光回線とは?料金・仕組みをイチから解説!おすすめなのはどんな人?

  • 「そもそも光回線ってなに?」

光回線とは、「光ファイバーを利用した高速のインターネット通信サービス」のこと。

光回線の特徴は、「従来のインターネット回線より、圧倒的に速くて安定している」です。

光回線は速くて安定している

このページでは、今更聞けない光回線について、知識ゼロでも分かるように解説していきます。

【30秒で分かる!】この記事の要約
光回線とは高速で安定した通信方式のこと
インターネットの接続方法は大きく4つ
光回線がおすすめの人とおすすめじゃない人
おすすめの光回線はこの5社!

おすすめ光回線5社!/

スクロールできます
プロバイダの特徴詳細
最大通信速度が他社の2倍(2Gbps)!
しかもトップクラスに安い!
ソフトバンク利用者はさらに割引が入る
対応エリアは限られているため注意
集合住宅の場合、他社の方が安い
ためお得度は下がる
公式サイト
マイナーな光回線でもいいから「とにかく安くしたい」という方におすすめ!
最低利用期間の縛りなし、解約金も不要!
フレッツ光の回線を利用するため通信品質が高い
公式サイト
乗り換え時の違約金を100,000円まで負担!
ソフトバンク、ワイモバイル利用者ならさらに安く使える!
フレッツ光の回線を利用するため通信品質が高い
公式サイト
3年プランを選択すれば工事費が無料に!
au、UQモバイル、ビッグローブのスマホを利用中ならさらに割引きが入る
フレッツ光の回線を利用するため通信品質が高い
公式サイト
ドコモ光_ロゴ格安光回線の中では人気度No.1!※
高性能な無線ルーターがレンタル無料!
ドコモ光利用者ならさらに割引きが入る
公式サイト

もっと詳しくおすすめの光回線が見たいという方は以下の記事もチェックしてみてください。

目次

光回線とは?気になる仕組みと料金を解説

自宅に光回線を引けば快適に、無制限にインターネットが楽しめます。

PCでインターネットができるのはもちろんのこと、Wi-Fiルーターを使用すれば自宅ではスマホもネットにつなぎ放題に。
Wi-Fiの圏内であれば、無制限にネットを楽しめます。

光回線があれば自宅でネットを使い放題!

もちろん同時に複数を接続することも可能。家族で一緒に利用するのにも適しています

光回線が速い理由

光回線がなぜ従来の回線よりも圧倒的に速いかというと、その名の通り「光」を使ってデータのやり取りをしているからです。

具体的には、光を伝達する「光ファイバー」という繊維を使って通信しています。

光回線は「光ファイバー」でデータ通信している

「光ファイバー」は、イルミネーションにもよく使われる素材。この繊維の束によって通信しているため、高速で大容量のデータをやり取りできるのです。

光回線の大まかな仕組み・流れ

では光回線はどのような流れで私たちに提供されているのでしょうか。下の図をご覧下さい。

光回線の大まかな流れ

自宅の光回線は、「光回線業者」フレッツ光など)の基幹ビルにつながっています。
そこから「プロバイダ業者」によってインターネットに接続しています。

こうして私たちは、自宅でインターネットを利用できるのです。

プロバイダとは何か?

プロバイダは、光回線とインターネットを接続する業者のこと。

プロバイダとは

そのため光回線を利用するには、光回線業者とプロバイダ業者の2つと契約することが必須になります。

プロバイダとは

「2つ契約しなければならない」と聞くと面倒くさそうですよね。
しかし最近は、光回線とプロバイダがセットになった「光コラボ」が主流になっています。

「光コラボ」なら一つの契約でOK

光コラボとは、プロバイダ業者が光回線のサービスとプロバイダをセットで提供してくれるサービスのこと。

「光コラボ」で契約が簡単に!

「光コラボ」の光回線はNTTフレッツのものなので、通信の品質はまったく問題ありません。

「光コラボ」はNTTフレッツ光の回線なので通信が安定している

1つの契約で、2つのサービスを受けられるため、面倒くさくありません。

2つの契約が必要な場合は光回線から選ぼう

光コラボ以外から選ぶ場合は、「光回線」と「プロバイダ」2つと契約する必要があります。
その場合は、はじめに光回線から決めるようにしましょう。

なぜなら、どの光回線を利用するかを決めれば、自動的にお得なプロバイダも決まってくるからです。

まずは光回線から決めよう!

「IPoE方式」「IPv6」って何?

光回線について調べていると、「IPoE方式」「IPv6」という単語がよく出てきます。

結論から言えば、「IPoE方式(IPv6)」は速度が安定しやすい新しい通信方式のことで、おすすめです。

IPoE方式(IPv6)とは?

通信方式の違いについて

インターネットの通信方式には、いわゆる「従来式」「新しい方式」の2種類があります。

2種類の通信方式

【※補足】
正確には、PPPoE方式はIPv6にも対応しています。しかし、PPPoE方式だとIPv6の場合でも遅い通信方式になります。
一方IPoE方式は速い通信方式ですがIPv6のみに対応しており、IPv4には非対応。ここでは分かりやすく整理するため、「PPPoE方式=IPv4」「IPoE方式=IPv6」として解説しています。

従来の通信方式は混雑しやすかった!

従来の「PPPoE方式(IPv4)」では、光回線業者とプロバイダとの接続部分が混雑しやすいという問題がありました。

PPPoE方式(IPv4)は光回線業者とプロバイダの接続部分が混雑しやすい

これが、光回線の通信速度が最近遅くなっている原因になっています。

新しい通信方式は「混雑しやすいポイント」を避けて通れる

新しい通信方式「IPoE方式(IPv6)」は、ひとことで言えば「混雑しやすい接続部分を避けて通れる技術」です。

IPoE方式(IPv6)は混雑しない道を通れる

IPoE方式(IPv6)を利用するには?

IPoE方式(IPv6)に対応している光回線・プロバイダと契約すれば利用できます。別途オプション料が発生する場合もありますが、無料対応のところも多いのでチェックしてみてください。

おすすめのIPoE方式(IPv6)対応の光回線

光回線公式詳細
NURO光公式へ詳細へ
excite MEC光公式へ詳細へ
ソフトバンク光公式へ詳細へ
ドコモ光公式へ詳細へ
ビッグローブ光公式へ詳細へ

IPv6対応でおすすめの光回線をお探しならこちらもチェックしてみてください。

光回線の利用に必要な費用とは?

光回線を利用するには以下の費用が必要です。

光回線の利用に必要な費用(相場)

必要費用相場
初期費用初回登録費用0~3,300円
工事費用15,000円~30,000円
維持費
(毎月)
基本料金
(プロバイダ料含む)
4,000円~5,500円
機器のレンタル料0円~500円

工事費は一括で払うことも可能ですし、分割で支払うことも可能です。
またマンションの場合ははじめから光回線が入っていて、工事が不要な場合も多くあります。

解約条件についてもおさえておこう

多くの光回線は「契約期間」を設けており、期間内の解約は違約金が発生します。

契約期間中に解約すると違約金が発生する
  • 契約期間・・・2~3年ほどが多い
  • 解約金・・・10,000円~20,000円ほど

中には契約の縛りのない光回線もあります。
excite MEC光は縛りがないのでおすすめです。

光回線と他のインターネット回線の違いとは?

他のインターネット回線と、光回線を比較してみましょう。下記比較表をご覧ください。

スクロールできます
光回線モバイル回線CATV(ケーブルテレビ)ADSL
おすすめ度
月額相場4,000円~5,500円3,500円~4,500円5,500円~6,000円2,000円~5,000円
最高速度非常に速い
(1Gbps)
速い
(750mbps)
普通
(300mbps)
遅い
(10mbps) 
通信制限無制限制限あり無制限無制限
持ち運び不可不可不可
工事必要不要必要必要
こんな人に
おすすめ
自宅で快適にネットを楽しみたい。
無制限でたくさん動画を見たい。
動画投稿や、オンラインゲームをする。
スマホとセット割で料金をおさえたい。
工事無しで手軽にネットをつなぎたい。
ルーターを持ち運んで外出先でもWi-Fiを使いたい。
(※通信制限のないタイプもある)
ケーブルテレビとセットにして料金をおさえたい。とにかく安ければ通信品質や通信速度は問わない。
(※ADSLのサービスは2023年1月に廃止予定)

上記回線の中でも、おすすめは「光回線」と「モバイル回線」
「CATV回線」は、最高通信速度が遅いわりに高いですし、「ADSL」はもうじき終了するサービスです。

どの回線を選ぶかは、大体次のように考えればOKです。

どの回線を選ぶのがいいの?

光回線のメリット・デメリット

他の回線との比較を踏まえ、光回線のメリット・デメリットを見てみましょう。

光回線のメリット

光回線のメリット
  • 圧倒的に速く、安定的に通信できる。
    データ通信の「上り速度」も速いため、動画投稿やオンラインミーティング、オンラインゲームに最適です。
  • 毎月定額で無制限に通信できる。
  • 電話回線よりも安い「光電話」が利用可能。
    固定電話の料金を、毎月500円ほど安くできます。

光回線のデメリット

光回線のデメリット
  • 他の回線よりも料金が高め。
    ただし、キャッシュバックや割引を正しく使えば安く使うことも可能です。
  • 開通工事が必要。/持ち運びできない。
    ただしモバイル回線以外は同様のデメリットを持つため、光回線のみの欠点ではありません。
  • 契約期間中に解約すると違約金がかかる場合も。

ちなみに光回線の工事は早くても1~2週間、通常1ヶ月程度を見ておいたほうがいいとでしょう。

モバイル回線のメリット・デメリット

モバイル回線のメリット

モバイル回線のメリット
  • 開通工事無しで簡単にインターネットにつなげることができる。
  • 光回線よりも若干安い。
  • 外に持ち運んで利用できる。

モバイル回線のデメリット

モバイル回線のデメリット
  • 通信速度・安定性は光回線には劣る。
  • 通信制限のあるものが多い。

CATV(ケーブルテレビ)とADSLのメリット・デメリット

上で触れた通り、当サイトではCATV回線とADSL回線はおすすめしません。
参考までにメリット・デメリットを軽く紹介しておきます。

CATV回線のメリット
  • CATVとセットで契約するとお得になる
CATV回線のデメリット
  • CATVとセットじゃないと割高
  • 通信速度が遅い
  • 開通工事が必要
ADSLのメリット
  • 料金が安い
ADSLのデメリット
  • 回線速度が遅い
  • 開通工事が必要
  • 2023年にサービスが終わる

光回線はこんな人におすすめ/おすすめじゃない

ここまでの内容から「光回線がどんな人におすすめで、どんな人におすすめじゃないか」をまとめました。

光回線が「おすすめの人」「おすすめじゃない人」はこんな人
光回線はこんな人におすすめ
光回線はこんな人におすすめじゃない
  • 自宅で快適にネットを楽しみたい。
  • 無制限でたくさん動画を見たい。
  • 動画視聴・投稿や、オンラインゲームをする。
  • とにかく安さを重視する。
  • 自宅外でもWi-Fiを利用したい。
  • 自宅でPCを使わないし、動画やゲームも利用しない。
  • 近々引っ越しをする予定がある。
    →解約金がかからないタイプの光回線ならおすすめ。

光回線の選び方

光回線は非常に料金システムが複雑です。プロバイダ料金があったり、戸建ての光回線マンションの光回線で料金が違っていたり。

しかし、光回線選びはシンプルに考えた方がうまくいきます。

「光回線の選び方」の要点を5枚のスライドにまとめたのでご覧ください。

お得な光回線の選び方

お得な光回線の選び方①光回線の料金体系はややこしい!
お得な光回線の選び方②「割引き」「キャンペーン」でもっとややこしい!
お得な光回線の選び方③目先の「割引き」「キャンペーン」にだまされてはダメ!
お得な光回線の選び方④「スマホセット割」はおまけ程度に考えよう!
お得な光回線の選び方⑤安い光回線の見つけ方【4つのポイント】

この「安い光回線の見つけ方【4つのポイント】」に基づき、当サイトで厳選したおすすめの光回線がこちらです。

【2021年3月】おすすめ光回線トップ5

【第1位】NURO光

\格安で超高速の光回線

NURO光
月額料金戸建て5,217円
集合住宅5,217円
6年間の
実質料金
戸建て348,924円
集合住宅348,924円
対応エリア関東、関西ほか
評価人気度(4.5)
口コミ評価(3.9)
回線速度(5.0)
【特徴】
最大通信速度が他社の2倍(2Gbps)!
しかもトップクラスに安い!
ソフトバンク利用者はさらに割引が入る
対応エリアは限られているため注意
集合住宅の場合、他社の方が安いためお得度は下がる
公式サイトへ

【第2位】excite MEC光

マイナーだけど「とにかく安い」

excite MEC光
月額料金戸建て4,950円
集合住宅3,850円
6年間の
実質料金
戸建て350,196円
集合住宅251,532円
対応エリア全国
評価人気度(3.0)
口コミ評価(4.0)
回線速度(4.5)
【特徴】
マイナーな光回線でもいいから「とにかく安くしたい」という方におすすめ!
最低利用期間の縛りなし、解約金も不要!
フレッツ光の回線を利用するため通信品質が高い
公式サイトへ

【第3位】ソフトバンク光

良心的な条件で高額なキャッシュバック!

ソフトバンク光
月額料金戸建て5,720円
集合住宅4,180円
6年間の
実質料金
戸建て359,140円
集合住宅258,260円
対応エリア全国
評価人気度(5.0)
口コミ評価(3.7)
回線速度(4.5)
【特徴】
乗り換え時の違約金を100,000円まで負担!
ソフトバンク、ワイモバイル利用者ならさらに安くつかえる!
フレッツ光の回線を利用するため通信品質が高い
公式サイトへ

【第4位】ビッグローブ光

3年プランで工事費無料!

ビッグローブ光
月額料金戸建て5,478円
集合住宅4,378円
6年間の
実質料金
戸建て362,716円
集合住宅304,516円
対応エリア全国
評価人気度(4.5)
口コミ評価(4.1)
回線速度(4.5)
【特徴】
3年プランを選択すれば工事費が無料に!
au、UQモバイル、ビッグローブのスマホを利用中ならさらに割引きが入る
フレッツ光の回線を利用するため通信品質が高い
公式サイトへ

【第5位】ドコモ光×GMOとくとくBB

\人気度No.1の格安光回線

ドコモ光
月額料金戸建て5,720円
集合住宅4,400円
6年間の
実質料金
戸建て399,640円
集合住宅304,600円
対応エリア全国
評価人気度(5.0)
口コミ評価(3.9)
回線速度(4.5)
【特徴】
格安光回線の中では人気度No.1!
高性能な無線ルーターがレンタル無料!
ドコモのスマホを利用しているなら、さらに割引きが入る
公式サイトへ

※当サイト調べ。フレッツ光をのぞく格安光回線で利用者数1位。

もっといろんな光回線をチェックしたいという方はこちらのページもぜひ参考にしてみてください!

速い光回線の見つけ方は?

速い光回線はどうやって見つければいいのでしょうか?

結論から言ってしまうと、
「まずNURO光を検討する。対応エリア外なら、光コラボ系を選ぶ」
ということになります。

速い光回線はこうやって選ぼう!

速い光回線の見つけ方は下記の通り。

速い光回線の見つけ方
  • 「IPoE方式(IPv6)」に対応しているかをチェック
  • 2Gbps回線を選ぶ

「IPoE方式(IPv6)」に対応しているかをチェック

「IPoE方式(IPv6)」に対応している方が通信速度は速くなります。
くわしくはこの記事前半の(「IPoE方式」「IPv6」って何?)をお読みください。

当サイトがおすすめする5社はすべてIPoE方式(IPv6)対応の光回線なので、この点で心配はありません。

2Gbps回線を選ぶ

通信速度の速さにこだわりたいなら2Gbpsの光回線がおすすめ。

2Gbps光回線なら、通常の最大速度の2倍!
2Gbps回線が速い理由
  • 利用者の少ない「ダークファイバ―」だから回線が混みあわない。
  • 「GPON」という特殊な技術を使うことで、下り速度最大2Gbpsを実現している。

細かい説明は省きますが、「普通のNTT回線や電力会社の回線と比べると格段に速い」ということは確かです。

実はまだ日本では2Gbps回線はメジャーではなく、利用できるエリアも限定的。現状おすすめできるのはNURO光のみです。

NURO光の詳細を見る

\格安で超高速の光回線

NURO光
月額料金戸建て5,217円
集合住宅5,217円
6年間の
実質料金
戸建て348,924円
集合住宅348,924円
対応エリア関東、関西ほか
評価人気度(4.5)
口コミ評価(3.9)
回線速度(5.0)
【特徴】
最大通信速度が他社の2倍(2Gbps)!
しかもトップクラスに安い!
ソフトバンク利用者はさらに割引が入る
対応エリアは限られているため注意
集合住宅の場合、他社の方が安いためお得度は下がる
公式サイトへ

実際の通信速度はエリアや環境によっても左右され使ってみないと分からないことが多いです。そのため実測値を見ることが重要です。

以下のページでは実測値をベースに速度が速い光回線を紹介しています。

まとめ

光回線について基礎知識を解説してきました。
昔はADSL回線が主流でしたが、今ではすっかり光回線が主流になりました。

光回線は一度契約するとそう簡単に変えられるものではないので、よく検討した上で選ぶようにしましょう。

この記事を書いた人

エリスグッド編集部では『選りすぐりのモノを紹介する』ことをコンセプトに様々な商品やサービスを比較・検証。本当にオススメできるものだけを紹介している。
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