありますが、楽天モバイルで使用できていた=SIMロックがかかっていません。
そのため、SIMロックの解除については気にせず手続きを進めて問題ありません。
STEP2. 開通手続きと初期設定を行う|SIMカード・eSIM対応
LINEMOの申し込み後、SIMカードが届いたら開通手続きと初期設定を行いましょう。
先にお伝えしておくと、Androidをお使いの人は後述する「APN設定」が少しだけ難しいです。
とはいえ、手順どおりに進めれば設定自体は誰でもできる難易度なので、安心して読み進めてください。
- スマホのOSを最新の状態にアップデートしておく
- WiFiに接続できるようにしておく
まずはLINEMOの開通手続きを以下の手順で進めてください。開通手続きが完了した時点で、楽天モバイルの解約が完了します。
SIMカードの開通手続き/初期設定
- 「商品発送のお知らせ」メールに記載のURLにアクセスし手続きする
※受付時間は9:00〜20:30で、開通完了に最大15分ほどかかる。 - 使うスマホの電源を切りSIMトレーを引き出す
- LINEMOのSIMカードを挿入し電源を入れる
- iPhoneの場合、iOS15以上であれば初期設定の必要なし
- Androidの場合はAPN設定が必要、後述する手順を参照
- 画面上部のアンテナアイコン横に「LINEMO」または「SoftBank」の表示があれば設定完了
- 圏外表示の場合は再起動する
- 11112(無料)へ電話をかけ発信テストを行う
- WiFiを切ってブラウザを起動しインターネット接続できるかテストする
eSIMの開通手続き/初期設定
- 「eSIM プロファイルダウンロードのお知らせ」というメールが届いたら②に進む
- アプリ「LINEMO かんたんeSIM開通」をダウンロードし案内に従って手続きする
※受付時間は9:00〜20:30で、開通完了に最大15分ほどかかる。 - 画面上部のアンテナアイコン横に「LINEMO」または「SoftBank」の表示があれば設定完了
- 圏外表示の場合は再起動する
- 11112(無料)へ電話をかけ発信テストを行う
- WiFiを切ってブラウザを起動しインターネット接続できるかテストする
SIMカード申し込み時のAndroidにおけるAPN設定の手順
- 設定アプリから「ネットワークとインターネット」の設定画面を開く
- 「モバイルネットワーク」を選択し「アクセスポイント名」をタップし
- APN一覧にある「LINEMO」を選択/保存し設定完了
- APN一覧にLINEMOがない場合は右上のメニューアイコンから「新しいAPN」をタップ
- 各項目に以下の表の情報を入力(コピー&ペースト推奨)
- 保存をタップし設定完了
名前 | LINEMO |
---|---|
APN | plus.acs.jp.v6 |
ユーザー名 | lm |
パスワード | lm |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
APNタイプ | default,ia,mms,supl,hipri |
「APN設定」とは「どの回線を使ってインターネットに接続するのか」をスマホに指示する設定です。
SIMカードで申し込みかつAndroidをお使いの人は設定が少々面倒ですが、手順通り進めれば簡単なのでチャレンジしてみましょう。
STEP3. LINE連携をする|データ残量・請求をLINEで見れるようにする
LINE連携をするとMy Menuにログインしなくても、データ残量や請求金額などをLINEアプリ上で確認できるようになります。
もちろんLINE連携をしなくても使えますが、便利なのでぜひ連携しておきましょう。
- LINE アカウントを友達に追加する
- トーク画面下のメニューバーから「かんたん確認」をタップ
- 「My Menuとの連携はこちら」をタップ
- 「さっそくMy Menuと連携する!」をタップ
- 「許可する」をタップし「LINEMO My Menuと連携する」タップ
- 画面の指示に従い操作し連携完了
楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えにおける全工程が完了しました。ここまで紹介した手順はLINEMO公式サイトからも確認できます。
楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えはお得?
楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えはお得なのか、両者の料金プランをデータ使用量に応じたプラン同士で比較してみました。
▼データ使用量に応じたプラン同士でどちらが安いか比較
データ使用量/月 | LINEMO | 楽天モバイル |
---|---|---|
3GB | 3GBまで:990円 (ベストプラン) | 3GBまで:1,078円 |
10GB | 10GB:2,090円 (ベストプラン) | 20GBまで:2,178円 |
20GB | 30GB:2,970円 (ベストプランV) | 20GBまで:2,178円 |
30GB | 30GB:2,970円 (ベストプランV) | 20GB以上:3,278円 |
結論、毎月のデータ使用量が「10GB以内または20GB〜30GB」の人は、楽天モバイルからLINEMOに乗り換えることで月額料金がお得になります。
月額料金に関してはいずれも大きな節約とは言えませんが、LINEMOには高額のポイント還元キャンペーンがあります。
▼LINEMOのポイント還元キャンペーンの例
契約プラン | ポイント還元額 |
---|---|
ベストプランV | 20,000円分 |
ベストプラン | 14,000円分 |
LINEMOへの乗り換えによる月額料金の大幅な節約には期待できない一方、ポイント還元キャンペーンは非常にお得な内容だと言えます。
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楽天モバイルからLINEMOに乗り換える8つのメリット
楽天モバイルからLINEMOに乗り換えると、以下のようなメリットがあります。
- メリット1. 楽天モバイルに比べて繋がりやすい
- メリット2. LINEアプリがすべて使い放題になる
- メリット3. キャンペーンでPayPayポイントがもらえる
- メリット4. 初期費用無料で乗り換えられる
- メリット5. 無料のフィルタリング機能で子供にもおすすめ
- メリット6. LINEアプリから気軽に請求金額等を確認できる
- メリット7. 月額料金が一定で家計管理しやすい(ベストプランVの場合)
- メリット8. データを使い切っても1Mbpsで使える(ベストプランVの場合)
楽天モバイルにはない魅力的なメリットが多いので、乗り換え前に目を通してみてください。
メリット1. 楽天モバイルに比べて繋がりやすい
LINEMOはソフトバンク回線を利用しているため、楽天モバイルに比べて繋がりやすく安定した通信が可能です。
楽天モバイルには建物内や地下で繋がりにくいという弱点がありますが、LINEMOなら快適に利用できます。
これは「プラチナバンド」と呼ばれる障害物に強い周波数帯の影響によるもので、両社には以下のような差があります。
▼ソフトバンクと楽天モバイルのプラチナバンド整備状況
格安SIM | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
整備状況 | 全国に展開済み | 関東から順次整備中 |
プラチナバンド割り当て状況 | 700MHz帯:20MHz 900MHz帯:30MHz | 700MHz帯:6MHz |
楽天モバイルは、2023年10月にようやくプラチナバンドを獲得しましたが、2025年3月時点では関東から順次整備中であり、まだプラチナバンドの効果を実感できる段階ではありません。
また、ソフトバンクに割り当てられているプラチナバンドに比べて帯域幅が狭いため、整備が完了しても通信速度が不安定になりやすいことが予想できます。
エリアの広さにおいては、ソフトバンクは4G/5Gともに楽天モバイルの約3倍の基地局を保有しており、地方や山間部でも繋がりやすいと言えます。
▼ソフトバンクと楽天モバイルの基地局数
種類 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
4G | 179,987 | 65,763 |
5G | 85,361 | 34,209 |
以上のことから、現状の楽天モバイルの繋がりにくさに不満を感じている人は、LINEMOに乗り換えることで解消される可能性が高いでしょう。
ちなみに、ソフトバンクとLINEMOの両者ともエリアの人口カバー率は99%以上ですが、5Gに関しては順次展開中です。
自分の住んでいるエリアのカバー状況が気になる人は、以下のエリア確認ページをチェックしてください。
楽天モバイル|サービスエリアマップ
ソフトバンク|サービスエリアマップ
メリット2. LINEアプリがすべて使い放題になる
LINEMOには「LINEギガフリー」という無料オプションがあり、これによりデータ容量を消費することなくLINEアプリが使い放題になります。
LINE通話やLINEビデオ通話をはじめ、以下のような機能が使い放題になる魅力的なサービスです。
▼LINEギガフリー対象機能の例
機能名 | 対象 |
---|---|
LINE通話 | |
LINEビデオ通話 | |
トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信) | |
LINEミーティング | |
LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア | |
各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集 |
たとえば、LINEMOの「ベストプラン」は3GBまで990円、10GBまでは2,090円と使った分に応じて月額料金が変動します。
この「使った分」にLINEの使用分が含まれないので、月額料金を安く抑えられる可能性が高くなるのです。
一方、当然ながら楽天モバイルではLINEの使用分もカウントされるので、同じ使い方をしてもLINEMOのほうがデータ使用量を抑えられます。
また、仮にLINEMOのデータ容量を使い切って速度制限がかかったとしても、上記の対象機能であれば高速で通信できます。
LINEの通話やビデオ通話をよく利用する人にとって、データ容量の残量に関わらず、常に高速通信で使えるのは魅力的です。
「LINEギガフリー」のおかげでギガ不足でもLINEだけは高速通信が可能。「通信制限のせいでトークも通話もストレス!」ということはLINEMOではありません。
メリット3. キャンペーンでPayPayポイントがもらえる
LINEMOでは、新規契約や乗り換え(MNP)でPayPayポイントがもらえるお得なキャンペーンを実施しています。
最大20,000円分のPayPayポイントがもらえるので、以下の表からキャンペーン内容を確認してみてください。
▼PayPayポイント還元のキャンペーン例
キャンペーン名 | 内容 |
---|---|
LINEMOベストプラン対象!PayPayポイントプレゼントキャンペーン | 他社からLINEMOベストプランに乗り換えで14,000ポイント還元 |
LINEMOベストプランV対象!PayPayポイントプレゼントキャンペーン | 他社からLINEMOベストプランVに乗り換えで20,000ポイント還元 |
2回線まとめて申し込みでPayPayポイントプレゼントキャンペーン | サブ回線や家族の分などをまとめて申し込みで3,000ポイントを追加還元 |
LINEMOのキャンペーンによるポイント還元額は、全ての格安SIMのなかでもトップクラスです。
楽天モバイルから少しでもお得に乗り換えたい人は、ぜひLINEMOのキャンペーンを利用してみてください。
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メリット4. 初期費用無料で乗り換えられる
LINEMOの契約時は、格安SIMによくある契約事務手数料やSIMカード発行手数料などの初期費用が一切かかりません。
- 契約事務手数料:契約の際に発生する事務処理の手数料(3,300〜3,850円)
- SIMカード発行手数料:SIMを発行する際に発生する手数料(約440円)
通常、3,000円〜4,000円ほどかかる初期費用が無料なのは、LINEMOの大きなメリットのひとつです。
また「MNP転出手数料」については、2021年4月の「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」により、全ての携帯会社で原則無料となっています。
以上のことから、初期費用を気にせずに楽天モバイルから乗り換えたい人は、LINEMOが最適な選択肢と言えるでしょう。
メリット5. 無料のフィルタリング機能で子供にもおすすめ
LINEMOでは、未成年の利用者向けに「フィルタリングサービス」を無料で提供しています。
この機能を利用すれば、有害なウェブサイトやアプリの利用を制限できるため、子どもにスマホを持たせる際も安心です。
▼LINEMOのフィルタリングサービスについて
利用料金 | 無料 |
---|---|
申し込み | 必要 |
できること | 保護者のスマホからいつでも設定できる フィルター強度が4種類から選べる 利用時間の管理や使用状況を確認できる |
一方、楽天モバイルの場合、このようなフィルタリング機能を利用するには月額330円のオプションを追加する必要があります。
LINEMOなら追加費用なしで子どものスマホ利用を安全に管理できるため、子育て世代の家庭にもおすすめです。
メリット6. LINEアプリから気軽に請求金額等を確認できる
LINEMOでは、LINEアプリ内から請求金額やデータ使用量を簡単に確認できます。
楽天モバイルにも専用のアプリがありますが、別途ダウンロード・インストールして利用しなければなりません。
スマホの操作に慣れていない人や手間を減らしたい人には、LINEアプリ上で完結するLINEMOの仕組みは魅力的でしょう。
また、料金の確認だけでなく、サポートへの問い合わせに関してもLINEのLINEMO公式アカウントを通して行えます。
LINEMOは店舗がなくソフトバンクやワイモバイルのショップも利用できないので、LINEで気軽に問い合わせできる環境は安心材料のひとつです。
メリット7. 月額料金が一定で家計管理しやすい(ベストプランVの場合)
LINEMOの「ベストプランV」は月額料金が2,970円で固定なので、家計管理をしやすいのが特徴です。
楽天モバイルは使った分に応じて料金が変動し、スマホをよく使う人もそうでない人も無駄なく利用できるプランです。
しかし、逆にいえば月々の請求金額が一定ではないため、家計における通信費を管理しづらいとも言えるでしょう。
特に家族複数人で契約している場合、楽天モバイルの月額料金の変動は、家計全体でみると大きな金額になります。
たとえば「携帯料金を必ず月額3,000円以内に抑えたい」という人には、月額料金が固定の「ベストプランV(30GB:2,970円/月)」がおすすめです。
通信費を固定化して他の生活費とのバランスを取りたい人は、LINEMOを検討してみてはいかがでしょうか。
メリット8. データを使い切っても1Mbpsで使える(ベストプランVの場合)
LINEMOの「ベストプランV」では、毎月のデータ容量(30GB)を使い切った後も最大1Mbpsの速度で通信を続けられます。
1MbpsあればSNSの閲覧や音楽ストリーミング、標準画質の動画視聴などを問題なく楽しむことが可能です。
多くの格安SIMにおいて、通信制限後は最大200〜300kbpsとストレスを感じる速度なので、LINEMOの最大1Mbpsは魅力的です。
ただし、最大1Mbpsで通信できるのは45GBまでであり、以降は128kbpsと非常に遅いので使いすぎには注意しましょう。
基本は月間30GBに抑えつつ、通信制限後にも最低限の速度を確保したい人には、LINEMOの「ベストプランV」がおすすめです。
楽天モバイルからLINEMOに乗り換える8つのデメリット
楽天モバイルからLINEMOに乗り換える場合は、以下のようなデメリットもあります。
- デメリット1. データ容量無制限のプランがない
- デメリット2. ショップがないので対面サポートを受けられない
- デメリット3. 通話料金が有料になる(通話定額オプションはある)
- デメリット4. Androidの初期設定が少し難しい|APN設定が必要
- デメリット5. 楽天市場のポイント還元率が小さくなる
- デメリット6. 楽天ポイントでの支払いができなくなる
- デメリット7. 海外での利用は楽天モバイルのほうがお手軽
使いはじめてから後悔することがないよう、乗り換え手続きの前に必ず目を通しておいてください。
デメリット1. データ容量無制限のプランがない
楽天モバイルは使った分に応じて月額料金が変動するプラン。20GB以降は3,278円でデータ無制限となります。
一方、LINEMOには無制限プランがなく、最大でも「ベストプランV(2,970円/月)」の30GBが上限です。
▼LINEMOの料金プラン
プラン | ベストプラン | ベストプランV |
---|---|---|
データ容量 | 30GB | 3GB〜10GB |
月額料金 | 2,970円 | 990円 or 2,090円 |
そのため、月間30GBを大きく超えるような使い方をする人は、LINEMOの料金プランではカバーできない可能性が高いでしょう。
特に以下のような特徴に当てはまっている人は、楽天モバイルのアプリからデータ使用量を確認し、LINEMOの30GBで足りるのか確認してみてください。
- 長時間の動画視聴やオンラインゲーム等をする
- 日常的に通信量の多いリモートワークを行う
- 自宅に光回線等のWiFi環境がない
ちなみに、LINEMOの「ベストプランV」は30GBを使い切った後、45GBまでは最大1Mbpsで通信を続けられます。
最大1MbpsではSNSの閲覧や音楽ストリーミング、標準画質の動画視聴などはできるので、毎月のデータ使用量が45GB以内の人はLINEMOでも問題ないでしょう。
デメリット2. ショップがないので対面サポートを受けられない
楽天モバイルは全国にショップがあり、契約やスマホの初期設定、故障時の相談などの対面サポートを受けられます。
しかし、LINEMOはオンライン専用の格安プランなので店舗自体が存在しません。
また、同じソフトバンクグループであるソフトバンク/ワイモバイルのショップも利用できません。
申し込みや設定はすべてオンラインで行う必要があるため、スマホの操作に不慣れな人はハードルが高いと感じる可能性があります。
ただし、LINEMOでは公式サイトのチャットサポートが充実しており、疑問があればすぐに問い合わせることが可能です。
また、契約後はLINEで気軽にサポートへ問い合わせできるので、初心者の人もぜひLINEMOへの乗り換えにチャレンジしてください。
デメリット3. 通話料金が有料になる(通話定額オプションはある)
楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」を利用すれば国内通話が無料になります。
一方、LINEMOでは当たり前に通話料がかかり、30秒あたり22円の料金が発生します。
頻繁に電話をかける人は、以下の通話通話オプションの追加も検討してみるとよいでしょう。
▼LINEMOのプラン別通話定額オプション
契約プラン | ベストプラン | ベストプランV |
---|---|---|
通話準定額 (1回5分以内無料) | 550円/月 キャンペーンで6ヶ月間無料 | 無料 |
通話定額 (完全かけ放題) | 1,650円 | 1,100円 |
ただしLINEMOには「LINEギガフリー」という無料オプションがあり、これによりLINE通話が使い放題になります。
LINEビデオ通話もデータ容量を消費することなく使い放題なので、 LINE電話をよく利用するという人にはLINEMOのほうがおすすめです。
デメリット4. Androidの初期設定が少し難しい|APN設定が必要
楽天モバイルは、SIMカードを挿入するだけで自動的にAPN設定が完了するため、初心者の人でも簡単に使いはじめられます。
LINEMOもiPhoneの場合は自動でAPN設定が完了しますが、Androidの場合は手動でAPN設定を行わなければいけません。
APN設定とは、スマホに「どの回線を使用するのか」を教えるための設定で、正しく設定しなければインターネットに接続できません。
Androidユーザーにとっては、LINEMOへの乗り換え時に少し手間がかかる点がデメリットと言えるでしょう。
とはいえ、APNは手順通りにやれば初心者の人でも簡単に設定できます。
詳しい手順は「楽天モバイルからLINEMOに乗り換える手順」で解説しているので、参考にしてみてください。
デメリット5. 楽天市場のポイント還元率が小さくなる
楽天モバイルを契約していると、「楽天市場」での買い物時にポイント還元率(SPU)が+4倍になります。
しかし、LINEMOに乗り換えるとこの特典が適用されなくなるため、よく楽天市場を利用する人は注意しましょう。
たとえば、楽天市場でひと月あたり10,000円分の買い物をしている場合、楽天モバイルの解約前後でポイント獲得数に以下のような差が出ます。
▼楽天モバイルの解約前後でのポイント獲得数の差(月間)
SPU倍率(基本1倍含む) | 獲得ポイント(10,000円購入時) | |
---|---|---|
楽天モバイル契約中 | +5倍(1倍+4倍) | 500ポイント 年間6,000ポイント |
楽天モバイル解約後 | +1倍(基本倍率のみ) | 100ポイント 年間1,200ポイント |
楽天市場でよく買い物をする人にとっては、このポイント還元率の低下はデメリットになります。
楽天市場の利用頻度が高いほど獲得ポイントの差が大きくなるので、年間いくら程度買い物をするのか調べて検討するのがおすすめです。
デメリット6. 楽天ポイントでの支払いができなくなる
楽天モバイルでは、毎月の利用料金を楽天ポイントで支払うことが可能です。
これにより、楽天市場などで貯めたポイントをスマホ料金に充てることで、実質的な支出を抑えることができます。
LINEMOに乗り換えると楽天ポイントを利用できないため、楽天ポイントを頻繁に利用している人にとってはデメリットに感じるかもしれません。
ちなみに、LINEMOの利用料金はMy Menuから事前申し込みすれば、PayPay残高(ポイント含む)で支払うことができます。
請求書払いの場合はPayPayマネーで支払えますが、PayPayポイントで支払うことはできないので注意してください。
- PayPayマネー:銀行チャージやYahoo!オークション等の売上金による残高
- PayPayポイント:特典やキャンペーン等の適用に伴い進呈されたポイント
デメリット7. 海外での利用は楽天モバイルのほうがお手軽
海外旅行や出張でスマホを使う場合、楽天モバイルの方が手軽に利用できます。
楽天モバイルでは、海外66の国と地域において2GBまでは無料でデータ通信が可能です。
一方、LINEMOを海外で利用する場合は「海外あんしん定額」などの申し込みが必要であり、別途料金が発生します。
▼韓国でデータ通信をする場合の料金比較
格安SIM | 楽天モバイル | LINEMO | ||
---|---|---|---|---|
有効期限 | なし | 24時間 | 72時間 | 96時間 |
データ容量 | 2GB | 3GB | 9GB | 12GB |
利用料金 | 無料 | 980円 | 2,940円 | 3,920円 |
たとえば、韓国旅行で2GBのデータ通信を行う場合、楽天モバイルは無料なのに対し、LINEMOでは最低でも980円の利用料金がかかります。
海外でのスマホ利用が多い人は、楽天モバイルのほうが使い勝手がよいと言えるでしょう。
ただし、ほとんど海外に出かける予定がない人にとっては、あまり気にしなくてもよいデメリットです。
LINEMOへの乗り換えは楽天モバイルの料金が切り替わる直前がベスト!
楽天モバイルの解約月の利用料金は、その時点で使っているデータ使用量に応じて異なります。
たとえば、解約時点で3GB以内であれば1,078円、3〜20GBであれば2,178円です。
そのため、乗り換えのタイミングはあまり気にする必要がありませんが、4GBしか使っていない状態で乗り換えるのは勿体ないといえるでしょう。
結論、楽天モバイルからLINEMOへの乗り換え時に損をしたくない人は、楽天モバイルの月額料金が切り替わる直前のタイミングで乗り換えるのがベストなタイミングです。
▼楽天モバイルの月額料金
データ使用量 | 月額料金 |
---|---|
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
注意点として、LINEMOの申し込みからSIMカードの到着まで2〜3日程度かかります。
遅くても25日頃までに申し込みを済ませなければ、月を跨いでしまう可能性があるので気をつけてください。
ちなみに、LINEMOの契約月の利用料金はオプション料金を含めて日割り計算されます。
楽天モバイルの月額料金が切り替わる直前を狙うのは難しいので、タイミングを気にせずに乗り換えるのもアリです。
楽天モバイルからLINEMOの乗り換えに使えるキャンペーン
楽天モバイルからLINEMOに乗り換える際は、以下のようなお得なキャンペーンを利用しましょう。
- 最大2万円分のPayPayポイントプレゼントキャンペーン
- 4000ポイント増額中!2回線まとめて申し込みで7000ポイント還元
- 4000ポイント増額中!2回目の契約でも最大8000ポイント還元
- 通話オプションが7ヶ月間550円割引!通話オプション割引キャンペーン2
他社の格安SIMに比べて還元額が大きいので、楽天モバイルからお得に乗り換えたい人は必見です。
① 最大2万円分のPayPayポイントプレゼントキャンペーン
他社からLINEMOへ乗り換える場合、最大で20,000ポイントが還元されるキャンペーンです。
ベストプランへの乗り換えの場合は14,000ポイント、ベストプランVへの乗り換えでは20,000ポイントが還元されます。
それぞれのキャンペーンの詳細は、以下のとおりです。
ベストプラン(3~10GB)対象|14,000ポイント還元
キャンペーン名 | LINEMOベストプラン対象!PayPayポイントプレゼントキャンペーン |
---|---|
期間 | 2024年12月20日〜終了日未定 |
内容 | 他社からベストプランに乗り換えで14,000円分のPayPayポイント還元 |
適用条件 | 他社からベストプランに乗り換え ソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルからの乗り換えは対象外 |
楽天モバイルからLINEMOのベストプランに乗り換える(MNP)と、14,000円分のPayPayポイントが還元されます。
ポイントの受け取りは開通月から7ヶ月後で、登録メールアドレス宛にPayPayギフトカードが届きます。
ちなみに新しい電話番号での契約の場合は、7,000ポイントの還元です。
\ベストプランに乗り換えで14,000円ポイント還元!/
ベストプランV(30GB)対象|20,000ポイント還元
キャンペーン名 | LINEMOベストプランV対象!PayPayポイントプレゼントキャンペーン |
---|---|
期間 | 2024年12月20日〜終了日未定 |
内容 | 他社からベストプランVに乗り換えで20,000円分のPayPayポイント還元 |
適用条件 | 他社からベストプランに乗り換え ソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルからの乗り換えは対象外 |
楽天モバイルからLINEMOのベストプランに乗り換える(MNP)と、20,000円分のPayPayポイントが還元されます。
20,000ポイントの還元は全ての格安SIMのなかでもトップクラスの金額なので、非常にお得です。
ポイントの受け取りは開通月から7ヶ月後で、登録メールアドレス宛にPayPayギフトカードが届きます。
ちなみに新しい電話番号での契約の場合は、10,000ポイントの還元です。
\ベストプランVに乗り換えで20,000円ポイント還元!/
② 4,000ポイント増額中!2回線まとめて申し込みで7000ポイント還元
キャンペーン名 | 2回線まとめて申し込みでPayPayポイントプレゼントキャンペーン |
---|---|
期間 | 通常特典期間:2025年2月20日~ 終了日未定限定特典期間:2025年3月13日〜2025年3月31日 |
内容 | 2回線目をまとめて申し込みで7,000ポイント還元 |
適用条件 | 他社から乗り換えまたは新しい電話番号で契約 ソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルからの乗り換えは対象外 |
本キャンペーンでは、2回線目をまとめて申し込んだ際に追加でPayPayポイントが還元されるものです。
本キャンペーンの還元額は通常3,000ポイントですが、2025年3月31日まで7,000ポイントに増額されています。
家族用の回線や自分のサブ回線を検討している人は、本キャンペーンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
③ 4,000ポイント増額中!2回目の契約でも最大8000ポイント還元
キャンペーン名 | LINEMOおかえりだモンキャンペーン |
---|---|
期間 | 通常特典期間:2023年10月19日~ 終了日未定限定特典期間::2025年3月13日〜2025年3月31日 |
内容 | 過去に契約したことがある人に最大8,000ポイント還元 |
適用条件 | 他社から乗り換えで契約 ソフトバンク、ワイモバイル、LINEモバイルからの乗り換えは対象外 |
本キャンペーンは、過去に一度でもLINEMOを契約したことがある人が利用できるキャンペーンです。
ポイント還元額は申し込みプランによって以下のように異なります。なお、2025年3月31日までの期間限定で還元率が大幅に増えています。
▼申し込みプランごとのポイント還元額
申し込みプラン | ベストプラン | ベストプランV |
---|---|---|
期間限定のポイント | 2,000ポイント | 4,000ポイント |
通常時のポイント | 6,000ポイント | 8,000ポイント |
過去に契約歴がある人は通常のポイント還元キャンペーン対象外なので、本キャンペーンを利用しましょう。
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4. 通話オプションが7ヶ月間550円割引!
キャンペーン名 | 通話オプション割引キャンペーン2 |
---|---|
期間 | 2023年7月4日~ 終了日未定 |
内容 | 契約から7ヶ月間通話オプションが550円割引 |
適用条件 | ・キャンペーン期間内の申し込み |
本キャンペーンは、LINEMOの通話オプションが契約から7ヶ月間550円引きになるものです。
割引後の通話オプション料金は、下表にまとめているのでご確認ください。
▼キャンペーン適用後の割引後の通話オプション料金
申し込みプラン | ベストプラン | ベストプランV |
---|---|---|
通話準定額 (5分以内かけ放題) | 無料(通常550円) | 1,100円(通常1,650円) |
通話定額 (完全かけ放題) | 基本プランに含む | 550円(通常1,100円) |
「ベストプラン」の場合は通話準定額が無料で使えるので、とりあえず申し込んでおいて損はありません。
楽天モバイルの無料通話アプリ「Rakuten Link」の代わりに、ぜひLINEMOの通話オプションを体験してみてはいかがでしょうか。
楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えに関するよくある質問
楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えを検討する際に、よくある質問は以下のとおりです。
- LINEMOの弱点はなに?
- LINEMOがおすすめなのはどんな人?
- 楽天モバイルからLINEMOに乗り換える時の初期費用は?
- 楽天モバイルとLINEMOを併用するのはあり?
- 楽天モバイルの端末は返却しないといけない?
- 楽天モバイルの機種代が残っていても乗り換えできる?
初心者の人が気になる疑問に回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ|楽天モバイルからLINEMOへの乗り換えは簡単!
- LINEMOへの乗り換えは簡単3STEP
- 楽天モバイルよりLINEMOのほうが繋がりやすい
- LINE使い放題や子供用フィルタリング機能もおすすめ
- 月額料金の大幅な節約には期待できない
- 最大20,000円分のポイント還元が魅力的
- 乗り換えのベストタイミングは楽天モバイルの料金が切り替わる直前
MNPワンストップを利用すれば、初心者の人でも簡単にLINEMOへ乗り換えできます。
乗り換えに関する初期費用は一切かからないので、お試し感覚でLINEMOに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
楽天モバイルからの乗り換えの場合は、14,000円もしくは20,000円分のポイントを受けられるので、ぜひ一度LINEMOの公式サイトをチェックしてみてください。